◆−白雪姫?5−羅紗(8/1-11:17)No.3753 ┗白雪姫?6−羅紗(8/1-11:19)No.3754 ┗Re:お疲れ様でした〜☆−風和(8/1-22:42)No.3764 ┗Re:お疲れ様でした〜☆−羅紗(8/2-08:24)No.3778
3753 | 白雪姫?5 | 羅紗 | 8/1-11:17 |
やっと書けました。最後まで全部! と言うことで一気に載せちゃいます。 それではどうぞv =*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 「さて、どーすっかな。」 彼らを送り出したあと、白雪姫はすっかり暇になってしまいました。 家事一般はすべて終わっています。 ここでパイの一つでも作れば時間つぶしにちょうどいいのですが、お菓子なんぞ作ったことのない白雪姫には無理な話です。 かといって、寝る事もできません。目が覚めたばかりだからです。 一度完全に目を覚ましてしまうと眠るのが難しいのは賢明な読者の方々ならおわかりになると思います。 「ん〜……薪でも割っとくか。」 白雪姫はのほほんと外にでました。そして薪割り場まで来ると掛けてあった斧をとりました。そして薪を割ろうと振り上げた瞬間。 「こんにちは(はぁと)」 「うわぁぁぁぁっっ!!」 白雪姫は驚きのあまり斧を取り落としてしまいました。 そして振り返る先に、怪しい人影が立っていました。 上から下まですべて黒で統一され、顔も体もすっぽりと隠されています。 おかげで後ろから見ると台所在住の某奥様の敵に見えるかもしれません。 「な……。」 「怪しい者じゃありませんよ。謎のリンゴ売りです(はぁと)」 謎のリンゴ売りはどこからか取り出した真っ赤なリンゴを手ににっこり笑いました。 白雪姫は不思議そうに尋ねました。 「リンゴ売り?妃じゃないのか?」 一瞬。何とも言えない空気が漂いました。 「どぉぉぉぉしてそこでばらすんですかぁぁぁぁっ! ここは白雪姫がなんにも気づかずにこの美味しそうだけど実は毒が入っちゃってるリンゴを食べる場面じゃないですか!!」 「いや、そーいわれても……ていうか……毒?」 「まぁ、そのあたりは置いておいて。」 「いや、毒入って……。」 「それにしてもどうして僕が妃だってわかったんですか?雰囲気だって変えてたはずなんですけど。」 少々強引でしたが、白雪姫は誤魔化されたようです。 「ん〜……何となく……。」 「な……何となくって……。」 妃はショックを受けたようです。 「そんな。獣神官の僕のこの変装を“何となく”で見破るなんて……さすがガウリイさん。やはり野生のカンは侮れませんね……。」 ぶつぶつ呟く妃の横で白雪姫は困ったように頬をかきました。 「ところで白雪姫さん。このリンゴ、いりませんか?今なら試供品によりお安くしておきますよ。」 「でもさっきそれ毒が入っているって……。」 ……… 「が、ガウリイさんが!さっきのことを覚えているぅぅぅっ!?」 「おひ……。」 はう。 妃はため息をつくとリンゴを磨きました。 「ということは、僕のリンゴを素直に食べてはくれないんですね。」 「毒が入ってるんならなぁ……。」 「わかりました。ではこうします。」 妃はやはりにっこりと笑いました。 「な!?」 白雪姫のまわりに黒い霧がうまれ、白雪姫にまとわりつきました。 白雪姫はもがきますが、振り払っても霧はしつこくからみついてきます。 「白雪姫さん、おとなしくしてください。すぐに終わりますからね。」 「ゼロス!」 「素直に従ってくださいよ。 じゃないとこんな事までしなくちゃいけませんよ?」 ばしゅっ! 「うわぁぁぁぁっっ!!」 白雪姫の足に突如現れた黒い錐が突き刺さります。 「はいはい、おとなしくしてくださいね。 