◆−まだ予告段階ですが−リナ&キャナ (2002/6/28 13:20:59) No.8637 ┗サクラサク−リナ&キャナ (2002/6/29 12:40:50) No.8640 ┗はじめまして。−Tsubasa (2002/7/3 00:17:55) No.8653 ┗はじめましてです−リナ&キャナ (2002/7/3 20:23:38) No.8656
8637 | まだ予告段階ですが | リナ&キャナ | 2002/6/28 13:20:59 |
『いい加減にぷれみあむあざーずの続きを書け』、と言われそうですが・・・新規ツリーです。 ・・・とは言っても、ちょっと時間の関係上(期末テストの勉強があるの・・・)今は書けませんので、一応予告です。 26日発売の、めぐねえこと林原めぐみさんの『feel well』を聞いていたあたしは、モノ書きの運命(さが、と読んでもらいたいかも)と言うかなんと言うか、むくむくと浮かんできちゃったんですよ・・・短編のネタが・・・ と言うわけで、また歌ネタを何本かやらせていただきたいと思います。 多分、数日中に『サクラサク』だけでも投稿出来ると思います。 では、この辺で失礼いたします。 |
8640 | サクラサク | リナ&キャナ | 2002/6/29 12:40:50 |
記事番号8637へのコメント どうも。リナ&キャナです。 テスト期間中だというのに、結局アップしてしまいました。 元ネタは某ラブひなのOP、『サクラサク』です。 まったく・・・勉強もしないで何をやっているんでしょうかねえ? :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 「ええ!!? おっちゃん!それ、本当の話なの!?」 リナは、思わず宿の主人に対して聞き返す。 「そんな嘘を言って、一体何になるって言うんだ? こんな、旅人もほとんど通らない村に来てくれたあんたらへのサービスだと思ってくれよ」 偶然・・・というのであろう。 街道を外れたこの村には、宿屋が1件しかなかった。そして偶然、しばらく前に別れを告げたはずの友人たちは、再び顔をあわせることとなった。 ・・・友人と言ってしまえば、嫌がるものも2人ほどいたりするわけだが。 んで。 宿の主人は、久しぶりに訪れた客達に、とっておきの話をしてくれた。 すなわち・・・この村の近くに、少しだけログフォルクの咲く地があることを。 「なあ・・・リナ・・・ ところで、その『ろぐふぉるく』ってのはいったい何なんだ?」 「ウランバールの町の近くで、1年日本の数日しか咲かない花のことよ。 で、ついた名前が『幻の花』ってわけ。 あたしは一度見たことがあるけど、とってもきれい・・・」 「おめーがそんなことを言うなんて、なんか裏でもあるんじゃねーのか?」 ガウリイに説明するリナに対して、横からちょっかいを出したのが1人。 だが、リナはきっぱりと無視を敢行。 「白い花が一度に咲く様子は、本当に見事の一言でしか言えないくらい」 「へ〜 そんなきれいな花なら、俺も一度見てみたいなあ」 リナの瞳がきらりと光った。 ・・・何か、悪巧みでも思いついたかのような。 「でしょ〜、あたしもまた見てみたいと思ってたのよね〜 でもおっちゃん。やっぱり席取りとか大変なんでしょ?」 「そりゃあ、この村の人間が何日か前から席取りに行ってるだろうからなあ。 明日には席取りに行っていないと、多分見れる花も見れないんじゃないか?」 「そっか〜、やっぱり大変なのよね〜。ってなわけで」 笑顔でくるりと振り返り、先ほどちょっかいを出した相手のほうに向き直る。 「ルーク。席取りお願いね♪」 「ちょ!!ちょっと待て!! 何で俺なんだよ!!?」 「あたしやミリーナにやらせるつもり? 女の子は大切にしなきゃだめって、親から習わなかったの?」 「ミリーナはともかくおめーはンなガラじゃねーだろーが。 それに、何で俺だけなんだよ。ガウリイはいいって言うのか!?」 