◆−五大魔族と五人の部下達in神魔戦争−東琥珀 (2002/8/25 19:15:20) No.8874 ┣第二十三話:査問−東琥珀 (2002/8/25 19:16:39) No.8875 ┃┣Re:第二十三話:査問・・・それは、糾弾・・・。−ユア・ファンティン (2002/8/25 20:49:36) No.8878 ┃┃┗弾劾裁判?(違ッ!)−東琥珀 (2002/8/26 20:39:32) No.8886 ┃┣あうぅぅぅぅぅ・・・フィブ様ぁ・・・・・(涙)−藤原清貫 (2002/8/26 19:26:58) No.8885 ┃┃┗♪これでもー私はー冥王様が好きなのーv(何故歌う)−東琥珀 (2002/8/26 21:23:08) No.8887 ┃┗読んでいて泣けました…(T_T)−璃緒 (2002/8/27 21:12:29) No.8891 ┃ ┗そんなに泣いたら涙が無くなりますよ(汗)−東琥珀 (2002/8/27 21:28:19) No.8893 ┣はじめまして…だな、ここでは、−イリス・バイオレット (2002/8/26 21:50:00) No.8889 ┃┗できれば『琥珀』て呼んでぷりぃづっ☆(爆)−東琥珀 (2002/8/27 21:35:08) No.8894 ┣第二十四話:『アレルヤ』−東琥珀 (2002/8/28 21:31:21) No.8905 ┃┣ゼロちゃんがぁぁ!!!!−まい (2002/8/29 11:48:37) No.8912 ┃┃┗犠牲者急増中。(マジで)−東琥珀 (2002/8/31 14:26:20) No.8940 ┃┗……ッゼロォォォォォォォォォッ。−ユア・ファンティン (2002/8/30 20:09:05) No.8933 ┃ ┗死んじゃいましたよぉぉぉぉぉ。−東琥珀 (2002/8/31 14:31:47) No.8941 ┣第二十五話:水色の髪−東琥珀 (2002/8/31 23:08:32) No.8944 ┃┗はぁぁぁぁ−っ。−ユア・ファンティン (2002/9/1 13:17:10) No.8948 ┃ ┗うにょおおぉぉぉぉーっ。(対抗)−東琥珀 (2002/9/1 13:52:25) No.8949 ┣第二十六話:形見−東琥珀 (2002/9/4 17:52:59) No.9005 ┗第二十七話:お姉ちゃんグレる(あとがきに今更ながら『すぺしゃるさんくす』)−学校がとても忙しい東琥珀 (2002/9/8 16:21:18) NEW No.9055 ┣Re:第二十七話:お姉ちゃんグレる(あとがきに今更ながら『すぺしゃるさんくす』)−Yuppy (2002/9/8 16:56:22) NEW No.9058 ┗Re:第二十七話:姉の造反−ユア・ファンティン (2002/9/8 22:04:59) NEW No.9062
8874 | 五大魔族と五人の部下達in神魔戦争 | 東琥珀 E-mail | 2002/8/25 19:15:20 |
続くなー。この話も。(汗) 一体何話まで続くのか… 作者もわからんv(爆) それでは、第二十三話、参りましょう。 |
8875 | 第二十三話:査問 | 東琥珀 E-mail | 2002/8/25 19:16:39 |
記事番号8874へのコメント 「どういうつもりだッ!?冥王ッ!!」 冥王は。 査問会議に掛けられていた。 「何か答えろッ!神族なんぞ匿いおってッ!一体何を考えているッ!?」 激昂する獣王。 「……………………………………………」 黙って俯いたままの冥王。 「何か言えッ!何か考えがあるのかッ!?それとも個人の勝手な暴走かッ!?」 「……………………………………………」 ………皆の言いたい事は解る。 ………自分がどんな事をしたのかも。 ………そんな事もわからないくらい、バカじゃない。僕は。 ………だけど………… ………だけど、僕は………… 「……………………………………………」 くすっ…… 口元に笑みを浮かべる冥王。 「………っ!」 其れを見た、魔竜王の頭に、一気に血が上る。 ばぎっ! 自分を押さえきれずに、冥王を殴り飛ばす。 がんっ! 魔竜王の半分くらいしか無い冥王。 マトモに吹っ飛び、壁に叩き付けられる。 それでも、冥王の口元はまだ微笑んでいた。 ゆっくりと立ち上がり、場所を変えてもう一度座り込む。 「………フィブリゾ」 獣王が、腰を屈めた。 冥王の顔を見詰める。 「何を考えている?」 「…………………………」 「頼む…何か言ってくれ」 「…………………………」 「………お前が、何の考えも無しにあの様な事をする訳は無いだろう?」 「………何も、考えてないよ」 「…………………………」 「ただ…………」 「ただ?」 「あの子が、ヴェルダンディーに似てたから」 「………………………っ!」 言葉を失う獣王。 「髪は紅いけどね………よく見たら、そっくりなんだ………… 目元とか………生き写しだよ…………ホントに…………………」 そう言う冥王の表情は。 まだ、微笑みをたたえていた。 「………そう思ったら………知らない間に………助けてた………… うふふ…………可笑しいよね………ホント…………… あの子が、ヴェルダンディーのハズが無いのに」 「……………………………………………」 「あの子は死んだのだもの。もう帰ってこないのだもの。 わかってるのに……………………………………………………」 天井を見上げる彼。 その目に宿る、深い深い疲れの色。 「助けずには、いられなかったんだ」 沈黙。 そして、ゆっくりと立ち上がる冥王。 そして、ドアの方へ向かう。 「何処へ行くッ!?」 振り返る冥王。 にっこりと笑い、 「包帯代えてあげないと…あの子の」 ………………………………………………………………………… もう、誰も一言も発する事が出来なかった。 言い訳あんど言い逃れ。 とうとう壊れたぞ。冥王様。(汗) ふぅ。 運命の環は廻る、狂ったままで廻り続ける……か。 ……冥王様復活するまで、あとがきが寂しいなぁ(汗) 幕。 |
8878 | Re:第二十三話:査問・・・それは、糾弾・・・。 | ユア・ファンティン | 2002/8/25 20:49:36 |
記事番号8875へのコメント 東琥珀さんは No.8875「第二十三話:査問」で書きました。 > >「どういうつもりだッ!?冥王ッ!!」 >冥王は。 >査問会議に掛けられていた。 >「何か答えろッ!神族なんぞ匿いおってッ!一体何を考えているッ!?」 >激昂する獣王。 >「……………………………………………」 >黙って俯いたままの冥王。 >「何か言えッ!何か考えがあるのかッ!?それとも個人の勝手な暴走かッ!?」 >「……………………………………………」 >………皆の言いたい事は解る。 >………自分がどんな事をしたのかも。 >………そんな事もわからないくらい、バカじゃない。僕は。 >………だけど………… >………だけど、僕は………… ・・・・・……・・・・・………・・・・寂しかった・・・・…・・・・・・・・。 >「……………………………………………」 >くすっ…… >口元に笑みを浮かべる冥王。 >「………っ!」 >其れを見た、魔竜王の頭に、一気に血が上る。 >ばぎっ! >自分を押さえきれずに、冥王を殴り飛ばす。 >がんっ! >魔竜王の半分くらいしか無い冥王。 >マトモに吹っ飛び、壁に叩き付けられる。 >それでも、冥王の口元はまだ微笑んでいた。 >ゆっくりと立ち上がり、場所を変えてもう一度座り込む。 >「………フィブリゾ」 >獣王が、腰を屈めた。 >冥王の顔を見詰める。 >「何を考えている?」 >「…………………………」 >「頼む…何か言ってくれ」 >「…………………………」 >「………お前が、何の考えも無しにあの様な事をする訳は無いだろう?」 >「………何も、考えてないよ」 >「…………………………」 >「ただ…………」 >「ただ?」 >「あの子が、ヴェルダンディーに似てたから」 >「………………………っ!」 >言葉を失う獣王。 >「髪は紅いけどね………よく見たら、そっくりなんだ………… > 目元とか………生き写しだよ…………ホントに…………………」 >そう言う冥王の表情は。 >まだ、微笑みをたたえていた。 自殺へは、逃げなかったが、心を・・か。 >「………そう思ったら………知らない間に………助けてた………… > うふふ…………可笑しいよね………ホント…………… > あの子が、ヴェルダンディーのハズが無いのに」 …ライアナに殺されたはずなだから・・。 >「……………………………………………」 >「あの子は死んだのだもの。もう帰ってこないのだもの。 > わかってるのに……………………………………………………」 >天井を見上げる彼。 >その目に宿る、深い深い疲れの色。 >「助けずには、いられなかったんだ」 >沈黙。 >そして、ゆっくりと立ち上がる冥王。 >そして、ドアの方へ向かう。 >「何処へ行くッ!?」 >振り返る冥王。 >にっこりと笑い、 >「包帯代えてあげないと…あの子の」 ・・・・…・・・・・・・・(ショックを隠せません。) >………………………………………………………………………… >もう、誰も一言も発する事が出来なかった。 > > > >言い訳あんど言い逃れ。 > > > >とうとう壊れたぞ。冥王様。(汗) >ふぅ。 >運命の環は廻る、狂ったままで廻り続ける……か。 >……冥王様復活するまで、あとがきが寂しいなぁ(汗) > > 幕。 がんばって、完結して下さいまし。 |
8886 | 弾劾裁判?(違ッ!) | 東琥珀 E-mail | 2002/8/26 20:39:32 |
記事番号8878へのコメント ユア・ファンティンさんは No.8878「Re:第二十三話:査問・・・それは、糾弾・・・。」で書きました。 > >東琥珀さんは No.8875「第二十三話:査問」で書きました。 >> >>「どういうつもりだッ!?冥王ッ!!」 >>冥王は。 >>査問会議に掛けられていた。 >>「何か答えろッ!神族なんぞ匿いおってッ!一体何を考えているッ!?」 >>激昂する獣王。 >>「……………………………………………」 >>黙って俯いたままの冥王。 >>「何か言えッ!何か考えがあるのかッ!?それとも個人の勝手な暴走かッ!?」 >>「……………………………………………」 >>………皆の言いたい事は解る。 >>………自分がどんな事をしたのかも。 >>………そんな事もわからないくらい、バカじゃない。僕は。 >>………だけど………… >>………だけど、僕は………… >・・・・・……・・・・・………・・・・寂しかった・・・・…・・・・・・・・。 ツラかった…寂しかった。 …あの子のいない時が、僕の心を締め付ける… >>「……………………………………………」 >>くすっ…… >>口元に笑みを浮かべる冥王。 >>「………っ!」 >>其れを見た、魔竜王の頭に、一気に血が上る。 >>ばぎっ! >>自分を押さえきれずに、冥王を殴り飛ばす。 >>がんっ! >>魔竜王の半分くらいしか無い冥王。 >>マトモに吹っ飛び、壁に叩き付けられる。 >>それでも、冥王の口元はまだ微笑んでいた。 >>ゆっくりと立ち上がり、場所を変えてもう一度座り込む。 >>「………フィブリゾ」 >>獣王が、腰を屈めた。 >>冥王の顔を見詰める。 >>「何を考えている?」 >>「…………………………」 >>「頼む…何か言ってくれ」 >>「…………………………」 >>「………お前が、何の考えも無しにあの様な事をする訳は無いだろう?」 >>「………何も、考えてないよ」 >>「…………………………」 >>「ただ…………」 >>「ただ?」 >>「あの子が、ヴェルダンディーに似てたから」 >>「………………………っ!」 >>言葉を失う獣王。 >>「髪は紅いけどね………よく見たら、そっくりなんだ………… >> 目元とか………生き写しだよ…………ホントに…………………」 >>そう言う冥王の表情は。 >>まだ、微笑みをたたえていた。 >自殺へは、逃げなかったが、心を・・か。 砕かれちゃいましたねー。心。 >>「………そう思ったら………知らない間に………助けてた………… >> うふふ…………可笑しいよね………ホント…………… >> あの子が、ヴェルダンディーのハズが無いのに」 >…ライアナに殺されたはずなだから・・。 もういないのだから。 >>「……………………………………………」 >>「あの子は死んだのだもの。もう帰ってこないのだもの。 >> わかってるのに……………………………………………………」 >>天井を見上げる彼。 >>その目に宿る、深い深い疲れの色。 >>「助けずには、いられなかったんだ」 >>沈黙。 >>そして、ゆっくりと立ち上がる冥王。 >>そして、ドアの方へ向かう。 >>「何処へ行くッ!?」 >>振り返る冥王。 >>にっこりと笑い、 >>「包帯代えてあげないと…あの子の」 > >・・・・…・・・・・・・・(ショックを隠せません。) 狂っちゃいました。冥王様。 > >>………………………………………………………………………… >>もう、誰も一言も発する事が出来なかった。 >> >> >> >>言い訳あんど言い逃れ。 >> >> >> >>とうとう壊れたぞ。冥王様。(汗) >>ふぅ。 >>運命の環は廻る、狂ったままで廻り続ける……か。 >>……冥王様復活するまで、あとがきが寂しいなぁ(汗) >> >> 幕。 > > > >がんばって、完結して下さいまし。 > > > > > よっしゃ! 頑張るとも! 頑張るともさっっ!!(涙) 本気で救いねェぞこの話!?(涙) > > |
8885 | あうぅぅぅぅぅ・・・フィブ様ぁ・・・・・(涙) | 藤原清貫 | 2002/8/26 19:26:58 |
