◆−あなたの望みは何ですか? 第ニ十一話−amy (2002/3/17 17:43:56) No.8208 ┣お久しぶりです!!−+綺咲+ (2002/3/17 21:21:56) No.8211 ┃┗本当にお久しぶりです!!(感涙)−amy (2002/3/25 19:54:44) No.8223 ┣はじめまして−鎖夢 (2002/3/21 20:47:21) No.8218 ┃┗こちらこそ初めまして!!−amy (2002/3/25 20:16:49) No.8224 ┗あなたの望みは何ですか? 第ニ十ニ話−amy (2002/3/25 23:08:00) No.8226 ┣にょきっ(・▽・)−+綺咲+ (2002/3/29 18:05:41) No.8236 ┃┗にょききっ(ー▽ー)−amy (2002/3/30 15:01:34) No.8243 ┣Lえさんへ−amy (2002/3/30 15:08:27) No.8244 ┗あなたの望みは何ですか? 第ニ十三話−amy (2002/3/30 15:59:24) No.8245 ┣Re:あなたの望みは何ですか? 第ニ十三話−水無月 澪 (2002/3/31 18:06:51) No.8248 ┃┗どうも!お久しぶりです!!(^_^)−amy (2002/4/3 22:56:16) No.8254 ┣あなたの望みは何ですか? 第ニ十四話−amy (2002/4/4 00:08:21) No.8255 ┃┗ゼロス〜っ !!(>_<)−鎖夢 (2002/4/8 01:00:40) No.8264 ┃ ┗ゼル〜〜〜〜!(笑)−amy (2002/4/12 00:06:38) NEW No.8286 ┗Re:あなたの望みは何ですか? 第ニ十三話−あをい ゆき (2002/4/6 00:10:42) No.8259 ┗初めましてv−amy (2002/4/11 23:59:11) NEW No.8285
8208 | あなたの望みは何ですか? 第ニ十一話 | amy E-mail | 2002/3/17 17:43:56 |
ツリー、落ちてしまいました。 うーむ、何でこんなにこの話、長いんでしょう?(聞くな) 当初の予定ではもう終わってるはずなのに、、、、、 まだまだ終わりそうにありません(ーー;) が、頑張るぞー! 注意:これはゼロゼルシリアス話です。 そういうものがお嫌いな方はご注意下さい。 この注意を無視されて気分を害されても、 私は一切責任を持ちませんのでご了承下さい。 また、中傷、非難のメールを送るのは絶対やめて下さい。 よろしくお願いします。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 雨がやんだ。 随分と長い間雨は大地に降り注ぎ、やっとやんだ今はもう日付けが変わっ ている。 洞窟から出て一歩足を踏み出すと、ずぶりと土の中に沈んだ。 どうやら雨のせいで土がどろどろになってしまっているらしい。 この状態のまま大人数での山歩きはちと厳しいだろう。 思わず俺は舌打ちをした。 だからといって、この足場の悪い状態で戦闘になった方がもっと不利であ る。 一ケ所に留まっているわけにはいかない。 俺はそう決意してアリシアを起こし、皆を起こすよう伝えた。 やはり、山歩きは困難を極めた。 ぬかるんだ大地に何度も足をとられる村人達。 疲弊しきって倒れる女もいた。 それでも距離を稼がなければと歩き続け、ひたすら北へ向かう。 大地のぬかるみから言って予定よりも遅くなるはずだったのに、何故か予 定以上に早く進めた。 昨日の昼から今日の朝にかけての睡眠が、村人達に元気を与えたのかもし れない。 その日のうちにかなりの距離を進み、偶然見つけた大きめの洞窟で一晩を 過ごした。 この調子で行けば、今日中にドラゴンズ・ピークに到着できるかもしれな かった。 そのせいもあるだろう。 俺は焦りにも似た心持ちのまま、ひたすら前へ前へ進んだ。 その時、俺はレッサー・デーモンの存在を失念していたように思う。 そいつらは群れをなして突然現れた。 「アリシア!皆を向こうへ非難させろ!」 「はい!」 アリシアの返事を待たずに、俺は呪文を唱え始める。 「アストラル・ヴァイン!」 抜きはなった剣に魔力を込め、群れの中に飛び込んで手近にいた一匹に斬 り付けた。 俺の後ろに周り込んだ一匹に向かって体を回転させながら剣を振り、遠心 力による強い勢いをそのままに、横に潜んでいた一匹も切り払う。 「エルメキア・フレイム!」 青白い光の固まりが向こう側にいた一匹の腹に穴を開けて葬り去った。 俺はそのまま強く大地を蹴り、その隣にいた一匹に剣を強く叩き込む。 その時、遠くで悲鳴が聞こえた。 アリシアのものではないが、少女の悲鳴だ。 「!」 はっとして勢い良く振り返るが、レッサー・デーモンが邪魔をして見るこ とができない。 「アリシア!!」 「ゼルガディスさん!!!早く来て下さい!!」 アリシアの声は涙混じりのようだった。 そう理解した途端に、背中をつうっと冷や汗が流れ落ちる。 (何が起きたっ!?) 感情が薄れてしまったはずの自分が、ひどく焦っていることに気付いた。 心臓の鼓動がいやに大きく聞こえる。 手当たり次第に前へ進むため、レッサー・デーモンを切り払い続けた。 また別の悲鳴があがる。 「ゴズ・ヴ・ロー!」 呪文を解き放って、俺は全速力でその場を駆け出した。 短くてすみません、、、、(ーー;) 続く |
