◆−安息の午後−雫石彼方(1/16-05:51)No.5437 ┣これからテスト(爆)−桐生あきや(1/16-08:39)No.5439 ┃┗頑張れ!!(握り拳)−雫石彼方(1/17-01:10)No.5452 ┣素敵〜〜♪−ゆっちぃ(1/17-00:02)No.5449 ┃┗ありがと〜♪−雫石彼方(1/17-01:42)No.5453 ┗たははん♪−ねんねこ(1/17-16:56)NEWNo.5459 ┗なははん♪−雫石彼方(1/18-03:33)NEWNo.5477
5437 | 安息の午後 | 雫石彼方 | 1/16-05:51 |
お久しぶりでございます。雫石彼方です。 今回は連載ではなく短編なのですが・・・・・らしくもなく、ゼル一人称のダーク小説なるものを書いてしまいました(汗)そういうのでもおっけーという奇特な方は、どうぞ見ていってやってください; ===================== 安息の午後 リナ達とはぐれ、二人きりの道行き。 彼女は風邪をこじらせ、旅を一旦中止せざるを得なくなった。しかし、こんな山間の村では医者もおらず、満足な薬も手に入らない。仕方なく、集落から少し離れたところにひっそりと建つ、今は誰も使っていないという山小屋を借りて、様子を見ることになった。 蒼い。 どこまでも蒼い水面に、空をよぎる鳥の影が映る。 河はどこまでも穏やかで。 そっと、ボートがきしんだ。 ここに来て3日。 見慣れたそんな風景を横切り、俺は彼女の待つ小さな小屋へと足を踏み入れた。 うだるような外の暑さが嘘のように、中はひんやりとしている。きっとこの小屋があまり日が当たらない上、大きな木陰に入っているせいだろう。 彼女にちゃんと毛布がかかっているか心配で、そっとベッドに近づいた。 彼女は、静かに眠っていた。 毛布には何の乱れもない。 外ではセミたちが己の命を主張するかのように盛大に鳴いているというのに、この空間はあまりにも静かすぎて。 一瞬、死んでいるのかと思った。 刹那、狂いそうなほどの虚無感に襲われる。―――が、彼女の胸がゆっくりと上下しているのに気付いて、俺は自嘲気味に笑った。 彼女が怪我をした時。 今みたいに、病に倒れた時。 彼女の弱った姿を見る度に、心に闇が落ちる。 合成獣である俺の寿命は人より遥かに長い。 いつか、彼女はこんな風に弱り、俺をおいて逝ってしまうのだろうか。 二度と手の届かないところへと。 未来に待っているものが、そんなものでしかないのなら・・・・・絶望に怯えて生きていくくらいなら、俺は・・・・・・ ―――鮮やかな、紅い花になりたい。指で触れるものすべてを、その色に染めてしまうような・・・・・・ 心が静かに、呟いた。 知らず知らずのうちに、俺は彼女の首に手をかけていた。 力を入れるでもなく、かと言って手を離すわけでもなく、まるで他人の手のように、脈打つ彼女の鼓動を遠く感じながら、俺はそれをただ見つめていた。 「う・・・・ん・・・・・」 ふと、彼女の声に我に返る。 はっと手を離すと、一歩、後退った。 俺は何をしていたのか。 何を考えていたのか。 呆然と佇む俺の前で、彼女はゆっくりと瞳を開いた。 「ゼルガディスさん・・・・・・」 掠れる声で呟くと、こちらを見上げて縋るように手を伸ばしてきた。 求められるままに、白い小さな手をそっと包み込む。 「―――怖い夢を見ました・・・・」 「・・・・・どんな夢だ?」 それには答えずに弱々しく首を横に振ると、彼女は俺の手をぎゅっと握り返した。 「手・・・・・離さないでください・・・・・」 「―――ああ」 俺の答えに安心したのか、彼女は目を閉じるとまた、眠りの世界へと落ちていった。 彼女の穏やかな寝顔に、思わず溜息が零れた。 安息の午後は、俺を静かに狂わせる。 俺を光に導いているのは彼女。 けれど同時に闇へと導いているのも―――彼女。 この矛盾に、俺は何時まで耐えられるだろう・・・・・・・? END |