記事番号8875へのコメント 東琥珀さんは No.8875「第二十三話:査問」で書きました。 どうもこんばんは。藤原です。 また新しいツリーなのですね。ますます人気が上がってるようで何よりです。 でも、肝心の話の内容は・・・(滝汗)。 >「どういうつもりだッ!?冥王ッ!!」 >冥王は。 >査問会議に掛けられていた。 >「何か答えろッ!神族なんぞ匿いおってッ!一体何を考えているッ!?」 >激昂する獣王。 うぁぁぁぁぁぁぁぁっ! 見つかっちゃった!あの娘を匿ってるのがついに見つかっちゃったぁぁぁぁぁっ! どーしよどーしよどーしましょ!?警察呼ぼうかそれとも自衛隊!?(マテ) ええいっ!こうなったらあの娘を刺して私も死ぬッ!(激しくマテ) ・・・って、私が慌ててどーすんだか(汗)。 >「……………………………………………」 >黙って俯いたままの冥王。 >「何か言えッ!何か考えがあるのかッ!?それとも個人の勝手な暴走かッ!?」 >「……………………………………………」 >………皆の言いたい事は解る。 >………自分がどんな事をしたのかも。 >………そんな事もわからないくらい、バカじゃない。僕は。 >………だけど………… >………だけど、僕は………… 「だけど」・・・・・? >「……………………………………………」 >くすっ…… >口元に笑みを浮かべる冥王。 >「………っ!」 >其れを見た、魔竜王の頭に、一気に血が上る。 やばっ!ガーヴ様がキレたっ!?(滝汗) >ばぎっ! >自分を押さえきれずに、冥王を殴り飛ばす。 >がんっ! >魔竜王の半分くらいしか無い冥王。 >マトモに吹っ飛び、壁に叩き付けられる。 >それでも、冥王の口元はまだ微笑んでいた。 >ゆっくりと立ち上がり、場所を変えてもう一度座り込む。 >「………フィブリゾ」 >獣王が、腰を屈めた。 >冥王の顔を見詰める。 >「何を考えている?」 >「…………………………」 >「頼む…何か言ってくれ」 >「…………………………」 >「………お前が、何の考えも無しにあの様な事をする訳は無いだろう?」 >「………何も、考えてないよ」 >「…………………………」 >「ただ…………」 >「ただ?」 >「あの子が、ヴェルダンディーに似てたから」 >「………………………っ!」 >言葉を失う獣王。 そ・・・それでっ・・・! でも、そうだとしても・・・普段のフィブ様の行動からは考えられないのです・・・一体どうしてしまったのか? >「髪は紅いけどね………よく見たら、そっくりなんだ………… > 目元とか………生き写しだよ…………ホントに…………………」 >そう言う冥王の表情は。 >まだ、微笑みをたたえていた。 >「………そう思ったら………知らない間に………助けてた………… > うふふ…………可笑しいよね………ホント…………… > あの子が、ヴェルダンディーのハズが無いのに」 >「……………………………………………」 >「あの子は死んだのだもの。もう帰ってこないのだもの。 > わかってるのに……………………………………………………」 >天井を見上げる彼。 >その目に宿る、深い深い疲れの色。 辛い・・・辛すぎますよね・・・冥王様。 >「助けずには、いられなかったんだ」 >沈黙。 >そして、ゆっくりと立ち上がる冥王。 >そして、ドアの方へ向かう。 >「何処へ行くッ!?」 >振り返る冥王。 >にっこりと笑い、 >「包帯代えてあげないと…あの子の」 >………………………………………………………………………… >もう、誰も一言も発する事が出来なかった。 そして、フィブ様の気持ちを知ってるみんなも、もうこれ以上何も言えない・・・こっちも辛いのです。 >言い訳あんど言い逃れ。 > > > >とうとう壊れたぞ。冥王様。(汗) >ふぅ。 >運命の環は廻る、狂ったままで廻り続ける……か。 >……冥王様復活するまで、あとがきが寂しいなぁ(汗) 幕。 ついに冥王様まで狂っちゃうなんて・・・ほんとにこれからどうなってしまうんでしょう? 辛いですよね・・・神族も魔族も。 本当に、誰のせいでこんなことになってしまったのか・・・。(答:ライアナ) ではでは、大変でしょうけど、続き、どうにか頑張って書いてくださいませ。 みんなを幸せにしてあげてください。最後はせめてハッピーエンドでありますように・・・。 |
8887 | ♪これでもー私はー冥王様が好きなのーv(何故歌う) | 東琥珀 E-mail | 2002/8/26 21:23:08 |
記事番号8885へのコメント 藤原清貫さんは No.8885「あうぅぅぅぅぅ・・・フィブ様ぁ・・・・・(涙)」で書きました。 > >東琥珀さんは No.8875「第二十三話:査問」で書きました。 > > どうもこんばんは。藤原です。 > また新しいツリーなのですね。ますます人気が上がってるようで何よりです。 > でも、肝心の話の内容は・・・(滝汗)。 『他人の不幸は蜜の味』?(いや、違うから。) んー、なんか、『一時の不幸』に集まってるような気がして……… 感想入れてくれる人は多くて嬉しいのに、素直に自慢できない今日この頃。 うーん、あたしってばひねくれ者v(語尾にハートを付けるな) > >>「どういうつもりだッ!?冥王ッ!!」 >>冥王は。 >>査問会議に掛けられていた。 >>「何か答えろッ!神族なんぞ匿いおってッ!一体何を考えているッ!?」 >>激昂する獣王。 > > うぁぁぁぁぁぁぁぁっ! > 見つかっちゃった!あの娘を匿ってるのがついに見つかっちゃったぁぁぁぁぁっ! > どーしよどーしよどーしましょ!?警察呼ぼうかそれとも自衛隊!?(マテ) > ええいっ!こうなったらあの娘を刺して私も死ぬッ!(激しくマテ) > ・・・って、私が慌ててどーすんだか(汗)。 > ………ノリのいい人………v(何故か感動中) 自衛隊よりもアメリカのグリーンベレーにでも来て頂きましょv(だから何故) >>「……………………………………………」 >>黙って俯いたままの冥王。 >>「何か言えッ!何か考えがあるのかッ!?それとも個人の勝手な暴走かッ!?」 >>「……………………………………………」 >>………皆の言いたい事は解る。 >>………自分がどんな事をしたのかも。 >>………そんな事もわからないくらい、バカじゃない。僕は。 >>………だけど………… >>………だけど、僕は………… > > 「だけど」・・・・・? ……『だけど』。 > >>「……………………………………………」 >>くすっ…… >>口元に笑みを浮かべる冥王。 >>「………っ!」 >>其れを見た、魔竜王の頭に、一気に血が上る。 > > やばっ!ガーヴ様がキレたっ!?(滝汗) この方キレたら怖そーねv > >>ばぎっ! >>自分を押さえきれずに、冥王を殴り飛ばす。 >>がんっ! >>魔竜王の半分くらいしか無い冥王。 >>マトモに吹っ飛び、壁に叩き付けられる。 >>それでも、冥王の口元はまだ微笑んでいた。 >>ゆっくりと立ち上がり、場所を変えてもう一度座り込む。 >>「………フィブリゾ」 >>獣王が、腰を屈めた。 >>冥王の顔を見詰める。 >>「何を考えている?」 >>「…………………………」 >>「頼む…何か言ってくれ」 >>「…………………………」 >>「………お前が、何の考えも無しにあの様な事をする訳は無いだろう?」 >>「………何も、考えてないよ」 >>「…………………………」 >>「ただ…………」 >>「ただ?」 >>「あの子が、ヴェルダンディーに似てたから」 >>「………………………っ!」 >>言葉を失う獣王。 > > そ・・・それでっ・・・! > でも、そうだとしても・・・普段のフィブ様の行動からは考えられないのです・・・一体どうしてしまったのか? ふふ…… どーしたんでしょーね……うふ……うふふふふふ…(一番狂ってるのアンタだ) > >>「髪は紅いけどね………よく見たら、そっくりなんだ………… >> 目元とか………生き写しだよ…………ホントに…………………」 >>そう言う冥王の表情は。 >>まだ、微笑みをたたえていた。 >>「………そう思ったら………知らない間に………助けてた………… >> うふふ…………可笑しいよね………ホント…………… >> あの子が、ヴェルダンディーのハズが無いのに」 >>「……………………………………………」 >>「あの子は死んだのだもの。もう帰ってこないのだもの。 >> わかってるのに……………………………………………………」 >>天井を見上げる彼。 >>その目に宿る、深い深い疲れの色。 > > 辛い・・・辛すぎますよね・・・冥王様。 うう。 魔族だって…… 魔族だって、哀しいの。ツラいの。 心が、壊れちゃう時だってあるの……… > >>「助けずには、いられなかったんだ」 >>沈黙。 >>そして、ゆっくりと立ち上がる冥王。 >>そして、ドアの方へ向かう。 >>「何処へ行くッ!?」 >>振り返る冥王。 >>にっこりと笑い、 >>「包帯代えてあげないと…あの子の」 >>………………………………………………………………………… >>もう、誰も一言も発する事が出来なかった。 > > そして、フィブ様の気持ちを知ってるみんなも、もうこれ以上何も言えない・・・こっちも辛いのです。 みんなみんなツラいのよッ! > >>言い訳あんど言い逃れ。 >> >> >> >>とうとう壊れたぞ。冥王様。(汗) >>ふぅ。 >>運命の環は廻る、狂ったままで廻り続ける……か。 >>……冥王様復活するまで、あとがきが寂しいなぁ(汗) > > > 幕。 > > ついに冥王様まで狂っちゃうなんて・・・ほんとにこれからどうなってしまうんでしょう? > 辛いですよね・・・神族も魔族も。 > 本当に、誰のせいでこんなことになってしまったのか・・・。(答:ライアナ) > ではでは、大変でしょうけど、続き、どうにか頑張って書いてくださいませ。 > みんなを幸せにしてあげてください。最後はせめてハッピーエンドでありますように・・・。 > はっぴぃえんど……… ………………………ごめんなさいv とっても、自信ないですv ………………………………………………………………………………… ………………わかりましたよ!頑張るよ!(滝涙) |
8891 | 読んでいて泣けました…(T_T) | 璃緒 E-mail | 2002/8/27 21:12:29 |
記事番号8875へのコメント >「どういうつもりだッ!?冥王ッ!!」 >冥王は。 >査問会議に掛けられていた。 Σ(゜っ゜) >「何か答えろッ!神族なんぞ匿いおってッ!一体何を考えているッ!?」 >激昂する獣王。 >「……………………………………………」 >黙って俯いたままの冥王。 >「何か言えッ!何か考えがあるのかッ!?それとも個人の勝手な暴走かッ!?」 >「……………………………………………」 >………皆の言いたい事は解る。 >………自分がどんな事をしたのかも。 >………そんな事もわからないくらい、バカじゃない。僕は。 >………だけど………… >………だけど、僕は………… >「……………………………………………」 >くすっ…… >口元に笑みを浮かべる冥王。 >「………っ!」 >其れを見た、魔竜王の頭に、一気に血が上る。 >ばぎっ! >自分を押さえきれずに、冥王を殴り飛ばす。 ぬよおおおっ!? >がんっ! >魔竜王の半分くらいしか無い冥王。 >マトモに吹っ飛び、壁に叩き付けられる。 >それでも、冥王の口元はまだ微笑んでいた。 >ゆっくりと立ち上がり、場所を変えてもう一度座り込む。 >「………フィブリゾ」 >獣王が、腰を屈めた。 >冥王の顔を見詰める。 >「何を考えている?」 >「…………………………」 >「頼む…何か言ってくれ」 >「…………………………」 >「………お前が、何の考えも無しにあの様な事をする訳は無いだろう?」 >「………何も、考えてないよ」 >「…………………………」 >「ただ…………」 >「ただ?」 >「あの子が、ヴェルダンディーに似てたから」 >「………………………っ!」 >言葉を失う獣王。 >「髪は紅いけどね………よく見たら、そっくりなんだ………… > 目元とか………生き写しだよ…………ホントに…………………」 >そう言う冥王の表情は。 >まだ、微笑みをたたえていた。 >「………そう思ったら………知らない間に………助けてた………… > うふふ…………可笑しいよね………ホント…………… > あの子が、ヴェルダンディーのハズが無いのに」 >「……………………………………………」 >「あの子は死んだのだもの。もう帰ってこないのだもの。 > わかってるのに……………………………………………………」 >天井を見上げる彼。 >その目に宿る、深い深い疲れの色。 >「助けずには、いられなかったんだ」 ここですっ…………このあたりで本当に泣けました……………。 冥王様っ……!! >沈黙。 >そして、ゆっくりと立ち上がる冥王。 >そして、ドアの方へ向かう。 >「何処へ行くッ!?」 >振り返る冥王。 >にっこりと笑い、 >「包帯代えてあげないと…あの子の」 >………………………………………………………………………… >もう、誰も一言も発する事が出来なかった。 > > > >言い訳あんど言い逃れ。 > > > >とうとう壊れたぞ。冥王様。(汗) >ふぅ。 >運命の環は廻る、狂ったままで廻り続ける……か。 >……冥王様復活するまで、あとがきが寂しいなぁ(汗) > > 幕。 はうはうはううう〜〜〜。 ここのところ琥珀様の作品で泣きまくっております。(T_T) ヴェル様に似ていたから助けたなんて……!! ヴェル様…っ……冥王様…っ………!!(号泣) …わけの分からない感想ですみません…。 |
8893 | そんなに泣いたら涙が無くなりますよ(汗) | 東琥珀 E-mail | 2002/8/27 21:28:19 |
記事番号8891へのコメント 璃緒さんは No.8891「読んでいて泣けました…(T_T)」で書きました。 > >>「どういうつもりだッ!?冥王ッ!!」 >>冥王は。 >>査問会議に掛けられていた。 >Σ(゜っ゜) ふ。 ユアさんにも仰って頂いたとおり、『査問』ゆーより『糾弾』。 >>「何か答えろッ!神族なんぞ匿いおってッ!一体何を考えているッ!?」 >>激昂する獣王。 >>「……………………………………………」 >>黙って俯いたままの冥王。 >>「何か言えッ!何か考えがあるのかッ!?それとも個人の勝手な暴走かッ!?」 >>「……………………………………………」 >>………皆の言いたい事は解る。 >>………自分がどんな事をしたのかも。 >>………そんな事もわからないくらい、バカじゃない。僕は。 >>………だけど………… >>………だけど、僕は………… >>「……………………………………………」 >>くすっ…… >>口元に笑みを浮かべる冥王。 >>「………っ!」 >>其れを見た、魔竜王の頭に、一気に血が上る。 >>ばぎっ! >>自分を押さえきれずに、冥王を殴り飛ばす。 >ぬよおおおっ!? この人キレたら怖そうね。 >>がんっ! >>魔竜王の半分くらいしか無い冥王。 >>マトモに吹っ飛び、壁に叩き付けられる。 >>それでも、冥王の口元はまだ微笑んでいた。 >>ゆっくりと立ち上がり、場所を変えてもう一度座り込む。 >>「………フィブリゾ」 >>獣王が、腰を屈めた。 >>冥王の顔を見詰める。 >>「何を考えている?」 >>「…………………………」 >>「頼む…何か言ってくれ」 >>「…………………………」 >>「………お前が、何の考えも無しにあの様な事をする訳は無いだろう?」 >>「………何も、考えてないよ」 >>「…………………………」 >>「ただ…………」 >>「ただ?」 >>「あの子が、ヴェルダンディーに似てたから」 >>「………………………っ!」 >>言葉を失う獣王。 >>「髪は紅いけどね………よく見たら、そっくりなんだ………… >> 目元とか………生き写しだよ…………ホントに…………………」 >>そう言う冥王の表情は。 >>まだ、微笑みをたたえていた。 >>「………そう思ったら………知らない間に………助けてた………… >> うふふ…………可笑しいよね………ホント…………… >> あの子が、ヴェルダンディーのハズが無いのに」 >>「……………………………………………」 >>「あの子は死んだのだもの。もう帰ってこないのだもの。 >> わかってるのに……………………………………………………」 >>天井を見上げる彼。 >>その目に宿る、深い深い疲れの色。 >>「助けずには、いられなかったんだ」 >ここですっ…………このあたりで本当に泣けました……………。 >冥王様っ……!! 好きなキャラを虐めるのが大好きな鬼畜なわたくし♪ >>沈黙。 >>そして、ゆっくりと立ち上がる冥王。 >>そして、ドアの方へ向かう。 >>「何処へ行くッ!?」 >>振り返る冥王。 >>にっこりと笑い、 >>「包帯代えてあげないと…あの子の」 >>………………………………………………………………………… >>もう、誰も一言も発する事が出来なかった。 >> >> >> >>言い訳あんど言い逃れ。 >> >> >> >>とうとう壊れたぞ。冥王様。(汗) >>ふぅ。 >>運命の環は廻る、狂ったままで廻り続ける……か。 >>……冥王様復活するまで、あとがきが寂しいなぁ(汗) >> >> 幕。 > >はうはうはううう〜〜〜。 >ここのところ琥珀様の作品で泣きまくっております。(T_T) >ヴェル様に似ていたから助けたなんて……!! >ヴェル様…っ……冥王様…っ………!!(号泣) > >…わけの分からない感想ですみません…。 > そんなに泣いちゃダメです(汗) もっと大事な所までとっとかないと(どんな所だそれは) 感想、ありがとうです♪ これからもよろしく、なのです♪ それではー☆ |
