◆−feelings 1−桜井 ゆかり(10/8-19:24)No.4513 ┣う、にゃぁ〜〜〜ι−ゆっちぃ(10/11-00:06)No.4533 ┃┗訳アリで・・・・・・・・−桜井 ゆかり(10/11-18:20)No.4543 ┗feelings 2−桜井 ゆかり(10/13-17:27)NEWNo.4576 ┣Re:feelings 2−桜華 葉月(10/14-22:38)NEWNo.4585 ┃┗恐いの嫌い・・・・・−桜井 ゆかり(10/15-01:14)NEWNo.4595 ┗feelings 3−桜井 ゆかり(10/15-13:47)NEWNo.4606
4513 | feelings 1 | 桜井 ゆかり E-mail | 10/8-19:24 |
こんにちわ〜、またまたやってきました。マリーさんを入れたお話! これは、マリーと会ってから何年か経ったお話(そうしないと話の内容が合わない(爆)) どんな内容になるかは中を見てください〜 ________________________________ アメリアとゼルガディスはカプリフに滞在していた。 マリーはレーンドスの遺跡の管理者になりいつも遺跡を見守っていた。 そして、ゼルガディスはマリーの協力により元の姿に戻っていた。でも、いつでも昔の姿に戻ることが出来る。 実は、マリーの吸収能力でゼルガディスの合成獣の部分を取り去ったのだ。吸収したものはすぐに外に出せるからいつでも力を手に要られる事が出来るのだ。 そして、ゼロスはここのところ姿を見せてはいなかった。だから、ゼルガディスはこの頃は上機嫌だった。 「はい、コーヒーね。」 そういってお湯をコーヒーメーカーに注ぎカップとミルク、砂糖をアメリアとゼルガディスの前に置く。 「俺はミルクも砂糖もいらないのだが・・・・・」 「ゼルガディスさん!折角元の体に戻ったんですからミルクだけでも入れないと胃がやられてしまいますよ!」 ミルクと砂糖を遠慮するゼルガディスに噛み付いたのは正義一直線のアメリアだった。 「だって。 はい。コーヒー。ちゃんとミルクだけでも入れてあげれば?」 くすくすと笑いながらカップにコーヒを注ぐマリー。 アメリアは、マリーの注いでくれたコーヒーにミルクを入れて砂糖をがっぱんがっぱんと放り込む。どうやら、かなりの甘党のようだ。 ゼルガディスはやっぱりアメリアの頼みを断れずにちょっとミルクを入れた。 そして、2人はコーヒーを口に運んでいった。 「さてと、ゼロス。出て来たらどう? ちゃんとコーヒー出してあげるけど」 シュン 空気を切る音と共に黒い神官服を着た獣神官ゼロスがゆらりと現れた。が、ゼルガディスは相手をせず無視してマリーはもう一つ用意する。アメリアすらコーヒーを飲んでいてゼロスの相手をしない。 「はい。どーぞ」 「あ、ありがとうございます・・・・・ それより、ゼルガディスさんもアメリアさんもどうして僕のことを歓迎してくれないんです?」 ちょっとコーヒをかき混ぜていじけながら聞いてみた。すると、マリーは一口コーヒーを飲んで、 「どうせ、ゼロスに関わって大変なことが起こるのが嫌なんでしょうね。折角、ゆっくりとする為だけに来たんだからでしょ。」 「はぁ・・・・ それじゃあ、僕はお邪魔かもしれませんねぇ〜」 「何でですか?今回はお仕事だったんですか?」 やっとアメリアが話に加わった。でも、ゼルガディスはコーヒーを静かに飲んでいる。 「ええ。実は仕事だったんですよ。 竜神の力を持つ人間をを連れてくる、ねぇ〜」 『え・・・・?』 ゼロスの言葉に竜神の力を持つアメリアとマリー(その辺はまだ内緒)が反応する。 「力を持った人間をどうするつもりだ?ゼロス」 今まで無反応をしていたゼルガディスも『竜神の力を持つ』のゼロスの言葉に反応した。 「さぁ、どうすると思いますか?」 挑発的な口調で言いながら薄っすらと目を開く。が、ゼルガディスは動じることなくマリーを指し、 「こっちを連れてけ。」 「をぃ、こら待て! あたしは連れていかれてもいいの!?」 「いい。」 きっぱりとゼルガディスに言われて高らかと手を掲げて竜を呼ぼうとするのをみんなで押え込んだ。こういう時だけは、ゼロスもゼルガディスも必死になって協力し合う。結構、仲良く出来るかもしれない。 「でもさぁ、ゼロスがアストラル・サイドにアメりんを連れていってもあたしが速攻で助けに行くけど?」 マリーは落ち着いてから言葉を漏らす。だが、そんなマリーの言葉にゼロスはいままでで一番恐い顔を浮かべて、 「未来に連れて行けばいくらマリーさんでも手が出せないでしょうね。」 ゆっくりと相手に恐怖を与えるような言い方で言う。3人はぞくりっと背筋が凍るのが分ったような気がした。 「そ、それってどういう事ですか・・・・?」 背筋の凍ったような感覚をはらいアメリアがゼロスに尋ねて見る。 すると、返事の代わりにアメリアの周りに黒い霧が立ち昇る。 