◆−うあああああっっ!すいません〜!−響 (2002/6/11 12:38:51) No.8579 ┣Illusion Tiara 7−響 (2002/6/11 13:15:40) No.8580 ┣Illusion Tiara 8−響 (2002/6/12 13:53:19) No.8586 ┣Illusion Tiara 9−響 (2002/6/13 16:23:44) No.8589 ┃┗付けたしです−響 (2002/6/13 16:51:06) No.8590 ┃ ┗ご無沙汰しております〜−奈月るり (2002/6/14 16:28:40) No.8591 ┃ ┗ありがとうございます!−響 (2002/6/15 21:26:46) No.8601 ┣Illusion Tiara 10−響 (2002/6/16 12:21:39) No.8602 ┃┣こんにちわぁあぁぁ♪(←暴走中)−奈月るり (2002/6/17 07:53:33) No.8607 ┃┃┗お気に召していただいたみたいで・・・。作者冥利(はあと)−響 (2002/6/17 21:29:59) No.8609 ┃┗あとがき出張版:締め切らせて頂きます。−響 (2002/6/21 21:29:43) No.8616 ┣Illusion Tiara 11−響 (2002/6/21 22:30:26) No.8617 ┃┗すみません〜〜〜〜!!!−奈月るり (2002/6/28 16:25:14) No.8638 ┣Illusion Tiara 12の前編です。−響 (2002/6/30 13:11:35) No.8645 ┗お知らせ I.T読者は読みましょう(はあと)−響代理 みうじっく (2002/7/27 12:57:18) NEW No.8723
8579 | うあああああっっ!すいません〜! | 響 | 2002/6/11 12:38:51 |
すいませんすいません!とっても遅れた響さんです。 いや、確かにいろいろあったんです。 実力テスト、修学旅行、中間テスト・・・・・。と。 次からはなるべく早く更新するよう努力しますぅぅぅっ!(T.T) |
8580 | Illusion Tiara 7 | 響 | 2002/6/11 13:15:40 |
記事番号8579へのコメント と、言うわけで、とっても申し訳ない響さんです。 ・・・・・もうなにも言うまい。本編です。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 Illusion Tiara 7 「あっ・・・・あのねえ、何ふざけたこと・・・・」 言いかけたリナをさえぎって、シーアとフィフィ、二人の声が重なった。 「来ますっ!」 「来るよっ!」 『ほう、さすがだな。』 低く、くぐもったような声が辺りに響いた。 「っなっ・・・・!」 現れたのは2体の魔族。一体は、まるで水晶でできた像のようで、もう一体は、漆黒のからだにひとつ、大きな目を持つ魔族だった。 リナ達は、静かに戦闘体勢に入る。そんなリナ達から、シーアとフィフィが一歩離れた。 「?」 シーアは、ふう、と一つため息をつき、言った。 「純魔族・・・それなりに強い方だとお見受けしますが、我々に何の用でしょうか?」 ざわり と、得体の知れぬ圧迫感が広がる。瘴気ではない、何かが。 『言う必要はない。』 言うなり、漆黒の魔族が動いた。シーアとフィフィに向かって。 「シーア!」 駆け寄ろうとするリナ達の前に、水晶の魔族が立ち塞がる。 『お前たちの相手は、あたしさ!』 「リナさん!」 フィフィが呼びかける。 「アタシがついてくって言った時、叫んだよね!?」 笑みを浮かべて。 「アタシの力、見せてあげる!ねぇ、アタシと遊ぼうよ!三体目の魔族さん!」 「「「「「「!?」」」」」」 『よくわかったな。』 新しくでてきた魔族は、漆黒の魔族に似ていた。しかし、こちらには手足に赤黒い模様がある。 「フィフィ!あなた・・・・」 「一撃で決めるよ! 漆黒の海を統べるもの 我らが長よ 我にその武器を貸し与えよ!」 シーアの呼びかけを無視して、フィフィは呪文を完成させた 「ディクリーズ・ブレード!」 そして、フィフィの手の内に、剣が現れた。ラグナ・ブレードそっくりの剣が。 「あのバカ・・・・・。」 シーアが、小さく呟いた。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・・・・・なにも言えません。逃げます。 |
8586 | Illusion Tiara 8 | 響 | 2002/6/12 13:53:19 |
記事番号8579へのコメント 響:と、言うわけで、かなり頑張って次を出しました。 アミィ:テスト期間中のくせに。数学ボロボロだったくせに 響:・・・・・・・・・(何も言い返せない) アミィ:ま、いいわ。上の方もさっさと書くのよ!(自分が出ているのでうれしいらしい) 響:嬢の設定を説明するのは難しいんだから・・・・。 アミィ:あたしがXXよりもXXXで、XXをXXXXってこと? 響:言うなぁぁぁっ!ネタバレするじゃないか!・・・もう。では、本編いきます。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 Illusion Tiara 8 「あ・・・・・」 フィフィが、しまったとばかりに言った。 「し〜ま〜っ〜た〜ぁ!フィルル様に怒られるぅ〜」 せっかく出した剣の維持すら忘れ、頭を抱えて絶叫するフィフィ。それを聞き、シーアがまた叫ぶ。 「また言った!ああもう!こうなったら・・・・」 シーアは、もうほぼヤケで呪文を唱え出した。 「漆黒の虚無を統べし者 我らが主よ その力もて、我らが敵を消し去らん!」 「にょわぁぁぁっ!シーアやめてぇ!アタシが悪かったぁ!」 フィフィが、新たな呪文を中断して叫んだ。 「我が名はシアンティス=テトラ=ヒースベル!来たれ、無よ!」 「あぁぁぁぁぁっ!」 瞬間、シーアの手の中に黒い何かが現れる。シーアは、『力ある言葉』をつむいだ。 「ノーシリスト・イレイス!」 言葉に答え、黒い何かが弾ける。辺りは、真の暗闇に包まれた。 そこに、シーアがもう一言。 「収束せよ!」 『黒』は、とたんに再びシーアの手の内に戻る。そして、ふいっ、と消えた。 後には、魔族だけが消えていた。 「ああああああああああ・・・・・」 「?・・・・・・フィフィ?」 あたしが声をかけても反応はない。ただ、小声で、切れ切れのつぶやきがきこえた。 「ああ・・・・・・どうしよう・・・・・・始末書・・・・・・シャーナさまが・・・・・・フィルルさまも・・・・・・」 「ちょ・・・ちょっとフィフィ!?シーア!フィフィが・・・・・・って、シーア?」 そして、シーアはそのまま眠りこけていたのであった。 「おれ(あたし)たちの立場って一体・・・・・・」 ガウリイ、ゼル、アメリアの、空しすぎるつぶやきが、風にとけて流れた。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 響:ああ・・・・謎ばっか増える・・・・。 アミィ:あんたが書いてるんでしょ。 響:まあ、そうだけどさあ。 アミィ:でも・・・・・・ 響:? アミィ:シャーナ、フィルル、もちろんシーアもフィフィもあたしの・・・・・ 響:わー!ストップストップそれ以上はっ! これ以上ネタバレしないうちに、終わっときます。 |
