◆−帰る場所(スプリング・アゲイン)−桐生あきや(1/27-23:48)No.5550 ┣めっちゃ気になるぅぅっっ(><)−ゆっちぃ(1/28-00:41)No.5551 ┃┗よかったあああ、忘れられてなくて(ホッ)−桐生あきや(1/29-01:48)No.5566 ┣お待ち申し上げておりました♪−ゆえ(1/28-01:58)No.5552 ┃┗嬉しいですう……(えぐえぐ)−桐生あきや(1/29-01:57)No.5567 ┗帰る場所(スプリング・アゲイン)2−桐生あきや(1/29-01:41)No.5565 ┣切ない・・・・(よよよ)−雫石彼方(1/29-02:56)No.5568 ┃┗ああ、泣かせちゃった・・・・(汗々)−桐生あきや(1/29-04:49)No.5569 ┣いつか出逢う『貴女』のために。−ねんねこ(1/29-13:29)No.5570 ┃┗汝、翼持つ者たちよ(というわけで対抗・笑)−桐生あきや(1/29-23:04)No.5574 ┣たえ〜ま〜なくそ〜そ〜ぐあ〜いの〜なを〜♪←全然関係が無い・・・(汗)−あんでぃ(1/29-20:16)No.5572 ┃┗えいえ〜んと呼ぶこ〜とができ〜たなら〜♪(笑)−桐生あきや(1/29-23:14)No.5575 ┣感涙(T_T)−水晶さな(1/29-23:36)No.5577 ┃┗もらい泣き(T_T)−桐生あきや(1/31-22:27)No.5582 ┣かえってこぉぉぉぉぉいよぉぉぉぉぉ〜(号泣)−ゆえ(1/30-00:35)No.5578 ┃┗かえってくぅぅぅぅるさぁぁぁぁぁぁ〜(悪ノリ)−桐生あきや(1/31-22:35)No.5583 ┗ムキムキ・・・・(←どういうタイトルだよ)−砂緒(2/1-23:53)No.5590 ┗タイトルって悩みますよね(笑)−桐生あきや(2/3-02:37)No.5599
5550 | 帰る場所(スプリング・アゲイン) | 桐生あきや | 1/27-23:48 |
えっと………お久しぶりです。桐生です………(ちょっとビクビク) もう忘れられてるかもしんないですけど、ユズハの続きです。 始まりの話………じゃありません、ごめんなさいっ(慌・泣) で、ではどうぞ……。 *** 帰る場所(スプリング・アゲイン)【前編】 *** カタカタ………。 小さな物音に、アメリアはふと目が覚めた。 物音に起きたとはいえ、唐突に訪れたクリアな目覚めにとまどいながら起きあがる。 虫の知らせにも似た、突然の覚醒だった。 「何………?」 窓から射しこむ月明かりで確認できた物音の正体は、サイドテーブルに置かれたアメリア自身の耳飾りだった。ふるえ、サイドテーブルの表面とぶつかりあい、小さな音を起てる。 「揺れてる………地震?」 テーブルから転げ落ちそうなソレを拾い上げ、隣りに寝ているユズハを見やったアメリアはぎょっとした。 目を開けたまま、ユズハはジッと虚空を凝視している。 「ユズハ? 起きて―――?」 「唄ってル」 ぽつん、とユズハが言った。 月の光を照り返す、黄みがかったプラチナブロンドが枕の上に散って光を弾いている。 「ユズハ………?」 ユズハの唇が動いた。 「来ル―――」 次の瞬間。 ドンッと、どこかで鈍い音がした。 「な………!?」 大地の音だと認識するには、少し時間がかかった。 ベッドがガタガタと揺れ、身を起こしていたアメリアは床に落ちそうになり、思わずヘッドボードにしがみつく。 揺れているのは何もベッドだけではない。宿全体が揺れ、嫌な軋みをあげている。 サイドテーブルの水差しが、硬い音をたてて床に砕け散った。 ユズハだけが現実から隔離されたように、超然とベッドに横になったまま、その視線を虚空へと投げかけている。 やがて揺れも収まり、部屋は元のように静けさを取り戻した。 「収まった………?」 アメリアが思い出したかのように、そう呟いた。 長いように感じられたが、そう長く揺れていたわけでもなさそうだった。 すぐに窓の外やドアの外で、人の気配と声が生まれ始める。これだけの地震に寝ていられるのはよほど神経が太い人間だけだろう。 ようやっとユズハがむくりと起きあがる。 寝乱れた髪をふるふる振って整えると、その朱橙色の瞳でアメリアを見上げて言った。 「地の精霊が唄ってタ」 「それで地震が………?」 「ン」 ユズハがうなずいたとき、ひかえめにドアがノックされ、続いてゼルガディスの声がした。 「アメリア、平気か?」 うなずきかけて、慌ててアメリアは声に出す。 「平気です。水差しが落ちてわれちゃったぐらいですし。ユズハと一緒に寝直します」 「わかった」 遠ざかっていく足音を聞きながら、アメリアは大きく息を吐き出した。 「ああ、びっくりした」 「驚いたの?」 未知のモノに遭遇しても、驚くより先に好奇心の塊となってしまうユズハにはイマイチ驚くことがどういうことか理解できないようだった。 「ユズハは予知できたからいいんですよ。いきなり揺れたら誰だって驚きます」 「ふうン」 寝直そうとアメリアが枕を叩いて整えていると、ユズハもそれに便乗して枕をバシバシ叩き出した。いまだに色んなものに触りたがるクセは直っていない。 「ユズハ、もう叩かなくていいです」 「あうー」 叩いてほこほこになった枕に顔跡をつけるがごとく、ユズハがものすごい勢いで顔を押しつける。 べふっと空気が抜ける音がした。 「ン、いい気持ち。寝る」 「…………おやすみなさい」 その隣りで布団に潜りこみながら、アメリアは窓の外に視線を投げた。そこには、近くにある山が黒い影となってわだかまっている。 「まだ溶け残ってた雪とか、なだれてなければいいんですけど………」 外は、早春の薄曇りの満月だった。 ユズハと出会ってから、もうそろそろ半年になる。城を飛び出してからは一年。 ゆるやかに、刻は迫りつつある。 それから二日後のことだった。 地震の翌日にアメリアたちは、逗留していた街を後にして、街道沿いにある次の村へと移動していた。 アメリアが一昨日眺めていた山を背にした小さな村で、旅人の姿は少なく、宿にアメリアたち以外の客はいなかった。 フォークを手にしたゼルガディスが、じとりとユズハを睨む。 「………頼むから落ち着いて食わせろ」 林檎ジャムを塗ったパンを口いっぱい頬張ったユズハが器用に即答した。 「ヤ」 「…………」 そのユズハに皿いっぱいの卵サラダを取り分けてやりながら、アメリアは首を傾げた。 「これって朝御飯なんでしょうかね。それともお昼なんでしょうか」 朝には遅いし、昼には早い。 半端な時刻だった。 昨夜夜遅くに村に着いて、昼近くまで寝ていたため、必然的に食事の時間帯がズレこんだのだ。 三人で十人分ほどの量を頼み、しかもその八人分を子どものユズハが平らげているという奇観を、宿の女将が何やら引きつった顔で眺めていたが、アメリアとユズハは気にしていない。ゼルガディスの方は、もうとっくに諦めきっている。 「リナか、こいつは………」 何度目になるかわからない呟きをゼルガディスが洩らす。 だいたい魔族と似たような存在の仕方をしているのだから、食事などという非効率的なエネルギー摂取法を選ばなくてもいいだろうに。まあ、負の感情がご飯です、と言われるよりはマシかもしれないが。 げふ、とユズハがパンを喉に詰まらせた。毎度のことだ。 呼吸していないのだから、窒息の危険はない。ゼルガディスの反応は冷淡だった。 「だから、少しは落ち着いて食べろと言ってるだろうが」 スープでパンを流しこんで、とりあえずの危機を回避したユズハに聞こえている様子はない。 楽しそうに食事をする点においては、リナ以上かもしれなかった。 気を取り直して、ゼルガディスは食事を再開した。 一口大の卵焼きをカリカリに焼いたベーコンで包んである料理に手を伸ばしたとき、小さな手が持つ大きなフォークがそれを横からさらっていく。 「…………ユズハ」 「なに」 「返せ。最後の一コだ」 「ヤ」 リナの時には天災と思って大人しく諦めていたが、ユズハは天災でもなんでもない。だからといって、あの二人のような想像を絶する争奪戦を展開する気もなかったが。 代わりにユズハの目の前に置いてあるパンが入ったカゴを、ひょいとテーブルから取り上げる。