◆−日常生活4=ゼロフィリじゃなくなってきてる学園物語=−葵 芹香(9/10-23:10)No.4250 ┣Re:わぁいっvゼロフィリ学園物の新作ですねっ☆−日和夕那(9/12-17:56)No.4259 ┃┗波瀾含みな学園祭(予定)−葵 芹香(9/14-00:16)NEWNo.4275 ┣Re:新作,新作嬉しいな−アガサ(9/14-00:26)NEWNo.4276 ┃┗ありがとうございますv−葵 芹香(9/14-12:33)NEWNo.4277 ┗嵐の前の静けさ、ですか?−珠捕ヶ 九音(9/15-14:01)NEWNo.4298 ┗嵐の前の静けさ、です。−葵 芹香(9/16-00:09)NEWNo.4316
4250 | 日常生活4=ゼロフィリじゃなくなってきてる学園物語= | 葵 芹香 E-mail URL | 9/10-23:10 |
どうもこんばんわ、約1ヶ月くらい?訪れてなかった葵芹香です…すでに忘れられてたりして。 だいぶ間が開きましたが、ゼロフィリ学園物語日常編第4回です。 う〜ん、日常編はすでにゼロフィリじゃなくなってきてるかも?という疑問を残しつつ、それでは本編スタートです☆ ===================================== 『日常生活4』 「…あっつい。暑いあついアツイ〜〜ッ!!もう9月だってのに何だってこんなに暑いのよ〜〜っ!!」 「今年の残暑は稀に見る暑さだと、天気予報で言ってましたよ。」 炎天下…とは言わないものの、秋と呼ぶには暑すぎる天気のなかを、リナとフィリアは歩いていた。 「悪かったわね、フィリア。アメリアが部活の用事で買い出しに行けないからって、忙しいあんたに頼んで…。」 「いえ、いいんです。ちょうど生徒会の方の話し合いも済んだところでしたし…。」 彼女らが歩いているのは商店街。今週の土・日曜日に迫った学園祭のクラス発表である駄菓子屋の、飾り付けの道具を買い出しに来ているのである。 この学園では、学園祭のためにその前日・前々日が全て準備のためにあてがわれている。何でも理事長の『楽しいことは盛大に』という一言で決定したらしい。 「お菓子類は全部届いたし、パラソル借りて来たし、水ヨーヨー釣り用に子供プールは買ったし…あとは当日、ラムネ冷やす氷を買いに行くだけね。」 「そうですね。飾り付けもみんなでやればそんなに大変じゃありませんし。ゼロス先生におおまかな装飾は話してきましたし、今頃始めてるんじゃないでしょうか。」 「何か呼びました?」 ――――――………っ?! 「ゼロス先生っ?!」 その声の主は、学校で学園祭の準備をしているはずの担任、だった。 「なっ、何でここにいんのよっ?!しかも教師が路上駐車するなぁぁっ!!」 「いやぁ、買い出しに頼み忘れたものがありましてね。それにお2人とも両手が荷物でいっぱいでしょう?車で運んだ方が楽にすむだろうと思いまして。」 そう言って2人が持っている荷物を受け取り、後部座席に積みこむ。 「まあ、車だと涼しくて帰るの楽だけどさ。…んじゃ、あたしは後ろ乗るから、フィリア助手席ね…それでいいでしょ、ゼロス先生?」 「ええvそれじゃ、買い忘れたものも入手して帰りましょうか。」 ――――― 「へぇ、それじゃあフィリアって、閉所恐怖症なんだ?」 「恐怖症ってわけじゃないんですけど、極端に暗くて狭いところは嫌ですね。」 「大丈夫ですよ、フィリアさん。そんな暗くて狭いところに行くことになったら僕がついていってあげますからv」 そんなたわいない会話をしながら、教室に戻ってきた教師1人と女子生徒2人。 生徒たちは着々と飾り付けをしていたが、その中でアメリア達…バンドのメンバーが深刻そうな面持ちでリナ達を手招きしていた。 「どうしたんですか、みなさんそんな恐い顔して…。」 フィリアが声をかけると、ゼルガディスが廊下に出るよう促した。バンドのメンバー+なぜかゼロスで、階段の踊り場会議である。 「で、一体どうしたっての?」 「それが…今日も放課後にライブの練習するはずだったでしょう?で、楽譜とMDカセットをまとめて置いておいたんですけど…目を離したすきに―――。」 アメリアの視線の先にあったのは、ビリビリに破られた楽譜と、グチャグチャに壊されたMDカセットだった。 「何よこれぇぇっ?!何でこんなになってんのよぉっ?!」 「わからん。だが、明らかに人的な…悪意を持った者によるものだな。」 「でも、誰が何のために…?」 そこで今まで黙って聞いていたガウリィが、 「なぁ…楽譜とMDって何だっけ?」 ドカッ!バキッ☆ 「このクラゲがぁぁっ!!…でもホント、何のために…?」 「おそらくそれは…」 ゼロスが口を挟む。 「おそらくそれは、“妬み”じゃないでしょうか。」 「「妬みぃっ?」」 見事にハモった声で。 「ほら、こんな風にね。学内に存在するバンドのなかでは、今度の学園祭のライブ、あなたたちが優勝確実と噂されているんです。」 「当然でしょ。」 「それがどうかしたのか?」 ガウリィがわからない、といった風に。 「けどそれはライブに参加するバンドにとっては面白いことではないですよね。何とかして自分達も優勝したいもんですから、そのために邪魔者は蹴落とそう…なんて考えるバンドもいるのではないでしょうか。」 