◆−雪桜−桜井  ゆかり。(3/31-19:19)No.6223
 ┣Re:雪桜−なかたかな(4/1-00:10)No.6225
 ┃┗雪には本当にビックリしたな・・・・・・−桜井  ゆかり。(4/1-16:07)No.6237
 ┣お久しぶりっ!!−風林みつき(4/1-17:38)No.6238
 ┃┗お久しぶりですっっっ!!−桜井  ゆかり。(4/2-00:23)No.6246
 ┗天使と堕天使1:天使が消えた日−桜井  ゆかり。(4/2-14:31)No.6250
  ┣せっ・・・セイルーン崩壊!?−風林みつき(4/3-12:53)No.6261
  ┃┗崩壊しちゃったよ・・・・。しかも、ゼルは出番遅っ!−桜井  ゆかり。(4/3-16:18)No.6263
  ┗天使と堕天使2:堕天使が現れた日−桜井  ゆかり。(4/3-16:30)No.6264
   ┣って!あと二話で終わりさねか!?−風林みつき(4/3-22:58)No.6268
   ┃┗ソレチガウアルネ。(何故カタカナ?)−桜井  ゆかり。(4/3-23:58)No.6269
   ┗天使と堕天使3:天使傷付く−桜井  ゆかり。(4/4-00:16)No.6270
    ┗天使と堕天使4:天使闇に染まる−桜井  ゆかり。(4/5-02:14)No.6274
     ┣まてぃりなす〜☆−風林みつき(4/5-22:11)No.6284
     ┃┗うっ・・・・(焦)−桜井  ゆかり。(4/6-02:58)No.6286
     ┗天使と堕天使5:堕天使邂逅−桜井  ゆかり。(4/6-22:52)No.6293
      ┗天使と堕天使6:天使怒る−桜井  ゆかり。(4/7-20:22)No.6297
       ┗天使と堕天使7:堕天使消滅−桜井  ゆかり。(4/8-16:11)No.6304
        ┗天使と堕天使エピローグ:すべてはここから・・・・−桜井  ゆかり。(4/10-14:53)No.6315


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6223雪桜桜井 ゆかり。 E-mail 3/31-19:19




こんにちわ。桜井ゆかりです。
今日、桜が咲きつつ雪が降るという事が起こりました。(起こったって言うのか?)
それで、何故かメールをやりあっていて『雪桜だ』『雪見桜だ』などと言い合っていたら思い付いてしまったというなんとも情けないものです。
短いシリアス&ダークです。
ハッキリ言って一番可哀相なのはゼルガディスかもしれない・・・
でも、気にしないで下さいっ!





               『雪桜』
           〜伝説にもなった?〜



「はぁ・・・・桜ってこんなに大きいものなんですねー。」
「実物を見たことがなかったわけじゃないだろう?」
「それはそうなんですけど・・・王宮からでしたので・・・」
「そうか・・・。」
大きな桜はこの街のシンボルらしく街の人達も徐々に集まってくる。
春と言っても今日は比較的寒い日で、雨でも降るかという日であった。
『じゃ、知っていますか?
桜の下には死体が埋まっているのですよ。』
「え・・・?」
「ゼロス!!」
何処からともなく聞こえた声に2人は驚く。
アメリアは死体という言葉に。
ゼルガディスはその声の主に・・・
そんな2人の反応を楽しむようにゼロスは闇の中から溶け出すように現れる。
「ええ。人が殺した人を埋め、桜はその人の血を吸ってこの桜色を生み出すそうです。」
「でも、こんなに綺麗な色なんですよ?人の血が・・・・」
地面に落ちていた一枚の桜の花びらを手にとってゼロスに見せながら言うが、途中で言うのを中断した。
何故ならば・・・・・・聞こえたのだ・・・・。声が・・・・
「聞こえたようですね・・・・この桜の下の人の声が。
流石は、巫女姫。」
「貴様っ!!ありもしない話をアメリアに話すな!!」
「では、アメリアさんに聞こえた声はなんと説明するのです?」
「それは貴様が言ったのだろう?
魔族は姿も声も自由自在に操れるからな。」
冷静に言うゼルガディスの声が耳に入りアメリアもゆっくりと口を開く。
だが、あまり顔色が良くない。
「そうなんですか・・・・・?」
「まさか。アメリアさんに僕が嘘をつく筈がないでしょう?
そ・れ・に、僕は本当のことしか言いませんよ。ゼルガディスさん。」
まるでその事実を受け入れらせるように、ゆっくりと、そしてしっかりとした口調で言うゼロス。
「・・・・・・」
その言葉を聞いたアメリアは無言で地面に座り込む。
「お、おい!服が汚れるぞ!アメリア。」

「この世破落戸よ      歪みし哀れなる存在よ
   浄化の光りもて      世界と世界を結ぶ彼方に
           消え去らんことを!
        浄化炎(メギド・フレアー)!」

祈りの体勢のままアメリアは呪文を唱え放つ。
木は一瞬だけ燃えるような炎を纏わりつかせた。
だが、すぐに消え、同時に桜の花びらの色が薄くなり白くなった。
「・・・・本当に・・・・?ゼロスさんの話は本当・・・・」
ガクガクと震えだすアメリア。
浄化炎を放った理由は自分で・・・・この目で確かめたかったのだろう。
本当に血で花びらの色を桜色にしているのならば、その色が消えて白くなるのだろうと思い浮かべて・・・・・
「ね。本当だったでしょう?」
アメリア以上に唖然としているゼルガディスに小声で耳打ちするゼロス。
そして、現れたときのようにスゥッと消える。
街の人達も慌てふためいた。
桜の花びらの色が消えたと。なくなってしまったと。
そんな慌てふためく人達をなだめようと空から降ってくる白い雪。
「雪だ・・・春なのに・・・雪だッ!!」
街の人が大声で言った言葉にアメリアとゼルガディスはふと上に顔を向ける。
「冷た・・・っ」
雪の塊がアメリアの顔に付き、アメリアはパパっと素早く掃う。
「雪桜か・・・・」
ぽつり・・・と呟いたゼルガディスの台詞にアメリアはきょとんとした顔で空を再び見上げる。
「あ。そういう事ですか。」
アメリアも気付いたようでニコッと笑いながら空を見上げる。
空からは真っ白い雪と共に真っ白い桜の花びらが降ってきている。雪と桜で雪桜。
───こういう時にゼルガディスさんがロマンティストだと実感しますよ・・・・。

そして、2人がこの街から出ていった後にこの色のない桜はこう呼ばれたと。



                  『雪桜』
         巫女の力と神官の力で色が無くなった桜の木。
      色が無くなったときに桜の花びらと共に雪が降ったことでこう呼ばれることとなった。
                        【桜の前の説明文より・・・・】




何故ちょっろっとしか出ていないゼロスが出てくるのか・・・・
それは理由があります。

オマケ。

「この桜の木をなんと呼ぶ?」
「雪桜でしょう!」
「じゃあ、さっきの巫女と神官が居た筈だな。
その者達の力だと書いておけ。」
「確か近くにもう一人誰かがいましたよ。
ほら、巫女様と同じで白い衣装に身を包んだ人が・・・・・」
「只の護衛だろう。」


となったわけです。
では、桜井ゆかりでした。




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6225Re:雪桜なかたかな E-mail URL4/1-00:10
記事番号6223へのコメント

初めまして。

とても良かったです♪
情景の美しさもさることながら、アメリアの純粋さが心にずしりと来ました。
元気で熱血な姿が印象に残る彼女ですが、その内側にある純粋で優しい側面が
生きていて、読んでいて本当に可哀想になりました。
それだけに、ゼルの言葉で微笑む彼女の姿に、ほっとしました。
やっぱりアメリアには、笑顔で居て貰いたいですから♪

美しいお話を、ありがとうございました。
これからもいいお話を読ませて下さい♪ では。

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6237雪には本当にビックリしたな・・・・・・桜井 ゆかり。 E-mail URL4/1-16:07
記事番号6225へのコメント

なかたかなさんは No.6225「Re:雪桜」で書きました。
>
>初めまして。
>
はじめまして。
今、なかたかなさんのHPへちょっこら飛んできました。
ゼルアメ&ガウリナ、ルークミリ。この3つのカップリングは王道・・・・・・・じゃなくて、普通ですよね。
でも、神坂さんはルークミリしか認めていないと・・・・・・
ゼルアメとガウリナも認めて欲しいものです。



>とても良かったです♪
>情景の美しさもさることながら、アメリアの純粋さが心にずしりと来ました。
>元気で熱血な姿が印象に残る彼女ですが、その内側にある純粋で優しい側面が
>生きていて、読んでいて本当に可哀想になりました。
そういって貰えるとなんだか、書いてて良かった気がします。

それにしても、どーしてこんな暗い話になったんだろうか・・・・・?(考)
確か、桜にまつわるおまじないの話を友達から聞いて、
『じゃあ、これで行こう!!』と友達の話そっちのけで内心ガッツポーズを取って・・・・・・。
家に帰って書き始めたらメールが来て、『雪が降ってるよ!』て言われて・・・・・・・そこから話が変化した・・・・・・?(汗)




>それだけに、ゼルの言葉で微笑む彼女の姿に、ほっとしました。
>やっぱりアメリアには、笑顔で居て貰いたいですから♪
>
>美しいお話を、ありがとうございました。
>これからもいいお話を読ませて下さい♪ では。
ありがとうございました。
なにか思い付いたらまた書く予定です。
ではでは、桜井 ゆかりでした。
(あーあ。殆ど自分の愚痴だわ・・・・・・)



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6238お久しぶりっ!!風林みつき 4/1-17:38
記事番号6223へのコメント

・・・つーか、まぁ、そんな訳で、覚えてないでしょうが、半年ぶりぐらい?最近復活した旧みなな、現みつきでごぜーますさね。

ゆかりん(←この呼び方でいいさねか?)のゼルアメはいつも美しいさねね。
いっつも密かに読んでるだけだったけど今回はレスもつけるさね。・・・短いけど・・・。

まずっ、怖っっっ!!!(←ホラー(?)ダメ)
『桜は人の血を吸ってあの色を出す』ぅ!?・・・やめてけれぇ〜!!(恐)
・・・あー・・・、一人で勝手に騒いでしまってごねんなさいさね。
結局ゼロぽんは、アメリアさんを怖がらせ、それでゼルやんを怒らせて、負の感情をいただこう、とか思ったわけですさねか?

最初は、あっさらしくて(解説・おそろしくて)、うつけみつきは桜の話を信じて震え上がってましたが、最後は何だか美しい物語に仕上がってて、とっても良かったですさね☆
また美しい物語をたくさん書いてくださいさねっv

では!短くてすいませんでしたが、このへんで。
ではでは、みつきでしたさね☆(今更だけど、語尾がおかしいのは、気にしないでもらえると嬉しいさね)

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6246お久しぶりですっっっ!!桜井 ゆかり。 E-mail 4/2-00:23
記事番号6238へのコメント

風林みつきさんは No.6238「お久しぶりっ!!」で書きました。
>
>・・・つーか、まぁ、そんな訳で、覚えてないでしょうが、半年ぶりぐらい?最近復活した旧みなな、現みつきでごぜーますさね。
>
なに言ってるんですか!覚えているに決まってるじゃないですか。みーななさん♪

>ゆかりん(←この呼び方でいいさねか?)のゼルアメはいつも美しいさねね。
ゆかりんでOKですよ。愛称はそれですから。


>いっつも密かに読んでるだけだったけど今回はレスもつけるさね。・・・短いけど・・・。
どーもありがとう。(読んでくれてることが嬉しい)


>まずっ、怖っっっ!!!(←ホラー(?)ダメ)
>『桜は人の血を吸ってあの色を出す』ぅ!?・・・やめてけれぇ〜!!(恐)
あー・・・・・私もホラーは嫌いだー・・・・・
でも、吸血○美○読んでるけど・・・・・



>・・・あー・・・、一人で勝手に騒いでしまってごねんなさいさね。
>結局ゼロぽんは、アメリアさんを怖がらせ、それでゼルやんを怒らせて、負の感情をいただこう、とか思ったわけですさねか?
どーでしょう・・・・
でも何度もこの話は聞いたことがあったんですよ。
だからなんとなくゼロスならば知ってるんじゃないかなぁ〜?と想像してゼロスに言わせたんですけど、負の感情をいただくということもあったんですね・・・・・(この頃ゼロスが魔族だという事実が消えはじめてる・・・)