8889 | はじめまして…だな、ここでは、 | イリス・バイオレット | 2002/8/26 21:50:00 |
記事番号8874へのコメント 一応お久し振りです。 イリスです。 一通り読みましたけど…・・・・・・・・・・・・ なぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんんんんんでぇぇぇぇぇぇ オルエンさんとヴェルどのが、死ななきゃいけないの・・。 ちょっと取り乱してしまいした。 お恥ずかしいですが・・・・。(苦笑) ユアから伝言です。 『ライアナと赤毛殿とオルエン・部下の設定なるたけ早くプリ―ズ。』 いまんとこの予定じゃ、ゲストのミリルに、 読者に向けてのメッセ−ジに、死神姉妹のが、必要だそうでして・。 これからも、がんばって下さいまし、 東センセ。 |
8894 | できれば『琥珀』て呼んでぷりぃづっ☆(爆) | 東琥珀 E-mail | 2002/8/27 21:35:08 |
記事番号8889へのコメント イリス・バイオレットさんは No.8889「はじめまして…だな、ここでは、」で書きました。 > >一応お久し振りです。 >イリスです。 お久しぶりです。 アズマコハクです。 > >一通り読みましたけど…・・・・・・・・・・・・ > 読みましたけどー…? > > > >なぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんんんんんでぇぇぇぇぇぇ >オルエンさんとヴェルどのが、死ななきゃいけないの・・。 『死ななきゃいけないの』てゆぅか… 『死ななきゃいけない』て事は無いんですけどね。 ストーリーを優先させるか、キャラの幸せを優先させるか…… あたしは、ストーリーを優先する鬼作者だった。 それだけの事です。 > >ちょっと取り乱してしまいした。 >お恥ずかしいですが・・・・。(苦笑) いえ。 正直で結構。(アンタ何様) > >ユアから伝言です。 >『ライアナと赤毛殿とオルエン・部下の設定なるたけ早くプリ―ズ。』 >いまんとこの予定じゃ、ゲストのミリルに、 >読者に向けてのメッセ−ジに、死神姉妹のが、必要だそうでして・。 > > > 今入れました。 いやぁ、すっきり忘れてて(汗) > >これからも、がんばって下さいまし、 >東センセ。 > > > > > タイトルにも入れましたけど… すみません。 この名字、実はものすごくトラウマ持ちの名前で… 未だに姓呼びに慣れないんです。私。(そんな名字を使うな) だから、チャットなどでお会いした方にも『琥珀て呼んで下さい』って、 頼んでみたり、一人称を『琥珀は〜』『琥珀の〜』として、 鬱陶しい言葉遣い連発、『琥珀』と呼んでくれるように仕向ける… なんて事をしてる程なんですよ(汗) そんな訳で。 『琥珀』と呼んでくれたら幸せだな、なんて思ってみたり。 わがままですみません。 |
8905 | 第二十四話:『アレルヤ』 | 東琥珀 E-mail | 2002/8/28 21:31:21 |
記事番号8874へのコメント 『愛している』 一度もそう言ってやった事がない。 伝える前に…その事を口に出す前に。 大切なあの子は逝ってしまった。 可愛くて可愛くてたまらなかった。 本当に愛しいと思っていた。 でも、それを口に出す日は来なかった。 どうしてだろう? 意地? 照れ? そんなものに捕らわれる必要など無かったのに… もっと愛してあげれば良かった。 もっと大切にしてあげれば良かった。 でも、もう、遅かった……… いつも……… 本当に大切なもの、て言うのは……… 失ったあとで、気付くものなんだね? 「にゃあ」 「よしよし、いい子ですねv」 猫を腕に抱き。 ライアナは、幸せそうに笑っていた。 「にぃ…にぃあ」 「本当に可愛いですv」 「にゅう」 「………でも………」 ぐちゃぢゅっ!! 次の瞬間。 ライアナの細い腕が。 猫の喉を握りつぶした。 鳴き声もあげずに息絶える子猫。 ぐったりとして、もう動かない猫。 その子猫に、ライアナは微笑みかけた。 「…『生命あるもの』が、魔族の力になるのは見過ごせなかったですからぁ…連れて来ちゃいましたけどぉ… すみませんっ!やっぱりぃ、躰に染み付いちゃってる魔族の臭いが気に障りますぅっ☆あははははっ♪ごめんなさいっ!」 そして、子猫をまっすぐ上空に放り投げる。 更に、掌を上に向け………… 「えいっ♪」 力を放つ。 ライアナの力が空間を渡り、子猫の傷口から体内に潜り込む。 ぱちんっ! ライアナが、両手を打ち合わせる。 ぼっ! 子猫の躰が、燃え上がった。 一瞬で灰になった子猫は、風に吹かれ、虚空へと消えた。 「アレルヤ」 狂った邪神は。 歌うように言った。 「…そう言えば…一つ聞いてイイ?」 「何だ?」 冥王軍コテージ。 赤毛神族(『フィアナ』と名乗った)の手当てをしつつ。 冥王が問いかけた。 冥王の介護で、フィアナも大分心を許し、今では本当に友達のような会話である。 ……………………………………獣王。 また胃痛で倒れるんだろうな。 ……………………でも、やめられないんだもん。 心の中で言い訳をする冥王。 ……………………他人でも、敵でも………………… ヴェルダンディーに似てる子に、攻撃なんてできないんだもの。 ……………………我ながら、甘過ぎだとは思うけどさッ。 「お前が私に何か聞くなど…珍しいな」 「ちょっと、前々から思ってた事があったんだ」 「何をだ?」 「……あれるや、ってなぁに?」 「……アレルヤ?」 訝しげな顔をするフィアナ。 「何故急にそんな事を?」 「…んー? …ヴェルダンディーが死んだ時… ヴェルダンディーの隣にね。 血文字で何か、書き殴ってたんだ」 と言い、空中に単語のスペルを描いてみせる。 「他に読み方があるのなら別だけど。多分『アレルヤ』」 「………アレルヤ………なぁ」 「よく考えれば…オルエンの時も。 あ、オルエンの場合は…小刀で、肌に直接文字刻んでた」 「………………」 「『アレルヤ』だよね?」 「……『神を誉め讃えよ』」 「ん?」 「だから。そういう意味なんだよ。『神を誉め讃えよ』」 「…………イヤミかい」 「…………多分」 「言って悪いとは全然思わないけど。 どんな育て方したらああなるのさ。あの子。」 「こっちが聞きたいわ。」 真剣にそう思うフィアナであった。 …………………………しかし…………… ………………………『アレルヤ』……………か…………… 冥王置いてきぼりで考え込む。 ………………………あの子は…………… ………………………今一体、何を考えているのだろうな……………… 言い訳あんど言い逃れ。 五大魔族裏話其の壱 きんこんかんこーん。 和歌山県の某私立中学校、お昼休み。 皆が、誰々と誰々が付き合っているらしいだの、どこそこのケーキがうまいだのと話し合っている。 そんな中。 ひたすら机に向かって何か書いている二人組がいた。 「琥珀」 「あぁ?」 「ごはん食べながら小説書くなよ」 「だって時間がもったいないもん(かりかりかり)玲奈も喋ってるヒマあったら絵ェ描け絵」 「………………見上げた職人根性だぁーねぇ………… あ、それはそうと。」 「ん?」 「お姉様の名前、何?」 「…………はぃ?」 「ライ」 「あぁ。アレ。」 「代名詞か。まぁいいけど。」 「結局いいんか。まぁいいけど。」 普段の会話が漫才調。 東琥珀あーんど七瀬玲奈。 「リナの姉がルナだろー?ライアナの姉が………」 「…んーと…そぉねぇ…(ぽん、と手を打ち)フィアナv」 「決定。ソレで行け。変えんなよ。」 「ええええええええっっっ!!!!??いいんかっ!?マジでっ!!(滝汗)」 結局、そのままでした。 …こんな、どうでもいいようなよくないようないきさつがあったりします。 幕。 |
8912 | ゼロちゃんがぁぁ!!!! | まい E-mail URL | 2002/8/29 11:48:37 |
記事番号8905へのコメント 東琥珀さんは No.8905「第二十四話:『アレルヤ』」で書きました。 > こんにちはv琥珀さんv今回からは琥珀さんと呼ばせていただきますvv >『愛している』 > >一度もそう言ってやった事がない。 > >伝える前に…その事を口に出す前に。 > >大切なあの子は逝ってしまった。 > >可愛くて可愛くてたまらなかった。 > >本当に愛しいと思っていた。 > >でも、それを口に出す日は来なかった。 > >どうしてだろう? > >意地? > >照れ? > >そんなものに捕らわれる必要など無かったのに… ヴェルダンディー様ぁぁぁぁぁ!!!!!>< 愛していましたぁぁ!!!!(マテ) > >もっと愛してあげれば良かった。 > >もっと大切にしてあげれば良かった。 > >でも、もう、遅かった……… > >いつも……… > >本当に大切なもの、て言うのは……… > >失ったあとで、気付くものなんだね? そうですね・・・ああ・・・ヴェルダンディー様・・・(泣) そしてそれに落ち込むフィブリンも何ともいえずぐーvv(マテ) > > > >「にゃあ」 >「よしよし、いい子ですねv」 >猫を腕に抱き。 >ライアナは、幸せそうに笑っていた。 このライアナが・・・全て悪い!!!!何笑ってんだよ!!! >「にぃ…にぃあ」 >「本当に可愛いですv」 >「にゅう」 >「………でも………」 >ぐちゃぢゅっ!! >次の瞬間。 >ライアナの細い腕が。 >猫の喉を握りつぶした。 >鳴き声もあげずに息絶える子猫。 >ぐったりとして、もう動かない猫。 >その子猫に、ライアナは微笑みかけた。 >「…『生命あるもの』が、魔族の力になるのは見過ごせなかったですからぁ…連れて来ちゃいましたけどぉ… > すみませんっ!やっぱりぃ、躰に染み付いちゃってる魔族の臭いが気に障りますぅっ☆あははははっ♪ごめんなさいっ!」 ってことは・・・この猫ちゃんは・・・ゼロちゃん???!!! ・・・まさか・・・そんな・・・ははは・・・(壊れてる) 琥珀さん・・・まさか「あと一回は見せ場がある」って言っていましたけど・・・ それってこのことですか?!嘘だと言ってくださいぃぃぃぃぃ!!!!! >そして、子猫をまっすぐ上空に放り投げる。 >更に、掌を上に向け………… >「えいっ♪」 >力を放つ。 >ライアナの力が空間を渡り、子猫の傷口から体内に潜り込む。 >ぱちんっ! >ライアナが、両手を打ち合わせる。 >ぼっ! >子猫の躰が、燃え上がった。 >一瞬で灰になった子猫は、風に吹かれ、虚空へと消えた。 >「アレルヤ」 >狂った邪神は。 >歌うように言った。 アレルヤ・・・あの「アレルヤ」ですか? 神サマに栄光あれ!!とか言う意味の・・・ やはり神様とか運命とか言う言葉は嫌いです! > >「…そう言えば…一つ聞いてイイ?」 >「何だ?」 >冥王軍コテージ。 >赤毛神族(『フィアナ』と名乗った)の手当てをしつつ。 >冥王が問いかけた。 >冥王の介護で、フィアナも大分心を許し、今では本当に友達のような会話である。 >……………………………………獣王。 >また胃痛で倒れるんだろうな。 また・・・ってことは、今までにも倒れた事が?! ・・・まいの予想では海王様のせいのような気が・・・ >……………………でも、やめられないんだもん。 >心の中で言い訳をする冥王。 >……………………他人でも、敵でも………………… >ヴェルダンディーに似てる子に、攻撃なんてできないんだもの。 >……………………我ながら、甘過ぎだとは思うけどさッ。 わかります!!ああ・・・フィブリゾ様・・・ なんともこの姿を予想すると可愛くて身悶えしそうです!!(怪) >「お前が私に何か聞くなど…珍しいな」 >「ちょっと、前々から思ってた事があったんだ」 >「何をだ?」 >「……あれるや、ってなぁに?」 >「……アレルヤ?」 >訝しげな顔をするフィアナ。 >「何故急にそんな事を?」 >「…んー? > …ヴェルダンディーが死んだ時… > ヴェルダンディーの隣にね。 > 血文字で何か、書き殴ってたんだ」 >と言い、空中に単語のスペルを描いてみせる。 フィブリゾ様・・・やはり「冥王の午後」で練習したかいがありましたね!!(違) >「他に読み方があるのなら別だけど。多分『アレルヤ』」 >「………アレルヤ………なぁ」 >「よく考えれば…オルエンの時も。 > あ、オルエンの場合は…小刀で、肌に直接文字刻んでた」 うは!!!本気で嫌な奴!!!ライアナって!! >「………………」 >「『アレルヤ』だよね?」 >「……『神を誉め讃えよ』」 >「ん?」 >「だから。そういう意味なんだよ。『神を誉め讃えよ』」 >「…………イヤミかい」 >「…………多分」 >「言って悪いとは全然思わないけど。 > どんな育て方したらああなるのさ。あの子。」 >「こっちが聞きたいわ。」 >真剣にそう思うフィアナであった。 ってことは・・・この人にも分からないんですね・・・あのライアナの性格が歪んだ訳・・・ でもこのフィアナって言う人(?)はまともなんですね。ちょっぴり安心。 >…………………………しかし…………… >………………………『アレルヤ』……………か…………… >冥王置いてきぼりで考え込む。 >………………………あの子は…………… >………………………今一体、何を考えているのだろうな……………… こっちが聞きたいです!!!ヴェル様を・・・オルエンを・・・ っくそ〜〜〜!!!!ライアナぁぁぁぁぁぁぁ!!!! っていうか、スィーフィードおかしいぞ!!何であんな奴を野放しにしてるんだ!! > >言い訳あんど言い逃れ。 > > > > >五大魔族裏話其の壱 其の壱っ??!!ってことは、其の弐も??!! > > > >きんこんかんこーん。 >和歌山県の某私立中学校、お昼休み。 琥珀さん、和歌山県在住なんですか。結構近いですねぇ・・・ ちなみに私は広島県在住・・・田舎やん!!! >皆が、誰々と誰々が付き合っているらしいだの、どこそこのケーキがうまいだのと話し合っている。 >そんな中。 >ひたすら机に向かって何か書いている二人組がいた。 >「琥珀」 >「あぁ?」 >「ごはん食べながら小説書くなよ」 >「だって時間がもったいないもん(かりかりかり)玲奈も喋ってるヒマあったら絵ェ描け絵」 あっ!琥珀さんもそういうことするんですか?私も実はしょっちゅうしてます(笑) それでもって自称サル・別名秀吉に後ろからタックルされて・・・・ 話がずれましたね(汗) >「………………見上げた職人根性だぁーねぇ………… > あ、それはそうと。」 >「ん?」 >「お姉様の名前、何?」 >「…………はぃ?」 >「ライ」 >「あぁ。アレ。」 >「代名詞か。まぁいいけど。」 >「結局いいんか。まぁいいけど。」 >普段の会話が漫才調。 >東琥珀あーんど七瀬玲奈。 なぜか・・・私と橘奏都を思い浮かべますね・・・ っていうか、私と秀吉?結構漫才やってますし。というより私たちのは軽い喧嘩?(マテ) >「リナの姉がルナだろー?ライアナの姉が………」 >「…んーと…そぉねぇ…(ぽん、と手を打ち)フィアナv」 >「決定。ソレで行け。変えんなよ。」 >「ええええええええっっっ!!!!??いいんかっ!?マジでっ!!(滝汗)」 > > > >結局、そのままでした。 > > > > >…こんな、どうでもいいようなよくないようないきさつがあったりします。 > > > > > 幕。 ・・・・いえない・・!!もっと安直に名前決めているなんて言えない!!(言ってるし) まさかあれを使ってそのまま・・・ってことは言えない!! ということで、琥珀さんたちよりも更に安直に名前を決めているまいでした!! それでは!! ゼロちゃん・・・(しつこい) |
