◆−Illusion  Tiara−響 (2002/4/14 16:17:16) No.8302
 ┣Re:Illusion  Tiara−東琥珀 (2002/4/14 16:24:12) No.8303
 ┃┗どうもありがとう−響 (2002/4/16 16:28:51) No.8315
 ┣はじめましてです♪−奈月るり (2002/4/15 17:36:08) No.8312
 ┃┗お互いがんばりましょう!−響 (2002/4/16 16:25:43) No.8314
 ┣Illusion  Tiara 2−響 (2002/4/16 16:15:33) No.8313
 ┃┗続きですね☆−奈月るり (2002/4/16 16:54:16) No.8317
 ┣遅くなりました。Illusion  Tiara 3です。−響 (2002/4/25 17:46:49) No.8381
 ┃┗Re:遅くなりました。Illusion  Tiara 3です。−響 (2002/4/25 17:49:25) No.8383
 ┣遅くなりました。Illusion  Tiara 3です。−響 (2002/4/25 17:47:14) No.8382
 ┗Illusion  Tiara 4−響 (2002/4/25 21:36:31) No.8386
  ┗遅くなりました(汗)−奈月るり (2002/4/27 15:00:31) No.8398
   ┗Re:遅くなりました(汗)−響 (2002/4/27 16:53:30) No.8400


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8302Illusion Tiara2002/4/14 16:17:16


  初めまして。響(きょう)と言います。
 初投稿にして初連載・・・限りなく無謀に近いですが、がんばります。
 読んでいただければ幸いです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  Illusion Tiara 1

 真昼の太陽・・・・いつもなら大好きなもの。
 それすら、いまの私には邪魔だった。
 見つかりませんように・・・見つかりませんように・・・
 ただひたすら、それだけを願っている。
 追ってさえまけば、後は何とかなる。すぐに、あの方にも追いつけるだろう。
 
「ラファス・シード!」
「!」
「やっと見つけました・・・シアンティス殿。」

 迂闊だった。いきなりラファス・シードをかけてくるとは。
 悔やんだ所でもう遅い。

 万事休す、か。

「お待ちなさい!か弱き婦女子を襲う悪党よ!」
「何事だ!?」
「今すぐその人を解放しなさい!さもなくば、この正義の使者、アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンが、貴方達に正義の鉄槌を下すっ!」
「どこだっ!」
「ここよ・・・とうっ!」
 木の上から黒い影が飛び立ち・・・・・
     めぐっ
 頭からまともに地面に激突する。

「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・見なかったことにしよう。」

 と、やおらひょこっと起き上がり、こちらをびしいっと指さし・・・・
「ファイヤー・ボール!」
 別の声がした。
「新手かっ!」
「ちっ・・・。ひけ。」

 後には、ラファス・シードのとけた私、アメリアさんとやら、そして、別の声の主・・・・・って
「大丈夫ですか?」
「ティ・・・・」
 アメリアさんの言葉も耳に入らず、私はもう一人の人に思いっきり飛びついた。
「ティラフィ様!よくぞご無事で!」
 しかし・・・・・
    ごずっ
 ティラフィ様(?)のひじうちが、頭に炸裂した。
「じゃかわしい!誰よそれ!?助けてやったってのに」
「・・・・・はい?」
「あたしはリナ。リナ=インバースよ!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

と、言う訳で、第一話です。いきなりピンチなシアンティスさん、名前しか出てないティラフィさん、ゼル・ガウリイもいません。ああ・・・。
 更新ペースは亀の如くのろいと思いますが、これからしばらくヨロシクです。
                      By 響

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8303Re:Illusion Tiara東琥珀 E-mail 2002/4/14 16:24:12
記事番号8302へのコメント