8211 | お久しぶりです!! | +綺咲+ E-mail | 2002/3/17 21:21:56 |
記事番号8208へのコメント amyさんへ こんにちは!綺咲です!久しぶりです!! テストやら卒業式やらが重なって、全然これませんでした・・・(汗) でも色々終わったんで、来てみました(^▽^) なにやらツリーも落ちてしまったようで・・・しかも、知らぬ間に大変な事体になっているような・・・。 ゼロスは何をやってるんでしょう?? っていうか、ゼルいろいろ弱くなってますね・・・。 頑張ってください!! それでは・・・なんか短いんですけど、これで。 綺咲でしたv |
8223 | 本当にお久しぶりです!!(感涙) | amy E-mail | 2002/3/25 19:54:44 |
記事番号8211へのコメント 綺咲さんへ > こんにちは!綺咲です!久しぶりです!! > テストやら卒業式やらが重なって、全然これませんでした・・・(汗) > でも色々終わったんで、来てみました(^▽^) ありがとうございますうう!!!(感涙) こちらこそお久しぶりです!! あううう!見捨てられてなかった!(喜) 私ももうすぐ引っ越すため、何やら忙しいくててんてこ舞いです。 誰か代わりに荷物まとめて〜!(泣) > なにやらツリーも落ちてしまったようで・・・しかも、知らぬ間に大変な事体になっているような・・・。 > ゼロスは何をやってるんでしょう?? > っていうか、ゼルいろいろ弱くなってますね・・・。 > 頑張ってください!! なんか自分でも予定外の産物があるんですよね(ーー;) この長さも予定外、、、、、 あー!!!どうしてこう計画性がないの私ーーーー!!!(泣) はい!頑張ります!! こんな計画性のないお馬鹿ですが、 どうか応援してやって下さい!! では、これからも頑張ります!! amyより |
8218 | はじめまして | 鎖夢 E-mail URL | 2002/3/21 20:47:21 |
記事番号8208へのコメント はじめまして、鎖夢と申します。 前々からamyさんの小説を読ませていただいてましたが、今回勇気を出してコメントさせていただきますvv お話もすごく素敵ですが、いつも戦闘シーンがかっこいいですよね。 amyさんの書かれるゼルは私の中のゼルのイメージにぴったりだったりします。 これから展開がどうなるのかとハラハラしてます。続きが楽しみですvv 長いお話で大変だと思いますが頑張ってください。 では、短いコメントでしたが失礼します。 †鎖夢† |
8224 | こちらこそ初めまして!! | amy E-mail | 2002/3/25 20:16:49 |
記事番号8218へのコメント 鎖夢さんへ >はじめまして、鎖夢と申します。 こちらこそ初めまして! わざわざレスを下さり、ありがとうございます!!! >前々からamyさんの小説を読ませていただいてましたが、今回勇気を出してコメントさせていただきますvv ありがとうございますうううう!!!(感激) 嬉しいです!本当に! なんか前から読んで下さっていた方、意外と多いんですね。 ちょっとびっくりしました。 >お話もすごく素敵ですが、いつも戦闘シーンがかっこいいですよね。 >amyさんの書かれるゼルは私の中のゼルのイメージにぴったりだったりします。 >これから展開がどうなるのかとハラハラしてます。続きが楽しみですvv あうううう!本当にありがとうございますうう!!!(感涙中) 頑張ってる甲斐があります!! 私の中でのゼルは原作より明るめで優しいけど、 アニメより暗めで厳しいという評価をとある方からいただきました(笑) それってどんなんでしょうか?(う〜みゅ) 戦闘シーンはいつも思ったより上手く表現できなくて、 『うにゅ〜!違う、こうなのだよこう!!』と 一人で体を動かすという馬鹿をやっております(汗) パソコンの前で(爆笑) これからも頑張っていきます! 本当にレス、どうもありがとうございました!! どうぞ応援よろしくお願いします!!! amyより |
8226 | あなたの望みは何ですか? 第ニ十ニ話 | amy E-mail | 2002/3/25 23:08:00 |
