◆−あなたの望みは何ですか? 第一話−amy (2001/10/9 18:10:15) No.7463
 ┣待ってました!!−Lily (2001/10/9 22:24:30) No.7464
 ┃┗は、早いですね!−amy (2001/10/10 18:26:17) No.7474
 ┣あなたの望みは何ですか? 第二話−amy (2001/10/10 18:58:46) No.7476
 ┃┣わ〜い!!ゼルゼロだ〜!!!−紗希 (2001/10/10 21:16:24) No.7477
 ┃┃┗初めまして☆−amy (2001/10/18 22:18:02) No.7555
 ┃┣みみなしほーいち(関係ないって)−希斗 (2001/10/12 15:27:57) No.7487
 ┃┃┗耳ぶっちん。−amy (2001/10/18 22:23:03) No.7556
 ┃┗あなたの望みは何ですか? 第三話−amy (2001/10/20 21:29:30) No.7575
 ┃ ┣かっくい〜♪−Lily (2001/10/20 23:54:35) No.7581
 ┃ ┃┗どうもです〜♪−amy (2001/10/24 16:58:45) No.7593
 ┃ ┗あなたの望みは何ですか? 第四話−amy (2001/10/24 17:23:39) No.7595
 ┗当たり前の事ですが、一言言わせてください。−千春 (2001/10/14 14:24:32) No.7506
  ┗Re:当たり前の事ですが、一言言わせてください。−カッコ (2001/10/16 00:19:28) No.7524
   ┗それもありもすが・・・。−千春 (2001/10/16 16:40:24) No.7528
    ┣そういうことだったんですね。−カッコ (2001/10/17 00:18:11) No.7537
    ┃┗またまた初めまして。−amy (2001/10/18 22:30:50) No.7558
    ┗こちらも初めまして−amy (2001/10/18 22:28:08) No.7557


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7463あなたの望みは何ですか? 第一話amy E-mail 2001/10/9 18:10:15



  まずは最初にご注意を!
   これはシリアスゼロゼルです。
  ゼロゼルが苦手な方はご遠慮下さいませ。


=====================================



「お久しぶりですね、ゼルガディスさん」
 聞き覚えのある声で名を呼ばれ、俺はゆっくりと後ろを振り返った。
 そこには、昔とまるっきり同じ姿をした、一匹の魔物。
 黒髪おかっぱの、いつも笑顔をたたえている魔族。
 獣王ゼラス=メタリオムの配下。
 獣神官ゼロス。
「、、、、、、、変わらないな」
 挨拶もなにもなしに、俺はぽつりと言った。
 相手はそれに気を悪くした風にも見えない。
 ただ微笑みを浮かべるばかり。
「貴方は、ほんの少しだけ、変わりましたね」
 くすっと笑いながら、ゼロスは言った。
 そう、変わった。
 ほんの少しだけ。
 ほんの少しだけ背が伸びた。
 ただ、それだけ。
「、、、、、あれから、もう100年近く経ちますね」
 皆が、死んでから。
「それでも、貴方はほとんど変わらないのに」
 時が経っても。
「まあ、僕としては嬉しい限りですけど」






 リナ=インバースとガウリィ=ガブリエフ。
 この二人が死んだのは丁度120年前だった。
 魔族からも神々からも危険視された2人は、双方から絶えず攻撃され続けた。
 詳しい経緯は自分も知らない。
 ただ、2人が最後には力尽き、地に伏してしまったことは分かっている。
 まだ、2人共20代だった。
 2人はしっかりと手を繋いでいたという。
 葬儀はリナの故郷であるゼフィーリアで盛大に行われた。
 当時、すでに女王となっていたアメリアが、セイルーンの代表としてゼフィーリ
アまで行ったのだという。
 自分は薄情にも、葬儀に参列すらしなかった。
 見たくなかったのだ。
 2人の死体など。
 最後の思い出が、死に顔だなんて絶えられなかった。
 ダークスターを倒した後の、あの笑顔を思い出にしたかった。
 最後の最後まで。
『じゃあ、縁があったらまた会おうぜ』
『さっさと元の姿とやらに戻って自慢しに来なさいよね!』
 そう言って別れた、あの時の笑顔はまだ風化せずに心に残っている。
 そのままでいて欲しかった。
 卑怯だとは思うけれど。


 アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン。
 彼女が死んだのはおよそ100年程前。
 セイルーンを襲った魔族相手に先陣切って戦いを挑み、倒れた女王。
 確か死んだ時は40を過ぎていた。
 彼女は結婚しなかった。何故かは朧げながらに分かってはいるけれど。
 彼女は最後まで祖国のために戦い、戦いぬいて死んだ。
 襲われた子供を身を挺して助けた結果だという。
 葬儀はセイルーンで、今までに類を見ないほどの盛大さで行われた。
 自分は、その葬儀にも参列しなかった。
『この戦いが終わったら、セイルーンに一緒に来てくれますか?』
 結局、行かなかった。
 この手には、まだ彼女から貰ったアミュレットがあるのに。


 シルフィール=ネルス=ラーダ。
 彼女が死んだのはアメリアが死んだのと同じ頃。
 魔族に教われ、傷を負った人々の治療にあたっていた。
 最後には治療場所が魔族達に察知され、怪我人ともども吹き飛ばされたらしい。
 彼女の死体はズタズタだったという。
 あの美しかった顔の判別もつかなかったほどに。
 ガウリィの死後、ひどく沈んでいて、自殺未遂までやらかしたと聞いた。
 アメリアに止められて、それは未遂で済んだのだとも。
 彼女の葬儀は故郷のサイラーグで行われた。
 これにも、自分は参列しなかった。
 彼女との最後の思い出は、フィブリゾを倒した後の笑顔だけ。
 それっきりである。


 フィリア=ウル=コプトとヴァルガーヴ。
 彼らも、つい最近死んでしまったらしい。
 竜族のことはさっぱり分からないので、確かめる術もないが。
 どうやら、神々の間でのいざこざが原因のようだ。
 二人の葬儀は、行われたのかどうかすら知らなかった。
 行われたとしても、自分は参列しなかっただろうけれど。
 思い出は、フィリアの笑顔と青白く輝く卵となっていたヴァルガーヴの姿。
 ただ、それだけ。




 いつの間にか、『デモン・スレイヤーズ』という称号を与えられていた俺達。
 リナ、ガウリィ、アメリアそして俺。
 まだ生きているはずの俺を探す動きも各地にあった。
 魔族と神々が暴れ狂うこの地を救って欲しいと。
 その力で、と。
 俺は姿をくらませた。
 元より、役に立ってやるつもりなどなかったから。
 偶然見つかった時は、冷たく突き放した。
 自分は『デモン・スレイヤーズ』である前に、残酷な魔剣士『白のゼルガディ
ス』なのだ、と。
 情のかけらも見せずに。




 そして、現在に至る。




 魔族と神々の攻防は日々激しくなり、その間に立っている人間が一番痛手を被っ
ているようだった。
 竜族やエルフ達の数もどんどん減っている。
 どこへ行っても平和の影もなく、阿鼻叫喚の地獄絵図がちらほら。
 聞こえるのは破壊音と悲痛な悲鳴。
 見えるのは死体の山と赤い川。
 生き残った人々は祈る対象も見つからず、嘆くばかり。
 下手をすると俺を偶像に祭り上げて祈りの対象にしている奴らもいるらしい。
 どこをどう間違ったのか。
 俺はただ生きていた。
 何の目的もなく。
 元の姿に戻る手がかりすら掴めず、またそれを半ば諦めて。
 この身体のおかげで、俺は未だに前とほとんど変わらぬ姿のまま生きている。
 知り合いなどついえたこの世界で。
 強く『生きたい』とは思えなかった。
 死にたいとも思わなかったけれど。



「今更、、、、、何の用だ?」
 会いたくもない顔を見て、俺は自分でも驚くほど冷たい声で言い放った。
 それにゼロスはただただ微笑むばかり。
 何故か焦燥や怒りなど感じなくなった自分は、ゼロスの次の言葉を待っている。
「、、、、、寂しいですか?」
「別に」
 突然聞かれたその言葉が、自分には意味が分からなかった。
 ただ、首を振る。
「辛いですか?」
「別に」
「悲しくはないですか?」
「別に」
「苦しいと思ったことは?」
「別に」
 ただただ『別に』とだけ答える俺。
 ゼロスが笑顔を崩した。
 戦いの間、稀に見る真剣な顔。
「、、、、、僕と一緒に、来ませんか?」
 その声を聞いて、いつの間にかEBいていた顔を上げる。
 そこにはいつもの、前と寸分変わらぬ笑顔があった。






