◆−A MAGIC PAPER 1−水晶さな(8/22-17:47)No.4060 ┗A MAGIC PAPER 2−水晶さな(8/22-17:50)No.4061 ┗Re:A MAGIC PAPER 2−せりあ(8/22-19:50)No.4063 ┗ありがとうございます♪−水晶さな(8/22-23:52)No.4074
4060 | A MAGIC PAPER 1 | 水晶さな | 8/22-17:47 |
凄い久しぶりの投稿です(汗)。 初めてリナ&ガウリィも登場させてみました。 仲良し四人組冒険談・・・みたいな感じです。 さりげないガウリナとささやかなゼルアメで(爆)。 ==================================== 「・・・リナさん、どうしたんですか?」 とある日、宿屋の一室にて。 リナとアメリアは経費削減の為同室だった。 浴場から帰ってきたアメリアが見たのは、一脚しかない椅子に座り青い紙を凝視しているリナの姿だった。 「ん、アメリアか。お帰りぃ」 リナが紙を持ったままひらひらと手を振る。 「どうしたんですかそれ?」 アメリアが見てくるので、リナがほいと手渡す。 少し大きめな本ぐらいのサイズの、青く染められた羊皮紙。 所々かすれたような文字らしきつづりが見うけられるが、解読は不可能なほどかすれている。 「青く染めて・・・乾かしたんですか? 少し魔力が感じられるような・・・」 「アメリアも? あたしもそうよ。でもマジックアイテムにしちゃ変な感じよね。これだけで成り立っているとは思えないし。あ、そうだ聖なる力とか感じない?」 ふるふると、アメリアが首を横に振った。 「それはないです。どこで見付けたんですか?」 「魔法道具屋に買い物に行ったら、そこのおっちゃんが『魔法道具らしいんだがよくわからない』ってくれたの。金はいらないから使い方がわかれば教えて欲しいだってさ」 「脅してないでしょうね」 いやに真顔で聞いてくる。 「・・・アメリア」 「あっ、う、嘘ですぅ。怖い顔しないで下さいぃ(泣)」 「ま、手がかりは一つ。この近くの山間に洞窟があるらしいのよ。おっちゃんはそこの近くを通りがかって拾ったの。噂によるとその洞窟は古代遺跡が埋まったものだと言われてるわ。何かヒントぐらいありそうなもんじゃない?」 「リナさん、目が輝いてますね」 「こう、何ていうの? 知的好奇心をくすぐる夢とロマン・・・そして財宝・・・」 「最後の言葉に思いっきりアクセントがついてますが」 「空耳よ」 だんっと、リナが机に足を乗せた。 「とゆーわけで明日の行き先は古代遺跡の眠る洞窟よっ!! ワクワクしちゃ・・・どあおぅあっ!?」 べきめしゃ、ぐしゃ。 元々作りの甘い宿屋である。家財道具も思いきり作りが甘かった。 リナが思いきり足を乗せた瞬間、テーブルは真っ二つに割れて崩れた。 アメリアが仰天して動けなくなった時、リナの手から離れた羊皮紙がひらりと宙を舞った。 そしてそのまま、ぱちぱちと音をたてる暖炉の中に吸い込まれるように飛び込む。 「・・・・・・・・・っ!!」 リナが声にならない悲鳴を上げた。 その一瞬後、リナもアメリアも言葉を失った。 炎の中に飛び込んだ筈の羊皮紙は燃える事なく、逆に炎を吸い込んだのである。 ぷすぷすと煙臭い音を残す暖炉の中、羊皮紙が汚れる事なく存在していた。 アメリアが恐る恐る手を伸ばし、紙を掴む。 「アメリアっ!」 「・・・大丈夫、です」 ふう、と息をつき、アメリアがこちらに羊皮紙を差し出す。 リナが受け取り、引っ繰り返したりしてしげしげと眺める。 一点の焦げも見つからない。 「何だったの、これは・・・」 「炎を消す力があるみたいですね・・・」 「・・・面白くなってきたじゃない」 リナがにっと笑みを浮かべた。 「・・・で、何で俺まで付き合わされるんだ?」 洞窟の入り口まで来て、唐突にゼルガディスがぼやいた。 