5439 | これからテスト(爆) | 桐生あきや | 1/16-08:39 |
記事番号5437へのコメント メールありがとう。桐生です〜。 これからテストだよ(笑)。何やってるんだか。 行く前にネット覗いたら、彼方ちゃんが新しいのアップしてたので、思わずレスしてみた。 ゼル渋すぎ(><) いや、渋いっていうのか、コレを?(笑)。でも、とてもカッコいいのよ。 手をぎゅっとして眠るアメリアも可愛くて、こういうとこがゼルを困らせるんだろうなあとか思いつつ、1人幸せに浸ってた(笑)。 実は私、ダーク物ちょっぴし苦手なので、ゼルが姫を殺さないことをとりあえず祈っといてもいい?(^^; ではでは、テスト受けてくるっす(涙)。 桐生あきや |
5452 | 頑張れ!!(握り拳) | 雫石彼方 | 1/17-01:10 |
記事番号5439へのコメント > これからテストだよ(笑)。何やってるんだか。 テストか〜。桐ちゃん、2年生だっけ?その学年ならまだテストいっぱいで大変だよね;私は4年生だから、テストは1教科のみというすごさ(笑)しかもその授業『持ち込みすべて可』だから、ノートも教科書も見ながらテストが受けられたりするんだな、これが。もう勉強なんかするつもりなっしんぐだし〜。(おい)でも、卒論の口頭試問に備えて資料作んなきゃならないから、それがちょっと大変なんだけどね(^^;) > ゼル渋すぎ(><) > いや、渋いっていうのか、コレを?(笑)。でも、とてもカッコいいのよ。 > 手をぎゅっとして眠るアメリアも可愛くて、こういうとこがゼルを困らせるんだろうなあとか思いつつ、1人幸せに浸ってた(笑)。 > 実は私、ダーク物ちょっぴし苦手なので、ゼルが姫を殺さないことをとりあえず祈っといてもいい?(^^; いや〜なんとなくね、内面にどろどろしたものを秘めたゼルってのを書いてみたくなったんだよ。葛藤する男は美しい(きら〜ん)だから、「カッコいい」なんて極上の誉め言葉ですv嬉しいな♪あとは仄かな色気を目指すべし!(笑) あ、私ははっぴーらぶvが基本だから、ゼルがアメリアを殺すことはないでしょう。きっとこの後、ゼルはアメリアの大きな愛で心の闇に打ち勝っていくんだよ・・・!!(妄想大爆発)今回こんなの書いたのは、気まぐれっていうか何ていうか・・・(^^;)苦手なのに読んでくれて、しかもレスまでつけてくれてありがとね〜; > ではでは、テスト受けてくるっす(涙)。 おう、頑張れ!!んでもって根性で乗り切れ!!(><)(←無茶苦茶) |
5449 | 素敵〜〜♪ | ゆっちぃ E-mail URL | 1/17-00:02 |
記事番号5437へのコメント しーちゃん今晩わ、ゆっちぃですー☆ ばっちりしっかりはっきし読みましたよ、『安息の午後』。 らぶらぶからダーク、果てはシリアスまでこなす貴女はホントに凄いです。脱帽ですよぅ! 姫狂いの魔剣士さん、すっごい良かった〜〜〜 昏いお話だめだめな私だけど、根性出して奇特なヤツになってみました(笑) なけなしの勇気、出した甲斐あったよ♪ああゼルの一人称すてき〜〜〜vvv ビバしーちゃん!てなわけで(?)、ゆっちぃでしたっ☆ <<追記>> 前回のメール、すみませんでしたιちょっと悪ノリしちゃったわ、えへ(大汗) 送信した後に後悔したよ。あほだなぁ自分(泣) |
5453 | ありがと〜♪ | 雫石彼方 | 1/17-01:42 |
