◆−Programized Heaven type:05−鎖夢 (2002/4/27 16:38:36) No.8399
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8399Programized Heaven type:05鎖夢 E-mail URL2002/4/27 16:38:36



どうも、お久しぶりですvv鎖夢です。
かなり時間があいてしまいました。
もう忘れられちゃってるかなぁ・・・・・(-_-;)


※この話はパラレル属性のSF配合ファンタジー系デース。
 鎖夢が魔剣士ラブなため、非常に内容が彼に偏ってマス。
 更に、オリキャラもいたり、魔族がいい人になってたりしマス。
 カップリングは意識していませんが、話の構造上王道カップリングがあると思いマス。
 って、言ってもラブラブだったりとかはしません。しかもあんまり意識してません。
 カップルと言うよりは、背中を任せられるパートナー的意味合いが強いデース。


OKな方はどうぞ、閉ざされし鋼のヘヴンへとお進みくださいませvv

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 「これでシェーラさんは完了っと。」

そう呟き、ゼロスは自室のベッドに仰向けになって寝転がる。
何も気にせずベッドに寝転がってしまったため、起きた時にはコートに皺が刻まれているだろう。
だが、それを考えても起き上がる気にはなれない。じっと天井を見つめながら、思わず彼は溜息を着いた。
普段絶えず笑みが浮かべられているその顔に浮かんでいるのは、ただ底なしの疲れのみ。

 (あとは、ルナさん達がどう動いてくれるかなんですけどねぇ・・・・。)

胸中で告げられた己が言葉に苦笑し、ふと額に手を当てる。
ゆっくりと目を閉じると、静寂の中で自分の鼓動の音だけが耳を打った。
そんな彼の耳に、突然他の音が紛れ込む。ドアをノックする音だ。

 「はい、どうぞ。」

ベッドから体を起こしただけの体勢で、ゼロスは気だるげに返事を返す。
その言葉に続いて、その部屋に一人の女が足を踏み入れた。
軍服に身を包んだ金髪の美女。おそらく、この政府内では最も高い地位にいる女性仕官。
彼の上司であり、政府幹部であるゼラス=メタリオムだ。

その姿を見止め、ゼロスは慌ててベッドから完全に起き上がる。

 「ゼラス様。どうなさったんですか?」
 「出撃命令が出たわ。」
 「え?」

慌てた様子のゼロスを気にする事なく、ゼラスはただ告げた。
一瞬、彼はゼラスの言っている言葉の意味が分からず、怪訝そうに眉を潜める。
だが彼女は、それを予想していたのか、溜息を付きながら更に淡々と言葉を紡いだ。

 「デュミナス第一部隊と思われる高エネルギー反応を確認したそうよ。そこで、全部隊で潰しにかかる・・・・。」
 「それ、本当ですかっ!?」
 「ゼロス、お前はどうしたい?」

淡々と告げられた言葉に、ゼロスは思わず大声を上げる。そして、悔しげに唇を噛み締めて視線を反らした。
そんな彼の様子にゼラスは、真っ直ぐに彼を見つめて問い掛ける。

 「僕は・・・・・・・・。」

俯きながら、ゼロスは自分の思いを確認するかのように呟いた。
だが、やがてゼラス同様に、真っ直ぐ彼女の目を見つめながら告げる。

 「僕はここに残ります。レゾさんと一緒に。」
 「本当にいいのね?」

決意の眼差しと共に告げられた言葉を聞き、ゼラスは真剣な面持ちで再確認をした。
ゼロスは静かに、それでもしっかりと頷きながら答える。

 「ヴァルガーヴさんに伝えてください。どさくさに紛れて、ルナさんと合流するようにと。」
 「伝えておく。レゾのいる部屋にいなさい。」

寂しげな微笑みと共に告げられた言葉に、ゼラスの瞳に何かが走った。
それでも彼女はそれを表に出す事なく、手短に告げるとそのまま部屋を出て行く。
去っていった上司の姿を見送り、ゼロスは再びベッドに座り込んでしまった。

