◆−ファーストキス?(ゼルリナ)−かみや はるか(9/16-04:39)No.4321
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4321ファーストキス?(ゼルリナ)かみや はるか E-mail URL9/16-04:39


こんにちは!
ゼルリナ
またまた書いてしましました。
もう書かないっていってたのに・・。
どみこ様に便乗して私もゼルリナ広めよう〜。
よくあるネタですが、よかったらどみこ様にさしあげます。
返品可なんです。
ゼルから見たヴァージョン。

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コンコン・・
ドアをノックする音。
ガチャ
ドアを開けるとそこに立っていったのはリナだった。
「やっほ〜。中入っていい?」

泊まっている宿の一室。その時、ゼルガディスは特に何をするでもなく
一人で酒を飲んでいる所だった。
そろそろ寝ようかともおもっていたりもしていたのだが・・。
「ああ、入れよ。」
「ありがと。」
リナがこんな時間、何をしにここへ来たのかはよくわからないが、
リナが自分から来ることはあまりないことだった。
「そこ、座れよ」
「うん。」
ゼルガディスは、リナに座るようにすすめると、さっきまで飲んでいたグラスにまた酒をつぐ。
「一人でお酒のんでたの?」
「ああ。なんだったら、お前もいっしょに飲むか?」
「あっ、うん、気にしないで。さっきまであたしも飲んでたところだから。」
「そうか。」
「といっても私はガウリイと2人でだけど・・。ゼルもさそえばよかったね。」
「いや、俺は別に。」
ガウリイと2人で・・・
ゼルガディスはグラスに注いだお酒を飲みながら答える。
「気にするな、俺もわざわざ2人の仲を邪魔をする気はないさ。」
「なによ、それ。」
「いや、別に・・」
ゼルガディスはグラスに残っている酒をグィっと飲みほす。
「まぁ、いいわ。・・ねぇ、そこのベット借りていい?」
「は?」
リナはそういうと、ことあることかベットにいきなり横になった。
もちろんここは一人部屋。シングルベットが一つあるだけだった。
「なんかあたし飲みすぎちゃって、酔ってるみたい・・ちょっと寝るわ。」
「お・・おい、寝るたって、お前自分の部屋戻れよ。」
唐突なリナの行動にびっくりさせられながらも、この場合適切な指示だと思う。
「ちょっと横になるだけ」
「だいたいお前、ここに何しに来たんだ?」
「ん?なんとなく・・ゼルの顔が見たくなったのよ。」
「・・・お前、さっきから自分で何言ってるかわかってるのか?」
「わかってるわよ〜。だからわたしはここで寝るの」
だから?
・・なんだかよく分からんが、こいつ、絶対酔ってるな・・。
「おい、分かったから、マジで寝るなって・・。」
すぴ〜
「おい!」
すぴ〜

「ったく。」
ゼルガディスは元いた所にに座ると、またグラスに酒を注いだ。

にしても何考えてるんだ、こいつは・・。仮にも男の部屋でいきなし寝るか?
俺にどうしろっていうんだ。これじゃぁ、まるで・・。
しかし、リナにとって俺は、となりにいても安心して簡単に寝れるような男だったのか?
いや、もしかしてガウリイやゼロスが横にいても寝てしまうのだろうか。
・・一瞬、思考回路が止まる。

「・・まさかな」

リナの方を見ると、あいも変わらず寝息をたてている。
なんとなく立ち上がり、ベットの横に立ってみる。
「おい、何考えてんだお前は・・。」
ゼルガディスはリナの寝顔を覗き込みながら言ってみる。
起きる様子はない。・・それどころか、気持ちよさそうに眠っている。
はぁ〜。
「それにしても無防備すぎるぞ。いくら俺だからって、酔った勢いでなにをするか・・。」
そういって、ゼルガディスはリナの唇に顔を近づけた。

・・・・
ふっ
・・・何やってるんだ俺は。
今なら、リナは寝てるし、酔ってたからとか、お前のせいだぞ、とか言い訳はいくらでも言えるのに・・。
ゼルガディスは、顔を上げるとそのままベットから離れた。

とその時、
「・・なんでキスしないの?」
!?
ゼルガディスは思わず振り返る
「リナ、起きて・・?」
「ねぇ、なんでキスしてくれないの?」
何・・何を言ってるんだ。
起きてたのもかなり驚いたが、今こいつ何を言ったのか。
「お前・・まだ酔ってるのか?」
「最初から飲んでない・・最初から酔ってなんかないよ!」
・・・・。
じゃぁガウリイと飲んでたっていうのは・・。
嘘?でも、なんでそんな嘘を・・

「そんなにあたしって魅力ないかな・・。」
「そんなわけないだろ。」
リナに魅力がない?誰がそんな・・
「じゃぁなんで・・。」
・・キスしないのか。

「お前にキスなんて、できるわけない・・。」

「・・・そう。」
リナに魅力がないとかそういうことじゃない。
リナは、違うのだ。
「お前がどうでもいい女だったら、とっくにやってるさ。」

「・・・え?」

「本当に好きなやつ・・リナ、お前にキスは無理だ。」


「・・・ゼル、いいよ、あたし。あたしもゼルが好き。」
「お前、・・その場のノリで言ってるだけだろ。」
「違うわよ。私はゼルにキスしてほしいの。」
「遊んでるんだったらやめとけ。・・うぬぼれちまう。」
本気にしちまう。
「ゼル、あたし本気よ・・遊びじゃない。」
「・・いいのか?俺で」
「うん。ゼルがいい。」
そういってリナは目を閉じた。

俺はリナの頬ににそっとさわり、そのまま顔を近づける。
そして、唇を軽く合わせる。
それは短くて長い、甘いキスだった。

「お前、もしかして今のファーストキスだったか?」
「さぁ〜どうかしらねぇ。」
「・・・よかったのか、俺で。」
「何言ってんの。今日はゼルにキスしてもらいに来たんだもん。」
「なんじゃそりゃ。・・・今日は?」
「馬鹿。あたしがこんなことやるのゼルだけだもん。」
「当たり前だ。」

「ねぇ、もう一回しよ?」

Fin

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はい、どうだったでしょうか?
今回がゼルヴァージョンにしたので、こんどは
リナを書こうかとおもってます。
それでは。

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4331うにゃぁぁぁぁぁぁ〜〜〜(思わず笑み)どみこ E-mail 9/16-20:46
記事番号4321へのコメント

こんばんは。どみこです。
あたしの「小さな伝説」にレス付けてくれて有り難う御座います。
それと、>どみこ様に便乗して私もゼルリナ広めよう〜。
とありましたが、そうですね!広めましょう!
>よくあるネタですが、よかったらどみこ様にさしあげます。
え!?くれるの?ありがとうございます。
>返品可なんです。
返品なんてとんでもない!ありがたく頂戴させていただきます。ふふ。
では、今は時間がないのでこれにて。

どみこ