記事番号5449へのコメント >ばっちりしっかりはっきし読みましたよ、『安息の午後』。 >らぶらぶからダーク、果てはシリアスまでこなす貴女はホントに凄いです。脱帽ですよぅ! いや〜、全然凄くないよ;単に気が多いっつーか、いろんなタイプのゼルアメを書いてみたいだけ♪私の中では、結果は絶対にはっぴーなんだけど、そこに辿り着くまでのプロセスってのは何百通りもあると思うし。それをできるだけたくさん書けたらいいな〜、という・・・ただそれだけのことっす; >姫狂いの魔剣士さん、すっごい良かった〜〜〜 >昏いお話だめだめな私だけど、根性出して奇特なヤツになってみました(笑) >なけなしの勇気、出した甲斐あったよ♪ああゼルの一人称すてき〜〜〜vvv >ビバしーちゃん!てなわけで(?)、ゆっちぃでしたっ☆ そう言ってもらえると嬉しいでしv何か最近、らぶらぶを追い求めるあまり色物に走りすぎて、本来私が小説書く上で目標としている『雰囲気のある話を書く』というのをすっかり忘れていた気がするので、ここらで初心に帰らねば!!っつーわけで、そういうのを目指してみました。昏いのダメなゆっちに『よかった』と言わせることができたっていうのは、すごく幸せv ><<追記>> >前回のメール、すみませんでしたιちょっと悪ノリしちゃったわ、えへ(大汗) >送信した後に後悔したよ。あほだなぁ自分(泣) ふえ、なんで?なーんも後悔するようなこと書いてなかったと思うけど・・・・。ゆっちってば心配しすぎよぅvどーんときて全然おっけーだってばよ!! |
5459 | たははん♪ | ねんねこ E-mail URL | 1/17-16:56 |
記事番号5437へのコメント ねんジーだす。 なんだか色々疲れてる今日この頃。 そんなときに雫ちゃんの一風違った話が読めるなんてし・あ・わ・セVv 昔『幸せウサギ』とかいたよね……関係ないけど。 にしても……ダークだ、ダークだよぉぉぉぉ、ゼル。 でもそんなあなたも素敵Vvなどと思ったねんジーはちょっと脳みそやられてます。本気でこの頃言動がまずいので、ちょっと近づくと怖いです。 感想にもなっていないのはそのせいです。 もう何も語れません。ダークなゼルにのた打ち回って床掃除です(意味不明) ではでは! (本気で何をカキコしたかったのか不明なんですけど……まあ、許してVv) 追伸。 レスで気づいたんだけど、結局あっきーのこと桐ちゃんにしたんだねー。 個人的にキンキンはツボだったんだが(^^) あとあと、バースデープレゼントありがとう! 色々あってお礼いえなかったけど、雫ちゃんの誕生日にはなにか御礼するね! ではでは! |
5477 | なははん♪ | 雫石彼方 | 1/18-03:33 |
記事番号5459へのコメント >なんだか色々疲れてる今日この頃。 大丈夫?この忙しい時期にレスしてくれて、ありがとね〜♪ >そんなときに雫ちゃんの一風違った話が読めるなんてし・あ・わ・セVv >昔『幸せウサギ』とかいたよね……関係ないけど。 いたいた!!可愛かったな〜vそういやあの番組、何気に『NEXT』でパロってたよね(^^;)変な警官みたいなの。 >にしても……ダークだ、ダークだよぉぉぉぉ、ゼル。 >でもそんなあなたも素敵Vvなどと思ったねんジーはちょっと脳みそやられてます。本気でこの頃言動がまずいので、ちょっと近づくと怖いです。 >感想にもなっていないのはそのせいです。 >もう何も語れません。ダークなゼルにのた打ち回って床掃除です(意味不明) 受験前で情緒不安定な時期にこんなダークな話、精神的によくなかったかも・・・・ごめんね;私も最近ちょっとヘコんだことがあってね・・・・ダークになったのはその影響もあるかもしれない・・・・。 >追伸。 >レスで気づいたんだけど、結局あっきーのこと桐ちゃんにしたんだねー。 >個人的にキンキンはツボだったんだが(^^) う〜、だってキンキンはやっぱ恥ずかしいかな、と思って・・・;呼ぶ方も呼ばれる方も(笑)でも時々ふざけて使うかも(^^) >あとあと、バースデープレゼントありがとう! >色々あってお礼いえなかったけど、雫ちゃんの誕生日にはなにか御礼するね! ねんジーの誕生日聞いた時からね、『絶対誕生日には何かプレゼントするんだ!!』と決めてたのさ♪手帳の1月14日の欄にはにはばっちり『ねんジー誕生日』と書いてあったし(笑) おいらの時にもくれるのね!ありがとう。楽しみにしてるね〜! |