   続く

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7464待ってました!!Lily 2001/10/9 22:24:30
記事番号7463へのコメント

 先ほど紫嵐に「amyさんのツリーができてる」と聞いて思わず狂気乱舞してしまいました。パソコンの前から思わず退けさせました。おかげで自分の部屋でいじけてるはずです(ヒドイ姉、自分)。
 ゼロゼルシリアス!!!
 先ほどからにやけがとまりません(←激怪しい)。
 100年ですか・・・やっぱ老けないんですね合成獣の身体って。
 これからゼロスがどうちょっかいを出すか楽しみです。
 では今回はこれで
                    Lily

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7474は、早いですね!amy E-mail 2001/10/10 18:26:17
記事番号7464へのコメント

Lilyさんへ

  おお!早い!ちょっと吃驚してしまいました。

> 先ほど紫嵐に「amyさんのツリーができてる」と聞いて思わず狂気乱舞してしまいました。パソコンの前から思わず退けさせました。おかげで自分の部屋でいじけてるはずです(ヒドイ姉、自分)。
  紫嵐さん、、、、(TーT)
   それにしても、そんなに喜んでいただけるなんて、、、、、
  すっごく嬉しいです。
    これから連載、頑張りますからねー♪

> ゼロゼルシリアス!!!
> 先ほどからにやけがとまりません(←激怪しい)。
> 100年ですか・・・やっぱ老けないんですね合成獣の身体って。
   ええ、一応成長はしても無茶苦茶遅そうだなあと思ったので。
  だって、岩ですよ?
   そんな人間の皮膚のようにはいかんでしょう。たぶん。



  短いですが、これにて


    amyより

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7476あなたの望みは何ですか? 第二話amy E-mail 2001/10/10 18:58:46
記事番号7463へのコメント