8589 | Illusion Tiara 9 | 響 | 2002/6/13 16:23:44 |
記事番号8579へのコメント 響:と、言うわけで、こんにちはっ!三日連続更新できた響です(はあと) アミィ:・・・・・・ずいぶんハイねぇ。 響:だって、やっと中間テストが終わったんだから!早々と帰ってきた数1けっこう良かったし! アミィ:へ〜。一体何点だったの? 響:50点!ちょうど半分! アミィ:・・・・・・・・理系としてはヤバイ発言ね。 響:・・・・・・・・(わかっているらしい)ま、まあそれはそれ!さあ、本編いくよっ! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 Illusion Tiara 9 「シーア、フィフィ!・・・・・・ああもう、しっかりしなさいよねっ!」 「シーア・・・・フィフィさん・・・・・」 あたしとティラフィ、二人がかりの呼びかけにも二人は一向に気がつく様子はない。 「・・・・アメリアっ!あんた巫女でしょ!?何かわからない?」 あたしが言うと、アメリアは二人に近づき、観察する。 「・・・・・フィフィさんは、ちょっと錯乱してます。ほっとくしかありませんよ、これは。あと、シーアさんは・・・・・・」 そこで、一旦言葉を切った。それを見て、ティラフィが叫んだ。 「どうなったんですか!?シーアは!」 するとアメリアは、言った。 「・・・・・・・あのぉ、言いにくいんですけど・・・・・」 「どうなったんだ!?」 今度はカイが言った。すると・・・・ 「ただ、疲れて寝てるだけです。てへっ(はあと)」 ずべしゃごっ! 一同は、盛大にずっこけた。 「まあ、何にしても休息は必要だ。どこか、街によったほうがいいと思う。」 カイがそう提案したのは、一同がアメリアをどついてからだった。ティラフィも、どつきこそしなかったが、目に涙をため、アメリアの「正義を愛する心」に訴えるという、ある意味一番効果的な方法でアメリアに攻撃(?)した。 「なら、ディトラ・シティはどうでしょう?カスタル湖にも近いですし、シーア達にも適切な治療をすることができます。」 ティラフィが、それに答えてそう言った。 ディトラ・シティ・・・前にも言ったが有名な魔法都市である。 別に反対する理由もなかったので、あたしたちはディトラ・シティに向かった。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 響:はいっ!ここまででやっと一段落。旅路編が終わりました。 アミィ:・・・って、そんなのあったんかい。 響:あったんです。次からはD(ディトラ)・シティ編が三話ほど。 アミィ:そのまんまね。そういえば、D・シティ編に入るに当たって、何かお願いがある、とか言ってなかったっけ? 響:はい、そうです。ここまで、Illusion Tiaraを読んで下さった皆様に、お願いです。D・シティ編は、とりあえずシーアとフィフィはほっといて、リナ+アメリア+ティラフィ+カイの、ドタバタ系になる予定です。「すぺしゃる」みたいなノリになったらいいなあ、という感じです。で、ここからがお願い、と言うか募集なんですけど、D・シティ編に出る、単発キャラを募集します。名前と性別、職業を書いて(もっと注文つけてもいいですし、名前だけ、とかでもいいですけど)レスして下さい。定員は・・・・3〜5人くらいです。 アミィ:レス来なかったら? 響:うっ・・・・・。ま、まあその時は、D・シティ編はなしになるかも。でも、それはヤなので、どうかお願いします。 By 響 |
8590 | 付けたしです | 響 | 2002/6/13 16:51:06 |
記事番号8589へのコメント 響さんは No.8589「Illusion Tiara 9」で書きました。 > >響:と、言うわけで、こんにちはっ!三日連続更新できた響です(はあと) >アミィ:・・・・・・ずいぶんハイねぇ。 >響:だって、やっと中間テストが終わったんだから!早々と帰ってきた数1けっこう良かったし! >アミィ:へ〜。一体何点だったの? >響:50点!ちょうど半分! >アミィ:・・・・・・・・理系としてはヤバイ発言ね。 >響:・・・・・・・・(わかっているらしい)ま、まあそれはそれ!さあ、本編いくよっ! > >〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 > Illusion Tiara 9 > >「シーア、フィフィ!・・・・・・ああもう、しっかりしなさいよねっ!」 >「シーア・・・・フィフィさん・・・・・」 > あたしとティラフィ、二人がかりの呼びかけにも二人は一向に気がつく様子はない。 >「・・・・アメリアっ!あんた巫女でしょ!?何かわからない?」 > あたしが言うと、アメリアは二人に近づき、観察する。 >「・・・・・フィフィさんは、ちょっと錯乱してます。ほっとくしかありませんよ、これは。あと、シーアさんは・・・・・・」 > そこで、一旦言葉を切った。それを見て、ティラフィが叫んだ。 >「どうなったんですか!?シーアは!」 > するとアメリアは、言った。 >「・・・・・・・あのぉ、言いにくいんですけど・・・・・」 >「どうなったんだ!?」 > 今度はカイが言った。すると・・・・ >「ただ、疲れて寝てるだけです。てへっ(はあと)」 > ずべしゃごっ! > 一同は、盛大にずっこけた。 > >「まあ、何にしても休息は必要だ。どこか、街によったほうがいいと思う。」 > カイがそう提案したのは、一同がアメリアをどついてからだった。ティラフィも、どつきこそしなかったが、目に涙をため、アメリアの「正義を愛する心」に訴えるという、ある意味一番効果的な方法でアメリアに攻撃(?)した。 >「なら、ディトラ・シティはどうでしょう?カスタル湖にも近いですし、シーア達にも適切な治療をすることができます。」 > ティラフィが、それに答えてそう言った。 > ディトラ・シティ・・・前にも言ったが有名な魔法都市である。 > 別に反対する理由もなかったので、あたしたちはディトラ・シティに向かった。 > >〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 >響:はいっ!ここまででやっと一段落。旅路編が終わりました。 >アミィ:・・・って、そんなのあったんかい。 >響:あったんです。次からはD(ディトラ)・シティ編が三話ほど。 >アミィ:そのまんまね。そういえば、D・シティ編に入るに当たって、何かお願いがある、とか言ってなかったっけ? >響:はい、そうです。ここまで、Illusion Tiaraを読んで下さった皆様に、お願いです。D・シティ編は、とりあえずシーアとフィフィはほっといて、リナ+アメリア+ティラフィ+カイの、ドタバタ系になる予定です。「すぺしゃる」みたいなノリになったらいいなあ、という感じです。で、ここからがお願い、と言うか募集なんですけど、D・シティ編に出る、単発キャラを募集します。名前と性別、職業を書いて(もっと注文つけてもいいですし、名前だけ、とかでもいいですけど)レスして下さい。定員は・・・・3〜5人くらいです。 あと、性格、年齢、容姿なんかもつけてくれるとありがたいです。 >アミィ:レス来なかったら? >響:うっ・・・・・。ま、まあその時は、D・シティ編はなしになるかも。でも、それはヤなので、どうかお願いします。 > By 響 |