「なっ、何てことをぉぉぉっ?!!」 そう叫んだのは自称正義の味方、アメリア。 「自己評価を高めるために他人を貶めようとする根性の悪さっ!!このアメリア=ウィル=テスラ=セイルーンがたたきなおしてあげますっ!!」 「でも犯人の姿見てないんだろ?」 ガウリィが絶妙のタイミングで本人の自覚のないツッコミをいれる。 「………ガウリィさんがいじめるぅ〜…。」 「あ〜、わかったから泣くな…」 ゼルガディスになぐさめられているアメリアをよそに、リナは燃えていた。 「んっふっふっ…どこのどいつだか知らないけど、このリナ=インバース率いるバンドにケンカ売ろうとはいい度胸してんじゃない…。売られたケンカはとことん買うわよ〜〜。」 一方のフィリアは。 「またMD録音しなおさなきゃなりませんね…。これってやっぱり校内事件になるんですか、ゼロス先生?」 「そうですね…この段階だと器物破損ですから、大したことないですけど一応校内事件の部類には入るんでしょうね。」 「生徒会としての公表は、まだ先でいいですよね?せっかくみんな楽しみにしてる学園祭の準備中に水を差すようなこと、したくないですから。」 「お優しいですねぇ、フィリアさん。わかりました、教職員の方にも内緒にしておきましょう。」 「いいんですかっ?」 「ええ 」 本当はよくないのだが、彼女の蒼く澄んだ瞳が嬉しそうに揺れるのが見られるのなら、このくらいのことは構わないだろう。 「オイッ、コラお前らあぁっ!!」 いまだゼルガディスになぐさめられてるアメリア、勝手に燃えてるリナに付き合わされてるガウリィ、そしてほんわかムードのゼロスとフィリアは、そう呼ばれて現実に戻ってきた。…その声の主はもちろんヴァル。 「んなとこでサボってるひまがあったらこっち手伝いやがれっ!」 ツカツカと近寄ってきて何気にフィリアの手を握っていたゼロスの手を振りほどく。 ムッときたゼロスは 「ヴァルさん、僕らは大事な話をしていたんですよ?邪魔しないでいただきたいですね。」 「一女子生徒の手を握ってジーッと見つめてる奴のどこが大事な話してるように見えるんだよっ?!」 「あ、いえヴァルさん、それは本当…」 「そうだっ!ヴァルさんっ!!」 ゼロスにフォローをいれようとフィリアが口を開きかけたところでアメリアが、 「ヴァルさんずっと教室で準備してましたよね?今日、教室のなかで怪しさ大爆発な人って見かけませんでしたか? 」 さっきまで落ちこんでたのに…もう犯人探しに取りかかっている。 「…お前もずっと教室にいただろうが……。」 「……ヴァルさんがいじめる〜…」 しかしまた、今度はヴァルのツッコミに撃沈される。例によってゼルガディスになぐさめられているアメリアに代わりリナが、 「んで、怪しい奴とかは見てないのね?」 「そうだな…これといって怪しい奴は見なかったが…うちのクラスに何ら関係のない奴がうろちょろしてたことはあったな。」 「それって男の方ですか、それとも女の方?」 フィリアに問われ、俄然はりきって答えだすヴァル。 「男が2人…確か、片方は茶髪で、優しそうな顔はしてるが腹ん中では何考えてるんだかわかんねぇような奴で、もう片方が――オレよりも少し薄暗い緑な髪をツンツンに立たせたヤローだったな。何やらアメリアの机の辺りを行ったり来たりしてたような…。」 リナとフィリアは顔を見合わせる。 「ビンゴ、ね。ゼロス先生、学園祭ライブに参加予定のバンドのメンバー表ってある?」 「ああ、ありますけど…犯人見つけてどうする気ですか?」 「とっちめるに決まってんじゃないっ!!」 はいはい、貴女はそうでしたね、という表情で。そこから困ったようにフィリアに顔をむける。自分にも意見を求められたのだと感じた彼女は、 「こんな卑怯な手を使わずに正々堂々とやってくださいって、注意しなくちゃ…生徒会長として。」 笑顔でそう答える。 「フィリアー、とりあえず出し物の準備するわよーっ」 「はーいっ!」 呼ばれて教室に入っていく彼女の後姿を見送りながら。 「相手が注意されるだけでおとなしくしてくれるとは限らないんですが…。――なるほど、優面なブラウンヘアに緑のツンツン頭ですか……ふむ…。」 もう一度、クラス出店の準備に加わった5人に視線を送る。 「何も起こらなければいいですけど…。」 ゼロスは知っていた、昔から自分の予感が外れたことのないことを。 ===================================== ふぅ…次は番外編で学園祭だぁ。 実は今日、母校の文化祭を見に行ってきたばかりなんです(笑)。 いろんな先生に会って来ました。楽しかったぁ〜♪ 葵 芹香 |
4259 | Re:わぁいっvゼロフィリ学園物の新作ですねっ☆ | 日和夕那 E-mail | 9/12-17:56 |