俯けば、黒髪がさらりと落ちる。

 「すみません、皆さん。まだそっちには行けないみたいです。」

呟きながら、彼は天井を見上げる事しかできない。
数分後、彼の姿はその部屋から消えた。










 【Programized Heaven type:05】










ここは、第一部隊アジトの中心部分にある転送室である。
転送装置は、このエデンではかなり一般的な物だ。
元は、軍事用として作られた物だったらしいのだが、技術の発展と共に民間企業でも用いられるようになった。
転送側と送り先の座標を固定させ、瞬間的に物質を移動させるらしいのだが、詳しい原理は公にされていない。
どうやら、ほんの少しだけ魔道技術が用いられているらしい。

 「ゼルガディスさん、そっちは終わりましたか?」
 「あぁ。」

転送装置の向こう側から顔を覗かせたアメリアに返答し、ゼルガディスは最後の荷物を転送装置へと乗せた。
それを確認して、フィリアが転送装置を作動させる。
青白い光に包まれて消えていく荷物を見つめ、アメリアはゼルガディスの隣に並びながら告げた。

 「こことも今日でお別れなんて、ちょっと寂しいです。」
 「お前はデュミナスに入ってからどのくらい経つんだ?」
 「もうそろそろ、十年目です。」
 「そうか・・・・・。」

考えながら答えたアメリアに、ゼルガディスは僅かだけ視線を反らす。
そんな彼の何気ない動作を見て、アメリアはそれまで疑問に思っていた”ある事”を聞き出す決意をした。
横目でちらりと、その端正な顔を視線で見る。どことなく彼の表情には、まだ幼さがあった。
それにある種の気恥ずかしさを感じながら、アメリアは口を開く。

 「あの、一つ聞いていいですか?」
 「何だ?」
 「ゼルガディスさんは、ジーザスと関わりがあるんですか?」
 「何故そう思う?」
 「いえ、何だかジーザスの事詳しいみたいだったので。」

ジーザスという言葉に、初めてゼルガディスがアメリアへと顔を向けた。
それに言葉を濁しつつ彼女は答える。しばらくの間、ゼルガディスはそんなアメリアの顔を見つめていた。
しかし、やがて転送装置へと視線を向けると、どこか遠い瞳をする。

 「俺の父親が殺されたんだ。」
 「え?」
 「ジーザス007。そいつのせいで父さんは死んだ。」
 「他にご家族は?」
 「今頃どうしているのか、分からない。」
 「そうですか・・・・。」

感情的でも、感傷的でもなく、ただ淡々とした口調で他人事のように彼は告げた。
その言葉にアメリアは思わず視線を反らす。

 「ゼルガディスさんのお父さんって、どんな人でしたか?」
 「若作りで、人をからかう事が趣味で、魔力だけはすごい変人だったよ・・・・って、何で笑うんだ?」

溜息混じりに、それでも思い出す思い出に、知らずと口元に笑みを浮かべながら答えた。
だが、最後の言葉と同時にアメリアに視線を向けると、彼女は微笑ましそうに笑っている。
それに眉を潜めて怪訝そうに問い掛けると、彼女はどこか嬉しそうに言葉を紡いだ。

 「だって、ゼルガディスさん嬉しそうに話すんですもの。お父さんの事、大好きなんですね。」
 「・・・・そう・・・・・・・・だな。」

嬉しそうな彼女の笑みに誘われるように、ゼルガディスも僅かに苦微笑を浮かべる。

 「ゼルガディスさんって、見た目は私より年上ですけど・・・・お幾つなんですか?」
 「何歳ぐらいに見える?」
 「う〜ん・・・・同い年ぐらいの外見の方がだいたい四百歳ぐらいだから、そのくらいですか?」
 「かなり遠いな。」
 「じゃあ何歳なんです?」
 「秘密だ。」
 「教えてくださいよ〜。」

はぐらかすような言葉に、アメリアは子供のように拗ねた表情をした。
考え込むような表情をしたり、拗ねてみたりと、くるくると表情が変わっていく。
それが楽しいらしく、ゼルガディスは更にはぐらかすような言葉をかけた。
彼女はそこでやっと自分がからかわれている事に気づき、怒ったように腰に手を当てる。
それにゼルガディスはどこか意地の悪い笑みを浮かべた。

