◆−初めまして。−なぎ (2002/1/24 23:32:50) No.7987
 ┗Re:初めまして。−なぎ (2002/1/24 23:44:17) No.7988
  ┣はじめまして−一坪 (2002/1/26 13:48:50) No.7994
  ┃┗ありがとうございます−なぎ (2002/1/27 14:23:27) No.7997
  ┗よっ!!−圭悟 (2002/2/3 11:05:40) No.8039


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7987初めまして。なぎ 2002/1/24 23:32:50


はじめまして!最近スレイヤーズにはまったなぎといいます。
はまってすぐにこんなものを書いてしまって。
こういうのに投稿するのは初めてなので文章変でも大目に見てください(泣)
ちなみに私はゼルアメ好きなので小説(?)の方もゼルアメになってます・・・。

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7988Re:初めまして。なぎ 2002/1/24 23:44:17
記事番号7987へのコメント

カチコチカチコチと時計のなる音
パチッと暖炉で木がはぜる音
パラパラと本をめくる音



静かな部屋での午後のひととき
少女は大好きな物語を読みながら
青年は難しい魔道書を読みながら
ゆっくり時間は流れていく


ふと少女は本を置いて立ち上がり
部屋の隅に備えられたティーセットの方に向かう
ほどなくして部屋にはハーブティーの香りが立ちこめ
それに気付いた青年が顔を上げると
少女がそっと青年の前にそのハーブティーを置いた
ほんの一瞬だけ目が合うと
少女はにぱっと笑って
特に何も言わず自分の椅子に戻ると
自分の分のハーブティーを飲みながら
また本の世界へと戻った


青年はハーブティーを飲みながらそっと顔を上げた
目の前では本を読みながらくるくる表情を変えている少女
ふっと自然に笑みがこぼれる
久しぶりに会った少女はあいかわらずで
・・・でも少しだけ大人びた気もする
パチリとまた暖炉で木がはぜて
青年は再び少女と目があった
少女はまたにぱっと笑う
青年もそれに優しく微笑み返した


たった一日だけの一緒の時間
少女は午前中いっぱい離れていた間の話をして
青年は静かにそれを聞いていた
身振り手振りで説明していた少女が足を滑らせ
何となく予想していた青年が少女を支えて
見上げながらえへへっと笑う少女
青年は優しくその頭をなでる


「どこか一緒に出かけるか」
昼食が終わった後青年は少女にそう声をかけた
しかし少女はそれに首を振る
「私はいいですからゆっくり休んでください」
そういってにっこりと少女は笑った


『・・・そうして二人は幸せに暮らしました。』
読み終えた本をパタンと閉じると
少女は正面にいる青年の方を向いた
青年は顔を下に傾けていて少女からはその表情が見えない
少女は立ち上がりとてとてと青年の方に近づく
かすかに聞こえてくる小さな寝息
ひょこっと少女が青年の顔を覗いてみて
クスッと小さく笑った
少女はすでに飲み終えたティーカップを片づけると
部屋にあった毛布をそっと青年にかけた
そして自分の椅子を青年の隣に持ってくると
ちょこんと静かに腰をかけた



カチコチカチコチと時計の音は規則正しくなり
時々パチッと暖炉で木がはぜる
暖かな空気の流れる部屋には
眠っている青年と
それを見つめている少女


(ゆっくり休んでくださいね)
起こさないようそっと少女は心の中でつぶやく
ふと窓の外を見ると雪が降り始めている
(きっとまた明日から大変ですから・・・)
明日には青年はまた旅に戻る
あてのない長い長い自分を取り戻す旅
少女はそっと青年の手に自分の手を重ねる
青年の起きる気配はない
(すごく疲れていたんですね)
なのに青年は少女を外出に誘ってくれた
(・・・無理しないでくださいね)
そっと青年の・・・普通の人とは違うその手を握る


(私は・・・隣にいるだけで幸せですから・・・)


そっと少女は目を閉じた


どこからかすきま風が部屋に流れる
優しく流れる風は青年と少女の髪を揺らす
青年の銀髪がしゃらんと音をたてる

規則正しい時計の音

暖炉で木がはぜる音

静かな静かな午後のひととき



暖かな空気に身をまかせて

少女はゆっくりと眠りに落ちていった




・・・・変な文章ですみません。一応詩のような小説もどきです・・・。





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7994はじめまして一坪 E-mail 2002/1/26 13:48:50
記事番号7988へのコメント

投稿ありがとうございました!

>一応詩のような小説もどきです・・・。
まさしくこのとおりで綺麗な文章ですねー。
すごくステキな雰囲気でよかったです。

また投稿してくださいね。

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7997ありがとうございますなぎ 2002/1/27 14:23:27
記事番号7994へのコメント

わざわざこんな文章にコメントしてくださってありがとうございます!
初めて投稿したのですごくうれしいです!
まだまだ未熟な文章ですがまた書けたら投稿したいです。(←図々しさ100%)






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8039よっ!!圭悟 2002/2/3 11:05:40
記事番号7988へのコメント

 やーや―、お久しぶりっ!!小説出してるんだったら言ってくれればよかったのに。(投稿小説1しか見ないやつ・・・。)ゼルアメかあ・・・なんかくっついてほしーよーなくっついて欲しくないよーナ、微妙な位置やね。私も投稿小説1のほうで長編の続き書いてるんだよ。もしよかったら読んで下さいな。 
 はぁ、もう2月になり受験まであと1ヶ月・・・・なのにこうやってパソコン開いてしまう自分が悲しい・・・・。勉強はしっかりしといたほうが身のためでっせ。(先輩からの教訓。)
 ま、2月の7日まではチャットに顔出すからひまだったらきてよね!!ま、いろいろがんばってねえ!!

                      圭悟さんより