>最初は、あっさらしくて(解説・おそろしくて)、うつけみつきは桜の話を信じて震え上がってましたが、最後は何だか美しい物語に仕上がってて、とっても良かったですさね☆
>また美しい物語をたくさん書いてくださいさねっv
分かりましたっっ!なんとか頑張ります。
なにかないかなー?(ネタ探し中)


>では!短くてすいませんでしたが、このへんで。
>ではでは、みつきでしたさね☆(今更だけど、語尾がおかしいのは、気にしないでもらえると嬉しいさね)
それがみななさんの特徴(ゴミン・・・・)だからあんまり気にしてないよ。
レスありがとうございましたダヨー。(なんとなくつられた・・・・)


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6250天使と堕天使1:天使が消えた日桜井 ゆかり。 E-mail 4/2-14:31
記事番号6223へのコメント




あー。おはようございます・・・(さっきまで本当に寝てた奴)
ちょーっと暗くなる話ですが、最後はゼルアメで完結したいと思います。
じつは、この話はゼロアメで最初作っていた話なんですけど、天使が(悪魔が)囁き、ゼルアメに転換。
でも、1は2人しか出てきません。それに、ゼロアメです。





天使が消えた日・・・・




まだ空は明るく日は高く上がっていない時間帯。黒いおかっぱの髪を持った20代かそこらの青年がセイルーンの町並みを歩いていた。
「今日は何をお土産に持っていってあげましょうか・・・・」
おかっぱ頭は目をずっと伏せておりいつもニコニコとしている。そのにこにこ顔のままお店を見渡して何を買おうか決めている。目を伏せたままで見えているのかは分からないが人込みを掻き分けて、和菓子が売っているお店を潜った。
「ほぉ・・・・」
なにか面白い物でも見つけたのだろうか・・・・おかっぱ頭は薄っすらと目を開けて見る。
「すいませんが、これを貰えます?」
言うときにはニコニコ目に戻っている。おかみさんも笑いながら商品を渡しておかっぱ頭から代金を貰う。
そして、おかっぱ頭は店から出て街が一望できる小さい石橋のところにあるセイルーンもこの地域にある魔族の結界の中なら誰でも知っているといってもいいぐらい有名なアイスクリーム屋さん、『スイフィー堂』でアイスクリームを買って呑気に食べている。
只の呑気な奴なのか・・・それか・・・・よほどの大物・・・・だろう。こんな・・・魔族が攻めはじめているときに、呑気にアイスクリームを食べているのだから・・・



「魔道士達よ、前方を固めて下さい!私も応戦しますから」
まだ成人はしていないくらいの黒髪が魔道士隊を指揮して自らも前に出ていく。
黒髪は肩で揃えてあり、動きやすい巫女の服装をしている。
「白魔道士達。後ろでこの戦いで傷つく者を回復させ、命を守ってください!」
言った後で手を前にだし、呪文を唱えはじめる。セイルーンに攻めてこようとしているのは低級の魔族ども。この程度なら黒髪だけでも応戦は可能だろう。黒髪は幾つもの修羅場、そして、上級の魔族達と大きな戦いを繰り広げていた一人なのだから・・・・
だが、魔道士達をここに連れてきたのには意味があった。こんな魔族とのいざこざが続けば何時かは黒髪は死んでしまうかもしれない。そうなった時、黒髪がいなくとも魔族と渡り合えるだけの力をつけて欲しかったからだ。
本当は力などはいらないとは思っている。力は人を傷付け大地を傷付けていく。だが、誰かを護るためだけに使えば・・・・大丈夫だろう・・・そう確信を持っていた。
「ブラム・ブレイザー!」
黒髪が放った魔法は迫ってくる魔族を倒していく。だが、それだけでは全員を倒しきれていない。続いて黒髪の指示で魔道士部隊が全力で魔法をぶつけていく。
大体を倒し終わり、部隊の者たちに喜びの感情が流れ出す。だが、油断大敵。人間に近いフォルムの魔族が立っていた。おそらくは低級魔族の間にでも隠れていたのだろう。上級魔族だった・・・・
「ラ・ティルト!」
魔族が放ってくる衝撃波を地面を転がりながら回避する。そして、転がっている間にも攻撃は休まない。
「ブラム・ブレイザー!」
ブラム・ブレイザーを連発するが、避けなくてもダメージはなさそうだ。黒髪はすぐに立ち上がってバック転をしつつ後ろにさがっていきながら呪文を唱える。すごく短い呪文を・・・・・
「ヴィスファランク!」
手に魔力を込める魔法。解き放ってバック転を止め、魔族に向かって突進していく。
黒髪は声を上げながら拳を振るうが止められた。魔力を込めている筈の拳が・・・・
「セイルーンの戦乙女と聞いたがあっけないものだ」
魔族はそう口にした。そして、黒髪の腹の部分に衝撃波を叩き込んだ。
どし・・・・
近距離で食らっている為ダメージは大きい。それも、岩場にぶつかっているから倍増している。もう動く力さえ残っていない。
だが、呪文は唱えられた。
「ダイナスト・ブラス・・・・・」
黒髪は呪文を解き放ったと同時にその場に倒れ込んだ。だが、当たっているのに魔族は平然としながら次々に魔道士を殺していき、黒髪のところまで来た。
『止めて頂けますか?』
すると、何処からともなく声が聞こえてくる。それは、スイフィー堂で呑気にアイスクリームを食べていたおかっぱ頭の声。だが、魔族は止まる気配など見せない。
ザク───ゥ──
魔族がうめく声を上げるひまもなく砂になった。そして、その場所に立っているのはニコニコ顔を携えたおかっぱ頭のみだった。
「ちゃんと言うことは聞かないとこんな目に遭うのですよ。」
相当の大物だったのだろう。魔族をすぐに倒してしまうのだから・・・



「大丈夫ですか?アメリアさん」
おかっぱ頭は黒髪と知り合いのようで心配していた。目は先ほど魔族を殺した時のままのにこにこ顔だった。
「あ・・・ゼロスさん・・・・お久し振りですね・・・・」
体が少々重いのか起き上がろうとしているがすぐに倒れてしまう。
「ここ・・・・何処ですか?」
起き上がれないと分かったので顔だけ動かして周りを見ると、黒髪の全然知らない場所だった。
「貴方の知らない場所ですよ」
薄っすらと目を開けて黒髪を見据えていった。
「私の・・・・しらない場所・・・・?」
「ええ。そうですよ。アメリアさん。
貴方は魔族との戦いで死んでしまったのですよ」
そんな恐ろしい言葉を表情を崩さず言っていく。
「死んだ・・・?じゃあ、ここ、天国なんですね・・・・
ん?でも、それならゼロスさんはこれる筈ありませんね・・・・」
「貴方は僕のことどう思っているんです?」
少し落ち込みながらも聞いてみる。すると即答で返ってきた。
「冷酷非道な魔族。」
「だったらアメリアさんも同じになるんですよ?」
「へ・・・・・・?」
一瞬黒髪はおかっぱ頭の言ったことがわからなかったようで、間抜けな声を上げた。
「だから、アメリアさんも冷酷非道の魔族になるんですよ?」
「はい?」
頭の思考回路が止まってしまったのか。何回おかっぱ頭が同じ事を言っても答えは分からないといった感じの答えばかりだった。
黒髪はおかっぱ頭と同じ魔族になってしまったという事が信じられないようだった。
こうして黒髪は魔族になった。だが、もともとが人間だった為、純魔族にはどうしてもならない。その為、亜魔族として扱われた。
「アメリアさん。少し力を溜めておいた方がいいのかもしれませんねぇ・・・
眠って下さい。またゼルガディスさんに会いに行くときまでには起こしますから・・・・
ゆっくりと・・・・深く・・・。」
黒髪はゆっくりゆっくりと・・深い眠りに落ちていく。
もう起きないのではないかと思うぐらいに深い眠りに・・・・
おかっぱは眠りに入ったばかりの黒髪にキスを送り、その場所を誰の目に付くこともないように厳重に封印した。
そして、次にこの少女が目覚めたのはこれから10年後だった。


天使は消え堕天使が現れる。
天使と堕天使は正反対。
天使の心を返せば堕天使になる。
天使の姿を持った醜い化け物に・・・・・・






設定ではこの時点でセイルーンは崩壊したということになっています。
しかも、流浪の旅に出ているグレイシア以外セイルーンの王族は死んだということになっています。
ゼルガディスについての設定は・・・・・考えてなかった・・・・・(アホ)
でも、死んではいません。
こんな奴でも一応書いていきます。
宜しかったら読んで頂きたい。
って言うか、ここを読んでたら読み終わってるんだろうなー・・・・・
ま、いっか。
では、これから、天使と堕天使にお付き合い下さい。
桜井ゆかりでした。



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6261せっ・・・セイルーン崩壊!?風林みつき 4/3-12:53
記事番号6250へのコメント

桜井 ゆかり。さんは No.6250「天使と堕天使1:天使が消えた日」で書きました。
>
>
>
>
>あー。おはようございます・・・(さっきまで本当に寝てた奴)
こんにちはさねvまたまたよらせてもらったさねよ。

>ちょーっと暗くなる話ですが、最後はゼルアメで完結したいと思います。
>じつは、この話はゼロアメで最初作っていた話なんですけど、天使が(悪魔が)囁き、ゼルアメに転換。
>でも、1は2人しか出てきません。それに、ゼロアメです。
ほーぅ。なるぴぽ。なるぴぽ。

>天使が消えた日・・・・

>まだ空は明るく日は高く上がっていない時間帯。黒いおかっぱの髪を持った20代かそこらの青年がセイルーンの町並みを歩いていた。
>「今日は何をお土産に持っていってあげましょうか・・・・」
えっと・・・ゼラスさまにさねか?

>おかっぱ頭は目をずっと伏せておりいつもニコニコとしている。そのにこにこ顔のままお店を見渡して何を買おうか決めている。目を伏せたままで見えているのかは分からないが人込みを掻き分けて、和菓子が売っているお店を潜った。
わがしっ!?

>そして、おかっぱ頭は店から出て街が一望できる小さい石橋のところにあるセイルーンもこの地域にある魔族の結界の中なら誰でも知っているといってもいいぐらい有名なアイスクリーム屋さん、『スイフィー堂』でアイスクリームを買って呑気に食べている。
魔族に有名なアイスクリーム・・・食べてみたいさねぇ。

>只の呑気な奴なのか・・・それか・・・・よほどの大物・・・・だろう。こんな・・・魔族が攻めはじめているときに、呑気にアイスクリームを食べているのだから・・・
なぬっ!?

>言った後で手を前にだし、呪文を唱えはじめる。セイルーンに攻めてこようとしているのは低級の魔族ども。この程度なら黒髪だけでも応戦は可能だろう。黒髪は幾つもの修羅場、そして、上級の魔族達と大きな戦いを繰り広げていた一人なのだから・・・・
かっこいー・・・。アメリアさん素敵ー・・・。(謎)

>本当は力などはいらないとは思っている。力は人を傷付け大地を傷付けていく。だが、誰かを護るためだけに使えば・・・・大丈夫だろう・・・そう確信を持っていた。
自称、自然派のあたしとしては、嬉しい意見ですさねな。

>「ラ・ティルト!」
>魔族が放ってくる衝撃波を地面を転がりながら回避する。そして、転がっている間にも攻撃は休まない。
>「ブラム・ブレイザー!」
>ブラム・ブレイザーを連発するが、避けなくてもダメージはなさそうだ。黒髪はすぐに立ち上がってバック転をしつつ後ろにさがっていきながら呪文を唱える。すごく短い呪文を・・・・・
>「ヴィスファランク!」
をおぉー・・・。ぱちぱちぱち。(謎)

>手に魔力を込める魔法。解き放ってバック転を止め、魔族に向かって突進していく。
>黒髪は声を上げながら拳を振るうが止められた。魔力を込めている筈の拳が・・・・
>「セイルーンの戦乙女と聞いたがあっけないものだ」
何かすっごい、格好いい呼び名さね☆

>魔族はそう口にした。そして、黒髪の腹の部分に衝撃波を叩き込んだ。
>どし・・・・
>近距離で食らっている為ダメージは大きい。それも、岩場にぶつかっているから倍増している。もう動く力さえ残っていない。
アメリアさん、ぴーんちっ!