8940 | 犠牲者急増中。(マジで) | 東琥珀 E-mail | 2002/8/31 14:26:20 |
記事番号8912へのコメント まいさんは No.8912「ゼロちゃんがぁぁ!!!!」で書きました。 > >東琥珀さんは No.8905「第二十四話:『アレルヤ』」で書きました。 >> > > こんにちはv琥珀さんv今回からは琥珀さんと呼ばせていただきますvv ありがとうなのですvやっぱり名前呼びして頂いた方がしっくり来るのですv > >>『愛している』 >> >>一度もそう言ってやった事がない。 >> >>伝える前に…その事を口に出す前に。 >> >>大切なあの子は逝ってしまった。 >> >>可愛くて可愛くてたまらなかった。 >> >>本当に愛しいと思っていた。 >> >>でも、それを口に出す日は来なかった。 >> >>どうしてだろう? >> >>意地? >> >>照れ? >> >>そんなものに捕らわれる必要など無かったのに… > > ヴェルダンディー様ぁぁぁぁぁ!!!!!>< > 愛していましたぁぁ!!!!(マテ) 私も愛していました(爆) > >> >>もっと愛してあげれば良かった。 >> >>もっと大切にしてあげれば良かった。 >> >>でも、もう、遅かった……… >> >>いつも……… >> >>本当に大切なもの、て言うのは……… >> >>失ったあとで、気付くものなんだね? > > そうですね・・・ああ・・・ヴェルダンディー様・・・(泣) > そしてそれに落ち込むフィブリンも何ともいえずぐーvv(マテ) > ぐーとなッ!? そうか。 まいさんはこーゆぅのが好みなのかッ!(何やら拳を握りしめ) >> >> >> >>「にゃあ」 >>「よしよし、いい子ですねv」 >>猫を腕に抱き。 >>ライアナは、幸せそうに笑っていた。 > > このライアナが・・・全て悪い!!!!何笑ってんだよ!!! こーゆー子ですから。(ヲイ) > >>「にぃ…にぃあ」 >>「本当に可愛いですv」 >>「にゅう」 >>「………でも………」 >>ぐちゃぢゅっ!! >>次の瞬間。 >>ライアナの細い腕が。 >>猫の喉を握りつぶした。 >>鳴き声もあげずに息絶える子猫。 >>ぐったりとして、もう動かない猫。 >>その子猫に、ライアナは微笑みかけた。 >>「…『生命あるもの』が、魔族の力になるのは見過ごせなかったですからぁ…連れて来ちゃいましたけどぉ… >> すみませんっ!やっぱりぃ、躰に染み付いちゃってる魔族の臭いが気に障りますぅっ☆あははははっ♪ごめんなさいっ!」 > > ってことは・・・この猫ちゃんは・・・ゼロちゃん???!!! > ・・・まさか・・・そんな・・・ははは・・・(壊れてる) > 琥珀さん・・・まさか「あと一回は見せ場がある」って言っていましたけど・・・ > それってこのことですか?!嘘だと言ってくださいぃぃぃぃぃ!!!!! いや今死んじゃいましたし……… 見せ場って、これくらいでしょーねー。 …ああ、なんて不憫な猫。 > >>そして、子猫をまっすぐ上空に放り投げる。 >>更に、掌を上に向け………… >>「えいっ♪」 >>力を放つ。 >>ライアナの力が空間を渡り、子猫の傷口から体内に潜り込む。 >>ぱちんっ! >>ライアナが、両手を打ち合わせる。 >>ぼっ! >>子猫の躰が、燃え上がった。 >>一瞬で灰になった子猫は、風に吹かれ、虚空へと消えた。 >>「アレルヤ」 >>狂った邪神は。 >>歌うように言った。 > > アレルヤ・・・あの「アレルヤ」ですか? > 神サマに栄光あれ!!とか言う意味の・・・ > やはり神様とか運命とか言う言葉は嫌いです! > 私も嫌いじゃあ。 >> >>「…そう言えば…一つ聞いてイイ?」 >>「何だ?」 >>冥王軍コテージ。 >>赤毛神族(『フィアナ』と名乗った)の手当てをしつつ。 >>冥王が問いかけた。 >>冥王の介護で、フィアナも大分心を許し、今では本当に友達のような会話である。 >>……………………………………獣王。 >>また胃痛で倒れるんだろうな。 > > また・・・ってことは、今までにも倒れた事が?! > ・・・まいの予想では海王様のせいのような気が・・・ > 鋭いぞまいさんっ! ほぼ大当たりッ!! >>……………………でも、やめられないんだもん。 >>心の中で言い訳をする冥王。 >>……………………他人でも、敵でも………………… >>ヴェルダンディーに似てる子に、攻撃なんてできないんだもの。 >>……………………我ながら、甘過ぎだとは思うけどさッ。 > > わかります!!ああ・・・フィブリゾ様・・・ > なんともこの姿を予想すると可愛くて身悶えしそうです!!(怪) ………ふ。 そこまで身もだえして頂いて光栄なんだかなんなんだか。 > >>「お前が私に何か聞くなど…珍しいな」 >>「ちょっと、前々から思ってた事があったんだ」 >>「何をだ?」 >>「……あれるや、ってなぁに?」 >>「……アレルヤ?」 >>訝しげな顔をするフィアナ。 >>「何故急にそんな事を?」 >>「…んー? >> …ヴェルダンディーが死んだ時… >> ヴェルダンディーの隣にね。 >> 血文字で何か、書き殴ってたんだ」 >>と言い、空中に単語のスペルを描いてみせる。 > > フィブリゾ様・・・やはり「冥王の午後」で練習したかいがありましたね!!(違) いや、時間的に違いますし(笑) あれ降魔戦争直後……… > >>「他に読み方があるのなら別だけど。多分『アレルヤ』」 >>「………アレルヤ………なぁ」 >>「よく考えれば…オルエンの時も。 >> あ、オルエンの場合は…小刀で、肌に直接文字刻んでた」 > > うは!!!本気で嫌な奴!!!ライアナって!! なんか昔の拷問方法にそんなのがあったな、なんて思ってみたり。 > >>「………………」 >>「『アレルヤ』だよね?」 >>「……『神を誉め讃えよ』」 >>「ん?」 >>「だから。そういう意味なんだよ。『神を誉め讃えよ』」 >>「…………イヤミかい」 >>「…………多分」 >>「言って悪いとは全然思わないけど。 >> どんな育て方したらああなるのさ。あの子。」 >>「こっちが聞きたいわ。」 >>真剣にそう思うフィアナであった。 > > ってことは・・・この人にも分からないんですね・・・あのライアナの性格が歪んだ訳・・・ > でもこのフィアナって言う人(?)はまともなんですね。ちょっぴり安心。 ………マトモと言えばマトモだが… うーみゅ。どーなのかねー…(汗) > >>…………………………しかし…………… >>………………………『アレルヤ』……………か…………… >>冥王置いてきぼりで考え込む。 >>………………………あの子は…………… >>………………………今一体、何を考えているのだろうな……………… > > こっちが聞きたいです!!!ヴェル様を・・・オルエンを・・・ > っくそ〜〜〜!!!!ライアナぁぁぁぁぁぁぁ!!!! > っていうか、スィーフィードおかしいぞ!!何であんな奴を野放しにしてるんだ!! > スィーフィード。 女神のツラした鬼です。 ええもう。 >> >>言い訳あんど言い逃れ。 >> >> >> >> >>五大魔族裏話其の壱 > > 其の壱っ??!!ってことは、其の弐も??!! > ええ。(単にあとがきのネタ尽きただけ) >> >> >> >>きんこんかんこーん。 >>和歌山県の某私立中学校、お昼休み。 > > 琥珀さん、和歌山県在住なんですか。結構近いですねぇ・・・ > ちなみに私は広島県在住・・・田舎やん!!! 広島県かー。 牡蠣とフグがおいしくて(何故食い物の話) > >>皆が、誰々と誰々が付き合っているらしいだの、どこそこのケーキがうまいだのと話し合っている。 >>そんな中。 >>ひたすら机に向かって何か書いている二人組がいた。 >>「琥珀」 >>「あぁ?」 >>「ごはん食べながら小説書くなよ」 >>「だって時間がもったいないもん(かりかりかり)玲奈も喋ってるヒマあったら絵ェ描け絵」 > > あっ!琥珀さんもそういうことするんですか?私も実はしょっちゅうしてます(笑) > それでもって自称サル・別名秀吉に後ろからタックルされて・・・・ > 話がずれましたね(汗) してます。 ………授業中に先生の目盗んでこっそりやるようになったら末期です。(やるんかアンタ) > >>「………………見上げた職人根性だぁーねぇ………… >> あ、それはそうと。」 >>「ん?」 >>「お姉様の名前、何?」 >>「…………はぃ?」 >>「ライ」 >>「あぁ。アレ。」 >>「代名詞か。まぁいいけど。」 >>「結局いいんか。まぁいいけど。」 >>普段の会話が漫才調。 >>東琥珀あーんど七瀬玲奈。 > > なぜか・・・私と橘奏都を思い浮かべますね・・・ > っていうか、私と秀吉?結構漫才やってますし。というより私たちのは軽い喧嘩?(マテ) ステキな友人を持ってしあわせです。はっはっは。(超棒読み) > >>「リナの姉がルナだろー?ライアナの姉が………」 >>「…んーと…そぉねぇ…(ぽん、と手を打ち)フィアナv」 >>「決定。ソレで行け。変えんなよ。」 >>「ええええええええっっっ!!!!??いいんかっ!?マジでっ!!(滝汗)」 >> >> >> >>結局、そのままでした。 >> >> >> >> >>…こんな、どうでもいいようなよくないようないきさつがあったりします。 > >> >> >> >> >> 幕。 > > ・・・・いえない・・!!もっと安直に名前決めているなんて言えない!!(言ってるし) > まさかあれを使ってそのまま・・・ってことは言えない!! > ということで、琥珀さんたちよりも更に安直に名前を決めているまいでした!! > それでは!! > > > 名前決め……… 苦労しますよねーっっっ!!!!(汗) > > > > > > > ゼロちゃん・・・(しつこい) うーみゅ。 ゼロ、どーしよーかなー。 あんまりにも救い無さ過ぎ……… > > > > > > |
8933 | ……ッゼロォォォォォォォォォッ。 | ユア・ファンティン | 2002/8/30 20:09:05 |
記事番号8905へのコメント 東琥珀さんは No.8905「第二十四話:『アレルヤ』」で書きました。 > >『愛している』 > >一度もそう言ってやった事がない。 > >伝える前に…その事を口に出す前に。 > >大切なあの子は逝ってしまった。 > >可愛くて可愛くてたまらなかった。 > >本当に愛しいと思っていた。 > >でも、それを口に出す日は来なかった。 > >どうしてだろう? > >意地? > >照れ? > >そんなものに捕らわれる必要など無かったのに… > >もっと愛してあげれば良かった。 > >もっと大切にしてあげれば良かった。 > >でも、もう、遅かった……… > >いつも……… > >本当に大切なもの、て言うのは……… > >失ったあとで、気付くものなんだね? そうですね。 誰の言葉か、「人も、人であらざるものも、 大切な者は、なくしてからきずくものだからねぇ。」 そんな言葉が、よぎりましたね。− > > > >「にゃあ」 >「よしよし、いい子ですねv」 >猫を腕に抱き。 >ライアナは、幸せそうに笑っていた。 ・・この子もこんなことできるんだね。 >「にぃ…にぃあ」 >「本当に可愛いですv」 >「にゅう」 >「………でも………」 >ぐちゃぢゅっ!! >次の瞬間。 >ライアナの細い腕が。 >猫の喉を握りつぶした。 >鳴き声もあげずに息絶える子猫。 >ぐったりとして、もう動かない猫。 >その子猫に、ライアナは微笑みかけた。 >「…『生命あるもの』が、魔族の力になるのは見過ごせなかったですからぁ…連れて来ちゃいましたけどぉ… > すみませんっ!やっぱりぃ、躰に染み付いちゃってる魔族の臭いが気に障りますぅっ☆あははははっ♪ごめんなさいっ!」 >そして、子猫をまっすぐ上空に放り投げる。 >更に、掌を上に向け………… >「えいっ♪」 >力を放つ。 >ライアナの力が空間を渡り、子猫の傷口から体内に潜り込む。 >ぱちんっ! >ライアナが、両手を打ち合わせる。 >ぼっ! >子猫の躰が、燃え上がった。 >一瞬で灰になった子猫は、風に吹かれ、虚空へと消えた。 >「アレルヤ」 >狂った邪神は。 >歌うように言った。 (滝汗を流しつつ)前言撤回。 > > > > > > > >「…そう言えば…一つ聞いてイイ?」 >「何だ?」 >冥王軍コテージ。 >赤毛神族(『フィアナ』と名乗った)の手当てをしつつ。 >冥王が問いかけた。 >冥王の介護で、フィアナも大分心を許し、今では本当に友達のような会話である。 >……………………………………獣王。 >また胃痛で倒れるんだろうな。 >……………………でも、やめられないんだもん。 >心の中で言い訳をする冥王。 >……………………他人でも、敵でも………………… >ヴェルダンディーに似てる子に、攻撃なんてできないんだもの。 亡くした者に、執着してててもいけないんだろうけどさ・・。 >……………………我ながら、甘過ぎだとは思うけどさッ。 >「お前が私に何か聞くなど…珍しいな」 >「ちょっと、前々から思ってた事があったんだ」 >「何をだ?」 >「……あれるや、ってなぁに?」 >「……アレルヤ?」 >訝しげな顔をするフィアナ。 >「何故急にそんな事を?」 >「…んー? > …ヴェルダンディーが死んだ時… > ヴェルダンディーの隣にね。 > 血文字で何か、書き殴ってたんだ」 >と言い、空中に単語のスペルを描いてみせる。 >「他に読み方があるのなら別だけど。多分『アレルヤ』」 >「………アレルヤ………なぁ」 >「よく考えれば…オルエンの時も。 > あ、オルエンの場合は…小刀で、肌に直接文字刻んでた」 >「………………」 >「『アレルヤ』だよね?」 >「……『神を誉め讃えよ』」 >「ん?」 >「だから。そういう意味なんだよ。『神を誉め讃えよ』」 >「…………イヤミかい」 >「…………多分」 >「言って悪いとは全然思わないけど。 > どんな育て方したらああなるのさ。あの子。」 >「こっちが聞きたいわ。」 >真剣にそう思うフィアナであった。 >…………………………しかし…………… >………………………『アレルヤ』……………か…………… >冥王置いてきぼりで考え込む。 >………………………あの子は…………… >………………………今一体、何を考えているのだろうな……………… 彼ものに、エレエレ・ナムイン。(神の救いあれ) > > > > > > > > > >言い訳あんど言い逃れ。 > > > > >五大魔族裏話其の壱 > > > >きんこんかんこーん。 >和歌山県の某私立中学校、お昼休み。 >皆が、誰々と誰々が付き合っているらしいだの、どこそこのケーキがうまいだのと話し合っている。 >そんな中。 >ひたすら机に向かって何か書いている二人組がいた。 >「琥珀」 >「あぁ?」 >「ごはん食べながら小説書くなよ」 >「だって時間がもったいないもん(かりかりかり)玲奈も喋ってるヒマあったら絵ェ描け絵」 >「………………見上げた職人根性だぁーねぇ………… > あ、それはそうと。」 >「ん?」 >「お姉様の名前、何?」 >「…………はぃ?」 >「ライ」 >「あぁ。アレ。」 >「代名詞か。まぁいいけど。」 >「結局いいんか。まぁいいけど。」 >普段の会話が漫才調。 >東琥珀あーんど七瀬玲奈。 >「リナの姉がルナだろー?ライアナの姉が………」 >「…んーと…そぉねぇ…(ぽん、と手を打ち)フィアナv」 >「決定。ソレで行け。変えんなよ。」 >「ええええええええっっっ!!!!??いいんかっ!?マジでっ!!(滝汗)」 > > > >結局、そのままでした。 > > > > >…こんな、どうでもいいようなよくないようないきさつがあったりします。 > > > > > 幕。 設定ありがとうございます。 サリアナの方も、使わせていただきます。 |