残り二枚。どれもアメリアが、ユズハのためにジャムやらバターやらを塗っていた。 「ぜる、返しテ」 「ならお前もそれを返せ。交換だ」 にべもなく言い切られて、ユズハはフォークに刺したベーコンと卵焼きを睨んで、短く唸った。 しばらく葛藤していたようだったが、やがてユズハは大人しくベーコンと卵焼きをゼルガディスの皿に乗せる。 勝った、とか秘かに思いつつ、ゼルガディスがパンのカゴを返してやったとき、全く別の方向からユズハの逆襲が来た。 アメリアの皿に、彼女が前に取り分けた同じ料理が残っていたのだ。 「りあ、ソレもらってもイイ?」 「いいですよ」 にこにことアメリアがユズハの皿に料理を移す。 アメリアの視線がそっちに行っているその間に、ユズハがンベっと舌を出した。 ゼルガディスが何らかの反撃手段を講じる前に、その料理は瞬く間に皿から消える。 ユズハからは首尾良く卵焼きを取り返した。それはもうスマートに。 (なのに何でこんなに悔しいんだ!?) 握っているフォークが微妙に折れ曲がったのを、ゼルガディスは自覚した。 「旅の巫女さまと剣士さまにお見受けいたしますが」 「………どっからどう見てもそうだろう」 話しかけてきた老人に、食後の香茶を飲みながら、冷ややかにゼルガディスがそう答える。 すると傍らのユズハが首を傾げた。 「そ・う? 見えナイ。ぜる、変だし」 「お前もな」 ゼルガディスは相変わらずのフード姿で、ユズハは耳を隠すための帽子にローブ。色は帽子もローブもクリーム色。変と言えば変だった。 いつものように香茶に大量の砂糖を投入していたアメリアが、話に置いていかれた老人に訪ねる。 「何か御用ですか?」 ユズハにちらちらと好奇な視線を送りつつ、老人はうなずいた。 「この村の村長をやっております。あなたがたに頼みたいことがあるのです―――無論、お礼はいたしますが………」 アメリアとユズハがゼルガディスに視線を向けた。 こういうことの決定権は、自然とゼルガディスに委ねられている。 カップをテーブルに置いて、ゼルガディスは応えた。 「内容によるな」 老人はそれにひとつ頷くと、 「一昨日の地震をご存じですな」 「ええ、まあ………」 突然の話題転換に怪訝な表情をしながら、アメリアはうなずいた。 「その地震で、裏の山には雪崩れやら土砂崩れやら起きたのですが、一箇所、派手に崩れたところがありまして、そこから何かの遺跡と思しき洞窟が姿を見せたのです」 それを聞いたゼルガディスの表情が、わずかな変化を見せる。 「別にそれだけなら何ともないのですが、さっそく昨日、興味半分でそこに出かけた村の若者二人が―――」 「まだ帰ってこない、と」 「ええ、ええ。そうです。誰か他の者をやって探させようかとも思ったのですが、遺跡などに慣れない者が出かけて、また帰ってこなくなっても困りますし………」 「悪いが、報酬のほうはどうなるんだ?」 老人が述べた金額は、相応のものだった。 ゼルガディスは考えこんだ。 悪い話ではない。遺跡と言われて興味も湧いたし、路銀を無限に持っているわけでもない。 ただ、問題があるとすれば――― 「行きタイ」 当然ついていくと言った表情で、ユズハがゼルガディスを見上げる。 問題があるとすれば、遺跡には付き物の罠系統を、この元・精霊が好奇心から全発動させるであろうことだった。 かといって置いていくのはもっとマズイ。 アメリアは当然ゼルガディスに同行するだろうし、この問題がありまくりのユズハを一人で放っておくと何をやらかすかわかったものではない。 いまここで断っても、ユズハが遺跡に行きたがるのは明白で、自分も行ってみるだろうことも予想がついた。 しばらくして、ゼルガディスは結論を出した。 「わかった、引き受けよう」 「ふえ〜、派手に崩れてますねえ」 アメリアのブーツがざくりと土の塊を踏み砕く。というか、踏み砕かずに歩くほうが難しい。 アメリアの隣りで、ゼルガディスは周囲を見回した。 「なるほど、あれか」 問題の遺跡がぱっくりと口を開けている。 近づいてみてわかったのだが、きちんと人の手が加わっていて、床は石畳になっている。 間違いなく遺跡だ。 本来の入り口ではなく途中の通路が露出したらしく、周囲の崩れた岩や土砂の中には、石畳の石材などが混じっていた。 「行ク」 「待たんかい」 すーっと宙を滑っていくユズハの襟首をゼルガディスがひっつかんだ。 大量の土砂にまともな歩行は諦めて、ユズハはさっきから、ふよふよ浮いていた。 「いいか、これだけは言っておく。地面に足をつけるな。浮いてろ。俺の前に出るな。アメリアの後ろにも行くな。槍が降ってもお前は平気だろうが、俺たちは間違いなく平気じゃない」 「ン、わかった―――あ、チョウチョ」 「………ほんとにわかってるんだろうな………」 「わかってル」 「とてつもなく不安だが」 そう呻きつつ、ゼルガディスはライティングを唱えて遺跡へと足を踏み入れた。 ユズハがふよふよと後に続き、アメリアが最後に入り口をくぐる。 「りあ、持ってテ」 ユズハが帽子を脱いでアメリアに渡した。 以前アメリアが買ってやった、耳の覆いが付いている布製の帽子なのだが、ものすごく気に入っていっているらしく、これをかぶっている間は絶対火球に変じようとしない。 火球に変じるかもしれないときは、今のように予めアメリアに手渡しておくのだ。 なめらかなクリーム色の頭髪から、ゼルガディスと良く似た尖った耳が顔を覗かせる。 炎の精霊に邪妖精の精神を合成した、ある意味ゼルガディスと同じ合成獣。 遺跡の中には懸念していた罠などは存在しなかったが、平坦な石の通路が続くばかりで遺跡の年代を示すような特徴や、遺物なども見当たらない。 もしかするとこの山すべてが遺跡なのかもしれなかった。 何も見当たらない代わりに、捜している村の人間二人も見つかっていなかった。 「土の精霊ばっかり。つまんナイ」 ユズハが呟いた。その耳が上下にぴこぴこ動いている。 「あたりまえだ、山の中にいるんだ―――って、また変なことを覚えたな………。なんだその耳は」 「んとね、りあが、耳が長いイキモノは、ぴこぴこさせるんだっテ。練習してみタ」 「ンなわけないだろうがっ。犬やうさぎじゃあるまいし。じゃ、エルフは耳が上下に動くのか!?」 「ぜる、は?」 「動くかっ!」 ゼルガディスはアメリアをふり返った。 「………アメリア、こいつに何を吹き込んでいる」 「一般常識です」 「耳がか!?」 思わず叫んだゼルガディスの声が狭い石の通路にわんわんを反響する。 そして、その反響が不自然に途切れた。 「―――!?」 三人の視線が同時に同じ一点に向けられる。 「この先ですね」 「ああ………」 「何もナイ」 不意にユズハが呟いた。 ライティングの光のなか、朱橙(しゅとう)の瞳が濡れたように艶を帯びて、硝子玉のように光る。 「何も、ナイ」 「何もない?」 「この先にか?」 「何もナイ、精霊もイナイ。おかしい」 それだけを告げると、ユズハは宙を滑空して先に飛び出した。 「っ待て、先に行くな!」 ゼルガディスが後を追って駆け出す。 さらにその後を追って、アメリアは通路の先へと走り出した。 しばらく走ると、先頭を行くユズハが行き止まりに急停止したのが見えた。そのプラチナブロンドの頭が、勢い良くアメリアとゼルガディスをふり返る。 「ここ、ヘン。来ないデ!」 ユズハがそう叫んだ瞬間――――。 ぐにゃりと世界が歪んだ。 石の通路も壁も一瞬のうちに消え去り、『何もなくなる』 前にいたユズハとゼルガディスの姿も消えた。 水底から世界を見上げたときのように、何かが揺らめき、きらめいてアメリアの周囲を包んでいる。 (何………!?) 思わず自分の足元を確かめようとして、アメリアは気づいた。 体がない。 あるはずの足がない。確認できるはずの手がない。触覚も。 ただ意識だけがここに在る。 周囲の、模様としか形容できない色彩がぐるぐると渦をまいた。ときおり何かが凝(こご)ろうとしては、それを成すことなく、ほどけて消えていく。 銀の粒が散らばり、収束し、ゆるゆるとほどけては、また散っていった。 魔族の結界に取りこまれたときとは微妙に感覚が違う。 しばらくすると、周囲の模様がアメリアの思考に反応することに気がついた。思考の経緯に添って、ゆるやかに色も形状も在る空間さえも変わっていく。 パニックを起こしかけたが、どうにか思いとどまった。 もしかしてこれがアストラルサイドというやつなのだろうか。 ゼルガディスとユズハはどこに行ったのだろう。 捜さなければ。 そう思ったアメリアの思考に、誰かの思念が割りこんだ。 ―――汝はここに何を捧ぐ――― 〈続く〉 |
