◆−BE PARASITIC NIGHTMARE 5−あんでぃ(3/28-12:16)No.6198
 ┣さぁ集えっ♪−みてい(3/28-17:39)No.6200
 ┃┗正義の仲良し四人組♪(約三人あさってを向く)−あんでぃ(3/29-01:23)No.6208
 ┣BE PARASITIC NIGHTMARE 6−あんでぃ(3/30-15:01)No.6214
 ┃┗さんとすの中にくまがいる(違うっ)−ゆえ(3/30-23:28)No.6216
 ┃ ┗妊娠3ヶ月!?まぁ♪−あんでぃ(3/31-01:45)No.6217
 ┗BE PARASITIC NIGHTMARE 7−あんでぃ(4/1-15:27)No.6235
  ┣りぜあ〜〜〜〜〜〜(><)−あごん(4/2-04:23)No.6248
  ┃┗あごんさーん!!(喜)−あんでぃ(4/2-21:20)No.6254
  ┗さんとすの中には・・・・・・(笑)−ゆえ(4/3-08:56)No.6258
   ┗地球外生命体が・・・・(殴)−あんでぃ(4/3-09:42)No.6259


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6198BE PARASITIC NIGHTMARE 5あんでぃ E-mail 3/28-12:16



こんにちは!あんでぃです。
ほとんどキャラ紹介で終わっているような気がするこのお話・・・・・・(汗)

みてい様のとある歌が登場予定ですv
それでは、どうぞー!!

============================================


BE PARASITIC NIGHTMARE 5


ディルスへ―――――
“あの可能性”を解明するために・・・・・
もしかしたら知りたくない事まで知る事になるかもしれないけど・・・・・・

「リナさん?」
はっ
「・・・・ええ?!何?」
突然リゼアに呼ばれリナは慌てて振り向く。
ディルスへ向かう街道の中の森。リナ、グリーブ、リゼア、サントスの四人はリナの棒倒しによりあっさりと道に迷い、そして野宿である。今はグリーブとサントスは薪拾いに行っている。
「何ボーっとしてるんですか?そのまま行ったら火に顔つっこんじゃいますよ?」
「あ、うん。ちょっと考え事」
リゼアのセリフにリナは答える。
大丈夫ですか?と心配するリゼアを何とかなだめてリナはそっとその場から抜け出した。

リナ=S=ガブリエフ
希代の魔道士リナ=インバースの曾孫にして格闘家である。
容姿もかつてのリナ=インバースにそっくりで、リナ=インバースの代から彼女までの間に男の子しか生まれなかった事もあり、彼女は“リナ”という名前を受け継いでいた。
リゼアからもらったナックルも竜族とエルフの共同制作品だったらしく、対魔族(もしくは対悪/笑)用の強力な武器である。

そんなリナを心配そうに見つめる少女は、
リゼア=ミルス=アクト=セイルーン
セイルーン王の長女であり、彼女はこの国唯一の王位継承者でもある。黒髪に碧色の瞳のとっても愛くるしい少女にセイルーンの未来はゆだねられている。
そんな彼女は一体誰に似たのか正義オタクで『おばぁ様からもらいました〜v』と、でかでかと“正義”と描かれているピンクのメガホンを常に懐の中に装備している。
本当に誰に似たのか正義オタクの彼女も、なぜか木に登ろうとはしない。その事にまわりの人間はほっとしているのだが、そのかわりに“生の賛歌”や“正義の仲良し四人組♪”などのバリエーションの増えた正義の歌に頭を悩ませている現状である。
さすがに彼女は白魔法都市の王族だけあり白魔法に長けている。しかしどちらかというと精霊魔法の方に関心がそれたらしく、どうやら彼女は精霊魔法を主体としているようだった。

「リナさん、最近様子がおかしいですね・・・・・・」
「昔からずっとだよ。最近少しおさまってきてたんだけど、旅に出てからまたおかしくなってきたな」
リゼアの心配したようなひとり言に答えたのは薪を両手いっぱいに抱えたグリーブだった。

グリーブ=グリス
リナの母親を魔法の師と仰いでいる青年である。
茶髪に青い瞳、身長もそこそこ高く結構かっこいいのでかなりモテるだろう・・・・が!!初対面の人間には猫をかぶりまくり良い人を演じ、その化けの皮がはがれるとひたすら態度の悪い、簡単に言ってしまえば極端な人見知り男である。
剣士である彼が背中にさしている剣は、リナが本来受け継ぐはずだった伝説の魔剣ブラストソード。別名頼まなくても全自動、勝手に見事にそりゃもう素敵に辻斬り機。
この剣は継承をあっさりと拒否したリナの代わりに、これまたあっさりとそれを認めた、グリーブの師であるリナの父親から譲り受けたのもである。
まあ、そのかわりにグリーブはリナの保護者を命じられたのだが。

「昔から・・・・・ですか。私全然気付きませんでした・・・・・」
グリーブのセリフに落ち込むリゼアを見て、慌ててグリーブはサントスに目配せする。グリーブの隣に立っていたサントスは持っていた薪をその辺りに置くとリゼアの頭をぽんぽんとなぐさめるように軽く叩いた。

サントス=イージェア
糸のような金髪をなびかせ、翠色のその瞳には意志の強そうな光。
まさしく絶世の美男子である。
そんな彼はリゼアの付き人、簡単に言えば護衛である。リゼアも全面的に信用しているらしい彼は、セイルーンシティ魔道士協会の副評議長の息子だったりする。
セイルーンの王族たちもそうだが、つくづく似ていない・・・・・
彼の戦力については今のところ謎だが、小さい頃からずっとリゼアの護衛につける辺りからかなり強いのだろう。
そんな彼もリゼアには弱いらしく、『王宮の外ではぜ〜ったいに敬語と、“様”付けはなしです!!』と言い寄られ、しぶしぶOKしていた。

「気が付かなくて当然なんだよ、俺だってはっきりリナの様子が変だって確信してるわけじゃないしな。ただ、俺がそう思ったのは昔の経験から、な」
グリーブはバツの悪そうにそう言うと頭をがしがしとかく。
「たぶん俺のせいだろうからなぁ・・・・」
「そういう事なら、俺がリナさんを探しに行くよ。その間リゼアをよろしく」
グリーブの複雑そうな顔を見てサントスは立ち上がりそう言った。
言いたくない事は言う必要はない。信用の置ける人間に、言いたくなった時に言えばいい。
――――それが彼のモットーだった。


「サントス、気を使ってくれたみたいですね・・・・・」
リゼアが小さくつぶやいた。リゼアの顔からは、気を使ってくれたサントスに対する喜びと、ほんの少しの申し訳なさそうな表情が見て取れる。
「私の事をいつも一番に考えてくれるんですよ、彼は。私を旅に出してくれたのだって、きっと・・・・・・」
「きっと?」
「・・・・・いいえ、それはいつかお話します。グリーブさん、リナさんは一体どうしたんですか?昔にも似たような事があったってどういうことですか?私も一応リナさんとグリーブさんの幼馴染みです。聞かせてくだいさい」
サントスの歩いていった方をしばらく見つめていたが、ややあってこちらに真正面から向き合う形になる。グリーブは観念したようにため息をつくと、話す覚悟を決める。
「そうだな・・・・・リゼアが疑問に思って当然のことなんだよな。今まで頻繁にセイルーンに遊びに行ってたのに、一時期全然遊びに行かなかった時期があっただろう?」
「はい、すっごく淋しかったです」
リゼアのきっぱりとした返事に・・・・悪い、あれは俺が原因なんだ。とグリーブは申し訳なさそうにつぶやいてから続けようとした―――――しかし、グリーブは続きを語ることなく無言で立ち上がる。リゼアも普段だったらその態度に怒っていたかもしれない。しかし、今は違った。
「―――――この話の続きは、後にしても許してくれるか?」
「仕方ないですよね」
グリーブは背中から剣を抜きつつそうつぶやく。リゼアも普段戦闘に使っている杖(ロッド)を構えながらその問いに答える。ちなみにふところから取り出したピンクのメガホンを首にかけた事がグリーブは少し気になるが、リゼアにツッコむ気力はなかった。もう、こちらにいる相手はいつ襲ってきてもおかしくない状況でもあったからだ。
「こっちもけっこうたくさんいるな・・・・・それにリナたちの方にもけっこう行ってるみたいだし。あいつら大丈夫か・・・・?」
「大体は大丈夫だと思いますよ。サントスは強いですし、もちろんリナさんも強いですし。だから、今はとりあえず自分たちの心配をしましょうか」