今日はあんまりのんびり出来ないですから。すぐに退散しちゃいましょう。」 妃はひょいと浮かぶと、白雪姫の口をこじ開けました。そしてその中にリンゴを放り込んだのです。 その上、またまたどこからか取り出したコップを傾けました。その中には水が入っており、口の中を流れていきました。 「はい、ごっくん。」 白雪姫の咽が動いたのを確認すると、妃は指を鳴らしました。 とたんに霧が晴れ、黒い錐も消えてしまいました。 白雪姫は倒れ込みそうになる体を必死に支え、妃を睨みます。 「何を……。」 「それはもちろん。」 妃は人差し指を唇に当てました。 「秘密です(はぁと)」 そういい残すと妃の姿は消えてしまいました。 「ゼロス!」 「さようなら、白雪姫さん──永遠に。」 妃の実に楽しげなこえがあたりに響き渡りました。 と同時に、白雪姫の体は力無く倒れました。その瞳は固く閉ざされて。 |
3754 | 白雪姫?6 | 羅紗 | 8/1-11:19 |
記事番号3753へのコメント 遅かった……。」 ガラスの棺の前でゼルガディスはうなだれました。その横では王子が呆然と突っ立て居ました。 ゼルガディスはアメリア達の家を出たあと、とある事で知り合った王子を捜していたのです。 そして、とある街で食堂の全メニューを制覇している王子を見つけ、急いで連れてきたのです。 しかし、帰ってきたゼルガディス達が最初に見たものは、泣きはらしたアメリア達とガラスの中で静かに横たわる白雪姫の姿でした。 「ごめんなさい、ゼルガディスさん。ごめんなさい、リナさん……。 わたしがちゃんと……ちゃんと……。」 「アメリアのせいじゃない。」 ゼルガディスはアメリアをそっと包みました。 「アメリアのせいじゃない、俺のミスだ。妃を甘く見ていた俺の。 やつはすべてお見通しだったんだ。俺が裏切るのも、俺がここに来るのも。」 「俺達はやつの手の中で踊らされていたってわけかよ。」 ルークが小さく吐き出しました。皆、その言葉を最後に黙り込んでしまいました。 王子はしばらく白雪姫を見つめていました。と、急に虚空を睨みました。 「王子?」 「いるんでしょ?さっさとでてきなさい。」 周りが怪訝そうに首を傾げます。 「でてこない気?それならこっちにも考えがあるわよ。アメリア、メガホンかして。」 王子はメガホンをひったくると大きく息を吸い込んで叫びました。 「ガーヴのセーラー服姿!(TRY参照)」 ぴししぃっ! 「……い、いきなりなにいうんですかぁぁぁぁっっ!!」 別の意味で涙目になったアメリアの悲鳴を王子は無視しました。 「まだでてこない気!?ならもっと言うわよ!ミルガゼィアさんの……。」 「でます、でますから!それ以上はやめてくださいぃぃぃぃっっっ!!」 何もない空間が揺らめき、そこから現れたのは。 「妃!?」 皆は驚きます。その中、王子は妃に近づきその首根っこを掴みました。 「いいから吐け!ともかく吐け!さっさと吐けぇっ!!」 「いきなりなにをするんですかリナさん…と、王子さんでしたっけ? だいたい何を吐くって言うんです?」 「あんたが白クラゲ姫に食べさせた毒の解毒法よ!」 爛々と目をぎらつかせる王子に、妃はちょっと体を引きながら答えます。 「た、確かに僕が食べさせましたけど……ただで教えるってのは僕のポリシーに反しますし。」 ──悪夢の王の一片よ 世界の戒め解き放たれし 「わかりました!言います!ですからその呪文やめてください! それあたったらとっても痛いんですよぉ!」 情けない声を挙げながらも顔はにっこりの妃は首根っこをつかまれながら言いました。 「わかればよろしい。さあ、さくさくっと吐く!」 「じゃ、キスしてください。」 しぃぃぃぃぃん…… 「………………………………は?」 