◆−とりあえず無題。です−あんでぃ(11/26-17:14)No.5013
 ┣はじめまして〜っvv−れーな(11/26-17:43)No.5014
 ┣おひさしぶりです〜−桐生あきや(11/26-22:43)No.5018
 ┗お2人ともありがとうございます!!−あんでぃ(11/28-17:22)No.5042


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5013とりあえず無題。ですあんでぃ 11/26-17:14

 こんにちは!!このたびは今まであたためていたお話を投稿してみたいと思います。
 ずーっと前に考えてたものなので、今から出すのはすごく恥ずかしいです。
 /(///)\ か〜っ
 でも読んでくださった方はぜひぜひ!!レスをお願いします(悪口でも何でもバンバンお願いします!)
 
注:このお話はスレの最終巻のお話の一部を私が勝手に想像して書いたものです。「私はこう考えてたのに〜」と思う方は、「こいつはこう考えてんだなぁ」と温かく見守ってくださるとうれしいです。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 ―――覇王との戦いの中でも彼女は決して諦めなかった
    どんな力の差がありすぎて困難な戦いの中にも
    私なんかよりも全然強く大きく見えた
    だから、彼女の涙なんて想像できない―――


いつも人の目を見て話す―――
そんな彼女が決してこちらを振り向かなかった。
私の言葉に吐き捨てるような言葉、小さく震える肩・・・・
彼女の保護者、今は怪我をしているようだが――の刺すような瞳。
彼の目は、『今は出て行ってくれ』
―――そう言っていた
とりあえず落ち着くまで、そっとしておいた方がいいだろう。
私はおじ様にうながされ部屋を出た。


さすがのおじ様もエルフほどは耳はよくなかったみたいだった。
彼女たちの部屋の小さな・・・・
私は小さく首を振る、きっと聞こえないようにしているんだろう・・・
「メフィ、何をしている置いて行くぞ」
「い、今行きますわ、おじ様」
今私たちにできる事は、きっと待つことだけなんだろう・・・・
    

しばらくして私とおじ様が食事をとろうとしていると、確かガウリイ・・・とか言う人間の男が下りてくる。
「おう」
こちらに気がつくとひらひらと手を振ってやってくる。
「・・・・やっぱり千切りキャベツと水だけ・・・?」
『ほっとけ』
私とおじ様の声がハモった。相変わらず失礼なやつめ(怒)
こ、こほん
「と、ところでもう怪我はよろしいんですの?」
「ああ、おかげさまでもう大丈夫だ。ホントはもう治ってたんだけど、起きようとするとリナに怒られるんだよな・・・」
彼は困ったように答える。
「怒られる?」
おじ様が不思議そうに聞き返す。
「そう、『あんたは重症患者だったんだから、おとなしく寝てなさい!!』ってな、ずっとオレについててくれた・・・あいつだって疲れてるはずなのにな・・」
「それで娘の方は大丈夫か・・・?」 
「リナはきっと大丈夫だ。・・・・今は疲れて寝てるよ」
おじ様の心配そうな言葉をよそに、彼はいたって明るく答える。
これは私たちに心配させまいとしてのことだろう・・・
「何があったんですの?私たちとはぐれてから・・・・」
私としては、話しにくいことはあまり無理矢理聞き出したくはない。
・・・でも
「魔王を倒した、そう言ったな人間の男よ。もしそれが本当だとしたらこれはお前たちだけの問題ではない。これは私たち生きとし生ける者全てに聞く義務がある」
おじ様の言う通り、私たちは聞かなくてはいけない。生き続ける事を望む者として・・・
「・・・・話したいのは山々なんだけどな・・・」
・・・やけに言いにくそうにしている。
・・・・もしかして!!
『忘れたとか?』
「違うやい」
私とおじ様の言葉に彼は憮然と答えた。
だって・・・ねぇ?