響さんは No.8302「Illusion Tiara」で書きました。
>
>  初めまして。響(きょう)と言います。
> 初投稿にして初連載・・・限りなく無謀に近いですが、がんばります。
> 読んでいただければ幸いです。
読みます、読みます。
>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>  Illusion Tiara 1
>
> 真昼の太陽・・・・いつもなら大好きなもの。
> それすら、いまの私には邪魔だった。
> 見つかりませんように・・・見つかりませんように・・・
> ただひたすら、それだけを願っている。
> 追ってさえまけば、後は何とかなる。すぐに、あの方にも追いつけるだろう。
おお?なんかシリアスっぽい雰囲気が!
> 
>「ラファス・シード!」
>「!」
>「やっと見つけました・・・シアンティス殿。」
>
> 迂闊だった。いきなりラファス・シードをかけてくるとは。
> 悔やんだ所でもう遅い。
>
> 万事休す、か。
>
>「お待ちなさい!か弱き婦女子を襲う悪党よ!」
>「何事だ!?」
>「今すぐその人を解放しなさい!さもなくば、この正義の使者、アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンが、貴方達に正義の鉄槌を下すっ!」
…うはっ!アメリアさん!どこにでもでるのね(笑)
>「どこだっ!」
>「ここよ・・・とうっ!」
> 木の上から黒い影が飛び立ち・・・・・
やっぱり高いところ好きですか…。
>     めぐっ
> 頭からまともに地面に激突する。
アメリアといえばこれですね♪王道。
>
>「・・・・・・」
>「・・・・・・」
>「・・・・・・見なかったことにしよう。」
こらこらこらこら(笑)
>
> と、やおらひょこっと起き上がり、こちらをびしいっと指さし・・・・
>「ファイヤー・ボール!」
> 別の声がした。
>「新手かっ!」
>「ちっ・・・。ひけ。」
>
> 後には、ラファス・シードのとけた私、アメリアさんとやら、そして、別の声の主・・・・・って
>「大丈夫ですか?」
>「ティ・・・・」
> アメリアさんの言葉も耳に入らず、私はもう一人の人に思いっきり飛びついた。
>「ティラフィ様!よくぞご無事で!」
> しかし・・・・・
>    ごずっ
> ティラフィ様(?)のひじうちが、頭に炸裂した。
>「じゃかわしい!誰よそれ!?助けてやったってのに」
>「・・・・・はい?」
>「あたしはリナ。リナ=インバースよ!」
…ティラフィ…リナににとるのか?
>
>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>
>と、言う訳で、第一話です。いきなりピンチなシアンティスさん、名前しか出てないティラフィさん、ゼル・ガウリイもいません。ああ・・・。
> 更新ペースは亀の如くのろいと思いますが、これからしばらくヨロシクです。
>                      By 響
>
おおっ!なんかすごい王道な雰囲気!(意味不明)
これからの発展が楽しみです♪
わくわく。
ティラフィ様ってのがやっぱりきになりますね。
これから要チェック…ですか?
それではこれからも頑張って………
月並みなことしか言えない私(涙)

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8315どうもありがとう2002/4/16 16:28:51
記事番号8303へのコメント

  読んで頂いてありがとうございます。そして初めまして。
 私の小説はかなりへっぽこですが、続きも読んでいただけると嬉しいです。

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8312はじめましてです♪奈月るり 2002/4/15 17:36:08
記事番号8302へのコメント


>  初めまして。響(きょう)と言います。

 はじめまして♪
 私は下の方で、炎の瞳風の歌などという、へっぽこ駄文を書かせて頂いている、奈月るりともうしま〜す。

> 初投稿にして初連載・・・限りなく無謀に近いですが、がんばります。

 それは私も一緒なのです。(私の場合は、ワケのわからない〈ぷろろーぐ〉なのですが……)

> 読んでいただければ幸いです。

 はい♪
 読ませて頂きました。

> 更新ペースは亀の如くのろいと思いますが、これからしばらくヨロシクです。
>                      By 響

 がんばってくださいね。
 感想になっていない、短い文ですみません。
 それでは、さようなら。

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8314お互いがんばりましょう!2002/4/16 16:25:43
記事番号8312へのコメント

  コメントありがとうございます。まだ自分のだけに手一杯で、他の人のを読んでいないので、とりあえず初めまして。
 初めて同士お互い頑張りましょうね。

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8313Illusion Tiara 22002/4/16 16:15:33
記事番号8302へのコメント

  第2回目です。この話、かなりシリアス&ダークっぽくなりそうです。
 2回目で言うのもなんだと思いますが、ご承知下さい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  Illusion Tiara 2

 「本っ当に申し訳ありません!でも私、ティラフィ様のことが心配で心配で・・・・」
「あー、はいはい、もういいから。わかったわかった。」
 もう何回目か数えるのも面倒になった謝罪に、あたし、リナ=インバースは適当なあいずちを打つ。そもそも、このめんどくさい事態になったのは、さっきアメリアがこの人を助けたから・・・・なのに、なんで専らあたしに向かってこの人が話しているかというと、この人が、あたしをティラフィという人と間違えたせいだ。
「でも・・・・・」
 まだ続けようとするその人に、あたしはいい加減やめるように言う。
「いいの、もう。わかったから。」
「でも・・・・。ならせめて、ここの食事だけでも奢らせてください!それくらいしないと私の気がすみません!」
 何!?
「やめ・・・・・」
 何か言おうとするアメリアの口を塞ぎつつ、あたしとガウリイ(いたんです)は即答する。
「「ぜひっ!」」