5551 | めっちゃ気になるぅぅっっ(><) | ゆっちぃ E-mail URL | 1/28-00:41 |
記事番号5550へのコメント 桐生さんおひさしぶりですー♪覚えてらっしゃいますでしょうか?ゆっちぃですv またもやの御投稿にただひたすら感激です!ああんユズハちゃん〜〜〜〜〜(叫!) 今回もかわいさ炸裂でしたねー♪見てるだけで心が潤います、本気で。 タイトルも相変わらず素敵ですね。でもこの『帰る場所』って…………まさかユズハちゃん…………?(ああ、嫌な予感でいっぱいです…ι) おまけに姫さまピンチですし!ゼルとユズハちゃんもどうなってるのか気になるし!ああ続きがめっちゃ気になります〜〜〜〜〜 てな訳で今回は短いのですがこの辺で☆ ゆっちぃでしたっ。 <<追伸>> 桐生サンのこと、忘れるわけないじゃないですか♪ |
5566 | よかったあああ、忘れられてなくて(ホッ) | 桐生あきや | 1/29-01:48 |
記事番号5551へのコメント >桐生さんおひさしぶりですー♪覚えてらっしゃいますでしょうか?ゆっちぃですv 覚えてます〜。忘れるわけないじゃないですか! また読んで下さってありがとうございます(><) >またもやの御投稿にただひたすら感激です!ああんユズハちゃん〜〜〜〜〜(叫!) >今回もかわいさ炸裂でしたねー♪見てるだけで心が潤います、本気で。 >タイトルも相変わらず素敵ですね。でもこの『帰る場所』って…………まさかユズハちゃん…………?(ああ、嫌な予感でいっぱいです…ι) タイトル………。今回本気で決まんなかったです。 ユズハの話は、日本語(カタカナ)なんて勝手に自分で決めたせいで、カタカナの方にめっちゃ悩みました。 帰るのはユズハじゃなくて………えへ♪(死) >おまけに姫さまピンチですし!ゼルとユズハちゃんもどうなってるのか気になるし!ああ続きがめっちゃ気になります〜〜〜〜〜 前編っていれるの忘れちゃったし、ダメじゃん私(笑)。 ユズハとゼルもどうしてるのか知りたいですねー。今回完璧にアメリアサイドなもので。 >てな訳で今回は短いのですがこの辺で☆ >ゆっちぃでしたっ。 ><<追伸>> >桐生サンのこと、忘れるわけないじゃないですか♪ うにょうううっ(><) ありがとうございますうううっ。嬉しいです。 レスありがとうございましたっ。 桐生あきや 拝 |
5552 | お待ち申し上げておりました♪ | ゆえ E-mail | 1/28-01:58 |
記事番号5550へのコメント こんにちわぁぁぁぁぁ♪ゆえです。 お久しぶりにお名前をお見受けしたと思ったら、なんとなんとのユズハじゃないですか♪ うーん、ユズハのゼルいじめ(私はそう思ってます)さらにパワーアップしてますね♪ 今回はシリアスの展開ですが、そこここにちりばめられた、ユズハのぷりちーにくらくらです。 彼等もどこぞに飛ばされた見たいですね。うちのも飛んでます(笑) うわわわっ、続きがむちゃむちゃ気になりますっ!! 桐生さま、楽しみにしております♪ |
5567 | 嬉しいですう……(えぐえぐ) | 桐生あきや | 1/29-01:57 |
記事番号5552へのコメント >こんにちわぁぁぁぁぁ♪ゆえです。 こんばんわぁぁぁぁ♪桐生です(笑) >お久しぶりにお名前をお見受けしたと思ったら、なんとなんとのユズハじゃないですか♪ たはは………、お久しぶりです(汗) 1シリーズ書いている間は、他のやつが書けない不器用さんでして。 でも今回はユズハ色ちょっと薄目ですねー。 >うーん、ユズハのゼルいじめ(私はそう思ってます)さらにパワーアップしてますね♪ ゼルいじめ………ゼル、哀れな………(笑)。アメリアさえ絡まず単品ならきっと好かれはいるのでしょうが、今回で一時休戦でしょうかね(笑) >今回はシリアスの展開ですが、そこここにちりばめられた、ユズハのぷりちーにくらくらです。 >彼等もどこぞに飛ばされた見たいですね。うちのも飛んでます(笑) 飛んでますね、お互い(笑)。 遙かなる絆のほう、ますます目が離せなくなってます。がんばってください(><) ノヴァちゃんとブーちゃんしか思いつかない、私のネーミングセンスはダメダメです(笑)。 >うわわわっ、続きがむちゃむちゃ気になりますっ!! またえらく長い後編をアップしてしまいました。 レスほんとにありがとうございます〜(><) がんばって、他の話も書きたいです。 ではでは、ありがとうございました! 桐生あきや 拝 |
5565 | 帰る場所(スプリング・アゲイン)2 | 桐生あきや | 1/29-01:41 |
記事番号5550へのコメント タイトルに【前編】って入れるの忘れてました………(汗) またかい、私。 *** 帰る場所(スプリング・アゲイン)【後編】 *** ―――汝はここに何を捧ぐ――― 割りこんできた声は、唐突に問いを投げかけた。 (…………!?) パニックを起こしかけたアメリアに反応して、周囲が目まぐるしく変化を遂げる。 周囲と思念に意識が押しつぶされそうだった。 ―――汝の幸福は何ぞ――― 割りこんできた思念が、脳裏にこだまする。 (私の、幸せ………?) そう考えた瞬間、世界が一変した。 今度は闇だった。 何もない、塗りつぶされたような暗闇。自分の体もなく、音も何もない、柔らかな漆黒。無限の広がりを感じる黒。 そのなかを不意に、『何か』がアメリアの横をかすめて飛んでいった。 咄嗟にそれを払いのけようとして、アメリアは子どもが手をふり回すように、闇雲に全感覚を解放してしまった。 あちこちで何かがたわんで弾ける気配がした。ふり回した手が周囲の物全てにぶつかるように、アメリアの挙動に合わせて何かが解放され、一斉に押し寄せてくる。 声にならない悲鳴があがった。 それは、無数の光景だった。 アルバムをめくるような光景全てに、彼女自身がいる。 時として傍にはゼルガディスがいたし、ユズハもいた。リナとガウリイがいることもあったし、姉と父親だったりもした。王宮だったり草原だったり小さな家の中だったり、場所も一定していない。 何ひとつとして同じモノはなく、それはすべて―――未来だった。 未来。 幾通りも幾通りも、彼女が思い描いて想像して、望んできた無数の未来。 思考の軌跡。願望。時として、こう在るかもしれないと考えてきた、アメリア自身の行き着く先―――― それが全部、アメリアにまとわりついてきた。 先を争うようにアメリアの思考に割りこんで、占拠しようとする。 ―――ゼルガディスが少し照れくさげに笑っていて―――ユズハが首を傾げてきて―――リナと笑いながら話を―――姉と共に父親の戴冠式に――― 感覚をシャットアウトしようとして、果たせなかった。 (やめて………っ) アメリアの思考と感情が飽和しかけたとき、それは一気に弾けて逃げていく。 そして世界はアメリアに、その体と五感を返してきた。 不意に戻ってきた足元の固い感触に、思わずアメリアはよろけて座りこんだ。 そう、座れた。 遺跡の石の床、壁。 弾かれたように顔を上げたそこは、通路ではなく部屋だった。 こんな場所は、遺跡のどこにもなかった。そもそも枝道すらなく、最後に見たのは行き止まりの通路だったというのに。 視線の先、部屋の奥の、壁に触れんばかりのところに祭壇と思しきものがある。 ゼルガディスとユズハの姿はない。 ―――汝の未来にいまだ幸福なし――― 「!?」 祭壇から聞こえてきた声は、間違いなくアメリアの思念に割りこんできたものと同じだった。 ―――汝の夢を捧ぐことあたわず――― 「………っ」 アメリアは血が出るほどに唇を噛んで立ち上がった。 「勝手に人の心を覗いたあげく、ふざけたこと言わないで………!」 幾つも幾つも思い描いてきた、自分の道の先にあるもの。 