「ふう・・・・・」
結局彼から話は聞けなかった。
彼は戦っている間に怪我をして意識を失っていたため、よく分からないとか。
もちろん戦っている途中までのことはきちんと覚えているが、中途半端に聞くより、リナにきちんと聞いた方がいいんじゃないかとの事だが・・・
なんとなく聞きづらいな・・・
「あ゛ー!!考えても仕方がないし!もうねるっ!!」
・・・いけないいけない(汗)言葉使いには気をつけなくちゃ・・・
とりあえず、ベッドに入ることにする。すると・・・
「む・・・?」
どこからかかすかに聞こえるこれは・・・歌声?
なんとなく気になって窓から気配をたどって屋根に登る。
屋根にはひとつの小さな人影。
あれは・・・
「リナ?」
ぴくんっ
振り向いたのは、間違えないリナだ。
じゃあどうして今自信が持てなかったのだろうか?
はっきり言って私は目には自信がある。このくらいの暗さで見間違える事はまずない。
リナだっていつもと同じ格好をしているし・・・・
でもいつもと印象が違う気がする。
「こんな時間にこんなところで何をしているの?」
私が尋ねると、リナは困ったような顔をする。
「だって、さっきまで寝てたから寝れなくなっちゃんだもん」
口をとがらせてリナが答える。
こうしてると全然落ち込んでるようには見えないわよね・・・
それでもさっきリナだということに自信が持てなかったのは、彼女の瞳のせい。いつもまっすぐ前を見据えていた瞳は今、いつもとは違う光を放っている。
―――深い疲れにも似た悲しげな色・・・
どこかで同じような瞳を見た気がする?でも思い出せない。
ま、いいか(作:良いのか?)
「でも大きな戦いの後でしょ?寝れないって事はないでしょ、普通は」
「寝れないものは寝れないのっ」
・・・・かわいくないのは、今も前も変わらない。
「まぁ、いっか。じゃさっきまで歌ってた歌うたってくれない?」
「! 聞いてたの?!」
びっくりしたように聞き返してくる。
「私の耳は普通の人よりだいぶいいのよ♪」
「地獄耳・・・・・」
「何かいった?!」
「いえ、何でもないです・・・・」
地獄耳ではない、エルフはみんな耳がいいのだ。・・・・たぶん
「ねぇ、歌ってくれない?」
「やだ」
きっぱりはっきり断られる。
むかぁー
「そう・・・そういう事言うの・・・(怒)それじゃあ私がかわりに、いいお話聞かせてあ・げ・る(はあと)」
「な、なによ」
「おぢさまのギャグ」
「喜んで歌わせていただきますっ!!」
リナは慌てたように立ち上がリ、そう言った。
おじ様のじゃグ最高だと思うのに・・・せっかくなぐさめてやろうと思って・・・まあ、素直に歌ってくれるならよろしい。
リナの歌声が闇夜に溶けていく・・・その様はどこかに消えてしまいそうで、どこか非現実的だった。
「あなたって夜は盗賊退治に行くか、夜更かしは美容の大敵って言ってさっさと寝ちゃうって聞いていたんだけど」
リナが一通り歌い終わった後、尋ねる。
「・・・ガウリイね、そういうことを言うのは・・・(怒)」
なんだか殺気のオーラを感じるのは置いておく(ジト汗)
「ルークの事をね・・・考えてたの。ルークの気持ちわかっちゃったから・・・戦ってる時ね、早くしないとガウリイが死んじゃうって思ったんだ。セレンティアシティでのミリーナの時と同じ」
何の事を言ってるのかはわからない、でも一つだけわかる 
これがリナをこんな瞳にさせた理由―――
「もしあの時にガウリイがそのまま死んじゃったらあたしどうしてたかな?って思ったから、ルークの気持ちもなんとなくわかった・・・・かな?」
彼女は笑っていた、でもその笑顔は・・・痛い
―――コレ以上ソノ笑顔ハ見タクナイ―――
彼女にこんな顔をしてもらいたくない一心で私は言う。
「私には何の事だかわからない、だからあんまり立派な事は言えないけど・・・でもね・・きっとルークはあなたに自分の気持ちを分かってもらってよかったんじゃないかしら?」
私は慎重に言葉を選んで答えた。
「自分の気持ち・・・」
リナは小さく首をかしげる。
わかったようなわかってないような感じである。
「自分の気に入ってる人には、自分の気持ちはきちんと理解してもらいたい。そんなもんでしょ?」
「あ・・・・」
彼女がかすかに笑う。
今度の笑顔は痛くない―――
「ルークね、あたしやガウリイの事気に入ってるって言ってくれたわ」
「ね?」
まだ彼女の瞳に完全に光が戻ったわけではない。でもさっきよりは・・・
「おーい、リナ。こんなところで何してるんだ?早く入れ風邪引くぞ」
ガウリイが屋根に顔を出す。
私にできるのはここまで。かな?
「ほーら、あんたのおうぢ様が来たわよ」
私はリナの耳に小さくささやく。
「お、お・・・何言ってんのよっ」
うふ、からかいポイントはっけーん(はあと)
一生懸命否定しているが、真っ赤になっているから説得力がない。
ふっ、前に私をからかったりするからよ!!
・・・・仕返しじゃないからね・・・・言っとくけど。
この暗さでは(今日は新月だから暗いんですけど)人間にはあまり様子がわからないんじゃないかと思いきや、彼は笑いをこらえているようだ。
・・・ちっ、彼も目がいいのね。
「さーて私は寝るとしますかぁ」
そう言ってガウリイの横をすれ違う。瞬間、
「ちゃんとお姫様の事守ってあげなさいね、お・う・ぢ様」
そう言うと、一瞬びっくりしたような表情でこっちを見ていたが、すぐに笑顔になって、
「もちろん」
そう言った。
「じゃあ、おやすみなさい」
「おう」
「おやすみー・・・・ありがと」
あとリナの事はあの自称保護者に任せておけば大丈夫だろう。
「あーあ、いいわね・・・私も早く相手見つけなくっちゃ」
そっと部屋に戻る。
静かに夜が更けていく――――


