◆−人生相談所2 〜所長、いつになく不運な一日〜 序章−鳴海飛鳥(12/22-21:11)No.5246 ┗人生相談所2 〜所長、いつになく不運な一日〜 第一章−鳴海飛鳥(12/25-14:45)No.5288
5246 | 人生相談所2 〜所長、いつになく不運な一日〜 序章 | 鳴海飛鳥 E-mail | 12/22-21:11 |
お久しぶりです。鳴海飛鳥です。 いや〜。期末も2学期も終わって、とっても楽しい冬休みに突入です。 と、前書きはこの程度にしておいて。(短っ!?) 人生相談所2。読んでやって下さい。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ―今日は途轍もなく運が悪い。 朝起きたときから…いや、目を開けた瞬間、私はそう感じた。根拠はある。なぜなら――― 朝起きて目を開けた瞬間、同時に地震が起きて、ベッドから転げ落ち、更に、目覚まし時計がロープ無しバンジージャンプなんぞかましてきたら、私は運悪しと感じる。 人生相談所2 〜所長、いつになく不運な一日〜 序章 所長、ハムエッグトーストを落とす。 <十代でB型の乙女座、しかも九月三日生まれの女性は、今日人生で五本の指にはいるほど運が悪いです。家で布団をかぶって一日中じっとしていましょう> ぽろっ 私は、新聞の星占いの欄を見て、食べかけていたトーストをうっかり取り落とした。 嗚呼、せっかくのハムエッグのっけたトーストさん…大好物なのに… 「あら〜、所長にぴったりあてはまっちゃってるじゃないですか〜」 未だにボーゼンとしていた私に気づき、ニーナが私と同じハムエッグトーストを片手にやってきた。 「…はっ?な…なによこれわぁぁぁぁ!」 「なにって、新聞じゃないですか」 「わかってるわよそんなこと!!」 と、言って、私はニーナのトーストの、まだ口を付けていない方を、大きく一口、かじりとった。 「あ゛―――!!食べられた―――!!」 「油断大敵!でもどうして今日なのよ――――!?今日は仕事休んでリナ達とドリームランド行く予定だったのに――――――!?」 「そうですね〜。ところで所長?」 「何?」 「約束の時間10時半でしょ?もう10時すぎてますよ?」 「うそぉぉぉぉぉ!?しまったぁぁぁぁぁっ!!」 それっきり、私は星占いのことなど忘れてしまっていた。 To be continue 【後書き】 はいっ。人生相談所の第2弾「人生相談所“2”」をお送りいたします。 え?ただ“2”がついただけだって? はっはっは。なにをおっしゃるうさぎさん。この“2”には、深いわけが色々と含まれてるんですよ。そう。色々とね。 え?どんな「色々」だって? ……………まぁ、そのことはおいといて! 序章というからには続きます。あまり期待しないで待っててください。(オイ) にしても、タイトル長いですね…。 それでわっ! 後書き終わり |
5288 | 人生相談所2 〜所長、いつになく不運な一日〜 第一章 | 鳴海飛鳥 E-mail | 12/25-14:45 |
記事番号5246へのコメント アップが遅くなってしまいました。申し訳ありません。 それでは、第一章どうぞ。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 人生相談所2 〜所長、いつになく不運な一日〜 第一章 ドリームランドにむけ、出発。 「うっきゃぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁあああぁ!!」 「わひょおおおおお!!」 「うぴ――――――――!」 「ちょっと、どーしたのよ、飛鳥、ニーナさん…」 悲鳴をあげつづけながら、やっとこさ待ち合わせ場所のバス停に着いた私とニーナに、驚いたように言葉をかけてくれたのは、雑貨店の次女、リナだった。 「どーしたもこーしたもありません!!さんっざんな目にあったんですよ…っ!」 涙ながらに訴えるニーナ。いや、私もまさかここまで…アレだとは…ねぇ…? 「所長と一緒に歩いてると…(ぐすっ)上から植木鉢やら洗濯物やらが落ちてきたり…(ひっく)水がいきなり降ってきたり…(うぅっ)包丁が足元に刺さってきたり…(っく)挙げ句の果てに自殺志願者が飛び降りてきたりでぇ……っ!もうやですぅぅぅぅぅ!!」 「あ〜…よしよし。大変だったんですねぇ(汗)」 泣きじゃくるニーナを、アメリアが背中をさすって慰めている。汗をかいているように見えるのは、私の気のせいでは無いだろう。 「でも何でそんなにやたらと物が降ってくるんだ?」 と、不思議そうにガウリイが尋ねてくる。私は、全員に今朝の星占いの話をした。 「で、他の雑誌とかも見てみたんだけど、やっぱり今日の私の運勢は最悪大凶みたい」 「じゃぁ、飛鳥さんだけ残していきましょうかv」 「ちょっと待てゼロス。なんかとぉっても嬉しそうに見えるんですけど…」 語尾にハートマークなどをつけていそうに聞こえる口調で言うゼロスに、私はすかさず突っ込みをいれる。 「やだなぁ、そんなことありませんよ。でも飛鳥さん、あなたの運の悪さの所為で、行く途中に事故でも起きちゃったら大変じゃないですか」 「ふっ。その点はぬかりはない。これを見よ!!」 と、言いつつ、私が手首を掲げてみせると、そこには―― 太陽の光を浴びて、燦然と輝く、ローズクォーツの数珠があった。 『・・・・・・・・・』 「今日のラッキーカラーはピンク!!というわけで、この数珠をしてきたというわけなのさっ!!もう一つあるぞ!こんなこともあろうかと、通販で買っておいた太陽神の紋章が彫られた水晶のペンダント!なんと、古代アッシリア文字で魔よけの呪文まで彫ってあるのさっっ!!どーだっ!!!」 「……バス来たぞ」 「行きましょう」 「そうね」 「飛鳥、行かないのか?」 「ほっときましょう」 「しょちょ―、おいていきますよ…」 「あ、まってー」 To be continue ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【あとがき】 最近、私は前書きよりも後書きの方がテンションが高いということが判明しました。だから何だ、というわけでもありませんが…。 今回も、かなり短いです。理由は特にありません。ただ単に私が力量不足なだけです。私は流石にペンダントは持っていませんが、数珠は持っています。最後のセリフの塊は、誰が誰かはご想像にお任せします。 で、次回、とうとうドリームランドに向け、出発します!バスは無事に到着できるんでしょうか!?数珠とペンダントは効果を発揮するのか?一行の運命やいかに!? ――と、言うほどでもありませんが、とりあえず、目的地には着く予定です。(あくまで予定ですが)とりあえず、深刻に考えず、『どーなるかな〜』くらいに考えて置いてください。(ギャグですから) それでは、また次回。 |