「リナさん」
森の中からどうやって見つけてきたのか、サントスはリナのところへやって来た。
「サントス?どうしたの、リゼアの事ほっといていいの?」
「えーっと・・・・大丈夫だと、思う」
リナの言葉にサントスは複雑そうに答える。
それに、とサントスは続ける。
「リゼアから聞いたんだけど、セイルーンでもリゼアの部屋で魔族に襲撃されたんだろ?一人でいると危ないだろ?だからグリーブの代わりに来たんだ」
言うとリナの隣に座る。
「そういえば今回あたしたちが王宮へ行った時、リゼアにも会いに行ったのにあなたには会わなかったわよね?いつもならリゼアとサントスがセットで出てくるのに」
小さい頃からリゼアと遊ぶ時は必ず彼もついて来ていた。
だから彼のことをグリーブのリナも小さい頃から知っていた、だから彼の事も幼馴染みと言ってもいいかもしれない。
「あの時はちょっと王たちの説得中だったからな・・・・・王宮の中ならある程度は安全だと思ってたけど、甘かったな・・・・・」
どうやらリゼアが旅に出ることをすすめたのはサントスらしい。その説得をしている間に襲われたのが彼にとっては悔しいのだろう。
「ねぇ、ところでサントスってその剣が武器なの?」
なんとなく嫌な事を思い出させて罪悪感があったのか、リナは慌てて話題を変え、サントスが腰にさしている剣を指差す。
「これは剣だけど剣じゃないんだ。まあ、リナさんのナックルと親戚みたいなもんだよ。」
詳しい事はきっと戦闘の時に全てわかるよ。そう言うとサントスは立ち上がる。
「そろそろ二人のところに戻ろう。考え事もいいけど早く戻らないと心配してるよ。それに、たまには何も考えないで感情だけで動くってのも良いんじゃないか?」
「普段の生活でそれができたら苦労しないんだよね・・・・・」
リナはひとつため息をつく、本当のことを言えばこんな場面で落ち着いていられる状況ではなかった。
そう、もうすでに二人の周りは囲まれているのだから。
「この分だと、やっぱしリゼアとグリーブさんのほうにも行ってるんでしょうね。かなりの数が」
「そうかもね。でも、どうにかなるんじゃないかしら?あの二人だし。どっちかっていうとかよわいあたしがいる分こっちのが不利って感じじゃないかしら?」
いまだに立ち上がろうとすらしない人間のセリフではないが、今自分たちの置かれている状況が決して良いわけではない事はすでに二人にも分かりきっていた。
(こんなところでこんな集団に囲まれるなんてね・・・・・しかも、こいつら突然現れたわよね?でなきゃあたしたちが囲まれるなんて事は早々無いもの・・・・・)
「・・・・・って事は瞬間移動でもしてきたわけ?誰の差し金よーっもう!!あたしそんな人に恨まれるような事まだしてないのに・・・・・」
「まだ、っていうのが大分気になるんだけど。これからするつもりだったわけか?」
リナの言葉にサントスはジト目で見つめる。
「まあ・・・・・ほら!自分たちの心配しよ!」
慌ててごまかしたリナはゆっくりと立ち上がった。

                                        続く    
============================================


 ☆途中書き☆


中途半端なところで終わってますね・・・・(汗)
まあ、いいさ!!(開き直り)

みてい様の“正義の仲良し四人組♪”使わせていただきましたv
通り名だけですが、もしかしたらこの先歌の内容の方も登場予定かもしれません。
許可をくださったみてい様vありがとうございます!!

最初このままディルスへ言っちゃおうかと思ったのですが、謎の女性の存在を思い出し(おい)それでここで間の話を・・・・・がふう!!(吐血)計画性が無いのがバレバレでっす(汗)

ところで、サントスとリゼアの持っている武器は次の次の話で解明予定です。
最初この武器たちに某天使の名前をつけようかと思ったのですが、そうすると属性が決まっちゃうと言うか、めちゃくちゃとある少女漫画のパクリというか・・・・・・と言うわけでとりやめました。でもこの武器たちに名前は欲しいです・・・・レミーさーん!助けてー!!

ここからかなーり読みづらいかもしれませんが、心温かくお付き合いお願いします!!
直接話が続いてる話は今回が初めてかもしれないです・・・・・マッハで続きを仕上げないと!!

そんなこんなお馬鹿な私ですが、これからもご愛読いただけると幸いです。
それでは!!あんでぃでした。

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6200さぁ集えっ♪みてい 3/28-17:39
記事番号6198へのコメント

>こんにちは!あんでぃです。
こんにちは。小型ヒーターに当たってたら意識が吹っ飛んだ(要するに眠くなった)みていです。
>みてい様のとある歌が登場予定ですv
おっ♪
>それでは、どうぞー!!
わくわく。

>本当に誰に似たのか正義オタクの彼女も、なぜか木に登ろうとはしない。その事にまわりの人間はほっとしているのだが、そのかわりに“生の賛歌”や“正義の仲良し四人組♪”などのバリエーションの増えた正義の歌に頭を悩ませている現状である。
あっ☆(喜んでいる)
まぎれもなく『おばーさま』に似たのでしょうv
そのうち彼女も自作するようになるんでしょうか。

>みてい様の“正義の仲良し四人組♪”使わせていただきましたv
>通り名だけですが、もしかしたらこの先歌の内容の方も登場予定かもしれません。
>許可をくださったみてい様vありがとうございます!!
○とある王宮での会話○
「いーですかリゼアさんっ。今からあなたに教える唄は『正義の仲良し4人組☆』といって(由来を切々と説明中)」
「はいっ♪」
「一度しか歌いません。きっかり覚えなさいっ」
「はいっ☆」
………………………………ほほほっ(汗)使って下さったお礼までにと小噺、もとい小話を…。もしこのあたりの設定が作ってあったのでしたら、構いませんのでさくっと闇へ返してやってください。
内容も登場するかもですかっ!?やったいv

>ところで、サントスとリゼアの持っている武器は次の次の話で解明予定です。
>最初この武器たちに某天使の名前をつけようかと思ったのですが、そうすると属性が決まっちゃうと言うか、めちゃくちゃとある少女漫画のパクリというか・・・・・・と言うわけでとりやめました。でもこの武器たちに名前は欲しいです・・・・レミーさーん!助けてー!!
きっと彼女なら、「こう名付けて欲しいってこの刀が言ったのよ」と即答していただけそうです。

>そんなこんなお馬鹿な私ですが、これからもご愛読いただけると幸いです。
>それでは!!あんでぃでした。
また寄らせてください。ではではみていでございました。

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6208正義の仲良し四人組♪(約三人あさってを向く)あんでぃ E-mail 3/29-01:23
記事番号6200へのコメント