「な、なんですか!?これ! ごほっ・・・・!」 黒い霧が立ち昇ると共にマリーとゼルガディスには目眩がしてくる。 「くっ、・・・ゼロス、貴様・・・一体なにを・・・・した・・・・?」 ゼルガディスは目眩をなんとか抑え声をだす。だが、マリーはもう倒れていた。 「おやおや、まだ大丈夫なんですか。 ずいぶんと竜神の力の側にいたはずなんですけどねぇ〜」 そういってパチンと指を鳴らす。すると、アメリアの下が消滅してアストラル・サイドの入り口となった。 「ひ、ひゃぁぁぁぁああああ!!!」 アメリアは声を上げて暗いアストラル・サイドに落ちていった。 「アメリア・・・・・!」 「アメリアさんは貰って行きますよ。ゼルガディスさん。 それと、ゼルガディスさんを苦しめている症状は魔族が開発した竜神を眠らせる薬ですよ。長い間竜神の側にいるとその薬も効くようになるんですよ。」 面白そうに話すゼロスとは違いゼルガディスはもう意識が切れそうな状態だった。が、げしっとゼロスに蹴られて意識を手放した。 「これは、貴方がアメリアさんを奪った罰ですよ。ゼルガディスさん」 意識のないゼルガディスにそれだけ言ってアメリアを吸い込んだ穴の中にゼロスも消えていった。 _____________________________________________ また続き物・・・・・ どーなる?アメリアの運命は!? では〜。 (完全にやる気オフの私・・・・) |
4533 | う、にゃぁ〜〜〜ι | ゆっちぃ E-mail | 10/11-00:06 |
記事番号4513へのコメント 今晩わです〜vゆっちぃです☆ 早速ですが、読ませていただきましたぁっ『feelings』!! んもうもうっ、姫を返せゼロスーーーーーーーっっ!! ………そう、叫ばずにはいられない展開でした(叫ぶなι)今後がとっても気になります! やる気オフなんていけませんてば!!ゆっちぃ、楽しみにしてるんですからv(我が儘ゆってごめんなさいιでもホント、楽しみですよ続きv) 短くてすいませんが、これにて失礼させていただきますね(汗) テスト終わったらメール送らせて下さいvゆっちぃでした☆ |
4543 | 訳アリで・・・・・・・・ | 桜井 ゆかり E-mail | 10/11-18:20 |
記事番号4533へのコメント >今晩わです〜vゆっちぃです☆ こんばんわ。ゆっちぃさん >早速ですが、読ませていただきましたぁっ『feelings』!! >んもうもうっ、姫を返せゼロスーーーーーーーっっ!! >………そう、叫ばずにはいられない展開でした(叫ぶなι)今後がとっても気になります! どうぞ、叫んじゃって下さい。 私も書きながら叫んでましたから(授業中だったので心の中で) >やる気オフなんていけませんてば!!ゆっちぃ、楽しみにしてるんですからv(我が儘ゆってごめんなさいιでもホント、楽しみですよ続きv) なんとか頑張ろうと思います。 でも、今日も色々とあってやる気がこれを書い日以上にへってます。 こんな私を許してゆっちぃさん・・・・・・・・ なんとかすぐに続きを投稿しますから。 >短くてすいませんが、これにて失礼させていただきますね(汗) >テスト終わったらメール送らせて下さいvゆっちぃでした☆ 分かりました。 じゃあ、待ってますね。メール って、私もテストが近かったんだ・・・・・・・・・ 完全に忘れてましたよ・・・・・あ、あは、あはははは。 笑ってごまかしつつ、テストが終り次第投稿しますね。(←遅くなりそう・・・・・) |
4576 | feelings 2 | 桜井 ゆかり E-mail | 10/13-17:27 |
記事番号4513へのコメント ――――――・・・・・きろ・・・・・・―――――― ――――――・・・・やく・・・・きて・・・・・・―――――― 「起きなさいよ!!」 げし! 「うっ・・・・・」 ゼルガディスは誰かに蹴りを入れられて意識を戻した。そして、ゼルガディスは起き上がり自分を蹴った相手を見上げた。 「たくっ、目覚めが悪いにも程があるわよ!」 怒りに似た声が飛んでくる。声の主は、長い栗色の髪の魔道士 ――――――リナ=インバース―――――― が、ゼルガディスはリナにではなくその後ろにいる人物に驚いた。 「って、そんな事を言ってる場合じゃありません! 一刻も早くマリーさんも起こして・・・・・・・」 「き、貴様!!アメリアを何処にやった!!?」 ゼルガディスはその人物の胸倉を掴み大声で叫ぶ。 その人物とは、さっきアメリアをさらっていったはずの獣神官ゼロス―――――― 「落ち着け!ゼルガディス!! 実は、これには深い訳があるんだ。」 「どーいう深い訳でこいつといっしょにいるんだ!!?」 怒りで我を忘れて暴走しているらしいゼルガディスにリナが鞘から短剣を取り出し柄の方でゼルガディスを叩いた。 その痛さでゼルガディスはもう一度意識を手放しそうになる。 