記事番号8208へのコメント やっとの思いで辿り着いたそこで、アリシアは血まみれの少女にリザレク ションをかけていた。 その治療の隙に攻撃しようとしていたレッサー・デーモンに向けて呪文を 放つ。 「ダイナスト・ブラス!」 魔力弾に弾き飛ばされて、そのレッサー・デーモンは消滅した。 それを見届けてから少女を見遣る。 その少女は見覚えのある、、、いや、つい先程すぐ隣にいた少女だった。 今は血に濡れて真っ黒に見えるが、その実茶色に近い黒髪の、竜神が絡み 付いた十字架を首にさげたあの少女。 こちらを恐々と心配げに覗き込んできた、あの、、、、、、 「っ!!」 咄嗟に名前を呼ぼうとして、声が咽につまった。 俺はこの少女の名を知らない。 いや、覚えていなかった。 少女の顔は真っ青を通り越してすでに土色になっている。 呼吸などほとんどしていないのではないだろうか。 全くといっていいほど胸が上下する様子がない。 腹部から大量出血しており、その血で腹から上が真っ赤に染まっていた。 首からさげていた十字架は、紐が切れてぶらりとだらしなく揺れている。 かろうじて首にはかかっていたけれど。 傷口は少しこげており、レッサー・デーモンの炎の矢による傷だと一目で 知れた。 その少女の向こう側には、肩を押さえて蹲っている青年もいる。 こちらは大したことがないようだった。 「アリシアさん、容態は、、、、?」 近くにいたその青年の問いに、アリシアは眉を寄せた。 口はまだリザレクションを唱え続けている。 「アリシア、、、、、呪文、続けていてくれ」 一言言って、俺は元の場所へ駆け出した。 レッサー・デーモンの残党を倒さなければならない。 数は後数頭。 ここからも離れているが、それでもそろそろこちらに追い付いてくる頃の はずだった。 少なくとも、少女の治療を邪魔させるつもりはない。 思った通りにこちらへやって来たレッサー・デーモンに向けて、俺は唱え ていた呪文を解き放った。 「ゼラス・ブリッド!」 レッサー・デーモン達全てを倒した俺は、村びと達の元へ足を向けた。 アリシアの膝で、少女がゆるやかに目を閉じている。 「、、、、、、アリシア、、、、、、」 俺の声に、俯いていたアリシアが顔をあげた。 表情は呆然としていて読めない。 「どちらだ?」 死んだのか、とは聞きづらくて、俺は言葉を濁して問うた。 アリシアが眉を寄せて唇を噛み、俯く。 近くにいた青年も、表情を暗くした。 「、、、、、そうか」 自然と自分の声も暗くなる。 村びと達は沈黙していた。 呆然としている者もあれば、悔しそうに涙をこぼす者もいる。 怒りを露に、死骸となったレッサー・デーモンに唾を吐く者もいた。 「、、、、、家族はいるか?悪いが、死体は連れて行けない」 俺の言葉に名乗り出て来る人間は誰もいなかった。 眉を寄せて青年を見遣る。 肩をおさえて蹲り、悲しそうに顔を伏せていた。 短い茶髪がホコリと自分の血にまみれてからまっている。 俺の視線に気付いたのか、彼が顔をあげた。 「、、、、この子、、、ミーネは、、、孤児なんだ、、、、」 この時、俺は初めてこの少女の名を覚えた。 そのことにひどく罪悪感を感じ、俺は軽く俯いてしまう。 「、、、、、そうか、、、、、、」 自分の声が小さいことに、ため息をついた。 「、、、、、、墓を作ろう、出発はそれからだ」 死体をそのまま放置していく気にはどうしてもなれず、俺はそう呟いた。 本当なら墓など作る時間はない、放っておいて野良犬の餌にして終わるは ずだ。 そうでなければならないはずだ。 それでも。 恐々と、それでも心配そうにこちらを見て来た少女の茶色に近い黒い瞳を ふと思い出した。 不安そうに、十字架をぎゅっと握っていたその細い手を思い出した。 別に、彼女、、、、ミーネをよく知っているわけじゃない。 それどころか、死ぬまで名前すら記憶になかった。 だけど。 それでも。 「、、、、、、」 ひどく人間臭いことを考えている俺を、自嘲する。 感情が希薄で、どこか冷めていて、、、、、、、 戦友の死にすら涙せず、葬列に参加すらしない。 それが俺だろう? アリシアが涙をこぼしながら少女の亡骸を抱き締めるのを見て、俺は強く まぶたを閉じた。 『便利だよなー、ゼルは』 戦闘の後、旦那は明るく俺に言った。 何の事かと聞けば軽い調子で戻って来る。 『ん?ほら、岩だからケガしにくいだろ?便利だなーって』 無神経なことを、とリナに殴られ、旦那はそこをおさえながら困惑したよ うに俺を見た。 思わず俺は苦笑する。 人の神経を逆撫でするであろうその言葉も、旦那が言うとひどくつまらな いことに聞こえるから不思議だった。 『だって、本当のことだろ?便利じゃないか』 便利って言うなよ、リナに便利なマジックアイテムにされてる気分だ、と 言うと、ひどく真剣な面持ちで頭をさげてくる旦那がおかしくて、俺は軽く 笑った。 『そうだよな、リナにマジックアイテムにされるの、嫌だもんな。 凄く面倒なことさせられて疲れまくりそうだし』 その一言に、どういう意味よ、とリナがまたしても旦那を殴った。 まるで夫婦漫才のようなそれに、小さな笑いをこぼしたのは、、、、、 もう、120年近く前のこと。 続く |
8236 | にょきっ(・▽・) | +綺咲+ E-mail | 2002/3/29 18:05:41 |