>こんにちは。小型ヒーターに当たってたら意識が吹っ飛んだ(要するに眠くなった)みていです。

こんばんわ!最近日記をつけ始めたあんでぃです。
しかし、日記の最初の日が春分の日だったのですが読み返してみると『どうして今日から日記をつけ始めたのか自分でもわからない』です。(^ ^;ほんとになんだそりゃ!です。自分で書いておきながら・・・・・


>>本当に誰に似たのか正義オタクの彼女も、なぜか木に登ろうとはしない。その事にまわりの人間はほっとしているのだが、そのかわりに“生の賛歌”や“正義の仲良し四人組♪”などのバリエーションの増えた正義の歌に頭を悩ませている現状である。
>あっ☆(喜んでいる)
>まぎれもなく『おばーさま』に似たのでしょうv
>そのうち彼女も自作するようになるんでしょうか。

喜んでいただけてよかったです(安堵)
彼女もきっと自作曲を作ろうとうんうん悩んでいるのでしょう・・・・・が!!
『どうしても“正義の仲良し四人組”を超えられないですぅ〜(泣)』と早くもくじけかけている映像が目に映ります(←それはお前だろう)彼女もそれなりに苦労しているのです(^ ^;


>○とある王宮での会話○
>「いーですかリゼアさんっ。今からあなたに教える唄は『正義の仲良し4人組☆』といって(由来を切々と説明中)」
>「はいっ♪」
>「一度しか歌いません。きっかり覚えなさいっ」
>「はいっ☆」
>………………………………ほほほっ(汗)使って下さったお礼までにと小噺、もとい小話を…。もしこのあたりの設定が作ってあったのでしたら、構いませんのでさくっと闇へ返してやってください。

ををっ!メモメモ 〆(。 。)o゛
これを番外編(そんなものあるのかしら・・・・?)にありがたく使わせていただきます!!
いいものいただいてしまったわ♪をほほほほほv(殴)


>内容も登場するかもですかっ!?やったいv

大物魔族を倒す時、もしくは二等辺三角形緊急出演の時にリゼアに歌っていただきましょう!しかしきっと、リゼアは歌そんなに上手くないです(爆or苦笑)きっとミルさんのギャグ並に耳汚しでしょう・・・・・なんたって歌で魔族を追い詰めるほどの実力者ですから。


>きっと彼女なら、「こう名付けて欲しいってこの刀が言ったのよ」と即答していただけそうです。

そして『使ってあげなくちゃかわいそうでしょ!!』と・・・・・そこらの罪の無い(?)盗賊たちに被害が・・・・・・・彼女も全自動辻斬り機だ(笑)
次回このネーミング出そうと思ってたのに今出てしまったわ(笑)
本当に彼女に名前つけてもらいたいです・・・・でも彼女は刃物専門なのできっとリゼアの杖には名前つけてくれませんね・・・


ちなみにボツッた武器たちの名前と言うのは天使の中でも四大元素を操る四人の名前になる予定でした。
『炎のミカエル(これがリナの持つナックルの名前の予定)』
『風のラファエル(サントスの弓矢)』
『水のジブリール(リゼアの杖)』
『大地のウリエル(これは登場予定なし/爆。でも鎌という設定)』です。
ここまで来ると分かる人には何の少女マンガだったかバレバレです(笑)しかも指輪も登場予定・・・・・墓穴堀まくりです(苦笑)
もう開き直って名前出しちゃいました(笑)こんな予定もあったんだなぁ〜と読み流してください(^ ^;はい。


>また寄らせてください。ではではみていでございました。

墓穴堀まくってすでに底の見えかけてる私ですが、これからもよろしくおねがいします!!
それでは!あんでぃでした!!

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6214BE PARASITIC NIGHTMARE 6あんでぃ E-mail 3/30-15:01
記事番号6198へのコメント


こんにちは、あんでぃです。

これは前回の5の続きであります。そして、グリーブ&リゼアサイドになります。

夢にまで見た呪文大量使用!!でも、きっとこれが最初で最後かと・・・・・(弱気)

とにかく、読みづらい(というか分かりづらい)かもしれませんが、おつきあいのほどお願いします!!

それでは、どうぞ!!

=========================================


BE PARASITIC NIGHTMARE 6   グリーブ&リゼアサイド


「グリーブさんちょっと離れていてください」
リゼアはそう言うとロッドを掲げ呪文を唱え始める。グリーブはその呪文の正体を知ると慌ててリゼアの近くに駆け寄る。

ぐるぉぉぉぉん!!

リゼアの様子に気がついたのか辺りを囲んでいたレッサー・デーモンがいっせいに炎の矢を生み出す。
「炎呪封殺(フレア・シール)!!」
グリーブの唱えた防御呪文がデーモンの放つ無数の炎の矢を吹き散らす。
デーモンが炎の矢を撃ってくる事はもはや予想済み。かなり詠唱時間の長いこの術だが、予想が出来ていれば呪文の長い耐火の魔法でも使う事は簡単だ。それにこの魔法は降ってくる炎の熱さえ感じないほどの強力な術なのだ。
「雷花滅吼(ラザ・クロウヴァ)!!」
リゼアが呪文を開放する。
無数の小さな光の粒がブリザードのように相手に向かって吹きつける、精神と肉体双方にダメージを与える攻撃呪文だ。
この呪文はかなり命中率の高い呪文で、よほどの体術がないとかわす事は不可能。
そんな問答無用の呪文があたりにいたデーモンたちを吹き散らした。
今のでかなりのデーモンを倒したが、それでもまだ囲まれている。このままではさすがにリゼアとグリーブでもマズイ。グリーブは急ぎ呪文を唱える。
「爆裂陣(メガ・ブランド)!」
グリーブが唱えた呪文で大方のデーモンが吹き飛ぶ。木が邪魔して上手く発動しなかったが、これで狭まっていたデーモンたちの輪が崩れる。倒れたデーモンの横をリナとグリーブはすり抜ける。
「黒妖陣(ブラスト・アッシュ)!」
すり抜けざまにグリーブが呪文で何体かのデーモンを滅ぼすのも忘れない。
これでかなりの数のデーモンを倒せたし、囲まれていないため戦いやすいのだが、まだそれでもあと五体のデーモンがいた。

ぐるぉぉぉぉぉぉん!!

デーモンは再び雄叫びを上げると、無数の炎の矢を放ってくる。
「誘蛾弾(モス・ヴァリム)!!森の中で火を使うなんて、あなたたちは悪ですね!?そもそも―――――」
「それは今さら言うセリフじゃあないぞ。遅い。と、いうわけで諦めろ」
リゼアの消火のための呪文を放った後に始まった正義の演説をグリーブはあっさり止めると、そこではじめて剣を抜く。
「それじゃあ、あとはお願いします!!」
正義の演説を止められてぶーたれていたリゼアが一変して笑顔でグリーブを送り出す。
あっさりと残りをまかされたグリーブはひとつため息をついてから、残りのデーモンの殲滅にかかった。


