◆−赤い糸 6 〜Trouble maker〜−早坂未森(3/16-20:26)No.6077
 ┣ここにも二等辺三角形が・・・・・・・・−ゆえ(3/18-02:33)No.6094
 ┃┗にとーへんさんかくけー?−早坂未森(3/18-22:14)No.6107
 ┗赤い糸 7  〜lost article〜−早坂未森(3/18-21:34)No.6105
  ┗おっ。−みてい(3/18-21:53)No.6106
   ┗うにょほほほ(なぞ)−早坂未森(3/19-20:38)No.6120


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6077赤い糸 6 〜Trouble maker〜早坂未森 E-mail URL3/16-20:26






「…アメリア、どしたの?その指輪」
「あ、これですか?落ちていたんですよ、これ」
「落ちてたぁ?」

アメリアの言葉に、リナは思わず、すっとんきょうな声を、あげた。







6  〜Trouble maker〜




一同は、まじまじとその指輪を見つめた。

「…綺麗な指輪ね」
「このルビー、リナの瞳の色に似てて綺麗だな♪」
「…(赤面) こほんっ、んで?」
「んで?って…なにがですか?」
「だああぁぁあぁあっっ!!あのねぇアメリア!折角拾ったんだから高値つけて売り飛ばすぐらい考えなさいよっ!!」
「う、売り飛ばすって…」
「・・・ま、まぁとにかく、どうするのそれ?魔道士教会とかにでもとどけないんだったらあたしが高値つけて売り飛ばすけど♪」
「だっ、ダメですよぉ!」
「ぶー、どうしてよ」
「ど、どうしてって…言われても…。なんだか、手放しちゃいけないような…不思議な感じがするんです…この指輪…」
「巫女の勘…っていうやつか?」
「ん〜、そう、ですね…」
「巫女の勘…ねぇ」

そう呟いて、また、その指輪を見つめた。
不思議な感じがするー・・・そう言われても、リナ達にはよくわからなかった。
やはり、これは巫女ゆえだからだろうか。

「・・・綺麗、っていう以外、どっかそこらに売ってるような普通の指輪にしか見えないけどねぇ・・・」
「ガウリイ、何か感じるか?」
「いや、特に何も・・・」
「ガウリイの獣並みの勘でもわからない、か」
「…なんなんでしょうね、この指輪」
「ただ単に誰かが落とした、っていうのもあるんじゃないのか?」
「まぁ、そうなんだけど…でも、こんな高価そうな指輪、どーやったら落とせるのよ?」
「それもそうだなぁ…」
「確かに、こんな高価そうな指輪、普通なら簡単に落としたりしませんよね…」
「それに、アメリアがこの指輪を見つけて二時間近く経っているけど、何かを探しているような人なんていなかったわよ」
「ええ…もしかしたら誰かが探しにくるかもって思って…見てたんですけど、そんな人はいませんでした」
「じゃあ、まだ落としたことに気が付いてないのかも」
「普通、二時間も経っていれば気づくと思うが…」
「気づいてなかったりしたらそれこそ馬鹿ね、そいつ」

「…なぁ、リナ」
「あによ?」
「馬鹿といえば、今ちょうどリナよりも厄介なやつがいるぞ」
「あたしよりってどういう意味よ、ガウリイ…って、まさか」
「ああ…ゼロス、いるんだろ?」

ガウリイの言葉に、今まで何もなかったはずの空間から、人が出てくる。

――獣神官、ゼロス。

「…いやあ、やっぱりばれちゃいましたか♪さすがですね、ガウリイさん」

相変わらずのニコ目で、まぁガウリイさんは僕の気配に気づくだろうとは思っていましたけどね、とつづける。
まぁ確かに、ガウリイがゼロスの気配に気がつかないわけがないのだが。


「…ところでゼロス。いったい何の用?」
「何の用って…僕はただの通りすがりですよ。ついさっき来たばかりですし」
「ただの通りすがりが、なんで姿隠してあたしたちの会話聞いているのよ?」
「い、いやあ、それは…」

魔族のくせに器用にも、冷や汗なんかを流す。

「まぁ、いいけどね…ところでゼロス」
「なんでしょう?」
「これ…なんだかわかる?アメリアが不思議な感じがするって言ってるんだけど」

ゼロスを問い詰めるのを止めて、リナはテーブルの上にあった指輪をゼロスに渡しながらそう言った。
魔族のゼロスなら、何かわかるかもしれないからである。
まぁ、ただの変哲もない指輪ならそれはそれでよいのだが。

だが、その指輪を見て、ゼロスは滅多に開かない瞳を片目だけ開けて、呟いた。


「おや、それは…」




―――――――――――――――――――――――
ゼロスはなんて言うのでしょうか・・(をい
今日は引っ越してった幼馴染と長電話しました♪

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6094ここにも二等辺三角形が・・・・・・・・ゆえ E-mail 3/18-02:33
記事番号6077へのコメント

こんにちはっゆえです♪

その節は大変素晴らしいイラストをありがとうございますっ!
いや、まぢでスレのHP作ろうかと模索中です・・・・・

そんなことは置いといてっ!