記事番号8226へのコメント また来ました〜っ。 そんな・・・amyさんを見捨てるなんて、するわけないじゃないですか!!(>△<) むしろあたしが見捨てられそうで・・・(何) 引越しなども頑張ってください、あたしは荷造りとかお手伝いできませんけど・・・影で応援してますからっ!(←危険;) なんだか、みんな追い詰められていくようで、悲しくなってきます。 最期がハッピーエンドだといいなぁ、とか思っている今日この頃。 だって、ゼルとゼロスの仲良しあるって話だしー・・・(何) ・・・楽しみにしてますんでv 予定にないものなんて気にしなくて大丈夫ですよ! あたしなんて、しょっちゅうですし!!(←ダメ) それでは。短いですが、これで。またこんど!! +有川綺咲+ |
8243 | にょききっ(ー▽ー) | amy E-mail | 2002/3/30 15:01:34 |
記事番号8236へのコメント 綺咲さんへ > また来ました〜っ。 > そんな・・・amyさんを見捨てるなんて、するわけないじゃないですか!!(>△<) > むしろあたしが見捨てられそうで・・・(何) > 引越しなども頑張ってください、あたしは荷造りとかお手伝いできませんけど・・・影で応援してますからっ!(←危険;) あうううう!ありがとうございますううう!!!(感涙) 私は見捨てませんようっ!(^^;) というか見捨てられない、、、、 引っ越し、、、今凄いことになってます。 私のこの狭い部屋にこんなに物があったのかと感心してます(ーー;) う〜ん、私って意外と物持ち。 > なんだか、みんな追い詰められていくようで、悲しくなってきます。 > 最期がハッピーエンドだといいなぁ、とか思っている今日この頃。 > だって、ゼルとゼロスの仲良しあるって話だしー・・・(何) > ・・・楽しみにしてますんでv > 予定にないものなんて気にしなくて大丈夫ですよ! > あたしなんて、しょっちゅうですし!!(←ダメ) ハッピーエンド、、、、、なのかなあ、、、(自信無) 予定としては、人によっては凄く中途半端に感じる終わり方 かもしれません。まあ、予定は未定ですけどね(遠い目) 事実、予定が狂いまくってますし(ーー;) これからも頑張らせていただきます! 応援どうぞよろしく!! amyより |
8244 | Lえさんへ | amy E-mail | 2002/3/30 15:08:27 |
記事番号8226へのコメント Lえさんへ 初めまして、amyです。 メール、どうもありがとうございました。 お誉めいただき、本当に嬉しかったです。 どうやら一坪さんの方へメールが行ってしまっていたらしく、 一坪さん経由で私の元に届いたのですが、、、、、 結構前に募集したリクエストのようですね。 一応、あれはそのすぐ後に募集事体終わってしまったのですが、、、、 過去の記事にあったのを見たんですよね? えっと、ひらたく言うと、あれはもう何年も前のものでして、 すでに募集は終わっています。 けれど、そのリクエストは受けさせていただきます(^_^) 今連載しているゼロゼルの後は、赤法師さんからレゾゼルのリクエスト がありますので、学園ものゼルリナはその後、ということでもよろしいで しょうか? でええいっ!そんなに待てるか馬鹿野郎っ!って時には、容赦なくその 旨ご連絡いただけると嬉しいです。 ではでわ amyより |
8245 | あなたの望みは何ですか? 第ニ十三話 | amy E-mail | 2002/3/30 15:59:24 |
記事番号8226へのコメント ただ穴を掘り、埋め、その上に丸い石を置いただけの、即席の墓。 それを後にして、俺達はまた全身した。 拙い墓標は、時が経てば他の石と墓とを見分けることすら出来なくなって しまうに違い無い。 それでも、あのまま野ざらしにするよりは、、、、と。 そう思ったから。 「、、、、、後少しだ」 「はい」 俺の言葉に、アリシアが頷いた。 その表情にはまだ影が色濃く残っている。 今の自分は一体どんな表情をしているのだろうかと、ふとそう思った。 ドラゴンズ・ピーク。竜の峰。 呼び方はどうでもいい。 とにかく、そこは主にブラック・ドラゴンとゴールド・ドラゴン達の住む 峰であり、谷だ。 ドラゴン種族の中でもトップを争うブラック・ドラゴンとゴールド・ドラ ゴン。 そして、この峰ではゴールド・ドラゴンのミルガズィアが長を努めてい る。 リナの話によれば、彼はエルフとも交流があるらしい。 今現在、竜族とエルフ達がどのような形で魔族と敵対しているのかは知ら ないが、少なくとも手を結び、共に闘っているはずである。 人間も魔族と相容れない存在であるから、竜族達とは敵対することはな い。 いや、人間には敵対する力すらないが。 問題なのは、彼等が人間に干渉することを嫌う傾向にあることである。 人間を積極的に傷つけることはしないし、必要とあらば人助けもするだろ う。 だが、『積極的に』人間を助けることをするかどうかはまた別次元の話し だ。 彼等には、自分達が危険な時に人間まで守ってやるような余裕もなければ こちらへの義理もない。 正義があっても、自らの命がかかっているとあれば、また違う話になる。 一つため息をつき、俺は空を見上げた。 天気はあまりよくない。 かといって、悪いわけでもない。 