◆−〜Blasphemy〜 (初投稿ッス・・・)−+綺咲+ (2002/2/20 18:55:12) No.8133 ┣はじめまして−一坪 (2002/2/20 22:43:56) No.8138 ┃┗あっ、管理人様!?−+綺咲+ (2002/2/22 19:58:10) No.8150 ┣はじめまして−ねんねこ (2002/2/21 17:43:32) No.8141 ┃┗こちらこそ!(ぺこり)−+綺咲+ (2002/2/22 20:08:55) No.8151 ┣読ませていただきました−amy (2002/2/21 18:14:37) No.8142 ┃┗にょぉぉぉ!!?−+綺咲+ (2002/2/22 20:30:28) No.8152 ┣初めまして!−紗希 (2002/2/22 17:19:20) No.8149 ┃┗こちらこそ〜♪−+綺咲+ (2002/2/22 20:35:58) No.8153 ┗〜Blasphemy〜 −+綺咲+ (2002/2/24 18:22:26) No.8158 ┣はじめまして−鎖夢 (2002/2/26 22:45:11) No.8168 ┃┗どぉもっ!!−+綺咲+ (2002/2/27 14:43:02) No.8169 ┗〜Blasphemy〜 2.相似人−+綺咲+ (2002/3/1 15:08:47) No.8175 ┗〜Blasphemy〜 3.拘束人−+綺咲+ (2002/3/16 22:29:21) No.8207 ┗〜Blasphemy〜 4.煌々と・・・・・・−+綺咲+ (2002/3/29 17:48:47) NEW No.8235 ┗きゃあっvv−鎖夢 (2002/3/29 21:58:47) NEW No.8240
8133 | 〜Blasphemy〜 (初投稿ッス・・・) | +綺咲+ E-mail | 2002/2/20 18:55:12 |
え〜有川 綺咲と申します。 今までは読むだけだったんですが・・・思い切って、投稿してみることにしました! オリジナルです。スレイヤーズでは御座いません。 ・・・書きたいですけど、私の拙い文章で、アレを書くなんて無理でした(泣) まあ、こっちを書いても拙いですけどね・・・。 とにかく、投稿させていただきます。 〜プロローグ〜 欲しくないわけじゃなかった。 望んでないわけじゃなかった。 願ってなかったわけがなかった。 手を伸ばせば届いたに違いない。 でも自分は伸ばさなかった。 とても怖かったから。 もう、怖がらなくても良い位置にいたのに。 少なくとも、自分に害はないのだから。 でも、あの人に害が及ぶのは、間違いなかった。 他にも、たくさんの人に迷惑がかかると思う。 自分の欲望の為に、そんなことはできない。 だから決めた。見ているだけでいようと。 この場所に居るのは、ひとえにそれだけだ。 それさえなければ・・・ あー。絶ッッッッ対に辞めてやるのに。 ・・・以上ッス。 ・・・ワケ分かんないですね。 今度、頑張って本文書きます。 誰も見ないでしょうけどネ・・・。 それでは。綺咲でした☆ |
8138 | はじめまして | 一坪 E-mail | 2002/2/20 22:43:56 |
記事番号8133へのコメント 投稿ありがとうございました! かなり意味深なプロローグですねー。 どんなキャラが出るか楽しみです。 > 誰も見ないでしょうけどネ・・・。 読んでる人は多いと思います。 ただオリジナルとか連載物は感想書くのが難しいみたいです。 と他人事のように書いてますが、ここで小説を読んでる人の中でも感想文が苦手&ヘタさでは私の右にも左にも出る者はいないでしょう。 ブッチギリで優勝です。 って、話がそれました。 で、何を言いたかったかというと「本文ガンバって下さいね」ということなのです。 |
8150 | あっ、管理人様!? | +綺咲+ E-mail | 2002/2/22 19:58:10 |
記事番号8138へのコメント はわぁ一坪様っ!? ああああええっと、お邪魔させていただかせてますっ! >投稿ありがとうございました! いやあの、こちらこそ、投稿させていただかせてしまって、有難う御座います! >かなり意味深なプロローグですねー。 >どんなキャラが出るか楽しみです。 ・・・駄文ですので・・・(汗) 私と一緒で、駄目キャラです(ヲィ) >で、何を言いたかったかというと「本文ガンバって下さいね」ということなのです。 はい、頑張らせていただきますっ! こういう風に書いていただけるだけで、幸せですね。 どうも有難う御座いました! |
8141 | はじめまして | ねんねこ E-mail URL | 2002/2/21 17:43:32 |
記事番号8133へのコメント はじめまして、ねんねこと申します。現在どっちの投稿小説にも出没してますが……以後お見知りおきをなのです。 さっそくお話を拝見させていただきました。オリジナルですかvv 私もつい最近ようやくオリジナルを書くようになりまして(いろいろ設定は組んでいたのになかなか文章としてまとめなかったらしい)こちらに投稿してまして。仲間が出来たようでとても嬉しいです♪ 気になるプロローグで、続きも気になりますvv ぜひぜひ続きも拝見したいので、頑張ってくださいませv ではでは、短いですがこの辺で。ねんねこでした(ぺこり) |
8151 | こちらこそ!(ぺこり) | +綺咲+ E-mail | 2002/2/22 20:08:55 |
記事番号8141へのコメント > はじめまして、ねんねこと申します。現在どっちの投稿小説にも出没してますが……以後お見知りおきをなのです。 こちらこそ、はじめまして! 以後、宜しくお願いします!! > さっそくお話を拝見させていただきました。オリジナルですかvv > 私もつい最近ようやくオリジナルを書くようになりまして(いろいろ設定は組んでいたのになかなか文章としてまとめなかったらしい)こちらに投稿してまして。仲間が出来たようでとても嬉しいです♪ そんな、仲間だなんて・・・(照) 私も、やっと決心して、書き始めた次第です。 では、オリジナル仲間ってことで♪ > 気になるプロローグで、続きも気になりますvv > ぜひぜひ続きも拝見したいので、頑張ってくださいませv ・・・いや、駄文ですんで・・・(汗) 身の為には、見ないほうが良いです。 でも見ていただけたら嬉しいですv(←どっち・・・?) > ではでは、短いですがこの辺で。ねんねこでした(ぺこり) 有難う御座いました。 是非またいらして下さい(←本音) では。綺咲でした☆ |
8142 | 読ませていただきました | amy E-mail | 2002/2/21 18:14:37 |
記事番号8133へのコメント 綺咲さんへ amyです!読ませていただきました!!! 勝手にレスさせていただきまーす! > まあ、こっちを書いても拙いですけどね・・・。 そんなことありませんよ、 続きがすごく気になるお話でした! > でも、あの人に害が及ぶのは、間違いなかった。 > 他にも、たくさんの人に迷惑がかかると思う。 > 自分の欲望の為に、そんなことはできない。 すっごく優しいですよね。 私だったら、きっと、 人の迷惑関係なく突っ走ってしまうことでしょう。 > あー。絶ッッッッ対に辞めてやるのに。 おおお!なんか若者っぽい! こういうあけすけな物言い、すんごく好きです。 あー、、、何言いたいんだかさっぱりですね(ーー;) えっとつまり、、、、面白かったです(短っ) 続き、楽しみにしてますね♪ 、、、、すいません、感想書くの苦手なんです。 amyより |