 「今回の事が一段落したら教えてやる。」
 「本当ですか?約束ですよ!」
 「あぁ。」
 「アメリアさん、ちょっといいですか?」
 「あ、はいっ。」

嬉しそうに瞳を輝かせるアメリアをゼルガディスが押し止めた時だ。
不意にフィリアに呼ばれ、彼女は返事をしながら慌しくそちらへと走っていく。
そんな彼女の後姿を見送り、彼はどこか悲しげな笑みを浮かべた。

 「そう・・・・戦いが終わって、俺が生きていたら・・・・・・・・な。」

そう呟き、彼は静かに目を閉じる。
しばしの間そうしていたが、彼はルナに作業完了の報告をする為にその部屋から出て行った。










 「リナ、本当にこの辺でいいのか?」
 「言われたポイントは確かにこの辺りなんだけど・・・・。」

リナとガウリイは、第一部隊のアジトと首都マルクトの丁度真ん中に当たる場所に立っていた。
二人共、オレンジ色のエアロバイクに寄りかかり、ぼんやりと空を見つめる。
どうやらシェーラはまだ来ていないようだ。荒野の真ん中で、突風が吹き抜けていく。
それに髪を揺らしながら、ふとリナは幼馴染であり、兄代わりである男の横顔を見つめる。
自分がジーザスだった事は驚きだが、一緒に逃げてきたとなると、彼も元政府関係者なのだろう。
リナは意を決すると、わざと彼に視線を向けないようにしながら口を開く。

 「ねぇ、ガウリイ。」
 「何だ?」
 「あんた、シェーラって子知ってる?」

ジーザス003シェーラ。彼女はグラウシェラー率いる第一部隊局に所属する、彼直属の部下だ。
更に、機動隊の指揮官を任されており、その姿を実際に現す事はほとんどない。
デュミナスのデータでも、かなり遠くから撮った写真しか残っていなかった。
だが、それでも小柄な少女である事だけは確認できる。が、言ってしまえばそれだけしか分からない。
エデン有数のハッカーとして知られるダルフィンの部下であり、隠蔽工作や情報操作を得意とする、
ジーザス006ルークと並んで、彼女の事は情報が少なかった。
ちなみに、ルークの場合は顔は知られているものの、名前を知っている者はほとんどいないらしい。

しかし、政府関係者───しかも、ジーザスであるルナと係わり合いになるような人物なら話は別だ。
おそらく彼自身も、今更隠しても仕方ないと思ったのだろう。今までそんな片鱗を見せなかったガウリイは、
いつになく歯切れの悪い言い方をしながらも、あっけなく答えを返してきた。

 「二、三回会った事あるにはあるけど・・・・。」
 「どんな子?」
 「もし外見が変わってなけりゃ、お前さんと同じぐらいの外見で・・・・そう言えば、結構ドジな奴だったなぁ。」
 「ふ〜ん・・・・あ!ガウリイ、あの子じゃない?」

ふと、視線を首都マルクトの方角に向けたリナの視界に、白っぽい人影が現れる。
頭から白い布を被り、白い装束に身を包んだ人影。それにガウリイも気づき、しばらく見つめていたが、
それがシェーラである事が分かったらしく、彼女に向かって大きく手を振った。

 「あ、本当だ。お〜い!シェーラ!」
 「ガウリイっ?」

目を細め、遠くで自分の名前を呼びながら手を振る人影を見ていた彼女は、不意にそう呟く。
そしてそのまま、駆け出し、あっという間に二人のいる所までやってきた。

 「よぉ、ひさしぶりだな。」
 「貴女がシェーラ?」

声をかけたガウリイの隣で、リナは一歩踏み出してシェーラへと問い掛ける。
すると、彼女は笑顔を浮かべながら頷いた。そして、右手を差し出しながら告げる。

 「シェーラ=ドゥールゴーファ=ティファレトだ。よろしく。」
 「リナ=インバース・・・・=ネツァクよ。こっちこそよろしくね。」
 「リナ・・・・?あのリナなの?」

まだ名乗りなれないフルネームを名乗ると、シェーラが大きな瞳を更に大きく見開いた。
そして、リナがその言葉を肯定する前に、彼女へと抱きつく。
それにリナはどうしていいか分からず、ただ焦ったような困ったような声を上げるしかない。