微妙な空模様。 「、、、、、、、俺の名はゼルガディス=グレイワーズ」 意を決して、俺は前へと向き直った。 そこには一匹の竜がいる。 金色に輝くその翼は、どこも傷だらけだった。 彼はここの見張り番なのだという。 俺達を目ざとく見つけて、飛んで来たのだ。 人間の言葉を話す竜に驚愕する村人達のことは無視する形で、俺は続け た。 「ここの長、、、、ミルガズィアに会わせて欲しい。 重要な話があると伝えてくれ」 俺の口からミルガズィアの名が出たことに驚いたのだろう、そのドラゴン はうろたえながらも、一声天に向かって鳴いた。 その声はひどく長く続き、たまに音の高低を変えながら鳴き続けている。 もしかしたら竜族の言葉を大声で話しているだけなのかもしれない。 俺には竜族の文字は読めても言葉は話せないため、よく分からなかった。 長い鳴き声が終わり、辺りに沈黙が訪れる。 顔を上へ向けていたドラゴンが、ゆっくりとこちらへ顔を戻した。 じっとこちらを凝視している。 「、、、、、まさかまだ生きていたとはな、、、、、」 人間ではありえないくぐもりをもって、そのドラゴンは感心したかのよう に言った。 「、、、、俺を知っているのか?」 「、、、、名だけは」 手短にそう言って、ドラゴンは口を閉ざした。 これ以上の会話をするつもりはないのだろう。 俺の名前を知った経緯は、なんとなくだが予想できた。 ゼロスに連れられてクレア・バイブルを見にやってきたあの一件のせいだ ろう。 たかが人間をゼロスが連れて来て、そこにガーヴやフィブリゾが絡んでき たあの事件は、寿命の長い竜族達にとって衝撃的な、、、忘れられない事件 だったに違い無い。 やがて空から目の前のドラゴン以上に大きい、金色の竜が出現した。 その竜も天に向かって一声鳴く。 最初は獣の遠吠えにも似ていたが、段々とそれが人間の声に近くなってい き、それを呪文として、金色の竜の姿を人間へと変えた。 後ろの村人達から驚愕の声が漏れる。 見覚えのある、懐かしいともいえるその姿。 「久方ぶりだな、キメラの青年よ」 記憶通りの声で、彼、、、、ミルガズィアがつぶやいた。 「それにしても、本当によくぞ今まで生き抜いてきたものだ」 開けた場所へと案内され、俺達はそれに従い、おもいおもいの場所に腰を 下ろした。 その直後の、この言葉である。 「、、、、、このキメラの体は寿命が長い、、、 無駄に丈夫なこともあって、そう簡単には死ねないのさ」 皮肉まじりの口調で俺も答える。 無論のこと、ミルガズィアの無表情が崩れることはなかった。 「リナ=インバース達は皆没したようだな」 「ああ、もう100年以上前のことだ」 さらりとした口調で言ってしまえる自分に不快感を感じ、俺は少しだけ眉 を寄せた。 こんなことばかり冷静な自分を、俺はどうしても好きになれない。 「、、、、、後ろの者達は?」 「、、、、、、、、、」 問われて、俺は思わず沈黙した。 どう答えればいいのか分からなかったのだ。 ミルガズィアもそれを悟ったのか、すぐに話の矛先を変える。 「重要な話とは?」 「、、、、、、その前に、聞きたいことがある」 俺のひどく尊大な態度に、回りが一瞬ざわついた。 一方当のミルガズィアは得に反応を返さない。 俺は小さく深呼吸をして、聞いた。 「今の魔族達との戦況を聞きたい」 続く |
8248 | Re:あなたの望みは何ですか? 第ニ十三話 | 水無月 澪 E-mail | 2002/3/31 18:06:51 |
記事番号8245へのコメント お久しぶりですね〜。水無月です。 amyさんの小説はこんなに進んだのですね。 私は…、まだまだで。(苦笑) そーいうわけで(どーいうわけだ)感想いきます!! > ただ穴を掘り、埋め、その上に丸い石を置いただけの、即席の墓。 > それを後にして、俺達はまた前進した。 > 拙い墓標は、時が経てば他の石と墓とを見分けることすら出来なくなって >しまうに違い無い。 > それでも、あのまま野ざらしにするよりは、、、、と。 > そう思ったから。 私もそう思います。お墓があった方がきっと安心できるんじゃないかなって気がする…。 > 今の自分は一体どんな表情をしているのだろうかと、ふとそう思った。 顔を移す鏡はあっても心を移す鏡はないですね。でも、今ここには顔を移す鏡もない…。 > いや、人間には敵対する力すらないが。 そ、そんなハッキリ本当の事を…。(汗) > そこには一匹の竜がいる。 > 金色に輝くその翼は、どこも傷だらけだった。 痛々しい…。 >「リナ=インバース達は皆没したようだな」 >「ああ、もう100年以上前のことだ」 > さらりとした口調で言ってしまえる自分に不快感を感じ、俺は少しだけ眉 >を寄せた。 逆に、あっさりしている人のほうが心理的ダメージが大きい…と、思うのは気のせいでしょうか? > 俺は小さく深呼吸をして、聞いた。 >「今の魔族達との戦況を聞きたい」 段々クライマックスに近づいてきましたね。 amyさんの作品はどれも終わってしまうのが惜しいです。 次回も楽しみに待たせていただきますv …………ハッ、私も書き手だった!!(汗) 続きかかなきゃ……。 |