石像のように固まった空間の中、王子はかろうじて聞き返します。 「だから、キスしてください♪」 にっこり妃は答えました。 「冗談じゃないわよ!!なんであたしがっ!?」 「イヤならいいんですよ?」 「ぐ……」 王子の視線は妃をそのまま刺し殺せそうな雰囲気でした。 妃は実に楽しそうに王子を眺めました。 「どうします?」 周りにいる六人が緊張する中、王子と妃のにらみ合いは続きました。 と、ふいに王子から緊張感が抜けました。 「…………わかったわ。キスすればいいんでしょ。」 『おお!?』 皆が驚きと歓声を上げます。 アメリアは近くの切り株に片足を乗っけました。そして、あさっての方向に向かって叫びます。 「そーです! 愛し合う二人が呪いをとく方法と言えばただ一つ!それは、熱い……。」 「と言うことで、ゼル!あんたこいつとキスしなさい。」 間。 『でぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええ!?』 皆の顔が一様に引きつりました。 「いいいいいきなり何言い出すんですか! だいたいこのお話は最後は王子様とお姫様の愛し合うキス……。」 「だって妃(ゼロス)は『キスをしろ』とは言ったけど、『あたしが』とは言わなかったじゃない。 と言うことは、別にあたしじゃなくても誰でもいいって事でしょ?そーよね(はぁと)」 王子は首根っこを捕まれたままの妃に向かってにっこりと笑いかけました。 「そ、それは……確かにそーですけど……。」 王子の笑みに多少顔を引きつらせながらも、やはり不満げな顔で妃は答えました。 「そんなわけで。ゼル!お・ね・が・い・ね(はぁと)」 まだ固まったままのゼルガディスにも王子は笑いかけました。 「……確かにヴィジュアル的には美しいものがあるかもしれませんけど………」 「いけません!!」 猛然と王子に突っかかったのはアメリアでした。 「フィリアさん、そんなイケナイ想像はやめてください! ……確かにヴィジュアル的には問題がないかもしれませんけど………。」 「やめろよ、いいから。そんな想像は。」 寒そうに体を震わせるのはルークです。アメリアもはっと気づいたようで慌てて頭をふりました。 「ともかく!王子さんがキスをしてもらえればそれで万事解決なんです!」 「あたしは、嫌。だってあたしじゃなくてもいいのに、なんであたしがしなくちゃなんないのよ。 ゼルがどうしてもダメならルークでもいいんじゃない?」 「誰が!だいたい俺の唇はすでにミリーナの……。」 「奪ってません。」 ミリーナのすぐそばでルークはしくしくと泣き崩れていました。 「ランツもいるし……。」 「いや、俺は兄貴を慕ってはいるけど、キスは可愛い女の子としかしたくない。」 あっさりきっぱりランツは宣言しました。 「だいたいどうしてキスなんですか?」 ミリーナが妃に尋ねます。 「面白そうだったんで(はぁと)」 しぃぃぃぃぃぃいん。 「おにょれはぁぁぁぁぁぁっ!!」 「くく、苦しいですよ、王子さん。」 「やかましいっ!そんなに効いてないくせにっっ!!」 真っ赤になって王子が妃をがっくんがっくんさせます。妃は器用にも顔色を青くさせて振り回されています。 「実際、どうすれば白雪姫が目を覚ますんだ?」 どうにかこうにか口が動くようになったようで、ゼルガディスが尋ねます。 「『それは秘密です♪』ってのは、なしですよ!」 フィリアの一言に妃は寂しそうな顔をしました。どうやら言うつもりだったようです。 「……いいんですよ、いいんですよ。どーせ僕は最終巻で『後ろ姿がゴキブリ似』だの『パシリ魔族』だの言われましたよぉ。リナさんの便利なアイテムその3号にもされましたよぉ。