◆−死ねるぜ…−文月霊次(風見霊) (2002/2/6 01:44:18) No.8059
 ┣言い訳…って書いてるじゃん−文月霊次(風見霊) (2002/2/7 19:22:07) No.8066
 ┣吸血衝動−文月霊次(風見霊) (2002/2/12 15:54:23) No.8088
 ┣言葉−文月霊次(風見霊) (2002/2/26 16:52:55) No.8167
 ┗忘れられないもの−文月霊次(風見霊) (2002/3/2 20:32:58) No.8179


トップに戻る
8059死ねるぜ…文月霊次(風見霊) 2002/2/6 01:44:18


やぁ、少年少女の諸君。
ああ、90過ぎの老人も0歳の成人女性も少年少女の仲間だ。
と言う訳でこんにちは。
この新規記事を書く時に最新記事の投稿者名を見て
『俺に妹なんていたか…』
なんて考えてた風見です。いえ、実際にはいるのですが…
お久しぶりでございます。
最近は『文月霊次』の方が多いのですが、初心に戻るのも滑稽かと思いまして。
さて、受験生ならいざ知らず、一般の方々はいかがお過ごしでしょうか?
私が一般に入るのかは無視するとして、私は布団で死んでました。1周間ほど
この年で風邪をひき、更に1周間もこじらせまだ治っていない。
私って身体弱かったんですね…初めて知りましたよ。
さて、せっかくツリーを作るんですから何か書きましょうか。
そうですね…タイトルは『風の邪な願い』でどうです?
実は1周間これを考えていたのは内緒ですよ…フフフ


街の中を過ぎる
昔は木々の間を過ぎた私も、ここにいる以上ビルの間しかくぐれない
それでも私が動きを止めれば、人々はかなり困る事になる
夏場などは私がいるといないとでは大違いになる

木々を過ぎる
表現はあっているはずだ
林や森を進むのではなく、人工的に生えているモノなのだから
春の時など実感してしまう

人々の下を過ぎる
ここは昔の木々以上に人が存在するから、昔では考えられない事だ
この時に私は、人間達には怨まれるのだろう
秋の木枯しほど寒さを実感する物はないから

全ての上空を過ぎる
今も昔も変わらないと思いつづけたい空を
人々の手によって汚され、『透き通るような空』から『青い空』になってしまった
冬場に人の前に出ないのは、せめてもの情けだ

考えて見ると、私は人に邪魔にされていないか?
そうか…ならば少し悪さでもしてやろうか
かと言っても、私に透明人間の友達はいない
存在を疑うが、私はいたほうが面白いと思う

結局私は、私自身が透明なのを思い出したのは、どれほど後だろう

春に、木々からお裾分けしてもらった花粉を
夏には、私の動きを止めてやろう
秋は足元に素晴らしい木枯しでも
冬には…ウイルス辺りでも流してやろうか

寂しいかもしれないが、結構楽しくやっているので邪魔はしないで欲しい
一応、その後にフォローはしてるんだから

春には暖かい風を
夏には心地よい冷風を
秋には風流な落ち葉を
冬には…冬には…冬には…

人間は欠点があるもの、私にも欠点の二つや三つくらいあってもいいと思わない?
……いや、私は人間じゃないけどさ…


未完成の終わりって言うのは結構便利ですね。
そう言えば私が前回見た時から小説1の方は一周してました。
見た途端に知らない物しかないって言うのはある意味すばらしい絵ですね…
見てて立ちくらみが起きましたよ。
……座っていると言う突っ込みは酷と言う物でしょう
芸風が変わっているのも気にしないで下さい。世の中に負けた人間の末路ですから
ただ…2度と風邪ひきたくない…こんな痛みはいやだぁ(泣)

         リアルに苦しむ道化師より、仮想現実を懐かしみながら…

(あ、今回の意図はただひとつ、小説1の方の投稿が遅れている理由ですので、完全な言い訳です。けじめと言うことでできるだけ落ちたらすぐ送っていたのですが…しょせんはこんなもんでした。まったく…人生とはつらいものです)

トップに戻る
8066言い訳…って書いてるじゃん文月霊次(風見霊) 2002/2/7 19:22:07
記事番号8059へのコメント

やぁ、『ボーイ&ガール』の諸君。
もちろん前回と同じく79歳の受験生から3歳の受験生を名乗るやつらも仲間だ。
老若男女全てが対象の挨拶。何処かに無いものかのう…
さて、療養中にスレイヤーズを読んでいて3巻のゼル×シルの話とか5巻のゼル×ゼロの話とかがすっごく読みたくなった風見です。
いえ、誰か書いた人いないかなぁ…と思いまして。
でも捜したら大量に出てきそうで怖い…
ってその前に作者様の公式本で出てたらどうしよう…どうにかして見れないかなぁ…
さて、前書きが長すぎたので本題に入りましょうか…


〜〜〜後程の話…〜〜〜

あ、前の話だけど、私にはあったわ

冬に私は雪を運ぶの
遠くにある雪雲をここまで運んでくるのよ
人々に白い安らぎを与えるの

え?それで何があるって・・・

生き物の心に安らぎは大切でしょ?
いや、まぁ・・・確かに風邪の人は迷惑かも・・・
でもでも、その雪の安らぎがあれば、治りも早いかもしれないし・・・
でもね、この冬に彼らに雪を見せる事は、
1年間その日を記憶するわ
それはある意味チャンスのはず
   雪の別れ
   雪の出会い
   雪の誓い
きっと忘れる事のできない思いになる
これは貴方にできるかしら?

