◆−KAITOU−緑原実華 (2001/10/18 00:02:52) No.7548
 ┗お久です。−桜井 ゆかり (2001/10/18 14:02:56) No.7550
  ┗Re:お久です。−緑原実華 (2001/10/20 13:29:22) No.7567


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7548KAITOU緑原実華 E-mail 2001/10/18 00:02:52


ほんと〜〜に久しぶりの緑原実華です。
覚えている人なんているのでしょうか・・・?というほど久しぶりです。
一回バソコンが壊れ、直ったのですが、またまたパソコンがぶっ壊れて修理して
いろいろ設定するまでここまでかかってしまいました・・・。
ですが、やっと復帰できます!今まで連絡できなかった皆様、すみませんでした。
メールアドレスも変わりました。
それはさておき、今回の話は題名とおり、お江戸バージョンです!
ゼルアメになる予定なのですが、それまでの過程がすごいです・・・。

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第一ノ巻  正義の怪盗登場!!

ここはある大きな町。いろいろな場所でいろいろな人がにぎあっている。
そんな場所。その中でもよく栄えている”めしや”があった。
その”めしや”では一人看板娘とされている愛くるしい少女がいたそうな。
「アメリアちゃ〜ん!こっちにおかず追加ね〜!」
「はぁ〜い!少しお待ちくださ〜い!」
この”めしや”の看板娘、今”アメリア”と呼ばれた少女がその人である。
「な〜?ここの娘さん元気があっていいだろ〜?」
「うんうん!なんかこっちまで元気になるっていうか〜」
「だろだろ?俺密かに狙ってたりするんだよね〜。」
「何を狙ってるんですか?」
ひょこっと現れたアメリアに男たちは慌てて話題をそらす。
「い、いや〜なんでもないよ!なっ??」
「お、おう!!」
「・・・なんか気になります〜。あ!これ追加のおかずです!どうぞ!」
そう言ってアメリアは他のお客の注文をとりに行く。そんなアメリアの後ろ
姿をみて男が呟く。
「なぁ〜?あのアメリアちゃんって子、好きな奴とかいるのかなぁ〜?」
「あ〜〜!!お前も狙ってるな〜!だめだぞ!俺が最初に目をつけたんだか
ら・・・・と、言っても・・・」
「なんだよ・・?急に暗くなって・・・。」
「いるんだよな・・・」
「いるって?」
「好きな奴。ほら、この近くの団子屋の・・・え〜と、なんていったけ?」
「なんでお前そんなこと知ってるんだよ?」
「だってよ〜、前見ちゃったんだよ。すっげ〜仲良く話してるの・・・」
「そんな話してただけだろ〜?まだわかんないじゃ・・・」
「はぁ〜〜い!!今日はまもなく閉店です!!まだ食べてない人は急いで食べ
ちゃってくださ〜〜い!」
アメリアの声に二人の男の話は中断。残っている食べ物を急いで食べお代を
渡す。
「あのさ〜アメリアちゃん?」
「はい?」
「アメリアちゃんてさ〜好きな奴とか・・・」
「アメリアさ〜〜〜〜〜ん!!!」
いきなり男とアメリアの会話に乱入してきた一人の女性。
「フィリアさん!!」
そう、アメリアの名を叫んで飛びついてきたのは近くでこっとう品屋をして
いるフィリアだった。
「ど、どうしたんですか?フィリアさん!そんなに慌てて・・・」
「アメリアさん!!もぉ〜〜、聞いてください!!我店に代代伝わっていた
壷があの悪徳で有名なヴァルガーブに盗られてしまったんです!!」
「なんですって〜〜〜!!それはすなわち悪ですね!!」
”悪徳で有名なヴァルガーブ”これは今江戸でかなり有名であった。
自分の気にいったお宝はどんな手を使っても手に入れるという。今回はその
犠牲者としてフィリアの店の高価な壷が盗られたというわけである。
「アメリアさ〜〜ん!!私どうしたらいいのでしょ?!あの壷がないと
私、ご先祖様の申し訳がたちません〜〜!!」
「え〜〜と・・・リナさんには言ってみたんですか?」
リナはこの町の警察的存在で町で起こったトラブルなどをよく解決させてい
た。そのトラブルをどうやって解決したのかは謎だが・・・・
「そ、それが、リナさん日ごろのストレスのせいで弟子のガウリイさんと
やけ酒でもしたらしくて、寄ってみたのですが、もう爆睡状態で・・・」
「あ〜〜リアルに想像できますね・・・」
と、アメリアは二人を想像して納得する。
「大丈夫ですよ!フィリアさん!」
「えっ??」
なにやら自信満々で言い放つアメリアに顔をあげるフィリア。
「こういう時こそあの噂の”正義の怪盗”さんがきっと悪の手からフィリアさ
んの壷を取り返してくれます!!きっとそうです!と、いうわけで、フィリア
さんは家に帰って寝てください。大丈夫!明日の朝にはちゃ〜〜んとフィリア
さんのもとに戻ってますよ!!」
「”正義の怪盗”・・・そういえば聞いたことが・・・」
”正義の怪盗”。これもまたこの町で噂になっている一つである。
騙されて盗られたものなどを悪の手から取りもどして元の持ち主にかえして
あげるというまさしく”正義の怪盗”。
だが、今だにこの”正義の怪盗”の素顔を見たものはいない。
男か女か?それさえもわからないでいる。そんな謎に満ちた存在。
「・・・わかりました。一日待ってみます。でも、もしあの壷がもどらなか
ったら・・・!!」
「大丈夫です!!絶対に!正義の怪盗に不可能はないんです!!と、いうわけで
正義の怪盗を信じて待っててください!では!」
そういって”めしや”ののれんを素早く取り店の中に消えるアメリア。
「俺たちの存在忘れられてない?」
「・・・いうな、なんか悲しい・・・」
取り残された男たちはすごすご帰っていった。