獣神官なのに、高位魔族なのに、僕より強い方なんて数えるほどしかないのに…………。」 「だぁぁぁぁぁぁああっ!首をがくがくいわせながら愚痴るんじゃない!!」 妃は王子を無視してぐちぐち呟き続けました。だんだん某職場の愚痴に代わってきているのは、やはり上司のせいでしょうか。 「で、結局のところどうなんだ?」 すっかりいつもの調子を取り戻したゼルガディスが言います。 いい加減疲れたのか、王子は妃を振るのをやめました。 「………びっくりさせればいいんです。」 「びっくり?」 ランツが首を傾げました。 「ああ!キスをされればガウリイさん驚きますもんね、特にリナさん。」 アメリアがぽんと手を叩きました。 「あのねぇ!! ……とにかく、びっくりさせればいいのね。それじゃあ!」 すぱこぉぉぉぉぉぉんっっ!! 「ち、これじゃ起きないか。」 「リナ、いえ、王子……もう何も言いませんけどね……。」 ミリーナが疲れたようにいいました。 頭にスリッパをくらった白雪姫はやはり眠ったままです。 「やっぱりキスで起こしたほうがいいんじゃねえか?手っ取り早いし。」 「じゃあ、あんたがキスすんのね。」 「だから俺のはミリーナの…………ササゲもんだ!」 「いりません。」 ルークの背中に何とも言えない哀愁が漂いました。 「スリッパで起きなんなら、これでいくわ。」 そういうと、王子は棺から離れて…… 「インバーススペシャルトゥ……!」 「だ、ダメです!それじゃあ、白雪姫さんが本当に死んじゃいますぅぅっ!」 アメリアが王子に必死でしがみつきます。 「もっとおとなしい起こし方があるだろう!驚かせるだけなんだから!!」 ゼルガディスも一緒に王子を羽交い締めにします。 「………………………わかったわよ。」 『本当(です)か?』 王子の言葉に皆が疑わしそうな目を向けます。 「本当よ!とにかく驚かせればいいんでしょ。起きたくなるように。」 王子はアメリアとゼルガディスをふりほどくと、白雪姫に近寄りました。 そして耳元で何かをささやきました。 その声は小さく、他の誰にも聞こえませんでした。 しかしその一瞬の間のあと、なんと白雪姫が飛び起きたのです。 『白雪姫(さん)!!』 皆は大喜び。しかし白雪姫は辺りを大慌てで見回しています。少々顔色が悪いのは果たして寝ていたからだけでしょうか? 「おはよ。あんたもいい身分になったものね。昼間っからぐうすか寝ているんだから。」 「へ?」 白雪姫は驚いて王子の方を見ました。 「感謝しなさいよ、あんたをたたき起こしてあげたんだから。」 「……誰だっけ?」 ぴししぃっ! あたりが凍り付いたのはいうまでもありません。 「じょ、冗談だよ。いくら何でもオレがおまえを忘れるわけないだろ?」 「あんたがいうと全然冗談にきこえんのじゃ!! ったく。心配して損したじゃない。」 青筋をさりげなく立てて王子はため息をつきました。しかし、白雪姫はにこにことして言います。 「おまえさん、オレを心配してくれたんだ。」 王子はきょとんとした後、一瞬にして顔が真っ赤になりました。 「なななな何言い出すかなあんたは!あれは言葉のあやよ、あや!!」 「ふぅぅぅぅぅぅん。」 真っ赤になっていいわけをする王子を前に、白雪姫はにやにやとしています。 「そ、そうよ!あんたが約束破ったから、あたしが無駄足になったのを心配……そうよ。」 不意に王子の声のトーンが落ちました。 「あんた。森に行くなら行くでちゃんとあたしに言いなさいよ。おかげであたしがどんな目にあったと思う? あの森ってただでさえな○○じが多いのよ!あんたが頼むから仕方なくあたしが行ってあげてたのに、あんたが約束破るとはどーいう用件かしら?」 王子の視線に白雪姫の顔に汗が一筋流れ落ちました。 「あ、あはははは……。」 