8941 | 死んじゃいましたよぉぉぉぉぉ。 | 東琥珀 E-mail | 2002/8/31 14:31:47 |
記事番号8933へのコメント ユア・ファンティンさんは No.8933「……ッゼロォォォォォォォォォッ。」で書きました。 > >東琥珀さんは No.8905「第二十四話:『アレルヤ』」で書きました。 >> >>『愛している』 >> >>一度もそう言ってやった事がない。 >> >>伝える前に…その事を口に出す前に。 >> >>大切なあの子は逝ってしまった。 >> >>可愛くて可愛くてたまらなかった。 >> >>本当に愛しいと思っていた。 >> >>でも、それを口に出す日は来なかった。 >> >>どうしてだろう? >> >>意地? >> >>照れ? >> >>そんなものに捕らわれる必要など無かったのに… >> >>もっと愛してあげれば良かった。 >> >>もっと大切にしてあげれば良かった。 >> >>でも、もう、遅かった……… >> >>いつも……… >> >>本当に大切なもの、て言うのは……… >> >>失ったあとで、気付くものなんだね? >そうですね。 >誰の言葉か、「人も、人であらざるものも、 > 大切な者は、なくしてからきずくものだからねぇ。」 >そんな言葉が、よぎりましたね。− ………ふ。 昔何処かにあった歌を思い出したぜ、あたしゃ。 >> >> >> >>「にゃあ」 >>「よしよし、いい子ですねv」 >>猫を腕に抱き。 >>ライアナは、幸せそうに笑っていた。 >・・この子もこんなことできるんだね。 顔は可愛いですから。顔は。 >>「にぃ…にぃあ」 >>「本当に可愛いですv」 >>「にゅう」 >>「………でも………」 >>ぐちゃぢゅっ!! >>次の瞬間。 >>ライアナの細い腕が。 >>猫の喉を握りつぶした。 >>鳴き声もあげずに息絶える子猫。 >>ぐったりとして、もう動かない猫。 >>その子猫に、ライアナは微笑みかけた。 >>「…『生命あるもの』が、魔族の力になるのは見過ごせなかったですからぁ…連れて来ちゃいましたけどぉ… >> すみませんっ!やっぱりぃ、躰に染み付いちゃってる魔族の臭いが気に障りますぅっ☆あははははっ♪ごめんなさいっ!」 >>そして、子猫をまっすぐ上空に放り投げる。 >>更に、掌を上に向け………… >>「えいっ♪」 >>力を放つ。 >>ライアナの力が空間を渡り、子猫の傷口から体内に潜り込む。 >>ぱちんっ! >>ライアナが、両手を打ち合わせる。 >>ぼっ! >>子猫の躰が、燃え上がった。 >>一瞬で灰になった子猫は、風に吹かれ、虚空へと消えた。 >>「アレルヤ」 >>狂った邪神は。 >>歌うように言った。 >(滝汗を流しつつ)前言撤回。 それ正解。 >> >> >> >> >> >> >> >>「…そう言えば…一つ聞いてイイ?」 >>「何だ?」 >>冥王軍コテージ。 >>赤毛神族(『フィアナ』と名乗った)の手当てをしつつ。 >>冥王が問いかけた。 >>冥王の介護で、フィアナも大分心を許し、今では本当に友達のような会話である。 >>……………………………………獣王。 >>また胃痛で倒れるんだろうな。 >>……………………でも、やめられないんだもん。 >>心の中で言い訳をする冥王。 >>……………………他人でも、敵でも………………… >>ヴェルダンディーに似てる子に、攻撃なんてできないんだもの。 >亡くした者に、執着してててもいけないんだろうけどさ・・。 でも執着しちゃうんだなこれが。 >>……………………我ながら、甘過ぎだとは思うけどさッ。 >>「お前が私に何か聞くなど…珍しいな」 >>「ちょっと、前々から思ってた事があったんだ」 >>「何をだ?」 >>「……あれるや、ってなぁに?」 >>「……アレルヤ?」 >>訝しげな顔をするフィアナ。 >>「何故急にそんな事を?」 >>「…んー? >> …ヴェルダンディーが死んだ時… >> ヴェルダンディーの隣にね。 >> 血文字で何か、書き殴ってたんだ」 >>と言い、空中に単語のスペルを描いてみせる。 >>「他に読み方があるのなら別だけど。多分『アレルヤ』」 >>「………アレルヤ………なぁ」 >>「よく考えれば…オルエンの時も。 >> あ、オルエンの場合は…小刀で、肌に直接文字刻んでた」 >>「………………」 >>「『アレルヤ』だよね?」 >>「……『神を誉め讃えよ』」 >>「ん?」 >>「だから。そういう意味なんだよ。『神を誉め讃えよ』」 >>「…………イヤミかい」 >>「…………多分」 >>「言って悪いとは全然思わないけど。 >> どんな育て方したらああなるのさ。あの子。」 >>「こっちが聞きたいわ。」 >>真剣にそう思うフィアナであった。 >>…………………………しかし…………… >>………………………『アレルヤ』……………か…………… >>冥王置いてきぼりで考え込む。 >>………………………あの子は…………… >>………………………今一体、何を考えているのだろうな……………… >彼ものに、エレエレ・ナムイン。(神の救いあれ) ……………… あるかな。救い。 >> >> >> >> >> >> >> >> >> >>言い訳あんど言い逃れ。 >> >> >> >> >>五大魔族裏話其の壱 >> >> >> >>きんこんかんこーん。 >>和歌山県の某私立中学校、お昼休み。 >>皆が、誰々と誰々が付き合っているらしいだの、どこそこのケーキがうまいだのと話し合っている。 >>そんな中。 >>ひたすら机に向かって何か書いている二人組がいた。 >>「琥珀」 >>「あぁ?」 >>「ごはん食べながら小説書くなよ」 >>「だって時間がもったいないもん(かりかりかり)玲奈も喋ってるヒマあったら絵ェ描け絵」 >>「………………見上げた職人根性だぁーねぇ………… >> あ、それはそうと。」 >>「ん?」 >>「お姉様の名前、何?」 >>「…………はぃ?」 >>「ライ」 >>「あぁ。アレ。」 >>「代名詞か。まぁいいけど。」 >>「結局いいんか。まぁいいけど。」 >>普段の会話が漫才調。 >>東琥珀あーんど七瀬玲奈。 >>「リナの姉がルナだろー?ライアナの姉が………」 >>「…んーと…そぉねぇ…(ぽん、と手を打ち)フィアナv」 >>「決定。ソレで行け。変えんなよ。」 >>「ええええええええっっっ!!!!??いいんかっ!?マジでっ!!(滝汗)」 >> >> >> >>結局、そのままでした。 >> >> >> >> >>…こんな、どうでもいいようなよくないようないきさつがあったりします。 >> >> >> >> >> 幕。 > > > >設定ありがとうございます。 >サリアナの方も、使わせていただきます。 > サリアナー。 あの子は使いにくいよー。 頑張ってねー。(何故か馴れ馴れしい) |
8944 | 第二十五話:水色の髪 | 東琥珀 E-mail | 2002/8/31 23:08:32 |
記事番号8874へのコメント 「………………………」 むすっ。 スクルドは、機嫌が悪かった。 そう。 世の中の色々な物事に対して。 冥王が、どこからか拾ってきた神族女に構いっきりの事。 そして……… 冥王が、まだ存在している自分たちそっちのけで、ヴェルダンディーに執心している事。 ………なんで、死人相手にこんなに勝ち目が無いのよ…………… 口から出るのは繰り言ばかり。 ………そして………何より腹が立つのは……… ちらり。 背後を見るスクルド。 其処にいるのは………赤毛神族、フィアナ。 なんというか……… 冥王が少し外出する間の、フィアナの世話を頼まれたのだ。彼女。 運の悪いこった。 スクルドの気も知らずフィアナは呑気に寝転がって、鼻歌なんぞ歌ってたり。 ………こっちの気も知らないで……… 無意識のうちに募る怒りとストレス。 お肌に悪いので気を付けましょう。(違) 「………………」 フィアナは、しばらく困ったようにスクルドの背中を見詰めていたが……… 「娘」 不意に声を掛ける。 「何よ」 思いっきり不機嫌な声で返事を返す。 「できれば…殺意を醸し出すのはやめてくれぬか」 「あ」 いくら隠そうとしても、殺意と敵意は要所要所からにじみでる。 魔族とて例外ではない。 「………………」 フィアナは、しばらく黙って……… ふと、声を出して笑った。 「………何よ?」 相変わらず不機嫌な声で言うスクルド。 「お前…私の妹に似ている」 「………………」 かなり機嫌悪そうに、顔をしかめる。 そりゃそうだ。 いくらなんでも姉妹を殺したヤツに似ていると言われ喜ぶヤツはいるまい。 いるとしたら…………………… 琥珀の姉くらいだろう。(問題発言) その雰囲気を感じ取ったのか、ぶんぶか首を横に振るフィアナ。 「違う違う…ライアナじゃ無い…もう一人妹がいるんだッ!」 「…あ、そ」 ………どちらにしろ神族に似ているってワケね……… 「お前のような、水色の髪をしていた…」 なんとなく、懐かしそうに言う。 「……………………………」 少し興味がわいたらしい。 「今…どうしてるの?その子」 ふと、問いかける。 「え?」 「どうしてるの?その妹。その子も死神なんでしょ」 「…………ああ…………死神だったよ」 「………なんで過去形」 「…………もう、死んだから」 「………え?」 「だから…死んだんだよ…その妹は」 …………何処か、ひらめくもののあるスクルド。 「もしかして…魔族に殺されるかなんかした?その妹?」 だとすれば……… だとすれば、あの異常なまでの魔族への殺害願望も納得行く。 まぁ、『許す』事はできないが。 「違う」 しかし、フィアナはゆっくりと首を横に振った。 「妹は…サリアナは…ライアナが殺した」 言い訳あんど言い逃れ。 時間無いのでノーコメントっ!(汗) |
8948 | はぁぁぁぁ−っ。 | ユア・ファンティン | 2002/9/1 13:17:10 |
記事番号8944へのコメント 東琥珀さんは No.8944「第二十五話:水色の髪」で書きました。 > >「………………………」 >むすっ。 >スクルドは、機嫌が悪かった。 うみゅ、当然。 >そう。 >世の中の色々な物事に対して。 >冥王が、どこからか拾ってきた神族女に構いっきりの事。 >そして……… >冥王が、まだ存在している自分たちそっちのけで、ヴェルダンディーに執心している事。 >………なんで、死人相手にこんなに勝ち目が無いのよ…………… >口から出るのは繰り言ばかり。 >………そして………何より腹が立つのは……… >ちらり。 >背後を見るスクルド。 >其処にいるのは………赤毛神族、フィアナ。 >なんというか……… >冥王が少し外出する間の、フィアナの世話を頼まれたのだ。彼女。 >運の悪いこった。 >スクルドの気も知らずフィアナは呑気に寝転がって、鼻歌なんぞ歌ってたり。 火に油、傷に塩だね。 >………こっちの気も知らないで……… >無意識のうちに募る怒りとストレス。 >お肌に悪いので気を付けましょう。(違) >「………………」 >フィアナは、しばらく困ったようにスクルドの背中を見詰めていたが……… >「娘」 >不意に声を掛ける。 >「何よ」 >思いっきり不機嫌な声で返事を返す。 >「できれば…殺意を醸し出すのはやめてくれぬか」 >「あ」 >いくら隠そうとしても、殺意と敵意は要所要所からにじみでる。 >魔族とて例外ではない。 >「………………」 >フィアナは、しばらく黙って……… >ふと、声を出して笑った。 >「………何よ?」 >相変わらず不機嫌な声で言うスクルド。 >「お前…私の妹に似ている」 >「………………」 >かなり機嫌悪そうに、顔をしかめる。 >そりゃそうだ。 >いくらなんでも姉妹を殺したヤツに似ていると言われ喜ぶヤツはいるまい。 >いるとしたら…………………… >琥珀の姉くらいだろう。(問題発言) >その雰囲気を感じ取ったのか、ぶんぶか首を横に振るフィアナ。 >「違う違う…ライアナじゃ無い…もう一人妹がいるんだッ!」 サリちゃんエ。 >「…あ、そ」 >………どちらにしろ神族に似ているってワケね……… >「お前のような、水色の髪をしていた…」 >なんとなく、懐かしそうに言う。 >「……………………………」 >少し興味がわいたらしい。 >「今…どうしてるの?その子」 >ふと、問いかける。 >「え?」 >「どうしてるの?その妹。その子も死神なんでしょ」 >「…………ああ…………死神だったよ」 >「………なんで過去形」 >「…………もう、死んだから」 >「………え?」 >「だから…死んだんだよ…その妹は」 >…………何処か、ひらめくもののあるスクルド。 >「もしかして…魔族に殺されるかなんかした?その妹?」 >だとすれば……… >だとすれば、あの異常なまでの魔族への殺害願望も納得行く。 >まぁ、『許す』事はできないが。 >「違う」 >しかし、フィアナはゆっくりと首を横に振った。 >「妹は…サリアナは…ライアナが殺した」 うわっ。かぶった。(理由は、下で、) > > > > > > >言い訳あんど言い逃れ。 > >時間無いのでノーコメントっ!(汗) サリアナの死因は、 ライが、殺したんだけど、 魔剣で、苦しむ妹を・・・ んで、自責で、狂いました。 ってな感じになっています。 |
8949 | うにょおおぉぉぉぉーっ。(対抗) | 東琥珀 E-mail | 2002/9/1 13:52:25 |