8254 | どうも!お久しぶりです!!(^_^) | amy E-mail | 2002/4/3 22:56:16 |
記事番号8248へのコメント 水無月さんへ >お久しぶりですね〜。水無月です。 こちらこそ、お久しぶりです!! 今回も感想、本当にありがとうございました! 早速レス返しです!!(^_^) >> ただ穴を掘り、埋め、その上に丸い石を置いただけの、即席の墓。 >> それを後にして、俺達はまた前進した。 >> 拙い墓標は、時が経てば他の石と墓とを見分けることすら出来なくなって >>しまうに違い無い。 >> それでも、あのまま野ざらしにするよりは、、、、と。 >> そう思ったから。 >私もそう思います。お墓があった方がきっと安心できるんじゃないかなって気がする…。 私もそう思います。 やっぱり、ないよりはあった方がいいですよね、精神的に。 >> 今の自分は一体どんな表情をしているのだろうかと、ふとそう思った。 >顔を移す鏡はあっても心を移す鏡はないですね。でも、今ここには顔を移す鏡もない…。 水無月さん、、、、カッコイイ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!! なんか、なんか凄いカッコイイです!鏡の話!(微妙に違) ここのとこ読んで凄い感動しちゃいました!! こういうカッコイイ文章書きたいです!(尊敬の眼差し) >> いや、人間には敵対する力すらないが。 >そ、そんなハッキリ本当の事を…。(汗) ゼルは辛口そうだなー、、、、なんて、、、、、 え、えへ(笑って誤魔化す) >> そこには一匹の竜がいる。 >> 金色に輝くその翼は、どこも傷だらけだった。 >痛々しい…。 きっと生傷とか絶えないんですよ。 治しても治してもいつも傷だらけ。 戦闘が日常茶飯事というイメージで。 >>「リナ=インバース達は皆没したようだな」 >>「ああ、もう100年以上前のことだ」 >> さらりとした口調で言ってしまえる自分に不快感を感じ、俺は少しだけ眉 >>を寄せた。 >逆に、あっさりしている人のほうが心理的ダメージが大きい…と、思うのは気のせいでしょうか? 私もその通りだと思います。 やっぱり、ゼルもそれを分かってるはずなのに、 どこか納得できないのではないかと、、、、、 自分のことを優しいと思えない人だと思うので。 >> 俺は小さく深呼吸をして、聞いた。 >>「今の魔族達との戦況を聞きたい」 >段々クライマックスに近づいてきましたね。 >amyさんの作品はどれも終わってしまうのが惜しいです。 >次回も楽しみに待たせていただきますv そう言っていただけるだけで幸せですうううう!! もう死んでもいいくらい!(いや、困るけど) これからも頑張らせていただきますね!! どうぞ応援よろしくお願いします!!! ではでわ amyより |
8255 | あなたの望みは何ですか? 第ニ十四話 | amy E-mail | 2002/4/4 00:08:21 |
記事番号8245へのコメント あまりといえばあまりな俺の単刀直入さに、ミルガズィアも驚いたようだ った。 しばしの間、辺りに重苦しい沈黙が流れる。 「、、、、、、、世辞にもいいとは言えん」 やがて、観念したかのようにミルガズィアが口を開いた。 彼は大きく息を一つつき、視線を俺の顔から地面に移す。 「、、、、、やはりか」 俺も同じように息を一つつき、言う。 大体は予想がついていた。 今や竜族とエルフ達は神々の力を手にしていない。 一方、身動きできない状態のままとはいえ、魔族達の手中には魔王の欠片 が一ついるのだ。 それだけでも士気が大きく違う。 精神生命体である魔族と、人間と同じように肉体を纏って生きる竜族達と では、純粋な戦力差もあるに違い無い。 例え何かしらの切り札が竜族達にあったとて、魔族相手に戦争を始めて有 利になるはずもないのだ。 俺とミルガズィアの会話に、村人達がひどく落ち着かない様子を見せ始め た。 混乱しているのだろう、アリシアですらひどく狼狽えた様子でこちらを見 ている。 これ以上混乱の輪が広がらない内に、俺は話を切り出すことにした。 「、、、、、取り引きをしたい、あんたら竜族と」 この言葉には、さすがのミルガズィアもポーカーフェイスを崩し、こちら を凝視する。 竜族相手に上手く取り引きができるかどうか、、、、、、 自分の技量を信じて、俺は唇にその言葉を乗せた。 「、、、、、、、仕方ない、、、、ですよね」 はるか向こうにそびえる峰を見つめながら、ゼロスはため息混じりにそう つぶやいた。 その顔はいつものニコニコ笑顔ではなく、苦笑したかのような、ひどく人 間臭い表情をしている。 「、、、、、僕と貴方は、やっぱり違いますもんね」 寂しそうにつぶやくその言葉は、彼の人には聞こえない。 無論、ゼロスはそれを承知でつぶやいているのだけれど。 「、、、、、全ての者を無に帰す者と、 醜く足掻いてでも生きようとする者の差、ですかね?」 ゼロスは宙に浮いたまま杖を握りしめ、その先端を峰へと向けた。 