8152 | にょぉぉぉ!!? | +綺咲+ E-mail | 2002/2/22 20:30:28 |
記事番号8142へのコメント > amyです!読ませていただきました!!! > 勝手にレスさせていただきまーす! amyさん!? あわわ、レス有難う御座いますっ! >> まあ、こっちを書いても拙いですけどね・・・。 > そんなことありませんよ、 > 続きがすごく気になるお話でした! いえ、もう私の書く文章は、拙いどころではないですので・・・ でも、そう言ってもらえて嬉しいです! >> でも、あの人に害が及ぶのは、間違いなかった。 >> 他にも、たくさんの人に迷惑がかかると思う。 >> 自分の欲望の為に、そんなことはできない。 > すっごく優しいですよね。 > 私だったら、きっと、 > 人の迷惑関係なく突っ走ってしまうことでしょう。 きっと私もそのタイプです(爆) それにたぶん・・・これは自分への戒めというよりは、やっぱり怖さがあるのではないかと・・・ >> あー。絶ッッッッ対に辞めてやるのに。 > おおお!なんか若者っぽい! > こういうあけすけな物言い、すんごく好きです。 若者です(笑) ズバズバした口調なくせに、心中いろいろ考えている人が好きなんです。あと、なんかとぼけてる人とか・・・(含笑) > あー、、、何言いたいんだかさっぱりですね(ーー;) > えっとつまり、、、、面白かったです(短っ) > 続き、楽しみにしてますね♪ > >、、、、すいません、感想書くの苦手なんです。 いえいえ、あれで感想書けというのが無理なんですよ。 有難うございました、嬉しかったです。 amyさんも頑張ってくださいねっ!! では、綺咲でした☆ |
8149 | 初めまして! | 紗希 E-mail | 2002/2/22 17:19:20 |
記事番号8133へのコメント 初めまして、綺咲さん。 私、紗希です。以後お見知り置きを。 私、昔はここで沢山書いてたんですけどねぇ、『詩』を。 最近じゃあ、あんまりかいてないですねぇ。 1の方かな?あるのは。 でも、『主に活動しています宣言』はこっちですねぇ(笑) 感想になってません(笑) 何せ下手くそですから! 結局は何を言いたかったのか? 「本文を、頑張って成功させて下さいね」 それだけが言いたかったんですよ。 ほらね? 変な事になっているでしょう? これ以上余計な事を言わない内に退散します! では… |
8153 | こちらこそ〜♪ | +綺咲+ E-mail | 2002/2/22 20:35:58 |
記事番号8149へのコメント >初めまして、綺咲さん。 >私、紗希です。以後お見知り置きを。 こちらこそ初めましてv これから宜しくお願いしますvv >私、昔はここで沢山書いてたんですけどねぇ、『詩』を。 >最近じゃあ、あんまりかいてないですねぇ。 >1の方かな?あるのは。 >でも、『主に活動しています宣言』はこっちですねぇ(笑) あ、見たことあるやもしれません。 詩は、私も好きなんで。 勿論、小説も好きですヨ。 >感想になってません(笑) >何せ下手くそですから! >結局は何を言いたかったのか? >「本文を、頑張って成功させて下さいね」 >それだけが言いたかったんですよ。 有難う御座いますー! いえもぅ、それだけで嬉しいんです。 はい、頑張らせていただきます。 >ほらね? >変な事になっているでしょう? >これ以上余計な事を言わない内に退散します! >では… 是非またいらして下さいね。 では。綺咲でした☆ |
8158 | 〜Blasphemy〜 | +綺咲+ E-mail | 2002/2/24 18:22:26 |
記事番号8133へのコメント 綺咲ッス!やっと時間つくりました〜。 なんか、いっぱいレスいただいてしまって・・・。 至福ですv では、頑張って続きを書きますッ。 では、本文へ御進み下さい。 ↓ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 始まりはえてして他愛もないもの。 けれどもそれは、絶対に確かなものだ。 それは偶然と必然と、その狭間の産物。 ふとした交錯により、始まりとは訪れる。 始まりさえなけれは、何も変化は起きなかった。 始まりがあったからこそ、変化というものが起きた。 何にしても、そのことの善悪を下すのは、第三者のすべきことではない。 それは彼ら自身がするのだから。 〜Blasphemy〜 1.落下人 紫の大神官セイレンス=ダーク=アンパイアは、驚いて他の四人の大神官を、ベールの中から見やった。 「・・・・・・どういうことでしょう?」 「だから、いったとおりそのままのことだ、セイレンス殿」 この顔ぶれの中では若い(とは言っても、五十代にはなっているのだが)赤の大神官エリンドル=ヤイナシュモンが、渋い顔をして言った。 「魔種族暴走の討伐及び原因の究明。その神職者の代表に、貴殿が選ばれたのだ」 「ですから、どういうことかと聞いているのです。私がこの職に就いてから、まだ三年しか経っておりません。本来であるならば、他の大神官の方が行かれるべきなのでは?」 「そこなのだ」 勢い込んでいったのは、大分歳をとっている黄の大神官ギルマン=ハースウェイ。 「我々も、まだ若い貴殿にそのような事をさせるのは、どうかと思ったのだ」 「だが仕様がない。なにしろ国王陛下直々の御指名なのだから」 緑の大神官クレイド=リストネイルの言葉に、セイレンスが黙り込む。 青の大神官コスト=アルグレットが、駄目押しのつもりか、更に付け加えた。 「まさか、国王陛下たっての頼み、断りはすまい?」 その言い方にセイレンスは眉をひそめたが、ベールのおかげで勿論誰も気がつかなかった。 無言でいるのを肯定ととったのか、大神官長が楽しそうに言った。 「いいのだね?」 「――・・・・・・嫌だと言ったところで、あなたがそれを許さないのでしょう?」 「まあ、そうだね」 こっそりとセイレンスは溜息をついた。 聞かずとも、答えは分かっていたのだが。 大神官長は、自分の企みの為に、セイレンスをこの職に無理矢理就かせたのだから。 もっとも―― 「・・・・・・分かりました。やりましょう」 その点ではセイレンスも同じだったが。 「まだ、この仕事を降りるつもりはありませんのでね」 全ては、自分の為だから。 少女は逃げていた。 目の前でたくさんの人々が、恐怖に顔を引きつらせながら、やはり四方八方に逃げていく。 そんなこと、どうでも良かった。 とにかく逃げたかった。 捕まってはいけない、また逆戻りじゃないか。 逃げて、逃げて、逃げて。 全ては、自由の為に。 庭園にでて、セイレンスはベールをとった。 やっと顔に、新鮮な空気が冷たく当たった。 深呼吸をする。 