「現地に来てから言っても遅いですよ」 アメリアがにっこりと微笑んで返す。逃げないよう腕まで掴まれていた。 「出発する前から言っていたが。お前らが問答無用で連れてきたんじゃないか」 「まーまーゼルちゃんったら文句言わない言わない。アメリアと腕組んで何気ににやけてたくせに」 「・・・・・・」 後ろも見ずに放ったリナの一言で黙らざるを得なかった。 「ところでここ何しに来たんだっけ?」 どごっ。 「おふっ!」 呑気に言ったガウリィに肘鉄。リナが疲れたように肩を回した。 「この魔法道具らしき羊皮紙・・・面倒だから青い紙って言うわね。この紙に関連した何かを発見すること。もし使用用途とか価値がはっきりしたらそれなりに高値で売れる筈よ。それに、宝物はまだまだあるかもねっ」 得意げないつもの笑みを浮かべると、しゃがみこんだガウリィの胸倉を掴む。 「はーいわっかりましたかぁー・・・次同じ事言ったらドラスレぶっぱなす」 「・・・は、はいぃ」 ガウリィが泣きそうな声で頷いた。 「暗いですねぇ・・・」 「わざと傾斜きつく作ってあるわね。光がすぐに届かなくなってる」 洞窟に入って5メートルの位置で、気を付けないと足をとられる傾斜に突き当たった。 短剣の先に灯したライティングの灯りを、リナがそうっと奥の方へ延ばした。後ろから落ちないようにガウリィがマントを掴んでいる。 坂道の終わりは見えない。 「降りるしかないわね」 諦めたようにリナが短剣を戻し、 ずるり。 「おうわぁっ!?」 足を滑らせたのはリナではなくガウリィだった。 びんっ。 「ひえええええ!!!!」 マントが伸び、勢いでリナも一緒になって滑り落ちる。 「ああああリナさん!!」 慌てて追いかけようとしたアメリアを、ゼルガディスが後ろから引っ張った。 「ゼルガディスさん!?」 「お前まで落ちる気か、何の為にレビテーションの魔法があると思っている」 「あっそうでした」 二人で浮かびながらそろそろと行くと、坂道の終点でリナがうつ伏せに倒れていた。 「リナさん大丈夫ですか!?」 「い・・・痛い・・・マジで痛い・・・」 リナが鼻をさすりながら起き上がる。 「くぉらガウリィ!! アンタのせいで落ち・・・」 叫ぶのを中断し、きょときょとと見回す。 「ガウ・・・リィ?」 一緒に転げ落ちた筈の彼がいなかった。 「考えたくはないが・・・アレか?」 ゼルガディスが半眼で少し先を指差した。 地面に人の形をした穴が空いていた。 「まーったく人騒がせな」 リナが近寄って穴を覗き込もうとし・・・ 「・・・・・・ガウリィ!?」 叫んだ瞬間、穴が何故か盛りあがり、再び平坦な地面を作り出した。 リナがへなへなと膝からくずおれる。 「リナさん!! どうしたんですか!!」 アメリアが駆け寄る。心なしかリナの顔が青ざめていた。 「何だ・・・地面が再生した?」 ゼルガディスが穴のあった地面を撫ぜ、強度を確かめるように叩く。 「穴なんか空きそうもないくらい硬いぞ・・・何なんだ一体」 それからまだ、立ち上がる気配もないリナを振り返る。 「落ち付いて下さいリナさん!! ガウリィさんどうしたんですか!!」 「ガウリィが・・・ガウリィが火の中・・・」 這いずるように穴に近付き、地面に両手を当てる。 「ベフィズブリング!!」 発動した魔法は、地面の上を撫ぜただけだった。 魔力が虚しく霧散していく。 「ベフィズ・・・」 「リナさん落ち付いて下さいっ!!」 アメリアが後ろからしがみついて止める。 リナが思わず振り払おうとして、勢いがつきすぎて二人共尻餅をつく格好で倒れる。 「おいっ」 ゼルガディスに肩を掴まれ、リナがやっと我に返った。 「何が見えたんですか・・・ガウリィさんどうなってたんですか」 冷汗を手の甲で拭うと、リナが頭を軽く振った。 「下・・・火の海になってた。ガウリィがそこにうつ伏せに倒れてて・・・動かなかった」 「火の海? あり得ないですよ。