>だが、呪文は唱えられた。
>「ダイナスト・ブラス・・・・・」
>黒髪は呪文を解き放ったと同時にその場に倒れ込んだ。だが、当たっているのに魔族は平然としながら次々に魔道士を殺していき、黒髪のところまで来た。
>『止めて頂けますか?』
神の助け!!(違)

>魔族がうめく声を上げるひまもなく砂になった。そして、その場所に立っているのはニコニコ顔を携えたおかっぱ頭のみだった。
>「ちゃんと言うことは聞かないとこんな目に遭うのですよ。」
>相当の大物だったのだろう。魔族をすぐに倒してしまうのだから・・・
相変わらず、つよーのぅ。

>「大丈夫ですか?アメリアさん」
>おかっぱ頭は黒髪と知り合いのようで心配していた。目は先ほど魔族を殺した時のままのにこにこ顔だった。
にじうじんかく!!(違)
実はあたしはあんまりゼロぽんが好きぢゃなかったりするさね・・・。ああっ!ファンの方!包丁握らないでさね!!

>「貴方の知らない場所ですよ」
>薄っすらと目を開けて黒髪を見据えていった。
>「私の・・・・しらない場所・・・・?」
>「ええ。そうですよ。アメリアさん。
>貴方は魔族との戦いで死んでしまったのですよ」
ええええええええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!!??(←しつこひ)

>そんな恐ろしい言葉を表情を崩さず言っていく。
>「死んだ・・・?じゃあ、ここ、天国なんですね・・・・
天国なら、アメリアさんもまだいいさねよね。

>「冷酷非道な魔族。」
あちしもそんな感じに思ってるけど・・・。(だから包丁とぎだすのもやめてってばさね!)

>「だったらアメリアさんも同じになるんですよ?」
>「へ・・・・・・?」
>一瞬黒髪はおかっぱ頭の言ったことがわからなかったようで、間抜けな声を上げた。
>「だから、アメリアさんも冷酷非道の魔族になるんですよ?」
なしてさね!?
アメリアさん魔族!?

>「はい?」
>頭の思考回路が止まってしまったのか。何回おかっぱ頭が同じ事を言っても答えは分からないといった感じの答えばかりだった。
>黒髪はおかっぱ頭と同じ魔族になってしまったという事が信じられないようだった。
そりゃ、正義の塊(多分違う)がいきなり魔族になっちゃったらさねぇ・・・。

>「アメリアさん。少し力を溜めておいた方がいいのかもしれませんねぇ・・・
>眠って下さい。またゼルガディスさんに会いに行くときまでには起こしますから・・・・
>ゆっくりと・・・・深く・・・。」
出るさねか。ゼルやん。(←存在忘れてたうつけモノ)

>黒髪はゆっくりゆっくりと・・深い眠りに落ちていく。
>もう起きないのではないかと思うぐらいに深い眠りに・・・・
>おかっぱは眠りに入ったばかりの黒髪にキスを送り、その場所を誰の目に付くこともないように厳重に封印した。
ぎゃあ。ぎゃー。

>そして、次にこの少女が目覚めたのはこれから10年後だった。
じうねんもっ!?

>天使は消え堕天使が現れる。
>天使と堕天使は正反対。
>天使の心を返せば堕天使になる。
>天使の姿を持った醜い化け物に・・・・・・
哲学的な感じで感服モノ。
一体こんな言葉どこから思いつくのさねか?

>設定ではこの時点でセイルーンは崩壊したということになっています。
ぎょえ。(謎)

>しかも、流浪の旅に出ているグレイシア以外セイルーンの王族は死んだということになっています。
げふっ。(謎)

>ゼルガディスについての設定は・・・・・考えてなかった・・・・・(アホ)
ぎゃひゅ。(謎)

>でも、死んではいません。
なるなる。さねさね。

>こんな奴でも一応書いていきます。
>宜しかったら読んで頂きたい。
>って言うか、ここを読んでたら読み終わってるんだろうなー・・・・・
うに。もう読み終わってるさねよ。

>ま、いっか。
>では、これから、天使と堕天使にお付き合い下さい。
あちしの新作野望だと、悪魔的だったり、天使的だったり、結局全部違ったりと、ゆかりんにらいびゃる宣言したいなぁ、とか思ってたり。(嘘)

>桜井ゆかりでした。
みつきでしたー☆

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6263崩壊しちゃったよ・・・・。しかも、ゼルは出番遅っ!桜井 ゆかり。 E-mail 4/3-16:18
記事番号6261へのコメント

風林みつきさんは No.6261「せっ・・・セイルーン崩壊!?」で書きました。
>
>桜井 ゆかり。さんは No.6250「天使と堕天使1:天使が消えた日」で書きました。
>>
>>
>>
>>
>>あー。おはようございます・・・(さっきまで本当に寝てた奴)
>こんにちはさねvまたまたよらせてもらったさねよ。
こんにちわさねよ(真似)


>>ちょーっと暗くなる話ですが、最後はゼルアメで完結したいと思います。
>>じつは、この話はゼロアメで最初作っていた話なんですけど、天使が(悪魔が)囁き、ゼルアメに転換。
>>でも、1は2人しか出てきません。それに、ゼロアメです。
>ほーぅ。なるぴぽ。なるぴぽ。
納得してくれてありがとう・・・・



>>天使が消えた日・・・・
>
>>まだ空は明るく日は高く上がっていない時間帯。黒いおかっぱの髪を持った20代かそこらの青年がセイルーンの町並みを歩いていた。
>>「今日は何をお土産に持っていってあげましょうか・・・・」
>えっと・・・ゼラスさまにさねか?
>
ゼラス様でしょう。
私の設定では時々人間の世界に放り出されるから・・・・


>>おかっぱ頭は目をずっと伏せておりいつもニコニコとしている。そのにこにこ顔のままお店を見渡して何を買おうか決めている。目を伏せたままで見えているのかは分からないが人込みを掻き分けて、和菓子が売っているお店を潜った。
>わがしっ!?
あるんかいっっ!!(自分で突っ込むな)



>>そして、おかっぱ頭は店から出て街が一望できる小さい石橋のところにあるセイルーンもこの地域にある魔族の結界の中なら誰でも知っているといってもいいぐらい有名なアイスクリーム屋さん、『スイフィー堂』でアイスクリームを買って呑気に食べている。
>魔族に有名なアイスクリーム・・・食べてみたいさねぇ。
リナが食べていたアイスもスイフィー堂のアイスクリームなのかな?
あの、3段重ね2つ・・・・・・。


>>言った後で手を前にだし、呪文を唱えはじめる。セイルーンに攻めてこようとしているのは低級の魔族ども。この程度なら黒髪だけでも応戦は可能だろう。黒髪は幾つもの修羅場、そして、上級の魔族達と大きな戦いを繰り広げていた一人なのだから・・・・
>かっこいー・・・。アメリアさん素敵ー・・・。(謎)
どーも、私の中ではアメリアがこう映る・・・・・



>>本当は力などはいらないとは思っている。力は人を傷付け大地を傷付けていく。だが、誰かを護るためだけに使えば・・・・大丈夫だろう・・・そう確信を持っていた。
>自称、自然派のあたしとしては、嬉しい意見ですさねな。
じしょう・・?
私は・・・・・自然派・・・・・かな?


>>「ラ・ティルト!」
>>魔族が放ってくる衝撃波を地面を転がりながら回避する。そして、転がっている間にも攻撃は休まない。
>>「ブラム・ブレイザー!」
>>ブラム・ブレイザーを連発するが、避けなくてもダメージはなさそうだ。黒髪はすぐに立ち上がってバック転をしつつ後ろにさがっていきながら呪文を唱える。すごく短い呪文を・・・・・
>>「ヴィスファランク!」
>をおぉー・・・。ぱちぱちぱち。(謎)
最高の反射神経・・・・(笑)


>>手に魔力を込める魔法。解き放ってバック転を止め、魔族に向かって突進していく。
>>黒髪は声を上げながら拳を振るうが止められた。魔力を込めている筈の拳が・・・・
>>「セイルーンの戦乙女と聞いたがあっけないものだ」
>何かすっごい、格好いい呼び名さね☆
なんとなく某ゲームをやってた頃を思い出して・・・・・ι


>>魔族はそう口にした。そして、黒髪の腹の部分に衝撃波を叩き込んだ。
>>どし・・・・
>>近距離で食らっている為ダメージは大きい。それも、岩場にぶつかっているから倍増している。もう動く力さえ残っていない。
>アメリアさん、ぴーんちっ!
でも、某魔剣士出てこなーい。

>>だが、呪文は唱えられた。
>>「ダイナスト・ブラス・・・・・」
>>黒髪は呪文を解き放ったと同時にその場に倒れ込んだ。だが、当たっているのに魔族は平然としながら次々に魔道士を殺していき、黒髪のところまで来た。
>>『止めて頂けますか?』
>神の助け!!(違)
魔の助け!!(笑)


>>魔族がうめく声を上げるひまもなく砂になった。そして、その場所に立っているのはニコニコ顔を携えたおかっぱ頭のみだった。
>>「ちゃんと言うことは聞かないとこんな目に遭うのですよ。」
>>相当の大物だったのだろう。魔族をすぐに倒してしまうのだから・・・
>相変わらず、つよーのぅ。
まぁ、獣神官だし・・・・・


>>「大丈夫ですか?アメリアさん」
>>おかっぱ頭は黒髪と知り合いのようで心配していた。目は先ほど魔族を殺した時のままのにこにこ顔だった。
>にじうじんかく!!(違)
>実はあたしはあんまりゼロぽんが好きぢゃなかったりするさね・・・。ああっ!ファンの方!包丁握らないでさね!!
包丁・・・・・・握る方もしかしている?
うぅぅ・・・・ゼロリナ、ゼロフィリの方許して〜〜・・・・・(泣)


>>「貴方の知らない場所ですよ」
>>薄っすらと目を開けて黒髪を見据えていった。
>>「私の・・・・しらない場所・・・・?」
>>「ええ。そうですよ。アメリアさん。
>>貴方は魔族との戦いで死んでしまったのですよ」
>ええええええええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!!??(←しつこひ)
それが普通の反応だ!


>>そんな恐ろしい言葉を表情を崩さず言っていく。
>>「死んだ・・・?じゃあ、ここ、天国なんですね・・・・
>天国なら、アメリアさんもまだいいさねよね。
そう思ったことは間違いないと・・・・・

>>「冷酷非道な魔族。」
>あちしもそんな感じに思ってるけど・・・。(だから包丁とぎだすのもやめてってばさね!)
こう、キィーコ・・・・なんて音しない・・・・・・よね?


>>「だったらアメリアさんも同じになるんですよ?」
>>「へ・・・・・・?」
>>一瞬黒髪はおかっぱ頭の言ったことがわからなかったようで、間抜けな声を上げた。
>>「だから、アメリアさんも冷酷非道の魔族になるんですよ?」
>なしてさね!?
>アメリアさん魔族!?
正の力は反転すればすぐさま闇に変わる。
その為簡単だったのでしょう。(講座終了)

>>「はい?」
>>頭の思考回路が止まってしまったのか。何回おかっぱ頭が同じ事を言っても答えは分からないといった感じの答えばかりだった。
>>黒髪はおかっぱ頭と同じ魔族になってしまったという事が信じられないようだった。
>そりゃ、正義の塊(多分違う)がいきなり魔族になっちゃったらさねぇ・・・。
ビックリするよねー・・・・・・。


>>「アメリアさん。少し力を溜めておいた方がいいのかもしれませんねぇ・・・
>>眠って下さい。またゼルガディスさんに会いに行くときまでには起こしますから・・・・
>>ゆっくりと・・・・深く・・・。」
>出るさねか。ゼルやん。(←存在忘れてたうつけモノ)
何処で出たっけ?(完全忘れ)


>>黒髪はゆっくりゆっくりと・・深い眠りに落ちていく。
>>もう起きないのではないかと思うぐらいに深い眠りに・・・・
>>おかっぱは眠りに入ったばかりの黒髪にキスを送り、その場所を誰の目に付くこともないように厳重に封印した。
>ぎゃあ。ぎゃー。
ゼロス締める!(嘘)

>>そして、次にこの少女が目覚めたのはこれから10年後だった。
>じうねんもっ!?
どっかの誰かさんが封印するさい一緒に眠りの呪文掛けてたりして・・・・・

>>天使は消え堕天使が現れる。
>>天使と堕天使は正反対。
>>天使の心を返せば堕天使になる。
>>天使の姿を持った醜い化け物に・・・・・・
>哲学的な感じで感服モノ。
>一体こんな言葉どこから思いつくのさねか?
頭の中から。(マジ)
それに、ここは後で足したんですよ。投稿する2分前ぐらいに。


>>設定ではこの時点でセイルーンは崩壊したということになっています。
>ぎょえ。(謎)
>
>>しかも、流浪の旅に出ているグレイシア以外セイルーンの王族は死んだということになっています。
>げふっ。(謎)
>
>>ゼルガディスについての設定は・・・・・考えてなかった・・・・・(アホ)
>ぎゃひゅ。(謎)
>
>>でも、死んではいません。
>なるなる。さねさね。
大丈夫・・・・?(不安)


>>ま、いっか。
>>では、これから、天使と堕天使にお付き合い下さい。
>あちしの新作野望だと、悪魔的だったり、天使的だったり、結局全部違ったりと、ゆかりんにらいびゃる宣言したいなぁ、とか思ってたり。(嘘)
大丈夫。ライバルまで絶対にいかないから。(私が・・・)


>>桜井ゆかりでした。
>みつきでしたー☆
ありがとうございましたー。
また読んで下さい。
って、いまから、2を投稿するんだけどね・・・・・

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6264天使と堕天使2:堕天使が現れた日桜井 ゆかり。 E-mail 4/3-16:30
記事番号6250へのコメント




さぁて、2ですわ。
あと2話をスットクすれば『天使と堕天使』は完成だ。
よーし。がんばるぞぃ!