「ご苦労様でしたー!!」
ぱちぱちぱちぱち
それからほとんど時間が経たないうちにグリーブはデーモンたちを一掃した。リゼアから送られた拍手にグリーブはまたひとつため息をつく。
「最近リナに似てきたぞ、お前」
「そういう事言うとリナさんに言いつけますよ」
・・・・・グリーブはリナだけでなく、リゼアにも勝てない事が判明した。
「さあっ!さっきの続きをお願いします。どこがどう、グリーブさんのせいなんですか?」
とりあえず、三秒前にあった事は忘れてくれたようだった。その事になんとなくほっとしながらグリーブは記憶の糸を紡ぐ。
「・・・・・俺たちが十歳の時、俺の家族が死んだのは知ってるよな?」
「・・・・はい」
「それでその時に俺が荒れたのも知ってるよな?」
「・・・・・・・はい」
リゼアはなんて答えたらいいか分からずに、それでも正直にうなずく。
「確か、父さんたちが死んだのは祭りの前日だったか?夏の暑い日だったな・・・・んで、その一ヶ月前からリナと祭りにいく約束してたんだよな。でも、俺はその約束を破った。約束の場所に行かなかったんだ・・・・・」
後日グリーブはその時のお詫びをきちんとしたが、リナは覚えているわけもないだろうし何より照れくさいので言わないでおいた。
「・・・・その時のリナさんと、今のリナさんが同じような様子だってことですか?まあ確かにその昔の方は、グリーブさんせいで落ち込んだんでしょうからグリーブさんが悪いですけど」
「その通りだけど・・・・お前、毒舌だなぁ・・・・・慰めるとかしろよ。義理でもさ・・・まあ、とにかくそんな感じがするな」
リゼアの辛口発言にグリーブはちょっとこけるが間違ってはいないのでうなずく。
「でも、今回はどういった理由でリナさんが落ち込んでいるかまでは分からないんですね?」
リゼアの言葉にグリーブはうなずく。役に立たないですね。と再びばっさり切り捨てられ再びグリーブは落ち込んだりもしているが。
「それだったら本人に聞くしかないですよ。答えてくれるかは分かりませんけど、いざとなったら力づくにでも聞き出しますから。」
(俺には絶対真似できんな・・・・・まあ、だからこそリゼアがいてくれてよかったのかもな)
リゼアの決心のこもった言葉を聞いてグリーブはそう思った。リゼアはやっぱり怖い・・・・・と心の中でつぶやきながら。


『リナさーん、サントスー!!どこにいるんですかー?』
ピンクのメガホンを使ってリゼアが森に向かって叫ぶ。
「こういう場合って、動かないでじっとしてたほうが良いんじゃないか?」
グリーブとリゼアはあれからすっかりはぐれてしまったリナとサントスを探していた。と言っても、グリーブはめんどくさそうだが。
「グリーブさんは二人が心配じゃないんですか?!二人の方にもたくさんデーモンが行ってるって言ってたじゃあないですか!」
グリーブの態度に腹が立ったのかリゼアはグリーブを睨みつける。その様子にグリーブはめんどくさそうに手をぱたぱたと振る。
「そんなに心配しなくても、もうこの森にデーモンの気配は一体もねえよ。ただでさえさっきデーモンが出てきて暴れたせいで方向感覚が無くなってるんだ、闇雲に動くと二人を見つけるどころか完全に道に迷うぞ」
「そんなの、グリーブさんのカンで進めばいいんです!!」
「俺をガウリイさんと一緒にすな!?俺のカンはガウリイさんのと違って時々はずれるんだよ!!」
びしぃ!とグリーブを指差して言うリゼアにグリーブが怒鳴りつける。それでも時々しかはずれないのはすごいと思うが。
「・・・・・とにかく、早く二人を見つけるぞ。こんなところで、こんなことしてたら夕飯くいっぱぐれる」
「最初っからそう言ってるじゃないですか!!もう、もし夕ご飯が食べれなかったら・・・・・・・ぜんっぶ!グリーブさんが悪いんですからね」
リゼアに理不尽な事を言われグリーブは今日になって何回目か・・・落ち込んだが、それでも再びカンに頼って歩き出す。
もう少しで日が暮れる。リゼアとこんな所で遊んでいるヒマはない。
急がなくては。


=========================================


 ☆途中書き☆


こんにちは、あんでぃです。
今回はリゼアが毒舌です(汗)でもこれきっとグリーブにだけだと思います。相手によっては言いたい事言いたくない事言っちゃう相手っていますから、リゼアにとってはグリーブがそうだったという事で(^ ^;


今回リゼアはグリーブに何か言いかけて止めてますが、特に理由はないんです。話の都合とかでもなく、ただ単に長くなるので辞めたのです(撲殺)でもきっと次回明らかになるので・・・・・知らぬはグリーブのみ(悪党)


リゼアの武器である杖(ロッド)ですが、このロッドのイメージは某アニメのリュー使いのお姫様がイメージです(分からないって)
先端におっきな水晶のようなものがついています。シルフィールの杖みたいで、でも、それよりももっと長い杖とイメージしてください。


次回は、リナ&サントスサイドです。またの名を、サントスの仮面がはがれるぞの回です。何の動物の仮面かは次回のお楽しみ(?)です。

それでは、あんでぃでした!!!


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6216さんとすの中にくまがいる(違うっ)ゆえ E-mail URL3/30-23:28
記事番号6214へのコメント

こんにちはっゆえです♪

うう、まぢで1日とゆーか夜が24時間ないかなぁ・・・・と思います。アレもしたい♪これもしたい♪
ちなみにタイトルのは某チョコのCM「ちよこの中にくまがいる」って奴です(だからどーしたってっ)

呪文おんぱーれーど♪私すきです〜♪いけいけくのくのって♪(ハリセンもの)
リゼアがいい味だしてます。ピンクのメガホンもポイントですが(なのかっ?!)
言い感じの毒舌です(笑)ばんばかポイント付いてきますねぇ。今後に期待しますっ!

そして気になるサントスくん。
持ってる剣も本人の性格も次回なんですよね。ああ、なに隠してるんだろう・・・・
動物かぁ・・・・餌のいらない猫ってのは定番ですが・・・・あと何があるだろう?
意表をついてまさかクラゲっとか・・・・は無いですよね。

クリープの過去の話もちらちらとで出来つつも全てではないし。
ああっやはり次回を待ちますっ!

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6217妊娠3ヶ月!?まぁ♪あんでぃ E-mail 3/31-01:45
記事番号6216へのコメント



>こんにちはっゆえです♪

こんばんは!!あんでぃです。
ううう・・・今日ほど自分のゴーイングマイウェイが嫌になった日はありません(涙)
せっかくお金を貯めて携帯電話の機種変をしようとしたら・・・・うっかりコンビニで立ち読みをしてしまい5時が過ぎ・・・・・印鑑登録証明書を取りにいけなくなってしまいましたぁぁぁぁ(これがないと買えない)くそうくそう(涙)
しかし、改めて私ってバカだなぁ・・・・・と思います(今更だなぁ・・・)


>うう、まぢで1日とゆーか夜が24時間ないかなぁ・・・・と思います。アレもしたい♪これもしたい♪

おーんなのこはよくばりっよ♪(続けてみました♪)
私も夜は24時間欲しいですねぇ・・・・(遠い目)そすれば睡眠時間もパソの時間も増えてうはうは♪(←寝るの大好きっ子)
でも昼間は別に今までどおりでも良いや。と考える人間がここに一人(誰だろう?/笑)


>ちなみにタイトルのは某チョコのCM「ちよこの中にくまがいる」って奴です(だからどーしたってっ)

あのCM「ちよこの中にクマがいる」を三回繰り返すところが好きですvツボですv
某CMのヤギとちよこの「やきちよこ」も好き・・・・・v(いいから)「ちよこの中にクマがいる」ちょっと食べてみたいですねぇv・・・くまさんはぷにぷにするのでしょうか?