あの辺りに、ゼロスが思い浮かべている彼の人物がいる。 そして、その人物は、今はもう敵なのだ。 「、、、、、例え貴方が敵に回っても、 それでも僕は魔王様達に逆らうことはできません」 それが哀しいのか、悔しいのか、、、、自分でも分からないけれど。 「でも、、、、、、貴方を死なせたくないんですよ、ゼルガディスさん」 そうつぶやいて、ゼロスはゆっくりと杖を下ろした。 もし今、ここから彼を狙って殺せたなら、、、、、、、、 多分に彼は苦しい目に遭うことなく、志半ばとて安楽な死を迎えることが 出来ただろう。 そうしてやれないのは自分が魔族だからなのか、それとも彼を大切に思っ ているからなのか。 「、、、、、正直、持て余してますよ、この感情を」 誰に言うでもない、独白。 「全然、どうしたらいいか分かりませんよ、僕には。 貴方がどうして欲しいのかも、正直分からないから」 ぶつぶつと、誰にも言うことができない心の声を吐き出しながら、ゼロス は俯いた。 魔族である自分でも、ストレスなんてものが溜まるのだな、と苦笑する。 その時強めの風が吹いて、具現化したマントがそれになびいた。 それに擦れて、背中の傷がほんの少し痛む。 100年以上経っても治りきらないその傷は、リナ=インバースとガウリ イ=ガブリエフの二人との闘いで負ったものだ。 彼等は、死に物狂いだった。 生きたくて、死にたくなくて、本当に必死だった。 最初は旧知の仲である彼等を殺すことに何も感じていなかった自分も、そ の姿を見てひどく辛くなった。 そのせいで、こんなにもひどい傷を負った、とも言える。 けれど、、、、、ゼロスはこの傷を負ってしまったことを恥じとは思わな かった。 彼等は人間の身でありながらヘルマスター・フィブリゾを倒し、魔王の欠 片を2つも葬った力の持ち主なのだから。 そっと背中の傷を軽く撫でて、ゼロスは目を閉じた。 本当に、ひどく人間臭くなってしまったものだと思う。 そして、それを苦しく思いつつも嫌悪できない自分もいる。 もう一度、ゼロスは小さく苦笑した。 続く |
8264 | ゼロス〜っ !!(>_<) | 鎖夢 E-mail URL | 2002/4/8 01:00:40 |
記事番号8255へのコメント amyさん、こんにちは。 「こんばんは」だろ、という突っ込みはさておき、ついに二十四話まできましたね〜。 あ〜でも、だんだんと終わりに近づいていっちゃうのが寂しいです。 取引きゼルですね!ゼルってそうゆうの得意そうですよね。 やっぱりamyさんの書かれるゼルはかっこいいですvv うちのゼルも見習ってくれないかしら。 って私が見習わなきゃどうもなんないですけど・・・・。 それよりも今回は、ゼロスです! もう、タイトルまで叫んでしまいました。 魔族らしいゼロスもいいですけど、こんな人間臭いゼロスも好きです。 でも、何か悲しいです。何だか、ちょっと寂しげな後姿が浮かんでしまいました。 次も楽しみにしてます!ではvv †鎖夢† |
8286 | ゼル〜〜〜〜!(笑) | amy E-mail | 2002/4/12 00:06:38 |
記事番号8264へのコメント 鎖夢さんへ >amyさん、こんにちは。 >「こんばんは」だろ、という突っ込みはさておき、ついに二十四話まできましたね〜。 >あ〜でも、だんだんと終わりに近づいていっちゃうのが寂しいです。 こんばんわ(笑) はい、やっとの思いで24話目です(ーー;) まだまだ続いてしまう予定です、、、、、 いつになったらきちんと完結できるのやら、、、、、 一度中途半端のまま放置してしまった連載だったものがあるので、 それを思い出すと冷や汗が、、、、、、(だらだら) >取引きゼルですね!ゼルってそうゆうの得意そうですよね。 >やっぱりamyさんの書かれるゼルはかっこいいですvv >うちのゼルも見習ってくれないかしら。 >って私が見習わなきゃどうもなんないですけど・・・・。 ありがとうございます!(嬉) ゼルって交渉とか上手そうだなあというイメージがあるんですよ、 私の中では。 まあ、リナにはどうしても負けちゃうんですけどね、 舌先三寸で(笑) >それよりも今回は、ゼロスです! >もう、タイトルまで叫んでしまいました。 >魔族らしいゼロスもいいですけど、こんな人間臭いゼロスも好きです。 >でも、何か悲しいです。何だか、ちょっと寂しげな後姿が浮かんでしまいました。 ありがとうございます〜〜〜!!!(感涙) 人間臭いゼロス(しかもシリアスで)はあまり評判がよくないかと 思っていました。 魔族らしいのが一番かな〜、と。 気にいっていただけたようで幸いですうううう!!!! 哀愁の漂う背中を連想、、、、、、 鎖夢さんがシリアスに想像して下さっているのに、 私は影しょってしゃがみこみ、壁に「の」の字かいてるの想像中(ーー;) うわ〜、なんかこのゼロス、想像しやす〜い(汗) 、、、、、、、まじめにやろうね、私(泣) これからも頑張りますね! 感想、本当にありがとうございました! また、つい昨日まで引越しだったため、レスが非常に遅くなってしまい、 本当に申し訳ございませんでした。 ではでは amyより |