ああああああああああああ。でたよ、でました、でただろう!!(やっぱり3段)
騒動の裏にセット品のゼロスっ!
うーにゅ。あの指輪はなにやらありそうですねぇ。
大丈夫でしょーかっ?

にゅにゅにゅ。
続きっ待ってますっ!

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6107にとーへんさんかくけー?早坂未森 E-mail URL3/18-22:14
記事番号6094へのコメント


>こんにちはっゆえです♪
こんにちはぁぁぁ♪
毎度毎度レスありがとうございますぅぅ(感涙)
>その節は大変素晴らしいイラストをありがとうございますっ!
>いや、まぢでスレのHP作ろうかと模索中です・・・・・
そのときはずえったいに一番にリンクさせてくださいねvふふふふふふっv
>ああああああああああああ。でたよ、でました、でただろう!!(やっぱり3段)
>騒動の裏にセット品のゼロスっ!
ゼロスくん、最初は出てくる予定はありませんでした(ひでえ)
でもやっぱ出ましたゼロス。コイツがでないと盛り上がりません(実力で何とかしろよ)
>うーにゅ。あの指輪はなにやらありそうですねぇ。
>大丈夫でしょーかっ?
大丈夫です、多分(笑)
訳有りじゃなきゃ話にならんでしょ〜♪
ふふふふふ〜

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6105赤い糸 7  〜lost article〜早坂未森 E-mail URL3/18-21:34
記事番号6077へのコメント



大好き、なの。

まだ、気づいていないけど

だけど、あなたが、好き







7  〜lost article〜








「…それは?」
…ごくん。

四人の中の誰かが、喉を鳴らした。

「それは、確か――」
「わたしの指輪、見つけたあああああっっっっっ!!」

ばあんっ!

突然、そんな叫びとともに、勢いよくやドアの扉が開いた。
そこには、長い銀髪を先で一つにまとめた、若い女性。
歳は、17歳くらいだろうか。

そして、その後ろには、呆れたような表情をしている、黒髪の男性。
彼も、その前にいる彼女と同じくらいの年齢だろう。

彼女のただならぬ様子に、宿の中は静まり返る。

彼女はそのまま、まっすぐリナ達のいるテーブルに向かって早足で歩き出す。


カツカツカツカツカツカツカツ…

彼女の靴音が、静まり返った宿屋に響く。

―カツン。

彼女の靴音は、リナとゼロスの間で、止まった。

「…なに?」

そのままじっと、テーブルにいるリナ達四人を見つめ、そのまま一つだけ開いていた椅子に座った。

「お、おい」
「あなたは黙っていて」
「………」

銀髪の彼女にピシャリと言われ、黒髪の男は口を噤む。
どうやら、主導権は彼女のほうが握っているようである。

「突然、ごめんなさいね。私はシルヴィン。シルヴィン=ウィルランド。こっちは幼馴染のガディルよ」
「…自己紹介どうも。あたしはリナよ。あたしの隣からガウリイ、アメリア、ゼルガディス、…そしてへっぽこ神官のゼロス」
「へっぽこって、それはないですよリナさん〜」
「(無視)それで、あたしたちに一体何の用?」
「つい二時間ほど前、わたしったら指輪を落としてしまったの。…気が付いたのは一時間前だったのだけど」
「それでこの宿屋の前に来たとき、あんたらがその指輪を持ってるのを見つけたんだ。すまねーな、いきなり割りこんできてちまって…こいつ一度突っ走るとなかなか止まらないから。…いや、なんでもないです」
「そう、それならいいわ…それで、その指輪…返してくれないかしら?」