記事番号4250へのコメント 葵 芹香さんは No.4250「日常生活4=ゼロフィリじゃなくなってきてる学園物語=」で書きました。 > >どうもこんばんわ、約1ヶ月くらい?訪れてなかった葵芹香です…すでに忘れられてたりして。 今晩は〜、日和です♪芹香さんのHPの掲示板のほうでここに新作が出てるよって聞きましたので、早速読みに来てみましたv >だいぶ間が開きましたが、ゼロフィリ学園物語日常編第4回です。 やったぁっっv楽しみにしてたんですよっv >う〜ん、日常編はすでにゼロフィリじゃなくなってきてるかも?という疑問を残しつつ、それでは本編スタートです☆ れっつごぅv > >===================================== > >『日常生活4』 > > >「…あっつい。暑いあついアツイ〜〜ッ!!もう9月だってのに何だってこんなに暑いのよ〜〜っ!!」 >「今年の残暑は稀に見る暑さだと、天気予報で言ってましたよ。」 > 炎天下…とは言わないものの、秋と呼ぶには暑すぎる天気のなかを、リナとフィリアは歩いていた。 現実でも、今暑いですよね〜9月?え?って気分です。 >「悪かったわね、フィリア。アメリアが部活の用事で買い出しに行けないからって、忙しいあんたに頼んで…。」 >「いえ、いいんです。ちょうど生徒会の方の話し合いも済んだところでしたし…。」 > 彼女らが歩いているのは商店街。今週の土・日曜日に迫った学園祭のクラス発表である駄菓子屋の、飾り付けの道具を買い出しに来ているのである。 > この学園では、学園祭のためにその前日・前々日が全て準備のためにあてがわれている。何でも理事長の『楽しいことは盛大に』という一言で決定したらしい。 ん〜…理事長のセリフらしいですね(´ー`)…L様…ですよね?? >「お菓子類は全部届いたし、パラソル借りて来たし、水ヨーヨー釣り用に子供プールは買ったし…あとは当日、ラムネ冷やす氷を買いに行くだけね。」 >「そうですね。飾り付けもみんなでやればそんなに大変じゃありませんし。ゼロス先生におおまかな装飾は話してきましたし、今頃始めてるんじゃないでしょうか。」 >「何か呼びました?」 >――――――………っ?! >「ゼロス先生っ?!」 ゼロス先生登場〜vさすが魔ぞ…いやいや(笑)とんでもないタイミングで出て来ますね。ふってわいたように…(←ひでぇ;) > その声の主は、学校で学園祭の準備をしているはずの担任、だった。 >「なっ、何でここにいんのよっ?!しかも教師が路上駐車するなぁぁっ!!」 >「いやぁ、買い出しに頼み忘れたものがありましてね。それにお2人とも両手が荷物でいっぱいでしょう?車で運んだ方が楽にすむだろうと思いまして。」 > そう言って2人が持っている荷物を受け取り、後部座席に積みこむ。 >「まあ、車だと涼しくて帰るの楽だけどさ。…んじゃ、あたしは後ろ乗るから、フィリア助手席ね…それでいいでしょ、ゼロス先生?」 >「ええvそれじゃ、買い忘れたものも入手して帰りましょうか。」 リナさんよく解ってらっしゃる♪ゼロスはフィリアのいるとこならたとえ地の果てでさえ、ひょっこり現れそうですね。…マジで…(-_-;) > > >――――― >「へぇ、それじゃあフィリアって、閉所恐怖症なんだ?」 >「恐怖症ってわけじゃないんですけど、極端に暗くて狭いところは嫌ですね。」 >「大丈夫ですよ、フィリアさん。そんな暗くて狭いところに行くことになったら僕がついていってあげますからv」 さり気なく口説いてる辺りが流石、ですね♪昔はさぞプレイなボゥイ(謎)だったんでしょうねっvでも今は、フィリアさんにゾッコンなんですね(断定) > そんなたわいない会話をしながら、教室に戻ってきた教師1人と女子生徒2人。 > 生徒たちは着々と飾り付けをしていたが、その中でアメリア達…バンドのメンバーが深刻そうな面持ちでリナ達を手招きしていた。 >「どうしたんですか、みなさんそんな恐い顔して…。」 > フィリアが声をかけると、ゼルガディスが廊下に出るよう促した。バンドのメンバー+なぜかゼロスで、階段の踊り場会議である。 >「で、一体どうしたっての?」 >「それが…今日も放課後にライブの練習するはずだったでしょう?で、楽譜とMDカセットをまとめて置いておいたんですけど…目を離したすきに―――。」 > アメリアの視線の先にあったのは、ビリビリに破られた楽譜と、グチャグチャに壊されたMDカセットだった。 >「何よこれぇぇっ?!何でこんなになってんのよぉっ?!」 >「わからん。だが、明らかに人的な…悪意を持った者によるものだな。」 >「でも、誰が何のために…?」 > そこで今まで黙って聞いていたガウリィが、 >「なぁ…楽譜とMDって何だっけ?」 > ドカッ!バキッ☆ (-_-#)=●)`-`)<ばき☆ あぁっ、ガウリィ〜っっっっ!!私的にはナイスなボケだぁっ(マジか?) >「このクラゲがぁぁっ!!…でもホント、何のために…?」 >「おそらくそれは…」 > ゼロスが口を挟む。 >「おそらくそれは、“妬み”じゃないでしょうか。」 >「「妬みぃっ?」」 > 見事にハモった声で。 >「ほら、こんな風にね。学内に存在するバンドのなかでは、今度の学園祭のライブ、あなたたちが優勝確実と噂されているんです。」 >「当然でしょ。」 >「それがどうかしたのか?」 > ガウリィがわからない、といった風に。 >「けどそれはライブに参加するバンドにとっては面白いことではないですよね。何とかして自分達も優勝したいもんですから、そのために邪魔者は蹴落とそう…なんて考えるバンドもいるのではないでしょうか。」 >「なっ、何てことをぉぉぉっ?!!」 > そう叫んだのは自称正義の味方、アメリア。 >「自己評価を高めるために他人を貶めようとする根性の悪さっ!!このアメリア=ウィル=テスラ=セイルーンがたたきなおしてあげますっ!!」 >「でも犯人の姿見てないんだろ?」 > ガウリィが絶妙のタイミングで本人の自覚のないツッコミをいれる。 >「………ガウリィさんがいじめるぅ〜…。」 >「あ〜、わかったから泣くな…」 > ゼルガディスになぐさめられているアメリアをよそに、リナは燃えていた。 >「んっふっふっ…どこのどいつだか知らないけど、このリナ=インバース率いるバンドにケンカ売ろうとはいい度胸してんじゃない…。売られたケンカはとことん買うわよ〜〜。」 > 一方のフィリアは。 >「またMD録音しなおさなきゃなりませんね…。これってやっぱり校内事件になるんですか、ゼロス先生?」 >「そうですね…この段階だと器物破損ですから、大したことないですけど一応校内事件の部類には入るんでしょうね。」 >「生徒会としての公表は、まだ先でいいですよね?せっかくみんな楽しみにしてる学園祭の準備中に水を差すようなこと、したくないですから。」 >「お優しいですねぇ、フィリアさん。わかりました、教職員の方にも内緒にしておきましょう。」 >「いいんですかっ?」 >「ええ 」 > 本当はよくないのだが、彼女の蒼く澄んだ瞳が嬉しそうに揺れるのが見られるのなら、このくらいのことは構わないだろう。 フィリアさんのためv…うふふvゾッコンですねもうv(決定)あっちぃあっちぃv >「オイッ、コラお前らあぁっ!!」 > いまだゼルガディスになぐさめられてるアメリア、勝手に燃えてるリナに付き合わされてるガウリィ、そしてほんわかムードのゼロスとフィリアは、そう呼ばれて現実に戻ってきた。…その声の主はもちろんヴァル。 私的には、ゼルアメ&ガウリナ&ゼロフィリなシーンは自然な感じがして大好きですv >「んなとこでサボってるひまがあったらこっち手伝いやがれっ!」 > ツカツカと近寄ってきて何気にフィリアの手を握っていたゼロスの手を振りほどく。 > ムッときたゼロスは >「ヴァルさん、僕らは大事な話をしていたんですよ?邪魔しないでいただきたいですね。」 >「一女子生徒の手を握ってジーッと見つめてる奴のどこが大事な話してるように見えるんだよっ?!」 >「あ、いえヴァルさん、それは本当…」 >「そうだっ!ヴァルさんっ!!」 > ゼロスにフォローをいれようとフィリアが口を開きかけたところでアメリアが、 >「ヴァルさんずっと教室で準備してましたよね?今日、教室のなかで怪しさ大爆発な人って見かけませんでしたか? 」 > さっきまで落ちこんでたのに…もう犯人探しに取りかかっている。 >「…お前もずっと教室にいただろうが……。」 >「……ヴァルさんがいじめる〜…」 > しかしまた、今度はヴァルのツッコミに撃沈される。例によってゼルガディスになぐさめられているアメリアに代わりリナが、 >「んで、怪しい奴とかは見てないのね?」 >「そうだな…これといって怪しい奴は見なかったが…うちのクラスに何ら関係のない奴がうろちょろしてたことはあったな。」 >「それって男の方ですか、それとも女の方?」 > フィリアに問われ、俄然はりきって答えだすヴァル。 >「男が2人…確か、片方は茶髪で、優しそうな顔はしてるが腹ん中では何考えてるんだかわかんねぇような奴で、もう片方が――オレよりも少し薄暗い緑な髪をツンツンに立たせたヤローだったな。何やらアメリアの机の辺りを行ったり来たりしてたような…。」 > リナとフィリアは顔を見合わせる。 >「ビンゴ、ね。ゼロス先生、学園祭ライブに参加予定のバンドのメンバー表ってある?」 >「ああ、ありますけど…犯人見つけてどうする気ですか?」 >「とっちめるに決まってんじゃないっ!!」 > はいはい、貴女はそうでしたね、という表情で。そこから困ったようにフィリアに顔をむける。自分にも意見を求められたのだと感じた彼女は、 >「こんな卑怯な手を使わずに正々堂々とやってくださいって、注意しなくちゃ…生徒会長として。」 > 笑顔でそう答える。 >「フィリアー、とりあえず出し物の準備するわよーっ」 >「はーいっ!」 > 呼ばれて教室に入っていく彼女の後姿を見送りながら。 >「相手が注意されるだけでおとなしくしてくれるとは限らないんですが…。――なるほど、優面なブラウンヘアに緑のツンツン頭ですか……ふむ…。」 > もう一度、クラス出店の準備に加わった5人に視線を送る。 > >「何も起こらなければいいですけど…。」 > > ゼロスは知っていた、昔から自分の予感が外れたことのないことを。 ゼロス先生ってば、(かなりの)策略家ですからね〜(´ー`) こういったことにはすぐピンと来るっていうか、鋭いんですね〜きっと。 > 次回への余韻を残しつつ、終わり。ですね☆続きが待ちどぉしいですっv > > >===================================== >ふぅ…次は番外編で学園祭だぁ。 学園祭もとっても楽しみですっv >実は今日、母校の文化祭を見に行ってきたばかりなんです(笑)。 >いろんな先生に会って来ました。楽しかったぁ〜 きっと芹香さんの母校の学園祭は、盛大に行われたのでしょうね☆ ウチの所は身内しか入れれないチケット制で、中身もショボイっす。(笑) 続きたのしみにしてます♪ でもご無理は禁物☆疲れが溜まる時期ですのでお体にはお気を付けください。 >葵 芹香 それではこの辺で。日和でした☆ |