そしたらここ・・・地面は物凄く熱くなってる筈じゃないですか」 アメリアが地面をぽむぽむと叩く。熱は全く感じられない。 「ベフィズブリングが効かなかった地面だ・・・何か仕掛けがあるんだろうな」 「・・・そういえば、髪、全く燃えてなかった」 「髪?」 アメリアが聞き返す。 「人間の体で燃えやすいのって髪じゃない。それが燃えてなかった・・・だとしたらやっぱりあれは幻覚?」 「よく考えればわかる事だ。らしくなく混乱したな」 嘆息まじりに言ったゼルガディスに、リナの声が思わず上ずる。 「とっ、突然あんなの見たら誰だって焦るでしょーが!!」 「そうですよゼルガディスさん。だってガウリィさんですよ!! リナさんがパニくるのも当然でひょむが!!」 「・・・それ以上言わなくていいわよアメリア」 口を塞がれたアメリアがばたばた暴れる。リナがすっくと立ち上がった。 「さ、地面が掘れないんならここにいつまでもいたってしょうがないわ。先に進みましょ」 そう言ってすたすたと歩いていく。 「・・・切り替え早いですねリナさん」 「悪い?」 「いえ、カッコいいです」 「・・・ありがと」 真剣な面持ちで言ったアメリアに、リナが何故か疲れたように呟いた。 ==================================== 続。 |
4061 | A MAGIC PAPER 2 | 水晶さな | 8/22-17:50 |
記事番号4060へのコメント 「・・・一体何なんだここは。罠もふざけた物ばかりだし、宝物を隠した所のようには見えんな」 引っかかると吊り上げる仕掛けになっている縄を切断しながら、ゼルガディスが呟いた。 既に何個の罠・仕掛けを解除したかわからない。 「でも古代文字のオンパレード。脅かし文句ではなく激励。なーんか目的にして作った事は確かよね」 壁に刻まれた文字を照らしてリナが答えた。 「しかも謎解きのヒントも全て壁に書いてある。古代文字の知識さえあれば楽勝よね」 「古代の富豪が道楽で作った・・・なんてことありませんよねぇ」 罠解除作業中のゼルガディスの邪魔にならないよう、アメリアが部屋の中心に立ったまま腕を組んだ。 「あり得ない事でもないけど、それにしちゃ大袈裟じゃない? ・・・っと、ここ汚れがヒドイわね。アメリア灯り持ってくれる?」 「あっ、はい」 アメリアがリナに近付き、 「おいっそこはまだ解除・・・」 ゼルガディスが叫んだ時には、既にアメリアは足首に縄が絡まり天井から逆さ吊りにされていた。 「・・・早く言って下さい」 「ったーく何やってんのう・・・って、ん?」 呆れ顔だったリナが、ふと懐から青白い光を放つ物を見て顔を顰めた。 摘んで抜き出すと、青い羊皮紙。 その表面に薄く文字が浮かび上がっている。 「文字・・・? ねぇ、ちょっと」 振り返ったリナが固まった。 アメリアが足首に絡まった縄を解こうとしていたのだが、そのまま解くと床に落下してしまう為ゼルガディスが抱えて支えていた。 俗に言う『お姫様抱っこ』。 本人が王族だからシャレにもならない。 「減点1」 どしゃあっ。 リナの一言に思わずゼルガディスがアメリアを落とした。 丁度縄が解けていたのだ。 「うわあああん腰打ったですぅぅ」 「すっすすすまんアメリア。リナっ! お前がいきなり変な事言うから・・・」 「だってぇ、いきなり青い紙に文字が浮かび上がったんだもん。『減点1』って」 セリフを発したタイミングを狙ったのはあえて口にしない。 腰をさすりながら起き上がったアメリアが、リナの手にする青い紙を覗き込んだ。 「減点1・・・」 「何なんだこれは?」 「知らないわよ。でもアメリアが罠に引っかかった時に出たみたい」 そう言って天井を見上げる。 「魔力反応でもしたのかな・・・」 引っ繰り返してみてもいまひとつわからない。 「仕方ない。先に進みますか。ゼル、今度こそ罠ないでしょーね」 「あと一つで最後だ・・・って、言ってるそばからひっかからないでくれんか。