息が詰まっていたのは、何もベールのせいだけではないのだろうけども。 庭園内の小さな池に映る自分の顔を見て、彼は溜息をついた。 まだ若い、自分の顔。 しょうがない。何しろ、まだ17歳になったばかりなのだから。 子供に見られても文句は言えないのかもしれない。けれども、今のところ自分は、ある程度の信頼は得ている。 それを守る事に、とても息が詰まる。 目的がなければ―― (だけどなぁ・・・・・・) 再び溜息。 いい加減、疲れた。 肩肘張って、大きな態度を示して、大人ぶって。 自分の本当の気持ちは、結局どこへいくのやら。 だいたい大神官なんて、自分のような年頃の者がやることではない。 大神官長の権力、それがなければ、自分はこの立場にいなかったに違いない。 そんな大人社会に一人、自分のような若造がいて。 (・・・・・・本気で辞めようかな) この職務に嫌気がさしてきた今日この頃。 相手をするのはオヤジかジーサンだけなんて、やっていられない。 ・・・・・・別に偏見があるわけではないが。 今回の国王陛下からの直々の命令にしたって―― はたと、非常事態なのに喜んでいる自分がいるのに気がついた。 「・・・・・・・・・・・・」 ベールを被りなおした。 気を緩められない。 少女は街中に入った。 人がたくさんいれば、奴らをまけるかもしれない。 ――と思った自分が甘かった事に気がついたのは、暫くたってからだった。 気配が消えない。遠くから、でも確実に追跡されている。 慌てて彼女は、近くの木によじ登る。 がさがさという音が、塀の外から聞こえてきた。 セイレンスは立ち止まる。 「・・・・・・なんだ・・・・・・?」 風もないのに、木の枝葉の揺れる音。 彼は塀の外まで響くように、上を見上げて声をかけた。 「何事だ!」 何事かと聞かれたって、少女には答えられない。 だって急いでいるから。 ある程度まで登ったら、少女はそばのやたらと高い塀の中に、勢いをつけて飛び込んだ。 その場所が、何かも知らずに。 ひょい、と塀の上に影が現れた。 更に声をかけようとしたが、彼は一度、口を閉じた。 何でこんな所から、誰か現れるんだ? 正門から堂々と入って来れないからには、答えはひとつしかない。 曲者だ。 ・・・・・・と考えたところで、その影はいきなり跳んだ。 「・・・・・・は?」 跳んだ。跳んだ? 「って、うわああぁぁぁぁぁぁっ!?」 目の前に、少女が迫った。 どさり、という音と、びりびりと何かが裂ける音がした。 ガバッと起き上がってみると、自分が誰かの上に落ちたことが分かった。 「・・・・・・何。何でだ」 呟いて目を見開いているのは、薄い銀髪と紫の瞳の、まだ若い少年。 呟きながら、セイレンスは自分の上に落ちた誰かさんを見た。 濃い金髪と青い瞳の、14、5歳の少女。 彼女は、必死の顔をして、叫んだ。 「助けて!!」 誰でも良かったけど、助けて欲しかった。 少年は驚いた顔をしていたが、すぐに顔を引き締めた。 「――今一度聞こう。何事だ?」 これが、出会いだった。 ―続く― +++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ・・・という訳で、続きます。 今週テストあるので、なかなか続かないでしょうけど・・・(汗) 頑張りますっ! あ、できれば感想下さい。 いや、こんな短いのに感想なんて、無理なんですけどネ・・・。 それでは。 綺咲でした〜♪ |
8168 | はじめまして | 鎖夢 E-mail URL | 2002/2/26 22:45:11 |
記事番号8158へのコメント はじめまして、鎖夢と申します。 出だしにかなり惹かれました。 セイレンスくん、いいですねぇvv 確かに、17歳で相手にするのがおやじかじーさんばっかってのは かなり寂しいかもとか思いました。いや、私だったら絶対嫌です(笑) では、短いですがこの辺で。続き楽しみにしてます♪ †鎖夢† |
8169 | どぉもっ!! | +綺咲+ E-mail | 2002/2/27 14:43:02 |
記事番号8168へのコメント >はじめまして、鎖夢と申します。 はじめまして!綺咲です!! >出だしにかなり惹かれました。 >セイレンスくん、いいですねぇvv >確かに、17歳で相手にするのがおやじかじーさんばっかってのは >かなり寂しいかもとか思いました。いや、私だったら絶対嫌です(笑) いや、私も嫌ですね、どっちかってーと・・・ まぁ、彼は役職がら、どうしても年配の方々に付き合わなくてはならないので。 っていうか、お褒めの言葉、どうも有難う御座います〜v こんな駄文を読んで下さるだけでもうっ!v〜(>▽<)←何 >では、短いですがこの辺で。続き楽しみにしてます♪ どうもです! 頑張って続きを書きますんでっ! どうか、これからも是非来てくださいねv では。綺咲でした。 |
8175 | 〜Blasphemy〜 2.相似人 | +綺咲+ E-mail | 2002/3/1 15:08:47 |
記事番号8158へのコメント テスト期間中に何をしているんだろう、自分・・・(遠い目) ということで、綺咲です。 続きをいきたいと思います。 あ、その前に・・・前回のタイトルで、「1.落下人」と書き加えるのを忘れておりました・・・(汗) まあ、本当はそうなんだよ、ということで。・・・それだけですね。 それでは、本文へ御進み下さいv ↓ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 望んでいなかった訳はないけれど。 でも縛りつけられているのも嫌で。 言葉も知らない思いに駆り立てられた。 僕はその言葉をさがす。 愛されないというならば、むしろ僕だって愛さない。 逃げて、逃げて、逃げていく。 全ては自由の為に。 〜Blasphemy〜 2.相似人 「あ、あの、セイレンス様、その者はどこの者なのですか?」 「さぁな」 「さ、さぁなって・・・・・・駄目ですよ、身元の確かでない者を連れていたりしては! 貴方は仮にも、大神官の身なのですから・・・・・・!」 ピタリ、とセイレンスが足を止めた。 少女がおろおろする。 「・・・・・・なぁ、ルーマ」 「は、はい?」 彼に必死に話し掛けていた若い神官も、足を止めた。 ひとつ息をつき、セイレンスはものすごく真面目な顔をして言った。 「いいか、彼女は国家機密レベルの、超重要人物なんだ」 「え゛ッ!?」 「えぇぇっ!!?」 神官だけでなく、少女までもが声をあげた。 国家機密レベルの超重要人物だなんて、真っ赤な嘘だ。 だがセイレンスは、くそ真面目に大嘘をつく。 「いくら神殿関係者でも、口外はできない。お前を信用しているからここまで教えられるんだが、これ以上は――分かってくれるな?」 「は・・・・・・はいッ!よよ、よく分かりました!!あのではその、えっと・・・・・・ご、ごゆっくり・・・・・・」 「よし、分かればいい。じゃあ、私たちは急ぐからな」 「はい、どうぞ・・・・・・」 セイレンスは呆然とする神官をその場に残し、早足でその場をあとにする。 少女も慌ててそれを追いかけた。 アトランティス国では、神職の位は次の通りになっている。 まず、各地にいくつかの神殿があり、幾人かの神官と巫女とを抱えている。