堕天使が現れた日




アメリアが眠りに付いてから10年が経った日。
パチリと目が覚めた。
寝ていた場所からふらふらとしながら立つと、周りに厳重な結界が張ってあるのか分かった。
スッと手を上げると、パリーーーーン・・・という音がして結界が崩れはじめた。
今のアメリアはこの封印を施したゼロスよりも魔力が高くなっており、あのスイフィード・ナイトと同等かそれ以上の力を持っていると推測される。
「ゼ・・・ロス・・・さん?何処です?」
心が何処かに飛んでいってしまった。という感じのように、あまり声から感情を読み取ることが出来ない。
そして、顔は寝起きといった顔をしている。
「お目覚めかしら?亜魔族アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン。
いえ。堕天使アメリア様。」
「堕・・・天使?」
自分の地位を表す言葉ではない言葉に混乱し、今現れたゼロスを生み出した獣王ゼラスが答えた。
「そう。昔は純粋で天使と呼ばれた貴方だからそう付いたのよ。
魔族に落ちた天使=堕天使ってね。
そして、貴方は魔王様の部下よ。」
「赤瞳の魔王の部下・・・?私はゼラスさんの部下だったはずですよ!」
「10年で変わったのよ。貴方が寝ている間の10年で。
覇王が倒されちゃったのよ。リナ=インバース及びガウリイ=ガブリエフ、後はエルフ族と竜族にね・・・・。
それで、私より魔力の高い貴方が5人の腹心の1人に選ばれた。」
「選ばれた?」
アメリアは自分の能力の高さに気付いていない。
それどころか自覚していなく寝ている間に上がってしまっている為に自分でどれくらいの力があるか分かっていない。
「そう。選ばれた。
ゼロスならリナ=インバース達の所よ。行ってあげたらどうかしら?」
コクリ・・・・・アメリアは頷いてその場所から消えた。





シュン・・・・!
アメリアが現れた場所は何処か可愛らしい家の真上。
白い壁に赤い屋根のお家。女の子ならば憧れるような家の造りだった。
「可愛い家ですねー。
ここにリナさんとゼロスさんが居るんですね。」
ニコッと笑いながら高度を落としていく。
仲間と再開できるという喜びを胸に抱えながら。
魔族といっても元が人間であって場合のみ喜びの感情を自ら出しても他人が出しているのを吸っても苦しくならない。
でも・・・今は苦しいよりも眠かったのは言わなくても分かるだろう。
スゥーッと加速を付けていき壁にぶつかると思ったときに姿を消し家の中に嵐のように現れる。
トトンっと床に足を付いてリナの方に振り向く。
「こんにちわ。お久しぶりです。リナさん。」
「あ、アメリアッ!!?」
アメリアの予想以上にリナは大声を上げた。
そんなリナの後ろに隠れるように2人の子供がチラチラと見える。
「そして、助けに来ましたよ。」
ニッコリと笑いながらリナの方を向きながら言って、クルリと後ろを向いてゼロスの方を向いて次の言葉を言った。
「ゼロスさん。」
・・・・・・・・・小さな沈黙。
その中で笑顔なのがアメリアとゼロスだけ。
リナなどは唖然として思考が完全に停止しているようである。
「な、なんですってぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?」
「と言うのは嘘です。
私は誰も助けに来てません。ですが、どうでしょうゼロスさん。
ここは私の顔に免じて退却してもらえませんか?」
リナが叫び声をあげると同時にアメリアは用意しておいた言葉を呟いた。
もちろん本当にどちらも助けに来たわけではない。只、ゼロスに会いに来ただけなのだから。
だけど、昔の仲間が自分の目の前で消されるのは見ていられない。
「・・・貴方に言われては退却する以外出来るわけありませんね・・・・。」
アメリアが今の魔王の部下の1人である為に上のものに逆らうわけにはいかない。
ゼロスには消える以外この場所を切り抜ける術を持たなかった。
「ありがとう。アメリア。
それにしても、昔と変わってないわねー。
もしかして、延命の術でも使ってるの?」
「いえ。只10年の間眠っていたんですよ。自分でも時を忘れるくらいに・・・
それよりも、ガウリイさんは何処に行ったんですか?
この状態だとリナさんの旦那さんですよね?」
「・・・・・死んだわ。ゼロスの攻撃からあたしを庇って・・・」
「・・す、すいません・・・・・。」
この時の謝罪にはちゃんと謝る気持ちが入っていた。
自分が寝ている間にこんなことになっているとは本当に知らなかった。
そして、それと同時に本気でどうして寝ていたのだろうか?と思って内心葛藤を繰り返す。
「じゃあ、ゼルガディスさんを知りませんか?」
「ゴメン・・・・分かんない・・・。」
「そうですか・・・・・・・
私、ゼロスさんを許せません!ゼロスさんの元に行ってきます!
それでは、リナさん。また会いましょうね。」
ニッコリ。
リナにはこの笑顔が死を覚悟している顔に見えたのだろう。おもいっきり叫んで呼び止めようとしてアメリアのマントを掴む。
「駄目よ!ガウリイの二の前になる!止めてお願い!アメリア!!」
「大丈夫ですよ。死ぬわけにはいきませんもん。」
スゥッとリナを脅かさない程度にほんの一瞬消えて捕まっている自分を自由にして家のドアから出て行く。
これ以上不安にさせたくなかったから。





「ゼロスさん!どうしてッどうして、ガウリイさんを殺したんですかっっっっ!!?」
「どうして・・?と言われましても・・・
上からの命令だったんですよ。堕天使アメリア様。」
アストラル・サイドに戻ってきたアメリアは即座にゼロスを見つけて噛み付いた。
もう噛み付くというよりも殺す覚悟で、といった方がいいだろう。
だが、ゼロスも馬鹿ではない。今の自分の力ではアメリアに勝てないと分かっている為に、なるべく穏便に済ませたかった。
「命令ですか・・・・
じゃあ、私も一つ命令を下します。
ゼルガディス=グレイワーズを探し出すよう!」
「・・・仰せのままに・・・」
ここで、ゼロスに命令を下しているアメリアは、もうセイルーンの王族でも、只の一人の人間でも、亜魔族でもない。人間と赤竜の力、そして、魔族の力が加わった天使だった筈の少女。いや、今は魔王の手下の一人、堕天使アメリアに他ならない。
もう人間に戻ることが叶わない。
今、真にゼルガディスの苦しみと悲しみが分かった気がした。
アメリアはゼロスがゼルガディスを探しに行ったのを確認してから自分の魔力を手の平に統一させ・・・・自分の配下を生み出した。だけど、殆ど魔力は渡していない。戦闘をする為に作られたものではないのだから。
「・・・堕天使アメリアの名において貴方に名前を与えます。
貴方の名前はシャドール。任務を与えます。合成獣(キメラ)の文献すべて燃やし尽くしなさい。」
「はっ・・・」
アメリアに生み出された小さな子供の姿を持った魔族は命令に従い文献を消しに行った。
──本当にこれで良かったのか・・・・?
もう一人の心(アメリア)がアメリアに呼びかける。
だけど、もう引き返せない。
アメリアに残された道は誰かに殺してもらう以外残されていないのだから。
人間か魔王シャブラニグドゥに殺してもらう他は自分の死ぬ道は残されていない・・・・
──そう。私は殺して欲しいだけ。
──今の姿を晒していくのはもう嫌。
──誰か・・・・私を堕天使から・・・・人間に戻して下さい・・・・・・
今の自分では叶わぬ願いを心に秘めながらアメリアは泣いた・・・・・。



天使は消えた。
堕天使が現れた。
浅はかな自分の願いを叶える為に・・・・
堕天使になれど、心は・・・・天使のまま。
だけどもう・・・・・・白く輝くことは有り得ない・・・・




続きを書かないとなー。
あとはエピローグとその前だけ。
でも、どんなのにしようか?(殆ど決まってるけど・・・・)
下書きないし・・・・・只、思い付いたものだし・・・・・
まぁ、頑張るか!





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6268って!あと二話で終わりさねか!?風林みつき 4/3-22:58
記事番号6264へのコメント

桜井 ゆかり。さんは No.6264「天使と堕天使2:堕天使が現れた日」で書きました。
>
>
>
>
>さぁて、2ですわ。
>あと2話をスットクすれば『天使と堕天使』は完成だ。
完結するってことさねか?速いのぅ。

>よーし。がんばるぞぃ!
頑張ってくれいさね。


>堕天使が現れた日

>アメリアが眠りに付いてから10年が経った日。
>パチリと目が覚めた。
おはよーv(違)

>スッと手を上げると、パリーーーーン・・・という音がして結界が崩れはじめた。
>今のアメリアはこの封印を施したゼロスよりも魔力が高くなっており、あのスイフィード・ナイトと同等かそれ以上の力を持っていると推測される。
姉さま以上!?

>「お目覚めかしら?亜魔族アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン。
魔族になってからも、『セイルーン』の名はあるんですさね。

>いえ。堕天使アメリア様。」
堕天使だとないのさね。

>「そう。昔は純粋で天使と呼ばれた貴方だからそう付いたのよ。
>魔族に落ちた天使=堕天使ってね。
>そして、貴方は魔王様の部下よ。」
そーいえば、関係ないんだけどさね、裁判官の人とかが、黒い服着てるのって、『何者にも染まらない』みたいな理由で、『黒』には正義の意味もあるらしいさねよ。社会の法律でちょっと前に習ったさね。(二月ぐらいだったかな?)

>「赤瞳の魔王の部下・・・?私はゼラスさんの部下だったはずですよ!」
>「10年で変わったのよ。貴方が寝ている間の10年で。
>覇王が倒されちゃったのよ。リナ=インバース及びガウリイ=ガブリエフ、後はエルフ族と竜族にね・・・・。
うに。ぷちっとさねぇ・・・。(激違)

>それで、私より魔力の高い貴方が5人の腹心の1人に選ばれた。」
空席ですもんさね。そーいえば、フィブりんの席は?

>「そう。選ばれた。
>ゼロスならリナ=インバース達の所よ。行ってあげたらどうかしら?」
>コクリ・・・・・アメリアは頷いてその場所から消えた。
もう力がちゃんと使えるさねか・・・。

>シュン・・・・!
>アメリアが現れた場所は何処か可愛らしい家の真上。
>白い壁に赤い屋根のお家。女の子ならば憧れるような家の造りだった。
あちしはそーゆーのはダメさね☆(死っv)あちしは歳に似合わず、黒服好きの女さね(死っv)。

>トトンっと床に足を付いてリナの方に振り向く。
>「こんにちわ。お久しぶりです。リナさん。」
>「あ、アメリアッ!!?」
>アメリアの予想以上にリナは大声を上げた。
>そんなリナの後ろに隠れるように2人の子供がチラチラと見える。
ぎゃーぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・(←隠れリナさん至上主義)
あたしってば、ガウリナもあんまり好きぢゃなかったり・・・だからファンの人やめてってばさ!
基本的にマイナー派(爆)。て、ゆーより、カップリングはそんなに・・・。唯一好きなのはヴァルフィリかなぁ?