4275 | 波瀾含みな学園祭(予定) | 葵 芹香 E-mail URL | 9/14-00:16 |
記事番号4259へのコメント 日和夕那さんは No.4259「Re:わぁいっvゼロフィリ学園物の新作ですねっ☆」で書きました。 >今晩は〜、日和です♪芹香さんのHPの掲示板のほうでここに新作が出てるよって聞きましたので、早速読みに来てみましたv えへvいつもいつもありがとうございますv学園物の始まりは書き殴りさんのほうだったんで、ここで連載してったほうがいいかな、と思って投稿しましたとさ♪ >>だいぶ間が開きましたが、ゼロフィリ学園物語日常編第4回です。 >やったぁっっv楽しみにしてたんですよっv いやんv楽しみにされてあんまりゼロフィリになってなかったので…すいませんっ(とりあえず謝ってみる。) >> 炎天下…とは言わないものの、秋と呼ぶには暑すぎる天気のなかを、リナとフィリアは歩いていた。 >現実でも、今暑いですよね〜9月?え?って気分です。 ここ数日は、大型の台風?の影響で涼しい…というか、愛知のほうではえらいことになってるらしいですね。うち(千葉)はぜんぜん平気だったけど。 >> この学園では、学園祭のためにその前日・前々日が全て準備のためにあてがわれている。何でも理事長の『楽しいことは盛大に』という一言で決定したらしい。 >ん〜…理事長のセリフらしいですね(´ー`)…L様…ですよね?? あ、わかっちゃいました?一応そういう設定です。ちなみに学園長が部下S。 >>「お菓子類は全部届いたし、パラソル借りて来たし、水ヨーヨー釣り用に子供プールは買ったし…あとは当日、ラムネ冷やす氷を買いに行くだけね。」 >>「そうですね。飾り付けもみんなでやればそんなに大変じゃありませんし。ゼロス先生におおまかな装飾は話してきましたし、今頃始めてるんじゃないでしょうか。」 >>「何か呼びました?」 >>――――――………っ?! >>「ゼロス先生っ?!」 >ゼロス先生登場〜vさすが魔ぞ…いやいや(笑)とんでもないタイミングで出て来ますね。ふってわいたように…(←ひでぇ;) 本当にふってわいたように…(笑)。よく人ごみのなかで彼女達を見つけられたわね…やっぱりあれか、愛の力かっ?!(笑) >>「なっ、何でここにいんのよっ?!しかも教師が路上駐車するなぁぁっ!!」 >>「いやぁ、買い出しに頼み忘れたものがありましてね。それにお2人とも両手が荷物でいっぱいでしょう?車で運んだ方が楽にすむだろうと思いまして。」 >> そう言って2人が持っている荷物を受け取り、後部座席に積みこむ。 >>「まあ、車だと涼しくて帰るの楽だけどさ。…んじゃ、あたしは後ろ乗るから、フィリア助手席ね…それでいいでしょ、ゼロス先生?」 >>「ええvそれじゃ、買い忘れたものも入手して帰りましょうか。」 >リナさんよく解ってらっしゃる♪ゼロスはフィリアのいるとこならたとえ地の果てでさえ、ひょっこり現れそうですね。…マジで…(-_-;) さも偶然を装って現われるけど、全然偶然じゃないの。ストーカーしてましたぁっ!てな勢いで。 >>「へぇ、それじゃあフィリアって、閉所恐怖症なんだ?」 >>「恐怖症ってわけじゃないんですけど、極端に暗くて狭いところは嫌ですね。」 >>「大丈夫ですよ、フィリアさん。そんな暗くて狭いところに行くことになったら僕がついていってあげますからv」 >さり気なく口説いてる辺りが流石、ですね♪昔はさぞプレイなボゥイ(謎)だったんでしょうねっvでも今は、フィリアさんにゾッコンなんですね(断定) 大当たりですv昔はブイブイ言わせてた(古っ!!)んですが、フィリアさん一筋な好青年(笑)に大変身っ!! >>「なぁ…楽譜とMDって何だっけ?」 >> ドカッ!バキッ☆ >(-_-#)=●)`-`)<ばき☆ >あぁっ、ガウリィ〜っっっっ!!私的にはナイスなボケだぁっ(マジか?) ガウリィボケさすのってむずかしい〜っ(私的に)。 >>「生徒会としての公表は、まだ先でいいですよね?せっかくみんな楽しみにしてる学園祭の準備中に水を差すようなこと、したくないですから。」 >>「お優しいですねぇ、フィリアさん。わかりました、教職員の方にも内緒にしておきましょう。」 >>「いいんですかっ?」 >>「ええ 」 >> 本当はよくないのだが、彼女の蒼く澄んだ瞳が嬉しそうに揺れるのが見られるのなら、このくらいのことは構わないだろう。 >フィリアさんのためv…うふふvゾッコンですねもうv(決定)あっちぃあっちぃv フィリアさんのためなら、たとえ火の中水の中、てね☆ >>「オイッ、コラお前らあぁっ!!」 >> いまだゼルガディスになぐさめられてるアメリア、勝手に燃えてるリナに付き合わされてるガウリィ、そしてほんわかムードのゼロスとフィリアは、そう呼ばれて現実に戻ってきた。…その声の主はもちろんヴァル。 >私的には、ゼルアメ&ガウリナ&ゼロフィリなシーンは自然な感じがして大好きですv そうですね、ほや〜っとナチュラルで。 >>「相手が注意されるだけでおとなしくしてくれるとは限らないんですが…。