◆−2つの告白1、2〜ゼルリナです。かなり長いです!めんなさい〜−かみや はるか(8/19-23:42)No.3993
 ┣2つの告白3、4−かみや はるか(8/19-23:51)No.3994
 ┣2つの告白5−かみや はるか(8/20-00:03)No.3996
 ┃┣ゼルリナだぁぁぁぁ!!!(喜×☆)−どみこ(8/20-17:38)No.4011
 ┃┃┗Re:ありがとうございます!!!−かみや はるか(8/20-23:57)NEWNo.4018
 ┃┗Re:2つの告白−一坪(8/21-07:08)NEWNo.4023
 ┃ ┗Re:2つの告白−かみや はるか(8/22-01:16)NEWNo.4046
 ┗2つの告白 最終回−かみや はるか(8/22-00:52)NEWNo.4044
  ┗ああ・・・(ラヴラヴ)−どみこ(8/22-21:11)NEWNo.4065


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39932つの告白1、2〜ゼルリナです。かなり長いです!めんなさい〜かみや はるか E-mail URL8/19-23:42


こんにちは!はじめまして!
ゼル、リナの2人が好きなので、初めて小説書いてみました。
ただ、長いのでなかなかゼルリナだと分からない・・。
アメリアの話もはじめに出てくるのですが、ちゃんまとめた
つもりですが、ゼルアメの方で、それ以外ゆずれないって人は
つらいかも・・。(でも決してひどい書き方はしてませんので)
ガウリイは存在薄いです・・。
それでは〜。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜1〜
ばぁごーん!!!
「か、金目のものは全て出します!命だけはお助けを・・・!」
「ふっ、甘いわ」
っと、どどめの一発。
ーやっぱ、乙女のたまりに溜まったストレス発散には盗賊いぢめが一番
よねぇ〜。
そして、私はその盗賊団の持っていたお宝を根こそぎ奪い去ったのだった・・。


 私たちが今、泊まっている宿についたのが今日の夕方。宿の食堂で夕ごはんを食べた後、旅の疲れからか私以外の3人は早々と自分たちの部屋に戻って行った。それから日が落ち外が暗くなったのを見計らい、誰も見ていないことを確認して私はいつものごとく一人で宿を抜け出した。
 この近くで盗賊が出るっていうのはもちろん昼のうちに確認済み。久々の盗賊いぢめということと、盗賊達が意外とたくさんため込んでいたため、気を良くした私はちょっとばかし暴れてしまった。
まぁ、なにはともあれ無事に事を成し、ラッキーというところか。
「う〜ん、まぁこんなところかしらね〜。田舎の盗賊にしては割といろんなもの
ため込んでたし」
4人で旅を続けるようになって、結構経つ。が、やはり先立つものはお金。
普段から、なんでも屋のような依頼を受けたりして、旅費を稼いでいたりするのだが、てっとっりばやく稼げるこの”盗賊いぢめ”というのが私は好きなのだ。
「悪人に人権はない」これが私のモットー。世の中の常識。しかし、だからといって「自分は正義だ!」なんてどこかの正義かぶれのお姫様のアメリアのように(あっ言っちゃった)言うつもりはないが、少なくても世の中のためになる事だとは思っていないこともない。

ーさて、宿に戻るか。大きな袋も(ちろん中身はお宝)をかかえつつ(サンタさんか)私はもと来た道を引き返す。
 盗賊団のアジトが宿から離れた森の中だったとはいえ、やはり、攻撃呪文なんかをぶっ飛ばしまくったとあれば、感のいいみんなはすでに私がいないことに気づいているかもしれない。仲間は、そんな私を見て何と言うだろう・・。

ーまぁ、アメリアはガウリイのようにガミガミ言わないよね正義のミカタだから。ガウリイも、あいつが一番食費を使うのだから文句は言わせないっと。
あとは・・ゼルかぁ〜。ゼルって結構気まぐれなところあるからなぁー。
私の行動にも、もはやあきれてるって感じだし、いまさらいちいち注意しないかもしれない。まったくガウリイもゼルを見習って(?)私の乙女心というのを分かってもらいたいもんである。

 そんなことをなんとなく考えながら宿に続く街道に出て歩いていると、ちょっと離れたところで、ライティングのような明かりがちらっと見えた。
近寄ってみると、なにやら若い男女の話し声が聞える。ん?聞き覚えのあるような声のような気がした。そのまま近付いてみると、そこにいたのは・・
ーアメリアとゼル?

そう、そこにいたのは旅の仲間のアメリアとゼルガディスだった。
ーなんで、こんな2人が時間に・・・?
もしかして、私のこと気づいて探しに来ちゃったのかな・・

「やっほ〜、アメリ・・」
私は、2人に声をかけるつもりで、片手を上げようとする。
しかし、
「ゼルガディスさん!私と・・・付合って下さい!!」
私の声はアメリアのこの一言で遮られてしまった。
そして次に私が見たものは
あろうことか、ゼルに抱きついているアメリアの姿だった。
・・・・・・・・・・・・・・・
えっ、ええ〜!!


〜2〜

私の目の前で起きている、思わぬ急な展開にかなりびっくりしながら、私はその場に立ちすくしてしまった。

少しの間、硬直。
案の定、アメリアもゼルも、こちらに気づいてないらしく、2人の世界をつくっている・・・
おいおいおいおいおいおいおい。

ーなんか、私とんでもないシーンを目撃しちゃった?