>「と言うのは嘘です。
>私は誰も助けに来てません。ですが、どうでしょうゼロスさん。
>ここは私の顔に免じて退却してもらえませんか?」
あぁ・・・良かったさね・・・。アメリアさんが、堕天使になっても、あたしのリナさん(爆)殺っちゃう人(?)にならなくて・・・(涙)

>だけど、昔の仲間が自分の目の前で消されるのは見ていられない。
>「・・・貴方に言われては退却する以外出来るわけありませんね・・・・。」
中間管理職のゼロぽんは、誠によろしいさね(外道)。

>アメリアが今の魔王の部下の1人である為に上のものに逆らうわけにはいかない。
>ゼロスには消える以外この場所を切り抜ける術を持たなかった。
>「ありがとう。アメリア。
>それにしても、昔と変わってないわねー。
>もしかして、延命の術でも使ってるの?」
リナさんって、アメリアさんが堕天使になってしまったこと知ってるさねか?

>「いえ。只10年の間眠っていたんですよ。自分でも時を忘れるくらいに・・・
>それよりも、ガウリイさんは何処に行ったんですか?
>この状態だとリナさんの旦那さんですよね?」
>「・・・・・死んだわ。ゼロスの攻撃からあたしを庇って・・・」
えっ!?(v(爆))

>「じゃあ、ゼルガディスさんを知りませんか?」
>「ゴメン・・・・分かんない・・・。」
>「そうですか・・・・・・・
>私、ゼロスさんを許せません!ゼロスさんの元に行ってきます!
>それでは、リナさん。また会いましょうね。」
何か安心しちゃった☆

>ニッコリ。
>リナにはこの笑顔が死を覚悟している顔に見えたのだろう。おもいっきり叫んで呼び止めようとしてアメリアのマントを掴む。
>「駄目よ!ガウリイの二の前になる!止めてお願い!アメリア!!」
>「大丈夫ですよ。死ぬわけにはいきませんもん。」
安心ぢゃない。

>「ゼロスさん!どうしてッどうして、ガウリイさんを殺したんですかっっっっ!!?」
>「どうして・・?と言われましても・・・
>上からの命令だったんですよ。堕天使アメリア様。」
でも最初は・・・っていうか、もとはリナさん狙ってたんですさねよね?

>「命令ですか・・・・
>じゃあ、私も一つ命令を下します。
>ゼルガディス=グレイワーズを探し出すよう!」
ゼールやーん!(謎)

>アメリアはゼロスがゼルガディスを探しに行ったのを確認してから自分の魔力を手の平に統一させ・・・・自分の配下を生み出した。だけど、殆ど魔力は渡していない。戦闘をする為に作られたものではないのだから。
すっごい、アメリアさんらしくて好きさねv

>「・・・堕天使アメリアの名において貴方に名前を与えます。
>貴方の名前はシャドール。任務を与えます。合成獣(キメラ)の文献すべて燃やし尽くしなさい。」
しゃどーるぅ!安易ぢゃなーい☆(死)

>──本当にこれで良かったのか・・・・?
>もう一人の心(アメリア)がアメリアに呼びかける。
>だけど、もう引き返せない。
>アメリアに残された道は誰かに殺してもらう以外残されていないのだから。
すごく、辛い・・・。

>人間か魔王シャブラニグドゥに殺してもらう他は自分の死ぬ道は残されていない・・・・
>──そう。私は殺して欲しいだけ。
>──今の姿を晒していくのはもう嫌。
>──誰か・・・・私を堕天使から・・・・人間に戻して下さい・・・・・・
>今の自分では叶わぬ願いを心に秘めながらアメリアは泣いた・・・・・。
この辺、読み返せば読み返すほど、泣きそうになってく・・・。

>天使は消えた。
>堕天使が現れた。
>浅はかな自分の願いを叶える為に・・・・
>堕天使になれど、心は・・・・天使のまま。
>だけどもう・・・・・・白く輝くことは有り得ない・・・・
前回に引き続きかっこいーさねー。

>続きを書かないとなー。
>あとはエピローグとその前だけ。
意外と短いのさね。
・・・・・・くっ!ライバル宣言したかった(嘘)のに・・・!(←今やってるの終わらせないと始めれない奴)

>でも、どんなのにしようか?(殆ど決まってるけど・・・・)
>下書きないし・・・・・只、思い付いたものだし・・・・・
あちしは全部、下書きなっしんぐでオチも書きながら考えてるさね!(無意味に威張り)

>まぁ、頑張るか!
頑張ってさね〜☆

ではでは。みつきでした☆

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6269ソレチガウアルネ。(何故カタカナ?)桜井 ゆかり。 E-mail 4/3-23:58
記事番号6268へのコメント

風林みつきさんは No.6268「って!あと二話で終わりさねか!?」で書きました。
>
>桜井 ゆかり。さんは No.6264「天使と堕天使2:堕天使が現れた日」で書きました。
>>
>>
>>
>>
>>さぁて、2ですわ。
>>あと2話をスットクすれば『天使と堕天使』は完成だ。
>完結するってことさねか?速いのぅ。
スットク。違う場所に置いとくんですよ。
それで、コピーして、こっちにベーストとすると。


>>よーし。がんばるぞぃ!
>頑張ってくれいさね。
応援ありがとー!


>>アメリアが眠りに付いてから10年が経った日。
>>パチリと目が覚めた。
>おはよーv(違)
一応は合ってるかも・・・・・


>>スッと手を上げると、パリーーーーン・・・という音がして結界が崩れはじめた。
>>今のアメリアはこの封印を施したゼロスよりも魔力が高くなっており、あのスイフィード・ナイトと同等かそれ以上の力を持っていると推測される。
>姉さま以上!?
恐いなー・・・・・



>>「そう。昔は純粋で天使と呼ばれた貴方だからそう付いたのよ。
>>魔族に落ちた天使=堕天使ってね。
>>そして、貴方は魔王様の部下よ。」
>そーいえば、関係ないんだけどさね、裁判官の人とかが、黒い服着てるのって、『何者にも染まらない』みたいな理由で、『黒』には正義の意味もあるらしいさねよ。社会の法律でちょっと前に習ったさね。(二月ぐらいだったかな?)
へー。知らなかった・・・・
覚えとこーっと。(メモメモ)

>
>>「赤瞳の魔王の部下・・・?私はゼラスさんの部下だったはずですよ!」
>>「10年で変わったのよ。貴方が寝ている間の10年で。
>>覇王が倒されちゃったのよ。リナ=インバース及びガウリイ=ガブリエフ、後はエルフ族と竜族にね・・・・。
>うに。ぷちっとさねぇ・・・。(激違)
弱ってたからね・・・・覇王様・・・・・


>>それで、私より魔力の高い貴方が5人の腹心の1人に選ばれた。」
>空席ですもんさね。そーいえば、フィブりんの席は?
空席かな?相変わらず。(考えてなかった・・・・←焦)


>>「そう。選ばれた。
>>ゼロスならリナ=インバース達の所よ。行ってあげたらどうかしら?」
>>コクリ・・・・・アメリアは頷いてその場所から消えた。
>もう力がちゃんと使えるさねか・・・。
一応目覚めてるからね。

>>シュン・・・・!
>>アメリアが現れた場所は何処か可愛らしい家の真上。
>>白い壁に赤い屋根のお家。女の子ならば憧れるような家の造りだった。
>あちしはそーゆーのはダメさね☆(死っv)あちしは歳に似合わず、黒服好きの女さね(死っv)。
私もだめだー・・・・なんちゅうか乙女チック嫌いアルよ・・・・


>>トトンっと床に足を付いてリナの方に振り向く。
>>「こんにちわ。お久しぶりです。リナさん。」
>>「あ、アメリアッ!!?」
>>アメリアの予想以上にリナは大声を上げた。
>>そんなリナの後ろに隠れるように2人の子供がチラチラと見える。
>ぎゃーぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・(←隠れリナさん至上主義)
>あたしってば、ガウリナもあんまり好きぢゃなかったり・・・だからファンの人やめてってばさ!
>基本的にマイナー派(爆)。て、ゆーより、カップリングはそんなに・・・。唯一好きなのはヴァルフィリかなぁ?
基本的にはリナはガウリイかゼロスがいいなー。
そういえば、マイナーでガーリナとかアル(アルメイス)リナとかあるらしいね・・・・(汗)
無茶苦茶無理に近いのがアルアメ・・・・(死____)



>>「と言うのは嘘です。
>>私は誰も助けに来てません。ですが、どうでしょうゼロスさん。
>>ここは私の顔に免じて退却してもらえませんか?」
>あぁ・・・良かったさね・・・。アメリアさんが、堕天使になっても、あたしのリナさん(爆)殺っちゃう人(?)にならなくて・・・(涙)
殺りたくない・・・・殺りたくない・・・・


>>だけど、昔の仲間が自分の目の前で消されるのは見ていられない。
>>「・・・貴方に言われては退却する以外出来るわけありませんね・・・・。」
>中間管理職のゼロぽんは、誠によろしいさね(外道)。
>
>>アメリアが今の魔王の部下の1人である為に上のものに逆らうわけにはいかない。
>>ゼロスには消える以外この場所を切り抜ける術を持たなかった。
>>「ありがとう。アメリア。
>>それにしても、昔と変わってないわねー。
>>もしかして、延命の術でも使ってるの?」
>リナさんって、アメリアさんが堕天使になってしまったこと知ってるさねか?
それは、次のお楽しみということで☆

>>「いえ。只10年の間眠っていたんですよ。自分でも時を忘れるくらいに・・・
>>それよりも、ガウリイさんは何処に行ったんですか?
>>この状態だとリナさんの旦那さんですよね?」
>>「・・・・・死んだわ。ゼロスの攻撃からあたしを庇って・・・」
>えっ!?(v(爆))
ショックッ!!(嘘)

>>「じゃあ、ゼルガディスさんを知りませんか?」
>>「ゴメン・・・・分かんない・・・。」
>>「そうですか・・・・・・・
>>私、ゼロスさんを許せません!ゼロスさんの元に行ってきます!
>>それでは、リナさん。また会いましょうね。」
>何か安心しちゃった☆
よかった。


>>「駄目よ!ガウリイの二の前になる!止めてお願い!アメリア!!」
>>「大丈夫ですよ。死ぬわけにはいきませんもん。」
>安心ぢゃない。
あんなのだもん。冷酷非道の魔族ッ!

>>「ゼロスさん!どうしてッどうして、ガウリイさんを殺したんですかっっっっ!!?」
>>「どうして・・?と言われましても・・・
>>上からの命令だったんですよ。堕天使アメリア様。」
>でも最初は・・・っていうか、もとはリナさん狙ってたんですさねよね?
そーだね。命令だもん・・・・ゼラス様の・・・
断ったら・・・・カッっと首斬られるかも・・・・(恐)

>>「命令ですか・・・・
>>じゃあ、私も一つ命令を下します。
>>ゼルガディス=グレイワーズを探し出すよう!」
>ゼールやーん!(謎)
何処ーーー!?
ワオォ─────ン(犬?)