――なるほど、優面なブラウンヘアに緑のツンツン頭ですか……ふむ…。」 >> もう一度、クラス出店の準備に加わった5人に視線を送る。 >> >>「何も起こらなければいいですけど…。」 >> >> ゼロスは知っていた、昔から自分の予感が外れたことのないことを。 >ゼロス先生ってば、(かなりの)策略家ですからね〜(´ー`) >こういったことにはすぐピンと来るっていうか、鋭いんですね〜きっと。 >> >次回への余韻を残しつつ、終わり。ですね☆続きが待ちどぉしいですっv ええ、続きは学園祭編でvそうです、ゼロス先生はか〜な〜り〜のっ、策略家です。その辺がどう響いてくるのか…。 >>===================================== >>ふぅ…次は番外編で学園祭だぁ。 >学園祭もとっても楽しみですっv 学園祭はおもいっきりゼロフィリになる予定ですv その方が書いてる葵も楽しいしv(おーい) >>実は今日、母校の文化祭を見に行ってきたばかりなんです(笑)。 >>いろんな先生に会って来ました。楽しかったぁ〜 >きっと芹香さんの母校の学園祭は、盛大に行われたのでしょうね☆ >ウチの所は身内しか入れれないチケット制で、中身もショボイっす。(笑) 盛大というわけではないですね、食品の取り扱いとかには規制がありますし…でも、楽しかったのは確かですねv >続きたのしみにしてます♪ >でもご無理は禁物☆疲れが溜まる時期ですのでお体にはお気を付けください。 えへv実は学園祭編、ほとんど出来あがってるんですvあとは細かい修正をするだけvv体壊さない程度に頑張りますv それではこの辺で☆ |
4276 | Re:新作,新作嬉しいな | アガサ E-mail | 9/14-00:26 |
記事番号4250へのコメント 葵 芹香さんは No.4250「日常生活4=ゼロフィリじゃなくなってきてる学園物語=」で書きました。 ゼロフィリの新作、嬉しいです。開かれたHPの方も先日行かせていただきました。良ければ、掲示板に書きこみもさせていただきたいと思っております。 >だいぶ間が開きましたが、ゼロフィリ学園物語日常編第4回です。 >う〜ん、日常編はすでにゼロフィリじゃなくなってきてるかも?という疑問を残しつつ、それでは本編スタートです☆ いえ、きっとこの学園祭の事件を通して、フィリアがゼロスの気持ちに気づくと 信じております。 >「そうですね。飾り付けもみんなでやればそんなに大変じゃありませんし。ゼロス先生におおまかな装飾は話してきましたし、今頃始めてるんじゃないでしょうか。」 >「何か呼びました?」 >――――――………っ?! >「ゼロス先生っ?!」 > その声の主は、学校で学園祭の準備をしているはずの担任、だった。 >「なっ、何でここにいんのよっ?!しかも教師が路上駐車するなぁぁっ!!」 >「いやぁ、買い出しに頼み忘れたものがありましてね。それにお2人とも両手が荷物でいっぱいでしょう?車で運んだ方が楽にすむだろうと思いまして。」 > そう言って2人が持っている荷物を受け取り、後部座席に積みこむ。 >「まあ、車だと涼しくて帰るの楽だけどさ。…んじゃ、あたしは後ろ乗るから、フィリア助手席ね…それでいいでしょ、ゼロス先生?」 >「ええvそれじゃ、買い忘れたものも入手して帰りましょうか。」 ゼロス、まめまめしいですね。 きっとこの学園祭で二人の仲が進展するものと考えております。 ヴァルが少し可愛そうな気もしますが。 |
4277 | ありがとうございますv | 葵 芹香 E-mail URL | 9/14-12:33 |
記事番号4276へのコメント アガサさんは No.4276「Re:新作,新作嬉しいな」で書きました。 > ゼロフィリの新作、嬉しいです。開かれたHPの方も先日行かせていただきました。良ければ、掲示板に書きこみもさせていただきたいと思っております。 こんにちはアガサさん、レスありがとうございますv ああ、どうぞどうぞうちのHPの方にも書きこんでやってください♪ >>だいぶ間が開きましたが、ゼロフィリ学園物語日常編第4回です。 >>う〜ん、日常編はすでにゼロフィリじゃなくなってきてるかも?という疑問を残しつつ、それでは本編スタートです☆ > > いえ、きっとこの学園祭の事件を通して、フィリアがゼロスの気持ちに気づくと >信じております。 はいv一番頼りにしている存在だとは気付くと思いますvv >>「そうですね。飾り付けもみんなでやればそんなに大変じゃありませんし。ゼロス先生におおまかな装飾は話してきましたし、今頃始めてるんじゃないでしょうか。」 >>「何か呼びました?」 >>――――――………っ?! >>「ゼロス先生っ?!」 >> その声の主は、学校で学園祭の準備をしているはずの担任、だった。 >>「なっ、何でここにいんのよっ?!しかも教師が路上駐車するなぁぁっ!!」 >>「いやぁ、買い出しに頼み忘れたものがありましてね。それにお2人とも両手が荷物でいっぱいでしょう?車で運んだ方が楽にすむだろうと思いまして。」 >> そう言って2人が持っている荷物を受け取り、後部座席に積みこむ。 >>「まあ、車だと涼しくて帰るの楽だけどさ。…んじゃ、あたしは後ろ乗るから、フィリア助手席ね…それでいいでしょ、ゼロス先生?」 >>「ええvそれじゃ、買い忘れたものも入手して帰りましょうか。」 > > ゼロス、まめまめしいですね。 > きっとこの学園祭で二人の仲が進展するものと考えております。 > ヴァルが少し可愛そうな気もしますが。 ああ…ヴァル君はちょっと…いや、かなり可愛そうかも…結局はゼロフィリ物語なんでね。ゼロスとフィリアのお話なんで(ひどっ!)。 今回はこの辺で失礼させていただきます。それではまた☆ 葵 芹香 |