  ・・・・・・・・・・

「・・・・・・・」
「あたしは『やめたほうがいいですよ』って言いたかったんです。」

「あー、食った食った。」
「俺も、もーいいぞ。」

 シアンティスのお財布の中身は・・・・・ご想像におまかせする。

「では、改めて。助けていただいてありがとうございました。私はシアンティス=テトラ=ヒースベル、シーアと申します。」
「いいんですよ。あたしは・・・・」
「セイルーンのアメリア王女でしょう?知っています。それから・・・・リナ=インバースさんにガウリイ=ガブリエフさん。あってますか?」
「なっ・・・あたしとアメリアはともかく、なんでガウリイまで・・・・」
「有名人ですから、皆さん。」
 ・・・・・・そういう問題か?
「アメリア様は・・・前に一度、お会いした事もありますし。」
「えっ!」
「レティシャ王国を知っていますか?」
 知ってるも何も、レティシャ王国はかなり有名な所。知らない人は・・・・・ガウリイくらいのものだろう。
 レティシャ王国。沿岸諸国のひとつ、といえばそれまでだが、宝石とオリハルコンの鉱脈がいくつもあり、豊かな国であるだけでなく、首都、レティス・シティに近いディトラ・シティは、有数の魔法都市である。
「それが一体何なのよ!?」
「ティラフィ様・・・ティラフィ=アティリア=ノナ=レティシャ様は、そこの第一王女、私は、ティラフィ様の側近。いつぞやのパーティーの時、アメリア様にもお会いしました。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 意外と早く第二話が出せました。響です。どうでしたか?
 なるべく早く第三話も出せるようにします。
 嗚呼、皆さん文章上手いから、いつも感心してます。私の駄文なんかのせていいのかしらん?
 でもまあ、始めた以上、何とか完結目指して頑張ります!
                 By 響

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8317続きですね☆奈月るり 2002/4/16 16:54:16
記事番号8313へのコメント


 待ってました。続きですね♪

 シーアさん(←いきなり)って、お姫様の側近だったんですね。
 に、しても。お財布の方は大丈夫なのでしょうか?(汗)
 それに、あの二人の食べっぷりを見て、まともに自己紹介できるなんて、以外と彼女、大物なのでは?(←論点が違う)

 この間にまして、かなり短い文章と化してしまいましたが……すみません。(涙)
 それでは、完結目指して頑張ってくださいね。


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8381遅くなりました。Illusion Tiara 3です。2002/4/25 17:46:49
記事番号8302へのコメント

  お久しぶりです。風邪ひいてダウンしていた響です。
 やっと出せました第三話!あの人や新キャラも出て、やっと本格的に動き出しそうです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   Illusion Tiara 3

「いわゆる、御家騒動ってやつです。大臣が、第二王子、フィリスタ様の祖父に当たる方なんですよ。それで、ティラフィ様の兄君・・・第一王子ティルヴィス様を殺め、政権乗っ取りを企んだ。そして、成功してしまった。そういうわけです。」
 シーアは、いきなりそうはじめた。
「はぁ・・・。そりゃまたありがちな。」
「許せませんっ!自らの私利私欲を満たさんがため、他人を殺めるとはっ!」
 上の空で言うあたし、エキサイトするアメリア。そのなかで、シーアはまた話し出した。
「確かに、そうなんですけど・・・・。実は、もっと重大な事があるんです。」
「「?」」
「ティラフィ様は、わが国の秘宝・・・いえ、秘宝、というと語弊があるかもしれません。昔から、わが国に伝わる知識、存在すら知られていない御方の呪文・・・真の王位継承の証・・・イリュージョン・ティアラの後継者。あれだけは、絶対に守らないといけないんです。」
 をいをい・・・何か話が大きくなってきたぞ。
 それに、『存在すら知られていない御方の呪文』!?まさか・・・・・
「あ、ちなみに、これ、わが国のトップ・シークレットなんです。死にたくなければ、私の依頼、引き受けてくださいな。」
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?」」
「簡単ですよ。リナさん、あなたにティラフィ様の影武者をしてほしいんです。もちろん、依頼料ははらいますよ(はあと)」
「っなっ・・・・」
「悪い話ではないでしょう?」
・・・・・・・・・やっ・・・・・やられた。
「ちなみに、私を倒して・・・というのはやめたほうがいいですよ。犯罪者にはなりたくないでしょう!?」
 ・・・・・・コイツ・・・・・