それでもなんとか動けるようになった私は、とりあえず近くの茂みに隠れることにして、2人の様子を伺う。
ーしかし、アメリアもこんな夜中に逢い引きとは・・なかなかやるなぁ〜。
 感心している場合ではないと思いつつも、このまま出て行くわけにもいかず、やり場に困る私。
これって、世間一般では、のぞき・・とかいうのだろうか?
 いや、声をかけたのに気づかなかった2人が悪い!!たぶん!
とりあえず自分で納得すると、また2人の方を見てしまう・・。
別に、これがのぞきだろうと、この状況を楽しんでいるわけでは決してない(お願い信じて)。言うなれば・・そう、乙女の恥じらいというやつである。(深くは追求しないでね)

「私、ずっと前からあなたのことが・・」
ー好き。まっ、まぁね、アメリアがゼルのことをいつも気にしてたのは素振りで私も分かってたけど・・。
アメリアはそう言うと、そのままきつく抱きしめた。
 だ、大胆〜。この子こんなことするタイプだったっけ?そういや関係ないが胸もでかかったわよね。でもアメリアのそのしぐさは色っぽいとかいうより、かわいらしものだった。赤くなって下を向いている・・。アメリアらしいというべきか。

さて、お次はゼルが答える番だけど、もうここまでくれば答えは・・

「・・すまん」
アメリアとは対照的に、いたってクールなゼルの返事。

ー・・・えっ?あれっ?違うの?てっきり両想いだとばかり・・

ゼルは抱きついていたアメリアの両肩を手で押し出す感じで離れる。
アメリアも、きょとんしてゼルを見つめている。

「アメリア、お前には悪いが、俺はお前をそんな風に見たことはない。
今もそんな風には思えない。悪いな」
 さらりと突き放したような言い方。・・冷たい。そりゃゼルはいつもクールだけど、こんな時まで・・。というかいつもにまして冷たい。
 しかし、自分から告白したのだって初めてだっただろうアメリはの方は大丈夫だろうか。
 ふとそちらを見るとやはり、アメリアは下を向いている。ショック、だよね・・。

「俺から見れば、お前さんはまだまだお子様だ。仲間以上、ましてや恋愛の対象なんて思えない。・・しかし、お前のことだ、俺なんかよりいい男は、そのうち向こうの方からやってくるさ」
かちん。

アメリアは下を向いたまま、ゼルの言葉を聞いている。・・泣いているのだろうか。

ーこ〜い〜つ〜は〜!!おい、こらゼルガディス!なんちゅーことをストレートにさらりと言うのだ。ほんと何様のつもりよ、無神経にもほどがある!こいつは女心の一つも分かってなんかありゃしない。アメリアの気持ち考えたら・・だいたいあんたになんでそこまで・・。わーわーぎゃーぎゃー。私は心の中で騒ぎまくる。

「分かりました。」
・・・しかし、そんな私を知ってか知らずか(いや知らないだろうが)顔をあげ、てっきり泣いているのだとばかり思っていた肝心のアメリアの声は、なぜか明るかった。

「気持ちに答えれなくてすまんな。」
ゼルの声もさっきよりは心持ちやさしい気がする・・。あれっ?

「いえ、そんなことないです。私もちゃんと自分の気持ち伝えれることができたし、ゼルガディスさんの気持ちも分かったし・・。それだけで結構すっきりしましたから。あっごめんなさい、こんなとまで呼び出しちゃって。ありがとうございました。」
「・・・・」

ー・・・強いなこの子は。

本心なんだろう。私がアメリアの立場だったらこんなセリフ言えない。一晩中、泣いちゃうのではないだろうか。なのにアメリアは・・。
ー私が馬鹿だった。
ゼルはそんなアメリアの性格をとっくに気づいていて、あんなセリフを言ったのだろう。真っ直ぐ自分を好きと言ってくれる彼女に、情けとか、妙な中途半端な気遣いとかではなく、自分の気持ちをはっきり言うことで、彼女の誠意に答えたのだ。不器用なくせに。でも、やっぱりひどい言い方だったぞ。でも、アメリアの方もちゃっとそれが分かって・・。
 な〜んだ、結局一番子供だったのは私だったんだ。この時ばかりは2人がずっと大人っぽく見えたのだった。


3へ続く
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


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39942つの告白3、4かみや はるか E-mail URL8/19-23:51
記事番号3993へのコメント

はぁ、長いですねぇ、ごめんなさい。
ここまで読んでくれましたか、涙です。
では続きをどうぞ。


〜3〜


「ゼルガディスさん、今、好きな人がいるんですか?」
いつもの明るいアメリアの声。
だけど、その唐突な質問にゼルは答えない。

「・・そうですか、分かりました」
アメリアはす〜っと、息を吸い込むと
「ゼルガディスさんはリナさんが好きなんですね!!!」
びししっっぃと人差し指を突き出し、アメリアお決まりの
ポーズでゼルを差す。ゼルも私も目を丸くする。

「いきなりっ、なぜそうなるんだ!」
ゼルは突然のことにおどろきながら、逆に聞き返す。

「答えて下さい!その方が、はっきり言ってくれた方が
気持ちいいですから!」
ー何言ってるのよ!だからなんで私を引き出すの?
ゼルが私のこと好きなはず・・

とはいえ、私はその答えを聞くのが恐いだけなのかもしれない・・。
ーやっぱり覗きなんかするんじゃなかったな。
今更ながら後悔する。
どうせ、ゼルの返事は決まっているのだから。今ここで聞きたくはない。

「ああ、そうだ」
ゼルは今日のアメリアにはかなわないと言わんばかりにあっさり答える。
ーほらね、やっぱり。違うっ・・・・て。え?
「俺はリナが好きだ。あいつと出会った時からずっとな。」

・・・・・・・・私は自分の耳を疑った。
今、目の前で起きていることがいまいちよく分からない。
アメリアがゼルに告白して、ゼルはアメリアの告白を断って、
それで、今ゼルが好きなのは・・・私?
ぼっ
私の顔が一気に完熟トマトになった。

「リナさんかぁ〜、やっぱり。ゼルガディスさんが好きなのがリナさん
ならいいです!私じゃなかったのは少し残念でしたけど。
私は、ゼルガディスさんのこともリナさんのことも好きですから。」