8591 | ご無沙汰しております〜 | 奈月るり | 2002/6/14 16:28:40 |
記事番号8590へのコメント こんにちは、響さん。 様々な行事、どうもお疲れさまです。 ちなみにあたしは実力テストざんまい・・・受験生っていいこと無しですね・・・英語なんかもう・・・・・・ とぁっ! 私的長話に走ってる場合じゃありませんでした(汗)。 えっと、Illusion Tiara読みました。 旅路編が終わったそうですね。D・シティ編がんばってください! >>ここまで、Illusion Tiaraを読んで下さった皆様に、お願いです。 お願いとは? >>D・シティ編は、とりあえずシーアとフィフィはほっといて、リナ+アメリア+ティラフィ+カイの、ドタバタ系になる予定です。「すぺしゃる」みたいなノリになったらいいなあ、という感じです。 それは面白そうなのです♪ >>で、ここからがお願い、と言うか募集なんですけど、D・シティ編に出る、単発キャラを募集します。名前と性別、職業を書いて(もっと注文つけてもいいですし、名前だけ、とかでもいいですけど)レスして下さい。定員は・・・・3〜5人くらいです。 >あと、性格、年齢、容姿なんかもつけてくれるとありがたいです。 いいんですか!? >>アミィ:レス来なかったら? >>響:うっ・・・・・。ま、まあその時は、D・シティ編はなしになるかも。でも、それはヤなので、どうかお願いします。 しますします、レスします!(←ハイテンション) 私の脳みそから絞り出されるような、燃えかすのようなキャラでよろしければ! では、さっそく・・・(←ほんとに遠慮がないヤツ) 名前:ピアルシナ=リーオム 性別:女 職業:作曲? 年齢:14 外見:編み込まれた腰まで届く鳶色の髪に、空色の硝子のような瞳。紺色の貫頭衣の上から白いマントを羽織っている。 性格:存在感はあるのだが、無口で滅多なことでは口を開かない。作曲が好きで、いつも五線譜の引いてある紙とペンを持っている。絡んできたごろつきを、さり気なく裏拳で沈めるあたりから、体術はけっこう使えるらしい。 とゆう感じでしょうか? あ、細かいところとかは変えても全然オッケーですので。 ピアルシナは長いので、ピアちゃんと私は言ってます。 年齢と比べて、少し幼いところがあるので、多分リナさんにべったりです。いないな〜と思ってて、気づいたらリナさんの後ろでマントの端っこ掴んでた。なる感じですね(笑)。 無口なので、ゼルさんと気が合うかも?ゼルさんリナさん達と知り合ってから、普通とは違う意味で不幸ですから(笑)、少しは落ち着く時間をあげようかな?なんて思って、今、途中まで外伝をノートに書いてたり・・・ 何故か長くなってしまいましたが、それではさようならです。 ピアちゃんのことで他に何か聞きたいことがあれば、なんでも聞いてください。 ではでは♪ |
8601 | ありがとうございます! | 響 | 2002/6/15 21:26:46 |
記事番号8591へのコメント どうも、お久しぶりです。 レス、ありがとうございました。 いやー、本気でレスなかったらどうしよう、と思ってたので、とってもうれしいです。 さて、では、私はこれからピアちゃん(と、さっそく呼んでいる人)が出てくる話を考えます。 ではでは、とっても短いですがこの辺で。 |
8602 | Illusion Tiara 10 | 響 | 2002/6/16 12:21:39 |
記事番号8579へのコメント Illusion Tiara 10 響:さてさて、始まりましたD・シティ編!今回出てくるのはピアルシナ=リーオムちゃん。奈月るりさんありがとう! アミィ:まったく、こんな作者にキャラをいただいちゃって・・・・・本当にありがとう。あたしからもお礼言わせてもらうわ。 響:こんなって・・・・・・ アミィ:あっ!ほら、細かいことは気にせずに!さっさと本編行きなさいよ(はあと) ######################################### Illusion Tiara 10 「えーっと・・・、ここ、ディトラ・シティの伝統工芸は、美しい光沢と、薄くても丈夫、という特性を持つヒラル織りの布です。・・・・・っと、後、名物ですが、巨大沼エビ、正式名称リオディスオオエビというエビです。このあたりにあるリオディス湖という湖にのみ生息していて、ここでしか食べられないんですよ!」 さっきから、ティラフィが臨時ガイドと化して、この街のことをいろいろ紹介してくれている。臨時、とは言っても、ティラフィはやたらとこの街にくわしいのだ。不思議に思って聞いてみると、 「以前、この街に留学していたんです。魔道士協会に。私も、一応魔法使って戦ってたんですけど・・・・・気づきませんでした?」 ・・・・・・だそうだ。よくよく考えてみると、確かにレッサー・デーモンがぞろぞろ出てきていたときに、ティラフィの声は呪文を唱えていた。 「・・・・・・で、そのエビ、全長約2メートルという大きさのため、大味と思われがちですが、とても繊細な味をしていて、とてもおいしいんですよ!」 ぴくっ 「よぉーっし!決まった。お昼はそれ食べましょう!」 「「「うっ・・・・・!」」」 あたしのナイスアイデアに、なぜかティラフィ、アメリア、カイの三人のうめき声が重なった。 あれから3日、ディトラ・シティにたどり着いたが、シーアは一向に目を覚まさない。フィフィはと言えば・・・・2日くらい前にぶっ倒れ、やはり目を覚まさない。昨日までは、枕元について看病していたティラフィやアメリアも、そろそろ疲れてきたのか、今日は街へ繰り出している。 「あのですね、リナさん。頼みますから、エビ、一匹までにしておいてくださいね・・・・・。」 やがて、おずおずとティラフィが言った。 ・・・・・・っておい 「あっ・・・あのねえ、あんた一体あたしを・・・・・」 と、少し遠くから声が聞こえた。アメリアの、声が。 「そこまでです!罪なきか弱き婦女子を強請る悪党よ!」 「「「は!?」」」 見ると、少し離れた家の屋根の上に立ち、路地裏をびしっ、と指さしたアメリアの姿。そして・・・・ 「いますぐ悔い改め、その人を解放するならよし、さもなくば・・・・・・」 とすっ 「「「「!」」」」 路地裏にいたのは、こういう大きな街には必ずと言っていいほどいるごろつき連中と、一人の少女、というと語弊があるだろう、あたしと同い年か、1つ2つ年下か、と言った感じの女の子。腰あたりまである、編み込まれた鳶色の髪と、空色の目をした彼女が、いきなり近くにいたごろつきの1人に裏拳をたたき込み、そいつを倒したのだ。 「なっ・・・なんだぁ!?このアマ!」 「ええい、ひるむな!やっちまえ!」 向かってきたごろつき達を、彼女はあっさりとかわし・・・・・・ 「「フリーズ・アロー!」」 「へっ?」 あたしではない。ティラフィとカイが、同時に同じ呪文を発動させたのだ。 