私が一番好きなチョコは冬季限定の「メルテ○ーキッス」です。メルティー♪って感じのあの味・・・・v(どんな味だ)チョコがそんなに好きではない私もあれにはとろけました。
ああ、でもそろそろ冬季は終わってしまう・・・・・(泣)


>呪文おんぱーれーど♪私すきです〜♪いけいけくのくのって♪(ハリセンもの)

えんさいくろぺでぃあスレイヤーズの後ろの呪文辞典なるものをひっぱりだし、悪戦苦闘しつつもがんばったのですが、次回はそれで気が抜けたのかさっぱりがんばってません・・・一撃です(笑)いいのかそれで!!自分!?


>リゼアがいい味だしてます。ピンクのメガホンもポイントですが(なのかっ?!)
>言い感じの毒舌です(笑)ばんばかポイント付いてきますねぇ。今後に期待しますっ!

私の辛口の友達がモデルです(笑)そしてへこむグリーブはまるで私です(笑)
でも、その人はきちんと思った事は言ってくれるし、信用できる人なのでその辺もリゼアにきちんとのりうつってくれればなぁ・・・・と。でないとほんときっついだけのキャラになりますね(苦笑)


>そして気になるサントスくん。
>持ってる剣も本人の性格も次回なんですよね。ああ、なに隠してるんだろう・・・・

彼は今回かいてて一番楽しかったですv(ニ番目はリゼア)
ゼルのいぢわるなところと、観察力のよさを彼にも乗り移らせました(笑)
次回の彼の言葉には♪の文字が多く現われます(笑)数えてみるのも良いかも(やめい)

彼の剣は、剣は剣だけど剣じゃなぁい♪なんです。刃を付けてごまかしてますが、実は切りつけられても『きれてなぁーい♪(某CM/殴)』になるのです。なんだそりゃ?むしろ刺さる、です。ちくちく・・・・いや、ぶすぶすと。


>動物かぁ・・・・餌のいらない猫ってのは定番ですが・・・・あと何があるだろう?
>意表をついてまさかクラゲっとか・・・・は無いですよね。

がふう!!(1リットル吐血)しまったです・・・・定番どおりの自分がここに・・・・(滝汗)
でも、同じ定番でも(定番か?)狼ではないのでご安心ください(笑)


>クリープの過去の話もちらちらとで出来つつも全てではないし。
>ああっやはり次回を待ちますっ!

次回の話のあとに番外をはさもうかと思っています。彼の過去をチラリと見せる番外を・・・・ちょっとだけようvてな勢いで(ボコしてかまいませんよ/汗)
でも、やっぱりもったいつけてみようかと(極悪)

グリーブの人生が今回のお話のカギになる予定です。ので、ゆっくりと明らかにしていけたらいいなぁ・・・・と。
でも、ばれかけてますね(汗)ディルスに行く事も彼の運命をというか、感情を左右するカギになります。


レスありがとうございます!!ゆえさんのHPにも先ほど行ってきました!!
もう少しで完成ですね!!応援しています!!
ちなみにせっちゃんの美脚にただいま私は悪戦苦闘中です!!

さてさて、がんばって肥大していくこの話を収集つけなければっ!な、私ですがどうぞこれからもおつきあいのほどお願いいたします!!
それでは、あんでぃでした。


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6235BE PARASITIC NIGHTMARE 7あんでぃ E-mail 4/1-15:27
記事番号6198へのコメント


こんにちは!あんでぃです。

何とか完成(ほっ)です。
一応デーモンと戦っている辺りは、グリーブ&リゼアサイドと時間帯は一緒です。しかしこの二人の方が会話が長かったので、グリーブ達が探しに来たと言う事で・・・・・(汗)

言い訳はこれくらいにして、それではどうぞ!


===========================================


BE PARASITIC NIGHTMARE 7   リナ&サントスサイド


もうすでに二人の周りは殺気に包まれていた。それでもこの二人は慌てない。
「ね、サントス。その剣の正体って戦闘の時に全部分かるって言ってたわよね?」
「ああ、そういえばそう言ったな」
のんきにリナが準備運動などしながらサントスに尋ねる。急にまわりが揺れたことでびっくりしたのか、今まで寝ていたチロルがリナのフードからひょこっと顔を出す。
リナの問いに軽く答えてサントスは腰にさしていた剣のような形状のものを抜く。彼は刃を外したそれを力任せに折る!?
「うそ!!壊しちゃっていいの?」
サントスの手の中にある武器はくの字型に折れ曲がる。
サントスの武器が折れたことで焦ったのは当の持ち主のサントスではなく、リナだった。サントスは慌てることなく辺りの様子を窺う。
(うう、せっかく全部サントスに任せて木の上で待ってようと思っていたのに・・・・武器が壊れちゃったらどうにもならないじゃない。サントスの馬鹿)
なにやらあくどい事を考えていたリナは、心の中で涙しつつ手にはめていたグローブを外す。ナックルを構えてみたものの、リナはできるだけナックルを使って戦いたくなかった。
(一人だけで、しかも足技だけでこの人数は何とかなるかなぁ?ならないよねぇ・・・やっぱ手、使わないとだめかぁ・・・・)

げしげしっ!

悲しみつつもうすぐそこまで来ている殺気の主、レッサーデーモンを思い切り蹴る。もうすでに囲まれている。その輪が縮まらないうちにこの包囲網から抜け出す必要があった。
「リナさんは誤解してるみたいだけどさ、壊れてないよ。もともとこれが本来の形なんだ。さっきも言ったけどこれは剣じゃなくて――――――弓矢だからね」

がこっ

サントスはリナに向かって軽く答えるとその弓でデーモンを殴りつけ、囲まれていたその場から抜け出す。そして――――
「光よ!!」
まるでかつての光の剣士を思わせる言葉を叫ぶと、弓からあるはずもない光の弦が出現する。
サントスは無数の矢をつがえる連想をすると弓から無数の矢が現れ、その矢を弦をぎりぎりまで張り詰めたあと、放つ。
サントスの放った無数の矢はことごとくがデーモンに突き刺さり、あっさりと全てのデーモンが倒れていく。
そんな中リナはサントスをぼーぜんとして見つめていた。


「なにそれー!!それってもしかして伝説の・・・・?!」
我に返ったリナはサントスの武器を見て、かつて自分の曾祖父が手にしていたという伝説の武器の仲間を連想する。しかし、あれらはもうこの世界にはないはずだ。
まあまあ、とりあえず座って。とサントスにたしなめられてリナはしぶしぶと座り込む。サントスはそれを確認してからゆっくりと話し始めた。
「これは、リナさんのナックルと同じだよ。黄金竜たちとエルフたちが共同制作した武器のひとつだそうだから」
サントスの説明によると現在セイルーンには彼らから譲り受けた武器が四つあるそうだ。