解除するより外す方が面倒なんだが」 「あほんだらぁーっ!!」 先程のアメリアのようにぶら下がったリナが叫んだ。 更に奥に進む。 何故か天井には光苔が生えており、ライティングの灯りは必要なかった。 「行き止まり・・・?」 リナが突き当たりの壁に触れる。 岩肌である。削っても何も出てきそうにはなかった。 「リナさんこれ」 アメリアが差した壁の一個所には、古代文字が一言だけ。 『上を見ろ』 三人が同じ動作で首を傾ける。 光苔が空白を作っている天井には、また古代文字。 『下を見ろ』 「なーんかコレ経験あるのよねぇ・・・」 リナが表情をひきつらせつつ下を見た。二人も同じく。 床にでっかく。 『ざまぁ見ろ』 「あああああやっぱりぃいいいいいい!!!!!!」 ぼこぉっ。 リナが頭を抱えて絶叫した瞬間。床に大きく穴が開いた。 「ひええええええええっ!!!!!?」 何の心の準備もしていなかった三人がそのまま落下する。 7,8メートルほど落下したところで地面に着いた。 少々乱暴に。 「いた・・・マジ痛い・・・どうして今日はこんなに・・・」 顔を上げたリナが固まった。 アメリアとゼルガディスも顔を上げ、同じように固まる。 部屋いっぱいに広がった、炎。 けれど何故か熱は感じない。 その炎の中色を照り返して輝く金髪の持ち主は、紛れもなくガウリィ。 彼を発見できたから固まったわけではない。 彼の行動がおかしかったからである。 こう、まるで、『一人追いかけっこ』。 わたわたと何かを追いかけているが、何を追いかけているのかはわからない。 はた目から見ると何とも無様である。 リナが、おもむろに大股で彼に近付いていった。 顔を上げたガウリィと目が合った瞬間、俊敏な動きでマントの下に手を入れる。 すっぱあああああん。 残像を残して振り上げられたスリッパが、見事にガウリィを跳ね飛ばした。 「・・・容赦ないな」 「リナさんの辞書に『容赦』なんて存在しません」 聞こえないように後方の二人が呟く。 「なーんか言った?」 『何にも』 それから床に引っ繰り返ったガウリィをつまみあげる。 「このばかったれは一体何しとんじゃい!!」 「あ・・・あー・・・リナか・・・」 「『あーリナか』じゃないっつの!!」 よお、と言いたげにガウリィが片手を上げ、リナが更にその頭をどついた。 「バックが炎だとスゴイ壮観ですね」 「ついでに燃えちまった方が世の中平和になるんだが」 遠巻きに眺めていた二人だったが、呼ばれて入らざるを得なくなった。 「やっぱり熱くないですこの火」 「魔法か何かだろ」 リナが腰に手を当ててふうと息をついた。 「で、一体何追っかけてたの」 「あれだよ、赤いの」 「?」 ガウリィが指差した方向に、全員の目が向く。 炎の中を、その赤色とは違う色がちらっと通り過ぎた。 「今度はあっち」 又別の方向で、ある一定の距離だけ動いて消える。 「・・・赤い、紙、ですか?」 アメリアが呟いた。大きさが青い紙と同じだったのだ。 「出口は見つからんし、ぼーっとしてたらこれがちらちら動いてさー。気になったから捕まえてみよーと思ったらこれがすばしこいんだ」 ぽりぽりと頭を掻く。リナが疲れたように肩を落とした。 「このスカタン! 何の為にあたし達が青い紙持ってんのよ!! 魔法効果の働いてる空間でまともに追いかけっこするんじゃない!!」 そう言うと胸元から青い紙を抜き出した。炎の中にぱっと放り込む。 宿屋で暖炉の火を吸い込んだように、部屋全体を包んでいた炎が一瞬にして消えた。 残ったのは、部屋のあちこちの壁から生えた水晶。 赤い紙は、ただ部屋を大きく、ゆっくりと旋回していただけだった。 「水晶に映って、まぎらわしくなってたんですね・・・」 「ま、所詮こんなトリックよね」 青い紙を拾い上げたリナが、ふらふらと徘徊する赤い紙も簡単に捕まえた。 