「・・そうか」
アメリアにそうひとこと言ったゼルの声は、すごく優しい。
いつもクールに構えている彼のたまにみせる笑顔。

やられた。

あぁだめだ、もう、顔が見れない・・。
くそぉ〜ゼルガディスのやつ。
なぜ、そう思うのかは分からない。
だけど人の気もしらないで、歯の浮くようなセリフをさらりと先に
言ってしまったゼルに、無性に腹が立った。


〜4〜



う〜んっ〜。
私はベットに座ったまま背伸びをする。
カーテンを開けると朝の光がまぶしい。
「あぁ〜、朝かぁ〜」
あくびをひとつ。

昨日は、結局2人の前に出て行くことができず(当たり前でしょ!)
2人が帰るだいぶ後を付いて帰ってきた。
なんか、まだ昨日の疲れがとれない。
夜更かしは美容の敵。盗賊相手に遊びすぎたか・・。
それにしては、なんだか精神的に・・。
ーあれだな、やっぱり。
私は、すぐに思い当たった。
昨日はおどろきの連続だった。いまだに信じれない。夢だったのか・・。
いや、夢でないことは、この疲れと、床に置いたサンタの持っている
ような大きな、ズタ袋が物語っている。
(もちろん中にはたっぷりのお宝が)

ーしかし、夢でないとすれば、どうしよう・・。
・・いや、朝になったんだ。悩むことなんてない、
いつも通りの一日がはじまるのだ。向こうが気づいてるわけでもないし、
気にすることなんてないよね。
自分で自分に言い聞かせると、着替えて、朝ご飯を食べに下の
食堂へと下りる。

「おっはよう〜」
知った顔のあるテーブルを見つけると、空いている席、
ガウリイの隣に座ろうとする。少しのんびり起きてきた私以外、
みんなとっくにそろっており、思いおもいのことをしている。

「おう、リナ遅かったな。」
ガウリイがまだ、食べ物を口にふくんだままあいさつしてくる。
「リナさん、おはようございます!」
アメリアも、黙々と食べていた。・・いつものアメリアだ。
私はなんだかほっとする。

そして、こいつも・・
「おはっ・・」
うっっ。
目が合ったとたん、思い切り目をそらしてしまった。
これじゃぁあからさまにやばいじゃないかぁぁぁぁぁ!
いくらなんでも怪しすぎるだろぉぉぉぉ!なにやってるんだ私!!
「おはよう」
不自然に笑顔をつくりながら、それでも、周りに不信感を持たせまいと
平静をとりつくろってゼルにあいさつする。

「・・・・・ああ」
口元がひきつってたかもしれない・・私。

そして、すかさず、すぐ近くにあったメニューを開いて顔を隠してしまう。
「えっっと、何にしようかなぁ〜」
よし、ちょっときつかったけどとりあえずは自然に(?)あいさつしたぞ。
ゼルは、もう食べ終わったのだろう、食後のコーヒーなんかを飲んでいる。
ずず・・・・

ー・・・・あれ?なんか、まだこっち見てる?
だまってこちらの方をじっと見ている、ゼルの視線が気になる・・。

「おい、リナ!・・メニューさかさまだぞ。」
馬鹿だなぁ〜、といわんばかりにガウリイが横から言ってくる。
さすがに私もこれは恥ずかしい。

ゼルはなんでっ、私の態度をみて面白がっているのだろうか?

う”う”・・。ちょっとやけくそっぽいが、
「いいの!私はいつも上から頼むんだから!」
「じゃぁ、いちいちメニュー開かなくてもいいんじゃないですか?」

ずず・・・

そして私は一切黙って、黙々と食堂のメニューを食べていった。
私は早々と食事をすます。そして自分の部屋に戻るときは
どっと疲れていた。
ーはぁ〜、朝からこんなでどうするのよ。
あんなんじゃ、自分から思いっきり「意識してます」っていってる
もんじゃないじゃない。
・・・だいたい、なんで私があいつに。
このままではあいつに反応を楽しませて終わりじゃないか。
このリナ=インバースの名にかけてこれじゃ絶対だめ!ゆるさない!
よし。っと気合を入れる。
私は、思い立つとすぐに床に置いていたズタ袋をかつぎ、部屋を出た。

5へ続く
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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39962つの告白5かみや はるか E-mail URL8/20-00:03
記事番号3993へのコメント

つくづく、どへたな小説ですね・・・
リナかわいくないし、ゼルの性格なんか違うし。
では、続きです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜5〜

トントン。
軽く扉をノックしてみる。
ガチャ・・
「ああ?なんだ、お前か」
ームカ
「なっなんだとは失礼ね、かわいい女の子つかまえて」
沈黙。
ギギ・・
「ま、待っちなさいよ!」
何も言わず無言でドアを締めようとしたゼルをひっ捕まえる。
ゼルは何も言わないが口元が笑っていた。
ーちっ、絶対遊ばれてる、私!
もう、やめよう。こういうやつなんだゼルは。

「なんなんだよ、一体」
「あっ、あのね、今日ちょっと付合ってくれない!」
よし、言った!我ながら自然だ!
「・・・・・なにいばってるんだ?お前」
「っと、とにかく、街に行くの!いいからついて来て。」
「・・ああ」
なんとか、外に連れ出すことに成功した私。
「何しに行くんだ?ガウリイの旦那や、アメリアには
声かけなくていいのか?」
「ん?うん、いいの。あんたに用事があるんだから」
「用事?」
「ええ、はい、これ持って。」
そういって、私は持っていった例のズタ袋をゼルに渡す。
ジャラリ・・金貨の音、そっしてずっしりと重い重量感。
「おい、もしかしてお前・・またやったのか。」
「えへ。ばれたぁ〜」
舌をぺろっと出して笑う。