その人数は神殿の規模・土地柄によって違うが、だいたい五十人以下となっている。その神殿にはそれぞれ、巫女頭と神官長とが一人ずつ置かれている。 だが、国王も住む首都ザーバスの神殿は、少し特殊な体系をとっている。 この国の神職者たちの統率者である大神官長がいて、その下に次に位の高い大神官、そして神官がいるという形なのだ。 つまり、大神官長が神官長をも兼ねているのだ。 各地の神官長たちは、年に一度首都の神殿に集まって、様々な会議を行う。 その際に中心になるのは、言うまでもなく大神官長と五人の大神官。 セイレンスは、その大神官の位にいる。 彼がこの位に就いたのは、三年前――つまり、14歳になったときだった。 反対者も多くいたが、その反対を押し切って彼を大神官に立てたのは、他ならぬ大神官長であった。 大神官長の言い分によれば、「これほどまでに霊力が強い者をほうっておくのはもったいない、こんな逸材は滅多にいない」のだそうだ。 セイレンス自身は最初は反対していたが、最後には大神官長に押し切られる形で、その位に就く事に同意した。 ――少なくとも、表面上ではそうなっている。 「こんな風に、いちいち応対していたら面倒だな・・・・・・」 歩きながら、セイレンスはぶつぶつと呟いた。 その歩調はずっと一定で、少しばかり少女にとっては速い。 必然的に小走りになっている。 「あ、あの」 おずおずと、少女がセイレンスに声をかけた。 無論のこと、置いてけぼりをくらわないように、一生懸命ついていきながらだ。 セイレンスは歩みを遅くすることもなく、顔だけで振り向いた。 「なんだ?」 「実のところ、貴方って偉い人だったりする?」 面白くなさそうにセイレンスはうなづいた。 「地位的にいえば、そうだな」 「どんな地位なの?」 「大神官」 うわぁ。本当に偉い人だ。 少女はどきどきした。 自分とそう歳が変わらないのに、すごい。 けれどもその表情があまり楽しくなさそうなので、首をかしげた。 「大神官をしてるの、楽しくないの?」 「楽しいか楽しくないかと聞かれたら、まず間違いなく楽しくないと答えるな」 「仕事が大変なの?それとも、同僚に嫌いな人でもいるの?」 「どちらにもイエスだ」 「ふ〜ん・・・・・・じゃあ、なんで大神官やってるの?」 唐突にセイレンスは足を止める。 少女はその背中に勢いよくぶつかった。 文句を言おうと顔を上げたら、不思議そうな表情で見下ろされた。 「・・・・・・そんなことを初対面の人間に聞かれるとは、正直思ってもみなかったが・・・・・・」 「・・・・・・だって若いのに、もう自分の手に職をもってるんでしょ?下町の子供とか商人の跡取りとかなら分かるけど、大神官やるくらいだもん、そうとうこの仕事やりたかったのかと思って。 でも貴方はそれを否定したから。じゃあ、どんな理由からなんだろう?」 彼はまじまじと少女を見つめると、ふっと糸がきれたように笑った。 それはどこか寂しげで。 そしてなにか皮肉げで。 「――最初は、少しでも傍に行きたかったからなんだが」 くすくすとセイレンスは笑う。 「傍に行き過ぎて迷惑をかけるのもどうかと思ったのでな。結局はこの位置におさまったという訳だ」 それ以上は教えてくれなかった。 少女はぎゅっと手を握った。 少し震える唇。 「――求めたって、傍に行ったって、何も得られないよ」 どうしよう。 自分とこの人は違うかもしれないのに。 少し後悔した。 それでも、自分がしたことを後悔するよりはマシだった。 「迷惑かけたっていいじゃない。他のものを求めて逃げたっていいじゃない」 そこまで言って、本当に後悔した。 けれども、セイレンスは少し微笑んだだけだった。 「その言葉の真意がどこにあるのか知らないが・・・・・・それがあんたの選んだことなら、私はどうこう言わないさ」 いちど口をつぐみ、彼は小さく付け加えた。 「なんだか知らないが、どうやら似た境遇にいるらしいな」 いたずらっぽい言い方だった。 「やめてよ、一緒にするの」 表面上いやがってみせたが、内心少女は少し嬉しかった。 外には、分かってくれる人もいる。 そして今、二人は大神官長の前にいた。 少女は緊張した表情で。 当の大神官長は、いつもどおりの飄々とした顔で。 「それで?とつぜん君のほうから会いに来るなんて、珍しいことだけど、何かあったのかね?」 なにを考えているか分からない彼を、セイレンスは嫌いだった。 というか、自分を利用するような奴なんか、大ッ嫌いだ。 「えぇ、急いでご報告しなくてはならないことが少々」 勿論、そんなことを顔に出すようなことはしない。 相手もそうだ。内心なにを思っていても、鷹揚に笑ってみせる。 くだらないばかしあいだ。 「へぇ?どんなことかな?」 「魔種族についてです」 「おやおや。もう調査を始めたのかい?」 「いいえ」 セイレンスはきっぱりと首を横に振った。 ぼんやりと彼は思う。 なぜ今、自分はこんな風にばかしあいをやっているのだろう? 彼は視線で少女を示してみせた。 「その魔種族が五体、この街に向かってきています。――彼女を追って」 ―続く― +++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ・・・やっとこさ2話目が終わりました。 自分の筆の(?)遅さにびっくり仰天です(汗) 次はもっと早く書けるように頑張ります・・・けど、きっと無理です(涙) その前にテストだぞ、自分っ! それでは。是非、次の話も見てくださいな。 綺咲でした〜♪ |
8207 | 〜Blasphemy〜 3.拘束人 | +綺咲+ E-mail | 2002/3/16 22:29:21 |
記事番号8175へのコメント 綺咲でっす。 妙なことばかり書いているから、私は書くのが遅いのだと気がついた今日この頃。 気がついたのに、決して直さないこの図太さ。 ・・・まぁ結局何が言いたいのかといえば、妙な文章ですいませんネってことです(何) それでも、読んでいただけていれば、それで良いのかもしれませんし・・・。 ま、くだらない前書きはこれで終了しましょう。 それでは、本文へ御進みください。 ↓ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 何をしたいの? 何をしてるの? 問いかけに答える者はいない。 答えのない問いかけとは、はたしてどれほどのものなのか?? 〜Blasphemy〜 3.拘束人 『全軍配置へつけ!!』 外のほうから、メガホンで叫ぶ大きな声が聞こえた。 少女は自分の髪の毛をいじりながら、恨めしそうに窓を見上げた。 その窓には、鉄格子が等間隔で、いかめしくはまっていた。 この人間界には、もうひとつ、魔界と呼ばれる世界が重なっている。 そこには魔種族と呼ばれる者たちが存在している。 魔種族とは、人よりもより魔に近い属性をもった生物の総称である。 そこの世界では魔が律であり、そして全てだ。それはそう、人間界では、心が律で、物質が全てであるように。 ところでその魔界で、近年ある事体が起こった。何かによって、魔界の時空が歪められたのだ。 原因は不明。そしてその事体は、魔術によって行き来を交わしていた人間界にも知れた。 何事かと訝っているそのうちに、魔界から魔種族がやって来た。