「どうやら、あいつはもうここに来てアメリアをさらったようね・・・・・」 「はぁ、早くあの”僕”を戻さない限り僕は、僕は・・・・・・・・ ゼラス様になんて言ったらいいのか・・・・・・」 と、ひとり落ち込むゼロス。が、そんなゼロスを誰も相手にせずガウリイはマリーを起こしに行った。 「どういうことだ?」 ぎろりとリナを睨みながら威圧感がたっぷりと入った声を出す。だが、リナは動じることなく普通の口調で 「いや、なんだか”未来”のゼロスがアメリアをさらっていったみたいなのよ。」 と、言ったがいきなり言われて信用出来るわけがない。 「はぁ・・・・?」 よく事情が飲み込めないらしくゼルガディスはまぬけな声を上げた。 「だから、未来のゼロスが過去にやってきてアメリアをさらっていったわけ。わかった?」 「未来・・・・?それって、どういうことなの?」 リナが言ってきたことに口を挟んだのはガウリイに起こされたマリー。 リナは答えようとして口を開こうとするがゼロスに制されて口を閉じた。 「実はですね、結構前にゼラス様から鏡を頂いたんです。それが、原因らしくて未来の僕がこっちに姿を現わしたようなんですよ。」 いつもの軽い口調とは違いまじめな口調で話すゼロスの言葉に問いを投げたのはゼルガディス。 「ちょっといいか? 鏡が原因で何故未来のゼロスが現れる?」 「あたしもそれが疑問なのよねぇ〜。 いきなりゼロスが来て「力を貸して下さい」だったから・・・・・・」 「ひとつならいいじゃないか。俺なんか全部分からない事だらけだぜ」 ガウリイはそういって「はっはっはっ」とあっけらかんに笑い出す。が、リナが何処からともなくだしたスリッパで殴られて静かになった。 ゼルガディス達は無言でリナとガウリイを見つめていて何も言わない。いや、呆れてものが言えない状態にあった。 そんな静寂のなか声を出したのはガウリイを殴ったリナ。 「さ、馬鹿はほっておいてゼロス!説明して頂戴。」 「はぁ・・・・・ じゃあ、続きですけどその鏡には何らかの魔力が込められていたらしく未来を何気なーく思っていたら出てきちゃったんですよ。」 そういってガウリイのように呑気に笑い出す。 「魔族が未来を思うなぁぁぁぁぁあああ!!!」 ばっこーーーん! リナはガウリイを殴ったスリッパではなく違うスリッパでゼロスの頭を叩いていた。それも、赤く輝いている。 「ア、魔皇霊斬(アストラル・ヴァイン)のおまけ付き・・・・・・・」 そう。スリッパにはご丁寧なことに魔皇霊斬がかかっていた。 「ふっ、これだったらゼロスにもダメージがあるから、これがゼロス撃退専用スリッパなのよ! そして、こっちがガウリイ専用のツッコミスリッパ君ね。」 「ちゃんと区別するか?普通・・・・・・・」 「今の人はそうしてるの!ガウリイの場合は何年も前の考えなのよ!」 ガウリイの冷静なツッコミにも負けずちゃんと答えを返す。 「だぁぁぁぁぁあああ!!おのれらいいかげんにせい!!」 リナとガウリイの漫才に嫌気がさし、ゼルガディスがキレる一歩手前まできてしまい大声を上げた。 「ゼロス! どれくらい先の未来を思っていた?」 「はぁ、1000年ぐらい先でしょうか・・・・・」 頭に人差し指をあててよく分からないといったような口調でそういうゼロス。 「そんなに生きるのか?」 「まぁ、魔族ですから・・・・・」 「って、ガウは黙ってて!! ところで、ゼロス。アメリアが何処に連れて行かれたか分からないの!?」 「さぁ・・・・・分りません。が、僕がこの鏡を持っている限りはアメリアさんはこの世界のどこかにいるのは間違いありませんね。」 そう言いながら鏡を召喚してみんなに見せる。 その鏡は何処からどう見ても普通の鏡にしか見えない。 縁取りがしてありなんともおぞましい竜の残骸の彫刻が飾ってある。こんなのを竜族なんかに見せたら竜は逆上して暴れ出すだろう。そのくらいのおぞましさだ。 「どうして、この鏡を持ってるとアメリアは安全だって分るの?」 「この鏡から召喚されたんですからこの鏡に帰っていくのは間違いないでしょうから。」 「どういう事?」 「どうやら、過去と繋がっているようなんですよ。 ですから、・・・・・・・・・」 かちゃっとゼロスの声を遮ってマリーの家のドアが開く。 入ってきたのは真紅の髪を持った見た目10歳ぐらいの男の子レイ=カーティス。マリーと同じ力を持つ半竜の子。 「レイ!!なに後ろに厄をくつっけて帰ってくるの!!?」 マリーが声を上げる。後ろにはさっきアメリアをさらっていったはずの未来のゼロスがアメリアを抱えて立っていたからだ。 「おや、僕は厄扱いですか。 とりあえず、アメリアさんは返しますよ。ただし、アメリアさんが元に戻らなかったら未来は変わるでしょうけどね。」 未来のゼロスは目の前にアメリアを呼び出しゼロスに渡す。 そして、鏡の中に消えていった・・・・・・・ 「はぁ、どういう事なんでしょう・・・・・・・」 事情が分からない過去のメンバーは首を傾げるしかなかった。 