記事番号8948へのコメント ユア・ファンティンさんは No.8948「はぁぁぁぁ−っ。」で書きました。 > >東琥珀さんは No.8944「第二十五話:水色の髪」で書きました。 >> >>「………………………」 >>むすっ。 >>スクルドは、機嫌が悪かった。 >うみゅ、当然。 そりゃもう、必然。(か?) >>そう。 >>世の中の色々な物事に対して。 >>冥王が、どこからか拾ってきた神族女に構いっきりの事。 >>そして……… >>冥王が、まだ存在している自分たちそっちのけで、ヴェルダンディーに執心している事。 >>………なんで、死人相手にこんなに勝ち目が無いのよ…………… >>口から出るのは繰り言ばかり。 >>………そして………何より腹が立つのは……… >>ちらり。 >>背後を見るスクルド。 >>其処にいるのは………赤毛神族、フィアナ。 >>なんというか……… >>冥王が少し外出する間の、フィアナの世話を頼まれたのだ。彼女。 >>運の悪いこった。 >>スクルドの気も知らずフィアナは呑気に寝転がって、鼻歌なんぞ歌ってたり。 >火に油、傷に塩だね。 適切な表現さんくす。 >>………こっちの気も知らないで……… >>無意識のうちに募る怒りとストレス。 >>お肌に悪いので気を付けましょう。(違) >>「………………」 >>フィアナは、しばらく困ったようにスクルドの背中を見詰めていたが……… >>「娘」 >>不意に声を掛ける。 >>「何よ」 >>思いっきり不機嫌な声で返事を返す。 >>「できれば…殺意を醸し出すのはやめてくれぬか」 >>「あ」 >>いくら隠そうとしても、殺意と敵意は要所要所からにじみでる。 >>魔族とて例外ではない。 >>「………………」 >>フィアナは、しばらく黙って……… >>ふと、声を出して笑った。 >>「………何よ?」 >>相変わらず不機嫌な声で言うスクルド。 >>「お前…私の妹に似ている」 >>「………………」 >>かなり機嫌悪そうに、顔をしかめる。 >>そりゃそうだ。 >>いくらなんでも姉妹を殺したヤツに似ていると言われ喜ぶヤツはいるまい。 >>いるとしたら…………………… >>琥珀の姉くらいだろう。(問題発言) >>その雰囲気を感じ取ったのか、ぶんぶか首を横に振るフィアナ。 >>「違う違う…ライアナじゃ無い…もう一人妹がいるんだッ!」 >サリちゃんエ。 サリアナちゃんでふ。 >>「…あ、そ」 >>………どちらにしろ神族に似ているってワケね……… >>「お前のような、水色の髪をしていた…」 >>なんとなく、懐かしそうに言う。 >>「……………………………」 >>少し興味がわいたらしい。 >>「今…どうしてるの?その子」 >>ふと、問いかける。 >>「え?」 >>「どうしてるの?その妹。その子も死神なんでしょ」 >>「…………ああ…………死神だったよ」 >>「………なんで過去形」 >>「…………もう、死んだから」 >>「………え?」 >>「だから…死んだんだよ…その妹は」 >>…………何処か、ひらめくもののあるスクルド。 >>「もしかして…魔族に殺されるかなんかした?その妹?」 >>だとすれば……… >>だとすれば、あの異常なまでの魔族への殺害願望も納得行く。 >>まぁ、『許す』事はできないが。 >>「違う」 >>しかし、フィアナはゆっくりと首を横に振った。 >>「妹は…サリアナは…ライアナが殺した」 >うわっ。かぶった。(理由は、下で、) いや… かぶっていいような気も… >> >> >> >> >> >> >>言い訳あんど言い逃れ。 >> >>時間無いのでノーコメントっ!(汗) > > > >サリアナの死因は、 >ライが、殺したんだけど、 >魔剣で、苦しむ妹を・・・ >んで、自責で、狂いました。 >ってな感じになっています。 > みゅ。 死因は違うからおっけ。(何が) |
9005 | 第二十六話:形見 | 東琥珀 E-mail | 2002/9/4 17:52:59 |
記事番号8874へのコメント ざざ……ん………… ざざ……ん………… みゃあ。 みゃあ。 寄せては返す波。 鳴きながら空を舞う海鳥。 世界屈指の貿易港を持つ街、リュカフローテ。 冥王は、たった一人でこの街を訪れていた。 一人で行動する事が危険なのはわかっていたが、みんなを引き連れてぞろぞろ行くような事でもなかったから。 危険を押して、出かけたのだ。 「……久しぶりだなぁ……と言っても、まだ三週間程度しか経って無いんだ………」 ふぅ、とタメ息を付く冥王。 「……もぉ、何年も経っちゃってる気がする……」 亡き娘と二人、訪れたこの街。 此処で一ヶ月過ごした。 喧嘩して、仲直りして……… 「………ヴェルは、この街が好きだって言ってたなぁ………」 ヴェルダンディー、ヴェルダンディー、ヴェルダンディー。 考えても考えても、出てくるのは彼女への想い。 儚く散った愛し子への想い。 死者は蘇らない、と解っている。 いくら昔を懐古しようと、ヴェルダンディーは帰ってこない。 自分が悲しめば悲しむ程、その想いは死んだ者を縛り付ける。 冥王は、その事を良く知っていた。 知っているからこそ、哀しかった。 どうしようもないと言う、自分の無力さが露呈されている様な気がした。 ……しばらくして…… 冥王は、首をふるっ、と左右に振り、吹っ切れたように歩き出した。 「……何をやろうとしてるのでしょぉねぇ…あの方はv」 遙か上空。 楽しそうに言うライアナ。 根っからの楽天主義者其の壱とも言う。(言わねェよ) 「♪」 上空からこっそり追尾。 冥王がある家に入ったのを確認。 「…あれは…リュカフローテ、町長公邸?」 しばらくして。 冥王が、出てきた。 どう見ても、ボロきれにしか見えない布を、大事そうに、ポケットに入れて。 「………!」 その時。 直感的に。 ライアナは、感じた。 あの布きれを、渡してはいけない。 魔族の手に、渡してはいけない。 理由はわからない。 ただ、なんとなくそんな気がした。 ライアナの行動はいつもこうである。 『なんとなく』。 しっかりとした計算よりも、直感を頼りにする。 そんな、行動パターンであった。 そして、それはこの時も変わらない。 ………飛んでいては間に合わない。 ………空間移動。 う゛んっ。 耳慣れた、耳障りな音。(変な表現………) 慌てて振り向く冥王。 その肩が、びくっ、と震えるのをライアナは見た。 「………命を賭けなきゃ成らない程、大切なものですか、それは」 明るい口調を装い、彼女は言った。 こっくり。 真面目な顔で、頷く冥王。 「………………」 くるりと後ろを向き、ダッシュで逃げる。 普段の冥王からは『逃げる』など予測も付かない行動。 闘い、『大切なもの』に傷を付けるよりは…との選択か。 後を追うライアナ。 ひゅっ。 見えない力を放つ。 ざぢゅっ! 冥王の前の地面が大きく裂けた。 「どわわわわわわわわッ!?」 いきなり出現した巨大クレバス。 直前で急ブレーキを掛ける。 そして、まだ逃げる。 「往生際悪いです」 『全く困った子ね』とでも言いたげに肩をすくめる。 アンタの方がよっぽど困った子である。 びしっ!びしっ!! 平和な港町の彼方此方に出現するクレバス。 「正気かヲイっ!?」 逃げながら、誰にともなく問いかける冥王。 「いやああああああああああああっっ!!!!」 「ちょっとっっ!!!!何コレぇぇぇぇぇぇっっっ!!!!」 「知るかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!!」 「お母さぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっっっ!!!!!」 「ぎゃああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!???」 何人もの人間が、地割れに飲み込まれて消えて行く。 「ひぃっ………」 その様子に思わず息を呑む冥王。 「赤の竜神っっ!!!恨むぞーっ!!!!」 至極もっともな事を言いながらまだ走る。 にこにこ笑いながら楽しそうに後を追うライアナ。 「うーん♪快感♪」 「そぉいぅ悪趣味な芸は他でやれぇぇぇぇぇっっっ!!!!!」 「しつれぇな。芸じゃなくてパフォーマンスですぅ」 「同じだろぉぉがぁぁぁぁぁ!!!!!」 この状況で言い返せる貴方は凄い。冥王。 「鬼ごっこ…v昔サリアナとよくやりましたvv」 「ごっこじゃ無いだろぉっ!!つーかアンタ女神のツラした鬼だッ!!」 「死神ですよぅ」 冥王も混乱しているらしい。 どんどん言っている事がワケわからなくなって行く。 ………リュカフローテ、崩壊。 そう言う単語が冥王の頭をよぎる。 想い出の街が、消える。 ヴェルダンディーの好きだった街が、消える。 ……………………………ミンナミンナ、消エル……………………………… 「………………」 ………ヴェルダンディー、ごめん。 無意識のうちに。 冥王は、冥王将軍ヴェルダンディーに、謝っていた。 ………僕は、上司としても、父親としても、さいってーだよ。 ………守れなかった。 ………キミを守る事ができなかった。 ………『猫と一緒の空間に入るのが嫌』 ………そういう理由で。 ………キミが一人きりになるのを、見過ごしたんだ。 ………助ける事が出来たのに、助けなかったんだ。 ………ヴェルダンディー。 ………キミは、僕を恨んでいるかい? 本当に一瞬の間なのに。 沢山の事を想う冥王。 ………部下の一人も守れない上司なんて。 ………娘の一人も守れない父親なんて。 ………最低、でしょう? ………ヴェル、キミは。 ………僕が殺したも、同然なんだ。 ……………………………………………………………ところで。 ライアナは、この日、『戦う気がなかった』。 そして、今も『戦っている』つもりは無い。 『遊んで』いるのだ。 地割れを生み、寄ってきた人間を刃の錆にする。 手に直接伝わる、肉が弾け、骨が砕ける感触。 ライアナは、愉悦の笑みを浮かべた。 『天使の微笑み』を。 しかし。 この街は、地獄と化していた。 響く絶叫。 怒り、嘆き、混乱。 飛び散る血飛沫、流れる涙。 この全てを。 彼女は、楽しんでいる。 心の底から、楽しんでいる。 『破壊』と言う行為を。 もう既に、彼女は『死神』では無かった。 こういう神の事を。 ヒトは、『邪神』と呼ぶ。 「………ッ」 そんな状況で。 冥王は、まだ走っていた。 走り続けていた。 人の波にもまれ、瓦礫の雨を浴び、全身を血と痣だらけにして。 疲労は確実に溜まり、痛みはどんどん増していく。 それでも、手にした布きれは、離そうとしなかった。 「…………冥王サン」 ふと、話しかける。 「…………………」 返事は返さない冥王。 と言うか、返せるワケもない。 「そんなに、それが大事ですか?」 「…………………」 「命賭ける程、大事ですか?」 「…………………」 「………あのぉ………すみませんけど…………」 申し訳なさそうに、言うライアナ。 「ここで貴方に死なれたら… 私の計画、ツブれるんですよぅ」 「知るか」 短く、しかしはっきりと。 返事を返す冥王。 「ツブれちゃったら困るんですよぅ……… 貴方には、ここで死んで欲しくないですぅ」 「………………」 「でも、その布きれ……… なんとなく、私が奪っちゃった方が面白く成るような気がするんですよねぇ」 きゃはっ、と笑う彼女。 そこには、悪意も敵意も無い。 ………だからこそ、タチが悪い。 「教えてくださいよぅ。 それ、なんなんですか?」 「…………………」 冥王に、答えるつもりなどあるハズもない。 「……………冥王サン」 たまりかねた様に言う彼女。 「わかってますか? 私、死なれたら困りますけど……… ケガなら、いくらされたって構わないんですよ」 づびしゅっっ!! 「ぎゅあうっっ!!!」 両の足を斬り裂かれ。 地面に転がる冥王。 かなり、傷は深いようだ。 ポケットから、布きれが転がり落ちる。 這って近づこうとするが……… ライアナの方が、早かった。 優雅な動作で、布きれを拾い上げる。 「きったないですねぇ…なんでこんなものが大事なんですかぁ?」 「………………っ」 憎悪の眼差しで彼女をにらみつける冥王。 「あれ?」 布をほどく彼女。 「これは………」 中から出てきたのは。 一対の、ピアス。 黒曜石で出来た上物。 「………あはん?」 にやり。 笑みを浮かべるライアナ。 「ヴェルダンディーさんの、忘れ物………… 唯一の、形見ってヤツですか?」 「……………………」 「これで………残留思念でも読むつもりでしたか」 「……………………」 「立ち直る為のキッカケにするつもりだったんですね?」 「……………………」 「………それも、私の計画には大分邪魔ですね」 ぽいっ。 ピアスを放り投げる彼女。 地面に転がるピアス。 …………ばりん。 ライアナは、ソレを力一杯踏みつけた。 割れるピアス。 「これでもう残留思念も読めないですね」 満足そうに微笑む。 「貴方が立ち直る事も、できません」 楽しそうに言い、 「では、今回はこの辺で……… また、会える日を楽しみにしていますねvv」 う゛んっ。 そして、死神は空間に消えた。 「………………」 冥王は。 その場に膝を落とし…… 「………………………………」 ぎりりっ。 唇を噛み締める。 唇が切れ、口の中に血の味が拡がる。 「………………………………」 冥王は。 戦場でもこんな想いを抱いた事は無かった。 ……………………………………………………………………… ……………………………………………………………ライアナ…………… 絶対に、殺してやる。 ……………………………殺シテヤル………………………………… 言い訳あんど言い逃れ。 ………ふぅ。 最近、作者がものすごく情緒不安定、精神不安定です。 『落ち着くまで休載しては』と言う声も頂きました。 ……………………………………………………………けど。 作者がどうなろうと、多分読んで下さっている皆様は、 待たされるって事には変わりないでしょうし(汗) これ以上待たせるのかって言われるのもヤだし。 いっそのこと……… 本気で精神が粉々になるまで頑張ってみようと思います。 ふぁいとっ!! 幕。 |
9055 | 第二十七話:お姉ちゃんグレる(あとがきに今更ながら『すぺしゃるさんくす』) | 学校がとても忙しい東琥珀 E-mail | 2002/9/8 16:21:18 |
記事番号8874へのコメント 「よいこらせ…」 ざっぱん。 小川から水を汲むゼラス。獣王ゼラス=メタリオム。 「ほれさ」 ぽいっ。 「ぅおわッ!?」 いきなり水の入った桶を横にいたゼロスに投げてよこす。 危うい所でキャッチするゼロス。 「いきなり投げないでくださいよッ!」 「そうか。こぼれたら悪いしな」 「…水じゃなくて僕の心配してくださいよ」 「だいじょーぶだ、お前なら桶どころか金ダライが落ちてきても平気だ」 「僕は漫才師ですかッ!?」 「違うのか?」 「…もぉいいです」 涙するゼロス。 「それをウチのコテージに持っていっておいてくれ」 ざぱぁ。 そう言いながら、更に桶に水を汲むゼラス。 「私は海王と冥王の所に水を届けてくる」 よいこらしょ、と桶を両手持ちする彼女。 「あそこの連中、両方とも完全に生ける屍だ…… 面倒見てやらんとな」 「お疲れサマです」 「だからお前は今日も夕食当番な」 「結局それが言いたかったんですか」 「食えるヤツ作れよ。この前のマンドラゴラの香草焼きとかはもうヤだからな」 「えー?僕あれが一番上手に作れ……」 「作ったらどついて弱体化させるんでよろしく」 「努力します」 「素直でよろしい」 最近、獣王軍の主従関係結構ヤバひ。 くるり、と背を向けて素直に帰っていくゼロス。 「ほっ」 獣王は、二、三歩歩きかけ……… ふらっ、とよろける。 「ぬ…意外と重いッ」 よろよろよろ。 ふらふらと歩いていく。 ………こんなシチュエーションには決まってろくでもない事が……… 「……………」 ふらふらふら………… どんっ! ばっしゃっ! 「きゃっ!」 「ぅわっぷっ!」 ほら。 やっぱり。 「いたたたた………」 誰かにぶつかった。 腰を押さえながら立ち上がり、前を見て……… 硬直。 桶を頭に被って、尻餅を付いている覇王。 「………………新しい帽子……良く似合ってるぞ覇王vv」 「………………貴様、他に何か言う事は無いのか」 結局、獣王は覇王を巻き込み、荷物持ちにスカウトした。 「重いぞ…これ」 「文句言わずに運べッ♪お前のいつも持っている大剣に比べれば軽い物だv」 「いや…そりゃそうだが」 ぶつぶつ言いながらもしっかり獣王の手伝いしてる覇王がぷりてぃ。 「これは何処へ?」 「ダルフィンとこ」 「…………………」 顔をしかめる覇王。 「どした?」 それを見逃さない獣王。 「………行かない方が………良いと思うぞ」 「何故だ?」 「…………………」 口を閉ざす。 「?」 獣王はしばらく考えていたが……… がしっ。 覇王を引っ張りながら歩き出す。 「来い」 「嫌だと言ってるだろぉぉがっ!!!」 ずりずりずりずる。 無視してそのまま引っ張る。 「いぃやぁだぁぁぁぁぁぁぁ」 「いいから来ぉぉぉぉぉぉい」 そのまま三分くらいずるずるしていたら……… 海王軍こてぇじ。 「…………………」 諦めたのか覇王が大人しくなっていたりするのがミソ。 こんこんこん。 ドアをノックする。 ……………しーん。 