「はぁ〜、つくづくお前もあきないな。そんなに盗賊ども
をいたぶるのは楽しいか?」
「ひ、ひどいわゼル〜。あなたまで、そんなこと言うの!
ゼルだけは私の乙女ごころを分かってくれると思ったのにぃぃ〜。」
私は”よよよ・・”と言わんばかりに泣きまねをして見せる。
「そんなのを分かるつもりはないが。」
しかし、それをあっさりとかわすゼル。
ーっち、演技までつけて”うるうる”をやったのに。ノリの悪い・・。
「いいからいいから。文句言わずさっさと歩く!」

「しかし、なんでこんなことに俺が付き合わされないと
いけないいんだ。俺でなくても、ガウリイの旦那とか」
「いいじゃない、たまには。ガウリイに言うとうるさいのよね。
いろいろと」
「そりゃ、誰だって盗賊いじめを良く思うやつなんて
いないだろうさ。」
「特にあいつはねぇ〜、保護者だかなんだか、いちいち
うるさいから。」
「保護者ね。じゃぁアメリアに・・」
「あんた、女の子に持たせる気?」
「しるかぁぁ!お前の荷物だろうがこれはっ!」
「だ〜か〜ら〜、女の子に持たせるぐらいなら、はじめからあんたが
持ちなさいよ」
「・・お前な、いいかげんその性格なんとかしろよ・・。」
「なんない」
語尾にハートマークをつけて、にっと笑う。
「うん?なんかそういえば今日ゼル、よくしゃべるわよねぇ〜。」
「知るか」
「なによっ、実はデートみたいで、うれしいくせに。」
「なっ、なんで俺が・・。だいたい両替屋にいくのにデートもなにも・・」
「えっ何?ゼルってもしかして雰囲気だのシチュエーションだの、
気にするんだぁ〜。」
「・・・一人でやってろ」
スタスタと一人で行ってしまう、ゼル。遊びすぎで怒っちゃったかな。

「はい、しめて120万」
両替屋のおじちゃん。やさしそうな普通のおっちゃんなのだが、
客が小柄な私と(どう見ても子供?)、外で待っている白いフード
に包まれた、怪しさ大爆発(笑い)のゼルのせいなのか、ヤバイ金
じゃなかろうと疑っている目。まぁ、こんなこと大きな街にいくと
ザラなのだけど、田舎町だから。子供が(失礼な!)大金を持ち歩く
というのは抵抗があるのかもしれない。
「ありがとー。」
私はお金を受け取り、いちおう礼を言う。
「あっ、そうそう。最近、街道のあたりで盗賊団が頻繁に出るらしい
から気を付けて。」
おっちゃんの親切な忠告に、私も答える。
「ええ、ありがとう。」
決して自分が一人でその盗賊団を壊滅させ、このお金がそいつらの物
だったなんて口が裂けても言えない。
だいたい、ここに持ってきたのは、金貨などで、お宝のほんの一部
にすぎない。
もっと高いマジックアイテムなんかは専門の店に持っていって売り
つけなければならない。まぁ、旅費を考えるなら、今はこれぐらいあれば
十分だろう。

「お待たせ、さ、宿に戻りましょ。」
「ああ」
ぶっきらぼうな返事。声のトーンも低い・・。
「何、まだ怒ってるの?」
「・・・・」
ゼルは無言で歩いて行く。

「ごめん。」

素直にあやまる。調子にのって遊びすぎた私が悪いのだから・・。
ゼルの足が止まり、こちらを振りかえる。
「・・・おい、ちょっと宿に帰る前に話したい事がある」
えっ?
「うん」
私は、ゼルの後をついて歩く。
ー話って、なんだろう。

6へ続く

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4011ゼルリナだぁぁぁぁ!!!(喜×☆)どみこ E-mail 8/20-17:38
記事番号3996へのコメント