だが、このことは確実に未来にも影響しはじめていく。 ______________________________________________ ゼロス君からアメリアを返してもらったのに話が終ってない・・・・・ 何故だろう・・・・・ (それは分からない・・・・・)←やまびこ それと、今気付いたんですけど今日ってジェイソンの日じゃないですか!! 早く家のカギを閉めて布団に入って寝ちゃえ。 え?そんなものは存在しないって? 私は現実になさそうなものを信じるたちなのです! (威張って言うな威張って)←やまびこ では、また今度!! もしかしたら日曜日にでも書くかもしれないので。 でわ〜☆ |
4585 | Re:feelings 2 | 桜華 葉月 | 10/14-22:38 |
記事番号4576へのコメント 桜井 ゆかりさんは No.4576「feelings 2」で書きました。 はじめまして〜!!!かな?クラゲ並の脳味噌は記憶力が乏しくて(涙) とりあえずよろしく〜!!! > > > > ――――――・・・・・きろ・・・・・・―――――― > > > ――――――・・・・やく・・・・きて・・・・・・―――――― > 上のセリフは誰でしょうね?ふむふむ(考え中)・・・Zzzzz。 > >「起きなさいよ!!」 > >げし! はう〜!!! は、どこからともなく某魔王愛用の2リットルペットボトルが・・・。し、自然に優しいが、ぼくには厳しい。・・・パタ。 > >「うっ・・・・・」 >ゼルガディスは誰かに蹴りを入れられて意識を戻した。そして、ゼルガディスは起き上がり自分を蹴った相手を見上げた。 >「たくっ、目覚めが悪いにも程があるわよ!」 >怒りに似た声が飛んでくる。声の主は、長い栗色の髪の魔道士 > > ――――――リナ=インバース―――――― > >が、ゼルガディスはリナにではなくその後ろにいる人物に驚いた。 >「って、そんな事を言ってる場合じゃありません! >一刻も早くマリーさんも起こして・・・・・・・」 >「き、貴様!!アメリアを何処にやった!!?」 >ゼルガディスはその人物の胸倉を掴み大声で叫ぶ。 ゼロスを吐かせるにはそれくらいじゃ効かないって。(笑) >その人物とは、さっきアメリアをさらっていったはずの獣神官ゼロス―――――― >「落ち着け!ゼルガディス!! >実は、これには深い訳があるんだ。」 >「どーいう深い訳でこいつといっしょにいるんだ!!?」 >怒りで我を忘れて暴走しているらしいゼルガディスにリナが鞘から短剣を取り出し柄の方でゼルガディスを叩いた。 ちょっと酷いぞ。(恐) >その痛さでゼルガディスはもう一度意識を手放しそうになる。 やはり・・・。 >「どうやら、あいつはもうここに来てアメリアをさらったようね・・・・・」 >「はぁ、早くあの”僕”を戻さない限り僕は、僕は・・・・・・・・ >ゼラス様になんて言ったらいいのか・・・・・・」 >と、ひとり落ち込むゼロス。が、そんなゼロスを誰も相手にせずガウリイはマリーを起こしに行った。 >「どういうことだ?」 >ぎろりとリナを睨みながら威圧感がたっぷりと入った声を出す。だが、リナは動じることなく普通の口調で >「いや、なんだか”未来”のゼロスがアメリアをさらっていったみたいなのよ。」 >と、言ったがいきなり言われて信用出来るわけがない。 >「はぁ・・・・?」 >よく事情が飲み込めないらしくゼルガディスはまぬけな声を上げた。 >「だから、未来のゼロスが過去にやってきてアメリアをさらっていったわけ。わかった?」 >「未来・・・・?それって、どういうことなの?」 >リナが言ってきたことに口を挟んだのはガウリイに起こされたマリー。 >リナは答えようとして口を開こうとするがゼロスに制されて口を閉じた。 >「実はですね、結構前にゼラス様から鏡を頂いたんです。それが、原因らしくて未来の僕がこっちに姿を現わしたようなんですよ。」 >いつもの軽い口調とは違いまじめな口調で話すゼロスの言葉に問いを投げたのはゼルガディス。 >「ちょっといいか? >鏡が原因で何故未来のゼロスが現れる?」 >「あたしもそれが疑問なのよねぇ〜。 >いきなりゼロスが来て「力を貸して下さい」だったから・・・・・・」 >「ひとつならいいじゃないか。俺なんか全部分からない事だらけだぜ」 >ガウリイはそういって「はっはっはっ」とあっけらかんに笑い出す。が、リナが何処からともなくだしたスリッパで殴られて静かになった。 >ゼルガディス達は無言でリナとガウリイを見つめていて何も言わない。いや、呆れてものが言えない状態にあった。 >そんな静寂のなか声を出したのはガウリイを殴ったリナ。 >「さ、馬鹿はほっておいてゼロス!説明して頂戴。」 >「はぁ・・・・・ >じゃあ、続きですけどその鏡には何らかの魔力が込められていたらしく未来を何気なーく思っていたら出てきちゃったんですよ。」 >そういってガウリイのように呑気に笑い出す。 >「魔族が未来を思うなぁぁぁぁぁあああ!!!」 そのと〜り!!! > >ばっこーーーん! > >リナはガウリイを殴ったスリッパではなく違うスリッパでゼロスの頭を叩いていた。それも、赤く輝いている。 >「ア、魔皇霊斬(アストラル・ヴァイン)のおまけ付き・・・・・・・」 >そう。スリッパにはご丁寧なことに魔皇霊斬がかかっていた。 >「ふっ、これだったらゼロスにもダメージがあるから、これがゼロス撃退専用スリッパなのよ! >そして、こっちがガウリイ専用のツッコミスリッパ君ね。」 >「ちゃんと区別するか?普通・・・・・・・」 >「今の人はそうしてるの!ガウリイの場合は何年も前の考えなのよ!」 >ガウリイの冷静なツッコミにも負けずちゃんと答えを返す。 >「だぁぁぁぁぁあああ!!おのれらいいかげんにせい!!」 >リナとガウリイの漫才に嫌気がさし、ゼルガディスがキレる一歩手前まできてしまい大声を上げた。 >「ゼロス! >どれくらい先の未来を思っていた?」 >「はぁ、1000年ぐらい先でしょうか・・・・・」 >頭に人差し指をあててよく分からないといったような口調でそういうゼロス。 >「そんなに生きるのか?」 >「まぁ、魔族ですから・・・・・」 >「って、ガウは黙ってて!! >ところで、ゼロス。アメリアが何処に連れて行かれたか分からないの!?」 >「さぁ・・・・・分りません。が、僕がこの鏡を持っている限りはアメリアさんはこの世界のどこかにいるのは間違いありませんね。」 >そう言いながら鏡を召喚してみんなに見せる。 >その鏡は何処からどう見ても普通の鏡にしか見えない。 >縁取りがしてありなんともおぞましい竜の残骸の彫刻が飾ってある。こんなのを竜族なんかに見せたら竜は逆上して暴れ出すだろう。そのくらいのおぞましさだ。 >「どうして、この鏡を持ってるとアメリアは安全だって分るの?」 >「この鏡から召喚されたんですからこの鏡に帰っていくのは間違いないでしょうから。」 >「どういう事?」 >「どうやら、過去と繋がっているようなんですよ。 >ですから、・・・・・・・・・」 >かちゃっとゼロスの声を遮ってマリーの家のドアが開く。 >入ってきたのは真紅の髪を持った見た目10歳ぐらいの男の子レイ=カーティス。マリーと同じ力を持つ半竜の子。 新キャラ登場〜!!! >「レイ!!なに後ろに厄をくつっけて帰ってくるの!!?」 >マリーが声を上げる。後ろにはさっきアメリアをさらっていったはずの未来のゼロスがアメリアを抱えて立っていたからだ。 やはりお姫様だっこでしょうか? >「おや、僕は厄扱いですか。 厄なんて生やさしいもんじゃないでしょ。 >とりあえず、アメリアさんは返しますよ。ただし、アメリアさんが元に戻らなかったら未来は変わるでしょうけどね。」 >未来のゼロスは目の前にアメリアを呼び出しゼロスに渡す。 >そして、鏡の中に消えていった・・・・・・・ >「はぁ、どういう事なんでしょう・・・・・・・」 >事情が分からない過去のメンバーは首を傾げるしかなかった。 > > >だが、このことは確実に未来にも影響しはじめていく。 > > >______________________________________________ > > >ゼロス君からアメリアを返してもらったのに話が終ってない・・・・・ >何故だろう・・・・・ >(それは分からない・・・・・)←やまびこ >それと、今気付いたんですけど今日ってジェイソンの日じゃないですか!! >早く家のカギを閉めて布団に入って寝ちゃえ。 ジェイソンはチェーンソー持ってるから無駄ですよ〜ん♪ > >え?そんなものは存在しないって? >私は現実になさそうなものを信じるたちなのです! >(威張って言うな威張って)←やまびこ 大丈夫、あたしも気にしてます。が、日にち忘れてました〜!!! 気が付いたときには土曜日でした。(笑)何事もなくて良かった。(喜) >では、また今度!! >もしかしたら日曜日にでも書くかもしれないので。 >でわ〜☆ > でわ、また今度。ばいば〜い。 |
4595 | 恐いの嫌い・・・・・ | 桜井 ゆかり E-mail | 10/15-01:14 |