4298 | 嵐の前の静けさ、ですか? | 珠捕ヶ 九音 E-mail | 9/15-14:01 |
記事番号4250へのコメント >どうもこんばんわ、約1ヶ月くらい?訪れてなかった葵芹香です…すでに忘れられてたりして。 >だいぶ間が開きましたが、ゼロフィリ学園物語日常編第4回です。 >う〜ん、日常編はすでにゼロフィリじゃなくなってきてるかも?という疑問を残しつつ、それでは本編スタートです☆ こんにちは、九音です。 忘れてない、忘れてないです(笑)。 これが…そう、「風雲急を告げる“学園祭編”」のプロローグになるんですね?!ゼロスとフィリアの明日は一体どっちを向いているんでしょうか?? >「お菓子類は全部届いたし、パラソル借りて来たし、水ヨーヨー釣り用に子供プールは買ったし…あとは当日、ラムネ冷やす氷を買いに行くだけね。」 >「そうですね。飾り付けもみんなでやればそんなに大変じゃありませんし。ゼロス先生におおまかな装飾は話してきましたし、今頃始めてるんじゃないでしょうか。」 >「何か呼びました?」 >――――――………っ?! >「ゼロス先生っ?!」 > その声の主は、学校で学園祭の準備をしているはずの担任、だった。 ゼロス先生…あなたにはフィリアさん探知機の触覚でも生えているんですか? いえ、確かに気はきいているけどね。車で運んでもらった方が楽だもんね。 >「恐怖症ってわけじゃないんですけど、極端に暗くて狭いところは嫌ですね。」 >「大丈夫ですよ、フィリアさん。そんな暗くて狭いところに行くことになったら僕がついていってあげますからv」 だから、その方がキケン(笑)。 >「オイッ、コラお前らあぁっ!!」 > いまだゼルガディスになぐさめられてるアメリア、勝手に燃えてるリナに付き合わされてるガウリィ、そしてほんわかムードのゼロスとフィリアは、そう呼ばれて現実に戻ってきた。…その声の主はもちろんヴァル。 >「んなとこでサボってるひまがあったらこっち手伝いやがれっ!」 > ツカツカと近寄ってきて何気にフィリアの手を握っていたゼロスの手を振りほどく。 ヴァル君けっこう真面目に準備していたんですね。 彼もひょっとしたらお祭り騒ぎとかのノリは良いんでしょうか? しっかし、ゼロス先生とフィリアさんのお二人は呼ばれるまでほんわかムードで どちらまでトリップしてた? >「ヴァルさんずっと教室で準備してましたよね?今日、教室のなかで怪しさ大爆発な人って見かけませんでしたか? 」 > さっきまで落ちこんでたのに…もう犯人探しに取りかかっている。 >「…お前もずっと教室にいただろうが……。」 >「……ヴァルさんがいじめる〜…」 これってけっこう身も蓋もない言われ方…。 >「んで、怪しい奴とかは見てないのね?」 >「そうだな…これといって怪しい奴は見なかったが…うちのクラスに何ら関係のない奴がうろちょろしてたことはあったな。」 >「それって男の方ですか、それとも女の方?」 > フィリアに問われ、俄然はりきって答えだすヴァル。 >「男が2人…確か、片方は茶髪で、優しそうな顔はしてるが腹ん中では何考えてるんだかわかんねぇような奴で、もう片方が――オレよりも少し薄暗い緑な髪をツンツンに立たせたヤローだったな。何やらアメリアの机の辺りを行ったり来たりしてたような…。」 よく見てるじゃん。 >「ああ、ありますけど…犯人見つけてどうする気ですか?」 >「とっちめるに決まってんじゃないっ!!」 > はいはい、貴女はそうでしたね、という表情で。そこから困ったようにフィリアに顔をむける。自分にも意見を求められたのだと感じた彼女は、 >「こんな卑怯な手を使わずに正々堂々とやってくださいって、注意しなくちゃ…生徒会長として。」 > 笑顔でそう答える。 >「フィリアー、とりあえず出し物の準備するわよーっ」 >「はーいっ!」 > 呼ばれて教室に入っていく彼女の後姿を見送りながら。 >「相手が注意されるだけでおとなしくしてくれるとは限らないんですが…。――なるほど、優面なブラウンヘアに緑のツンツン頭ですか……ふむ…。」 > もう一度、クラス出店の準備に加わった5人に視線を送る。 > >「何も起こらなければいいですけど…。」 > > ゼロスは知っていた、昔から自分の予感が外れたことのないことを。 何か起きた方が楽しいんですよ(笑)。 ゼロス先生にとって、美味しいことがあるかも?しれないんだし。 (↑これは九音の期待っ!!) 番外編「学園祭編」楽しみに待っていますね。 それでは。 |
4316 | 嵐の前の静けさ、です。 | 葵 芹香 E-mail URL | 9/16-00:09 |