大切に大切に、不安と期待と共に抱きしめてきたもの。 それを勝手に………! ―――ここは夢喰いの祭壇なれば、汝の夢すなわち汝が幸を捧げずに何を捧ぐ――― 祭壇の言葉に、アメリアは目をみはった。 「幸せな未来を捧げる、その代償は何です!?」 どんな欲望だろうと、それは幸せになりたいから―――自分がいい思いをしたいからだ。 それは絶対なのに、それに代わる何があるというのだ。 ―――代償は、汝の願いを叶える力――― 「そんなのおかしいです」 矛盾している。 皆、幸せを願って願いの成就を望むというのに。 石の祭壇から、ゆるやかに声が流れ出した。 ―――捧げられるは現(うつつ)における、未だ知らぬ道なれば、汝は夢を忘れるのみ――― 「…………願いを叶える力を与えられる代わりに、その人は自分の幸せが何なのか忘れてしまうんですね」 拳を握りしめたまま、アメリアはうつむいた。 黒髪が流れ落ちて表情を隠す。 ―――力を手にし変わることなく在れば、汝の新たな夢は、捧げた夢と自然同一のものとなろう――― ―――だが――― ―――汝、捧ぐ夢なし――― 淡々とした言葉が、アメリアの癇に障った。 「あれだけ人の心引っ掻きまわしといて何言ってるんですっ!」 ―――ならば汝に問う。汝が捧ぐ夢はどれぞ――― ―――汝が幸福はどの道ぞ――― 「あ………」 祭壇の問いに答えようとして、アメリアは言葉に詰まった。 幸せになりたい。ごく普通にそう思う。 だけど、どれが、どの未来が自分の幸せかわからなかった。 自分は何を望んでいるのだろう? どうなることを一番願っているのだろう? 唇が、ふるえるように言葉を紡いだ。 「私の、幸せは………ゼルガディスさんが元の体に戻ること」 ―――否。それは汝が幸福にあらず――― 言ったそばから否定されて、アメリアの頭に血が上る。 「どうして!? そんなことなんかない!」 いつだってそれを願っているのに。 決して表には出さない彼が焦っているのも感じているから、祈るように探し続けているのに。 声は静かに否定して、続ける。 ―――それは汝が幸福の条件にしか過ぎず。汝が夢の全てではあらず――― アメリアは呆然と祭壇を見つめ返した。 幸福の条件? そんなこと考えたこともなかった。 だって元の体に戻ることができたら、それで――― 「…………!」 声もなく立ちつくした。 それで、自分はどうしたいのだろう? もし彼が元に戻れたとき、どうしたい? 何を望んで、何を願っている? 何を、彼に望む………? ―――汝はここに何を捧ぐ。汝が幸福は何ぞ――― 「わかりません………っ!」 アメリアの目から涙が溢れ出した。 「わかんないです、わかんないですっ! わかっても捧ぐ気なんか毛頭ないですけどっ。でも、そんなことわかるわけないじゃないですか! 私だけ一方的に望めるわけないじゃないですか!!」 あの幾つもの未来。 なかには望んでいない、幸せじゃないものも幾つかある。 だけど切に望んでいるものも、事実それが自分の夢だと知っているものがあっても。 「怖くて、わかんないですっ。そのとき相手が、私がそう望んだせいで幸せじゃないかもしれないのに。そうしたら私だって幸せじゃなくなるのに! 私欲張りですからっ、私だけの幸せなんて無いです。私も相手も幸せじゃなきゃ絶対イヤです! だから、私に聞いたってそんなことわかるわけないじゃないですか、バカっ!」 ―――バ………!?――― 癇癪を起こしたアメリアに八つ当たりされて、祭壇の声は絶句している。 アメリアの手のひらが、思いっきり祭壇に叩きつけられた。一度感情が解放されると、もはやどこまでも止まらない。 「何だって人が悩んで気にしていることを突っこんで聞いてくるんですっ!?」 完全な言いがかりをつけられて、祭壇は今度こそ沈黙してしまった。 しばらく経ってから、なおも泣きじゃくっているアメリアに、祭壇が告げた。 ―――汝等の夢、捧ぐことあたわず――― 「………汝等?」 怪訝に思ったアメリアの視線を白い影がよぎった。 部屋の隅に、気を失っているゼルガディスが現れていた。 「ゼルガディスさん!?」 慌てて涙を拭いて、傍に駆け寄った。 しかし、ユズハの姿はない。実体化していない。 「ユズハはどこです!?」 ―――かの者、夢を捧ぐこと叶いし。かの者、未来に幸福あり――― 「!?」 ならば、ユズハはユズハの幸せを忘れてしまうのか。 まだ自我を得て間もない、ようやく育ったはずの幼い願いを。 「ダメですっ。ユズハを返して!」 ―――されどかの者、すでに願い叶いし。かの者、現(うつつ)に幸福あり――― 「え………っ?」 祭壇の声はなおも続く。 部屋に、光が満ちあふれた。 ―――かの者の夢、未来、願い、幸福、全て等しく同じもの。すでに満たされし者に、ここはさらなる永続を付することしかできぬ――― ―――捧ぐことあたわぬ汝等よ。願わくば全て満たされし時、再びここを訪れるを望む。我は夢喰いの祭壇ゆえ、それが我の糧なれば………――― 視界が、白く染まった。 「………リア。おい、アメリア!」 ゼルガディスの声にハッと顔をあげると、アメリアは自分が通路の壁にもたれるようにして座りこんでいるのがわかった。 ゼルガディスがその前にしゃがみこんで、アメリアの顔を覗きこんでいる。 「え………?」 周囲を見回すと、二人がいるのは部屋ではなく、狭い遺跡の通路。 そして、ユズハが急停止した行き止まりだった。そこでユズハがくーくー寝息を立てて寝転がっている。 慌てて左右を見回しているアメリアの頬に気がついて、ゼルガディスが指をのばした。 「泣いていたのか?」 「えっ?」 言われて、アメリアは自分の頬がごわついていることに気づいた。 涙の乾いた跡。 「夢じゃない………」 あの祭壇は夢なんかではない。 再び涙が溢れ出してきて、アメリアはゼルガディスの胸に飛びこんだ。 いきなり抱きつかれて、ゼルガディスが慌てる。 「お、おい、アメリア!?」 「私………セイルーンへ帰ります………」 アメリアの言葉に、慌てて顔をあげさせようとしていたゼルガディスの動きが止まる。 細く溜め息が聞こえて、頭をそっと抱きこまれた。 「………そうか………」 「そこで、あなたを待っててもいいですか?」 「……………」 重ねてアメリアは訊いた。 『セイルーン』で、あなたを待っててもいいですか………?」 怖くて、ずっと言うことができなかった。 セイルーンにいる自分のところに帰ってくる。本当にゼルガディスはそれでいいのか。 わからなかった。 そう望むことは、彼にとって苦痛ではないのか。負担ではないのか。 ゆるやかに刻は過ぎゆきて、すでに一年。 帰城のときが近いことを、二人とも無言のまま悟っていた。 このまま別れることはできなくて。このまま別れずにいることもできなくて。 漠然としている未来は、彼とのものでなければいけないのだから。 だから、いまここで訪ねさせて。 祭壇の声が、自分に迷いを突きつけたように。 自分の幸福が何なのか、確かめさせて。 「ゼルガディスさんの、帰る場所……セイルーンの私でも、いいですか……?」 抱きしめてくるゼルガディスの腕に、力がこもった。 「………お前がいるなら、どこだってかまわない」 アメリアはぎゅっと目をつぶった。 夢喰いの祭壇に、いまなら言える。 何が自分の幸せか。何が自分の夢なのか。 たった今この瞬間から、胸をはって言うことができる。 「帰ってきて………くれますか………?」 「ああ………待っててくれるか?」 「はい………」 ゆっくりと伏せていた顔を上げて、ゼルガディスの首に腕をからめて抱きしめた。 「待ってます。待ってますから、帰ってきてください。私のところに」 「約束する………。必ず、帰ってくる。だから、待っててくれ………」 アメリアは強くうなずいて、目を閉じた。 この腕の中の世界を手放したくない。 できるなら、いつまでも私を閉じこめていて。 この耳元で揺れている、銀の中の瑠璃のように。 それが叶わない願いだと知っていても、この小さな世界を絶対に忘れないから。 だからまた、閉じこめに来て。 ずっと、待ってるから。 必ず帰ってくる。 違う姿で。 こんな冷たい体じゃなくて。 だから、このキスは最後じゃない。 