記事番号4585へのコメント 桜華 葉月さんは No.4585「Re:feelings 2」で書きました。 > >桜井 ゆかりさんは No.4576「feelings 2」で書きました。 >はじめまして〜!!!かな?クラゲ並の脳味噌は記憶力が乏しくて(涙) >とりあえずよろしく〜!!! はい。はじめましてですよ。 葉月さん。よろしくお願いしますね。 >> >> >> >> ――――――・・・・・きろ・・・・・・―――――― >> >> >> ――――――・・・・やく・・・・きて・・・・・・―――――― >> >上のセリフは誰でしょうね?ふむふむ(考え中)・・・Zzzzz。 あ、あれ?寝てます?もしかして・・・・・・・ それより、上の台詞でしたね。 ゼルガディス君が浅い眠りのふちにいる時に聞こえたリナの声。 >> >>「起きなさいよ!!」 >> >>げし! >はう〜!!! >は、どこからともなく某魔王愛用の2リットルペットボトルが・・・。し、自然に優しいが、ぼくには厳しい。・・・パタ。 きゃーーー!!大丈夫ですか!? >> >>「うっ・・・・・」 >>ゼルガディスは誰かに蹴りを入れられて意識を戻した。そして、ゼルガディスは起き上がり自分を蹴った相手を見上げた。 >>「たくっ、目覚めが悪いにも程があるわよ!」 >>怒りに似た声が飛んでくる。声の主は、長い栗色の髪の魔道士 >> >> ――――――リナ=インバース―――――― >> >>が、ゼルガディスはリナにではなくその後ろにいる人物に驚いた。 >>「って、そんな事を言ってる場合じゃありません! >>一刻も早くマリーさんも起こして・・・・・・・」 >>「き、貴様!!アメリアを何処にやった!!?」 >>ゼルガディスはその人物の胸倉を掴み大声で叫ぶ。 >ゼロスを吐かせるにはそれくらいじゃ効かないって。(笑) 混乱してるんでしょう。起きたばっかりだし(笑) >>その人物とは、さっきアメリアをさらっていったはずの獣神官ゼロス―――――― >>「落ち着け!ゼルガディス!! >>実は、これには深い訳があるんだ。」 >>「どーいう深い訳でこいつといっしょにいるんだ!!?」 >>怒りで我を忘れて暴走しているらしいゼルガディスにリナが鞘から短剣を取り出し柄の方でゼルガディスを叩いた。 >ちょっと酷いぞ。(恐) それくらいやらないとダメージなしだから☆(←酷い) あ、でも、どこぞの正義のお姫様の鉄拳ならダメージあるかも。 >>その痛さでゼルガディスはもう一度意識を手放しそうになる。 >やはり・・・。 だって、痛いもん。普通の人間なら気絶してますね。絶対。 こういう時に岩の体は役に立つ。 >>「だから、未来のゼロスが過去にやってきてアメリアをさらっていったわけ。わかった?」 >>「未来・・・・?それって、どういうことなの?」 >>リナが言ってきたことに口を挟んだのはガウリイに起こされたマリー。 >>リナは答えようとして口を開こうとするがゼロスに制されて口を閉じた。 >>「実はですね、結構前にゼラス様から鏡を頂いたんです。それが、原因らしくて未来の僕がこっちに姿を現わしたようなんですよ。」 >>いつもの軽い口調とは違いまじめな口調で話すゼロスの言葉に問いを投げたのはゼルガディス。 >>「ちょっといいか? >>鏡が原因で何故未来のゼロスが現れる?」 >>「あたしもそれが疑問なのよねぇ〜。 >>いきなりゼロスが来て「力を貸して下さい」だったから・・・・・・」 >>「ひとつならいいじゃないか。俺なんか全部分からない事だらけだぜ」 >>ガウリイはそういって「はっはっはっ」とあっけらかんに笑い出す。が、リナが何処からともなくだしたスリッパで殴られて静かになった。 >>ゼルガディス達は無言でリナとガウリイを見つめていて何も言わない。いや、呆れてものが言えない状態にあった。 >>そんな静寂のなか声を出したのはガウリイを殴ったリナ。 >>「さ、馬鹿はほっておいてゼロス!説明して頂戴。」 >>「はぁ・・・・・ >>じゃあ、続きですけどその鏡には何らかの魔力が込められていたらしく未来を何気なーく思っていたら出てきちゃったんですよ。」 >>そういってガウリイのように呑気に笑い出す。 >>「魔族が未来を思うなぁぁぁぁぁあああ!!!」 >そのと〜り!!! 魔族が未来を思うなんて反則です! >> >>ばっこーーーん! >> >>リナはガウリイを殴ったスリッパではなく違うスリッパでゼロスの頭を叩いていた。それも、赤く輝いている。 >>「ア、魔皇霊斬(アストラル・ヴァイン)のおまけ付き・・・・・・・」 >>そう。スリッパにはご丁寧なことに魔皇霊斬がかかっていた。 >>「ふっ、これだったらゼロスにもダメージがあるから、これがゼロス撃退専用スリッパなのよ! >>そして、こっちがガウリイ専用のツッコミスリッパ君ね。」 >>「ちゃんと区別するか?普通・・・・・・・」 >>「今の人はそうしてるの!ガウリイの場合は何年も前の考えなのよ!」 >>ガウリイの冷静なツッコミにも負けずちゃんと答えを返す。 >>「だぁぁぁぁぁあああ!!おのれらいいかげんにせい!!」 >>リナとガウリイの漫才に嫌気がさし、ゼルガディスがキレる一歩手前まできてしまい大声を上げた。 >>「ゼロス! >>どれくらい先の未来を思っていた?」 >>「はぁ、1000年ぐらい先でしょうか・・・・・」 >>頭に人差し指をあててよく分からないといったような口調でそういうゼロス。 >>「そんなに生きるのか?」 >>「まぁ、魔族ですから・・・・・」 >>「って、ガウは黙ってて!! >>ところで、ゼロス。アメリアが何処に連れて行かれたか分からないの!?」 >>「さぁ・・・・・分りません。が、僕がこの鏡を持っている限りはアメリアさんはこの世界のどこかにいるのは間違いありませんね。」 >>そう言いながら鏡を召喚してみんなに見せる。 >>その鏡は何処からどう見ても普通の鏡にしか見えない。 >>縁取りがしてありなんともおぞましい竜の残骸の彫刻が飾ってある。こんなのを竜族なんかに見せたら竜は逆上して暴れ出すだろう。そのくらいのおぞましさだ。 >>「どうして、この鏡を持ってるとアメリアは安全だって分るの?」 >>「この鏡から召喚されたんですからこの鏡に帰っていくのは間違いないでしょうから。」 >>「どういう事?」 >>「どうやら、過去と繋がっているようなんですよ。 >>ですから、・・・・・・・・・」 >>かちゃっとゼロスの声を遮ってマリーの家のドアが開く。 >>入ってきたのは真紅の髪を持った見た目10歳ぐらいの男の子レイ=カーティス。マリーと同じ力を持つ半竜の子。 >新キャラ登場〜!!! 新キャラです。が、結構前から「マリーさんラブラブにしよう」とか言って作ったキャラ。一体何時の話だろう・・・・・・・ >>「レイ!!なに後ろに厄をくつっけて帰ってくるの!!?」 >>マリーが声を上げる。後ろにはさっきアメリアをさらっていったはずの未来のゼロスがアメリアを抱えて立っていたからだ。 >やはりお姫様だっこでしょうか? そ、そうじゃないでしょうか・・・・・・・・ そこまで深くは考えてないもので・・・・・・・・・・ >>「おや、僕は厄扱いですか。 >厄なんて生やさしいもんじゃないでしょ。 うん。同調します。 厄なんてなまやさしいものではありません。 フィリア曰く『生ゴミ』よりも私の言い方の方が酷いかもしれません。 >>とりあえず、アメリアさんは返しますよ。ただし、アメリアさんが元に戻らなかったら未来は変わるでしょうけどね。」 >>未来のゼロスは目の前にアメリアを呼び出しゼロスに渡す。 >>そして、鏡の中に消えていった・・・・・・・ >>「はぁ、どういう事なんでしょう・・・・・・・」 >>事情が分からない過去のメンバーは首を傾げるしかなかった。 >> >> >>だが、このことは確実に未来にも影響しはじめていく。 >> >> >>______________________________________________ >> >> >>ゼロス君からアメリアを返してもらったのに話が終ってない・・・・・ >>何故だろう・・・・・ >>(それは分からない・・・・・)←やまびこ >>それと、今気付いたんですけど今日ってジェイソンの日じゃないですか!! >>早く家のカギを閉めて布団に入って寝ちゃえ。 >ジェイソンはチェーンソー持ってるから無駄ですよ〜ん♪ そ、そんな恐ろしいことを言わないで・・・・・・・ 恐いの大嫌いなんですから。 >> >>え?そんなものは存在しないって? >>私は現実になさそうなものを信じるたちなのです! >>(威張って言うな威張って)←やまびこ >大丈夫、あたしも気にしてます。が、日にち忘れてました〜!!! >気が付いたときには土曜日でした。(笑)何事もなくて良かった。(喜) 私もそうでしたが、12時まできっぱり起きてました。 寝るとチェンソーを持って殺ってくるんではないかと思って・・・・・・・ >>では、また今度!! >>もしかしたら日曜日にでも書くかもしれないので。 >>でわ〜☆ >> >でわ、また今度。ばいば〜い。 は〜い。また今度。 葉月さんのところにもレスを付けに行きますから。 |
4606 | feelings 3 | 桜井 ゆかり E-mail | 10/15-13:47 |
記事番号4576へのコメント あれから、一週間が経ったのだがアメリアは目を覚まさなかった。 リナとガウリイは新しい旅につくっと言って出ていったはずなのだが近くでよく爆発音が聞こえるのだ。どうせ、近くにでもいるのだろう。 そして、マリーはいつも神殿に向かい祈りを捧げ、ゼルガディスとゼロスは毎日アメリアのもとにいる。 こんな毎日が続いていた。 今日、マリーが水を汲んでいた時、後ろからゼロスがやってきた。 「半竜の子はどうしたんですか?」 「レイのこと? レイなら翼を生やしてその辺にまだリナとガウがいるか探してきてもらってるの。」 もともと、レイとマリーの一族は竜の血を半分受け継いだ民。完全な竜には変化出来ないが翼だけ自分の意志で生やすことが出来るという能力の持ち主。それが出来るのはレイだけだが・・・・ マリーの場合は人間の血の方が強くなってしまった為翼さえ生やすことが出来なくなってしまった。 「はぁ、いないんですか・・・・・・」 がっかりとするゼロス。そして、がっくりとしながら帰って行こうとするゼロスの肩をがしぃっとマリーが掴む。 