リナの持っているナックル。
サントスの持っている弓矢。
リゼアの持っている杖。
そして現在セイルーンに安置されている鎌。

それぞれにみんな強力な魔力が宿っており、魔族が原因による諍いの多いセイルーンのためにかつての王たちと親しかった黄金竜が制作してくれたものだった。
そしてその中でもサントスの持つ弓は異界の魔王の武器を模して作ったものだった。
「普段はただの棒切れだから、刃を付けて剣にしてる。リナさんの曾お爺さんみたいだろ?」
冗談のようにそう笑ってサントスは剣の形状に戻した弓矢を腰に納めた。
「これってセイルーンのために作られてる武器なんでしょう?私たちが持ち出しちゃっていいの?」
リナがふとした疑問をもらす。リゼアの護衛であるサントスはともかくリナにはこの武器を持って行っていい理由がない。
「これは何でも持ち主を選ぶらしい。と、言ってもそんなに厳密でもないらしいけど、それでもリナさんのナックルや俺の弓矢は敵味方を判別するだろ?それと同じように持ち主の事もある程度選ぶらしいんだ。そうじゃなきゃこんな強力な武器がセイルーンに置いておける訳無いだろう?」
先ほどサントスが放った大量の矢はデーモンのまっただなかにいたリナをきれいによけて、すべてがデーモンに突き刺さっていた。それはサントスの腕がいいという理由だけでもないらしい。
なるほど、言われてみればそうかもしんない。
サントスの言葉にリナはあっさり納得した。
セイルーンは諍いの多い国だ。それも魔族などが絡むことも少なくない。そのために魔族に対抗する武器が必要なわけだが、そのための武器を悪用されてはミもフタもない。
そのために黄金竜たちはこういった部分を判別できる『目』をつけたのだろう。
「それにこの武器たちも、リゼアも、息苦しそうだったからな・・・・あそこにいるのは」
「?」
サントスの言葉の意味がわからずにリナは首をかしげる。 
「リナさんたちは知らないか・・・・リゼアが王宮の影でなんて言われているか・・・・」
「どういうこと?」
リナは眉をひそめる、何のことだか分からない。リゼアは影で何かを言われるような子ではない。・・・・正義オタクって事以外は。
「・・・・・・知らないならそれでいいんだ。むしろ知らない方がいいだろうし。そのかわりにこれからちょっとした昔話をするよ。ある王子と王女のあいだに産まれた子供の話だ」
サントスはその場に座ると、その昔話は相当むかつくのか機嫌悪そうにそう言った。


―――――昔々あるところに王子とその嫁である王女がいました。
その王女はある時子供を宿し、それはそれは幸せでした。
やがて産まれた子供は男の子と女の子の双子だと周りの人々に伝えられました。
一人っ子政策をしていたこの国も、双子ならば仕方がありません。男の子に国を継がせようと、周りの重臣たちが決定を下しました。
しかし、公式に発表されたのは女の子の赤ちゃん一人。周りの重臣たちは慌てました。
たった今男の子に国を継がせると決定したばかりだからです。どうして男の子は公式な場に出てこなかったのでしょうか?

そう、その男の子の赤ちゃんは産まれた時にもうすでに死んでいたのです。
この国を継ぐはずだった大事な赤ちゃんは死んでしまったのです。
しかも一人っ子政策を取っているため、もう王女は子供を産む事もできません。

『どうして王女様の方が死ななかったのか』
『王子の命を奪って産まれてきた悪魔』
王女は真実を知る人々にそう言われ続けました。
生き続けるために必死に産まれてきた王女は、産まれながらにして兄殺しという十字架を背に生きなくてはいけなかったのです。

白魔法で類まれな才能を発揮しても・・・・・
『当たり前だ、王子の魔力までも自分のものにして産まれてきたのだろう?あの王女ならありえないことではない』

周りの人間が思わず見とれるような美しい容姿も・・・・・
『実の兄の生気を奪った魔性の女だ。裏で何をしているか分かったものではない』

必死に勉強をして発表した学論も・・・・・
『二人分の頭脳なんだから、出来て当たり前だろう。それにこの国を継ぐ人間にはこれぐらい出来なくては困る』

常に人々にそう言われ続ける王女。周りの人たちに認めてもらおうと必死の王女の努力を見ようともせずに彼女の存在自体を否定する人間たち――――――――


「もし仮に、彼女が一緒に産まれてきた王子の分の才能まで受け継いでいたとして、だ。才能だけなら別に何もすごいもんじゃない。その才能は開花しない事もある。じゃあ、その才能を開花させた王女の努力はどうだってんだ?!」
サントスは相当腹立つのか、吐き捨てるようにそう言った。
「・・・・・・だから、リゼアを王宮から連れ出したのね?」
リナは知らなかった幼馴染みの過去にかなり衝撃を受けながらも、かろうじてかすれた声でそう言った。
「あれ?なんでリゼアだって分かったんだ?」
「なんでって・・・・・・あんたねぇ」
サントスの言葉にリナは思わずあきれた。あれだけバレバレな話し方で気付かないという方がおかしい。
「この事を話したって事はリゼアには内緒に・・・・知らないフリをしてくれ!リゼアにとって思い出したくない事だし、なにより・・・・・俺が恥ずかしい」
サントスの言葉にリナは思わず苦笑した。
(なんだか、ノロケを聞いてるみたいな気分なんだけど)
「・・・・・・リゼアにはなんて言ってあるの?王様に説得した内容のことは」
「国を継ぐには、周りの国の現状や下の者の事も知る必要があるって事で」
「ふーん。んで、本当はあの息苦しい国から抜け出すために・・・って事なんだ。大嘘つきだねぇ」
照れるサントスににこにこ顔でリナは告げる。
リゼアの付き人がこんな人間で良かった。たった一人でも王宮で信用できる人間がいれば、それだけで気分はだいぶ違うだろうから。と、心からそう思いながらもそれは全く表情に出さずに。
「で、内緒にしてくれるのか?いや、してくださいますか?」
「ん〜♪どうしようかなぁv」
口ではサントスをからかいながらもリナはリゼアにこの事を話すつもりがなかった。
(本人の口から聞くまでは、知らないフリしてた方がいいよね?うん、きっと)
それでももちろんリナは、『からかえる人はからかう』という曾祖母からの教えを忠実に守っていたが。
「むぐぐ、そっちがその気ならこっちだって・・・・」
サントスは悔しそうにリナをにらむとリナの手元をちらりと見た。リナは慌てて左手を隠すが、時すでに遅し。サントスはにやりと笑う。
「リナさんこそ、その手のものは何かなぁ〜?指輪はめて相手を殴ったら自分が痛いだろ?格闘家なのにどうして外さないんだ?」
サントスは不意にまだグローブをはめていないリナの左手を取ってそう聞いた。・・・・・ナックルの影に隠れていた指輪を見つけるとは、サントスもなかなか侮れない。
「や・・・・それは」
「さっきもほとんど手使ってなかったな♪足技だけだ」
「うう・・・・・分かった、さっきの事はリゼアには内緒にするわよ・・・・・」
にこにこ笑顔のサントスに畳み掛けられたリナは降参する。
「それよりその指輪が誰からもらった物なのかの方が気になるな〜♪内緒にされると余計みんなに指輪の事言いふらしたくなっちゃうかもしれないな〜v」
にこにこ顔でさらに詰め寄るサントスにリナは顔を引きつらせる。
「・・・・・・・自分で買ったのよ」
無駄だと思うがリナはとりあえず嘘をついてみる。
「みなさ〜ん!!ここにいるリ――――――」
「きゃーきゃー!!・・・・ぎゃ〜〜!!やめてー!!」
風の呪文で声を大きくしたサントスの言葉をリナは慌てて遮る。サントスはにーっこりとリナに向かって微笑む。・・・・・こういうのを悪魔の微笑み(デビルスマイル)というのかもしれない。
「俺、本当の事知りたいな♪」
(こいつもグリーブと同じで猫かぶり男か・・・・・・・あたしの周りの男ってなんでいつもこんな感じなの・・・・・?)
心から涙しつつリナは頭を抱えた。