「だって、ガウリイには荷物持ちをやってもらわなきゃいけないでしょ(は〜と)」 「何で俺まで・・・」 肩を落とすガウリイ。だが、どうやらいい加減慣れきっているらしく、それ以上の反論はない。 ・・・慣れと言うのも、なかなか恐ろしいものである。 「ってなわけで、食べ物の買出しに行くわよ!!」 張り切って宿から出て行くリナ。慣れているのかなんなのか、後に続くミリーナ。 宿の中には、無理やり仕事を押し付けられた男性人がさびしく残っていた。 「あんたらもたいへんなんだなあ・・・」 宿の主人にまで同情されては、なかなか情けない。 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 「ったく・・・なんで俺がこんなことを・・・」 愚痴を言いながらも、ちゃんと良い席を探すルーク。 とはいっても、小さな谷(ちなみに川が流れているわけではなく、単純に崖の間にあるというだけ)にある数本のログフォルクの元には、すでに何組もの席取り組が陣取っていた。 「どっか良い場所は残ってねーのかよ」 探し疲れて、手近な岩壁にもたれかかる。 と。岩陰に1本の小さなログフォルクの木を見つけた。 完全に陰になっているので、外からはほとんど分からない。どうやら先客も居ないらしい。 これ幸いと、木の本に持ってきていた(持たされた)シートを敷いて横になる。 空をぼんやりと見つめるルーク。 もっとも周りの崖がかなり高いため、ほんの隙間からしか青空をのぞくことは出来ない。 視界の手前側には、小さなつぼみを無数につけたログフォルクの木。この分では、咲くのは今日明日と言ったところだろうか。 「考えてみりゃ・・・ 結局・・・ミリーナにとって、俺っていったい何なんだろーな・・・」 腕を枕にしたまま独り言。 「俺はこんなにミリーナのことを愛してるって言うのに、相手にされてねーんだもんな・・・ やっぱ・・・迷惑・・・なんだろーか・・・」 だんだん、思考が後ろ向きになってゆく。 「分不相応ってやつなんじゃねーのかな・・・」 ため息をつきながら、時々ぽつりぽつりと独り言を言う。 そして、彼はそのまま意識を失ったようだった。 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: そこは、薄く霧のかかった空間。 「ミリーナ!!」 彼の目の前で、うっすらと微笑むミリーナ。 だが、やがて彼に背を向け、歩み去ってゆく。 「待ってくれ!!ミリーナ!!!」 あわててその後を追う。 だが、自分は走り、相手は歩いているはずなのに、その間隔は徐々に広がってゆく。 やがて、彼女の姿は霧の中に消えていった。 「ミリーナ!!!!」 大声で叫び、さらに早く走り出す。 だが、彼女の姿は再び現れる気配はない。 「どこに!!どこにいるんだ!!?」 叫び。嘆き。 どれほど探しても、彼女の姿は見つからない。 そして・・・ 「っな!?」 突如、彼の足元に大きな穴が生じ、彼の体はそこへと落ちていった。 「ミリーーーーナーーーー!!!!!」 大声で叫び続ける。 だが・・・ 彼は落ちて・・・堕ちて・・・ 奈落の底へと、暗いはずの、だが先ほどまでと変わらぬ風景が続く穴を堕ちていった・・・ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 「ミリーナ!!!」 がばっと身を起こすルーク。 そこは霧の空間ではなく、自分が席を取っていたログフォルクの木の本。 「ゆ・・・ 夢、か・・・」 だが。彼にはあれが夢だとは思えなかった。 近い将来、また何かが繰り返すような。そんな不安が彼の胸のうちに広がっていく。 と。 ふと上を見上げた彼の視界の中で、小さな白い花が生まれてきた。 「・・・え?」 それはとても不思議な、だが神秘的な光景だった。 彼の目の前で、次々と白い小さな花たちがつぼみから花へと生まれ変わっていく。 青空を背景として咲いていく白いログフォルクの花は、さしずめ雲か霧が生まれるかのような光景であった。 いや、白い花という表現は適切ではないかもしれない。 