「ふふふふふふ……。」 乾いた笑いがあたりを漂います。 「とりあえず王子さん。僕はこれ以上お役に立てそうにないのでこの辺で……。」 「ちょっとまった。」 王子は白雪姫から目を離さずに言いました。 「まだ何かあるんですか?」 「手紙、姉ちゃんから預かってきたから。絶対に読むこと。」 妃の顔色が瞬時に変わりました。王子が差し出した手紙を凝視していましたが、とりあえず受け取りました。 「わかりました。では。」 そういうと妃の姿は宙にかき消えてしまいました。 「さて。とりあえず白雪姫には約束破った罰として、これから一年間あたしにつきあってもらいましょうか。」 『え?』 皆が王子を見ます。 「あたしはまた旅に出るから。あんたもつきあいなさいよ!」 白雪姫は惚けた顔で王子を凝視します。 「本当にいいのか?」 「何が。」 「いや、オレ、本当に一緒に行っても……。」 「あったりまえでしょ!」 王子のウィンクに白雪姫は破顔しました。 「ちょっとまて。妃は放っておくのか?」 「そうですよ。また白雪姫さんを狙ってくるかもしれませんよ。」 ゼルガディスとアメリアが心配そうに言います。 「大丈夫(はぁと)。そのあたりは姉ちゃんが何とかしてくれるってさ。」 「大丈夫なのかよ、おまえの姉ちゃん。」 ルークが尋ねます。 「大丈夫よ。………あたしの姉ちゃんがそう簡単にやられるなんて思えないわ………。」 「まあ、おまえの姉ちゃんだしな。」 ランツがうなずきます。 「じゃ、そういうことで、行くわよ!」 「へ?もうか?」 「当たり前でしょ!あたしお腹がすいてるの。これから一週間はあんたのおごりですからね。覚悟してなさい!」 「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええ!」 「何よ。文句あるの?」 「………ないです。」 こうして白雪姫と王子は仲良く森をあとにしましたとさ。 END |
3764 | Re:お疲れ様でした〜☆ | 風和 E-mail URL | 8/1-22:42 |
記事番号3754へのコメント どうもv風和デス。 お疲れ様でした・・・これでお終いなんですね『白雪姫?』・・・ さみしい・・・しくしく。 なにはともあれ読ませていただきましたv >そして、とある街で食堂の全メニューを制覇している王子を見つけ、急いで連れてきたのです。 うあ。 リナだ・・・。 さすがリナ。王子でもリナ。 とガラスの中で静かに横たわる白雪姫の姿でした。 >「ごめんなさい、ゼルガディスさん。ごめんなさい、リナさん……。 >わたしがちゃんと……ちゃんと……。」 >「アメリアのせいじゃない。」 >ゼルガディスはアメリアをそっと包みました。 >「アメリアのせいじゃない、俺のミスだ。妃を甘く見ていた俺の。 >やつはすべてお見通しだったんだ。俺が裏切るのも、俺がここに来るのも。」 きゃああああっvv ゼルガディス素敵素敵ですぅv やさしいし・・・vvv ・・・アメリアいいなぁ。(羨まし気) >「ガーヴのセーラー服姿!(TRY参照)」 >ぴししぃっ! がふっ!!!!!!!(吐血) こふっ!こふこふこふっ!!(咳) ぜーっ・・・ぜーっ・・・(ダメージ) >「まだでてこない気!?ならもっと言うわよ!ミルガゼィアさんの……。」 きゃああああああああああああああああっ!!! もぉ止めてリナちゃんっ!!(叫) >「あんたが白クラゲ姫に食べさせた毒の解毒法よ!」 白クラゲ姫・・・!!(爆笑) >「じゃ、キスしてください。」 >しぃぃぃぃぃん…… >「………………………………は?」 >石像のように固まった空間の中、王子はかろうじて聞き返します。 わーvv やっぱちゅーは王道ですよねv >「…………わかったわ。