――狂気と化して。 各国ではそれぞれに対策が練られている。この大国アトランティスも例外ではない。 まず、即刻各地にあった魔界とのゲートを閉じた。 また、全国の魔術師に、魔界との行き来を禁じた。 古より保たれていた魔界との友好関係は、こうして絶たれたのである。 以上の理由から、魔種族の襲来を告げたときの大神官長の異様な慌てぶりは分からないでもない。 だが―― 「どういうことですか!」 本日二度目の同じ質問を、今度は怒鳴りながらセイレンスはした。 普段では決して見せないような態度に、集まった神官たちは驚いて彼に注目した。 開かれたのは首都の神殿の神官集会。 集まっているのは、十八歳〜八十歳までの神官たち。 それ以下の年齢の神官もいることにはいる。だが、その者たちは週一回の神官学校に通っていて、神官候補生と呼ばれ、まだ一人前とは認められていない。その為、まだこの集会には出席できないのだ。 つまりセイレンスはこの中で最年少ということになるのだが、彼は歳の割には大人びた少年だった。このように感情をあらわにして声を荒げるなど、滅多に・・・・・・どころか、いままでに一度も見られたことがなかったのだ。 応対したのは、もちろん大神官長だった。 「しょうがないだろう?」 静かに微笑んで、例によって貼り付けたかのような、読めない表情をする。 「下手をして見つかって、街中で攻撃でも仕掛けられたら、それこそ大混乱がおこるではないか」 セイレンスは声を低めた。 「その為なら、少女を閉じこめることをも厭わないと、あなたはそうおっしゃるのですか?」 「そういうことになるな」 若き大神官の顔に、怒りの色が浮かんだ。 だが彼は、すぐにその表情をひっこめた。 「・・・・・・分かりました」 そう言う彼の顔は、すでに普段どおりの、落ち着いた、そして大人びた、少年的な外見とはある意味不釣合いな、違和感のあるものだった。 けれどもその違和感は普段からのものであったので、おかしなことに誰もその違和感を感じずに、「ああ、普通に戻った」と、ほっと安心したのだ。 「ですが、魔種族が去れば――もしくは消滅すれば、彼女をあの牢獄から出すことを、許可してはいただけますでしょう?」 「そうだな。五体すべてが去れば――もしくは消滅したならば、あの少女を牢から出しても良い」 「そうですか」 セイレンスはひとつうなづいた。 「では、私が魔種族を五体とも、間違いなく倒して参りましょう」 妙な沈黙が部屋におちた。 全員の目が驚きに見開かれ、セイレンスに向けられている。 その多くの視線を、身じろぎもせずに彼は受け止める。 「――本気かな?」 一言、大神官長がたずねた。 「本気です」 やはり短くセイレンスは答える。 四人の大神官が顔を見合わせた。 魔種族は、より魔に近いもの。彼らは魔力を操る。 人間の中にも魔力を操れる者がいる。それが魔術師と呼ばれている者たちだ。魔種族に対抗できる人間は、彼らだけと言ってもいい。 神官たち神職者は、霊力を操る。それは魔力とは対極にある力で、属性が魔である魔種族は、霊力の力を全く受け付けない。そのため、神官は魔種族に対抗する術をもたない。 そして困ったことに、霊力を操れるものが魔力を操れるように訓練をすると、あっという間に霊力値が下がってしまう。 魔力と霊力。これはまったく正反対の力ゆえに、両方を同時に操ることができる人間はいないとされている。 「却下だ」 「なぜです?」 すぐに言った大神官長に、心底不思議そうにセイレンスはたずねた。 「なぜって・・・・・・考えればすぐ分かるではないですか、セイレンス様」 呆れたように、一人の神官が言った。 神官に魔種族を倒す手立てはない。そんなことも分からない訳はあるまいという顔だった。 だがしかし、相変わらずセイレンスは不思議そうな表情だ。 さすがに他の神官たちも呆れはじめたそのとき。 「・・・・・・ほかの者には分からないよ、セイレンスどの」 はじかれたように大神官長の顔をみるセイレンス。 彼は、妙な笑みを浮かべていた。 「まだ、皆に話してはないからな」 とたんに不機嫌になる。 「・・・・・・きちんと伝えたおくと、確かにおっしゃったではないですか」 「ああ。だが、皆に教える機会がなかったものだからね」 「貴方はそうやって、いつもはぐらかしてしまわれるのですね」 意外にもあっさりした顔をして、一歩間違えば失礼にあたることをセイレンスが言った。 その場にいた神官は、全員ぎょっとした。 だが、大神官長は、うっすらと笑みを浮かべただけだった。 それから彼はぐるりと全員を見回して、 「皆に話しておかなくてはならないことがあるんだ」 口を開いた。 「セイレンス=ダーク=アンパイアは、霊力とともに、強い魔力を持っている」 その場に集っていた者たちがどよめいた。 うっすらと大神官長が笑う。 セイレンスは目線をきつくした。 「・・・・・・そしてその事実を知っていながら、貴方は許さないというのですか?」 「ああ、そうだ」 大神官長の笑みが濃くなる。 「君は、わたしにとって、とても大切な存在だからね」 セイレンスも、更に強く睨みつけるようにして大神官長の顔を見た。 しかしそれは憎しみのこもったものではなく、むしろやるせないような憐れみの見え隠れするものだった。 それに気がついたのは、ごくごく少数の者だけだった。 そして結局、大神官長はそれに気がつきはしなかった。 「理由になりませんね」 静かに断定的にセイレンスは言った。 「私は行かせていただきます。――絶対に」 そして数十分後、少女はセイレンスによって、牢から出された。 開口一番、少女は不審気に彼をみて、こう聞いた。 「・・・・・・その怪我、なに?」 「べつに」 平然とセイレンスは答えた。 「あの・・・・・・頭を包帯ぐるぐる巻きにしてる人が、別にとか言ってる場合じゃないんじゃ・・・・・・」 「・・・・・・思い出させるな、痛いんだから・・・・・・」 「あ、ごめんなさい」 「いや、いいけど」 少女は一瞬頭がそっちに行きかけ、それからちょっと首をかしげた。 今のはどうも、話をはぐらかされたような気がする。 「・・・・・・それで、一体何があって怪我なんかしたの?」 「――いろいろ?」 「だっかっらぁ!その色々が聞きたいの!!」 セイレンスは微笑んで言った。 「・・・・・・魔種族」 「はぃ?」 「いなくなったから」 少女は目を点にさせた。 「・・・・・・へ?か、帰ったの?」 「いや・・・・・・消した」 「そ、そっか・・・・・・」 セイレンスも少し首をかしげ、気遣わしげに少女の顔をのぞきこんだ。 「それで?このあとどこか行く当てでもあるのか?」 「ううん。なにも考えないで出てきちゃったから・・・・・・」 「そうか。じゃあ、とりあえず今日は、私の家に来い」 「・・・・・・いいの?」 「いいも何も・・・・・・」 申し訳なさそうにしている少女を見つめて、彼はすっと目を細めた。 冷たい表情ではなく、不思議そうに見えた。 「・・・・・・お前は、行く当てもない、金もない、世間知らずで知識もない、三大苦労を背負っている女子供を、そのへんに放り出すことができるか?」 「いやえっと・・・・・・三大苦労って・・・・・・」 「これは私の良心の問題で、押し通すのは私の我が儘だ。