◆−あなたとどこまでも(ガウリナ)−早坂未森(10/16-21:59)No.4618


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4618あなたとどこまでも(ガウリナ)早坂未森 E-mail URL10/16-21:59


こんにちは、未森です。
多分ガウリナです〜うん。
ではっ



あなたとどこまでも





いつかあなたは言ったね
「一生」と…


「ねぇガウリイ。あんたホントに、いつまであたしと一緒にいるつもり?」

ずっと気にかかってた言葉。
前も言ったことのある言葉。

「前にも言っただろ?一生って」

そんなあたしの問いに、さらりと言うガウリイ。
そんな簡単に言わないでよ、くらげ。

「…ガウリイがあんな昔のこと覚えてるなんて…槍でも降るかも」
「おぃ…(汗」

…ホント。
天変地異の予兆かもね。
…でも。

「…ガウリイ。これは真面目な話しなんだからね。あんた、一生…なんて言ってるけどね、本気?」
「ああ、本気だ」
「…あたしはこれからも魔族に狙われつづけるわ。そしたら、いつ…あの時みたいになるかわからない」

そう。
ヘルマスターフィブリゾのあの時みたいに。
あたしは…あの時みたいな。
あの時みたいな思いは、もう沢山だから。

「光の剣がなくなって…だけど、ちゃんと変わりの剣も見つかった。それはいいのよ。けど…ミリーナみたいに、あんたがなるの見たくない」

あたしといると…ガウリイの命が危うい。
もっとも、傭兵とかやっていたとしても、それはそれで危ない。
けど…あたしと一緒にいるほうがもっと死ぬ確率は大きい。

「…リナ…何言うかと思えば…」

どー言う意味よ、ソレ(怒)

「オレは一生お前といたい。それくらいの危険、リナといられるならどうってことないさ」

…よくもまぁんなセリフ言えるわよねコイツ。
聞いてるこっちが恥ずかしいわよ。

「それに、この期に及んでそういうこと言うなよ」
「…う゛。だ、だって…」

…だって。
だってだってだってだってだってだって。
だって…やっぱり、考えちゃうんだもん。

「リナさん!ガウリイさん!もうそろそろですよ!」

バンッと扉を開けアメリアが入ってくる。

「わかった、あとでな、リナ」
「うん」

そう言って、ガウリイはあたしのいる部屋から出て行く。
部屋には、あたしとアメリアの二人。

「とうとう…ですねリナさん。綺麗ですぅ」
「ありがと、アメリア」

コンコン。
扉を誰かがたたく。

「リナ=インバース様、どうぞ式場へ」

いよいよ、か。

ねぇ、ガウリイ。
あんたはくらげだから、いつか忘れてしまうかもしれない。
だけど、このことだけは、絶対に忘れちゃダメだからね。
あたしと「一生」ずっといるって
あんたは自分で言ったんだからね。
あたし、それ信じちゃうよ?
今度聞いたとき、忘れたなんて言ったら火炎球ぶちかましてやるんだから
だから…ね、ガウリイ
一緒にいて
ずっとずっと、一緒にいてね
永遠なんてあたしは信じないけれど
だけど、あなたとはずっといたい
あなたとどこまでも、ずっと…歩んで生きたいから
ううん、ずっと一緒に歩んでいこう

―――あなたとどこまでも―――




…どうでした??(汗
うーん…設定…としては…結婚式前?(爆
ああ、なんだか自分で書いててわかんなくなってるや(汗
ヘボですみませんでしたぁぁっ