きゅどどっ! 虚空に現れた氷の矢は、女の子だけを避け、ごろつきどもに命中した。 「この国で、かような狼藉はゆるしませんっ!」 ティラフィが声のトーンを跳ね上げて言った。 なるほど。一応、この国のオヒメサマだからなぁ。 「あのぉーっ・・・・・あたしを無視しないでくださいーっ!」 降りる機会を失ったアメリアの声で、一向はようやくアメリアの存在を思い出したのだった。 「大丈夫でしたか?申し訳ありません。治安がいいはずのこの国にも、あんなやつらがいるのですね・・・・・。」 「・・・・・・・・・」 「あの、よろしかったらお名前、教えてくれませんか?」 「・・・・・ピア。ピアルシナ=リーオム。あいつらは単なるごろつきじゃないよ。ここの領主に雇われたやつら。」 「領主に、雇われた!?」 押し殺した、声。やっ・・・・やばいかも。カイとティラフィ、カンペキにきれてる・・・・・。 「「許せない(ません)」」 カイとアメリアの声がハモった。 「「領主ともあろうものが、(罪なき)一般市民を襲うよう仕向けるだと!?(なんて!)」」 「確かに。どうやら、我々の目の届かない所で、いろいろやっているようですねっ!」 あたしとピアそっちのけで、エキサイトしまくる3人。 「「「さあ、いきましょう(行こう)!リナさん、ピアさ・・・・・・・ん・・・・って、あれ?」」」 ふと見ると、横にいたはずのピアがいない。 「あれ?ピア?」 と、マントがくんっ、と引っ張られた。見るとそこには・・・・・ あたしのマントの端を握り締め、あたしの後ろに隠れてたピアの姿があった。 をいをい・・・・・あいつに裏拳叩き込んで倒した子か?これが。 っぎいぃぃぃっ・・・・・ 重い音を立て、ディトラ・シティ領主、モリブデン公の住むディトラ城の扉は開いた。ティラフィの顔パスで、いともあっさりと入れたのだ。 仮にも、廃位されたはずのティラフィだが、かなりの人望があるらしい。門番が、 「たとえ今は大臣の支配下にあっても、我らが仕えるべきお方は亡きティルヴィス様と、ティラフィ様、あなた様のみです。」 とか言ってたし、庭にいた衛兵たちも、 「おお・・・・。これでこの国も安泰だ。」 と言っていた。 ティラフィ本人は、顔を真っ赤にして 「そんなことありません。かいかぶりすぎです。」 と言っていたが。 「おそらく、今の時間帯なら、奥の執務室にいるはずです。」 ティラフィは、かなりハイペースで歩きながら言った。 ここまでの道すがら、ピアにいろいろ話を聞こう・・・・・と思ったのだが、かなり無口ならしく、わかったのは旅の作曲家で、と言うことだけだ。おまけに、けっこう体術をつかえるみたいなのに、あたしのマントをつかんで、あたしの後ろから出てこようとしない。 「着きました。」 ティラフィの声に、あたしは思考の同道巡りを断ち切った。あたしがここまで着いてきた理由は1つ!すなわち・・・・・お宝。 こういう、小悪党で、ちょっと権力のあるやつの考えることは1つ。私腹を肥やすこと。そのためこんだお宝を、ちょっとばかし頂いても、バチはあたらないはずである(断言!) バターン! 「ディトラ・シティ領主、サイノス=モリブデン!」 「なっ・・・!」 そこは、趣味の悪い、いわゆる成金趣味の部屋。そして、その部屋の真ん中には、これまた趣味の悪い、小太りぎみの男と、どう見てもガラの悪い男が10人ほど。 正直いって、あんまり関わり合いになりたくない人種である。 「罪なき一般市民を苦しめる悪党よ!このあたし、アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンが成敗します!」 「領主の立場を悪用する者よ!この私、ティラフィ=アティリア=ノナ=レティシャが生き証人です!」 「おまえの悪行もここまでと知るがいい!」 「な・・・・ええい、お前たちがいなくなればいいことだ!やれ!」 『おう!』 お約束の台詞に、まわりの男たちが、これまたお約束通り襲ってくる。 「フリーズ・アロー!」 「フリーズ・ブリッド!」 「アイシクル・ランス!」 郊外とはいえ、建物をこわしたりしないようにとの配慮のためか、3人とも氷の術を放つ!しかし・・・・ ふしゅっ という音。そして 「ええっ!呪文が発動しませんっ!」 「ははは!見たか、これぞ魔法封じの結界!弱い魔法ならこの通り、あっさり消し去るぞ!」 ん・・・・・? 「さあ、これでもう、何もできまい!」 「黄昏よりも暗き者 血の流れより赤き者・・・・・・」 「「「「そっ・・・・・それは!」」」」 ごづごづごづごづっ! あたしの呪文に気を取られているうちに、後ろに回りこんだピアが、そこら辺にあった壷でモリブデン公と男たちをどつきたおした。 「では、これからしばらくは領主代理をお願いします。」 「はい、引き受けさせて頂きます。」 あの後、ティラフィはモリブデン公を牢屋に入れ、代わりに街の人々の評判もいい、元領主に代理を頼んだ。で、お宝は、と言えば・・・・・ 「この街のために使ってください」 と言うティラフィの一言でおじゃん。 ・・・・・・・・どちくしょう。 「ありがとうございました。」 「いいんです。私も、色々と勉強になりましたし。・・・・・・・・所で、なんであいつに狙われたんですか?」 「・・・・・・・・・・あいつに、自分を称える歌を作れ、って言われたの。でも、あんまり依頼料安かったから・・・・・・・歌詞に、『ケチなオヤジ』って・・・・・」 「「「「をい・・・・・・・」」」」」 空しい風が、その場を吹きぬけた。 ・・・・・実は、けっこういい性格をしているようだ。 「・・・・ま、まあ、1つの悪が滅びたからよし!」 アメリアが、乾いた声で宣言した。 去っていく後ろ姿を見ながら思った。 ああ・・・・・結局タダ働き・・・・・・・(涙) ######################################### 響:できた・・・・・・・。 アミィ:奈月さん、こんなものでいかがでしょう?まあ、このへっぽこが書いたのですが、良かったら感想ください。 響:へっぽこって・・・・・確かにそうだけど・・・・・・・・ 疲れたので、今回はこの辺で。 By 響 |
8607 | こんにちわぁあぁぁ♪(←暴走中) | 奈月るり | 2002/6/17 07:53:33 |