お前が気にすることじゃない。いいな」 少女はセイレンスの顔を見上げた。 たくさんの感謝が胸におしよせたが、こういうときには何といったらいいのか、彼女には分からなかった。 ただ困ったように黙りこくる少女をみて、その気持ちを察したのか、彼はびしりと言った。 「返事は?」 「えっあっはいっ」 条件反射で彼女は答えていた。 よし、とか言ってるセイレンスを見て、少女は泣きそうになる。 嬉しかった。 「だが、あまり考えのない行動はするなよ」 歩き出しながら、セイレンスは少女に声をかけた。 「考えのない行動?」 鸚鵡返しに聞く彼女に、彼はひとつうなづき、声をひそめた。 「ばれてしまったら、いろいろな意味で危ない」 少女は納得した。 自分の正体のことを彼は言っていたのだ。 そして彼は、自分をかくまってくれようとしてくれている。 魔種族の頂点に立つ、魔神王の一人娘であるという、その自分を。 ―続く― +++++++++++++++++++++++++++++++++++++ テスト終わったんで、これからどんどん頑張りたいですね。 でもきっと遅いです。 もし待っててくれるとかっていう優しいひとがいたならば、そのひとにはごめんなさいです。一生懸命やりますっ! それでは。 つぎも、是非読んでやってください。 +綺咲+ |
8235 | 〜Blasphemy〜 4.煌々と・・・・・・ | +綺咲+ E-mail | 2002/3/29 17:48:47 |
記事番号8207へのコメント 綺咲です。 自分で何を書いてるのか分からなくなってきました。 いやむしろ、何を書いていいのか分からないッス・・・。 ・・・小説って難しい・・・。 でも、読んでもらえたら嬉しいです。 それでは、本文へ御進みくださいv ↓ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 彼らは世界の果てるまで、 永遠に世界からの問いを繰り返す。 その問いかけに、答えるのは自分自身。 存在の必要性。 存在の不必要性。 その問いかけに、答えるのは自分自身? 〜Blasphemy〜 4.煌々と・・・・・・ セイレンスは、中途半端に伸びてきていた髪の毛を掴み、少し眉をしかめた。 いちばん長い後ろ髪は、もうすでに肩につくほどになっている。 気に入らなかった。 髪が伸びるのも、背が高くなるのも、考え方が大人になるのも、なにもかもが気にくわない。 自分が明らかに成長していて、時間が明らかに経っていて、いろいろのものから遠ざかっていってしまったような、そんな気分になってしまう。 果たして今、自分に残っているのはなんだろう。 それが世界で綺麗なものとか大切なものではないことは確かで、でもそれが、ただれたものとか不必要なものでもないことも確かだった。 少女は、名前をクロノス・ティアナ=ワライラーと名乗った。 魔種族たちの頂点にたつ魔神族。その長である魔神王アルフライラ=ワライラー。彼女は、その娘だといった。 もし本当であれば大変なことだ。魔神王やその部下たちが、必死に捜索をするのに違いないから。 先ほどセイレンスが消滅させてきた五体の魔種族は鬼神だったが、どうやらやつらも、魔神王がクロノスの捜索のために放った者たちらしかった。 それよりも問題なのは、人間たちのこと。 クロノスが人間界に来られたからには、どこかにまだ閉じられていない魔界とのゲートがあるのか、もしくは魔界に何らかの干渉をした者がいるということ。 そして、魔種族にたいする有効な対抗策を持たない人間たちは、それを探すためには手段を選ばない。 クロノスが魔種族だと知れたら、生きたまま実験に使われてしまうのは免れないだろう。 セイレンスはそれを知っていた。そして、もしこのことを報告しなかった事が露見した場合、自分の立場が危ういことも分かっていた。 それでもなぜか、彼はクロノスのことについて気がついたのにも関わらず、なにも言うことはなかった。 それどころか、自分の家へとかくまおうとしているのだ。 そんなこんなで今、クロノスはセイレンスの家の前に立っていた。 「・・・・・・」 「・・・・・・」 セイレンスの家から出てきた人は、とても高い位置からクロノスを見下ろして、じっと見つめた。 クロノスは緊張しながらそれを見つめ返す。 背が高く、長い黒髪を後ろでひとつに束ねた男の人だった。端正で優しげな顔立ちで、心底不思議そうにクロノスの顔をまじまじと眺めている。 しばしの沈黙のあと、彼はセイレンスに顔を向けると、のほほんと言った。 「・・・・・・おかえりなさい、セイレンス。誘拐はいけませんよ」 「ああ、ただいま。誰も誘拐なんてしていない」 「拉致もいけません」 「それも違う」 ふたりはちょっと黙った。 それから、男の人がクロノスを見てにっこりと笑った。 「まぁとりあえず、家へおはいりなさい」 「はぁ・・・・・・」 クロノスは曖昧に返事をした。 そのままセイレンスに背中をおされ、家の中へ足を踏み入れた。 一歩足を踏み入れると、鼻の先を、薬草の香りがぷぅん、と香っていった。 それは決して不快なものではなく、むしろ心を落ち着けるような、やさしく穏やかな、あたたかみのある香りだった。 彼女は深呼吸をして、胸の中にその香りをいれた。 ちょっと待っていてくださいね、と男の人に言われて、クロノスとセイレンスは居間のテーブルについた。 男の人がキッチンへ消えるのを見届けてから、クロノスはこっそりと、隣に座ったセイレンスにささやきかけた。 「・・・・・・あの人、もしかしてお父さん?」 セイレンスは微妙な顔をした。 「う・・・ん・・・・・・」 「・・・・・・あの。どっち?」 「どう・・・・・・だろうな」 彼は曖昧に、肯定も否定もせずに、首をかしげて本気で困った。 クロノスはきょとんとした。 自分で自分の親が分からないなどというようなことが、はたしてあるのだろうか。 その時、にこにこしながら、男の人が帰ってきた。 「お客様が来る予定なんてありませんでしたからねぇ。たいしたものは用意できませんけれども、ゆるしてくださいね」 そう言ってクロノスの前に、湯気のたつ香草茶と、小さなクッキーが何枚か載せられた皿をおいた。 セイレンスの前にも香草茶のカップをおきながら、男の人は彼に、優しく笑顔で問いかけた。 「体の調子はどうです?」 「ん・・・・・・この前すこし崩したが、大丈夫だ。実を言えば今日も、あまり気分が優れない」 「そうですか。今日はこっちにいられるんですか?」 セイレンスがちょっと考えこむ。 「・・・・・・帰りたくはない」 「それでは、今日はゆっくり休みなさい」 すこしセイレンスは微笑んだ。 神殿にいた時とは全く違っていて、どこかほっとしたような様子だった。 今のような穏やかな状態をみていると、神殿にいたときの彼が、なにかにむかって攻撃的だったようにさえ思えた。 クロノスはひとくち、香草茶を飲んだ。 甘い香りがふわりと口の中に広がり、そのなかにわずかばかり苦味が混じる。 あたたかく、やさしい香りだった。 「さて、それでこのお嬢さんですけど・・・・・・」 香草茶にレモンをいれていた男の人は、はたとそこで言葉を止めた。 そして申し訳なさそうに言った。 「そういえば、自己紹介がまだでしたねぇ」 クロノスも、ようやくそれに気がつく。 