 「え?あ?ちょっとぉっ?」
 「やっと会えた、リナ!」

強く自分を抱きしめるシェーラに、リナは照れたように、困ったように視線を彷徨わせる。
こんな風に抱きしめられるのは、幼少時代以来だった。

 (何か、初めて会った気がしないのは気のせいじゃないわよね。)

何となく懐かしいシェーラの腕を感じつつ、リナは苦笑を漏らす
おそらく、生まれたばかりの頃にでも抱かれたのだろう。何せ、彼女はリナの『姉』なのだ。
しばらくの間、そんな状況が続いていたが、不意にガウリイが頬を指で掻きながら告げる。

 「ともかく行こうぜ。あんまり長居して見つかっても困るしな。」
 「そうね。ごめんなさい。」

ガウリイの言葉で我に返り、シェーラは苦笑しながら慌ててリナから離れた
その様子をガウリイも微笑ましげに見つめる。
そして三人は、エアロバイクに乗ってその場を立ち去った。










 「ふんふ〜ん♪ふふん〜♪」

鼻歌と共に、子供の手がキーボードの上を滑らかに踊る。
何度も何度も叩かれたそれに反応して、モニターに画像が映し出された。

   『Death Angel』

それを見て、フィブリゾが僅かに瞳を細めて笑う。
無邪気なようでありながら、どこかほの暗い闇を感じさせた。
更に別のソフトを起動させて、フィブリゾはそれを解凍しはじめる。
やや時間が経ち、モニター上で解凍終了の文字が出た。

 「よし、解凍完了っとvv」
 『こちら第一部隊局。フィブリゾ、準備はいいか?』

楽しげに呟いたフィブリゾの目の前で、モニターの一つが映像を映し出す。
そこに映されたのは、軍服をきっちりと着込み、耳に通信機を嵌めた男、グラウシェラーだ。

 「いつでもOKだよ。そっちこそ大丈夫なの?シェーラいないんでしょ?」
 『それくらい大丈夫だ。』
 「足手まといにはなんないでよね。」

シェーラがいなくなったというその話題に、グラウシェラーの眉間に皺が寄る。
それでも普段どおりの硬い声で告げられた言葉にを聞き流し、フィブリゾは意地悪げに笑った。
部下に裏切られたという不祥事に、真面目一徹の彼が何も感じていないわけもないと、
フィブリゾはそう踏んでいた。部下の扱いは荒いが、その割りに責任感が強い。
だから、自分の不祥事を気にしすぎる程気にする傾向があるのを、フィブリゾは知っている。

そんな二人の会話の中、不意にもう一つのモニターが映像を映し上げた。
そこには、軍服を僅かに気崩した男が映っている。ガーヴだ。

 『こちら第二部隊局。おい、フィブ。本当に大丈夫なんだろうな?』
 「僕が失敗するわけないだろ?そっちこそ、飼い犬に目光らせてなよ。」
 『ヴァルがオレを裏切るわけないだろ。』
 「どうだかね。」

言い切ったガーヴに、フィブリゾは笑みを浮かべた。
それに彼は思いきりフィブリゾへと、モニター越しに不機嫌そうな視線を向ける。
その瞬間に、三つ目のモニターが映像を流した。
他の三人とは違う軍服に身を包んだ、艶やかな黒髪の女、ダルフィンだ。
彼女はにっこりと、場違いな程にこやかな笑みを浮かべて問い掛ける。

 『皆さん、準備はよろしいですか?』
 『あぁ。』
 『いいぜ。』
 「OKだよ。」
 『それでは、作戦コード開始します。』

自分の言葉に返ってきた、肯定の言葉にダルフィンは満足そうに笑みを浮かべる。
そして、彼女の言葉と共に全てが動き出した。











ここは、首都マルクトを挟んで第一部隊アジトと反対側にある、第三部隊のアジトである。
アジト内では、着々と出発の用意がされていた。
そんな中で、ザングルスがメイン・コンピューター室へと足を踏み入れる。