深夜・・・
「さ〜〜って、お仕事、お仕事っと!」
なにやら全身黒い服をまとい黒い布で顔を隠し屋根から屋根へと飛び移る。
「今回はフィリアさんの店の壷ですか〜?次から次へとよく盗みますね〜!
まさに悪そのものです!そんな悪はこの”正義の怪盗”こと”アメリア”が
退治してあげましょう!!」
と、屋根の上で悪徳なヴァルガーブの屋敷を指さしてポーズをとる。
そう、正義の怪盗というのはまぎれもなくアメリア自信のことである。
昼は”めしや”の看板娘として、そして夜になると”正義の怪盗”となって
悪を懲らしめる怪盗となるのだ。昼”めしや”で働いていると、思わぬ情報を
手に入れることもある。
「こういう大きな家は屋根から入るのが定番なんですよね〜。屋根のあたり
は警備の役人さんはほとんどいないし・・・。」
と、簡単に屋敷に侵入するアメリア。
部屋の上を低い姿勢で音を立てないように進む。ある位置にくると、何やら
話し声が聞こえた。この声は・・・
「今日は金目の物が手に入ったな。あの女もしつこかったが、ようやく手に
はいったというわけだ。」
と、酒をひと飲みしてフィリアから盗み取ったと思われる壷を眺め語る、
噂の悪徳ヴァルガーブを発見!
「ヴァルガーブ様の手にかかれば、どんなお宝も手に入る!それあたりまえ
ね!」
ヴァルガーブの横には子分とみられる赤いキツネ族のジラスがいた。
「うまいこというじゃね〜か。お、酒がきれたな。ジラス、酒の調達に行く
ぞ。」
「今日はどの酒場に行く?ヴァルガーブ様。」
「まぁ気分によるな。・・・行くぞ。」
そう告げると二人は部屋から姿を消した。その様子を伺っていたアメリアは
まして怒りに燃えていた。
「なんなんでしょう!?あのヴァルガーブっていう人は!!噂には聞いてまし
たが、ここまで悪党とは・・・!!こんな悪党はだんじて許してはいけません!!」
そう呟いたアメリアは周りを確認してさっき二人がいた部屋に降りる。
フィリアの壷と見られる壷が部屋の片隅に飾ってあるのを見つけたアメリアは
その壷に近づく。
「これですね!フィリアさんの言っていた壷は!?悪の手から今取り戻します
からね!」
そう言って壷に手を触れた瞬間、
「せっかく酒場をあらしにいくんだ。それなりの物はもっていくか・・・。」
と、さっき出て行った二人が再び帰ってきた。
ガラッとふすまが開けられた時、アメリアとヴァルガーブの目が合った。