「さーてこっちはどーなってんのかなー」 上に傾け、光苔に透かすようにして見る。 「・・・アレ?」 何かに気付いたように、青い紙を重ねた。 アメリアが下の方から覗き込む。 「よくぞ試練を乗り越えた。第14代目ルシレア国王の名において、汝を我が国の勇士としてここに認める・・・」 赤い紙に文字の上半分、青い紙に文字の下半分、重ね合わせると文章が完成する仕組み。 出来あがった文章は、どうみても証明書だった。 「そういえばこの辺り、昔デカイ王国があったって聞いたぞ」 ゼルガディスがぽつりと呟く。 「わぁかった!! ここはきっと兵士になる為の試験場なんですよ!! だから壁には激励文句が一杯だったし、わざと試すような罠とか仕掛けとか『減点1』とか赤い紙とか青い・・・」 アメリアが中途で言葉を中断したのは、ゼルガディスに後ろから引っ張られたからである。 ガウリィもすすす、と、青い顔をしながらこちらへやってくる。 リナの肩が見てわかる程震えていた。 「アメリアっ!! 最大結界防御!!」 「はいっ!!」 同時に詠唱を始める二人。ガウリィは後ろで頭を抱えて小さくなっていた。 「ふーざーけーんーなーっ!!!!!!」 ばりぃっという盛大な音と共に赤い紙、青い紙が同時に裂ける。 「ドラグスレーイブっ!!!!!」 ぼごぉ、という耳障りな音をたてて魔力衝撃波が膨れ上がる。 他三人は結界ごと宙を舞っていた。 「骨折り損のくたびれ儲けってのはこーゆーのを言うのよ!!」 がふがふと食べ物を口に突っ込みながらリナがいまだに愚痴を零す。 向かい側では全く同じ動作で食事をしているガウリィがいた。 何だかんだ言って波長が合っている証拠である。 「でもお店のご主人が『おーそういうもんだったのか、御苦労さん』って言って商品券下さったじゃないですかぁ」 「労力に金額が比例してないのよっ!!!!」 説得力はあるが、がめつい。 『今は何を言っても無駄だ』、とゼルガディスが声を出さずに口の動きだけで告げた。 アメリアがふうと息をついた後、おもむろに懐からあるものを取り出した。 「コレ、そこのおじさんから又頂いたんです。今度は緑の古代文字入りの手鏡」 にっこりと微笑んでリナに差し出す。 リナがだんっとフォークを机に差した。 「今後一切あたしの前にそーいう物を持ち出すなぁーっ!!!!!」 しばらくリナが色の付いた小物に過剰反応を示すようになったのは言うまでもない。 ※後日談※ 「直接的な金銭価値がなくとも、歴史的に価値があれば学者に売れたのに、破いちまって」 というゼルガディスの後のツッコミにより、彼はいらぬ八つ当たりを受けるハメになるのである。 ==================================== 終。 次は・・・もっと・・・ちゃんとしたもの書きた・・・(汗)。 |
4063 | Re:A MAGIC PAPER 2 | せりあ E-mail URL | 8/22-19:50 |
記事番号4061へのコメント こんばんは! 初めまして、せりあというものです。 ガウリナとゼルアメという言葉に反応しましたv ガウリイのことリナが心配してるし! ゼルはアメリアをそのものずばり、お姫様抱っこしてるし! 読んでてとっても楽しかったです(^^) 何だかサクサク読めました♪ またお話が読めるのを楽しみに待ってます! それでは短いですがこの辺で・・・v せりあでした。 |
4074 | ありがとうございます♪ | 水晶さな | 8/22-23:52 |
記事番号4063へのコメント 楽しんで頂いて嬉しい限りです♪ ガウリナ&ゼルアメはいっぺん書いてみたかったんですが、書いてみると以外に楽しくて無駄に長くなってしまいました(汗)。 でも今回本当にささやかーな(汗)ガウリナ&ゼルアメしか書けなかったので、今度はもうちょっと微笑ましいのを書きたいです。 遅筆ですがこれからも見てやって頂けると嬉しいです、ではでは。 |