>>アメリアはゼロスがゼルガディスを探しに行ったのを確認してから自分の魔力を手の平に統一させ・・・・自分の配下を生み出した。だけど、殆ど魔力は渡していない。戦闘をする為に作られたものではないのだから。
>すっごい、アメリアさんらしくて好きさねv
戦闘嫌い。やっぱり自然派でしょう。


>>「・・・堕天使アメリアの名において貴方に名前を与えます。
>>貴方の名前はシャドール。任務を与えます。合成獣(キメラ)の文献すべて燃やし尽くしなさい。」
>しゃどーるぅ!安易ぢゃなーい☆(死)
だーって、なーんにも思い付かなかったから・・・・
最初の設定では『ガディス』になってたけど、モロバレだから、止めたヨ。

>>──本当にこれで良かったのか・・・・?
>>もう一人の心(アメリア)がアメリアに呼びかける。
>>だけど、もう引き返せない。
>>アメリアに残された道は誰かに殺してもらう以外残されていないのだから。
>すごく、辛い・・・。
ダークだから・・・・いつも以上に・・・・・

>>人間か魔王シャブラニグドゥに殺してもらう他は自分の死ぬ道は残されていない・・・・
>>──そう。私は殺して欲しいだけ。
>>──今の姿を晒していくのはもう嫌。
>>──誰か・・・・私を堕天使から・・・・人間に戻して下さい・・・・・・
>>今の自分では叶わぬ願いを心に秘めながらアメリアは泣いた・・・・・。
>この辺、読み返せば読み返すほど、泣きそうになってく・・・。
しくしくしく・・・・・(泣)
一まーい・・・・(違)

>>天使は消えた。
>>堕天使が現れた。
>>浅はかな自分の願いを叶える為に・・・・
>>堕天使になれど、心は・・・・天使のまま。
>>だけどもう・・・・・・白く輝くことは有り得ない・・・・
>前回に引き続きかっこいーさねー。
やっぱり2分前☆
いやーさ、星とか神話とかは詳しくてね。

>>続きを書かないとなー。
>>あとはエピローグとその前だけ。
>意外と短いのさね。
>・・・・・・くっ!ライバル宣言したかった(嘘)のに・・・!(←今やってるの終わらせないと始めれない奴)
まぁまぁまぁ・・・・でも、早めに終らせないとまずいな・・・・
新学期が始まって仕事で埋まるぅぅぅぅぅぅ(泣&絶叫)

>>でも、どんなのにしようか?(殆ど決まってるけど・・・・)
>>下書きないし・・・・・只、思い付いたものだし・・・・・
>あちしは全部、下書きなっしんぐでオチも書きながら考えてるさね!(無意味に威張り)
おおー。(シュプレヒコール)

>>まぁ、頑張るか!
>頑張ってさね〜☆
>
>ではでは。みつきでした☆
ありがとうございました。
これからも、これは一日ペースで書いていくアルヨ。

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6270天使と堕天使3:天使傷付く桜井 ゆかり。 E-mail 4/4-00:16
記事番号6264へのコメント



アイスクリーム落としちゃったぁ・・・・(実話)
形が変化してるしぃぃぃ・・・・・しくしくしく・・・・泣けてきたよ〜〜・・・・・
解説はあとにして、3をどうぞぉぉぉ・・・・・(泣泣泣)





天使傷付く




「アメリアちゃ────ん!
・・・・・寝てるのかしら?」
ゼロスの上司のゼラスがアメリアの住んでいる天使の塔の最上階に来ていた。
まるで堕天使が天使の位に戻りたいと訴えているかのように高い塔の最上階にアメリアの玉座があった。
「ゼラスさん・・・・
どーしたんですか?」
「アメリアちゃんはなにか趣味がないのかしら?と思って来てみたんだけど・・・・なにも趣味みたいなのがないのね・・・。」
「それってもしかして・・・ダルフィンさんの人形集めとかのことですか?」
この前までは人間を人形にしていたそうだが、やっぱり人形の方がいい。ということで何処からともなく人形を買ってきて、海王の城の中は人形だらけで何処が玉座か分からなくなっているらしい。
その為にアメリアは海王の城には近付かないように注意している。
「趣味・・・・ですか・・・・?
そうですね・・・・。
あ。ガウリイさんの魂でも呼び戻して紛い物の体でもあげてリナさんの前にでも出してみましょうか?」
こんな悪逆な事を言うが、本当にやろうとは思わない。
最後にちゃんとリナさんの元に返してあげたい。
「そう?じゃあ、ガウリイ=ガブリエフの魂でも呼び出しましょうか?」
ゼラスはスッと目の前に手を持ってきて人間では発音不可能な言葉で呪文を唱える。
魔族でも人間を“生き返らせる”のは無理。だけど、なにか別のものに入れるのは可能で、人間の型をした物の中に魂を入れることならば出来る。
アメリアはそれと同時にガウリイと似ている人形をダルフィンの城から拝借してゼラスの前に置く。
「・・・・・・・!」
ゴォォッと恐ろしいぐらいの魔力がこの塔の中に犇めく。
今にこの塔が壊れてしまうのではないかというくらい。
塔が壊れるのは困るのでアメリアは塔全体に強化の呪文を掛け、ゼラスの魔法が終るのを玉座に座って待つ。
そして、数分後にこの塔に犇めいていた魔力は一切無くなり、人形の中にガウリイの魂が込められた。
「・・・凄い・・・魔法を使えるんですね。ゼラスさん!」
「まぁ、アメリアちゃんにも出来る筈だけど・・・・今ので覚えた?」
「えぇっ!?私にも使えるんですか!?
知ってたらもっとよく見てましたよぉ・・・・。なんだか損した気分です・・・・。」
「もう一回やるときに呼んでくれたらもう一度見せてあげるけど、それで覚えなかったらもう見せてあげないから、覚悟しなさい。」
「分かりました〜〜〜〜・・・・
今度はちゃんと覚えますから〜〜〜〜〜・・・また、見せて下さい〜〜〜・・・・」
涙混じりで言うアメリアを見てゼラスはニッコリと笑って快く答えてくれた。
「ちゃんと見せてあげるわよ。アメリアちゃんが覚えるまでね。」


「さてと、ガウリイさん。リナさんに会いたいですか?」
ゼラスがこの塔から消えてからアメリアはやっとガウリイに問い掛けた。
すると、ガウリイからは警戒が解かれていない状態で低い声で言葉が返ってくる。
「・・・アメリアか・・・?」
「そうですよ。でも、どうしてですか?」
「服が違うからな。」
「あ。成る程・・・。」
今のアメリアの服装は白一色ではなく、白と黒が混ざっている服を着ている。
それに、巫女服ではなく、下は長いスカート。上は長く足まで届く白と黒のぶち服。
天使が白ならば、堕天使は白と黒が入っている色だろう。そういってこの服を作ってくれたのはゼロス。
「じゃあ、こっちならばいいですか?」
パチンっと指を鳴らすと上から少しずつ服が変わっていく。
そして、すぐに昔の巫女服に戻る。
今の服とのギャップが凄い大きく、ガウリイはすっかり固まってしまった。
「やっぱり今までの服に戻りますね・・・・・。」
今日2回目の涙を流しながらアメリアは元の服装に戻った。


「へー。魔族としてゼロスに助けられたわけなのか・・・・・。」
「ええ。なんだか、ゼロスさんの被害に遭った人が増大してますね・・・・。」
「それで、これからどうするつもりなんだ?」
「もうよく分からないんです・・・・。自分がなにをしたいか・・・・。」
「ゼルには会わないのか?」
「会います。今、ゼロスさんに捜索してもらっていますが・・・・手を出しているでしょうね・・・・・。」
「手を・・・・出す?」
「つまり闘っているんじゃないか。と言っているんです。」
「おー。成る程。」
ポムっと手を打って納得するガウリイ。
本当に納得しているかどうかは謎だがアメリアはここで、自分の話を止めた。
「ガウリイさん。リナさんの元に帰りたいですか?
私はその為にガウリイさんの魂を呼び戻したんですから。」
「・・・・オレは役立たずだ。このままリナの元に戻っても・・・・・・・。」
「でも、リナさんゼロスさんに狙われ続けていますよ。
それでも・・・・・・・ですか?」
「・・・・アイツに狙われ続けているのか!?
まだ生きているのか・・・・?リナは・・・・」
「生きていますよ。今のところは・・・・ですけどね・・・。」
「・・・・・・じゃあ、戻る。アイツの好き勝手にはやらせない。
もう一度オレはリナを護る!」
バンッ!!
その言葉を言ったと同時にガウリイの足元に大きな穴があく。
一瞬の出来事だったのでガウリイには避けるという行動が出る前に落ちていってしまう。
アメリアは少しの間穴を見て、自分もその中に落ちていった。


ドッドンっ!!
重いものが床に落ちる。
リナと子供たちが唖然としていると、天井からアメリアも降ってくるが、いつものように頭から着地することなくトンっと軽快な音を立てちゃんと足から着地する。
「はいー!リナ=インバースさんへ、堕天使様からのお届け物でございますー!!
外見は人形。だけど、中身はホワホワクラゲのガウリイ=ガブリエフさんです!!」
「・・・・・堕天使・・・・・・?
これが・・・・・ガウリイ・・・・・?」
「そうでーす!堕天使様が人形の中にガウリイさんの魂を封じ込めて、私がお運びましたー。」
まるで自分が堕天使だと分からせないように軽く言った。自分が魔族だと知られたくなかったからだ・・・・
「それよりも、堕天使って誰?新しい魔族?」
「堕天使って言うのは、魔王の配下の1人。
まぁ、属に言う穴埋めみたいなものでうね。その人が戻してくれて、私はガウリイさん共々捨てられたという訳です。」
「・・・・・・・・アメリア・・・・
それ以上は言わなくていいよ・・・。本当は知ってるの。ゼロスに全部聞かされたから・・・・・・」
ハッという顔になってアメリアは俯いた。
話しているとは思わなかった。アメリアは一言残してその場所から消えた。
「ごめんなさい・・・・・」
「アメリアッ!!」
リナが叫ぶものの、アメリアはもう消えた。
そして、この家に近寄ることはないだろう。
リナは言ってから後悔を覚え・・・・・・悔やんだ・・・・・


天使は心を傷つけた。
堕天使は笑った。
もう自分ではどっちが本当なのか分からない。
天使は悲しく考えられない。
堕天使は笑い楽しんでいる。





はい。3でした。
とりあえずアイスクリームはビニールに入ったまま落としたから食べれました。(よかった)
あと五日!!絶対に終らせなければッ!
そに、本だって読まなければ!!
でも・・・・分厚い・・・・・
上下巻合わせて・・・・何ページだろ?
上巻790ページ。下巻654ページ。合わせて・・・・1444!!?
ンなに読んでたんだ・・・私・・・
あ、これは本当に存在する本ね。ザ・スタンドっていう題名でスティーブン・キングが書いている本なのさー!!
読み途中の感想を1つ。
長い・・・・・・(笑)
借りて来なければよかったと反省中。
皆さんも読んでみたらどうでしょう?そこまで気力と根性があるのならば・・・・(笑)



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6274天使と堕天使4:天使闇に染まる桜井 ゆかり。 E-mail 4/5-02:14
記事番号6270へのコメント



おこんばんわ。
あ、でも、違うかな?今一応は朝だし・・・・
でも、・・・・外は暗いなー。まだ。
昼寝しなければよかったよーーーーー!!眠れなーーーーい!!
という訳で投稿します。(どういうわけじゃい!)
では、4です。