「何のつもりだ?」
 ゼロスの言葉に、俺は問う。
 ゼロスはただただ微笑むばかり。
「、、、言葉通りの意味ですよ」
 僕と一緒に、来ませんか?
「、、、、、望みは?」
 魔族の発した言葉をそのままの意味でとることが出来る程、自分は純真でなく
なってしまった。
 無邪気さや純真など、とうの昔に捨てているけれど。
「、、、、貴方が、僕と一緒に来てくださることです」
 あくまでも、微笑みを絶やさないゼロス。
 それを、どうやったって信じられない、俺。
「何故?」
 自分でも驚く程に、冷たく澄んだ声。
 自分で自分の声を聞くのも、本当に久方ぶりだった。
「分かりませんか?」
 分かるはずがない。
 俺は沈黙した。
 自分でも冷たいと思う視線で、ゼロスの目を射るように見る。
 そんなことをしても、心など読めるはずもない。
 はあ、と俺はため息をついた。
「、、、、お前についていくつもりは毛頭ない」
 突き放す。
 もう、誰かと馴れ合うのはごめんだった。
 独りでいい。
「それに、、、、今更だろ」
「ええ、今更です」
 今更俺はこの大地を踏みしめた。
 今更こいつは俺に会いに来た。
 今更俺は振り向いた。
 今更、、、、、、、、、
 嗚呼、何故今なのだろう。
 本当に、何故今になって?
 自分でもよく分からなかった。
 自分は何故今更自分の故郷に足を踏み入れたのか。
 何故こいつは今更自分に言葉をかけているのか。
 何もかも、分からなくて。
 それでも。
「今更ですけど、、、、それもいいでしょう?」
 何が、とは聞かなかった。
 きっと、聞いても理解など出来ないだろうから。
「そのままで、いいんですか?」
 もう、どうでもいい。
「貴方は、生きることに絶望しているのでは?」
 どうだろうか。
 分からない。
「魔族も神々も、恨まないのですね」
 恨んで、憎んで、そしてどうなる?
 レゾを恨み、憎んだ結果は、喪失感だけだった。
「現実に、目をお向けなさい」
 逃げてなどいない。
 ちゃんと見据えている。
 過去と現在を。
「貴方のしていることは、ただの逃げです」
 逃げてなどいない。
「前の貴方からは、考えられません」
 前とは、一体いつのことなのか。
「貴方らしく、ないですよ」
 ばんっ!!!
 何故か分からないけれど、その言葉が深く胸に突き刺さる。
 その痛みと衝撃に、喘いだ拳がゼロスの頬に勢い良く飛びこんだ。
 自分でも、どうしてそんなことをしたのか分からない。
 ゼロスは俺に殴られた力の方向へ顔を逸らしている。
 こちらからは表情は伺えない。
 勿論、精神体である魔族に物理攻撃たる拳など、威力は無に等しいのだろうけれ
ど。
「、、、、、ゼルガディスさん、勿体無いですね」
「何がだ?」
 自分の声に、ハッとする。
 声に含まれていたのは、まぎれもなく、怒り。
 そうか、自分はゼロスの言葉に腹を立てたのだ。
 こんな簡単なことも、自分はもう分からなくなってしまっている。
「貴方には、期待しているんですよ」
「何を」
「、、、、、、、」
 俺の問いに、ゼロスは答えようとしなかった。
 ただ、微笑みながら俯くばかり。
 俺は身を翻し、ゼロスを置いていく形で早足に歩き始めた。
 ゼロスは黙って立ち止まっている。
 俺は自分の故郷に近づいていく。
 そこにキメラの姿で立ち入ることが躊躇われて、一瞬歩くスピードが落ちた。
 丁度、その時。
 ふわりと目の前に黒いものが舞い、ゆっくりと暖かい物体が自分の頬に触れる。
 そしてそれとはまた別の物体が、俺の唇を掠めた。
 ゼロス。
「、、、、、、また会いに来ます」
 呆然とする俺を尻目に、ゼロスは虚空に溶けこみ、消えうせる。
「っ!!!!」
 自分でもよく分からないやりきれなさにも似た感情が胸の内を走り抜け、気付け
ば俺は声にならない声をあげながら手近にあった木の幹を思いっきり殴っていた。









 続く

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7477わ〜い!!ゼルゼロだ〜!!!紗希 2001/10/10 21:16:24
記事番号7476へのコメント

初めまして!(でしたっけ?違ったら改めて御免なさい)
私、ここで活動(?)している紗希と申します!
宜しくね♪

ゼルゼロ好きですよ♪
ええ、そりゃもう〜☆
うふふ♪(あっちの世界にいっちゃってるよ・・・(汗))
ゼルもゼロスのかっこいいんだも〜ん◇
私、ゼルゼロ信望者ですから☆

・・・最後になりましたが(何を言いたいか分からないが)、一応終わらせて頂きます。
感想らしい感想をいえず、申し訳御座いませんでした!

以上、紗希でした


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7555初めまして☆amy E-mail 2001/10/18 22:18:02
記事番号7477へのコメント

紗希さんへ

>初めまして!(でしたっけ?違ったら改めて御免なさい)
>私、ここで活動(?)している紗希と申します!
>宜しくね♪
 初めまして、こちらこそよろしくお願いします。


>ゼルゼロ好きですよ♪
>ええ、そりゃもう〜☆
>うふふ♪(あっちの世界にいっちゃってるよ・・・(汗))
>ゼルもゼロスのかっこいいんだも〜ん◇
>私、ゼルゼロ信望者ですから☆
   ありがとうございます〜!!
   結構いばら道なので、そう言っていただけると心底安心します。
 や●い系はマイナーですからねえ、、、、スレイヤーズにおいては


>・・・最後になりましたが(何を言いたいか分からないが)、一応終わらせて頂きます。
>感想らしい感想をいえず、申し訳御座いませんでした!
   いえいえ、レスをいただけるだけで本当に嬉しいので☆
     では、本当にありがとうございました。
   これからもどうか読んでやって下さいませ。



   ではでは



            amyより

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7487みみなしほーいち(関係ないって)希斗 2001/10/12 15:27:57
記事番号7476へのコメント