「昔ね、いろいろあって一時期グリーブが荒れたのよ・・・・・・」
結局負けたりナは言いにくそうに、というよりもかなり恥ずかしそうに視線をそらし、頬を紅くしながらサントスにそう言った。
「あたしはそんなグリーブにどうしたらいいか、わかんなくて・・・・・それでも、最後にはちゃんとあたしたちの所に帰ってきてくれると思ってたし、お祭りに行く約束してたんだよね・・・・だからずーっと約束の場所で待ってた。二日間あるお祭りの間、ずっとね・・・・」
指輪を見つめながらそう言った。
サントスは何も言わずに聞いていた。グリーブが荒れた理由というのにも心当たりがあったが、リナがあえて語らなかった事から自分もあえて聞くのをやめた。
「んで、二日間ずっと待ってたあたしにグリーブがお詫びに買ってきてくれたのが、この指輪。安物だけどね」
「そのグリーブさんからのプレゼントを今までずっと大事に持ってたんだ」
にやり、と笑ってサントスが聞き返す。
「なっ・・・・・!?昔はこの指輪、ゆるかったのになんだか最近サイズがぴったんこになったから・・・・・だからなんとなくつけてるの!!そうじゃなきゃこんな安物の指輪なんてつけてないわよ!!」
必死に両腕をバタバタ振り回しながら弁解するリナをもう少しからかいたいという衝動を何とか抑えて、立ち上がった。リナに手を差し伸べながら言った。
「わかったよ♪これで交換条件だ。お互いにこのことは内緒だな」
サントスのその手をリナが取れば交渉成立。リナに選択権は、無い。
(この人、敵にまわせないわ・・・・・説得された王様も気の毒ね・・・・)
リナはサントスの手を取り立ち上がりながらそう思った。


何はともあれ、リナはサントスが今の自分の気分の事を何も聞かない事に感謝していた。
どうしてこんなに気が重いのか、自分でも理由がはっきりとは分からないものを人に説明する事はできない。
あの目覚めの悪い夢がこんなに気分を悪くさせるのか、そう聞かれても首をかしげる事しかできない。他にも何か理由がある気がするのだ。今の気の重さとはまた違う苦しさみたいなものが。

人は誰もが皆 何かを背負ってる
だけどふとよぎる不安 消せやしないよ

そう、人は皆大きな事、小さな事、とにかく人それぞれの何かを背負って生きてる。
疑問、不条理、罪の意識、運命――――――

それでも生き続けなくてはいけないのは、それらに負けないため。
自分たちの未来を自分が知る訳がない、それでも未来を創るのは自分たちだから―――――


「あっ!!グリーブさーん!!こっちこっちっこっちにいましたよー!!リナさーん!サントスー!」
不意に聞こえる元気な声にリナは慌てて手にグローブをはめる。そんななか姿を現したのはリゼアだった。周りに少し葉っぱをつけながらやって来たその姿は相変わらず元気そのものである。
「リゼア。こんなにどんどん進んでたら道に迷っちゃうんじゃないの?」
少しあきれながらもリナは笑顔だった。
「おう、迷ったぜ。さんざんな(怒)その原因の二人はどこまで行ってんだよ。探すのに苦労したじゃねえか」
ガラの悪いゴロツキがからんでいるかのような口調でグリーブはやってくる。その目に少しクマが出来ているのは、なぜだろうか?
「なんかデーモンが出てきちゃって大変だったんですから。」
「ほとんど俺にやらせたくせによく言うな。お前」
リゼアの言葉にグリーブはかなりジト目でそう言った。
「あらら、そっちも襲われたんだね。私たちの方にもいっぱいきたわ。サントスが一人でやっつけちゃったけど」
グリーブに付いた葉を取りながらリナが答えた。
「私たち全員が一斉に襲われるなんて、おかしいんじゃないですか?これじゃあまるで、おばあ様たちの時に起きたデーモン大量発生事件みたいじゃないですか」
やはりサントスに葉を取ってもらっているリゼアが府に落ちないのかそんな事をつぶやく。
「ここらでそんな噂、聞いた事ないしな・・・・だから、誰かが俺たちを狙っているって仮定した方が自然だな」
「誰なんだろうね・・・まあ、その人が私たちを殺したかったんならそれは失敗って事で。ふふふん、だ。ざまーみろ」
グリーブの言葉にリナは今もどこかで見ているかもしれない襲撃者(まだそうとは決まっていないが)に向かって、いーだ。をしたのだった。


ばきいっ!!
静かなその空間に突如走る鈍い音。
「・・・・・・・・なーんて生意気な小娘でしょう!!」
リナの『いーだ』を水鏡で見ていた当の襲撃者は、怒りに任せて手に持っていた扇子を折った。
自分がこんな娘に馬鹿にされるのは、彼女にとって身を切られるよりも辛く、腹ただしかった。
その行動の所為で自分に苦痛が帰ってくるが、この程度の痛みはもはや怒りで感じなかった。むしろこの痛みがなければ自制を忘れる所であったかもしれない。
「しかし、あの小娘達の持っている武器・・・・・・面白いではないですか。ただ殺すのではなく、しばらく楽しませてもらいましょうか」
そう言うと手に持っていた扇子を軽くなでる。きれいに二つに分かれていたはずの扇子はもうすでに元通りに戻っていた。
「カタートへ、いらっしゃい子供達――――――――」


=============================================


 ☆途中書き☆



前回の魔法の使用はどこに行ったのか(汗)今回はみごとにたったの一撃でした(笑)
何はともあれこんにちは、あんでぃです。
これでとりあえず切りのいいところまでこれました(^ ^;ふうぅ、良かった。

イメージ曲のとおりにこの四人が動いてくれればいいのですが・・・・・
そうすればこのお話は10〜15話の間に終了することができるのではないかと・・・・
謎の女性の正体は扇子がヒントです。たぶん。推理してみてくださいませ!!性格は私が勝手に作ったので参考にしないほうが良いです。はい(汗)

グリーブの秘密はいつ頃明らかになるのでしょうか(汗)それ以前にいつディルスへたどり着けるのでしょうか・・・・・・(汗)
疑問はつきないこの話ですが・・・・・これからもがんばりますので、レスください(願)
これからもご愛読のほどお願いします!!

それでは、あんでぃでした!!

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6248りぜあ〜〜〜〜〜〜(><)あごん E-mail 4/2-04:23
記事番号6235へのコメント

タイトルからいきなし錯乱気味のあごんです。
こんばんはvv

ちょっと仕事の追われてる間にこんなにも続きが!!
嬉しいです〜〜〜〜〜〜〜!!
流石は天下の春休み!
どきどきっ!
これから4月8日(までですかね?春休み)まで毎日新作のアップですね(笑)!!

うう〜ん、なんか皆不幸な過去をお持ちなんですねぇ。
リゼアの話はちょっと、いやかなり切ないですよぅ(><)
サントス!
汝に命ずる!
リゼアを一生掛けて守り抜け!!
と、ちょっと命令したくなりましたvv

リナとグリーブ。
リゼアとサントス。
傷を嘗め合うのではなくて。
共に在るために生きている。
そんな気高さを感じます。

あああ、素敵すぎですよぅ!!
みんな素直で可愛いし!
あうあうあうあうあ、続きがとっても気になりますv

あごんでした!!

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6254あごんさーん!!(喜)あんでぃ E-mail 4/2-21:20
記事番号6248へのコメント



>タイトルからいきなし錯乱気味のあごんです。
>こんばんはvv

こんばんはvあんでぃです!
あごんさんなんだかこのレスとっても夜中なのですが・・・・・ちゃんと寝れてますか?大丈夫ですか?やっぱり今の時期は忙しいんですね・・・・・


>ちょっと仕事の追われてる間にこんなにも続きが!!
>嬉しいです〜〜〜〜〜〜〜!!

仕事ご苦労様です〜!!
忙しい中くださったレスは嬉しさ当社比三倍です〜!!


>流石は天下の春休み!
>どきどきっ!
>これから4月8日(までですかね?春休み)まで毎日新作のアップですね(笑)!!