 「ナーガ、小隊と非難民の撤退完了したぜ。」
 「ご苦労様。あとは、必要な物を転送して・・・・・。」

ナーガが彼の言葉に答えようとした瞬間、第三部隊アジト内に警報が鳴り響いた。
その音に、全員が警戒態勢へと相成る。この部隊で、こうして警報が鳴る事は稀だ。

 「何だ!?」
 「どうしたのっ?」
 「ウィルスよ!システムが全部ウィルスに侵されていってるの!」

焦るナーガとザングルスに、マルチナも悲鳴混じりの声で告げる。
それにリュネシエルもどこか焦りを滲ませ、彼女へと言葉を返した。

 「マルチナ、現状報告を!」
 「第4区画から第8区画、ウィルス汚染レベル5、第3区画レベル3、第2区画レベル1!
  あぁぁぁぁっっ!?転送装置プログラム内にウィルス進入!」

手早く状況確認をし、的確にそれを伝えていくが、進行の早さに彼女は悲鳴を上げた。
彼女がそれを告げた瞬間、ナーガ達の後ろにあった転送装置が火花を散らす。
あまりに早く進行していく事態に、全員が驚きを隠せなかった。

 「この間作ったワクチンはっ?」
 「投与済み!でも、効かないのよ!」
 「フィブリゾか・・・・。」

確かに、彼女の手元で操作されているワクチン・プログラムは、ウィルス・プログラムによって、
ことごとく破壊されていっている。それと同時に転送装置のプログラムも破壊されていった。
周辺の空間モニターは、ただ黒い画面に『Death Angel』の文字が点滅して、幾重にも開かれていた。

 「マルチナ、転送装置のプログラムを隔離!旧首都側に流れないようにして!」
 「りょ、了解!」

マルチナはナーガの指示に従い、かなりのスピードでキーを叩き出す。
転送装置のプログラムごと、ウィルスを隔離するが、直にその隔離した部分を突き破って、
ウィルスは他のプログラムさえも侵食するだろう。
それを考え、リュネシエルが更に彼女へと告げた。

 「通信系列も全シャット・ダウンしろ!他に回るのを防ぐんだ!」
 「ザングルス、貴方は第一と第二に特別信号を送って!」
 「分かった!」
 「リューネはマルチナを手伝って。」
 「あぁ。」

ナーガに言われ、ザングルスは信号を送る為に外へと走り出す。
それを見送り、リュネシエルもマルチナのサポートをする為にキーボードの前に座った。

 「大変な事になってきたわね・・・・。」

ナーガはそう呟くと、癖なのか親指の爪を噛み、ふと何を思い立ったのか部屋を出て、自室へと走る。
二人しかいなくなった部屋で、警報の音と、キーを叩く音だけがメイン・コンピューター室に響いた。
もう、転送装置から火花は散っていない。

その数分後、第三部隊のメイン・システムはウィルス『Death Angel』によって、全て抹消された。



Next turn→Programized Heaven type:06
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かなり遅くなってしまいました。待っててくださった方、いらっしゃったらごめんなさい。

リューネ:というか、何をしていた?
鎖夢:にゃっ!?リューネどうしてこんなとこにっ!?
リューネ:暇だったんだ。
鎖夢:え?でも、ウィルスが。
リューネ:暇だったんだ(にっこりvv)
鎖夢:はいです・・・・(-_-;;;)
リューネ:で?何をしていた?
鎖夢:バイトで左肩痛めつつ、もうちょっと時給いいとこ探してた。
リューネ:今度は何やった?(呆)
鎖夢:よく分からないけど、とりあえず痛かったの。原因不明なのさ。
リューネ:とかいいつつ、バイト先の店長の娘に誘われてライブ言ったのは誰だ?
鎖夢:うくっ、痛いところを・・・・。
リューネ:そのせいで余計悪化して、しばらく再起不能になったんだろうがっ!!(どげしっ)
鎖夢:あぁぁぁぁ、ごめんなさいぃぃぃっっ!!(>×<)
リューネ:しかも、タブレットが反応しなくなって錯乱しまくったあげく、マウス使ったら余裕で反応してて、
     ほっとした瞬間にミスって半分も文章ダメにしたのはどこのどいつだ?
     ただでさえ長いんだ!そんなミスしてる暇があったらキリキリ書け!
鎖夢:あうう、リューネ乱暴よくないよ〜〜(涙)
   そんな事すると、あんたの過去をサイド・ストーリで悲惨にしちゃうんだから〜(ー凵[)
リューネ:十分悲惨だ!(怒×2)ファイアー・ボールっ!!
鎖夢:あぁぁぁっ!!そんなリナみたいな事しないでぇぇぇぇっっ!!!