 書き殴りで、お久しぶりv(お久しぶりスギでダメ)
 きたら新しいの始まってるし(・△・)
 くぅ(何)


 まず、完結おめでとうございます。
 (↓のね)
 そして新連載ありがとう(をい)


 ゼロやん……めちゃ悪ですね。
 ゼル……も、悪ですかね?(頭白い)
 でも、知り合いの葬式に行くのって忍びないですよね、確かに。


 取り合えず……何故か希斗の家には『葬式の正しい手順』などと言う本があったりします。
 何故でしょう?(滝汗)
 それと怪談話の本も溢れております。
 母上のご趣味で(滝汗・希斗は苦手スギ)


 どーでもいい話
 昨日、母上がリビングの真ん中で『耳無しほういち』を朗読(ろうどくですよ!?ろーどくっ)している所を発見。
 ……ビビる。
 そして、30分ぐらい(終わるまで)読んでいた。
 あの時ほど、無音が欲しかった時はない……(爆)
 と、いう希斗の私生活。
 問題があるとすれば母上の趣味だけ的な生活でした(自爆)


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7556耳ぶっちん。amy E-mail 2001/10/18 22:23:03
記事番号7487へのコメント

希斗さんへ


> 書き殴りで、お久しぶりv(お久しぶりスギでダメ)
> きたら新しいの始まってるし(・△・)
> くぅ(何)
  お久しぶりです〜!
    希斗さんのレス!!すっごく嬉しかったです!!


> まず、完結おめでとうございます。
> (↓のね)
> そして新連載ありがとう(をい)
   こちらこそありがとうございます。
   無事、あのつまんない連載が終わりました。
  本当に良かった、、、、(安堵涙)


> ゼロやん……めちゃ悪ですね。
> ゼル……も、悪ですかね?(頭白い)
> でも、知り合いの葬式に行くのって忍びないですよね、確かに。
   私も行ったことありますが、、、、最悪ですね。
   二度と知ってる人の葬式には行きたくありません。
    どうにもいたたまれないので、、、、、


> 取り合えず……何故か希斗の家には『葬式の正しい手順』などと言う本があったりします。
> 何故でしょう?(滝汗)
> それと怪談話の本も溢れております。
> 母上のご趣味で(滝汗・希斗は苦手スギ)
 、、、、、、、、、でも必要かも、、、、、(悩)>『葬式の正しい〜』
   母上様の趣味って一体、、、、、、?(笑)


> どーでもいい話
> 昨日、母上がリビングの真ん中で『耳無しほういち』を朗読(ろうどくですよ!?ろーどくっ)している所を発見。
> ……ビビる。
> そして、30分ぐらい(終わるまで)読んでいた。
> あの時ほど、無音が欲しかった時はない……(爆)
> と、いう希斗の私生活。
> 問題があるとすれば母上の趣味だけ的な生活でした(自爆)
   あの耳をぶちっとやっちゃうやつですか!!?
     はうわ!!!!Σ(’□’)
   そんな話朗読されてもおおおお〜!!!ひいいいいいい!!!!




   短いですが、これにて



                amyより

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7575あなたの望みは何ですか? 第三話amy E-mail 2001/10/20 21:29:30
記事番号7476へのコメント


 俺の、故郷。
 今は誰もいない。
 大昔ならば、腐る程いたのに。
 何も知らないかのような笑顔で、色とりどりの花束を売っていた少女。
 人の良さそうな顔で、農作業に励んでいた男性。
 威勢の良い声で、野菜を売っていた女性。
 広場で毎日、ヒロイック・サーガの真似事をしていた子供達。
 、、、、、、家族。
 そんな人々が住んでいた建物も、今となっては跡形もない。
 見まわしてもあるのは土と木ばかりで、、、、、、、、
「、、、、、、ない、、、、か、、、、」
 なかった。
 やっぱり、もう、なかった。
 皆の、、、、墓が。
「、、、、、、、、」
 長い時の流れに流されて、風が塵を降らせた。
 それが積もり積もって、、、、、墓すら跡形もなく消し去った。
 掘り返してみた所で、彼らの死体も出てこないだろう。
 あれらは全て自然の摂理に従い、土へと還ってしまっただろうから。
 自分のこの岩の身体は、、、、土へ還えることはないのだろうけれど。
 かつて故郷であったはずの大地を踏みしめながら、ゼルは小さく嘆息した。
 何を感傷的になっているのか、今更ではないか。
 『今更』
 ふと先ほどのことを思い出し、ゼルは腹立たしげに大地を蹴った。
 土ぼこりが舞う。
 やがてその埃は太陽の光をキラキラと反射して、大地へ戻っていった。



