◆−お久しぶりのIllusion Tiara 12の後編です。−響 (2002/8/15 19:19:53) No.8786


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8786お久しぶりのIllusion Tiara 12の後編です。2002/8/15 19:19:53


響:今回は前書きはなしです。
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 Illusion  Tiara 12−2

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「う・・・・うぅん・・・・・・。」
 あたしの意識は急速に覚醒した。どうやら、不覚にも気絶、なんてものをしていたらしい。
「起きた?」
「あ・・・・ノース姉。ごめん。」
 あたし・・・アメジストは、数百年ほど前に人間に転生していたことがあるので、どうも感覚が人間っぽい。おかげで、こうして「気絶」なーんてこともあったりするのだ。
「・・・・・・・ここ、どこ?」
「よくわからない。あの後、倒れたアミィを抱えて適当に空間転移したのだ。」
「はぁ・・・・。」
 ちなみに、ノース姉のしゃべり方は、これが普通である。
「気がつかれましたか?」
「!」
 入ってきたのは1人の女性。18歳の・・・貴族の一人娘・・・・・。名前は・・・・・・
「ゆっくりしていて下さいね。あ、私は、ティアラ=アティリュートと申します。」

 そう。これが、出会い。

 そして、全てのはじまり。

(その後どうして例の契約に至ったかはよく知らないんだけど・・・、まあ、それが代々受け継がれて今に至る、っていうわけ。わかった?)
「・・・・なんとなくは。」
(そう・・・・・。で、どうするの?そんな大昔の契約に振り回されるなんて馬鹿らしい、って思うならやめてもいいんじゃないのかな、とあたしは思うけど。)
「・・・・・・・・」

 確かに、そんなものにつきあう義理はない。でも・・・・・・・
 シーアが優しかったのだって、命令とか、そう言うもののためかもしれない。だけど・・・・・・・










         私は






        私の気持ちは







「・・・・・・・・・・シーア・・・・・・・・・・。」

 あなたの優しさを

 言葉の1つ1つを

 信じていいですか?

 いいえ、

 たとえ、全てが偽りだったとしても

 私は・・・・・・・・




「シーアを信じます。」
(・・・・・・・・・・・・)
「私の見てきた、シーアを。それが、私の『真実』です!」

(オッケー。じゃ、戻りなさい。)
  とん、と、軽く押されたような感覚。その瞬間に、私は戻っていた。
 現実の世界へ。

<<<<<<<<<<<<<<サティ・サイド>>>>>>>>>>>>>>>>>>

(お膳立て、終了っと!)
 さて、今回の任務は終わったし、報告ね。おもしろくなりそうだし。
 あたしは、空間を渡った。

「やっほー、アミィ、終わったよ。後は、あの子達の頑張り次第。」
「サテライト・・・・・・。ありがとう。」
 諸悪の根元、というか、全ての始まりたる、彼女、アメジストは、言った。
「いいって。あと、いいこと、教えてあげようか?」
「何?」
 のってきたのってきた(はあと)
 あぁ、反応がた・の・し・み(はあと)
「偶然見つけたのよ。フィリナルビティカちゃんを」
「!」
「エルちゃんの管理してる赤の世界にいるよ。他も全員。」
 さて、どんな反応をするか・・・・。
「ありがと!行って来る!」
 はい?
・・・・・・・・って、いきなり行くかぁぁぁぁっ! やばい・・・・・。どうしよ・・・・。
「・・・・・・・と、言いたい所だけど・・・・・。」
「?」
「まだダメね。今回の一件が終わるまでは。」
 ・・・・・・・・・・・・
「待つわ。でも・・・・・・・・・・」
「でも?」
「終わったら、絶対、行くから。だから、さっさと終わらせなさいね。シアンティス、ファルフィス、フェルマレイア。」
 にっこり
 あーあ・・・・・。そういえば、こういう性格だっだっけ。

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響:12終了ぅぅぅっ!やっと終わったよお(涙)
アミィ:続編ばっかり考えてるからこうなるのよ。
響:ちっちっちっ・・・・・。甘いですね、アミィ嬢。そうではありませんよ。ただ、コンクールが近いから部活が非常に忙しいんです。何せ二日後ですから。
アミィ:威張るな、不良合唱部員。
響:不良って・・・・・・・
アミィ:あら、自分が「優良」だって言い切れるの?
響:それはまあ・・・・・・・でも不良は言い過ぎ・・・・・・・・
アミィ:で、13はさっさと出すんでしょうね!?
響:・・・・・・・・・・・・・・・・・・すいません。頑張りますから見捨てないでぷりーず・・・・・・・・。