記事番号8602へのコメント こんにちは、響さん♪ わーい♪ピアちゃんだぁあぁあぁぁああぁ〜!! 可愛い!可愛すぎます!!そして話のノリも最高です! >響:さてさて、始まりましたD・シティ編!今回出てくるのはピアルシナ=リーオムちゃん。奈月るりさんありがとう! >アミィ:まったく、こんな作者にキャラをいただいちゃって・・・・・本当にありがとう。あたしからもお礼言わせてもらうわ。 >響:こんなって・・・・・・ >アミィ:あっ!ほら、細かいことは気にせずに!さっさと本編行きなさいよ(はあと) いえいえ。そんなことないのです。 こちらこそ私のキャラなんかをつかって頂いて。大感激です♪ それでは感想を・・・ >######################################### > Illusion Tiara 10 > >「えーっと・・・、ここ、ディトラ・シティの伝統工芸は、美しい光沢と、薄くても丈夫、という特性を持つヒラル織りの布です。・・・・・っと、後、名物ですが、巨大沼エビ、正式名称リオディスオオエビというエビです。このあたりにあるリオディス湖という湖にのみ生息していて、ここでしか食べられないんですよ!」 > さっきから、ティラフィが臨時ガイドと化して、この街のことをいろいろ紹介してくれている。臨時、とは言っても、ティラフィはやたらとこの街にくわしいのだ。不思議に思って聞いてみると、 >「以前、この街に留学していたんです。魔道士協会に。私も、一応魔法使って戦ってたんですけど・・・・・気づきませんでした?」 >・・・・・・だそうだ。よくよく考えてみると、確かにレッサー・デーモンがぞろぞろ出てきていたときに、ティラフィの声は呪文を唱えていた。 >「・・・・・・で、そのエビ、全長約2メートルという大きさのため、大味と思われがちですが、とても繊細な味をしていて、とてもおいしいんですよ!」 > ぴくっ >「よぉーっし!決まった。お昼はそれ食べましょう!」 >「「「うっ・・・・・!」」」 > あたしのナイスアイデアに、なぜかティラフィ、アメリア、カイの三人のうめき声が重なった。 > > あれから3日、ディトラ・シティにたどり着いたが、シーアは一向に目を覚まさない。フィフィはと言えば・・・・2日くらい前にぶっ倒れ、やはり目を覚まさない。昨日までは、枕元について看病していたティラフィやアメリアも、そろそろ疲れてきたのか、今日は街へ繰り出している。 > >「あのですね、リナさん。頼みますから、エビ、一匹までにしておいてくださいね・・・・・。」 > やがて、おずおずとティラフィが言った。 >・・・・・・っておい >「あっ・・・あのねえ、あんた一体あたしを・・・・・」 > と、少し遠くから声が聞こえた。アメリアの、声が。 >「そこまでです!罪なきか弱き婦女子を強請る悪党よ!」 >「「「は!?」」」 >見ると、少し離れた家の屋根の上に立ち、路地裏をびしっ、と指さしたアメリアの姿。そして・・・・ 三つ子の魂百まで・・・またやってるんですね、アメリアさん・・・・・・ >「いますぐ悔い改め、その人を解放するならよし、さもなくば・・・・・・」 > とすっ >「「「「!」」」」 > 路地裏にいたのは、こういう大きな街には必ずと言っていいほどいるごろつき連中と、一人の少女、というと語弊があるだろう、あたしと同い年か、1つ2つ年下か、と言った感じの女の子。腰あたりまである、編み込まれた鳶色の髪と、空色の目をした彼女が、いきなり近くにいたごろつきの1人に裏拳をたたき込み、そいつを倒したのだ。 あ!ピアちゃんだぁ♪ さすがです。やっちゃいましたか、ピアちゃん。 >「なっ・・・なんだぁ!?このアマ!」 >「ええい、ひるむな!やっちまえ!」 > 向かってきたごろつき達を、彼女はあっさりとかわし・・・・・・ >「「フリーズ・アロー!」」 >「へっ?」 > あたしではない。ティラフィとカイが、同時に同じ呪文を発動させたのだ。 > きゅどどっ! > 虚空に現れた氷の矢は、女の子だけを避け、ごろつきどもに命中した。 >「この国で、かような狼藉はゆるしませんっ!」 > ティラフィが声のトーンを跳ね上げて言った。 >なるほど。一応、この国のオヒメサマだからなぁ。 >「あのぉーっ・・・・・あたしを無視しないでくださいーっ!」 > 降りる機会を失ったアメリアの声で、一向はようやくアメリアの存在を思い出したのだった。 なんだかアメリアさんとティラフィさん、気が合いそうな予感ですねぇ〜 それにしても、忘れられるなんてアメリアさん可哀想? > >「大丈夫でしたか?申し訳ありません。治安がいいはずのこの国にも、あんなやつらがいるのですね・・・・・。」 >「・・・・・・・・・」 >「あの、よろしかったらお名前、教えてくれませんか?」 >「・・・・・ピア。ピアルシナ=リーオム。あいつらは単なるごろつきじゃないよ。ここの領主に雇われたやつら。」 >「領主に、雇われた!?」 > 押し殺した、声。やっ・・・・やばいかも。カイとティラフィ、カンペキにきれてる・・・・・。 >「「許せない(ません)」」 > カイとアメリアの声がハモった。 >「「領主ともあろうものが、(罪なき)一般市民を襲うよう仕向けるだと!?(なんて!)」」 >「確かに。どうやら、我々の目の届かない所で、いろいろやっているようですねっ!」 > あたしとピアそっちのけで、エキサイトしまくる3人。 やっぱり気が合ってます♪ カイさんも入れて、三国同盟・・・じゃなくて、正義の三人同盟の結束でしょうか♪(←まて) >「「「さあ、いきましょう(行こう)!リナさん、ピアさ・・・・・・・ん・・・・って、あれ?」」」 > ふと見ると、横にいたはずのピアがいない。 >「あれ?ピア?」 > と、マントがくんっ、と引っ張られた。見るとそこには・・・・・ > あたしのマントの端を握り締め、あたしの後ろに隠れてたピアの姿があった。 >をいをい・・・・・あいつに裏拳叩き込んで倒した子か?これが。 隠れたピアちゃん、可愛い♪(←おい、そればっかか) とてもごろつきの顔面に裏拳をたたき込んだとは思えませんねぇ。 > > っぎいぃぃぃっ・・・・・ >重い音を立て、ディトラ・シティ領主、モリブデン公の住むディトラ城の扉は開いた。ティラフィの顔パスで、いともあっさりと入れたのだ。 > 仮にも、廃位されたはずのティラフィだが、かなりの人望があるらしい。門番が、 >「たとえ今は大臣の支配下にあっても、我らが仕えるべきお方は亡きティルヴィス様と、ティラフィ様、あなた様のみです。」 >とか言ってたし、庭にいた衛兵たちも、 >「おお・・・・。これでこの国も安泰だ。」 >と言っていた。 > ティラフィ本人は、顔を真っ赤にして >「そんなことありません。かいかぶりすぎです。」 >と言っていたが。 ティラフィさんも人望があるんですね〜 やっぱりそうじゃないと、人々の頂点には立てないんでしょうね。立っても、民衆から引きずりおろされるとか。 >「おそらく、今の時間帯なら、奥の執務室にいるはずです。」 > ティラフィは、かなりハイペースで歩きながら言った。 > ここまでの道すがら、ピアにいろいろ話を聞こう・・・・・と思ったのだが、かなり無口ならしく、わかったのは旅の作曲家で、と言うことだけだ。おまけに、けっこう体術をつかえるみたいなのに、あたしのマントをつかんで、あたしの後ろから出てこようとしない。 >「着きました。」 >ティラフィの声に、あたしは思考の同道巡りを断ち切った。あたしがここまで着いてきた理由は1つ!すなわち・・・・・お宝。 > こういう、小悪党で、ちょっと権力のあるやつの考えることは1つ。私腹を肥やすこと。そのためこんだお宝を、ちょっとばかし頂いても、バチはあたらないはずである(断言!) さ、さすがリナさん・・・ やっぱり、後にたどり着くところはそこですか・・・ > バターン! >「ディトラ・シティ領主、サイノス=モリブデン!」 >「なっ・・・!」 > そこは、趣味の悪い、いわゆる成金趣味の部屋。そして、その部屋の真ん中には、これまた趣味の悪い、小太りぎみの男と、どう見てもガラの悪い男が10人ほど。 > 正直いって、あんまり関わり合いになりたくない人種である。 >「罪なき一般市民を苦しめる悪党よ!