がふう(吐血)!!
さりげなく追い詰められてるぅ〜!!Σ( ̄△ ̄;
がんばります・・・・・きっと二週間に一度くらいは・・・・・(とっても弱気)


>うう〜ん、なんか皆不幸な過去をお持ちなんですねぇ。
>リゼアの話はちょっと、いやかなり切ないですよぅ(><)

人に不幸な過去を持たせるのが大好きな非道な女、あんでぃです。
きっとこれからもどんどん人は不幸になります(笑)
そしてこれから間違えなくグリーブは嫌われていきます(苦笑)


>サントス!
>汝に命ずる!
>リゼアを一生掛けて守り抜け!!
>と、ちょっと命令したくなりましたvv

「もちろんだろ。リゼアを不幸にするものはみんな容赦しないぜ。・・・・・それがたとえ作者だろうともな(にやり)」
ぎくっ!サントスの言葉にちょっと身の危険を感じます・・・・・


>リナとグリーブ。
>リゼアとサントス。
>傷を嘗め合うのではなくて。
>共に在るために生きている。
>そんな気高さを感じます。

いい言葉だわv
こんな良い事を言ってくれるなんて感動ですvありがとうございます!!
そんな話になるようにがむばらなければ!!


>あああ、素敵すぎですよぅ!!
>みんな素直で可愛いし!
>あうあうあうあうあ、続きがとっても気になりますv

リゼアの毒舌にさらに磨きをかける事が目標です!(どんな目標だ)
次回はリナ&グリーブの過去編になる予定です。
残念ながら、リゼア&サントスは出てきません。サントス書くのが一番楽しかったので、私が残念です(笑)


>あごんでした!!

忙しい中のレスをありがとうございます!!
皆さんに、そして作者に忘れられている謎の女性の正体は何なのか!!
いつになったらほんとにディルスへたどり着けるのか!!
それは誰にも分からない!?
次回を見てもたぶん明らかになりません(おい?!)
でも、がむばって続きを書きます(> <)

それでは、あんでぃでした!!

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6258さんとすの中には・・・・・・(笑)ゆえ E-mail URL4/3-08:56
記事番号6235へのコメント

こんにちわりこそば♪(苦しいぞ)ゆえです〜〜。

サントスっ、君ってはそんなモノ隠し持っていたのかぁぁぁぁぁ!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ううにゅ・・・・・(何故あんたが焦る)そうーかそーなのか。(どうやら自分が考えていたものに似ていたらしい。何って?それは秘密です♪)

は。失礼しました。
サントスの武器って、なんと弓だったんですね〜。しかもあの異界の魔族さんバージョンの♪
とっても似合ってるって思う私は、やりは煩悩の固まりです。

リゼア。彼女もかなり辛い日々を強いられていたんですね。それでもめげないあの明るさとたくましさが私は好きです♪
そして、そんな彼女をさりげなく支えているサントスもまた♪
魔剣士さんのポジション、見事に引き継いでます。性格はかなりサントスの方がしたたかなよーですが(笑)今後の二人に注目したいと思います♪


敵さんもとうとう出てきましたね。
でもですね。すみません。これ読んで

>リナの『いーだ』を水鏡で見ていた当の襲撃者は、怒りに任せて手に持っていた扇子を折った。
>自分がこんな娘に馬鹿にされるのは、彼女にとって身を切られるよりも辛く、腹ただしかった。
>その行動の所為で自分に苦痛が帰ってくるが、この程度の痛みはもはや怒りで感じなかった。むしろこの痛みがなければ自制を忘れる所であったかもしれない。

うちのティル姐さんを思い浮かべたバカがここにいます・・・・・・・って、あんたね。
だって姐さんも水鏡だして下界を見ることできるし〜〜、なんか扇子とか絶対好きそうだから持ってると思うし〜〜っ
石。どーぞ投げてやってください。

グリープの謎はさらに深まるばかりで。
ああっ気になるぞっ。
と、ゆーわけで。続き楽しみにしておりまする♪


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6259地球外生命体が・・・・(殴)あんでぃ E-mail 4/3-09:42
記事番号6258へのコメント

タイトル訳わかりませんね・・・・(汗)あまり気になさらずに・・・・・


>こんにちわりこそば♪(苦しいぞ)ゆえです〜〜。

こんにちば☆(こっちも苦しいぞ)あんでぃです。
レスありがとうございます!!


>サントスっ、君ってはそんなモノ隠し持っていたのかぁぁぁぁぁ!!
>・・・・・・・・・・・・・・・・・・ううにゅ・・・・・(何故あんたが焦る)そうーかそーなのか。(どうやら自分が考えていたものに似ていたらしい。何って?それは秘密です♪)

秘密?!気になりますぅ〜教えてください!!こっしょりとで良いですから!!
そうだ、ちなみに現王はゼルって事になっていますので(笑)
どんな事を言ってセイルーンから連れ出したのか?!一応考えているのですが、なんだか人々のイメージ崩れそうで怖いです(^ ^;


>は。失礼しました。
>サントスの武器って、なんと弓だったんですね〜。しかもあの異界の魔族さんバージョンの♪
>とっても似合ってるって思う私は、やりは煩悩の固まりです。

弓って言うのはゆえさんから頂いた笛吹きの“燃える矢をつがえ♪”(であってますよね?)のところで決定しました。ありがとうございますv
弓とか槍とか好きなんですv一番好きなのがナックルです(怪)


>リゼア。彼女もかなり辛い日々を強いられていたんですね。それでもめげないあの明るさとたくましさが私は好きです♪

これについての話も昨夜お風呂の中で考えました。(何してる)
もしかしたら番外編パート2って事になるかもしれないです(その前にちゃんと1の方を書こうね、自分)


>そして、そんな彼女をさりげなく支えているサントスもまた♪
>魔剣士さんのポジション、見事に引き継いでます。性格はかなりサントスの方がしたたかなよーですが(笑)今後の二人に注目したいと思います♪

あーいう性格大好きなんです(笑)
書いていて一番楽しいですねv
ゆえさんもティル姐やフィリスを書くのが楽しくて仕方がないのではないかなぁ、と(笑)


>敵さんもとうとう出てきましたね。
>でもですね。すみません。これ読んで
>
>>リナの『いーだ』を水鏡で見ていた当の襲撃者は、怒りに任せて手に持っていた扇子を折った。
>>自分がこんな娘に馬鹿にされるのは、彼女にとって身を切られるよりも辛く、腹ただしかった。
>>その行動の所為で自分に苦痛が帰ってくるが、この程度の痛みはもはや怒りで感じなかった。むしろこの痛みがなければ自制を忘れる所であったかもしれない。
>
>うちのティル姐さんを思い浮かべたバカがここにいます・・・・・・・って、あんたね。

その手もありますね(おい)しかし、ティル姐を悪役にするわけにはいきませんので(笑)


>だって姐さんも水鏡だして下界を見ることできるし〜〜、なんか扇子とか絶対好きそうだから持ってると思うし〜〜っ
>石。どーぞ投げてやってください。

水鏡はあの人は持ってるだろうなぁ、というイメージで勝手に作りました(汗)でも扇子は確実に持ってました(笑)挿絵に書いてありましたもの!!
・・・・・・ってここで正体に気付いたそこのあなた。どうか気付かないフリをしてください。(誰に向かっていってる)


>グリープの謎はさらに深まるばかりで。
>ああっ気になるぞっ。
>と、ゆーわけで。続き楽しみにしておりまする♪

グリーブはこれから嫌われ者街道をどんどん突き進んでいくかと(汗)
でも、いろいろグリーブも辛い事があったということで分かってやってください(汗)

そんなこんなでこれからまた、スローペースな進み方になると思いますがこれからもよろしくお願いします!!
それでは、あんでぃでした!!