 こうして、あたしはうやむやのうちに、依頼を受ける事になってしまった。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

  そのころ、近くの森の中では、ちょっとした出来事が起こっていた。
「リナ!どうしてこんな所に・・・・。」
 出会いは突然、少女が草むらから出てきたこと。そして、その顔は彼・・・・ゼルガディスの知っているものだった。だから、声をかけた。それだけだった。
 しかし・・・・・・
「きっ・・・・・・・きゃぁぁぁぁぁぁっ!」
 少女の悲鳴と・・・・・
「フレア・アロー!」
 呪文が重なる。放ったのは黒髪の女。真横からきた。
「なっ・・・」
 ゼルとしても、いきなりこうなるとは予想外であったようだ。慌てて飛びのく。
「おのれ、大臣の手の者か!王子の命では飽き足らず、ティラフィ様まで!」
「おい、ちょっとまて!」
「問答無用!」
 女は聞く耳持たず、呪文を唱えつつ剣を抜く。しかし、
「やめて、カイ!」
「「!」」
 少女が声をかける。
「違うわ。追っ手じゃない。」
 少女の言葉に女はゼルを見、
「すまん。人違いだ。」
 ゼルも言った。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  やっと出ましたゼル&ティラフィ&カイ!
 ああ、やっと、やっと・・・・・うるうる
 遅くなってすみません。次は早く・・・・出せたらいいな。
              By 響 

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8383Re:遅くなりました。Illusion Tiara 3です。2002/4/25 17:49:25
記事番号8381へのコメント

  すいません。間違って二つ出しちゃいました。
 一応、下のほうが正しいですけど、本文には影響ありません。

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8382遅くなりました。Illusion Tiara 3です。2002/4/25 17:47:14
記事番号8302へのコメント

  お久しぶりです。風邪ひいてダウンしていた響です。
 やっと出せました第三話!あの人や新キャラも出て、やっと本格的に動き出しそうです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   Illusion Tiara 3

「いわゆる、御家騒動ってやつです。大臣が、第二王子、フィリスタ様の祖父に当たる方なんですよ。それで、ティラフィ様の兄君・・・第一王子ティルヴィス様を殺め、政権乗っ取りを企んだ。そして、成功してしまった。そういうわけです。」
 シーアは、いきなりそうはじめた。
「はぁ・・・。そりゃまたありがちな。」
「許せませんっ!自らの私利私欲を満たさんがため、他人を殺めるとはっ!」
 上の空で言うあたし、エキサイトするアメリア。そのなかで、シーアはまた話し出した。
「確かに、そうなんですけど・・・・。実は、もっと重大な事があるんです。」
「「?」」
「ティラフィ様は、わが国の秘宝・・・いえ、秘宝、というと語弊があるかもしれません。昔から、わが国に伝わる知識、存在すら知られていない御方の呪文・・・真の王位継承の証・・・イリュージョン・ティアラの後継者。あれだけは、絶対に守らないといけないんです。」
 をいをい・・・何か話が大きくなってきたぞ。
 それに、『存在すら知られていない御方の呪文』!?まさか・・・・・
「あ、ちなみに、これ、わが国のトップ・シークレットなんです。死にたくなければ、私の依頼、引き受けてくださいな。」
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?」」
「簡単ですよ。リナさん、あなたにティラフィ様の影武者をしてほしいんです。もちろん、依頼料ははらいますよ(はあと)」
「っなっ・・・・」
「悪い話ではないでしょう?」
・・・・・・・・・やっ・・・・・やられた。
「ちなみに、私を倒して・・・というのはやめたほうがいいですよ。犯罪者にはなりたくないでしょう!?」
 ・・・・・・コイツ・・・・・

 こうして、あたしはうやむやのうちに、依頼を受ける事になってしまった。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