このあたし、アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンが成敗します!」 >「領主の立場を悪用する者よ!この私、ティラフィ=アティリア=ノナ=レティシャが生き証人です!」 >「おまえの悪行もここまでと知るがいい!」 行けいけ正義の三人同盟♪(←やめんかぁ!) >「な・・・・ええい、お前たちがいなくなればいいことだ!やれ!」 >『おう!』 > お約束の台詞に、まわりの男たちが、これまたお約束通り襲ってくる。 >「フリーズ・アロー!」 >「フリーズ・ブリッド!」 >「アイシクル・ランス!」 > 郊外とはいえ、建物をこわしたりしないようにとの配慮のためか、3人とも氷の術を放つ!しかし・・・・ > ふしゅっ >という音。そして >「ええっ!呪文が発動しませんっ!」 >「ははは!見たか、これぞ魔法封じの結界!弱い魔法ならこの通り、あっさり消し去るぞ!」 > ん・・・・・? >「さあ、これでもう、何もできまい!」 >「黄昏よりも暗き者 血の流れより赤き者・・・・・・」 なるほど。弱い魔法じゃなければ全然オッケーと言うわけですね。 >「「「「そっ・・・・・それは!」」」」 > ごづごづごづごづっ! >あたしの呪文に気を取られているうちに、後ろに回りこんだピアが、そこら辺にあった壷でモリブデン公と男たちをどつきたおした。 見事な連係プレイ!・・・と言いたいところなんですが、もしピアちゃんが敵をどつきたおしてなかったら、リナさんは本当に竜破斬(ドラグ・スレイブ)を放ったんじゃ・・・・・・(汗) 前にも似たようなことがありましたし・・・・・・ > >「では、これからしばらくは領主代理をお願いします。」 >「はい、引き受けさせて頂きます。」 >あの後、ティラフィはモリブデン公を牢屋に入れ、代わりに街の人々の評判もいい、元領主に代理を頼んだ。で、お宝は、と言えば・・・・・ >「この街のために使ってください」 >と言うティラフィの一言でおじゃん。 >・・・・・・・・どちくしょう。 いいオチです♪ > >「ありがとうございました。」 >「いいんです。私も、色々と勉強になりましたし。・・・・・・・・所で、なんであいつに狙われたんですか?」 >「・・・・・・・・・・あいつに、自分を称える歌を作れ、って言われたの。でも、あんまり依頼料安かったから・・・・・・・歌詞に、『ケチなオヤジ』って・・・・・」 >「「「「をい・・・・・・・」」」」」 > 空しい風が、その場を吹きぬけた。 >・・・・・実は、けっこういい性格をしているようだ。 >「・・・・ま、まあ、1つの悪が滅びたからよし!」 > アメリアが、乾いた声で宣言した。 > > 去っていく後ろ姿を見ながら思った。 >ああ・・・・・結局タダ働き・・・・・・・(涙) そ、そういうオチでしたか・・・オチが二つもあるとは、さすがです! に、しても・・・ケチなオヤジ・・・それは狙われますよね・・・・・・ その前に、あんな悪趣味な人を称える歌を創る方が屈辱的かもしれませんけど。(どきっぱり) > >######################################### >響:できた・・・・・・・。 >アミィ:奈月さん、こんなものでいかがでしょう?まあ、このへっぽこが書いたのですが、良かったら感想ください。 >響:へっぽこって・・・・・確かにそうだけど・・・・・・・・ > > 疲れたので、今回はこの辺で。 > By 響 > > うあぁあぁぁぁぁあぁあぁぁぁぁぁぁっっ!(←注:暴走中) 最高です、響さん!お疲れさまでした。 もう、最後は死ぬほど笑わせて頂きました。 全然、へっぽこなんかじゃないですよぉ! それでは、続きを楽しみにしています♪ ではでは♪ |
8609 | お気に召していただいたみたいで・・・。作者冥利(はあと) | 響 | 2002/6/17 21:29:59 |
記事番号8607へのコメント > > > > うあぁあぁぁぁぁあぁあぁぁぁぁぁぁっっ!(←注:暴走中) > 最高です、響さん!お疲れさまでした。 > もう、最後は死ぬほど笑わせて頂きました。 > 全然、へっぽこなんかじゃないですよぉ! > それでは、続きを楽しみにしています♪ > ではでは♪ > > 喜んでいただけて嬉しいです!また何か奇妙な企画とかやるかもしれませんが、そのときはまたお願いしますね! 追伸 奈月さんの書いてた小説、今までFDに入ってたのを印刷しました。現在学校で布教活動中・・・・(笑) やっぱり、奈月さんの話はおもしろいです。 この中でこんなこと言うのも何ですが、ちょっと報告に。 > |
8616 | あとがき出張版:締め切らせて頂きます。 | 響 | 2002/6/21 21:29:43 |
記事番号8602へのコメント 響:こんにちは。作者の響です。 アミィ:同じくこんにちは。I・Tにも名前は出るかもしんないアミィさんです。(にっこり) 響:・・・・・(恐ろしい笑顔だったらしい)。さっ・・・さて、募集したけど・・・・・あんまし集まらなかったです。奈月さんには、ホント、感謝、感謝でございます。 アミィ:で、いつまでもこのままにしとくわけにもいかないんで、D・シティ編はこれでおしまい。続いてカスタル湖編に入ります。響!さっさと書きなさいよ! 響:はっ・・・はぁい。頑張りまぁす。じゃあ、短いですが 二人:さようなら! |
8617 | Illusion Tiara 11 | 響 | 2002/6/21 22:30:26 |
記事番号8579へのコメント 響:さて、ついに物語も佳境となってきました! アミィ:あたしの名前もばしばしでてきたわね。 響:うん。これを今回の謎クイズにしようかと思ったけど・・・・よく考えるとI don’t be afraidの方にばっちり出てる。 アミィ:フルネームじゃないけどね 響:あー・・・・・まあ、その辺はあとがきでまた。 ######################################### Illusion Tiara 11 「ったく、さっさと起きなさいよね!」 「まったくだ。少しはこっちの迷惑ってものを考えろ!」 今はまだ眠る二人、シアンティス・・・シーアと、ファルフィス・・・フィフィに向かって、あたしとカイは愚痴を言う。なにせ、こいつら、かれこれ延々1週間も眠っているのだ。 と・・・ こんこん 部屋のドアがノックされる。誰だろう? 「すいませぇん!ここに、シアンティスとファルフィスっていますよねぇ?」 やたらと明るい、かわいい声が言った。 「!シーア達の知り合い?入って下さいな!」 ティラフィが言う。と、 「じゃ、失礼(はあと)」 入ってきたその人は、年は、あたしと同じくらいだろう。ふわふわした金髪に、琥珀色の目の、声の印象と同様、かわいい人だった。 「うにゃあ、寝込んでるよ。・・・・これって、起こしていいですよね?」 「え・・・いいけど、あんたは?」 「あたし?あたし、フェルマレイア。フェリィってよんで(はあと)さて、では・・・・・」 と、シーアの耳元で何か囁く。と・・・・ ・・・・全然起きなかったシーアがぐぁばっ!と、跳ね起きた。 「えっ・・・・あ・・・れ・・・・?」 「おはよう、シーアさん!」 「あ・・・フェリィ・・・・・。」 