必ず、帰ってくるから。 ………………………… 「…………なんちゅう遺跡だ」 行き止まりの壁に書かれてあった文字を読み終わったゼルガディスが、ぼそっとそう呟いた。 その後ろでは、すっかり忘れられていてぶーたれているユズハと、それを必死でなだめているアメリアがいる。 「帰るぞ」 ゼルガディスが声をかけると、アメリアが「あっ」と声をあげた。 「そういえば、村の人がいませんよ」 「一本道の通路ですれ違わなくて、行き止まりにもいないんだ。入れ違いで村に帰ったか、帰る途中で行き倒れているかのどちらかだ。どっちにしろ、ここにもう用はない」 「結局、ここは何なんですか?」 「あれ、ばっ君」 「は?」 「獏(バク)だから、ばっ君」 「変な命名をするんじゃない」 ゼルガディスが乱暴にユズハの頭に帽子をかぶせた。 「結局、アレがどういった存在なのかは書いてなかった。ただ、ここに祀った経緯が書かれてあっただけだ」 見境なしに幸福な夢を喰われてソレを忘れて、いきなり各々好きな力を手に入れられても困るので、数人の神官が協力してここに祀り、その後は挑戦者のみがここを訪れるようになった―――そう言った内容が古い言葉で壁に刻まれていた。 『食べ物の代わりにお願いきいてあげるよん』ということだろうか。 祭壇の前に立った者に明確な未来のヴィジョンがなければ、アメリアのように門前払いをくらうのだろう。 ちなみにゼルガディスは、アメリアがどんなに訪ねても、門前払いを喰らったのか、自分で断ったのか、断固として教えようとはしなかった。 「何か………微妙なモノ食べてる生き物ですね………」 アメリアが困惑した表情で、呟いた。 「それはどうでもいいが………ところでユズハ、お前魔力増えてないか?」 さっき目覚めてからというもの、ユズハの気配が微妙に違うのだ。 遺跡に入る前よりも若干、発する気が強くなっているような気がする。 ユズハがあっさりうなずいた。 「ン、増えた。ばっ君がくれタ。体を保つの、ずいぶん楽になっタ」 「はっ!?」 「もらった!?」 耳の覆いの先に付いている陶器の飾り玉をいじりながら、ユズハは無邪気に続けた。 「何かネ、おいしかったから、ありがトウって、くれタ」 「………………」 幸福な夢がすでに叶っている者は、何も喰われないと思ったのだが、どうやら違うらしい。喰われるが、忘れないというところか。もし叶っている夢を忘れてしまったら、現実の記憶も確実に消えているだろう。 ゼルガディスが、心底嫌そうな顔をして言った。 「すでに満たされし者に、ここはさらなる永続を…………。おい、ユズハ、お前何を願ったんだ」 「ばっ君にあげたモノ?」 「そうだ。お前の幸せとやらだ」 何の気負いもてらいもなく、ユズハはさらりと告げた。 「ばっ君にどうしたいっテ、きかれたから、りあとずっと一緒にいたいっテ、ゆっタ。ついでに、ぜる、とも」 それはすでに叶っている願いの延長でしかない。こうしてユズハはここにいるのだから。 すでに満たされし願い=一番おいしいご飯、を食べさせてもらったお礼に、一緒にいるために必要な魔力を割り増ししてもらったと、そういうことか。 「ゆずは、ずっとりあと一緒いたい」 「ユズハ………」 たまらなくなって、アメリアは隣りを浮いているユズハを捕まえて抱きしめる。 ゼルガディスは憮然とした表情で呟いた。 「オレはついでか……ま、引っ付かれるよりは断然こっちのほうがいいが………」 「ン、ついで。だっテ、りあは、ゆずはノなの」 「………………」 断定したユズハに、ゼルガディスが無言で圧力をかける。 半年過ぎて、いまここでようやく自分が争いの原因であることに気づいたアメリアが、腕のなかのユズハを抱えて、引きつった笑いを浮かべた。 「え、と、じゃ、二人のということで………ダメですか?」 『ダメ』 二人の声がきれいにハモった。 結局、捜していた二人は入れ違いで村に帰ってきていたことがわかり、面倒をかけたということでゼルガディスたちは予定されていた報酬の半額をもらった。 そしてそれから街道に添って旅を続けて、ひと月。 ユズハに、手が差し伸べられた。 左に、半ば手袋に包まれたゼルガディスの手。 右に、アミュレットのない、アメリアの手。 雪は溶け去り、こぼれるように花が開いて溢れ、それに包まれて野はその色を変える。 ユズハにとっては、初めての春。 「選んでください、ユズハ」 春の風がアメリアの髪を揺らして、舞わせる。 「元に戻りたいのなら、ゼルガディスさんと。そうでないのなら、私と一緒にセイルーンへ行きましょう」 差し出された手を見つめて、ユズハは首を傾げた。帽子の飾り玉の下についた朱の房飾りがさらさら揺れて、その頬にかかる。 「どうして? りあとぜるは、一緒にいナイの?」 滅多に笑わない人形のような無表情とは裏腹に、心底不思議そうなその声。 ゼルガディスは何も言わなかった。アメリアが、少し困った顔でユズハを見おろす。 「しばらくの間、一緒にいられないんです。でも、また一緒になりますから」 だから、ユズハは選んでください。 そう告げられて、ユズハはジッと二人を見上げた。 ゼルガディスを。次に、アメリアを。 「いたいのに、いナイの?」 「ええ………いたいけど、いないんです」 風にさらわれて泣きそうな声だった。 ユズハの手が、アメリアの手をきゅっと握った。 「ゆずはは、りあと一緒にイル」 「ユズハ………」 「もう、精霊に還りたくナイ。りあとぜると一緒にいて、色んなこと知った。食べること、泣くこと、怒ること、声に出して歌ウこと。願ウことに、祈ること。雪に触った。水にも触った。みんなスキ、もっと知りタイ。もっと、りあといタイ」 幼い少女の姿をとった炎の精霊は、そう言って元に戻ることを拒んだ。 「だから、りあと一緒にイル」 アメリアとゼルガディスは、軽くうなずいて、顔を見合わせた。 泣きたくなるほど美しい春。 もう少しだけ時が過ぎて、伸びきった若葉が浅い緑とそれに透ける陽光を散らす、春の終わりと夏の始めになれば、それが二人の再会した季節。 アメリアが、髪をかきあげてゼルガディスに見せた。 風に揺れる、銀と瑠璃。 銀線細工のカゴのなかで、小さな瑠璃が揺れている。 「もう片方………」 ゼルガディスの視線に、アメリアは首をふった。 「渡さないでください。いまは、渡さないで………」 街道を通る人はなかった。 ゼルガディスが静かにフードを後ろに落とす。落とした途端、髪が風にさらわれて宙を舞う。 しゃらしゃらと微かに音がした。 「必ず戻る」 返事をしようとして、唇から嗚咽がこぼれそうになる。 慌てて、口を引き結んでうなずいた。何度も。 「………待って……ます、から………」 アメリアは口元を手で押さえた。 ダメだ。どうしても言いたいことがある。もう少し、もう少しだけ。 泣いてはいけない。 肩をふるわせて立ちつくすアメリアを、ゼルガディスが抱きしめる。 アメリアは大きく深呼吸をして、手で涙を拭った。ゼルガディスから少しだけ体を離すと、彼を見上げて笑った。 「帰ってくるの……待ってます……だから、いってらっしゃい………」 「………いってきます………」 ゼルガディスの腕が、再びアメリアを抱きしめた。 春と幸福の再来を願って。 ありったけの想いを。 この腕の中の、少女に―――― *** たわごと *** あれ、どうして出会い編じゃないんでしょう? 世の中不思議なことも………ってごめんなさいごめんなさい!(滝汗) 詰まっちゃいました(死)。ユズハとゼルがいない話があんなに書きにくいとは思ってもみなかったです(^^;) そういうわけで、続きなんですけど………前の話忘れたよーん、と言う方は………ごめんなさい、過去の作品の海のなかから「破烈の人形」と「帽子と迷子」を引き上げてやってください………いつまで沈めたままなんだよ、自分(−−; 思ったよりも早く、アメリアとゼルが別れちゃいました。これからはアメリア編とゼル編に分かれて短編を書くつもりです。私はアメリアよりのゼルアメなのでアメリアの話が多くなるとは思うけど………ああっ、石投げないで(泣)。その前に始まりの話を書こうね、自分(えぐえぐ)。 今回驚いたのはユズハの処遇。直前までユズハの魔力にゲタはかせる気全くナシ。突如現れた設定に、生みの親本人が慌てる慌てる(←バカ)。あれえ?あんたいつのまに魔力もらってたっけ?とでも言うべき状態に………(爆)。 最初の設定では、魔力が足りなくて数年したら消える予定だった(ユズハにラブコールを送ってくれている方にとっては、それもマズイ)のでなおさら、ビビりました。 というわけで、ユズハはこれからもたくましく生きていくと思います(そんなんで話まとめるな、自分) では、そういうわけで、がんばります。見捨てないでください……(え、ダメ?) 桐生あきや 拝 |