かみや はるかさんは No.3996「2つの告白5」で書きました。
>
は〜い!!お初にお目にかかります!どみこでっす!!!
究極的なゼルリナ体質で、他のを見ると、ぐはぁ!って来ます。
(↑でも、魔族ネタは大丈夫なんですね。)
早速感想いきまーす!!
>つくづく、どへたな小説ですね・・・
>リナかわいくないし、ゼルの性格なんか違うし。
いえいえ、そんな事は。
>では、続きです。
>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>
>〜5〜
>
>トントン。
>軽く扉をノックしてみる。
>ガチャ・・
>「ああ?なんだ、お前か」
っリナちゃんに向かってなんて事を!?
>ームカ
>「なっなんだとは失礼ね、かわいい女の子つかまえて」
うん。
>沈黙。
>ギギ・・
>「ま、待っちなさいよ!」
>何も言わず無言でドアを締めようとしたゼルをひっ捕まえる。
>ゼルは何も言わないが口元が笑っていた。
>ーちっ、絶対遊ばれてる、私!
あ、やっぱり?
>もう、やめよう。こういうやつなんだゼルは。
それだけじゃ無いのよゼルは。
>
>「なんなんだよ、一体」
>「あっ、あのね、今日ちょっと付合ってくれない!」
>よし、言った!我ながら自然だ!
かわいいぞ。うん!超ラヴリィ!
>「・・・・・なにいばってるんだ?お前」
>「っと、とにかく、街に行くの!いいからついて来て。」
>「・・ああ」
>なんとか、外に連れ出すことに成功した私。
やっぱラヴリィだ。
>「何しに行くんだ?ガウリイの旦那や、アメリアには
>声かけなくていいのか?」
>「ん?うん、いいの。あんたに用事があるんだから」
>「用事?」
>「ええ、はい、これ持って。」
>そういって、私は持っていった例のズタ袋をゼルに渡す。
>ジャラリ・・金貨の音、そっしてずっしりと重い重量感。
>「おい、もしかしてお前・・またやったのか。」
おう!ゼルやん良く分かりましたね。さては愛の力か!?
>「えへ。ばれたぁ〜」
>舌をぺろっと出して笑う。
ああ、やっぱりラヴリィだ・・・。
>
>「はぁ〜、つくづくお前もあきないな。そんなに盗賊ども
>をいたぶるのは楽しいか?」
>「ひ、ひどいわゼル〜。あなたまで、そんなこと言うの!
>ゼルだけは私の乙女ごころを分かってくれると思ったのにぃぃ〜。」
>私は”よよよ・・”と言わんばかりに泣きまねをして見せる。
>「そんなのを分かるつもりはないが。」
>しかし、それをあっさりとかわすゼル。
>ーっち、演技までつけて”うるうる”をやったのに。ノリの悪い・・。
ゼルはノリが悪いのね。メモメモっと。
>「いいからいいから。文句言わずさっさと歩く!」
>
>「しかし、なんでこんなことに俺が付き合わされないと
>いけないいんだ。俺でなくても、ガウリイの旦那とか」
>「いいじゃない、たまには。ガウリイに言うとうるさいのよね。
>いろいろと」
うん。保護者だから。
>「そりゃ、誰だって盗賊いじめを良く思うやつなんて
>いないだろうさ。」
>「特にあいつはねぇ〜、保護者だかなんだか、いちいち
>うるさいから。」
>「保護者ね。じゃぁアメリアに・・」
>「あんた、女の子に持たせる気?」
>「しるかぁぁ!お前の荷物だろうがこれはっ!」
怒るな、耐えるんだゼル!!
>「だ〜か〜ら〜、女の子に持たせるぐらいなら、はじめからあんたが
>持ちなさいよ」
>「・・お前な、いいかげんその性格なんとかしろよ・・。」
結局持っちゃうのが惚れた弱みよね。
>「なんない」
>語尾にハートマークをつけて、にっと笑う。
>「うん?なんかそういえば今日ゼル、よくしゃべるわよねぇ〜。」
>「知るか」
>「なによっ、実はデートみたいで、うれしいくせに。」
>「なっ、なんで俺が・・。だいたい両替屋にいくのにデートもなにも・・」
>「えっ何?ゼルってもしかして雰囲気だのシチュエーションだの、
>気にするんだぁ〜。」
>「・・・一人でやってろ」
>スタスタと一人で行ってしまう、ゼル。遊びすぎで怒っちゃったかな。
安易に思い浮かべるよ。ゼルのこうゆう場面。
>
>「はい、しめて120万」
>両替屋のおじちゃん。やさしそうな普通のおっちゃんなのだが、
>客が小柄な私と(どう見ても子供?)、外で待っている白いフード
>に包まれた、怪しさ大爆発(笑い)のゼルのせいなのか、ヤバイ金
>じゃなかろうと疑っている目。まぁ、こんなこと大きな街にいくと
>ザラなのだけど、田舎町だから。子供が(失礼な!)大金を持ち歩く
>というのは抵抗があるのかもしれない。
>「ありがとー。」
>私はお金を受け取り、いちおう礼を言う。
>「あっ、そうそう。最近、街道のあたりで盗賊団が頻繁に出るらしい
>から気を付けて。」
>おっちゃんの親切な忠告に、私も答える。
>「ええ、ありがとう。」
>決して自分が一人でその盗賊団を壊滅させ、このお金がそいつらの物
>だったなんて口が裂けても言えない。
言えないのか・・・?
>だいたい、ここに持ってきたのは、金貨などで、お宝のほんの一部
>にすぎない。
>もっと高いマジックアイテムなんかは専門の店に持っていって売り
>つけなければならない。まぁ、旅費を考えるなら、今はこれぐらいあれば
>十分だろう。
>
>「お待たせ、さ、宿に戻りましょ。」
>「ああ」
>ぶっきらぼうな返事。声のトーンも低い・・。
>「何、まだ怒ってるの?」
うん、怒ってる。
>「・・・・」
>ゼルは無言で歩いて行く。
>
>「ごめん。」
>
>素直にあやまる。調子にのって遊びすぎた私が悪いのだから・・。
素直に謝るリナちゃん。
ああ、超かわいい。
>ゼルの足が止まり、こちらを振りかえる。
>「・・・おい、ちょっと宿に帰る前に話したい事がある」
>えっ?
>「うん」
>私は、ゼルの後をついて歩く。
>ー話って、なんだろう。
さては・・・あれですね。
>
>6へ続く
>
________________________________________はい!どみこと申す者です!
2つの告白を1から通して読ませて戴きました。
やっぱり、盗賊いじめは乙女のたしなみですね!(呆)
それと、めにゅう逆さまのリナちゃん可愛かったです(はぁと)
でも、一番の見所はゼル様です!!
リナちゃんをからかうゼル様。
愛しくて、つい意地悪しちゃうゼル様に乾杯!!(意味不明)
ああ、またあたしったら意味不明なことを・・・・。
まぁ、それは置いといて、(いーのかおいといて!?)
面白かったです。これからも頑張って下さいね。
では、失礼しました。

BY どみこ


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4018Re:ありがとうございます!!!かみや はるか E-mail URL8/20-23:57
記事番号4011へのコメント

どみこさんは No.4011「ゼルリナだぁぁぁぁ!!!(喜×☆)」で書きました。

こんにちは!はじめまして!!
感想ありがとうございました。
私のあんなヘボヘボの小説、それもかなりだらだら長い
のを呼んで下さる方がいてほんと感激です。

基本的に文才がないんで、軽いギャグのようなものは
書いたことがあったけど、恋愛物ははじめてで・・。
だから軽い気持ちで読んでいただければと思います。

アメリアは決して嫌いじゃなんですけど、
もう、本質的にゼルリナなんですよね私・・。
だから、ゼルアメの方が怒らず読んでくださるという
自信は全くないんですけどね・・・(刺される?)