そう言って、シルヴィンはにっこりと微笑んだ。





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おおっ!
今回は割と早いぞっ!
成長したなぁ自分♪
シヴィンちゃんは急遽だしたオリキャラさんです(をい)
いや、ゆえさんとこのせっちゃんといつか出演させちゃおっかなーって思った、ので…あは(汗
うーみゅ、難しそうですね〜シヴィンちゃんだと…
あとガディル、彼いちおーハンサムさんです。ガウには劣るけど(はーと)

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6106おっ。みてい 3/18-21:53
記事番号6105へのコメント

こんばんは。みていでございます。
待ってましたわっv

>突然、そんな叫びとともに、勢いよくやドアの扉が開いた。
>そこには、長い銀髪を先で一つにまとめた、若い女性。
>歳は、17歳くらいだろうか。
>そして、その後ろには、呆れたような表情をしている、黒髪の男性。
>彼も、その前にいる彼女と同じくらいの年齢だろう。
ちょっと、あの二人を想像してしまいました。
>「突然、ごめんなさいね。私はシルヴィン。シルヴィン=ウィルランド。こっちは幼馴染のガディルよ」
>「…自己紹介どうも。あたしはリナよ。あたしの隣からガウリイ、アメリア、ゼルガディス、…そしてへっぽこ神官のゼロス」
へっぽこ(笑)
>「へっぽこって、それはないですよリナさん〜」
>「(無視)それで、あたしたちに一体何の用?」
無視されてるし。
>「つい二時間ほど前、わたしったら指輪を落としてしまったの。…気が付いたのは一時間前だったのだけど」
>「それでこの宿屋の前に来たとき、あんたらがその指輪を持ってるのを見つけたんだ。すまねーな、いきなり割りこんできてちまって…こいつ一度突っ走るとなかなか止まらないから。…いや、なんでもないです」
>「そう、それならいいわ…それで、その指輪…返してくれないかしら?」
…嫌って答えたらどうなるんだろうとちょっと冷や汗かいてみたり。

シルヴィンってガディル引っ張りまわしてそうですよね。
既に尻に引かれてる観のあるあるガディルくん。強く生きていけよ〜。

何だかよくわからんコメントになってしまいました。
続き楽しみにしてます。また寄らせてくださいね。
ではではみていでございました。

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6120うにょほほほ(なぞ)早坂未森 E-mail URL3/19-20:38
記事番号6106へのコメント


>こんばんは。みていでございます。
>待ってましたわっv
待ってて頂けてうれしーですぅぅぅぅぅ(感涙)

>>突然、そんな叫びとともに、勢いよくやドアの扉が開いた。
>>そこには、長い銀髪を先で一つにまとめた、若い女性。
>>歳は、17歳くらいだろうか。
>>そして、その後ろには、呆れたような表情をしている、黒髪の男性。
>>彼も、その前にいる彼女と同じくらいの年齢だろう。
>ちょっと、あの二人を想像してしまいました。
はっ!?しまった気づかなかったッ!(をい

>>「突然、ごめんなさいね。私はシルヴィン。シルヴィン=ウィルランド。こっちは幼馴染のガディルよ」
>>「…自己紹介どうも。あたしはリナよ。あたしの隣からガウリイ、アメリア、ゼルガディス、…そしてへっぽこ神官のゼロス」
>へっぽこ(笑)
ゼロスファンの皆様ごめんなさい(笑)←おい。

>>「へっぽこって、それはないですよリナさん〜」
>>「(無視)それで、あたしたちに一体何の用?」
>無視されてるし。
み〜んみんみんみんみん...(違)

>>「つい二時間ほど前、わたしったら指輪を落としてしまったの。…気が付いたのは一時間前だったのだけど」
>>「それでこの宿屋の前に来たとき、あんたらがその指輪を持ってるのを見つけたんだ。すまねーな、いきなり割りこんできてちまって…こいつ一度突っ走るとなかなか止まらないから。…いや、なんでもないです」
>>「そう、それならいいわ…それで、その指輪…返してくれないかしら?」
>…嫌って答えたらどうなるんだろうとちょっと冷や汗かいてみたり。
…はっ!?そんなこと考えてもいませんでした!(をいっ)

>シルヴィンってガディル引っ張りまわしてそうですよね。
>既に尻に引かれてる観のあるあるガディルくん。強く生きていけよ〜。
ははははははは〜(笑)
この世は弱肉強食なのよぉ〜♪(ちょっと違う)

>何だかよくわからんコメントになってしまいました。
>続き楽しみにしてます。また寄らせてくださいね。
>ではではみていでございました。
うぅ、こぉんな拙い駄文楽しみにしていただけて嬉しいです〜〜(涙)
ありがとうございますっっ