5568 | 切ない・・・・(よよよ) | 雫石彼方 | 1/29-02:56 |
記事番号5565へのコメント どもども。雫石ですよ。 ついにゼルとアメリア、別れちゃったねー・・・。(こう書くと誤解を招きそうだな/笑)永遠にあの3人の珍道中を見ていたかった私としては、とても悲しいだす・・・(T‐T)でもでも、すごーくよかったよ!!ユズハの願いもすごく可愛くって、「ずっと一緒にいたい」とか言われたら、私だったら確実に泣くでしょ、とか思った(^^)ゼルとアメリアもお互いの幸せが同じだってことが確認できて、ほんとによかったv お別れのシーンでは、ユズハの無邪気さゆえの「いたいのにいないの?」っていうセリフがずきんときましたよ。でも、きっとゼルは帰ってきてくれるはずだし!それに、ユズハの「アメリアと、ついでにゼルと一緒にいたい」っていうお願いが永続されるってことは、ゼルとアメリアの願いも自動的に叶うってことなのでは?ユズハ、大手柄だね!(笑) > 最初の設定では、魔力が足りなくて数年したら消える予定だった(ユズハにラブコールを送ってくれている方にとっては、それもマズイ)のでなおさら、ビビりました。 ダメよ!!そんなの私が許さーーーーん!!(><)ユズハ消えちゃったりしたら、もう滝の如く泣きじゃくるわ、私。でもまあ、今回ので無事魔力もアップしたことだし、そんな心配はなくなったのでよかったですvまさに、前回の短編で『ユズハのレベルが上がった☆』とかいうRPG風のナレーションがぴったりな展開になったよね(笑) > では、そういうわけで、がんばります。見捨てないでください……(え、ダメ?) 誰が見捨てるもんか!!どこまでも〜ついてゆ〜く〜わ〜〜〜〜♪(ミュージカル風に) ってなわけで、これからも頑張ってねんv PS:ゼルとユズハの不仲の原因が自分であることに、アメリアとうとう気付いちゃったんだね・・・。しかし半年経ってようやくとは・・・・やっぱしアメリアってば、鈍感さん♪ |
5569 | ああ、泣かせちゃった・・・・(汗々) | 桐生あきや | 1/29-04:49 |
記事番号5568へのコメント >どもども。雫石ですよ。 どもども桐生っす(笑)。 メールどうもありがとうだす。というか、あまりのアメリアの可愛さにやられて再起不能っす。もうメロメロ。 >ついにゼルとアメリア、別れちゃったねー・・・。(こう書くと誤解を招きそうだな/笑)永遠にあの3人の珍道中を見ていたかった私としては、とても悲しいだす・・・(T‐T) ごめんね、やっちゃった。 私、話の続きを考えるときに、どうしてもキャラの関係をそのままにしておけなくて、がしがし進めちゃう人だから。 でも、珍道中(笑)、これで絶対終わりってわけでもないだすよ。エピソードだけはあとから追加登録できるようにしようかなーって考えているから、これからもちょこちょこ書く予定。というか、私が投稿し始めてからの過去の作品のログが、私だけじゃなくて全部なくなっているんだけど、どうしてなんだろう?(汗) 今日だけの表示ミスだといいんだけど………。 >でもでも、すごーくよかったよ!!ユズハの願いもすごく可愛くって、「ずっと一緒にいたい」とか言われたら、私だったら確実に泣くでしょ、とか思った(^^)ゼルとアメリアもお互いの幸せが同じだってことが確認できて、ほんとによかったv ありがとうううっ(><) 今回はユズハ色も、VSゼルも少なくて、オマケに別れちゃうからかなり心配だったんだけど、彼方ちゃんがそう言ってくれると救われるわっ。 ぼかしてわざと書かなかったけど、今回のテーマはセイルーンに婿入りする気があるのか無いのかだから(爆)。 「おまえがいるとこならどこでもいい」とは、まさに物は言い様ですな(笑) >お別れのシーンでは、ユズハの無邪気さゆえの「いたいのにいないの?」っていうセリフがずきんときましたよ。でも、きっとゼルは帰ってきてくれるはずだし!それに、ユズハの「アメリアと、ついでにゼルと一緒にいたい」っていうお願いが永続されるってことは、ゼルとアメリアの願いも自動的に叶うってことなのでは?ユズハ、大手柄だね!(笑) おおおう、それは盲点っ(爆死)。 そうよ、帰ってこなきゃゼルじゃないわっ(←?) >> 最初の設定では、魔力が足りなくて数年したら消える予定だった(ユズハにラブコールを送ってくれている方にとっては、それもマズイ)のでなおさら、ビビりました。 >ダメよ!!そんなの私が許さーーーーん!!(><)ユズハ消えちゃったりしたら、もう滝の如く泣きじゃくるわ、私。でもまあ、今回ので無事魔力もアップしたことだし、そんな心配はなくなったのでよかったですvまさに、前回の短編で『ユズハのレベルが上がった☆』とかいうRPG風のナレーションがぴったりな展開になったよね(笑) だよね(笑)。まさかこんなに愛してもらえるとは思ってなかったからさ……。 あまりの愛されっぷりに、消したら絶対不幸のメールが来るわとか思って(笑) たしかに好きなキャラが死んだり、いなくなったりするのは悲しいもんね。 レベルアップした以上、大量にご飯を食べる必要もないんだけど……食事の量変わんないんだろうなあ、きっと(笑)。 >> では、そういうわけで、がんばります。見捨てないでください……(え、ダメ?) >誰が見捨てるもんか!!どこまでも〜ついてゆ〜く〜わ〜〜〜〜♪(ミュージカル風に) >ってなわけで、これからも頑張ってねんv えぐえぐ、ぐしぐし(;><;) ありがとうううううぅぅ。 これからユズハとゼルの出演率がどんどん減っていくだけに不安だったの。 がんばります。 >PS:ゼルとユズハの不仲の原因が自分であることに、アメリアとうとう気付いちゃったんだね・・・。しかし半年経ってようやくとは・・・・やっぱしアメリアってば、鈍感さん♪ 鈍感だすね♪ 自分に向けられる好意に関してはとことん鈍感なんだろうな、この二人。気づいた後は別として。さてさて、ようやくリナたちも出てこれそうだわ。 さっさと書いて著者別リストに登録しないと………(汗)。 ではでは。 |
5570 | いつか出逢う『貴女』のために。 | ねんねこ E-mail URL | 1/29-13:29 |
記事番号5565へのコメント なんとなくタイトルで悩んだ挙句、某アニメのサブタイトル使っちまったねんねこだす。 いやあ、ついに別れてしまったわね、ゼルやんとアメりん(それしか言うことないんかい我) 今回はアメリア中心で、なんとなく(自分にとっては)新鮮なものだったよ。 リナとガウリイがいつも共にいて、互いを想っているのなら、ゼルとアメリアはいつも離れて相手を想うと思うんだよね。互いに正反対。こんなこと言うと、ゼルアメファンに殺されるかもしれないけれど、いつも一緒にいて、らぶらぶぅぅぅVvな彼らも好きだけど、遠く離れていても、相手のことをまっすぐ純粋に想い続ける彼らも大好きです。 とは言うものの……泣くなっ雫ちゃんっ! 例のぷろじぇくと(爆)もゼルもアメリアもユズハちゃんも出てくるではないかっ!(……くるよね?) ていうか、やる気十分なの、もしかして私だけですか?(笑) 雫ちゃんが考えたあの話、結構気に入ったんですけど…… ま、まあとりあえず、そのあたりの話はまたメールでということで(汗) とにもかくにも、これからの二人がどうなっていくのかが楽しみですVv よし、久々に上手くまとめられたぞっ!(嬉) ではでは〜。 |
5574 | 汝、翼持つ者たちよ(というわけで対抗・笑) | 桐生あきや | 1/29-23:04 |