>2つの告白を1から通して読ませて戴きました。
>やっぱり、盗賊いじめは乙女のたしなみですね!(呆)
>それと、めにゅう逆さまのリナちゃん可愛かったです(はぁと)
>でも、一番の見所はゼル様です!!
>リナちゃんをからかうゼル様。

ゼル・・、おちゃめさんにしちゃいました(笑い)。
小説読んでる時って、2人がしゃべってるだけでうれしく
なっちゃうんですよね。6巻のはじめとか好きなんで。


>愛しくて、つい意地悪しちゃうゼル様に乾杯!!(意味不明)
>ああ、またあたしったら意味不明なことを・・・・。
>まぁ、それは置いといて、(いーのかおいといて!?)
>面白かったです。これからも頑張って下さいね。

はい、もう、このあとは自分でもこっ恥ずかしいくって
もう、何書いてるんだかって感じになってきます。
もういいかげん長いし、一気に終わらせようと思うので
最後までお付合いくださいね。
感想聞けて、本当うれしかったです〜。(涙)
それでは、また。

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4023Re:2つの告白一坪 E-mail 8/21-07:08
記事番号3996へのコメント

おはようございます。
この前は相互リンクありがとうございました!!


いやーーーリナさんがカワイイですねーー!
読んでる間中ずっとニヤケてました。(笑)

頑張って続き書いてくださいね。
楽しみにしています!

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4046Re:2つの告白かみや はるか E-mail URL8/22-01:16
記事番号4023へのコメント

一坪様、お久しぶりです。
いつもお世話になってます。

>この前は相互リンクありがとうございました!!

いえいえ、こんな偉大なページにリンクさせて
いただけただけでも私は光栄です!

>いやーーーリナさんがカワイイですねーー!
>読んでる間中ずっとニヤケてました。(笑)

ありがとうございます。読んでいただけただけでも
うれしいです。もう、なんかあれはリナでは
ない別の物でしょう。リナがあんなはずないです・・。
がんばって原作のようなかっこいいリナが書きたいのですが。
あんなになっちゃいました。

>頑張って続き書いてくださいね。
>楽しみにしています!

はい、なんとか、終わることができました。
超甘い甘い、作者もぶっ飛ぶ話になってしまって・・。
私も、人生変わります。(謎)
結局、ゼルはリナのどこがよかったのか、なぜこんな風に
なってしまったのか、かなり矛盾が残るのですが・・。
でも、ゼルはリナというのが前提でつくられていますんで、
さらっと流して下さい。(おい)
それでは、HP運営これからもがんばって下さいね。

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40442つの告白 最終回かみや はるか E-mail URL8/22-00:52
記事番号3993へのコメント

ついに、これを読んでしまわれますんですね?
(あれ、日本語が変)
とにかくもう、どうなっても作者は責任を取れません。
もう、恋愛小説なんてかかないぞ。
アップするのも恥ずかしい・・。
それでは、最後です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜6〜

私達は、街道からすこし森の方へ入った、ちょっとした空き地の
ようなところに入った。

ーここって、昨日の場所だ・・。
そう、昨日は夜でよく見えなかったのだがが、昼に来るのとではまた
全然雰囲気が違う。だけど、そこは確かに見覚えのある場所だった。
昨日の後景が頭の中でフラッシュバックを起こす・・。

「どうかしたか?」
「え?別に・・、なんで?」
「いや、なんか今、ぼーっとしてるように見えたからお前。」
「あぁちょっとね、最近疲れてて。やっぱり夜更かしはよくないよね。」
自業自得なことよね、っと軽く笑いながら返す。

「お前な、”盗賊いぢめ”もたいがいにしないと・・」
「もう、何よまたその話?ゼルまでそんなこと。分かってるって。
私は強いわ、誰にも負けない。それはゼルも知ってるでしょ。」
「ああ、知っている」
「なら別に、いまさら・・」
「そういうことじゃない、俺はただお前が・・心配なんだ」

・・・・・?ゼル?

「ああ、さっきのお返しだね。私をからかって。だいたいゼルがはじめに」
「違う!」
・・・。ゼルのさっきまでとは違う真剣な面持ちに、私は言葉を失う。
「今日のお前、朝からおかしいぞ。あからさまに俺から目を
そらしたり、そうかと思うとデートだかなんだか、はぐらかして俺を
街に連れ出したり。そうかと思えばいきなり素直にあやまったり。
・・・なんなんだ。」

ーこいつは、どこまで鈍感なんだろう・・。気づいてくれないの?

「ご、ごめんね。一人で行けばよかったのに、無理矢理連れだしちゃって。
私、ゼルに嫌われちゃったみたいだね。」
「違う!俺なんかのことはどうだっていいんだ。リナ、なんかあったのか?
ガウリイの旦那と喧嘩でもしたか?」
「ガウリイは関係ない!!」
あっ・・おもわず大きな声を出してしまった・・。

ーなんで、そんなこと聞くのよ。
どうだっていいことなんかない。どうだっていいはずないじゃない。

私は、ゼルが好きなのに・・

「おい、リナ!本当に大丈夫なのか?」
えっ・・・あれっ、涙が出てる?私、泣いてる?