春の暖かな風での出会い
夏の波音の中のあやまち
秋の木枯しに吹かれた別れ
そして・・・

冬の雪に彩られた・・・誓い

私には何もできない事は多いけど、それでも貴方とは違う『チャンス』がある
チャンスを与える事ができる分、やっぱり私はがんばれると思うの

・・・で、何の話してたんだっけ?


さて、このツリーではこの手の話し方で作りたいと思います。
と言うよりたぶん続き物になると思います。
と言うのも、小説を書く時間が作れず、突然浮かんだ言葉を繋げる時間しかないため、これしかできないのです。
せめて、小説っぽいものを書くために参加していますが、小説を書くという行動に制限が(基本的に体力が続かない)あるため、少し恥をさらしてみました。
後は、少しづつ書いている小説が投稿できる様がんばりますので、どのような理由でも待っていらっしゃるお方がいましたら、もう少しがんばって下さい
(この分って相手を敬ってないよね…)
さて、言い訳終了このまま逃げます。また何時か、何処かで

トップに戻る
8088吸血衝動文月霊次(風見霊) 2002/2/12 15:54:23
記事番号8059へのコメント



『人間は欲望の塊である』
 誰の言葉かは知らないが、その案は賛成である。
 そもそも、この『欲望』がなければ人は人としての活動ができないのが事実だからだ。
 その欲望は、どのような人間にも現れるだろう。
 欲望がまったくない人間が生きているのなら、私は命を捨ててもいい。
 欲望の塊である人間で、なにより大事な自分の命と言う物を捨ててしまう事もできるだろう。
 本当に存在するのならば…の話しだが。
 話がずれたから戻そう。
 欲望は、必ずしも本人が予測した範囲の物で現れるとは限らない。
 目の前の簡単な計算式を解くだけで解消される物から。
 人を殺さなければ収まらない物まで。
 物を破壊したり大声を出すだけで解消される物や、他人を殺し、その血肉を食らわなければ収まる事のできないものまでさまざまだ。
 しかし、人間と言うのはよくできている物で、普段はそんな物騒な欲望は出てくることはない。
 何らかのかたちで出てきても、それは理性という壁を突き破る事はなく、外に出る事はない。
 私はその中で、奇妙な欲望を体験した。
 他人の血液を飲み干したいという、単純かつ危険な欲望だ。
 決して殺したいわけではなく、ただ単純に血液が飲みたい。
 なんのためにかは考えればすぐに答が運ばれた。
 理解してたわけではない。そもそも、そのこと自体は事実かどうかアヤシイ。
 しかし身体は知っていた。
 血液がこの身体に有効な栄養だということが。
 血液の成分全てを吸収し、全てを身体に有効に使う事ができ、身体に一切の害無く必要な栄養素を全て得る事ができ、無用なものはまったく無いことを。
 そして
 実際に血を吸うという行為も、身体は知っていた。
 イヤ、動きからして『憶えていた』が正しい。
 動きに無駄が無く、目標を捕らえてから血を吸い、その亡骸を捨てる所まで全ての行動を身体は『覚えていた』
 私は今、その欲望と共存している。
 私は思う。全ての生物は欲望を達成している姿が一番美しいと。
 私は今宵も欲望のままに動く。

 何時か、貴方の首筋を目指しながら
 ほら、あなたのすぐ後ろにはもう…
 スベテノヨクボウガウズマキナガラアナタヲテマネキシテマッテイル


さて、前回『続き物にする』とか言ったくせにいきなり別物を書いてます。
っていうか小説を書く暇ないよぉ(泣)
この後当分は小説が書けません。現実世界にてかなりヤバイ問題が発生しているので(汗)
楽しみにしている人いるのか…??
まぁ、いなくても書くけどね^^;
それでは、珍しく後書きが10行以内で終わってびっくりしながら帰らせていただきます。
さよ〜なら〜
小説も詩もなにも書けないで修羅場ってる道化師より、何時かの笑顔をこめて

トップに戻る
8167言葉文月霊次(風見霊) 2002/2/26 16:52:55
記事番号8059へのコメント

笑い合って、楽しいとき
泣き合って、嬉しいとき
貴方はなんて、私に言うの?

よろこぶ時間
貴方はいつもそばにいてくれた

会えなくて、寂しいとき
つらくって、悲しいとき
貴方はなんて、言葉をかける?