記事番号5570へのコメント >なんとなくタイトルで悩んだ挙句、某アニメのサブタイトル使っちまったねんねこだす。 対抗して使ってみた桐生だす(笑)。私が買ってる文庫のタイトルなんだけど、ねこちゃんの黒天を想起させるので使ってみました。 >いやあ、ついに別れてしまったわね、ゼルやんとアメりん(それしか言うことないんかい我) 別れちゃっただすよ(語弊のある言い方だ・笑)。やっぱり永遠に一緒にいさせるわけにはいかないしね………。むりやり話の中の時間を止めたら話の意味がなくなっちゃうだろうし。 >今回はアメリア中心で、なんとなく(自分にとっては)新鮮なものだったよ。 ねこちゃんは、どちらかというとゼルの視点での話が多いよね。クーちゃんもいるし。ゼル視点はね………というか桐生が男性視点で物書くの苦手で……(爆)。 >リナとガウリイがいつも共にいて、互いを想っているのなら、ゼルとアメリアはいつも離れて相手を想うと思うんだよね。互いに正反対。こんなこと言うと、ゼルアメファンに殺されるかもしれないけれど、いつも一緒にいて、らぶらぶぅぅぅVvな彼らも好きだけど、遠く離れていても、相手のことをまっすぐ純粋に想い続ける彼らも大好きです。 私も!(><) あの二人って、最強の遠恋だよね。ほとんど連絡すらとれないんだもの。 そういう意味で、まさに犬夜叉のEDはツボですな。 >とは言うものの……泣くなっ雫ちゃんっ! >例のぷろじぇくと(爆)もゼルもアメリアもユズハちゃんも出てくるではないかっ!(……くるよね?) >ていうか、やる気十分なの、もしかして私だけですか?(笑) ていうか、とりあえずメール見て爆笑。きっと狙われてるわりには、怯えたところがなくて可愛げのない子どもなんだろう、ユズハは(笑)。 >雫ちゃんが考えたあの話、結構気に入ったんですけど…… >ま、まあとりあえず、そのあたりの話はまたメールでということで(汗) にょ。メールでだす。 >とにもかくにも、これからの二人がどうなっていくのかが楽しみですVv >よし、久々に上手くまとめられたぞっ!(嬉) >ではでは〜。 おう、がんばって書くよ(^^; ではでは、また〜。 |
5572 | たえ〜ま〜なくそ〜そ〜ぐあ〜いの〜なを〜♪←全然関係が無い・・・(汗) | あんでぃ | 1/29-20:16 |
記事番号5565へのコメント こんにちは!あんでぃです!! 雪が平日に降ればいいのに・・・・と社会人の人にはだいぶ迷惑なことを考えてしまったあんでぃです。 でも日曜日に降るなんて・・・・(泣) > > > あれ、どうして出会い編じゃないんでしょう? 世の中不思議なことも………ってごめんなさいごめんなさい!(滝汗) > 詰まっちゃいました(死)。ユズハとゼルがいない話があんなに書きにくいとは思ってもみなかったです(^^;) ユズハちゃんの食いしんぼうっぷりを見ているともうリナちゃんのいない淋しさを忘れさせてくれます(笑) でもこの二人(ゼルアメですよ〜)がいちゃついている間にこの二人もらぶらぶバカップルの旅は水入らずをやっている事でしょう・・・・(^ ^) > 思ったよりも早く、アメリアとゼルが別れちゃいました。これからはアメリア編とゼル編に分かれて短編を書くつもりです。私はアメリアよりのゼルアメなのでアメリアの話が多くなるとは思うけど………ああっ、石投げないで(泣)。その前に始まりの話を書こうね、自分(えぐえぐ)。 始まりの話・・・ユズハと出会う前ですよね。TRY終了後あたりの設定ですかね?う〜ん楽しみです!! > 今回驚いたのはユズハの処遇。直前までユズハの魔力にゲタはかせる気全くナシ。突如現れた設定に、生みの親本人が慌てる慌てる(←バカ)。あれえ?あんたいつのまに魔力もらってたっけ?とでも言うべき状態に………(爆)。 下駄・・・鬼太郎だぁ!!ユズハの父さんを作らないと!!(訳の分からないボケをしてしまいました・・・) > 最初の設定では、魔力が足りなくて数年したら消える予定だった(ユズハにラブコールを送ってくれている方にとっては、それもマズイ)のでなおさら、ビビりました。 うれしさのあまり小躍り \(^▽^)♪ ユズハちゃんが死んじゃうハメにならなくてよかったぁ!(心のそこから安心) > というわけで、ユズハはこれからもたくましく生きていくと思います(そんなんで話まとめるな、自分) あの食べっぷりならば、たくましく生きていけるでしょう!! 見守りますよ!!ユズハちゃんがたくましく育っていくのを。 > では、そういうわけで、がんばります。見捨てないでください……(え、ダメ?) おっけ〜です!頑張ってください!! いつまでも追っかけて行きますから! それでは!あんでぃでした。 |
5575 | えいえ〜んと呼ぶこ〜とができ〜たなら〜♪(笑) | 桐生あきや | 1/29-23:14 |
記事番号5572へのコメント >こんにちは!あんでぃです!! >雪が平日に降ればいいのに・・・・と社会人の人にはだいぶ迷惑なことを考えてしまったあんでぃです。 >でも日曜日に降るなんて・・・・(泣) こんばんわ〜。いつもいつもありがとうございますうう(感涙)。 いえいえ、私はいつでも降ってこいとか思ってますから(笑)。 それにしても、こないだの雪はすごかった……。 >> あれ、どうして出会い編じゃないんでしょう? 世の中不思議なことも………ってごめんなさいごめんなさい!(滝汗) >> 詰まっちゃいました(死)。ユズハとゼルがいない話があんなに書きにくいとは思ってもみなかったです(^^;) >ユズハちゃんの食いしんぼうっぷりを見ているともうリナちゃんのいない淋しさを忘れさせてくれます(笑) >でもこの二人(ゼルアメですよ〜)がいちゃついている間にこの二人もらぶらぶバカップルの旅は水入らずをやっている事でしょう・・・・(^ ^) ふふふ………(含み笑いはヤメロ)。向こうの二人、この後登場する予定です。 バカップルなのかはそのときに(笑)。その前に出会い編書こうね自分(墓穴)。 >> 思ったよりも早く、アメリアとゼルが別れちゃいました。これからはアメリア編とゼル編に分かれて短編を書くつもりです。私はアメリアよりのゼルアメなのでアメリアの話が多くなるとは思うけど………ああっ、石投げないで(泣)。その前に始まりの話を書こうね、自分(えぐえぐ)。 >始まりの話・・・ユズハと出会う前ですよね。TRY終了後あたりの設定ですかね?う〜ん楽しみです!! それよりちょっと後、リナたちが第二部出演中ぐらいの時の話になると思います。私は、アニメの後に小説第二部が来ると考えている人間なので。 >> 今回驚いたのはユズハの処遇。直前までユズハの魔力にゲタはかせる気全くナシ。突如現れた設定に、生みの親本人が慌てる慌てる(←バカ)。あれえ?あんたいつのまに魔力もらってたっけ?とでも言うべき状態に………(爆)。 >下駄・・・鬼太郎だぁ!!ユズハの父さんを作らないと!!(訳の分からないボケをしてしまいました・・・) めだまのオヤジは、果たしてユズハのどこに……帽子のなかとか(爆)。 >> 最初の設定では、魔力が足りなくて数年したら消える予定だった(ユズハにラブコールを送ってくれている方にとっては、それもマズイ)のでなおさら、ビビりました。 >うれしさのあまり小躍り \(^▽^)♪ >ユズハちゃんが死んじゃうハメにならなくてよかったぁ!(心のそこから安心) さすがに、こんなことしたら鬼畜だよなあとか考え、中止に(^^; >> というわけで、ユズハはこれからもたくましく生きていくと思います(そんなんで話まとめるな、自分) >あの食べっぷりならば、たくましく生きていけるでしょう!! >見守りますよ!!ユズハちゃんがたくましく育っていくのを。 外見的に変化はしないでしょうけど、内面も変化するのかと言うと、かなり微妙かも………ユズハはいつまでもユズハのまんま、ということで(笑)。 >> では、そういうわけで、がんばります。見捨てないでください……(え、ダメ?) >おっけ〜です!頑張ってください!! >いつまでも追っかけて行きますから! >それでは!あんでぃでした。 レスどうもありがとうございます(><) ではでは、またです。 桐生あきや 拝 |