すぱかぁぁぁん! すかさず、あたしがスリッパでツッコミをいれる。 「『あ・・・・フェリィ・・・・』ぢゃなぁぁぁいっ!あんたねぇ、あの『ノーシリスト・イレイス』とかいう呪文使ってそのまま寝ちゃって!おかげでこっちはすごく大変だったんだからね!」 「・・・・・・・・・・・・あ!いけない、私ったら・・・・・・。そういえば、フィフィは?」 あたしは無言でシーアの横を指差す。シーアはそれを見ると、 「あら、やっぱり?じゃあ・・・・・」 と言って、フィフィに何かを耳打ちする。と、 「ほっ・・・・本当に!」 「「「「「「あ、起きた。」」」」」」 フィフィは、あたしたちを無視して、シーアに言った。 「ねぇ、ほんとに?」 「ええ。フェリィがさっき言ってましたけど・・・・」 と、シーアはフェリィに視線を向け・・・ 「ほんとほんと。シェリエ様、ディール様、ルカス様、全員許可して下さったよ。」 「「やったぁ!!!!」」 3人は、あたしたちそっちのけで会話をしていたのだった。 「さて、では、カスタル湖へ行きますか。」 シーアがそう切り出したのは、次の日の朝だった。 「はい。」 「「そうね。」」 「「「そうだな。」」」 ティラフィ、あたし、アメリア、ガウリイ、ゼル、カイは、口々にいった。 「では・・・・・・」 ぱちん シーアが指を鳴らす。すると、突然あたりの景色が変わった。 「「「「「へ?」」」」」 「はい、着きましたよ。」 「な・・・・・・・何なの?」 一同を代表するかのように、あたしが言った。と、シーアは 「何・・・・って、空間移動です。」 あっさりと、当たり前のようにシーアは言った。 「だめよ。いきなりやるから驚いてる。」 フィフィが、これまたあっさり、のほほんと言う。 「でもぉ、使える力は使わないと損だと思いますぅ。結果的には、これでいいんじゃないでしょうか?」 フェリィが、またもあっさり、さも当然とばかり言う。 「あんた達・・・一体何者?」 「あ、申し遅れました。私は、『白銀の王』シェリエ様の直属の部下『第4混沌神官(第4プリースト)』シアンティス=テトラ=ヒースベルです。」 「同じく、『第4混沌将軍(第4ジェネラル)』ファルフィス=テトラ=カストリードですっ!」 「同じく、『第5混沌神官(第5プリースト)』フェルマレイア=ペンタ=ヒースベルでぇす(はあと)」 「「「「「・・・・・・・・何それ?」」」」」 「えっとですね・・・。『ロード・オブ・ナイトメア』はご存知?」 ずがっ!めぎ!ばきばきばきぃっ! その言葉に、あたし、ゼル、アメリアはこけ、ティラフィは突っ伏し、なぜかゼロスが落ちてきた。 「あ!あたしの後つけてきた魔族だぁ(はあと)」 「あれ?つけられてたの。」 「はいぃ。でもぉ、倒すのも面倒なんで、ほっときました。」 あっさりと言うフェリィに、これまたあっさり答えるフィフィ。シーアは、 「あの・・・・続けていいでしょうか?」 なんて言ってる。なんとか立ち直ったあたしは、シーアに続きをうながした。 「シェリエ様は、『ロード・オブ・ナイトメア』様のお姉さまです。全ての世界のまとめ役をなさっている方ですから、力や位は『ロード・オブ・ナイトメア』様より上ですけど。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今度こそ、あたしたちは完全に果てた。後々思い出してみると、ゼロスなんか、体、半透明になってた気がする。 「あ・・・・あのさぁ・・・・、それ、ホント?」 何とか口がきける程度まで回復し、あたしは言った。 「ほんとです。あ、ちなみにディール様は、シェリエ様、カオス様・・・・あ、カオス様って言うのは『ロード・オブ・ナイトメア』様のことですよ。・・・・・とにかく、お二方のお姉さまです。 ・・・・・・・本当は、言わないつもりだったんですけど、『力使おうが正体ばらそうが別にいいからさっさと終わらせろ』って命令をフェリィに聞いたものですから、つい・・・・・・。」 「う゛っ・・・・・・・。」 まだそこらで固まってたゼロスがうめいた。 「と、言うわけで、ここからは多少強引ですが、イリュージョン・ティアラを見つけに行きましょう!」 「ちょ・・・ちょっと待って。それって、何かの呪文って言ってたけど、それって・・・・・」 「ああ、あれは、『デストラクション』と『クリエイション』の改良版です。威力を下げて暴走しないようにした・・・・・・。」 「えぇぇぇぇぇぇっ!あっ・・・あれが有るんですかぁ!?」 あ、ゼロス起きた。ちなみに、ティラフィ達・・・と言うかあたし(とゼロス以外)はさっきから気絶してる。 「あれ・・・って、ゼロス!あんた知ってる訳!?」 あたしはゼロスをかっくんかっくん揺さぶる。別にこんなことしたってどうにかなる訳じゃないけど、まあ、気分ってやつだ。 「そ・・・それは・・・」 「秘密?いいよ、あたしが言う!」 と、横からフィフィがひょこっ、と顔を出す。 「フェリィは知らないと思うけど、このゼロスって言うの、なにかと便利だからシェリエ様たちがたまに借りてるの。だから、それなりに事情には詳しいんだ。『デストラクション』は最強の攻撃呪文で、目標を混沌にかえす術。『クリエイション』はその逆。新たに何かを創り出す術。・・・・生命すらも。」 「!」 「と言いたいけど、まあ弱められた威力だから・・・・リザレクションより強力な回復呪文、とでも思ってて!」 ん・・・・・・・? 「待って。何でそれが必要なの?回復なら、それこそリザレクションがあるし、攻撃は・・・・・・・ギガ・スレイブがある。なのになんで・・・・・・」 フィフィは、さあ、とばかりに首をかしげた。 「それは・・・・・」 しかし、シーアが口を開いた。 「それは、それらの術が通じないから。」 「!?」 「そして、それが私たちがここにいるわけ。そして、ティラフィ・・・・・・・ティアラフィリア・ノナ様を守るわけ。『ティアラ・プロジェクト』の真実。」 何? 「お話ししましょう。あなたがたには、聞く権利があります。」 ######################################### 響:はい、だいぶできました。 アミィ:さて、じゃああたしの名前・・・・ 響:は、次のネタに関わるので置いと・・・・・ アミィ:(にっこり) 響:・・・・・かないで。一部だけ。はい、アミィさん、どうぞ(あきらめモード) アミィ:何かやる気ないわねぇ・・・・・。まあ、いいわ。アメジスト=ライム=シェリエよ。改めてよろしく。 響:・・・・・・・で? アミィ:は? 響:・・・・・・・嬉しい?それで。 アミィ:あのねぇ、そんなこと言うならもっと・・・・ 響:っと、これ以上はヤブヘビかな?それではまた。 アミィ:ちょっとぉ! |
8638 | すみません〜〜〜〜!!! | 奈月るり | 2002/6/28 16:25:14 |
記事番号8617へのコメント すみませんでした! レスが遅れて、本当にすみませんでした! 自業自得なんですが、母に見張られていて、パソコンに近づけなかったんです(汗)。 あ。 11ですね♪ 待ってました♪ 何やら事態も急展開です。 L様の二つ名はでる、ゼロスさんは降ってくる、L様のお姉様や、混沌神官などの意味深な設定もちらほら。 き、気になります。続きが! に、しても・・・ティアラフィリア・ノナさん・・・名前にリナの二文字が別れてるとはいえ、入っているなぁ。と感じて、気になってしまうのは私だけでしょうか?性格はともかく、姿も似てますし。 うーん・・・ それは、今後の展開に期待したいと思います♪ それでは♪ 以上。謝罪兼、感想(になってない)レスでした。 |