「えっと、僕はクロノス・ティアナ=ワライラーといって・・・・・・」 そこでクロノスは、セイレンスに目を向けた。セイレンスはひとつうなづく。 「・・・・・・魔神王アルフライラ=ワライラーの娘、です・・・・・・」 「ほほぅ」 男の人は興味深そうにクロノスを見た。 「つまるとこと、貴女も魔種族の一員ということになりますね」 ずばりと彼は、核心をついた。 クロノスはうつむいた。 「それがバレたら、大変な事でしょうねぇ」 他の人と同じだろうか。 この人も、自分のことを拒絶するのだろうか。 けれども――自分は信じるために、あそこから出てきたのではないか。 「僕は・・・・・・僕は絶対、ばれないようにします」 顔を上げてまっすぐに男の人のことを見つめ、クロノスは言った。 男の人は静かに、それを見返す。 自分の中で、たじろぐ自分がいた。けれども彼女はぐっとふんばり、にらみつけるように男の人を見た。 「だから・・・・・・誰にも、言わないでください」 にっこりと男の人は笑った。 「いいですよ」 「・・・・・・へ?」 「お願いされたので、他の人に言ったりはしません」 クロノスはぱちくりと目をしばたかせた。 「・・・・・・あ、あ、あのっ」 「はい?」 「い、いいんですかっ?」 「良いも悪いも・・・・・お願いされちゃいましたしねぇ」 にこにこと彼は笑って言った。 そして「そのかわり、」と付け加えた。 「セイレンスの身に何かありそうな場合は、私は迷わずあなたの敵にまわりますからね?」 その目は、決して笑っていなかった。 「私も、自分と身内は大切ですから」 「・・・・・・努力します」 クロノスはよく考えてつぶやいた。 仮にも彼女は魔種族だ。 もしもの場合に立たされたとき、自分の種族と世界を捨てられるかどうか、それは分からないのだから。 「・・・・・・あまりいじめてやるなよ、マイスター」 セイレンスが香草茶を舐めながら、男の人に冷たい視線を送った。 困ったように男の人は頭をかいた。 マイスターという言葉に、クロノスは僅かに眉をひそめる。 マイスターというのは、この国の言葉で「賢者・師匠」の意味に用いられている。 クロノスの様子に気がついて、セイレンスは男の人をあごで示し、説明した。 「この人はアグレイ=ドルテス=アンパイアといってな――聞いたことはないか?大賢者であり、大魔術師でもある、魔界にまで名を轟かせた男の名を?」 「!!――彼が!?」 クロノスは目を見開き、のほほんとティーカップを口に運ぶ男の人を見た。 アグレイ=ドルテス=アンパイア――それは、種族の別なく高名な、人間という種族から生まれた、奇跡の者の名。 類い稀なる魔力を持ち、世界の深淵から湧きいずる知識を有し、高い見識と素晴らしい頭脳をした、人間に在らざるとまで言われた、そんな者。 かつてはこの国の王宮に仕えていたが、そのうちにふっつりと消息を絶ち・・・・・・近年、何十年かぶりに王宮に顔をだしたらしいなどという、信憑性の薄い噂が流れてきたりもしたが・・・・・・。 ふと、クロノスは疑問を感じた。 彼が本物のアグレイ=ドルテス=アンパイアなのだとすると、計算があわない。 ある文献には、半世紀前の巨大津波の事件の時点で、彼が約60歳であったと記されている。 だが目の前の男の人は、どう見ても20代後半、多く見積もっても30代前半ほどにしか見えない。 これではどう考えても、ずれているではないか。本物のアグレイ=ドルテス=アンパイアならば、今現在110歳以上になっていなければならない。――本当に生きていれば、であるが。 ――と、ここまで考えた彼女は、にこやかに笑う男の人を見た。 このにこやかさ加減も、どうも信用ならない。そこまでスゴイ人ならば、もっとこう、びしっとしていそうではないか。 「あはは。セイレンス、あなた相も変わらず説明が下手ですねぇ」 突然、とても可笑しそうに男の人は笑いだす。 むっとしたようにセイレンスは眉を寄せる。 「・・・・・・分かってるから言うなってゆったのに・・・・・・」 「気になるモンは気になるんです。口下手って訳じゃないんですから、直そうと思えば直るでしょう?」 「直るか。無理だ。絶対に」 「最初から諦めてかかるから駄目なんですよ。なんなら手伝いますけど」 「遠慮させてもらう。むしろいらない」 「おや、可愛くない子ですねぇ」 「可愛くない人だな」 「・・・・・・私が可愛くってどうするんですか」 「あ、あ、あ、あのっ」 このままでは永遠に謎なやりとりを続けそうなので、思い切ってクロノスはそこに首をつっこんでみる。 ぴたりと二人は口をつぐんだ。 そのまま見つめられたのだが、そのあとに続く言葉を全く考えていなかったので、彼女は困って口を数度ぱくぱくさせてから、とうとうそれを閉じてしまった。 セイレンスは一瞬とてつもなく困った顔をしてから、しぶしぶとした様子でと口を開いた。 「実はこの人は今年で113歳になるんだ。――言っておくが、嘘ではないぞ。 外見の若さの理由、それは魔種族もよく知ることだろうな。 生きる者というのは、ある一定以上の力をもってしまうと、世界の法則を歪めるかたちになり、その者自体の法則すらも歪んでしまう。 マイスターの場合は、魔力・知力が世界の法則を歪めるまでに強くてな、彼の『肉体が歳をとる』という、人が持つべき法則を歪められてしまった。 そんなわけでこの人の外見は異様に若い。――間違いなく、アグレイ=ドルテス=アンパイア本人だ。 どうだ、疑問は解消されたか?」 クロノスはうなづいた。 ようやく、納得のいく答えを得ることができた。 「・・・・・・っていうか、ご本人が説明すれば良かったんじゃ・・・・・・」 素朴な疑問をぶつけてみると、 「あははは。そんな面倒なことするわけないでしょう?」 けろりとして、アグレイが笑った。 その様子はやはり、大賢者であるとか大魔術師であるとか、そんなイメージには合わないのだが。 けれども、本当に些細なことを面倒がって、セイレンスに押し付けてしまうような人なのだから、ある意味大人物であることにかわりはないような気もする。 ふっと、アグレイは真面目な顔をした。 「それでは、改めまして、クロノスさん」 穏やかなあたたかな、そんな視線でクロノスを見て、アグレイは優しく言った。 「はじめまして、アグレイと申します。 私たちはお互いの秘密を共用したことになったわけですけれども、これから一緒に住むことになるわけでしょうから、どうかこれから、宜しくお願いします」 ・・・・・・ちょっとの間のあと、アグレイはぱっと笑って、セイレンスを振り返った。 「いまのでいいですか、自己紹介?」 「・・・・・・私に聞くな」 「いやぁ、若い方の感覚って、いまいち分からないんですよねぇ」 クロノスは吹き出した。 大人物だろうが、ただの優しい人だろうが、どうでもよくなった。 そうだ、相手が誰であろうとも、態度を変える必要なんて、もうないんだから。 「僕もどうぞ、宜しくお願いします。・・・・・・あははっ」 「あっ、笑われましたよ。やっぱり駄目でした?自己紹介のしかた」 「そんな変なこと気にしてたらキリがないじゃないか・・・・・・」 彼女には、また新しく理解者ができた。 魔界。 古くより人を惑わしたり助けたりする、妖精や魔物と呼ばれてきた者たちの、本来の世界。 