5577 | 感涙(T_T) | 水晶さな E-mail | 1/29-23:36 |
記事番号5565へのコメント のっけから号泣してますがほっといてやって下さい(笑)。 何と言うか切ないのと感動なのと多々の感情入り混じった気持ちです(ワケわかんねーよ)。 ああでも、二人で旅しててもやっぱりどこかで決断しなきゃいけない時は来るんですよねー・・・私の書いている二人もいつかはそーなるんだろーか・・・(あまり考えずにモノを書く奴)。 これから別々の話になるという事ですが、いつか魔剣士さんが帰って来るように祈ってます。ユズハちゃんも活躍期待しおります(笑)。 それでは、一月頃に連載始めると豪語していた話がまだ決着つかない(爆)さなでした。 水晶さな拝 |
5582 | もらい泣き(T_T) | 桐生あきや | 1/31-22:27 |
記事番号5577へのコメント > のっけから号泣してますがほっといてやって下さい(笑)。 そんな(笑)。ほっとけだなんて。 何ならハンカチをご用意させていただきます(笑) > 何と言うか切ないのと感動なのと多々の感情入り混じった気持ちです(ワケわかんねーよ)。 > ああでも、二人で旅しててもやっぱりどこかで決断しなきゃいけない時は来るんですよねー・・・私の書いている二人もいつかはそーなるんだろーか・・・(あまり考えずにモノを書く奴)。 さなさんの二人も旅してる途中でしたね。自分のは別れさせといて何ですが、あの二人のお話大好きです。 > これから別々の話になるという事ですが、いつか魔剣士さんが帰って来るように祈ってます。ユズハちゃんも活躍期待しおります(笑)。 帰ってこなかったら、たこ殴りですね。だれがって、多分私が(笑) きっとユズハはどこに行っても暴れ回ると思います(^^; > それでは、一月頃に連載始めると豪語していた話がまだ決着つかない(爆)さなでした。 私も、始まりの話書かないと、永遠に過去の作品の海に話が沈んだまんまです(汗) お互いがんばりましょう。 ではでは。レスどうもありがとうございました〜。 桐生あきや 拝 |
5578 | かえってこぉぉぉぉぉいよぉぉぉぉぉ〜(号泣) | ゆえ E-mail | 1/30-00:35 |
記事番号5565へのコメント ・・・・・・・・毎回ふざけたタイトルですみません・・・・の、ゆえです。 あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛。 ゼルが一人で旅だってしまった!!!!! こ、これじゃあ、誰がユズハと闘うんのかっ?!(戦わしてどーする) でも、アメリアが切ないですぅ〜。 この話を読んで、前々に書きかけた歌詞ネタの話をほじり返そうかと思ってしまいました。(いや、読めたもんじゃないので、歌詞だけ桐生さまに捧げたいです) でも、ユズハは消えなかったのが不幸中の幸いでしたっ。 あ゛う゛。 もう何かいてんだか分かりませんが、ともかくっ! 続き楽しみにしてます♪(←すません、ちと頭がとんでます・・・) |
5583 | かえってくぅぅぅぅるさぁぁぁぁぁぁ〜(悪ノリ) | 桐生あきや | 1/31-22:35 |
記事番号5578へのコメント >・・・・・・・・毎回ふざけたタイトルですみません・・・・の、ゆえです。 ふざけたタイトル返しをする私も私………。 >あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛。 >ゼルが一人で旅だってしまった!!!!! >こ、これじゃあ、誰がユズハと闘うんのかっ?!(戦わしてどーする) 敵手なしかと思われてたんですが、先日ひょんなことからゼルに変わる新たな好敵手を思いついてしまったので、多分出します(笑)。 なにやってんだか、私(^^; >でも、アメリアが切ないですぅ〜。 >この話を読んで、前々に書きかけた歌詞ネタの話をほじり返そうかと思ってしまいました。(いや、読めたもんじゃないので、歌詞だけ桐生さまに捧げたいです) ええ〜、掘り返しましょうよ、ぜひ(笑)。 >でも、ユズハは消えなかったのが不幸中の幸いでしたっ。 消してたら、いまごろ私はここに立っていたれたかしら(遠い目)。 とにかく、ユズハにはこっちが驚きっぱなしです。どこまでも際限なく親の言うことなんか聞いてくれないでしょう。 >あ゛う゛。 >もう何かいてんだか分かりませんが、ともかくっ! >続き楽しみにしてます♪(←すません、ちと頭がとんでます・・・) 私はちと頭痛です(爆)。 頭痛持ちなんで、ただいまガンガンと痛んでおります(−−; 頭痛薬が効いていくのがはっきりとわかる状態って何だかなあ……。 はっ、話がそれてしまいまいした(汗) レスどうもありがとうございました。 がんばります〜。 ゆえさんの方もがんばってくださいね♪ 桐生あきや 拝 |
5590 | ムキムキ・・・・(←どういうタイトルだよ) | 砂緒 | 2/1-23:53 |
記事番号5565へのコメント こんばんわ!砂緒です。 今更遅いよなぁ、と思いつつも、どうしてもレスしたくてたまらなかったので(笑) > 思ったよりも早く、アメリアとゼルが別れちゃいました。これからはアメリア編とゼル編に分かれて短編を書くつもりです。私はアメリアよりのゼルアメなのでアメリアの話が多くなるとは思うけど………ああっ、石投げないで(泣)。 うう・・・とても切なかったです・・・・(涙) お互いのこと大切に思っているからこそ、正直な気持ちをなかなか伝えられないんだ・・・とわたしの学校の音楽の先生が言ってました。 何故音楽の時間にそんな話になったのかは、果てしなく謎です(笑) > というわけで、ユズハはこれからもたくましく生きていくと思います(そんなんで話まとめるな、自分) うわ〜い♪どんどんムキムキたくましく・・・・すいませんすいませんすいません!嘘ですっ!!(←そのうち信用なくすぞ) > では、そういうわけで、がんばります。見捨てないでください……(え、ダメ?) わたしのほうこそ、見捨てられてもしょうがないようなレス書いてますし(汗) それでは。次のお話も、楽しみにしている砂緒でしたっ!! |
5599 | タイトルって悩みますよね(笑) | 桐生あきや | 2/3-02:37 |
記事番号5590へのコメント >こんばんわ!砂緒です。 >今更遅いよなぁ、と思いつつも、どうしてもレスしたくてたまらなかったので(笑) 早かろうが遅かろうが嬉しいことに全然変わりはないです。 ありがとうございます! こちらこそ返レス遅くなってごめんなさい。 >> 思ったよりも早く、アメリアとゼルが別れちゃいました。これからはアメリア編とゼル編に分かれて短編を書くつもりです。私はアメリアよりのゼルアメなのでアメリアの話が多くなるとは思うけど………ああっ、石投げないで(泣)。 >うう・・・とても切なかったです・・・・(涙) >お互いのこと大切に思っているからこそ、正直な気持ちをなかなか伝えられないんだ・・・とわたしの学校の音楽の先生が言ってました。 >何故音楽の時間にそんな話になったのかは、果てしなく謎です(笑) 先生によって色んな話題にすっ飛びますよね(笑) うちの古典の先生だった人は、怪しげな宗教に勧誘された話になったことがあります。これも謎(笑) >> というわけで、ユズハはこれからもたくましく生きていくと思います(そんなんで話まとめるな、自分) >うわ〜い♪どんどんムキムキたくましく・・・・すいませんすいませんすいません!嘘ですっ!!(←そのうち信用なくすぞ) ユズハは成長するんでしょうかねえ(←他人事)。そのうちとびっきりの美少女で再登場とか……(笑) >> では、そういうわけで、がんばります。見捨てないでください……(え、ダメ?) >わたしのほうこそ、見捨てられてもしょうがないようなレス書いてますし(汗) >それでは。次のお話も、楽しみにしている砂緒でしたっ!! レスが見捨てられるなんてことはないですって! ありがとうございました〜。 ほんとに書かなきゃまずいです、そろそろ(^^; がんばります。 ではでは。 桐生あきや 拝 |