苦しいときも
貴方はそばにいるだけだった

貴方が私の傍にいる時間は
数えるほどしかないけれど

笑い合って、楽しいとき
泣き合って、嬉しいとき
どんな時間よりも、貴方がいる時間が幸せだった

会えなくって、寂しいとき
つらくって、悲しいとき
どんな時間よりも、貴方がいない時間は孤独だった

私は貴方の声は知らない
私は貴方の名前も知らない
けれど貴方は、そばにいる
知らないうちに現れて、知らないうちに消えてゆく

私と貴方に言葉はいらない
私と貴方に名前はいらない
だから私は貴方を追わない
だから貴方は私を捜して

いつまでも傍にいる時
私たちの間に必要な物は
『愛する』と言う感情
それだけでいい

だから私はそばにいる
貴方と一緒に旅をする
互いに呼び合う事もなく
声すらかけることもない
二人っきりの孤独な旅を

Silemt World
言葉なき世界を、貴方と共に
言葉なき世界を、貴方と孤独に


さて、珍しくそれらしいものを書いたかな?
珍しく私は『愛の形』を書いた気がしますねぇ
まったく私らしくない
もっと『絶望』とか『虚無』みたいなものがかけないのかねぇ…
このツリーでは一番詩らしいのかな?
…ってタイトルに合ってないんじゃないか??
ふみゅぅ…タイトル『サイレントワールド』の方がよかったかも…
書き終わった後の余韻を楽しみたいのでここで終わります
詩を書いた後の余韻なんて…珍しいねぇ…

道化師より懐かしき言葉を添えて

トップに戻る
8179忘れられないもの文月霊次(風見霊) 2002/3/2 20:32:58
記事番号8059へのコメント

あなたはいつ恐怖を感じますか?
普段の生活の中で『恐怖』を感じる事はまずないと思います。
まぁ、人によっては『テスト範囲』とか『成績表』などに恐怖を感じるらしいですが…
今回の題材は『日常で感じた恐怖』です。
今でこそ笑い合える仲なのですが、初めて見た時の彼の雰囲気は私よりも黒いものだったのを覚えています。
私自身も小学生の時はかなり黒い雰囲気を持っていたのですが、後にも先にもあれほど黒く、深い雰囲気を持っている人間には出会えないでしょう。
さて、そろそろ始めましょう。


 初めて見たのは小学4年の時。
 アイツはごく普通の格好をしてごく普通に登校してきた。
 ただし、登校時の顔が無表情で、目と雰囲気がやけに黒かった事を除けば…だが。
 次に見かけたのはプールの裏手。
 クラスの友達とかくれんぼでもしていたのか、木の影に隠れる様に座っていた。
 その顔に安堵の表情がなければ疑う事はなかったかもしれない。
 3回目に会ったのは5年の最初の時。
 クラス変えで奴と同じクラスになってしまった。
 最初の自己紹介の時なども、他の奴らと同じようにしていたのに、何故か目が行った。
 人との交わりを必要としない、誰も近づこうとしない雰囲気が一瞬出ていなければ、誰も気にしなかったと思う。
 奴はすぐにクラスに溶け込んだ。言葉通りの意味に。
 別段他の奴らとの交わりがあるわけでもなく、教室の隅で本を読んでいても不思議に思わない。どこにいても間違っていない状態になっていた。
 同じクラスになってから奴から黒い雰囲気は感じなかった。
 よほど注意して感じなければ、分からないほどに隠していた。

 何日か過ぎ、なにかの間違いだと思ったとき、現実だと知らされた。
 クラスに一人はいるお調子者が、奴に嫌がらせをしていた。
 実に単純な、子供らしい嫌がらせ。ある意味可愛らしくも感じるような。
 やられている方が、今にも相手の喉笛を噛み切ろうとする黒い雰囲気を出していなければ…もしかしたら俺も忘れていたかもしれない。
 ただ、その一瞬を感じたために、奴に話しかけるまでの間は、生きた心地がしなかった。
 『クラスの中に化け物がいる。その気になればその場の人間全てが殺されてしまうような、そんな雰囲気をまとった人の姿をした化け物が』
 奴と自分の接点が見つかるまでの間、学校に行くたびに『恐怖』が全身を支配したのを覚えている。
 まぁ、それでも学校に行ったのは奴の全てが知りたいという『好奇心』に他ならなかったのだが。

 最初に話しかけた言葉は分からない。ただ、一度話しかければすぐに打ち解けた。
 ただ、奴の全てが分かったわけではないが、分かる事はただひとつ。
 奴は単純で、もっとも複雑で…そんな分からない人間だった。
 そうそう、分かった事はもうひとつ。
 と言っても中学の頃だが、何故奴に目が行ったのか分かった。
 実に単純。俺は奴に『ひとめぼれ』をしていたのだ。
 おそらく一生忘れられない出来事だろう。そして、こうして他人に知らせるのもラストだろう。
 だって言えるか?『始めてひとめぼれをしたのが同姓でした』なんてさ。


さて、今回はちょっと小説風味。
詩にするよりもこっちの方がやりやすくなっちゃいましたねぇ^^;
さて…ぎりぎり間に合うかな?
もしうまく投稿できていたら拍手〜♪
という訳でこれで終わり。
まったく…信用できる奴で最も信用してはいけない奴…
厄介な親友を持つと…面倒過ぎて面白い。

         道化師より、我が親友たちに感謝を込めて