「ごめん、私やっぱりちょっと疲れちゃったみたい。早く、帰ろ。」

嫌な奴だな、私。ほんと子供みたい。ゼルの気持ちを
知ってて・・連れまわして。態度悪くって、一人で怒って、
こんな風にしかできなくて。
ー最悪だ。こんな奴、嫌われて当たり前。
でもそんな私を目の前のゼルは心配してくれている。
アメリアはほんと、すごい。私の何倍も。ゼルはなんでアメリアを
振っちゃったのだろう。アメリアならこんな時素直に、ゼルの胸に
飛び込めただろう・・。私は、ダメだ。そんなことをする資格なんて、ない。

だけど・・

「ごめんね、ゼル」

ーゼルにだけは、嫌われたくない。

泣き崩れそうになる私を咄嗟にゼルが支えてくれる。

「リナ、どうした、何があったんだ」
ゼルの優しい声。
「私は、ゼルを・・好きになる資格なんてないの」
ー私はゼルが思っているより、ずっと嫌な奴だ。
大粒の涙が止まらない。
もう、この恋はだめかもしれない・・。そう思いかけた時

ぎゅっ。
ーえっ・・
私はゼルに、強く抱きしめられていた。
ゼルは涙でぐちゃぐちゃになった私の顔を親指でぬぐってくれる・・
そして唇を重ねる。
甘い、だけどちょっと強引なキス。

「リナ、たとえお前がどうであろうと俺は、お前が好きだ。
世界中の誰よりもな」

「ゼ・ル・・・いいの?」

ーこんな、私で・・。

「さっきから何を言っている。知らなかったか?
お前は俺のものだ、最初からな。他の誰にも渡さない」

そして、今度は長い長いディープキス。
「もう、離さない」
私は、ゆっくりと目を閉じた。抱かれたゼルの腕のぬくもりを感じるように。

それからゼルは、私が泣き止み落ち着くまでずっと、そばにいてくれたのだった。



「おい、リナ、立てるか?」
そういってゼルは右手を差し出す。
「うん」
私はうなずくとその右手を掴んで、立ち上がろうとする。
ーあれっ?もともと疲れていたし、泣き疲れたせいもあるのだろう、
頭がガンガンする。足もふらっとして、また地べたに座りこんでしまった。

「無理するな。疲れてるんだろ」
と、言うとゼルはしゃがんで背中をこちらに向けた。
「乗れ」
「・・・・・ありがと」

結局、私はゼルのやさしさに甘えることしかできなかった。
ゼルにおんぶされるなんて、不思議な気分。

ー両想いになったんだなぁ、私達。
実は私もゼルと出会った時から・・というのは、また今度言おう・・。

石の体とはいえ、ゼルのその背中は温かくって、やさしかった。
私は、そんなゼルになにをしてあげられるだろう・・。
何もできないのかもしれない。それでも、ゼルは私を好きだと、
世界中のだれより好きだと、言ってくれるのだろうか。ゼルの気持ちに
答えなければ・・。
「ゼル、ありがと・・。私も、大好き。」
おんぶされたまま、ゼルの首すじにそっとキスすると、私はその背中に
顔をうずめ、そのまま寝むってしまった。

この恋がずっとつづきますように・・。

P.S.
次の日、また前のような朝の光景が繰り返されたのは言うまでもない・・。

FiN.


ーーーーーーーーーーーーーーーー
はい!終わり!
ここまで読んで下さった方、そうでなくても一文字でも目を通して
下さった方、ありがとうございました。
楽しんでいただけたでしょうか・・・・。
今回、こういう物を書かせていただいて思ったのは
書くより読む方がいい!!!
これからは徹底していままで通り読む方へまわりたいと・・
だからみなさん、ゼルリナ書いて下さいな。(切実)

それでは〜。

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4065ああ・・・(ラヴラヴ)どみこ E-mail 8/22-21:11
記事番号4044へのコメント

かみや はるかさんは No.4044「2つの告白 最終回」で書きました。
>
はい!最近ちまたで「変な人」と言われるどみこつぁんです!
最終回なんですか・・・寂しくなりますね。
では早速感想です。