次の日、彼女は全ての事情を私に話してくれた。
話の途中で何度か辛そうにしていたが、そのたびにガウリイが彼女の頭をぐしゃぐしゃとなでる。
こうして二人は支え合っているのね・・・
全部話し終えた時、私もおじ様も何も言えなかった。
聞いたのを後悔したぐらい、私も辛くなった。
聞いただけで辛かった事なのだから、あの二人はもっと辛いだろう・・・


これから先、何が起こるかわからない。
でも、あの二人なら誰の心の中にもある“怪物(デモン)”を追い払いつづける事ができるだろう。
なんたって、“デモン・スレイヤーズ”だもん、ね!!
彼女たちはこの称号を嫌がるけど、私はすごいことだと思うよ。
みんなも、そうだよね?


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 言い訳(汗)と あとがき

えー・・・読んでいてもわからないかもしれませんが、これは偏食エルフこと、メンフィスさんサイドのお話です。
15巻が出たときからずーっと書きたかった想像上のお話です。
ミルさん(←ミルガズィアさんの事です)がほとんど出てこないのは気のせいです。はい。(ファンの方がいましたらごめんなさい)
文才がないせいでつらつら長くなっちゃいましたが、ここまで読んでくださってありがとうございます。

えっと、もし読んでくださっていたら、karinさん、桐生あきやさんその他(って、をい)の方々へ、
楽しくよまさせていただいています!!
また時間があるときレスりにに来るので、その時はよろしくお願いします!!

急いで書いたので、誤字脱字ひどいと思います。
その時は・・・・見なかったことにして進めちゃってください!!(←バカ)
それにしても、タイトルって難しいですよね一番悩みます(汗)
このお話のいいタイトルあれば考えてください。
タイトルセンスないんです・・・(号泣)

それでは、逃げさせていただきます!!さよならっ!!

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5014はじめまして〜っvvれーな E-mail 11/26-17:43
記事番号5013へのコメント


どーもはじめましてでございますねー♪れーなと申しますっ!
投稿小説1の方にはたびたび出現中なんで名前くらいはご存知かもしれません〜。
どーぞよろしくです♪


読ませていただきました〜っ!
「デモ・スレ」の続きはあたしあんまりってぇかなーんにも考えてなかったんで読んだ時「あー、こんな感じかもっ!」とか思っちゃいましたv
なんてゆーか原作としっくりなじんだ(?)って感じでしょうか・・・
でもメフィの一人称とは・・・ちょっとビックリですー。
彼女の一人称は初めて読んだから、楽しめました♪
確かに普段からあーゆーこと考えて生活してそう・・・と。(笑)
メフィとミルさんはあたしのお気に入りキャラに分類されるんですよねー、実は。
そりゃー、リナちゃんだとかには負ける(?)にしろ。
色々書いたけど要は面白かったと言いたいわけなんです、はい。分かりにくいけど・・・(爆)

短くてごめんなさいっ
れーなでしたぁ☆

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5018おひさしぶりです〜桐生あきや 11/26-22:43
記事番号5013へのコメント


 おひさしぶりです。お元気でしたか?
 あんでぃさんの小説が読めてうれしいです。
 メンフィスサイドのお話って、新鮮ですね。
 原作の後で確かにこんなことあったのかもしんない、って思えます。
 メフィの最後の語りのところ、すごくイイです。なんか感動します。
 いつも思うんですが、私レスつけるのヘタみたいです………。
 あうう、もっとキチンと感想を述べたいのですが(−−;

>えっと、もし読んでくださっていたら、karinさん、桐生あきやさんその他(って、をい)の方々へ、
>楽しくよまさせていただいています!!
 ありがとうございます! 最近ゼルアメに偏ってます(笑)。

>それにしても、タイトルって難しいですよね一番悩みます(汗)
 私のかなり悩みます。いま連載しているやつも、うんうん唸って考えました。
 でも桐生自身にも、何が旋律なのかわかってません(笑)。

 それでは、またです。

 桐生あきや 拝。


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5042お2人ともありがとうございます!!あんでぃ 11/28-17:22
記事番号5013へのコメント

 あうう・・早くも、間違えを二ヶ所、三ヶ所くらい見つけてしまいました。名前を“誤字脱字大魔王”にしてしまおうかしら・・・(泣)
 
 こほん・・ 煤≠(o<)
 
 桐生あきやさんお久しぶりです!れーなさんはじめまして!お二人ともこんな場違いなお話に(自分で言うと虚しくなるなぁ・・・)レスをありがとうございます!!
 あまりスペースをとると迷惑かも・・?と思ったので、お二人まとめてお礼をする事になってしまいました。どうもすみません・・・
 またしょうこりもなく出てきてしまった時には、またレスをくださるとうれしいです。
 短くてごめんなさい。でも私の喜びとこの返事は、反比例してると思ってください(爆)
 それでは〜