「、、、、、勝手なことを」
「申し訳ございません」
 主人の言葉に、ゼロスは素直に頭をたれた。
 顔をあげると、絶世の美女が目に飛び込んでくる。
 しかし、その女性には左腕がなかった。
 かつて『デモン・スレイヤーズ』に名を連ねたリナ=インバースとガウリィ=ガ
ブリエフとの戦いで負った傷である。
 未だにそれは癒えていない。
 ゼロスも、マントで隠れてはいるが、背中に大きな傷が未だに生々しく残ってい
る。
「けれど、、、、貴方も気になってはいたでしょう?」
 そう言ってゼロスは笑った。









  続く

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7581かっくい〜♪Lily 2001/10/20 23:54:35
記事番号7575へのコメント

 惚れ惚れしながら読んでいたLilyです。
 いや〜かっこいいですねぇvゼルくんもゼロスも
 シリアスまっしぐら〜♪
 ゼロゼルまっしぐらぁ〜v
 
 なんか・・・壊れてますね自分・・・
 わけわかりませんがLilyでした

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7593どうもです〜♪amy E-mail 2001/10/24 16:58:45
記事番号7581へのコメント

Lilyさんへ

> 惚れ惚れしながら読んでいたLilyです。
   こんにちは!読んでいただけて光栄です。
  今回もレス、ありがとうございました。

> いや〜かっこいいですねぇvゼルくんもゼロスも
> シリアスまっしぐら〜♪
> ゼロゼルまっしぐらぁ〜v
    ありがとうございます。
   ちょっと暗いかな〜と思っているのですが、、、、いかがでしょう?
  これからもゼロゼルで突き進んでいきます!!!



      amyより

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7595あなたの望みは何ですか? 第四話amy E-mail 2001/10/24 17:23:39
記事番号7575へのコメント

「僕はね、思うんですよ。
  人間は大切なものほど深いところにしまってしまうけれど、
     それでは意味がないんだって。
    大切だからってしまっていても、
   それでは埃まみれになってしまうでしょう?
      いつの間にか、忘れ去られてしまうかもしれません。
    思い出の中だけにしまっておくのも、僕ならご遠慮願いますね。
   思い出の中で美化してしまって、後で見たらがっかり、
       そんなことは本当によくあることなんです。
    僕なら大切なものほど放っておきます。
    自然なその姿のままが、一番美しいと感じられるから。
        もう一度手に入れた時、大きな喜びを味わうことが出来るから」





 俺は故郷に背を向けた。
 いつまでもこんな所でぐずぐずしている気にはなれなかった。
 見たくなかった。
 かつての故郷の残骸など。
 魔族が闊歩しているこの世界は、それでも緑に満ち溢れている。
 人の身体は自然のサイクルに飲まれ、繰り返される。
 では、自分はどうだ?
 きっと、二度と自然に戻ることは出来ないのだろう。
 それならばいっそ、と思う。
 いっそ、何もかもを破壊してみようか・・・・・・。
 勿論、そんなことを実行に移すほど馬鹿ではないつもりだ。
 でも、たまに思う。
 意味はあるのか、と。
 それに、それは俺の望みではない。
 魔族の、ましてやヤツの望み通りに生きてやるつもりも毛頭ない。
 ならば、どうする?
 自分は一体何を望み、そして何をなしたいのか。
 分からない。
 ただただ生きる時間だけを重ねてしまった俺には、もう何も分からなかった。
 リナとガウリィは最後まで自分の意思を貫いて生きた。
 アメリアは自分の正義に生きた。
 シルフィールも、最後まで優しさを忘れずに生きた。
 自分にはどれもない。
 羨ましくなかったと言えば嘘になる。
 けれど・・・・・・。
『残酷な魔剣士』『レゾの狂戦士』『白のゼルガディス』。
 かつて蔑みと恐れで呼ばれた名。
 それが今や『デモン・スレイヤーズ』ときたもんだ。
 調子のいい。
 多分に、アメリアとシルフィールの残した手記や、綺麗話に歪曲された伝説が俺
という人物を誤解させているのだろう。
 俺は断じて正義のヒーローなどではないし、世のため人のために魔族と戦ってい
たわけでもない。
 それを、一体どう解釈したのか。
 魔族に対抗しうる術をなくした人間達は、血眼になって俺を探している。
 俺を見つけた所で、どうとなるものでもないだろうに。
 俺は力を貸すつもりはさらさらない。
 また、俺が全力を注いでも、魔族の大群相手に勝利を収めることが出来るはずも
ない。
 心底馬鹿馬鹿しかった。