>ついに、これを読んでしまわれますんですね?
はい。よんじゃいます。
>(あれ、日本語が変)
そうですねえ、この場合は「呼んでしまわれるのですね?」だけだと思ったりします。
>とにかくもう、どうなっても作者は責任を取れません。
>もう、恋愛小説なんてかかないぞ。
>アップするのも恥ずかしい・・。
をを!!恥ずかしい・・・か・・・・。
>それでは、最後です。
>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>
>〜6〜
>
>私達は、街道からすこし森の方へ入った、ちょっとした空き地の
>ようなところに入った。
正に告白に適しているのね!!
>ーここって、昨日の場所だ・・。
>そう、昨日は夜でよく見えなかったのだがが、昼に来るのとではまた
>全然雰囲気が違う。だけど、そこは確かに見覚えのある場所だった。
>昨日の後景が頭の中でフラッシュバックを起こす・・。
>
>「どうかしたか?」
>「え?別に・・、なんで?」
>「いや、なんか今、ぼーっとしてるように見えたからお前。」
>「あぁちょっとね、最近疲れてて。やっぱり夜更かしはよくないよね。」
>自業自得なことよね、っと軽く笑いながら返す。
>
>「お前な、”盗賊いぢめ”もたいがいにしないと・・」
>「もう、何よまたその話?ゼルまでそんなこと。分かってるって。
>私は強いわ、誰にも負けない。それはゼルも知ってるでしょ。」
>「ああ、知っている」
>「なら別に、いまさら・・」
>「そういうことじゃない、俺はただお前が・・心配なんだ」
ああ、ゼル様たら優しいのね・・・(危)
>
>・・・・・?ゼル?
>
>「ああ、さっきのお返しだね。私をからかって。だいたいゼルがはじめに」
>「違う!」
>・・・。ゼルのさっきまでとは違う真剣な面持ちに、私は言葉を失う。
>「今日のお前、朝からおかしいぞ。あからさまに俺から目を
>そらしたり、そうかと思うとデートだかなんだか、はぐらかして俺を
>街に連れ出したり。そうかと思えばいきなり素直にあやまったり。
>・・・なんなんだ。」
>
>ーこいつは、どこまで鈍感なんだろう・・。気づいてくれないの?
>
>「ご、ごめんね。一人で行けばよかったのに、無理矢理連れだしちゃって。
>私、ゼルに嫌われちゃったみたいだね。」
>「違う!俺なんかのことはどうだっていいんだ。リナ、なんかあったのか?
>ガウリイの旦那と喧嘩でもしたか?」
>「ガウリイは関係ない!!」
>あっ・・おもわず大きな声を出してしまった・・。
かわいい。っていうか、ちゃぁみんぐ。
>
>ーなんで、そんなこと聞くのよ。
>どうだっていいことなんかない。どうだっていいはずないじゃない。
>
>私は、ゼルが好きなのに・・
>
>「おい、リナ!本当に大丈夫なのか?」
>えっ・・・あれっ、涙が出てる?私、泣いてる?
>
>「ごめん、私やっぱりちょっと疲れちゃったみたい。早く、帰ろ。」
>
>嫌な奴だな、私。ほんと子供みたい。ゼルの気持ちを
>知ってて・・連れまわして。態度悪くって、一人で怒って、
>こんな風にしかできなくて。
>ー最悪だ。こんな奴、嫌われて当たり前。
>でもそんな私を目の前のゼルは心配してくれている。
>アメリアはほんと、すごい。私の何倍も。ゼルはなんでアメリアを
>振っちゃったのだろう。アメリアならこんな時素直に、ゼルの胸に
>飛び込めただろう・・。私は、ダメだ。そんなことをする資格なんて、ない。
>
>だけど・・
>
>「ごめんね、ゼル」
>
>ーゼルにだけは、嫌われたくない。
>
>泣き崩れそうになる私を咄嗟にゼルが支えてくれる。
>
>「リナ、どうした、何があったんだ」
>ゼルの優しい声。
>「私は、ゼルを・・好きになる資格なんてないの」
>ー私はゼルが思っているより、ずっと嫌な奴だ。
>大粒の涙が止まらない。
>もう、この恋はだめかもしれない・・。そう思いかけた時
うふふふふふふふふふふ。(暴走中)
>
>ぎゅっ。
>ーえっ・・
>私はゼルに、強く抱きしめられていた。
>ゼルは涙でぐちゃぐちゃになった私の顔を親指でぬぐってくれる・・
>そして唇を重ねる。
>甘い、だけどちょっと強引なキス。
はぁぁぁぁ〜〜〜ゼルやんかっこええ。
>
>「リナ、たとえお前がどうであろうと俺は、お前が好きだ。
>世界中の誰よりもな」
>
>「ゼ・ル・・・いいの?」
>
>ーこんな、私で・・。
>
>「さっきから何を言っている。知らなかったか?
>お前は俺のものだ、最初からな。他の誰にも渡さない」
>
>そして、今度は長い長いディープキス。
>「もう、離さない」
>私は、ゆっくりと目を閉じた。抱かれたゼルの腕のぬくもりを感じるように。
>
>それからゼルは、私が泣き止み落ち着くまでずっと、そばにいてくれたのだった。
>
>
>
>「おい、リナ、立てるか?」
>そういってゼルは右手を差し出す。
>「うん」
>私はうなずくとその右手を掴んで、立ち上がろうとする。
>ーあれっ?もともと疲れていたし、泣き疲れたせいもあるのだろう、
>頭がガンガンする。足もふらっとして、また地べたに座りこんでしまった。
疲れてんのね。
>
>「無理するな。疲れてるんだろ」
>と、言うとゼルはしゃがんで背中をこちらに向けた。
>「乗れ」
>「・・・・・ありがと」
>
>結局、私はゼルのやさしさに甘えることしかできなかった。
>ゼルにおんぶされるなんて、不思議な気分。
>
>ー両想いになったんだなぁ、私達。
>実は私もゼルと出会った時から・・というのは、また今度言おう・・。
>
>石の体とはいえ、ゼルのその背中は温かくって、やさしかった。
>私は、そんなゼルになにをしてあげられるだろう・・。
>何もできないのかもしれない。それでも、ゼルは私を好きだと、
>世界中のだれより好きだと、言ってくれるのだろうか。ゼルの気持ちに
>答えなければ・・。
>「ゼル、ありがと・・。私も、大好き。」
>おんぶされたまま、ゼルの首すじにそっとキスすると、私はその背中に
>顔をうずめ、そのまま寝むってしまった。
>
>この恋がずっとつづきますように・・。
>
>P.S.
>次の日、また前のような朝の光景が繰り返されたのは言うまでもない・・。
言うまでもないの!?
>
>FiN.
>
>
>ーーーーーーーーーーーーーーーー
>はい!終わり!
>ここまで読んで下さった方、そうでなくても一文字でも目を通して
>下さった方、ありがとうございました。
>楽しんでいただけたでしょうか・・・・。
楽しかったです。
>今回、こういう物を書かせていただいて思ったのは
>書くより読む方がいい!!!
そうかなぁ。。
>これからは徹底していままで通り読む方へまわりたいと・・
>だからみなさん、ゼルリナ書いて下さいな。(切実)
ええ書きます。
>
>それでは〜。

はい!どみこです。
文頭に変なこと書いてあるけど気にしないで下さい。
もう終わっちゃうんですか?寂しくなりますぅっぅ。
上には書くより読む方がいい!!!と書いてありますがまた書いて下さいね。
面白かったので。
はるかさんはゼルリナ派なのですね!?
もし良かったらゼルリナを世界にどどーんと広めませんか!?
はっ!つ、つい勧誘を・・・。すいません。
では、そろそろおいとまさせていただきます。
どみこでした。

p.s.文頭はね、某刻〇大地の〇ードみたいだって言われたのでああなりました。ワケ分からなくてすいません。