天使闇に染まる




スッとアメリアが現れたのはセイルーンのお城があった場所。
あの戦争でセイルーンは落ち、見るも無残な姿を荒野に晒している。
荒れ果て誰も手を付けず支配することもせず、無残なまま歴史に残されていく。
いくら魔族になったからといっても、元はこの国の人間。自分の故郷が破壊された姿をそのまま残しておくのは嫌だ。いっそのことすべてを焼き払ってくれればよかった・・・・・
それに、今の私の状態はこの国のようだった。
元の大きな国に戻ることも出来ない。土に還えることも出来ない・・・。
だったら・・・・・・・この手で・・・・・・!
バチバチバチ・・・・
スッと呪文を唱えることなく魔法の・・・・・いや、漆黒の輝きが集ってくる。
光が集ってこないということは、もう天使の存在は消え失せている。
罪悪感、苦しみ、悲しみ、怒り。負の感情に押しつぶされて・・・光は消え失せた。
「消えてぇぇ─────っっっっ!!」
頭の上まで魔法を持っていき、振り下ろした。
一瞬魔法と城の間に誰かが入り込む。
だが、そんなに力を込めていないが、並みの人間ならば一発で死ぬぐらいの力は入っている。
馬鹿な人ですね・・・・・。そう思った瞬間、
パシュ───────ン・・・・・!
大きな音がして魔法は弾かれた。
「自然破壊。それは良くない行動です。アメリア様。いえ。元姫様。」
短い緋色の髪に感情が入っていない同色の瞳。
人間よりも魔族の性質を持つ希代の賢者。10年経っても変わらぬ姿でいるこの女性はマティリナス。
「なっ!?なんで・・・・・」
「お忘れでしょうか?私には魔族を見る力が備わってしまったことを。」
ある配下の魔族がこの賢者の命を狙う為に6年も近くにいて見張り続けていたために異常が起こってそんな能力が付いてしまった。
それに魔力は底無しで、自分ではコントロール不可能なぐらいの魔力を持っているが、封印し、半分まで減らしている。
「それで・・・・ですか・・・・・
大きな失敗をしたようですね・・・・・。それにしても、マティリナスさんがどうしてここに?」
「只、旅の途中でした。この近くにアイツの研究所が存在すると聞いたものですので・・・・
そしたら、魔族の存在を感じたものですから。」
「それでいきなり魔法の前に飛び出したんですか・・・・・・・?」
「そういう事です。あれだけ大きな魔法だと思いませんでしたけど・・・・。
私も10年で大分変わったでしょう?堕天使アメリアさん。」
ニッコリと笑うマティリナス。昔では殆ど考えられなかった笑顔があった。
「そうですね。」
「あ。そうそう。お兄ちゃんがムカツク魔族を追い掛け回してるってこの前叫んでいたときに会いました。」
ムカツク魔族ってもしかして・・・・・シャドールのこと・・・・・?
少し考えてから口を開いた。
「ゼロスさんのことですかね・・・。」
「しらばっくれるのもいい加減にした方がいいです。
貴方の生み出した魔族でしょう?」
「知ってるんですか?それなら、消えてもらいますよ?私の目的達成の障害になり兼ねますから。」
ギロッと睨まれるマティリナス。
少し驚き後ろにさがりながら挑発するように言った。
「すべて知っています!それに、私を倒せるものなら倒せばいいでしょう!?」
その言葉のすぐ後にアメリアは魔法を迷うことなく放った。
「くぅっ・・・・・・!!」
ドパァァァ─────ン・・・・・!
──自分が避けたらセイルーンのお城に・・・・・アメリア様の思い出の地を壊してしまう・・・・・!
バババ─────ン!
「どうしたんですか!?反撃はしないんですか?
死んじゃいますよ?」
パァンッ!
軽めの音が響き、マティリナスの右足が爆発する。
異常な程の痛みに精神力が低下し、地上に落ちていく。普通の人間なのだからこのままほっといておいたら簡単に死ぬだろうが、アメリアは容赦しない。
火炎球(ファイヤー・ボール)の嵐。呪文を唱えなくてもいい為に何度も何度も放っていく。
そして最後に漆黒の光を集めて、放つ。今度は手加減はなし。
「虹結界晶(セブン・ジョウカイ)!!!」
痛みを堪えて呪文を放つ。が、何度かアメリアの魔法を接触すると割れてしまい、全部の力がマティリナスに襲いかかる。
「きゃぁ────────・・・・・・・・・!」
悲鳴は途中で切れる。マティリナスは漆黒の闇の中で溶けて消えてしまったのだ。


もう天使は微笑まない。
もう天使は・・・・・復活しない・・・・・・。
もう純白には戻れない。
何故なら・・・・堕天使の烙印を押されてしまったのだから・・・・・・


「もう昔の甘さはないようですね・・・・。」
「さぁ、目的達成はもう少し。頑張りましょう。ゼラス。」
「ええ。堕天使アメリアちゃんには内緒よ。
さぁ、ゼロス。行動に移りなさい!」
「はい。獣王様・・・・・。」



天使は死んだ。
天使は生き返らない。
天使はもう・・・・・救われない・・・・・
堕天使も、もう・・・・・救われない・・・・



オリキャラ出したのは、意味あり。
1、リナとガウリイの住まいから離れたから2人を殺すことは出来ない。
2、ゼルガディスをここで出すわけにいかない。
3、ゼロスを滅ぼすことは却下。同族殺しになるから。
4、だったらオリキャラがぷちぃっと殺られればいいか。
となったわけです。

それにしても、眠れないってやだなー。

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6284まてぃりなす〜☆風林みつき 4/5-22:11
記事番号6274へのコメント


とゆーわけでごめんなさいさね。(いきなり)
今回は時間がないので、引用文もなしに、短いですさね。

まてぃりなす〜・・・。って、殺られちゃったんですかさね?アメリアさんに?ぷちぃっと?(爆)
しっかし・・・。出した理由がほぼ、『他にぷちぃっと殺っちゃう相手がいなかったから』みたいなんぢゃあ、あんた・・・。

ま。いーや。ではでは。さねさね。(本気で短い)

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6286うっ・・・・(焦)桜井 ゆかり。 E-mail 4/6-02:58
記事番号6284へのコメント

風林みつきさんは No.6284「まてぃりなす〜☆」で書きました。
>
>
>とゆーわけでごめんなさいさね。(いきなり)
>今回は時間がないので、引用文もなしに、短いですさね。
どーぞどーぞ。(寝ろよ。自分。只今夜中の3時10分前)


>まてぃりなす〜・・・。って、殺られちゃったんですかさね?アメリアさんに?ぷちぃっと?(爆)
そう。ぷちぃっと(笑)
そう言えば、最初『マティリナス』っていうのを友達に言ったら『なにナス?』とか聞かれた記憶が・・・・・・


>しっかし・・・。出した理由がほぼ、『他にぷちぃっと殺っちゃう相手がいなかったから』みたいなんぢゃあ、あんた・・・。
うっ・・・・・・(焦)
さぁて、寝よ寝よっと(逃)


>ま。いーや。ではでは。さねさね。(本気で短い)
ありがとうございました。
って、本当に寝ないと・・・・・明日学校に行かなきゃいけないし・・・・
本部会で・・・・・・まだまだ春休みなのに・・・・辛いな〜・・・・・
では、また明日・・・・・って・・・・違うッ!
あと12時間後ぐらいに訪れると思います。ではでは。


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6293天使と堕天使5:堕天使邂逅桜井 ゆかり。 E-mail 4/6-22:52
記事番号6274へのコメント



こんばんわ。
3時なんて全然駄目だったじゃない・・・・
疲れて寝てたらばか殿見逃したぁぁぁぁ!!
ごちバトルも見逃してるし、ドラえもん・・・は別にいいかな?




堕天使邂逅。




「アメリアさんっ!!
ゼルガディスさんの居場所が分かりました!」
「・・・・・何処ですか?」
「滅びの砂漠の一歩手前というところにゼルガディスさんはいます。」
ついに来てしまった・・・・。この時が・・・・・・・
自分の望みを叶えるには・・・どうしても必要な道。それが、ゼルガディス=グレイワーズをこの手で殺すこと。それが出来なければ・・・・・私は・・・・・
ハッとしてアメリアは殺すのを嫌がっていることを知る。だけど・・・・・殺さなくてはいけない。
苦悩する頭の中で整理されて出て来た言葉は・・・・・実に酷なものだった・・・・。
「もう・・・苦しむことはなくなります。ゼルガディスさん・・・・・。」




セイルーンが崩壊してから10年。セイルーンの城は無残な姿を大地に晒したまま時が過ぎていった。
あの王族は一体どうなったのだろうか?
死体は見つからなかった。それに、長女であるグレイシアは王宮の中にはいなかった為に、生存が予想されたが、10年経ってもセイルーンに姿を現わすものはいなかった。
速攻で飛んでいくと思われた人物は、こんな砂漠の端っこでなにかを考えながら歩いていた。
そんな人物を上の方で見ている人物が1人。堕天使アメリア。
「10年・・・・・私が死んでから10年も生きて・・・ゼルガディスさんは辛かったんですよね・・・・。」
言いながら両手に魔力を溜めはじめる。
「もう・・・・・ごめんなさいっっっ!!」
ブンッ!!
スッと力を抜いて下降を始めるアメリア。
もう下降はどうやっても止められない。目的の人物が見えたときに手に持っていた魔力を投げつける。
ドガァァン!!バガァァァン・・・・・!
「おわぁぁっ!!」
白いマントで自分の体を包み、少しでもダメージを少なくする。冷静な判断を持っているのがこれだけでも分かる。
「誰だ!!?」
「私です。」
スタッと綺麗に着地する。そして、伏せていた目を開いて真っ正面からゼルガディスを見据えた。
「お久しぶりです。ゼルガディスさん。13年ぶり・・・・ぐらいでしょうか?」
「セイルーンが滅んだそうだが・・・・・生きていたな・・・・・。」
嬉しさの方が勝っているのだろう。姿が変わっていないのは二の次だ。
「生きていた・・・・と言うのは正確な表現じゃありません・・・
もう、人間ではないのだから・・・・。」
「どういうことだ?」
「私は魔王の部下の1人。堕天使アメリアです。
本当は獣王の部下だったんですけどゼロスさんに10年間眠らされていたんです。それで、魔力は増大。2人の腹心よりも魔力が多くなってしまって・・・何時の間にか任命されていました。」
「魔族になったということか・・・・・?」
コクリ・・・
これ以上喋ると嫌なことまで出てきそうで口を開くのを止めて頷くだけにとどめた。
「で、魔族の元を逃げ出してきた・・・・・・・という訳ではなさそうだな・・・・。」
「残念ながらハズレです。
私の願いを叶える為に・・・・・死んで頂きます!!」
「なっ!!?」
ゼルガディスに一瞬隙が出来る。いきなりのことで、まさか自分の命を狙ってきているとは夢にも思わなかったのだろう。


天使はもう微笑まない。
堕天使はもう天使には戻れない。


「私の願いの為に!!」
両手で大きな魔力の弾を生み出し、投げつける。
至近距離だったのでかわせる訳がない。命中・・・・・大命中といったところか・・・
「魔族は自分では死ねません。
それに・・・・・私は魔王以外殺せるものがいません。だから、ゼルガディスさんの中にいる魔王を呼び出して・・・・私を殺してもらうんです!
だから・・・・・・・抵抗しないで下さい・・・・・」
無茶苦茶なことを言うな!などと心の中では吠えていても口に出して言うことは出来ない。なんとなくアメリアの苦しみが理解できたからだ。
「ゼルガディスさん。今、その苦しみから開放してあげます。」
手に集ってくる漆黒の闇を見ながらゼルガディスの内心は葛藤していた。何人もの自分が意見を出し合って口論をしていた。
──起きろ!起きてアメリアの目を覚まさせるんだ!
──苦しみから開放されるんだ・・・・・それでいいじゃないか・・・・
──アメリアの手で逝けるんだ。悔いは残らないだろう・・・


天使は烙印を押された。
堕天使という・・・・天使を裏切った証を・・・・


「ごめんなさいっっっ!」
パシュ──────ン・・・・・・
凝縮した闇がゼルガディスの左胸・・・・心臓を貫いていた・・・・・・・


もう純粋には戻れない・・・・
愛を語れない。
いくら泣いても・・・・・その事実は変わらない・・・・・




はい。あともう少し。
ここから一応出てくるゼルガディスだけど、言葉はなし。
死んでるんだから・・・
それと、白・・・じゃなくて、グレイシアはディルスの王宮で暮らしているという設定になってますわ〜



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6297天使と堕天使6:天使怒る桜井 ゆかり。 E-mail 4/7-20:22
記事番号6293へのコメント



おこんばんわにゃ。
もうすぐ新学期。気持ちを切り替えないと。
という訳で6ですわ〜。




天使怒る




「はぁ・・・・・はぁ・・・・」
肩で息を慣らしながらアメリアはゼルガディスに近付き、呟いた。
「ゼルガディスさん・・・・。大好きです・・・。
私も今から逝きますから・・・・・。」
地面に片膝を付きアメリアは呪文を唱えはじめる。
それは・・・・・魔王の復活の呪文。
自分を殺してもらう・・・・最初で最後の手段。
「な!なにをやるつもりなんですか!?アメリアさんッ!!」
いきなり背後から現れてアメリアの呪文を止めようとするゼロス。だが、強力な防御結界に阻まれアメリアまで手を伸ばすことが出来ない。
そして、呪文は完成した。
「封印解除(レテスタ)!」
バチバチババチッッッッ!!
大きな雷・・・いや、黒い光がゼルガディスに落ちる。そして、次の瞬間、吠え声と共に黒い光が紅に変わっていく。
グングンとその光は大きくなり・・・・ここに赤眼の魔王(ルビーアイ)シャブラニグドゥが再来した・・・・・。