8259 | Re:あなたの望みは何ですか? 第ニ十三話 | あをい ゆき | 2002/4/6 00:10:42 |
記事番号8245へのコメント はじめまして、ゆきと申します。つい先月まで受験生で、「スレイヤーズ」とも「ゼルガディス」とも3〜4年遠ざかっていたように思えます。ほぼ「スレイヤーズ」の熱も冷めただろう、などとたかをくくってた矢先にamyさんの作品を読み、「スレイヤーズ」に再びはまりそうな予感がしています。というかもうスレイヤーズ狂になりつつあるかも・・・。 amyさんの作品ではゼルがなんと言ってもかっこいいのです。私の中のゼルを具現化したような感じなのです。アニメのゼルももちろんお茶目でよいのですが、やはりクールなゼルを私は求めてしまうみたいです。ゼルが魔族に近いというのも認めたくはないのですが、そうなんだとも思いました。そして悲しいところですが、ゼルガ人が信じられないというのも分かるのです。よくよく考えるとリナに会って、アメリアに会って、自分を信じてくれる仲間が出来た。でもどこかで信じることは怖いはずで、そしてそんなにすぐに自分を変えられるのかというのも疑問に感じました。ゼルはそれだけの傷を負ってるはずだからです。(もちろんだからこそ人を信じたい、変わりたい!と人一倍願ってるとも思うのですが・・・。)amyさんの作品を読んでそんなことを感じました。amyさん自身が言いたかった事とは反するかもしれないのですが・・・。あぁなんか語ってしまった! 話をまとめますとこれからもamyさんの作品をたのしみにしてます!ということです。私も出来ることなら「スレイヤーズ」の小説を書いてみたいとも思うですが、あまりに複雑な世界観にいつもキィを打つ手が止まってしまうのです。それに私の書きたいゼルがここにあるのだからまぁ、いっかなどとも思うのです。ということで、かっこよいゼルを期待しつつ次回の話を楽しみにしてます。長くてすいませんでした。 |
8285 | 初めましてv | amy E-mail | 2002/4/11 23:59:11 |
記事番号8259へのコメント あをい ゆきさんへ >はじめまして、ゆきと申します。つい先月まで受験生で、「スレイヤーズ」とも「ゼルガディス」とも3〜4年遠ざかっていたように思えます。ほぼ「スレイヤーズ」の熱も冷めただろう、などとたかをくくってた矢先にamyさんの作品を読み、「スレイヤーズ」に再びはまりそうな予感がしています。というかもうスレイヤーズ狂になりつつあるかも・・・。 こちらこそ初めまして! 受験、御苦労様でした。 私の作品なんかでこっちに戻ってきて下さるなんて、、、、 本当に嬉しいです!ありがとうございます!!!(感動) >amyさんの作品ではゼルがなんと言ってもかっこいいのです。私の中のゼルを具現化したような感じなのです。アニメのゼルももちろんお茶目でよいのですが、やはりクールなゼルを私は求めてしまうみたいです。ゼルが魔族に近いというのも認めたくはないのですが、そうなんだとも思いました。そして悲しいところですが、ゼルガ人が信じられないというのも分かるのです。よくよく考えるとリナに会って、アメリアに会って、自分を信じてくれる仲間が出来た。でもどこかで信じることは怖いはずで、そしてそんなにすぐに自分を変えられるのかというのも疑問に感じました。ゼルはそれだけの傷を負ってるはずだからです。(もちろんだからこそ人を信じたい、変わりたい!と人一倍願ってるとも思うのですが・・・。)amyさんの作品を読んでそんなことを感じました。amyさん自身が言いたかった事とは反するかもしれないのですが・・・。あぁなんか語ってしまった! あううううう!!本当にありがとうございます!!(狂喜乱舞) 私の中の理想像がこうして自作の作品に反映されるのですが、 『自分って夢見過ぎ?』といつも気になっているので、 そう言っていただけると本当に安心します。 語り、ありがとうございます(笑) 今回の物語りでのゼルは、あをいさんが語って下さったゼルです。 本当に、そんな感じの、、、もう少し屈折してるかもしれないけど(苦笑) >話をまとめますとこれからもamyさんの作品をたのしみにしてます!ということです。私も出来ることなら「スレイヤーズ」の小説を書いてみたいとも思うですが、あまりに複雑な世界観にいつもキィを打つ手が止まってしまうのです。それに私の書きたいゼルがここにあるのだからまぁ、いっかなどとも思うのです。ということで、かっこよいゼルを期待しつつ次回の話を楽しみにしてます。長くてすいませんでした。 はい!ありがとうございます! ぜひぜひ頑張らせていただきます!! どうか応援よろしくお願いします!! あをいさんの小説もぜひ読んでみたいです♪ 機会があったらどうか執筆してみて下さい(^^) また、つい昨日まで引越しだったため、 レスが非常に遅くなってしまい、本当に申し訳ございませんでした。 これからも、どうか見捨てないでやって下さいませ。 ではでは amyより |