キスすればいいんでしょ。」 >『おお!?』 >皆が驚きと歓声を上げます。 おおおおっ!!! よし!行けリナちゃんっ!そこだやれっ!!(ヒートアップ) >「と言うことで、ゼル!あんたこいつとキスしなさい。」 ・・・・・・・・・・・・(汗) >間。 ・・・この表現(?)大好きですーvvv(笑) >「だって妃(ゼロス)は『キスをしろ』とは言ったけど、『あたしが』とは言わなかったじゃない。 >と言うことは、別にあたしじゃなくても誰でもいいって事でしょ?そーよね(はぁと)」 あ・・・な・・・ナルほど・・・ 言われて見ればたしかに。 >「そんなわけで。ゼル!お・ね・が・い・ね(はぁと)」 うあ。ヒドイ・・・。 >「……確かにヴィジュアル的には美しいものがあるかもしれませんけど………」 フィリア・・・ や○い好き?(ヲイ) >「いけません!!」 >猛然と王子に突っかかったのはアメリアでした。 >「フィリアさん、そんなイケナイ想像はやめてください! >……確かにヴィジュアル的には問題がないかもしれませんけど………。」 問題ないのでしょーか・・・?? う〜〜〜ん・・・(悩) >ゼルがどうしてもダメならルークでもいいんじゃない?」 >「誰が!だいたい俺の唇はすでにミリーナの……。」 >「奪ってません。」 >ミリーナのすぐそばでルークはしくしくと泣き崩れていました。 きつ。ミリーナってばきつ。 >「……いいんですよ、いいんですよ。どーせ僕は最終巻で『後ろ姿がゴキブリ似』だの『パシリ魔族』だの言われましたよぉ。リナさんの便利なアイテムその3号にもされましたよぉ。獣神官なのに、高位魔族なのに、僕より強い方なんて数えるほどしかないのに…………。」 言われてましたv ゼロスも色々大変だわさ。 悲しい中間管理職。 戦うサラリーマン。頑張れゼロス。 >「ああ!キスをされればガウリイさん驚きますもんね、特にリナさん。」 そりゃね・・・・(v) >「やっぱりキスで起こしたほうがいいんじゃねえか?手っ取り早いし。」 >「じゃあ、あんたがキスすんのね。」 >「だから俺のはミリーナの…………ササゲもんだ!」 >「いりません。」 きつ。やっぱしミリーナきつ。 >「インバーススペシャルトゥ……!」 >「だ、ダメです!それじゃあ、白雪姫さんが本当に死んじゃいますぅぅっ!」 >アメリアが王子に必死でしがみつきます。 白雪姫、ピンチ。 >「本当よ!とにかく驚かせればいいんでしょ。起きたくなるように。」 >王子はアメリアとゼルガディスをふりほどくと、白雪姫に近寄りました。 >そして耳元で何かをささやきました。 >その声は小さく、他の誰にも聞こえませんでした。 何言ったんだぁぁぁぁぁっ!!! わー・・・すっごいきにナル・・・ 何いった、何いったんだリナ・・・(妄想中) >しかしその一瞬の間のあと、なんと白雪姫が飛び起きたのです。 >『白雪姫(さん)!!』 >皆は大喜び。しかし白雪姫は辺りを大慌てで見回しています。少々顔色が悪いのは果たして寝ていたからだけでしょうか? ・・・・(汗) >「おまえさん、オレを心配してくれたんだ。」 >王子はきょとんとした後、一瞬にして顔が真っ赤になりました。 >「なななな何言い出すかなあんたは!あれは言葉のあやよ、あや!!」 >「ふぅぅぅぅぅぅん。」 >真っ赤になっていいわけをする王子を前に、白雪姫はにやにやとしています。 うふふふふ・・・・vv ラブコメですね・・・vvv >「大丈夫よ。………あたしの姉ちゃんがそう簡単にやられるなんて思えないわ………。」 >「まあ、おまえの姉ちゃんだしな。」 >ランツがうなずきます。 なるほど。 あの姉ちゃんだし。 >「じゃ、そういうことで、行くわよ!」 >「へ?もうか?」 >「当たり前でしょ!