谷間のわずかな太陽の光を浴びたそれは、透き通るような黄金色の光の粒である。 そして・・・ 一枚の花びらが、地についた彼の手の上へと乗る。 「・・・」 ふと。 宿を出る際、主人と交わした会話を思い出す。 「兄ちゃん、知ってるかい? ログフォルクの花言葉を」 「花言葉ぁ? んなもん、俺は興味ねーからな」 「まあまあ、そんなこといわずに聞きなよ。 ログフォルクの花言葉は、『祝福の時』。 花が咲くその瞬間を見れたら幸せが訪れる、っていう伝説もあるんだ」 「・・・つまりなんだ? 席取りやってりゃそれが見れるだろうから落ち込むな、とでも言いたいのか?」 「そういうこった。 まあ、そのうち良いこともあるだろうから、あんたもがんばりな」 「・・・ ・・・俺にとっての『祝福』・・・」 手を少しのばし、低い位置に咲いていた枝を1本折る。 彼の手の中に生まれた、小さな祝福の霞。 それを見つめているだけで、どこか自分に自信が生まれてくるような気が・・・ 「・・・したら、都合が良いんだろうけどな」 苦笑しながら立ち上がる。もっともそのまま立てば頭はログフォルクの花の中に入ってしまうため、体を折ったままなのだが。 「はは・・・ 席取りも、悪くねえかもな・・・」 何度でも蘇る 花を咲かせよう 祝福の時は来る 手をのばして 両手あげて :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: そろそろ、3人がこの谷へやってくる頃である。 先ほどの枝をシートに置いて岩陰から出る。 出て、すぐに気がついた。誰でも気がつく。 大きな荷物を1人で持たされているガウリイが、リナに文句を言いつつも無視されている。 周りの花見客の良い見世物である。 その横で、出来るだけ他人の振りを装っているミリーナ。 苦笑しつつも手を振るルーク。 それに気がついた3人は、あわてて駆けてくる。 「良い場所は取れたの?」 「ああ。 とっておきだ」 ミリーナの問いに答えて、岩陰へと3人を案内する。 が。 「・・・ どこがとっておきなの?」 冷たいミリーナの声。 そこには、先ほどまではあったはずのログフォルクの木はなかった。 ただ、自分が敷いたシートと、景気付けに持ってきていた酒瓶が1本。 『・・・』 3人に白い目で見つめられる。 「いっ!!いや!!違うんだ!! たしかにさっきまでは、ここに満開の花が咲いてたんだ!!」 「へー。 ちゃんとした席が取れなかったからって、そんな言い訳するんだ。 ふーん。ミリーナがなんて言うかしらねぇ?」 「誤解だ!!ミリーナはわかってくれるよな!!?」 「・・・ このお酒、かなり度が強いわね。 ルーク、あなた酔っていたんじゃないの?」 「違う!! 俺はここに花が咲いてからしかあけてねえよ!! ほら!!この枝もここの木からとった・・・ん・・・だ・・・」 瓶の近くに置いていた枝を指差そうとして、もう一度彼は口をつぐんだ。 確かに枝はあった。だが、それは。 「小さな枯れ木の枝・・・じゃないのか?」 横からガウリイが、無情にも一言。 「で? 何かこれ以上言い訳することは?」 「・・・ ・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・なぜだーーー!!!!!」 ルークの叫び声が、さびしく谷の中を響き渡った。 天国と地獄 行きつ戻りつ・・・ ・・・彼の場合、どんなときでも最後は地獄に引きずり戻されているんではないだろーか。 まあ、がんばれ。最後は良いことあるさ。 きっと。たぶん。ひょっとしたら。 ちなみに。 ひたすら責め立てるリナと責められるルークを呆れ顔で見ていたガウリイが、暇つぶしに蹴飛ばした酒瓶の裏に。 小さなログフォルクの花びらが付いていたとかいないとか。 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ここまで読んでくださって、どうもありがとうございます。 「原曲はもっと明るい曲だぞ」 とか、 「結局また主役はルークなんかい」 とか、どうぞご自由にツッコミを入れてやってください。 