「ねぇ、もしかしてさぁ あたし達の力を無断で使おうとしてない?たとえば、半竜の血で回復薬でもつくろうとしてない?アメりんの」 ぎろりと睨みながらゼロスに言う。 人魚の血は不老不死になれるといわれる。それと同じようにいくつかの血の伝承が残っている。その一つが半竜の血。 半竜はめったにいない竜。その血は人間でも竜でもない血。その血を使えば、なんでもかんでも治す薬が作れる。 この伝承は本物で竜と魔族はよく知っている。だが、薬を作るには一匹の半竜を殺さくてはいけない。必要な血が体に流れているほとんどの血だからだ。 そんな恐ろしいことをしようとしているゼロスを半竜の者であるマリーが許すはずがないだろう。 「い、いやですねぇ〜、僕がそんなことするはずないじゃないですか。」 微かに引きつりながらそう言う。 ──絶対に考えてたなコイツ・・・・・・・・─── 引きつった笑いを浮かべるゼロスを見てマリーはそう思った。が、顔には出さず、 「そうねぇ〜。そんなことするはずないよね。 アメりんの為とはいえゼロスがレイを殺そうとするはずないよねぇ〜」 ニッコリと笑ってゼロスを脅迫する。 そんなマリーの脅迫は続くことはなかった。理由は、レイが帰ってきたからだ。 「どうしたんだ?珍しい組み合わせの2人がこんな所で立ち話なんてさ」 「ちょっとゼロスが、面白いことをしようとしてたから。 それより、リナとガウはどうだった?」 「まだいた。ほら、そこにやまとやまの間のところがあるだろ?その辺にいたぞ」 そういって空から降りてきて背中の翼をしまう。 「やっぱりアメリアさんのことが心配なんですねぇ〜」 脅されていたときのような顔ではなくいつものニコ目に戻ったゼロスがレイの言葉を返した。 「そうだろーな。俺様には分からないがそういうものなんだろうな・・・・・」 「竜は孤独を愛する種族だからね。仲間意識なんかあんまりないんだね。 でも、あたしは人間の血の方が濃いから仲間意識はあるけどね。 それよりさぁ、ゼルばっかりにアメりんの看病やらせたら駄目だからあたし達もいかない?」 「そうですねぇ。ゼルガディスさんに任せておくとなにをやるか分かりませんからねぇ〜」 ゼロスがそういって次にレイが口を開こうとしたその時! 『なにぃぃぃぃぃいいいいい!!!!??』 大きな驚きの声がマリーの家から響き渡った。 その声は何処からどう聞いてもゼルガディスの声だった。 3人はその声に顔を見合わせてその場からすぐにアストラル・サイドに移り素早くアメリアの寝かされていた部屋に現れる。 「どうしたのんだよ!ゼル兄」 慌ててゼルガディスの側に駆けつけそう言ったのはレイ。ゼルガディスのことを兄みたいに慕っている彼は彼の驚きぶりに驚いたのだろう。 マリーはベッドにいるはずのアメリアを確認しようとベッドに近付くがアメリアの姿は見付からなかった。 慌てて周りを見渡すとベッドの端っこで縮こまっているアメリアを発見して肩に手をのせ「大丈夫?」と声をかけようとしたらその手を急に払いゼロスの側に駆けつける。 アメリアはゼロスの神官服を掴みながらマリーに、 「あ、貴方誰です!?」 と一言_________ それを言ったアメリア以外時が止まったようにその場に固まった。だが、一番最初にアメリアに声をかけたのはゼロス。 「あ、アメリアさん?どうしたんです? マリーさんじゃないですか。忘れてしまわれたのですか?」 困ったような顔を浮かべて神官服に引っ付いているアメリアにそう言うと、 「マリー、さん?ゼロスさんのお知り合いですか?」 まるで、「私はそんな人知らないわ」みたいな表情を浮かべゼロスの神官服を強く掴む。 この状況から分かることはただ一つ。それは、ゼロスの事は覚えている。たったそれだけ。 ───ただし、アメリアさんが元に戻らなかったら未来は変わるでしょうけどね。─── みんなの頭の中に未来のゼロスの言葉がぐるぐると廻った。 『未来が変わる』───どうやらアメリアをさらっていって自分以外の記憶は消したらしい。 ゼルガディスは頭で分かっても信じることは出来なかった。『何かのいたずらだ』そんなようにしか思えなかった。 「レイ。リナとガウを連れてきてくれない・・・・・・・?」 いつも以上に静かな口調でレイに命令のように言う。 「あ、ああ。分かった。ちょっこっら行ってくるからな。」 気まずい雰囲気の中レイは背中に翼を生やしすぐに飛び去っていく。 そして、ゼロスは一人ぼーっとしていたが頭の中では嬉しいというのかなんというのか複雑な感情でいっぱいだったりする・・・・・・・・ _________________________________ あらら・・・・・・・ なんとかここまで。 この頃ネットをやる時間が減っているような・・・・・ ずーっと本ばっかし読んでて勉強もろくにやってないや。 中間考査近いのに・・・・・・・、あ、ついでに英険も・・・・・・・ やばいなぁ〜・・・・ |