「・・・・・・いない、良かった」
 ほっと息をつく黒髪の少女。
 少女の足元には沢山の死体が転がっている。
 少女は安心していたのか、ふっと微笑んだ。
 そして慌てて死体に頭をさげる。
「ごめんなさい、貴方達が死んでいるのに、喜んだりして」
 少女は人を探していた。
 死体の中に目当ての人物が見当たらず、思わず喜びをあらわしてしまったのであ
る。
 少女はもう一度、口の中で『ごめんなさい』と謝った。
 しばし手を合わせ、瞳を閉じる。
 死人達のために祈りを捧げた。
 自分に出来ることはこれくらいしかない。
「どうか・・・・・・安らかに」
 少女は長い黒髪を翻し、死体の山が転がる戦場から足早に姿を消した。













続く

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7506当たり前の事ですが、一言言わせてください。千春 2001/10/14 14:24:32
記事番号7463へのコメント

どうも初めまして。千春です。
先に言っておきますが、正直なところ、このテの話はあまり好きではないので書いていることが悪口になるかもしれませんが、そのときはごめんなさい。(すでに非難してますか?)

さて、私は先ほども言ったようにこの手の話が嫌いなので一行見ただけでダッシュで逃げ出しましたが、でも、私が以前見たこの手のものとの大きな違いを見つけました。
それは、「先に『この手の話です』と書いてあるか否か」。
実のところ、私がはじめてみたスレイヤーズ小説がこのテだったのですが、それには前書きでは普通の話っぽいのに、内容はかなり濃いこのテだったんです。
気づいたときにはもう遅い。どんどん深いところまで落ちていく二人。残暑厳しい9月の悪夢でした。
でも、この話は先に「この話はこのテです。苦手な人はやめた方がいいです」とかかれているので私は難を逃れました。

それで私が言いたいのは、このテを書くのは自由権で表現の自由があるから仕方がない(ごめんなさい。)ですが、先に「このテのものだ」と書いておいて欲しいということです。

ほとんど悪口かもしれないですね。ごめんなさい。(なるべく冷静になって書きました。)
それでは。

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7524Re:当たり前の事ですが、一言言わせてください。カッコ 2001/10/16 00:19:28
記事番号7506へのコメント

はじめて書き込みします。
まず初めに横レスでしゃばるような書き込みをしてしまってすみません

>それで私が言いたいのは、このテを書くのは自由権で表現の自由があるから仕方がない(ごめんなさい。)ですが、先に「このテのものだ」と書いておいて欲しいということです

amyさんは1番最初の小説の冒頭で「その手の表現あり」みたいなことを
きちんと書かれているんですけれど、
千春さんが言ってる「先に書いてほしい」っていうのは
要するに『タイトル』に「同性愛的表現あり」みたいなことを添えて書いて下さい。
ってことなのでしょうか?
それともこれから「そのテのもの」を投稿される方、皆さんへのメッセージなのでしょうか?