8645 | Illusion Tiara 12の前編です。 | 響 | 2002/6/30 13:11:35 |
記事番号8579へのコメント 響:遅くなりました。I・Tの12です。今回は、ついにあかされる色々な謎!・・・・・・ではありません。 ごづっ アミィ:さっさと進めなさい!あんまり馬鹿なこと言ってるとどつくわよっ! 響:あのー・・・・。物干し竿で頭叩くのって、どつくってことじゃあ・・・・・(涙) アミィ:鉄拳制裁よ!第一、手加減したし。 響:はいはい。・・・・・・今回は、11と同じ時間、気絶してたティラフィの夢(?)の中です。ある人(?)が出ます。と、いうわけで、今回はティラフィ一人称です。あ、でも、途中からなんと!アミィ嬢の一人称になります。 アミィ:I・T初登場!うれしいわぁ(はあと)それではどうぞ。 ######################################### Illusion Tiara 12 ろっ・・・・・・ロード・オフ・ナイトメア・・・・・・・・。 私は、色々なことをシーアから教わっていたので、ロード・オブ・ナイトメアのことも知っていました。でもまさか・・・・・・・・シーアが・・・・・・・ (まあ、仕方ないわよ。シーアは、あたしたちの命令で動いていたんだから。) ! 「だ・・・・誰!?」 (あたし?サテライト。『無限の運命を見守るもの』なんて、ご大層な二つ名で呼ばれることもあるけどね。) 「サテライト・・・さん?」 (サティって呼んで(はあと)) 「サティさん・・・・・。先ほどの、『あたし達の命令で動いていた』とは、一体・・・・・」 私は、いやな予感を覚えつつ、サティさんに訪ねました。それほど答えを期待していたわけではなかったのですが、以外にも、あっさり答えは返ってきました。 (早い話ね、シーアの上司のアミィていうのが、あたしの親戚みたいなものなのよね。で、ノース・・・あ、これ、アミィの姉貴ね・・・とにかく、ノースもアミィも、今動けないのよ。その部下達も今あらかた動けなくてさ、動けるあの三人で、〈シャドウ〉ちゃんを何とかしようとしたわけ。) 「?????」 はっきり言って、私の理解できる範疇を越えてしまって、私には全然わかりませんでした。 と、サティさんがまた口を開きました。 (ティアラ・アティリュートって知ってる?) 「それなら。我がレティシャ王家の初代王妃ですね。」 (そう。知ってる?代々、あんた達の家、つまりレティシャ王家の第一王女の名前は、『ティアラフィリア』の略になってるってコト。) 「ティアラフィリア?」 (『ティアラの娘』って意味。ティアラとアミィは、ちょっとした契約・・・っていうか約束をしててね。いわば目印よ、その名前。) 「!一体何なんですか!?その約束というのは!」 サティさんは一呼吸おいて、静かに言った。 (『イリュージョン・ティアラ』って呼んでるあの二つの呪文を使って、〈シャドウ〉を倒すこと。) 「・・・・・・・?」 (〈シャドウ〉って言うのは、その名の通り、アミィとノースの力の影。あいつらの最大のミス。) 「一体・・・・・。」 (何も知らない・・・か。シーアは相当職務熱心だったようね。フィフィかフェリィか、イファあたりならしゃべっただろうに。・・・・いいわ。話す。まあ、もうそろそろだし。) 「もうそろそろ?」 (あれは・・・・そうね。ここで言う約1000年くらい前。いわゆる降魔戦争ってのがあった頃。) サティさんは、私を無視して話し始めました。 降魔戦争・・・・・。言うまでもなく、有名なアレである。実は、あれの裏には、人の知らない、もう一つの物語があったのだ。 「シェリエ様!ディール様!」 さっき吹っ飛ばされたシーアがあたし達を呼ぶ。答えて、あたしは笑みを浮かべて言った。 「大丈夫だって。あたしを誰だと思ってるの!?」 とはいえ・・・・・・。けっこうヤバイかも。 あたし・・・・シェリエと、ノース姉・・・・ディールが今戦っている相手は、ある意味あたし達自身ともいえるモノ。 〈シャドウ〉。 そう呼んでいる。 かつて、あたしたち二人は仲が悪かった。あたしが人の世の中で遊んでいたせいか、考え方の違いか、とにかく、ちょっとした行き違いのせいで仲が悪くなった。で、その・・・・・ ・・・・・・・姉妹ゲンカ、したのよね。お互い、力全開で。 あたしは闇と無を統べる『白銀の王』だし、ディールも光と有を統べる『黒銀の王』だもん。そりゃあ、今考えてみると、さぞかしメーワクだったでしょうね。(笑)あ!もう仲直りしたからね。 ま、それはさておいて・・・・。 〈シャドウ〉って言うのは、その時の力の余波でできた・・・・というか生まれた、いわばあたし達自身。ただし、持ってる感情はたった二つ。『悲しみ』と『憎しみ』だけ。ノース姉と戦った時のあたし達の心そのもの。まあ、余波だからそうたいして強いわけではないんだけど・・・・・ やっかいなことに、あたし達の力を使った術しか効かない。さらにやっかいなことに、〈シャドウ〉のダメージがあたしとノース姉に、(半分ずつとはいえ)返ってくること。 「カオティック・レイ!」 「ディク・ロスト!」 〈シャドウ〉がダメージを受けるその度に、あたし達も確実に消耗している。とはいえ、あっちももうすぐ限界だと思うんだけど・・・・・。 と、〈シャドウ〉が術を放った。 「ミラー・ウォール!」 ・・・・・・あ、間違えた。これ、攻撃反射・・・・・・・。 あー、久々に大ピンチだぁ。 〈シャドウ〉は、反射した術の命中と同時に実体を保てなくなって消えた。 そして、あたし達の意識も闇に落ちた。 $$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$ 響:とりあえず、12の前編終了です。 アミィ:あのさぁ、あたしって一体・・・・・・・ 響:後編は、早いうちに出したいです。一週間以内には何とかするよう頑張ります。 アミィ:だから、あたしって一体どうなるの!さっさと書きなさい! 響:無理です。親のパソですから。 アミィ:・・・・じゃあ、それは? 響:ぎくっ! アミィ:I・Tの次回作ね。あんたが夢で見たって言う。 響:ぎくぎくぎくぅっ! アミィ:・・・・・まあいい、許す。あたしのかわいいルビィちゃん(はあと)が出るし、あたしも出るし。 響:嬢・・・・・・ネタバレはやめてくれ・・・・・・ |
8723 | お知らせ I.T読者は読みましょう(はあと) | 響代理 みうじっく | 2002/7/27 12:57:18 |
記事番号8579へのコメント はじめまして。響の友人、みうじっくです。響の代理でお知らせにきました。 響のやつは、これからしばらく合唱部のコンクールに向けて練習の日々を送るので、 更新は難しいそうです。本当ならもっと早く連絡するべきなのに、遅れてすいません、だそうです。 あと、暇を見て更新するので気長に待っていてほしい、とも言ってました。 そう言うわけで、よろしくお願いします |