  そのころ、近くの森の中では、ちょっとした出来事が起こっていた。
「リナ!どうしてこんな所に・・・・。」
 出会いは突然、少女が草むらから出てきたこと。そして、その顔は彼・・・・ゼルガディスの知っているものだった。だから、声をかけた。それだけだった。
 しかし・・・・・・
「きっ・・・・・・・きゃぁぁぁぁぁぁっ!」
 少女の悲鳴と・・・・・
「フレア・アロー!」
 呪文が重なる。放ったのは黒髪の女。真横からきた。
「なっ・・・」
 ゼルとしても、いきなりこうなるとは予想外であったようだ。慌てて飛びのく。
「おのれ、大臣の手の者か!王子の命では飽き足らず、ティラフィ様まで!」
「おい、ちょっとまて!」
「問答無用!」
 女は聞く耳持たず、呪文を唱えつつ剣を抜く。しかし、
「やめて、カイ!」
「「!」」
 少女が声をかける。
「違うわ。追っ手じゃない。」
 少女の言葉に女はゼルを見、
「すまん。人違いだ。」
 ゼルも言った。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  やっと出ましたゼル&ティラフィ&カイ!
 ああ、やっと、やっと・・・・・うるうる
 遅くなってすみません。次は早く・・・・出せたらいいな。
              By 響 

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8386Illusion Tiara 42002/4/25 21:36:31
記事番号8302へのコメント

  なぜか早々と4が出ました。
 今回は短いです。
#####################################
  Illusion Tiara 4
 
「ごめんなさい、本当に。」
少女・・・ティラフィは、ゼルに頭を下げる。
「すまない。しかし、我々は油断するわけにはいかないのだ。・・・・『リナ』という人は知らないが、そんなにティラフィ様に似ているのか?」
「ああ。驚くほど似ている。・・・外見だけな。」
女・・・カイの問いにゼルが答える。と、
「あーん!何でそんな固っ苦しいしゃべり方するのよお!カイ、普通にしゃべってよ!王宮じゃないんだから。」
「ティラフィ様!」
カイが焦った声を上げる。
「王宮?」
「あ・・・・・」
ゼルは少しかんがえ、いった。
「そうか。ティラフィ・・・レティス王国第一王女か。」
「知ってるの?」
「まあな。」
カイは、ティラフィにやめろと視線を送る。しかし、ティラフィは首を横に振った。
「・・・・・・ならば、『ソードラント』をご存じ?」
カイはため息のように問いを発する。
「有名な女魔剣士だ、ということなら知っている。確か名は・・・・・」
「カイリンシェール=シリアン=バイオレット。私です。」
カイはティラフィと顔を見合わせる。
「我が国について、お詳しいようですね。よろしかったら、護衛の依頼、引き受けて下さいませんか?」

#####################################
  はい、とっても短いです。五話とくっつけても良かったんですが、先に出しました。
 次は・・・・シーアさん側に戻ります。
           By 響

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8398遅くなりました(汗)奈月るり 2002/4/27 15:00:31
記事番号8386へのコメント

 こんにちは響さん。
 お久しぶりな奈月です。

 3がでていたのでわーいと喜んで読んで、勝手に満足してHPあとにして、何日か後に覗いてみたら、その後すぐに、実は4出ていたという……(涙)

 やっぱり響さんのおはなしは面白いです。
 私的には、ゼルガディスさんがティラフィさんの丁寧な言葉遣いと態度を見て、リナさんと間違えたことを、心から(←ここがみそ)詫びているところが……

 短い感想まがいの代物と化してしまいましたが、お許し下さい。
 それでは、続き、楽しみしてますね♪
 がんばってください。


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8400Re:遅くなりました(汗)2002/4/27 16:53:30
記事番号8398へのコメント

奈月るりさんは No.8398「遅くなりました(汗)」で書きました。
>
> こんにちは響さん。
> お久しぶりな奈月です。
> 
  こちらこそお久しぶりです。
> 3がでていたのでわーいと喜んで読んで、勝手に満足してHPあとにして、何日か後に覗いてみたら、その後すぐに、実は4出ていたという……(涙)
> 
  いやあ、私も出すつもりではなかったんですが、できちゃったので・・・。
> やっぱり響さんのおはなしは面白いです。
  あっ・・・・ありがとうございます!こんなへっぽこを面白いなんて言ってくれて・・・・。(感涙)
> 私的には、ゼルガディスさんがティラフィさんの丁寧な言葉遣いと態度を見て、リナさんと間違えたことを、心から(←ここがみそ)詫びているところが……
> 
  あはは・・・・。まあ、ティラフィさんは、外見リナだけど、中身はまっとうなお姫様ですから。ゼルも驚いたことでしょう(笑)
> 短い感想まがいの代物と化してしまいましたが、お許し下さい。
> それでは、続き、楽しみしてますね♪
> がんばってください。
> 
  奈月さんも頑張って下さいね。そのうち奈月さんの作品も読んでみます。
>