で、この話は・・・ 謎の声:ちょっと待った!! リナ&キャナ(以下リ):こ!!この声はまさか!! いつもどこからか神出鬼没、某ヤフーチャットで自分の名前と出席番号をHNにしている我が妹Y!! 妹Y(以下Y):姉ちゃん!! 勉強もしないでなんで小説なんて書いてるのよ!!? リ:いや・・・だって・・・ ってか、何であんたこんなところにいるのよ!? Y:母さんに言われた!! 姉ちゃんに勉強させろって!! リ:ンな!? Y:さあさあ、姉ちゃん。さっさと机につこーな。 某K大に通りたいんだろう? リ:い・・・いや・・・そうだけどさ・・・ どばしゅーん。 リ:ぐふ・・・ Y:今度は誰!? たった今、姉ちゃんの眉間をまともに銃で打ち抜いたのは!? 謎の人物その2:やあ。 Y:3人兄弟の自己ちゅ〜末っ子、一応長男のはずのM!? 弟M(以下M):どーせ姉ちゃんのことだからそのうち復活するし、そのまま机に縛り付けとけば? Y:ををう♪ そりはなかなか良い考えね♪ M:だろだろ? Y:うん、分かった。とってもいい考えね。 でも、あんたも受験生でしょうが!! とっとと部屋に戻って勉強せんかい!!! M:ちぇ・・・ Y:あ、ついでに姉ちゃん部屋につれてっといて。荒縄はここにあるから。 M:へいへい・・・ Y:ふう・・・やっと変なやつらは去りました。 では。こんな馬鹿姉の書いた代物ですが、どうもありがとうございました。 えー、今は亡き姉が残したメモによりますと、『次に出してほしいキャラのリクエスト受付中。ただし、曲はどうなるかは誰にも分からない♪』とのことです。 まあ、ひょっとしたらあんまり度が過ぎたら、あたしがまた阻止するかもしれませんが・・・ ではでは。またよろしければお会いしましょう♪ |
8653 | はじめまして。 | Tsubasa | 2002/7/3 00:17:55 |
記事番号8640へのコメント こんばんは。 楽しく読ませてもらいました。 >「原曲はもっと明るい曲だぞ」 充分明るい気がしますが。それとも俺の話がくらすぎるだけでしょうか? いやいや、歌ネタってのはいいですね。俺も歌ネタは好きです。ネタも二本あります。内一本は完成しました。現在加筆修正中です。近々投稿できると思うので見かけたらよろしく(多分1の方)。 ま、俺の場合はリナ&キャナさんとは違い、その曲をエンディングテーマ曲にしたときにマッチする(っぽい)話が浮かんでくるんですが。 >「・・・ > ・・・・・・ > ・・・・・・・・・ > ・・・・・・・・・・・・なぜだーーー!!!!!」 某ガムのCMを思い出しました。……いや、なんも関係ないけど…… なんかこう、感想になってない気がしますが、 >『次に出してほしいキャラのリクエスト受付中。ただし、曲はどうなるかは誰にも分からない♪』 との事なのでリクエストを一つ。 ゼロス主体で歌ネタを一本。 ではでは。 この訳のわからん駄文を感想にかえて。 |
8656 | はじめましてです | リナ&キャナ | 2002/7/3 20:23:38 |
記事番号8653へのコメント はじめまして。駄文を読んでくださってありがとうございます。 明るい・・・ですかねえ・・・原曲の底抜けな明るさのイメージとはかけ離れてるような気が・・・ >>『次に出してほしいキャラのリクエスト受付中。ただし、曲はどうなるかは誰にも分からない♪』 >との事なのでリクエストを一つ。 >ゼロス主体で歌ネタを一本。 ゼロスですか。 うみゅう・・・実はあたし、ゼロスメインで小説書いたことないですので、これ以上めちゃな駄文になりそうな・・・ 多分、曲は『晴れ時々晴れ』になると思います。期待しないで(笑)待っていてください。いつ出来るかわかりません(苦笑) だって・・・ぷれみあむのDVD出たんで、あなざーの続きのほうが先になりそうなんで・・・いや、がんばって書きますが・・・遅くても来週中には何とかします(おい) では。ありがとうございました。 |