今は、追放された者、人間たちがゲートを閉めたことによって締め出されてしまった者以外は、この世界で生活を続けている。 この世界では魔が律。 一番強い魔力を有しているのは、魔神(ジン)といわれている種族。その次には、鬼神(アイフリット)がいる。 そんな魔神たちの頂点に立つのが、魔神王アルフライラ=ワライラーだ。 「・・・・・・アルフライラ陛下」 「ん?・・・・・・ああ、アネモスか。何かあったのか?」 振り返ったアルフライラに、アネモスと呼ばれた者は、深く頭をたれる。 「殿下のことで御座います」 「ああ。捕獲したのか?」 「いいえ、それが・・・・・・」 言いよどむと、アルフライラは眉根を寄せた。 「・・・・・・よもや、見失ったなどとは言わんだろうな・・・・・・?」 言葉を口にのぼらせただけなのに、その雰囲気は、相手を威圧するには十分だった。 ――ただし、普通の相手であったならば、であるが。 アネモスは、全く態度を変えることはなかった。 「いいえ。居場所は分かっております」 「ならさっさと捕まえれば良いだろう?なんの問題があるんだ」 「それが――追わせていた鬼神の気配が、全く掴めなくなりました」 「なに・・・・・・消滅したのか!?」 「そのようです。――それも、五体ともです」 ふむ、とアルフライラは考えこんだ。 自分の娘ながら、なかなかやる奴だ――そう考えつつも、何か引っ掛かるものを感じた。 それを見透かしたかのように、アネモスが言う。 「あの手口は、殿下ではないように思われました」 「――理由は?」 「あの消滅のさせ方からして、同属のものではないのではないかと。むしろあれは、人の子のやり方です」 「成る程。我が知る中で一人、そういう者がいるな。もっとも――奴がそのようなことをするはずはないだろうが。あれは真正の怠け者だ」 アネモスが、書類を差し出す。 「おっしゃっているのは、あのアグレイ=ドルテス=アンパイアのことなのでしょうが――彼に息子がいるのをご存知ですか?」 アルフライラの眉が、すっと寄せられた。 それは、本気で不審がっている表情だった。 「あれに?まさか」 「そのまさかです。人間界では有名らしいですよ。 いろいろな意味で、自分自身でも名を轟かせているようですけれども」 ご覧になりますかと聞かれ、アルフライラはしばしの躊躇のあと、意を決したように書類を受け取った。 セイレンス=ダーク=アンパイア――書類には、確かにそう書いてあった。 アルフライラの手が、少しだけ震えていた。 銀髪紫眼の、綺麗な顔をした少年。 歳若い大神官。強い霊力を持っているのに、同時に強力な魔力を行使するのを可能とする者。 顔をベールで隠しているため、その顔を知る者はほとんどいない。 随分と噂が一人歩きをしているようで、書類を読み進めるのに、確実そうなものだけを拾い読みしなければならなさそうだった。 年齢の幼さ故に、最初のうちは大神官の職をやりとげられるはずがない、なぜやらせるのかと批判されていたが、実力のみならず頭の回転も速く、優秀な人材として今では評価され重宝ている。――皮肉なことだ。 「・・・・・・なるほど。さすがあれの息子というべきか・・・・・・なかなかとんでもない奴らしいな」 「ええ。これが容疑者です」 その言い方に、アルフライラがくすりと笑みを浮かべた。 「こいつが、鬼神を五体倒したとでも?」 「あれだけの者を、あれほど短時間で倒せる者といえば、いまのところは大魔術師アグレイと大神官セイレンス、この二人くらいでしょうね」 「ふむ。そのうちアグレイは、大のぐうたらときているからな。なるほど容疑者に違いないな」 口の端をにやりと歪め、アルフライラは書類の束をアモネスに返した。 アモネスは丁寧な動作でそれを受け取ると、慇懃な口調で尋ねた。 「どういたしますか?」 「聞くまでもあるまい?詳しく調べておけ。手におえなさそうであれば、さっさと殺してしまえ。そのうえであれを――クロノスを捕獲しろ」 アネモスは今一度書類を眺めなおし、アルフライラの顔を見、首を振った。 アルフライラはそれを見逃しはしなかった。 睨み殺しそうな勢いでアネモスをきっとみた。 「なんだ?」 「いいえ、なにも」 そう言って、だがしばらくしてから、ためらうように口を開いた。 「我々と契約を結んだ者・・・・・・大神官セイレンスを殺すのは、その者との契約とのためには不利では?」 「構うものか。どうせあの者も利用しているまで――多少のことなど気にすることもない」 「それならよろしいでしょう。手配しておきます」 アネモスは一礼してその場を立ち去った。 アルフライラはどさりと飾りのついた大きな椅子に座り込んだ。 考えることがたくさんあった。 自分の娘のこと。 契約者のこと。 大魔術師アグレイと、その息子の大神官セイレンスのこと。 ふっとアルフライラの口元に笑みが浮かぶ。 それは少し寂しげで、遠い昔を懐かしむような、疲れた笑顔。 「我も年貢の納めどきか・・・・・・」 目を閉じ、ひとつ息をつく。 「世界はかくも美しいものなのか・・・・・・そう言ったのは奴だったな・・・・・・」 人の世界へ行き、今度はどんな言葉を聞くのだろう。今度はどんなことを聞かせられるのだろう。 きっと自分は、生きるか死ぬかのことになるのに違いない。 「お前は、我を責めるだろうかな・・・・・・」 そして自分は、ふたつにひとつの決断を迫られるのだろうか。 選ぶことなどできない、最高で最低な決断を。 セイレンスは静かに目を閉じた。 どんなに自分が成長し、どんなに時間が経ってしまっても、そしてそのことをどんなに自分が嫌がっても悔やんでも、世界は止まってはくれない。 結局自分には、なにも残らなかったのかもしれない。けれども、自分は信じて願っていたいのだ。 人も世界も、本当はとても煌いていて綺麗なのだと。 ―続く― +++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 今年は桜が咲くのが早いですね。 私は桜が大好きなんですけど、話によると、あまりに早く咲きすぎてしまった為、東京の桜は真っ白なんだそうです。 私が好きなのはちゃんと桜色になっているのなんですけどねぇ。 まだ仙台は寒くて、桜が咲いていません。 楽しみにしてます。 ・・・なんで突然こんな話をしたのかっていうと・・・話のネタがなかったからなんです、すいません(汗) それでは、次回もあまり期待しないでお待ちください。 +有川 綺咲+ |
8240 | きゃあっvv | 鎖夢 E-mail URL | 2002/3/29 21:58:47 |
記事番号8235へのコメント 綺咲さん、こんばんはvv鎖夢です。 アグレイさん素敵ですっ!!(>▽<) 綺咲さんのオリキャラはみんな素敵ですねvv クロノスちゃん何か可愛いし、セイレスくんかっこいい。 でもやっぱ、アグレスさんがいいなぁ・・・・(結局そこらしいです) 仙台は桜まだですか。 私は神奈川県在住なんですけど、今日見た限りでは。 ここ数日の雨でほとんど散ってしまいました(泣) そうですねぇ。今年は咲くのも散るのもすごく早かったです。 そこまで白くはなかったですけど。 続き頑張ってください!楽しみにしてます! †鎖夢† |