精神体だけを呼び出した為に、ゼルガディスの体は大地に横たわったまま。
アメリアは一回そっちを見てから赤眼の魔王を見上げた。
「赤眼の魔王。私を滅ぼして下さい!」
『それは無理だ。我は上級の魔族の魔族よりも力が弱い。』
「・・・ならば、氷に閉じ込められた赤眼の魔王(ロートル魔王)を復活させて世界を滅ぼしてください。それならば、私も滅びる。」
『引き受けた』
スゥ・・・・っと消えた。
消えたのを見終わるとアメリアはゼルガディスの元に走っていく。
その後ろからゼロスも付いて来る事を知ったアメリアは体を反転させて魔法を放つ。
完全に不意をついたようでゼロスの左腕を貫く。
「ゼロスさんには関係のないことです!
尽してくれてありがとうございました。」
「アメリアさん!」
「あ、そうそう。最後の命令です。
私が滅んだら人間の私とゼルガディスさんを完全に焼き尽くして下さい。」
ニッコリと笑ってアストラルに消える。
ゼルガディス=グレイワーズの体を持って・・・・自分の墓場になる場所、カタート山脈を目指して・・・・・


天使は残り堕天使は消える。
堕天使は消え天使は残る。
だが、天使は生き続けられない。
羽根を失い、烙印を押されているのだから・・・・・。



パリィ──────ンッッッッ・・・・・・!
赤眼の魔王を封じている分厚いカタートの氷が簡単に砕け散る。
まるでダイアモンド・ダストのように綺麗な氷がパラパラと舞い地面に落ちる前に溶けてなくなってしまう。
見ていると綺麗というよりも恐いという気持ちの方が強い。
シュゥゥ・・・・・・
「赤眼の魔王が2体・・・・・
合体した・・・・?」
魔王の後ろにゼルガディスに肩を貸しながら現れ、目の前の光景を信じられないっと言ったように驚き呟くように言った。
『汝は滅びたいのだったな?
自分自身では死ねないから上の者に滅ぼして欲しいのだな?』
アメリアの方を向いていないが、威圧感がピリピリとくる。少し怯みたくなる心を抑えて答える。
「そうです!」
『我が断った場合はどうするつもりだ?』
「な!!?断るのはこの私が許しませんっ!」
『だが、滅ぼすわけにもいかないのだろう?
どうだ?我が力となり我に力を汲みしないか?」
「いやです!いざとなったら貴方でも滅ぼします。」
ファイティングポーズを取り、ゼルガディスを魔力の壁で包み宙に浮かせる。
そして、敵意を証明するように手に魔力を纏わりつかせ、飛んだ。
だが、あっさりと手の振り1つで魔王が眠っていた氷の壁まで飛ばされ、ドゥ・・ン。という音がしてアメリアは壁にぶつかり、力がなくなったように地面に落ちる。
『手加減しているのだから、滅びはしないだろう?』
確かに、魔王のいう通りで、あまりダメージはなく少し力を入れれば簡単に起き上がれる。
「・・・・手加減・・・・・?手加減などしたら滅ぶのは貴方ですっ!!
本気で闘いなさい。
今の私は貴方の次に強い者。手加減などしたら貴方が滅びるでしょう!!」
ビシッと正義を振りかざしていた頃のように魔王を指差した。
この台詞に魔王は驚くこともなく・・・笑った。
『小賢しい。我を滅ぼせば汝の願いは一生叶わない』
「それはどうでしょうか?
最後には人間という切り札が残っていることをお忘れですか?」
『なに・・・・?』
予想していない答えが返ってきて魔王はピクリと反応する。
「リナ=インバース。あの方は金色の魔王、L・O・N(ロード・オブ・ナイトメア)の力を使うことが可能なのですよ。最後はその方に頼りますよ。」
『正気か?仲間に仲間を殺すなどとは・・・・・・』
「正気・・・・・。もう、正気じゃないかもしれません・・・・。
ですが、これだけはハッキリと分かります。」
スッと顔を下に向けて、バッと顔を上げた。
「私、怒っていますッ!!」
涙は出ていない。
この卑怯な魔王に対しての怒りが増大し、自分がなにをやっているか・・・・・もう分からなくなってきていた。
だけど、これだけはハッキリとしている。
自分は目の前の敵を倒せばいいと・・・。


自分の存在理由を考える堕天使。そして、天使。
幾つもの路線が交わり理性を失う。
果たしてどちらなのだろう?
心(天使)なのか、体(堕天使)なのか・・・・・
もう分からない・・・・・



ヤバイなー・・・・・・
新入生歓迎会の用意とかを始業式にしなきゃいけないから嫌だよ・・・。
まぁ、新入生の為と思って頑張るかな。


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6304天使と堕天使7:堕天使消滅桜井 ゆかり。 E-mail 4/8-16:11
記事番号6297へのコメント




堕天使消滅





ブォォ・・・・・ッと溢れ出す力。自分に纏わりつき黒い輝きが全身を覆い尽す。
自分もこんなに大きな魔力を持っていたのか。と感服するが、表情には出さない。いや、出せなかったの方が正確な表現であろう。
「では、手加減をしてここで滅びますか?
それとも、私を滅ぼして世界を滅ぼしに行きますか?」
『滅ぼせるものならば滅ぼしてみるがよい。』
挑発的な台詞にアメリアは怒りを更に高める。それにより、もう止めることは出来ない。
「覚悟を。」
シュン・・・・。走るように見えた動きだが、短い移動で魔王の背後に現れ、頭上から魔法を放つ。
だが、まるでその動きを読んでいたかのように魔法を放たれ、アメリアの魔力を相殺どころか打ち破り、威力が削がれることがないままアメリアに当たる。
ドゥゥ──────ン!
頭上で爆発したため、ゼルガディスを護っていた結界も効果をなさず、破れた。
ドン・・!
アメリアは飛行の魔法を掛ける前に地面に落ちてしまう。
ハッキリ言ってここまで力の差があったとは知らなかった。
だけど、ここでハッキリした。この世界で自分を滅ぼせるのはリナさんとこの赤眼の魔王だけだと・・・・
「流石は魔王だけありますね。本当は人間として戦ってみたかったです。
仲間と一緒に・・・」
もう全員が顔を揃えることはない。
リナは生きているとしても、ガウリイはもう魂だけが入ったお人形。アメリアは魔族になってしまい自らが滅びることを願っている。ゼルガディスは先ほどアメリアがトドメをさしたばかり。
『心は天使(人間)ということか。』
「まぁ、そうでしょう。
どうです?こんな奴を一瞬で滅ぼさせる気になりませんか?」
ニコニコとしながら一応聞いてみる。大体答えは予想できたが、変わることもあるだろうと少ない可能性に望みを賭けて言ってみるものの返って来た答えは予想通り。
『滅ぼすには惜しい存在だ。滅ぼすわけにはいかぬ。
つまらぬ人間の情など捨て、魔族となればいいだろう?』
「残念ながら却下です。
私はなりたくて魔族になったわけではありませんから。」
そういってから右手を真横にだし、魔法を解き放った。
「浮遊(レビテーション)」
この呪文は自分を浮かせるものではなく落ちてきたゼルガディスを地面に激突させない為に放ったものであるが、アメリアは隙が出来るのを承知で魔法を放っている。
ゼルガディスを地面に激突させたくなかったからだ。
ビュッン!
左肩を打ち抜かれ、左の腕が動かなくなる。
「私の負の感情でも食らうつもりですか?
もう苦しみなんて感じませんよ。滅びたいという気持ちが強いんですから。」
『ならば、滅ぶがいい。骨すら残らぬほどに焼き滅べ。』
口から吐き出した光熱の竜破斬(ドラグ・スレイブ)。これならば、何もしなければあっさりと滅びられる。
安らかに考え、目を閉じた。これから簡単に滅びられると・・・・


天使は滅びる。
堕天使も滅びる。
その滅びを拒むことなく安らかに滅びを迎えた。


「ゼロス!なんで止めなかったのよっっ!!」
「そんな事を言われましても〜〜〜・・・・・・
ゼラス様への報告が先かと思いまして・・・」
「ぐだぐだ言わない!それにしても、アメリアちゃん・・・跡形も残らなかったなんて・・・・」
「そーよ。魔王様はインバース姉妹に倒されちゃったし・・・・・
また、魔族の数が減ったわ〜」
「人間から・・・・有能なものでも集めて魔族にいたしますか?」
「そんなことしたらあたしのコレクター心が動かされて全員人形にしそうだから止めて。」
結局アメリアが復活させた魔王の欠片もあの無敵のインバース姉妹に倒され、世界は平和を取り戻した。
そして、その中でアメリア=ウィル=テスラ=セイルーンとゼルガディス=グレイワーズは死んでしまったということになっている。
真相を知っているのはガウリイとリナ。それから、魔族の皆様のみ。






こんにちわ。
7でした。これで、残すはエピローグのみ!!(力一杯言う台詞じゃない)
では、お早いですがゆかりでした。
また明日。(って、明日から新学期だよ・・・・・投稿できるかな?
つーか、エピローグ前にして投稿できなくなったって一番ヤダなー。←本音)



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6315天使と堕天使エピローグ:すべてはここから・・・・桜井 ゆかり。 E-mail 4/10-14:53
記事番号6304へのコメント



結局昨日は投稿できなかった・・・・ι
でも、今日投稿しないと明日も明後日も投稿できないという状況に陥っているんですねー。私。
これで終わりで本当に良かった・・・・




すべてはここから



ガバッと嫌な夢でも見たのだろうか。おもいっきり布団を蹴飛ばして起き上がる。
そして、毎日起きるとする顔を洗うこともトイレに行くことも歯を磨くことも・・・、背を伸ばそうと毎朝飲んでいるコップ1杯の牛乳も飲まずに、この部屋の主の元へ急いだ。
バンッッ!!と勢い良く開き、中にいる人物を尋ねた。
最初の行動は絶対に起こす。だと予想していたが、簡単に外れる。
「お前も起きたのか?」
「そうなんですよ〜〜・・・・
なんだか変な夢を見てしまって・・・・・」
今日は日曜日。会社に行くことも学校に行くこともない寝坊していい日の筈なのに同じ時間に起きてしまう。
全く不思議な日もあるものだと思い、なにかが頭に浮かんだ。
「そう言えば、生まれ変わるとき自分が殺したものは近くに生まれ変わるっていうこと知ってますか?」
「そんなのくだらない嘘に決まっているだろう?」
「でも・・・・私の夢・・・・。その・・・・
貴方を殺してしまう夢でした。最後は自分も滅び・・・・滅び?死の間違いですね。」
ぺろりっと某ケーキ屋のキャラクターマスコットのように舌を出す。
男は少しどきりとしたが、何もないように自分の今日の夢を思い出す。
「俺もお前に殺される夢を見たが・・・・
只の夢だ。忘れた方がいいだろう。」
「そうですね。」
だけど、忘れられそうになかった。
忘れてはいけない。と誰かが内側から叫んでいる気がして・・・・
けれど、忘れたい。夢という言葉で記憶から消し去ってしまいたい。
「早く目が覚めちまったことだ。どっか行くか?」
「じゃあじゃあ、この間出来たばっかりのユ○バーサル・○タジオ行きましょうよー。」
「ああ。分かった。早く着替えろよ。」
「はーい♪」
少女は笑顔で微笑みながら言った。



天使は微笑んだ。
生まれ変わり自分の近くの者を癒す。
それが、前世の償いになっているのかもしれない。
もう、堕天使は要らない。
もう、堕天使になることもない。
だが、意地悪な天使にはなるだろう。
そして・・・・・殺すことも、自分を滅ぼすこともないであろう。



心の底から、この素晴らしい日々が永遠に続くことを願う──────
影として・・・私堕天使は願い続ける。
もう2度と外に出ることがないよう・・・・・





最初はゼルアメでダークが入っている小説を書こうと思わなかったんですよ。(実話)
最初の設定ではゼロスがゼラスに「魔族が減ったから人間でも捕まえて魔族にしちゃって」などと言われ一番大好きなアメリアのもとに。
アメリアに「魔族になって下さい♪」と言われて却下するものの戦争で命を落とし魔族に。
だけど、このままじゃ嫌だとアメリアがゼルガディスの元に行き勧誘。結果魔族にしてしまう・・・・・
というギャグ話の筈だったのに・・・・何処でどう路線がずれたんだろ・・・・
次ぎは時間があったらここまで来る為に事件がいくつか在ったという設定になっているので、それでも書きましょう。

でも、大丈夫かな?
何時までかかるか分かりませんけど、努力してみます・・・・・