ちょっと記事を読んでいて明確にわからなかったので・・・(^^;





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7528それもありもすが・・・。千春 2001/10/16 16:40:24
記事番号7524へのコメント

どうも。一番言いたかったことを書き忘れてました。

>はじめて書き込みします。
>まず初めに横レスでしゃばるような書き込みをしてしまってすみません

いえ、でしゃばっているのは私も同じなので。

>>それで私が言いたいのは、このテを書くのは自由権で表現の自由があるから仕方がない(ごめんなさい。)ですが、先に「このテのものだ」と書いておいて欲しいということです
>
>amyさんは1番最初の小説の冒頭で「その手の表現あり」みたいなことを
>きちんと書かれているんですけれど、
>千春さんが言ってる「先に書いてほしい」っていうのは
>要するに『タイトル』に「同性愛的表現あり」みたいなことを添えて書いて下さい。
>ってことなのでしょうか?

いいえ、そうじゃなくて、(以下↓)

>それともこれから「そのテのもの」を投稿される方、皆さんへのメッセージなのでしょうか?
>ちょっと記事を読んでいて明確にわからなかったので・・・(^^;

それもありますが、私が一番言いたかったのは、「当たり前のことなのですが、ちゃんとしていたamyさんはえらい!」といいたかったのです。
わたしって、書いているうちに言いたいことを忘れてしまうと言う情けないことがたびたびあるので・・・。(すみません。)
それでは、その手のものを好む人と好まない人との共存(?)を願って。(謎)

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7537そういうことだったんですね。カッコ 2001/10/17 00:18:11
記事番号7528へのコメント

こんばんは。

>それもありますが、私が一番言いたかったのは、「当たり前のことなのですが、ちゃんとしていたamyさんはえらい!」といいたかったのです。
>わたしって、書いているうちに言いたいことを忘れてしまうと言う情けないことがたびたびあるので・・・。(すみません。)
>それでは、その手のものを好む人と好まない人との共存(?)を願って。(謎)

あぁ・・そういうことだったんですね!
私はてっきり、「そのテのもの」を書く方への「注意」を促している「だけ」の
内容だと思っていたんですけれど、そういうことではなかったんですね。
やっとわかりました(^^;千春さん、レスありがとうございました。

確かに千春さんのように苦手な人もいると思うので、
そのテのものを投稿する方、皆さんがamyさんのように小説の冒頭に注意書きを
する必要がありますね。
個人的には「ネタバレ」のように「タイトル」に添えて注意書きするともっと良い気がします。

amyさま>
はじめまして。
いきなり、横レスから書き込みしてしまって、挨拶をしなくてすみませんでした。
小説の続きを楽しみにしているのでがんばってください!
個人的にゼロゼルは大好きなんです(^^;





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7558またまた初めまして。amy E-mail 2001/10/18 22:30:50
記事番号7537へのコメント

カッコさんへ

>amyさま>
>はじめまして。
>いきなり、横レスから書き込みしてしまって、挨拶をしなくてすみませんでした。
>小説の続きを楽しみにしているのでがんばってください!
>個人的にゼロゼルは大好きなんです(^^;
  こちらこそ初めまして。
    今回はレス、本当にありがとうございました。
  「楽しみにしている」その言葉だけで私は救われます!!!!
      最近忙しくて連載止まっていますが、これからも頑張ります。
   どうぞこれからも応援してやって下さい。



   短いですがこれにて



            amyより

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7557こちらも初めましてamy E-mail 2001/10/18 22:28:08
記事番号7528へのコメント

千春さんへ

  初めまして。
 今回は苦手な分野の小説書きへのレス、本当にありがとうございました。
  苦手なもん書いてる作者にわざわざレスを下さって、、、、、
    本当にありがとうございます。
   
>それもありますが、私が一番言いたかったのは、「当たり前のことなのですが、ちゃんとしていたamyさんはえらい!」といいたかったのです。
   ううう(感涙)本当に、本当にありがとうございます!!!!!
    そういうとこちゃんと見てくれる人がいて本当に嬉しいです!!
  ささいなことだけど本気で嬉しいです。
   いとこがこういう系統駄目な人なので、
   やっぱり駄目な人はとことん駄目だろうなと思い、
      なるべく冒頭に記入するようにしました。
     千春さんのように苦手な方にとっては苦痛だと思うので。
   これからも頑張っていきます。
    こういう系統以外にも書いていますので、
   どうぞそちらを読んでやって下さいませ。




   ではでは



               amyより