・・・しばし沈黙・・・

「・・・ハッ!!き、貴様なにものだ!!」
反応が遅い・・・。
姿を見られてはヤバイ!と思ったアメリアは慌てて布で顔を覆い一時退却しよ
うと試みたが、
「逃がさないね!!」
と、子分のジラスが近くにあったひもを引っ張った。すると、アメリアのいた
場所がぱかっと割れた。
「へっ・・・?」
一言間の抜けた声を出した瞬間真下にまっさかさま・・・。
「うきゃ〜〜〜〜あああぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜!!!」
その叫び声は深い地下底に消えていった。
「やった!やりましたヴァルガーブ様!!怪しい奴罠にはめた!」
「まぁ誉めてやろう・・・ところでジラス。」
「ハイ?」
「いつの間にこんな罠を作った?」
「いつって・・・けっこう前ですけど・・・いつどんな奴が忍び込んでくるか
わからない!だから罠作る!これ対策ね!」
「・・・さっきに奴この壷を狙っていたな・・・ハッ!!まさか奴は!?」
「あ!ヴァルガーブ様!そこ危ないね!」
「はぁ?」
ジラスの声が遅かった。ヴァルガーブに目掛けて何本の矢が飛んできた。
「な、な、な、なん、なんなんだ!」
さすがはヴァルガーブ。息切れしながらもなんとかすべての矢をよけた。
「そこに触れると矢飛んでくる!そういう仕掛け。」
ジラスが淡々とかたると、それに食いかかりヴァルガーブが言い放つ。
「あといくつ仕掛けた??あ〜〜、この部屋にいくつ仕掛けたんだ〜!!」
「いくつって・・・あれ?いくつだっけ・・・?」
「外せ!!今すぐ外せ!!俺を殺す気か〜〜〜?!」
と、ジラスを左右に揺らしなんとか仕掛けをとるように命令する。
確かに・・そんな罠だらけの部屋にいたんじゃいくら命があってもたりない。
「ヴァルガーブ様、さっきの怪しいやつ、どうする?」
仕掛けを取りながらジラスが尋ねると、なにやら意味深げな笑みをうかべ、
「・・・楽しみは最後にとっておくものだ。」
「楽しみ?」
「それより酒だ!それおわったら酒の調達に戻るぞ!」
はたしてヴァルガーブの楽しみとは?
そしてアメリアの運命はいかに??!


*********************************
なんとも言えない設定ですね・・・
久しぶりに書いたので鈍ってる?かもしれません・・・。
これから火曜日までテストです(涙)
テスト勉強しなければ!それでは!

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7550お久です。桜井 ゆかり 2001/10/18 14:02:56
記事番号7548へのコメント

お久しぶりですー。
桜井です。おぼえていらっしゃいますでしょうか?(ドキドキ)
今、授業中ということもあって少々文は短くなると思いますが、気にしないで下さい。(ばれてない。ばれてない。ラッキー)

今回の舞台は花の大江戸(?)ということで、おもしろい設定だなーっと思いつつ読ませていただいております。
実はアメリアが正義の怪盗になるネタは私も考えていたんですよー。でも、ですね、内容がまとまらなく断念。実華さんのを読んで満足しようと思ってます(こら待て)

では、短いですが電柱の陰からでも応援させていただきます(待て。なぜ電柱?)
本当に短くてすいません。授業が終わってしまうので。
それではまた。レスを付けに来ますねー。

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7567Re:お久です。緑原実華 E-mail 2001/10/20 13:29:22
記事番号7550へのコメント

お久しぶりです〜!!
覚えていますとも〜!桜井さん!
パソコンが使えない日々苦痛でした・・・
やっとそれからも解放です!
一体何ヶ月使えなかったんだろう?
久しぶりにこの書き殴りさんに来てみれば、いろんな小説がいっぱい!
また一から読んでいかないと・・・

今回はお江戸バージョンです!
桜井さんもアメリアが正義の怪盗になるお話考えたことがあるんですか〜?!
これは嬉しい!同じことをかんがえていた人はいたとは・・・!
正義の怪盗というのはあるマンガのパクリでもあるんですけどね。
江戸ってことなので今回は魔法はなし?かも(かもってなんだ?)しれません。

授業の中からありがとうございました!
私もテスト期間だいうのにまったく勉強していないという愚か者・・。
それではまた過去ログから桜井さんの小説読もうと思います!
ではでは失礼します!