リューネ:と、言うわけで。待っていてくださった皆さんに感謝する。
     続きは期待しないで待っていてやってほしい。で・・・・
鎖夢:燃えてるっ!ここ燃えてるってばぁっ!
リューネ:静かにしろっ!デモナ・クリスタルっ!!
鎖夢(氷):・・・・・・・・。
リューネ:それでは皆さん、また次回にvv



†鎖夢†

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8403お初にお目にかかりますDirac 2002/4/28 02:41:56
記事番号8399へのコメント


 初めまして鎖夢さん。
 今日初めて読んだのですが、色々と謎や複線が多そうですね。タイトルも意味深な感じがします。
 ゼロス相変わらずですが、幾人か裏でこそこそやってますね。基本的に、何食わぬ顔をして裏工作をするタイプはたまりません。付き合いたくはありませんが。
 下らないことですが、ナーガがリーダーの第三部隊は、メンフィスとウォーレンとシレーネとマーティーで固めた方が結束力があるかもしれないと、個人的には思っています。
 と言いつつ、今までの話の全体像を完全に把握しきれていないわたしがいたりします。申し訳ゴザイマセン、読解力が乏しくて……。(−−Δ)
 まとまりに欠ける感想ではありましたが(昔から読書感想文は苦手)、これからも頑張って下さい。
 それでは。

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8410うにゃうにゃうにゃv(・▽・)〜♪+綺咲+ E-mail 2002/4/28 22:38:06
記事番号8399へのコメント

 綺咲です〜♪
 うわぁいv楽しみにしてましたよぅ、続きっvv(^▽^)
 なんか、なかなか出てこなくて・・・ふふふ、忘れたりなんかするもんですか。
 あたしは諦めがわるいんです!!(←自慢になんない)


> 「俺の父親が殺されたんだ。」
> 「え?」
> 「ジーザス007。そいつのせいで父さんは死んだ。」
> 「他にご家族は?」
> 「今頃どうしているのか、分からない。」
> 「そうですか・・・・。」
>
>感情的でも、感傷的でもなく、ただ淡々とした口調で他人事のように彼は告げた。
>その言葉にアメリアは思わず視線を反らす。
>
> 「ゼルガディスさんのお父さんって、どんな人でしたか?」
> 「若作りで、人をからかう事が趣味で、魔力だけはすごい変人だったよ・・・・って、何で笑うんだ?」
いや、あたしも笑いました(笑)
「すごい変人」って・・・借りにも自分の父親を・・・。
ていうか、え?殺されちゃったんですか・・・??


> 「だって、ゼルガディスさん嬉しそうに話すんですもの。お父さんの事、大好きなんですね。」
> 「・・・・そう・・・・・・・・だな。」
大好きなんですねv(超笑顔)
・・・あれ??現在進行形・・・。
「大好きだった」じゃなくて、「大好き」なんですか・・・??
うや〜ん??分かんないっす。(〜△〜)??


 あはは・・・感想じゃな〜い。
 気にしちゃダメですよ、鎖夢さんっ。
 あ、肩は大丈夫ですか??
 無理はなさらないでくださいね、小説読めなくなるのは悲しいので・・・。(←ヲィ。それだけ??)
 ああああ。ライブはあたしも行きたいです・・・時間とお金がナイナイですけど・・・。(ダメ)
 うふふ、うふふ。(。△。)←誰。
 リューネしゃんにいぢめられてて、大変なんですネ・・・。(違)

 ワケ分かんないですね・・・。
 とにかく、楽しかったです。次も楽しみにしてます。
 というわけで、また次も期待してますんで♪

 そりでは、また☆


+有川 綺咲+