記事番号4298へのコメント 珠捕ヶ 九音さんは No.4298「嵐の前の静けさ、ですか?」で書きました。 >>どうもこんばんわ、約1ヶ月くらい?訪れてなかった葵芹香です…すでに忘れられてたりして。 > >こんにちは、九音です。 >忘れてない、忘れてないです(笑)。 >これが…そう、「風雲急を告げる“学園祭編”」のプロローグになるんですね?!ゼロスとフィリアの明日は一体どっちを向いているんでしょうか?? どうも葵です。ありがとうございます、九音さんv そうです、これが学園祭編のプロローグになります。 一波瀾起こる学園祭…実はこの後すぐ投稿する予定だったりして。 別のツリーでUPしたほうがいいのかな? >>「お菓子類は全部届いたし、パラソル借りて来たし、水ヨーヨー釣り用に子供プールは買ったし…あとは当日、ラムネ冷やす氷を買いに行くだけね。」 >>「そうですね。飾り付けもみんなでやればそんなに大変じゃありませんし。ゼロス先生におおまかな装飾は話してきましたし、今頃始めてるんじゃないでしょうか。」 >>「何か呼びました?」 >>――――――………っ?! >>「ゼロス先生っ?!」 >> その声の主は、学校で学園祭の準備をしているはずの担任、だった。 > >ゼロス先生…あなたにはフィリアさん探知機の触覚でも生えているんですか? >いえ、確かに気はきいているけどね。車で運んでもらった方が楽だもんね。 触覚…まさにそうかも(笑)。どっから湧いてきたのっ?!…ってやっぱりゴキブリッ?! >>「恐怖症ってわけじゃないんですけど、極端に暗くて狭いところは嫌ですね。」 >>「大丈夫ですよ、フィリアさん。そんな暗くて狭いところに行くことになったら僕がついていってあげますからv」 > >だから、その方がキケン(笑)。 危険キケーン!暗くて狭いところに2人きりで行ったら、ゼロス君オオカミになる可能性大(笑)。 >>「オイッ、コラお前らあぁっ!!」 >> いまだゼルガディスになぐさめられてるアメリア、勝手に燃えてるリナに付き合わされてるガウリィ、そしてほんわかムードのゼロスとフィリアは、そう呼ばれて現実に戻ってきた。…その声の主はもちろんヴァル。 >>「んなとこでサボってるひまがあったらこっち手伝いやがれっ!」 >> ツカツカと近寄ってきて何気にフィリアの手を握っていたゼロスの手を振りほどく。 > >ヴァル君けっこう真面目に準備していたんですね。 >彼もひょっとしたらお祭り騒ぎとかのノリは良いんでしょうか? >しっかし、ゼロス先生とフィリアさんのお二人は呼ばれるまでほんわかムードで >どちらまでトリップしてた? ヴァル君はリナに次いでお祭り騒ぎ好きです。 ゼロス先生はトリップしてたでしょうけど、フィリアさんはただニコニコしてただけとか。 >>「ヴァルさんずっと教室で準備してましたよね?今日、教室のなかで怪しさ大爆発な人って見かけませんでしたか? 」 >> さっきまで落ちこんでたのに…もう犯人探しに取りかかっている。 >>「…お前もずっと教室にいただろうが……。」 >>「……ヴァルさんがいじめる〜…」 > >これってけっこう身も蓋もない言われ方…。 アメリアって結構こんな役どころ…。それ以上に出番少ないのがガウリィとゼル。もうちょっと目立たせてやらないと…。 >>「んで、怪しい奴とかは見てないのね?」 >>「そうだな…これといって怪しい奴は見なかったが…うちのクラスに何ら関係のない奴がうろちょろしてたことはあったな。」 >>「それって男の方ですか、それとも女の方?」 >> フィリアに問われ、俄然はりきって答えだすヴァル。 >>「男が2人…確か、片方は茶髪で、優しそうな顔はしてるが腹ん中では何考えてるんだかわかんねぇような奴で、もう片方が――オレよりも少し薄暗い緑な髪をツンツンに立たせたヤローだったな。何やらアメリアの机の辺りを行ったり来たりしてたような…。」 > >よく見てるじゃん。 よく見ててもらわないと、次の展開に進まない…っ!(苦笑) >>「ああ、ありますけど…犯人見つけてどうする気ですか?」 >>「とっちめるに決まってんじゃないっ!!」 >> はいはい、貴女はそうでしたね、という表情で。そこから困ったようにフィリアに顔をむける。自分にも意見を求められたのだと感じた彼女は、 >>「こんな卑怯な手を使わずに正々堂々とやってくださいって、注意しなくちゃ…生徒会長として。」 >> 笑顔でそう答える。 >>「フィリアー、とりあえず出し物の準備するわよーっ」 >>「はーいっ!」 >> 呼ばれて教室に入っていく彼女の後姿を見送りながら。 >>「相手が注意されるだけでおとなしくしてくれるとは限らないんですが…。――なるほど、優面なブラウンヘアに緑のツンツン頭ですか……ふむ…。」 >> もう一度、クラス出店の準備に加わった5人に視線を送る。 >> >>「何も起こらなければいいですけど…。」 >> >> ゼロスは知っていた、昔から自分の予感が外れたことのないことを。 > >何か起きた方が楽しいんですよ(笑)。 >ゼロス先生にとって、美味しいことがあるかも?しれないんだし。 >(↑これは九音の期待っ!!) > >番外編「学園祭編」楽しみに待っていますね。 はい、予想通り、何か起きるんですねぇ〜。 ゼロス先生には美味しいのか…な? これから学園祭編を投稿します…それでは☆ |