◆−愛しの…−れい (2001/11/26 22:09:11) No.7808


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7808愛しの…れい URL2001/11/26 22:09:11


 今晩和。
 さっき頭に思い浮んだので即席で書きました。
 何かネタが類似しそうなお話ですが…。
 これに似てるじゃあないか、と思われた方はそう仰っていただけると有り難いです。

 では。


「愛しの…」



 ああ、ついにお前は俺の元へと来てくれたのだな。
 
 1年前。
 街の一角でお前を見た時。
 俺の身体に鋭い電気が走ったような感じがしたのが始まりさ。
 それからずっと、お前だけを見ていた。
 晴れの日も雨の日も風の日も雪の日も雷の日もずっと、見ていたんだ。
 俺がお前をどんな想いで見たか…お前は知っていたかい?
 知らなかっただろう?
 お前の事をじっと見ていた奴等が、俺以外にも沢山いたものな。
 
 そして今まで、ずっとずっと耐えてきた。
 お前が1日でも早く俺のものになる日が来るのを、ずっと待っていたんだ。
 他の、お前に見惚れた奴等がお前を奪ってしまうんじゃあないかと、毎日びくびくしていたさ。
 でも、それももう終わりだ。
 ああ、お前はなんて綺麗な身体をしているんだろうか。
 お前を人目に晒してしまうのがもったいない位だ。
 お前は、俺以外の誰にも触らせたりはしないよ。
 お前は、いつも俺と一緒にいよう…。
 お前は、俺だけの…。


「タカシ!いくら新しい自転車が手に入ったからって、そんなとこでいつまでもぐずぐずしてたら学校に遅れるわよ!!」
「わ、分かったよ…もう行くからっ」


 おひまい。



 逃げますさようならっ;(をい)
 ではこれにて。
 かしこ。