あたしお腹がすいてるの。これから一週間はあんたのおごりですからね。覚悟してなさい!」 >「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええ!」 >「何よ。文句あるの?」 >「………ないです。」 ・・・・がんばれ〜まけ〜んな〜ちぃ〜から〜のか〜ぎり〜い〜きて〜やれ〜(汗) >こうして白雪姫と王子は仲良く森をあとにしましたとさ。 > >END あ〜すっごくおもしろかったです〜vv なんか、設定はかわってもキャラらしさが生きててv 羅紗さんブラボーですv(殴) 楽しませていただきましたv ・・・ああ・・・これでお終いなんですね・・・(悲) お疲れ様でしたv 次のお話を楽しみにしてますvv(図々しい) でわ。風和でしたv |
3778 | Re:お疲れ様でした〜☆ | 羅紗 | 8/2-08:24 |
記事番号3764へのコメント > どうもv風和デス。 >お疲れ様でした・・・これでお終いなんですね『白雪姫?』・・・ >さみしい・・・しくしく。 > なにはともあれ読ませていただきましたv いつもいつもありがとうございます♪ やっと終わってほっとしています。 >>そして、とある街で食堂の全メニューを制覇している王子を見つけ、急いで連れてきたのです。 > うあ。 >リナだ・・・。 >さすがリナ。王子でもリナ。 これこそリナ。 >とガラスの中で静かに横たわる白雪姫の姿でした。 >>「ごめんなさい、ゼルガディスさん。ごめんなさい、リナさん……。 >>わたしがちゃんと……ちゃんと……。」 >>「アメリアのせいじゃない。」 >>ゼルガディスはアメリアをそっと包みました。 >>「アメリアのせいじゃない、俺のミスだ。妃を甘く見ていた俺の。 >>やつはすべてお見通しだったんだ。俺が裏切るのも、俺がここに来るのも。」 > きゃああああっvv >ゼルガディス素敵素敵ですぅv > やさしいし・・・vvv >・・・アメリアいいなぁ。(羨まし気) 今回ゼルがでばってました。かっこいいゼル目白押し。 >>「ガーヴのセーラー服姿!(TRY参照)」 >>ぴししぃっ! > がふっ!!!!!!!(吐血) >こふっ!こふこふこふっ!!(咳) > ぜーっ・・・ぜーっ・・・(ダメージ) > >>「まだでてこない気!?ならもっと言うわよ!ミルガゼィアさんの……。」 >きゃああああああああああああああああっ!!! > もぉ止めてリナちゃんっ!!(叫) 想像したくない一品ですね。 >>「じゃ、キスしてください。」 >>しぃぃぃぃぃん…… >>「………………………………は?」 >>石像のように固まった空間の中、王子はかろうじて聞き返します。 > わーvv >やっぱちゅーは王道ですよねv 普通は王道。でも私にかかれば……・。 >>「…………わかったわ。キスすればいいんでしょ。」 >>『おお!?』 >>皆が驚きと歓声を上げます。 >おおおおっ!!! > よし!行けリナちゃんっ!そこだやれっ!!(ヒートアップ) > >>「と言うことで、ゼル!あんたこいつとキスしなさい。」 >・・・・・・・・・・・・(汗) くす♪ >>「だって妃(ゼロス)は『キスをしろ』とは言ったけど、『あたしが』とは言わなかったじゃない。 >>と言うことは、別にあたしじゃなくても誰でもいいって事でしょ?そーよね(はぁと)」 > あ・・・な・・・ナルほど・・・ >言われて見ればたしかに。 屁理屈ですけどね。 >>「そんなわけで。ゼル!お・ね・が・い・ね(はぁと)」 >うあ。ヒドイ・・・。 非道リナちゃん。 >>「……確かにヴィジュアル的には美しいものがあるかもしれませんけど………」 >フィリア・・・ > や○い好き?(ヲイ) > >>「いけません!!」 >>猛然と王子に突っかかったのはアメリアでした。 >>「フィリアさん、そんなイケナイ想像はやめてください! >>……確かにヴィジュアル的には問題がないかもしれませんけど………。」 >問題ないのでしょーか・・・?? > う〜〜〜ん・・・(悩) 金と銀できれーかなーと(汗)。 >>ゼルがどうしてもダメならルークでもいいんじゃない?」 >>「誰が!だいたい俺の唇はすでにミリーナの……。」 >>「奪ってません。」 >>ミリーナのすぐそばでルークはしくしくと泣き崩れていました。 >きつ。ミリーナってばきつ。 そのきつさがミリーナたるところ。 >>「ああ!キスをされればガウリイさん驚きますもんね、特にリナさん。」 >そりゃね・・・・(v) 道理ですな。 >>「やっぱりキスで起こしたほうがいいんじゃねえか?手っ取り早いし。」 >>「じゃあ、あんたがキスすんのね。」 >>「だから俺のはミリーナの…………ササゲもんだ!」 >>「いりません。」 >きつ。やっぱしミリーナきつ。 そのきつさ(以下略)。 >>「本当よ!とにかく驚かせればいいんでしょ。起きたくなるように。」 >>王子はアメリアとゼルガディスをふりほどくと、白雪姫に近寄りました。 >>そして耳元で何かをささやきました。 >>その声は小さく、他の誰にも聞こえませんでした。 >何言ったんだぁぁぁぁぁっ!!! > わー・・・すっごいきにナル・・・ >何いった、何いったんだリナ・・・(妄想中) くすくすくす♪ >>しかしその一瞬の間のあと、なんと白雪姫が飛び起きたのです。 >>『白雪姫(さん)!!』 >>皆は大喜び。しかし白雪姫は辺りを大慌てで見回しています。少々顔色が悪いのは果たして寝ていたからだけでしょうか? >・・・・(汗) 気にしないでぇ。 >>「おまえさん、オレを心配してくれたんだ。」 >>王子はきょとんとした後、一瞬にして顔が真っ赤になりました。 >>「なななな何言い出すかなあんたは!あれは言葉のあやよ、あや!!」 >>「ふぅぅぅぅぅぅん。」 >>真っ赤になっていいわけをする王子を前に、白雪姫はにやにやとしています。 >うふふふふ・・・・vv > ラブコメですね・・・vvv そーですね。 >>「大丈夫よ。………あたしの姉ちゃんがそう簡単にやられるなんて思えないわ………。」 >>「まあ、おまえの姉ちゃんだしな。」 >>ランツがうなずきます。 > なるほど。 >あの姉ちゃんだし。 そうそう。 >>「じゃ、そういうことで、行くわよ!」 >>「へ?もうか?」 >>「当たり前でしょ!あたしお腹がすいてるの。これから一週間はあんたのおごりですからね。覚悟してなさい!」 >>「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええ!」 >>「何よ。文句あるの?」 >>「………ないです。」 >・・・・がんばれ〜まけ〜んな〜ちぃ〜から〜のか〜ぎり〜い〜きて〜やれ〜(汗) 哀れガウ。 >>こうして白雪姫と王子は仲良く森をあとにしましたとさ。 >> >>END > あ〜すっごくおもしろかったです〜vv >なんか、設定はかわってもキャラらしさが生きててv > 羅紗さんブラボーですv(殴) >楽しませていただきましたv > ・・・ああ・・・これでお終いなんですね・・・(悲) >お疲れ様でしたv > 次のお話を楽しみにしてますvv(図々しい) >でわ。風和でしたv 感想、ありがとうございました。こんなに喜んでいただけて、幸いです。 白雪姫?はここで終わりです。また新しい話を思いついたら投稿したいです。 童話シリーズのネタはあるんですが、まだ書いてないんです……。 はあ。 では、羅紗でした☆ |