「………海王ー?」 ……………………………………………………………… 「………だるふぃーん?だるふー?」 ……………………………………………………………… ドアノブに手を掛ける。 がちゃり。 「………なんだ、開いているではないか」 ドアを開け、中の光景を目にして…………… ばたん。 ドアを閉める獣王。 「覇王」 隣の覇王に呼びかける。 「なんだアレは」 「だから行かない方が良いと言ったのだ」 「……………………」 ごくっ。 もう一度。 おそるおそるドアを開け……… 中に入る獣王。 嫌がる覇王もついでに引きずり込む。 むわん。 二人を襲う異様な湿気と重い空気。 「………重い………なんかよくわからんが空気が重い………ってをい!どうした覇王!」 ぐったりとなっている覇王。 「どうした!?」 「………重すぎて読み込めませーん」 覇王がたどたどしい口調で返事を返す。 「は?」 アンタはパソコンか。 「……………………」 部屋の中央に視線を移す。 部屋の中央にいる……… 二匹の干物。 ………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………………………干物? 「……………ぅヲーイ」 干物に呼びかける獣王。 「………………………」 当然だが返事無し。 「………………………」 さっ。 意を決したように。 枯れた小枝(はっぱが一枚付いてます)を取り出す彼女。 ちょいちょい。 それで干物の一匹をつつく。 びくん。 干物が震える。 「……ずぇ〜るぁ〜すぅ〜………」 「ひぃっ!」 驚異的なスピードで身を起こし、獣王の肩をがしっと掴む干物其の壱……… もとい、海王ダルフィン。 凄い勢いで迫られ、どとーの涙で顔を染める獣王。 因みに覇王は干物其の弐…海王神官リノアンに迫られていたり。 この時。 獣王は。 自らが魔物の巣窟に迷い込んだ事を知った。 ってか魔族の自覚なんかありゃしねー。既に。 その時。 「はっろーん!」 明るい声と共に。 室内の空気を吹っ飛ばすのがやってきた。 晴天娘、冥王将軍スクルド。 「ああっ女神様!」 「はい?」 感極まったような獣王の声に、目を点にするスクルド。 「いや、何でもない気にしないでくれ」 「気にしますって」 普段ならともかく、今この状況で『女神』扱いが嬉しいワケはない。 「それより………朗報です」 いきなり真面目な表情に変わり、その場にかしこまるスクルド。 「第四級神族、死神、フィアナが、今日神族よりの離反を決意しました」 ! 獣王、覇王、海王の表情も変わる。(…あ。魔竜王入れそびれた) 「………それは………」 「真実です」 「……偽装のセンは?」 「無きにしもあらず……です。 でも大丈夫、冥王サマにお任せです」 確かに。 冥王ならば例え偽装でもすぐに見抜き、それを自分の利とする手段を考える。 ………ただし、百%の状態なら、の話だが。 「………そして………彼女は、魔族側に付く事を表明しました」 「冥王軍で面倒見てくれるんでしょうね」 きっぱりと言う海王。 「私、あの死神の血縁だと思うと…なんだか、ムネが悪くなって」 「………そりゃそうだろうな」 さすさす。 海王の背中をさすってやったりしている獣王。 「それは心配ありません。彼女もそれを希望しています」 「ほぉ」 「彼女曰く………『ライアナもスィーフィードももう知るもんか。倫理も道理もくそくらえだ』との事」 そして、スクルドは、にんまりと笑って見せた。 「いい対抗手段ができたじゃ無いですか」 きゃいきゃいうるさい、小娘の表情ではない。 策士の表情。 冥王軍第一部隊隊長の表情だった。 「………同じ肩書きを持つ者に、引導を………」 『は?』 「いえ、なんでもありません」 スクルドの表情は。 また、明るい少女のものへと戻っていた。 ヴァルキリー 北欧の運命神 別名『魂を喰らう者』『導き手』とも呼ばれる 死す運命にある戦士の息の根を止めようと、戦車に乗って戦場の上空を駆ける 美しい輝きを持つ戦車の軌跡を人間は『オーロラ』と呼んだ 頂点には『ノルン』と呼ばれる三姉妹が君臨 即ち長女ウルド次女ヴェルダンディー三女スクルドなり ウルドは『過去』の象徴『運命』の女神 ヴェルダンディーは『現在』の象徴『必然』の女神 スクルドは『未来』の象徴『存在』の女神 ウルドは人間の寿命の長さを計算 ヴェルダンディーはその長さに合わせた糸を紡ぐ そしてスクルドはその糸を断ち切り、魂を神界へ送る 彼女らは世界を支える大樹を守る神でもあり 彼女らが滅びるとき世界も滅びる 彼女らの命令には何者も逆らう事ができず……………… 彼女らは時に死神と同一視される 言い訳あんど言い逃れ。 五大魔族裏話其の弐(今回かなり長い) 実は。 この話、ほぼ作者の気紛れによって構成されている。 つまり……………………… ふとした事で気が変わり、話の展開が変わる。 例えば……………………………………………………… 某月、某日。 inチャット。 『ライアナは琥珀さんの悪役の最高傑作ですね』 …………とは、藤原さんの弁。(あの藤原清貫さんでする) 『そう…【るろ剣】の志々雄のような』 (注、セリフはうろ覚え) ……………………………………………………………………………… 画面の前で。 思わず硬直。 続いて。 びす。 パソコンの画面にチョップ。 多分、チャットだったら良かったもんの……… 直接話してたら藤原さんの額に一発入れてたんでは無いかと(笑) 『そんなたいそーなもんと比べんなぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!』 と、どれほど叫んでやろうと思ったか(汗) ………………………………………………………………………………………… いえ、別に藤原さんに何か恨みがあったワケでは無く。(笑) この出来事の所為で……… 私は、ライアナを描く為に労力の大半をつぎ込む事になりまひた。 そぉ。 ライアナの鬼畜っぷりは。 裏でこっそり藤原さんの操縦があったと言っても過言では無いっ! ……………………………………………………………… 俺の人生人任せっスね。 ……………まぁ何はともあれ。 私は…………………………………………… お世話になったヒトにすぐ懐きます。(笑) 藤原さんも例外ではなく………………… 懐きました。見事に(笑) 気が付いたら…………………………………………………… 玲奈共々かなりお世話になっているというか迷惑掛けてる状況がッ! そして、藤原さんが私たち二人のすっかりお馴染みさんになった頃…… (ええもう。普段の会話に名前が出てくる程のお馴染みさん) 「琥珀」 「ん?」 ある日。 玲奈が琥珀に語りかける。 「ふと思ったんだけどさぁ」 もったいぶった口調に、苦笑する琥珀。 「何?」 「フィブリゾと藤原さんとどっちが好き?」 ……………………………………………………………………………………… 脳ガ、コノ質問ノ意味ヲ把握スルマデニ、十五秒ノ時間ヲ要シマシタ ……………………………………………………………………………………… 「なにょぉおぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっ!!!!!????」 「うあ。反応遅ッ」 「て言うかなんで架空の存在と実在の人間を比べるッ!アンタはッ!」 「いやなんとなく。ってかはぐらかさずに答えろ」 「……………………………ッ」 「どっち取る?」 「………………………………」 「をーい。もしもし。こ・は・く・ちゃぁ〜ん」 琥珀は、大きく息を吸い込み……………………… 「知るかッッッ!!!!!」 中等部練じゅうに響くような大声で怒鳴り返したのでした………(実話) …………藤原サン。 コンナ事ガアッタノデスヨ。 イヤ実際イツモ迷惑掛ケテマス。 アレダケオ世話ニナッテルノニ、私ハ暑中見舞イヤラくりすますかぁどヤラ 年賀状ヤラばぁすでぇかぁどヲ送リツケル事シカ思イ付カナイノデスネ。 テ言ウカ私ノ混乱シタ頭ハ一体イツ元ニ戻ルンダ(汗) ………………………藤原さんだけじゃ無くて……………………… 今まで私の駄文に感想くれた方………本当に感謝してます。 一番お世話になっているであろう、一坪さん。 私の処女作をHPに載っけてくださった723さん。 書き殴りに初めて投稿した駄文に、初めてレス下さったかおさん。 砂緒さん、ねんねこさん、あられさん、らんさん、Diracさん、圭吾さん、ロケつとさん、ユアさん、璃緒さん、猫楽者さん、有秋さん、Laytearさん、まいさん。 (……これで…全員だよな?今までレスくれたヒト(汗) 私が覚えてるのはこれだけですが…他にいらっしゃったらごめんなさい) ↑過去ログ調べろよ もし、今でもまだ読み続けてくださってましたら……… もう少し、この駄文にお付き合いくださいませ。(ヲイ) この話は、まだ続きます。 それでは今回はこの辺で……… 幕。 |
9058 | Re:第二十七話:お姉ちゃんグレる(あとがきに今更ながら『すぺしゃるさんくす』) | Yuppy E-mail | 2002/9/8 16:56:22 |
記事番号9055へのコメント 学校がとても忙しい東琥珀さんは No.9055「第二十七話:お姉ちゃんグレる(あとがきに今更ながら『すぺしゃるさんくす』)」で書きました。 > はじめまして!Yuppyです。小説2で、スレ版FFZを書いてます。 >「よいこらせ…」 >ざっぱん。 >小川から水を汲むゼラス。獣王ゼラス=メタリオム。 >「ほれさ」 >ぽいっ。 >「ぅおわッ!?」 >いきなり水の入った桶を横にいたゼロスに投げてよこす。 >危うい所でキャッチするゼロス。 >「いきなり投げないでくださいよッ!」 キャッチできたんだからいいじゃんと思うのは私だけですか? >「そうか。こぼれたら悪いしな」 さすが。ナイスボケですvv >「…水じゃなくて僕の心配してくださいよ」 >「だいじょーぶだ、お前なら桶どころか金ダライが落ちてきても平気だ」 >「僕は漫才師ですかッ!?」 漫才してください。観に行きます。 >「違うのか?」 >「…もぉいいです」 >涙するゼロス。 >「それをウチのコテージに持っていっておいてくれ」 >ざぱぁ。 >そう言いながら、更に桶に水を汲むゼラス。 >「私は海王と冥王の所に水を届けてくる」 >よいこらしょ、と桶を両手持ちする彼女。 >「あそこの連中、両方とも完全に生ける屍だ…… > 面倒見てやらんとな」 >「お疲れサマです」 >「だからお前は今日も夕食当番な」 >「結局それが言いたかったんですか」 >「食えるヤツ作れよ。この前のマンドラゴラの香草焼きとかはもうヤだからな」 >「えー?僕あれが一番上手に作れ……」 喰ってみたい。 >「作ったらどついて弱体化させるんでよろしく」 >「努力します」 >「素直でよろしい」 >最近、獣王軍の主従関係結構ヤバひ。 >くるり、と背を向けて素直に帰っていくゼロス。 >「ほっ」 >獣王は、二、三歩歩きかけ……… >ふらっ、とよろける。 >「ぬ…意外と重いッ」 >よろよろよろ。 >ふらふらと歩いていく。 >………こんなシチュエーションには決まってろくでもない事が……… >「……………」 >ふらふらふら………… >どんっ! >ばっしゃっ! >「きゃっ!」 >「ぅわっぷっ!」 >ほら。 >やっぱり。 >「いたたたた………」 >誰かにぶつかった。 >腰を押さえながら立ち上がり、前を見て……… >硬直。 >桶を頭に被って、尻餅を付いている覇王。 >「………………新しい帽子……良く似合ってるぞ覇王vv」 >「………………貴様、他に何か言う事は無いのか」 > ぎゃはははっはは!グラウシェラー、クールなキャラなのに、ギャグキャラになってる!!! > > > >結局、獣王は覇王を巻き込み、荷物持ちにスカウトした。 > > > > >「重いぞ…これ」 >「文句言わずに運べッ♪お前のいつも持っている大剣に比べれば軽い物だv」 >「いや…そりゃそうだが」 >ぶつぶつ言いながらもしっかり獣王の手伝いしてる覇王がぷりてぃ。 >「これは何処へ?」 >「ダルフィンとこ」 >「…………………」 >顔をしかめる覇王。 >「どした?」 >それを見逃さない獣王。 >「………行かない方が………良いと思うぞ」 >「何故だ?」 >「…………………」 >口を閉ざす。 >「?」 >獣王はしばらく考えていたが……… >がしっ。 >覇王を引っ張りながら歩き出す。 >「来い」 >「嫌だと言ってるだろぉぉがっ!!!」 >ずりずりずりずる。 >無視してそのまま引っ張る。 >「いぃやぁだぁぁぁぁぁぁぁ」 >「いいから来ぉぉぉぉぉぉい」 >そのまま三分くらいずるずるしていたら……… >海王軍こてぇじ。 >「…………………」 >諦めたのか覇王が大人しくなっていたりするのがミソ。 >こんこんこん。 >ドアをノックする。 >……………しーん。 >「………海王ー?」 >……………………………………………………………… >「………だるふぃーん?だるふー?」 >……………………………………………………………… >ドアノブに手を掛ける。 >がちゃり。 >「………なんだ、開いているではないか」 >ドアを開け、中の光景を目にして…………… >ばたん。 >ドアを閉める獣王。 >「覇王」 >隣の覇王に呼びかける。 >「なんだアレは」 >「だから行かない方が良いと言ったのだ」 >「……………………」 >ごくっ。 >もう一度。 >おそるおそるドアを開け……… >中に入る獣王。 >嫌がる覇王もついでに引きずり込む。 >むわん。 >二人を襲う異様な湿気と重い空気。 >「………重い………なんかよくわからんが空気が重い………ってをい!どうした覇王!」 >ぐったりとなっている覇王。 >「どうした!?」 >「………重すぎて読み込めませーん」 >覇王がたどたどしい口調で返事を返す。 >「は?」 >アンタはパソコンか。 もはや、完全にギャグキャラですねえ。 >「……………………」 >部屋の中央に視線を移す。 >部屋の中央にいる……… >二匹の干物。 >………………………………………………………………………………… >…………………………………………………………………………………干物? >「……………ぅヲーイ」 >干物に呼びかける獣王。 >「………………………」 >当然だが返事無し。 >「………………………」 >さっ。 >意を決したように。 >枯れた小枝(はっぱが一枚付いてます)を取り出す彼女。 >ちょいちょい。 >それで干物の一匹をつつく。 >びくん。 >干物が震える。 >「……ずぇ〜るぁ〜すぅ〜………」 >「ひぃっ!」 >驚異的なスピードで身を起こし、獣王の肩をがしっと掴む干物其の壱……… >もとい、海王ダルフィン。 私の中では、海王イコール魚となっております。それゆえ、私のイメージするダルフィンは魚を食べない人(?)です。 >凄い勢いで迫られ、どとーの涙で顔を染める獣王。 >因みに覇王は干物其の弐…海王神官リノアンに迫られていたり。 >この時。 >獣王は。 >自らが魔物の巣窟に迷い込んだ事を知った。 >ってか魔族の自覚なんかありゃしねー。既に。 >その時。 >「はっろーん!」 >明るい声と共に。 >室内の空気を吹っ飛ばすのがやってきた。 >晴天娘、冥王将軍スクルド。 >「ああっ女神様!」 魔族に女神様って・・・・ >「はい?」 >感極まったような獣王の声に、目を点にするスクルド。 >「いや、何でもない気にしないでくれ」 >「気にしますって」 >普段ならともかく、今この状況で『女神』扱いが嬉しいワケはない。 >「それより………朗報です」 >いきなり真面目な表情に変わり、その場にかしこまるスクルド。 >「第四級神族、死神、フィアナが、今日神族よりの離反を決意しました」 よっしゃああああああ!! あの陰険死神を裏切ったああああああ! >! >獣王、覇王、海王の表情も変わる。(…あ。魔竜王入れそびれた) >「………それは………」 >「真実です」 >「……偽装のセンは?」 >「無きにしもあらず……です。 > でも大丈夫、冥王サマにお任せです」 >確かに。 >冥王ならば例え偽装でもすぐに見抜き、それを自分の利とする手段を考える。 >………ただし、百%の状態なら、の話だが。 >「………そして………彼女は、魔族側に付く事を表明しました」 >「冥王軍で面倒見てくれるんでしょうね」 >きっぱりと言う海王。 >「私、あの死神の血縁だと思うと…なんだか、ムネが悪くなって」 >「………そりゃそうだろうな」 >さすさす。 >海王の背中をさすってやったりしている獣王。 >「それは心配ありません。彼女もそれを希望しています」 >「ほぉ」 >「彼女曰く………『ライアナもスィーフィードももう知るもんか。倫理も道理もくそくらえだ』との事」 >そして、スクルドは、にんまりと笑って見せた。 >「いい対抗手段ができたじゃ無いですか」 >きゃいきゃいうるさい、小娘の表情ではない。 >策士の表情。 >冥王軍第一部隊隊長の表情だった。 >「………同じ肩書きを持つ者に、引導を………」 >『は?』 >「いえ、なんでもありません」 >スクルドの表情は。 >また、明るい少女のものへと戻っていた。 > > > > > > > > > > >ヴァルキリー > > > > >北欧の運命神 >別名『魂を喰らう者』『導き手』とも呼ばれる >死す運命にある戦士の息の根を止めようと、戦車に乗って戦場の上空を駆ける >美しい輝きを持つ戦車の軌跡を人間は『オーロラ』と呼んだ >頂点には『ノルン』と呼ばれる三姉妹が君臨 >即ち長女ウルド次女ヴェルダンディー三女スクルドなり >ウルドは『過去』の象徴『運命』の女神 >ヴェルダンディーは『現在』の象徴『必然』の女神 >スクルドは『未来』の象徴『存在』の女神 >ウルドは人間の寿命の長さを計算 >ヴェルダンディーはその長さに合わせた糸を紡ぐ >そしてスクルドはその糸を断ち切り、魂を神界へ送る >彼女らは世界を支える大樹を守る神でもあり >彼女らが滅びるとき世界も滅びる >彼女らの命令には何者も逆らう事ができず……………… > > >彼女らは時に死神と同一視される > > > > > > > > > > > > > > > >言い訳あんど言い逃れ。 > > > > >五大魔族裏話其の弐(今回かなり長い) > > > > >実は。 >この話、ほぼ作者の気紛れによって構成されている。 >つまり……………………… >ふとした事で気が変わり、話の展開が変わる。 >例えば……………………………………………………… > > > >某月、某日。 >inチャット。 >『ライアナは琥珀さんの悪役の最高傑作ですね』 >…………とは、藤原さんの弁。(あの藤原清貫さんでする) >『そう…【るろ剣】の志々雄のような』 言われてみれば、そっくりですねえ。 >(注、セリフはうろ覚え) >……………………………………………………………………………… >画面の前で。 >思わず硬直。 >続いて。 > >びす。 > >パソコンの画面にチョップ。 >多分、チャットだったら良かったもんの……… >直接話してたら藤原さんの額に一発入れてたんでは無いかと(笑) >『そんなたいそーなもんと比べんなぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!』 >と、どれほど叫んでやろうと思ったか(汗) >………………………………………………………………………………………… >いえ、別に藤原さんに何か恨みがあったワケでは無く。(笑) >この出来事の所為で……… >私は、ライアナを描く為に労力の大半をつぎ込む事になりまひた。 >そぉ。 >ライアナの鬼畜っぷりは。 >裏でこっそり藤原さんの操縦があったと言っても過言では無いっ! >……………………………………………………………… >俺の人生人任せっスね。 > > >……………まぁ何はともあれ。 >私は…………………………………………… >お世話になったヒトにすぐ懐きます。(笑) >藤原さんも例外ではなく………………… >懐きました。見事に(笑) >気が付いたら…………………………………………………… >玲奈共々かなりお世話になっているというか迷惑掛けてる状況がッ! >そして、藤原さんが私たち二人のすっかりお馴染みさんになった頃…… >(ええもう。普段の会話に名前が出てくる程のお馴染みさん) > > >「琥珀」 >「ん?」 >ある日。 >玲奈が琥珀に語りかける。 >「ふと思ったんだけどさぁ」 >もったいぶった口調に、苦笑する琥珀。 >「何?」 >「フィブリゾと藤原さんとどっちが好き?」 私はもちろんフィブリゾだああああああああ!!! >……………………………………………………………………………………… >脳ガ、コノ質問ノ意味ヲ把握スルマデニ、十五秒ノ時間ヲ要シマシタ >……………………………………………………………………………………… >「なにょぉおぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっ!!!!!????」 >「うあ。反応遅ッ」 >「て言うかなんで架空の存在と実在の人間を比べるッ!アンタはッ!」 >「いやなんとなく。ってかはぐらかさずに答えろ」 >「……………………………ッ」 >「どっち取る?」 >「………………………………」 >「をーい。もしもし。こ・は・く・ちゃぁ〜ん」 >琥珀は、大きく息を吸い込み……………………… >「知るかッッッ!!!!!」 >中等部練じゅうに響くような大声で怒鳴り返したのでした………(実話) > > >…………藤原サン。 >コンナ事ガアッタノデスヨ。 >イヤ実際イツモ迷惑掛ケテマス。 >アレダケオ世話ニナッテルノニ、私ハ暑中見舞イヤラくりすますかぁどヤラ >年賀状ヤラばぁすでぇかぁどヲ送リツケル事シカ思イ付カナイノデスネ。 >テ言ウカ私ノ混乱シタ頭ハ一体イツ元ニ戻ルンダ(汗) > > >………………………藤原さんだけじゃ無くて……………………… >今まで私の駄文に感想くれた方………本当に感謝してます。 >一番お世話になっているであろう、一坪さん。 >私の処女作をHPに載っけてくださった723さん。 >書き殴りに初めて投稿した駄文に、初めてレス下さったかおさん。 >砂緒さん、ねんねこさん、あられさん、らんさん、Diracさん、圭吾さん、ロケつとさん、ユアさん、璃緒さん、猫楽者さん、有秋さん、Laytearさん、まいさん。 >(……これで…全員だよな?今までレスくれたヒト(汗) > 私が覚えてるのはこれだけですが…他にいらっしゃったらごめんなさい) >↑過去ログ調べろよ >もし、今でもまだ読み続けてくださってましたら……… >もう少し、この駄文にお付き合いくださいませ。(ヲイ) >この話は、まだ続きます。 >それでは今回はこの辺で……… > > > > 幕。 次回を楽しみにしています。 あ、よければ、私のスレF(どんどん省略されていく・・・)読んでいただけるとうれしいっす。(あいもかわらず図々しいやつだなあ、私は) |
9062 | Re:第二十七話:姉の造反 | ユア・ファンティン | 2002/9/8 22:04:59 |
記事番号9055へのコメント 学校がとても忙しい東琥珀さんは No.9055「第二十七話:お姉ちゃんグレる(あとがきに今更ながら『すぺしゃるさんくす』)」で書きました。 こんにちは。(無表情の微笑) 第二十六話は、このあと頭が冷えた時に、書きます。 > >「よいこらせ…」 >ざっぱん。 >小川から水を汲むゼラス。獣王ゼラス=メタリオム。 >「ほれさ」 >ぽいっ。 >「ぅおわッ!?」 >いきなり水の入った桶を横にいたゼロスに投げてよこす。 >危うい所でキャッチするゼロス。 >「いきなり投げないでくださいよッ!」 うみゅ。ナイスコンビネ−ショ―ン。(さっきの表情のまま親指立てている) >「そうか。こぼれたら悪いしな」 >「…水じゃなくて僕の心配してくださいよ」 >「だいじょーぶだ、お前なら桶どころか金ダライが落ちてきても平気だ」 >「僕は漫才師ですかッ!?」 >「違うのか?」 >「…もぉいいです」 (遠い目で)80年代のドリフか。 ・・・最近の漫才というものは、・・・・(以下、135時間専門的な愚痴) >涙するゼロス。 >「それをウチのコテージに持っていっておいてくれ」 >ざぱぁ。 >そう言いながら、更に桶に水を汲むゼラス。 >「私は海王と冥王の所に水を届けてくる」 >よいこらしょ、と桶を両手持ちする彼女。 >「あそこの連中、両方とも完全に生ける屍だ…… > 面倒見てやらんとな」 ・・・・・ライアナサン・・・ ・・・ラクナシニカタサセマセンヨ・・・・・。 >「お疲れサマです」 >「だからお前は今日も夕食当番な」 >「結局それが言いたかったんですか」 >「食えるヤツ作れよ。この前のマンドラゴラの香草焼きとかはもうヤだからな」 にんじんの香草焼・・・・うまいんだろか。 >「えー?僕あれが一番上手に作れ……」 >「作ったらどついて弱体化させるんでよろしく」 >「努力します」 >「素直でよろしい」 >最近、獣王軍の主従関係結構ヤバひ。 サドですか、獣王様は。 >くるり、と背を向けて素直に帰っていくゼロス。 >「ほっ」 >獣王は、二、三歩歩きかけ……… >ふらっ、とよろける。 >「ぬ…意外と重いッ」 >よろよろよろ。 >ふらふらと歩いていく。 >………こんなシチュエーションには決まってろくでもない事が……… >「……………」 >ふらふらふら………… >どんっ! >ばっしゃっ! >「きゃっ!」 >「ぅわっぷっ!」 >ほら。 >やっぱり。 >「いたたたた………」 >誰かにぶつかった。 >腰を押さえながら立ち上がり、前を見て……… >硬直。 >桶を頭に被って、尻餅を付いている覇王。 >「………………新しい帽子……良く似合ってるぞ覇王vv」 >「………………貴様、他に何か言う事は無いのか」 ちょっぴりグラゼラかな。 > > > > >結局、獣王は覇王を巻き込み、荷物持ちにスカウトした。 > > > > >「重いぞ…これ」 >「文句言わずに運べッ♪お前のいつも持っている大剣に比べれば軽い物だv」 確かに、クレイモア(3Mぐらいの大剣)ぐらいだと (武器事典を調べている)3キロは、あるものね。 最高だと6Mで、15キロのあるらしいし。 >「いや…そりゃそうだが」 >ぶつぶつ言いながらもしっかり獣王の手伝いしてる覇王がぷりてぃ。 >「これは何処へ?」 >「ダルフィンとこ」 >「…………………」 >顔をしかめる覇王。 >「どした?」 >それを見逃さない獣王。 >「………行かない方が………良いと思うぞ」 >「何故だ?」 >「…………………」 >口を閉ざす。 >「?」 >獣王はしばらく考えていたが……… >がしっ。 >覇王を引っ張りながら歩き出す。 >「来い」 >「嫌だと言ってるだろぉぉがっ!!!」 >ずりずりずりずる。 >無視してそのまま引っ張る。 >「いぃやぁだぁぁぁぁぁぁぁ」 >「いいから来ぉぉぉぉぉぉい」 >そのまま三分くらいずるずるしていたら……… >海王軍こてぇじ。 >「…………………」 >諦めたのか覇王が大人しくなっていたりするのがミソ。 >こんこんこん。 >ドアをノックする。 >……………しーん。 >「………海王ー?」 >……………………………………………………………… >「………だるふぃーん?だるふー?」 >……………………………………………………………… >ドアノブに手を掛ける。 >がちゃり。 >「………なんだ、開いているではないか」 >ドアを開け、中の光景を目にして…………… >ばたん。 >ドアを閉める獣王。 >「覇王」 >隣の覇王に呼びかける。 >「なんだアレは」 >「だから行かない方が良いと言ったのだ」 ・・・・・・・。(異様に遠い目) >「……………………」 >ごくっ。 >もう一度。 >おそるおそるドアを開け……… >中に入る獣王。 >嫌がる覇王もついでに引きずり込む。 >むわん。 >二人を襲う異様な湿気と重い空気。 >「………重い………なんかよくわからんが空気が重い………ってをい!どうした覇王!」 >ぐったりとなっている覇王。 >「どうした!?」 >「………重すぎて読み込めませーん」 >覇王がたどたどしい口調で返事を返す。 >「は?」 >アンタはパソコンか。 >「……………………」 >部屋の中央に視線を移す。 >部屋の中央にいる……… >二匹の干物。 >………………………………………………………………………………… >…………………………………………………………………………………干物? >「……………ぅヲーイ」 >干物に呼びかける獣王。 >「………………………」 >当然だが返事無し。 >「………………………」 >さっ。 >意を決したように。 >枯れた小枝(はっぱが一枚付いてます)を取り出す彼女。 >ちょいちょい。 >それで干物の一匹をつつく。 >びくん。 >干物が震える。 >「……ずぇ〜るぁ〜すぅ〜………」 >「ひぃっ!」 >驚異的なスピードで身を起こし、獣王の肩をがしっと掴む干物其の壱……… >もとい、海王ダルフィン。 干物かぁ、アジの奴食いたいなぁ(現実逃避) >凄い勢いで迫られ、どとーの涙で顔を染める獣王。 >因みに覇王は干物其の弐…海王神官リノアンに迫られていたり。 >この時。 >獣王は。 >自らが魔物の巣窟に迷い込んだ事を知った。 >ってか魔族の自覚なんかありゃしねー。既に。 >その時。 >「はっろーん!」 >明るい声と共に。 >室内の空気を吹っ飛ばすのがやってきた。 >晴天娘、冥王将軍スクルド。 >「ああっ女神様!」 >「はい?」 >感極まったような獣王の声に、目を点にするスクルド。 >「いや、何でもない気にしないでくれ」 >「気にしますって」 >普段ならともかく、今この状況で『女神』扱いが嬉しいワケはない。 >「それより………朗報です」 >いきなり真面目な表情に変わり、その場にかしこまるスクルド。 >「第四級神族、死神、フィアナが、今日神族よりの離反を決意しました」 神は、メリルの作った神は、もういない。 ライアナは、その犠牲者・・。(byミリル) でも、私のせい・・・。(byメリル) >! >獣王、覇王、海王の表情も変わる。(…あ。魔竜王入れそびれた) >「………それは………」 >「真実です」 >「……偽装のセンは?」 >「無きにしもあらず……です。 > でも大丈夫、冥王サマにお任せです」 >確かに。 >冥王ならば例え偽装でもすぐに見抜き、それを自分の利とする手段を考える。 >………ただし、百%の状態なら、の話だが。 >「………そして………彼女は、魔族側に付く事を表明しました」 >「冥王軍で面倒見てくれるんでしょうね」 >きっぱりと言う海王。 >「私、あの死神の血縁だと思うと…なんだか、ムネが悪くなって」 >「………そりゃそうだろうな」 >さすさす。 >海王の背中をさすってやったりしている獣王。 >「それは心配ありません。彼女もそれを希望しています」 >「ほぉ」 >「彼女曰く………『ライアナもスィーフィードももう知るもんか。倫理も道理もくそくらえだ』との事」 >そして、スクルドは、にんまりと笑って見せた。 >「いい対抗手段ができたじゃ無いですか」 >きゃいきゃいうるさい、小娘の表情ではない。 >策士の表情。 >冥王軍第一部隊隊長の表情だった。 >「………同じ肩書きを持つ者に、引導を………」 >『は?』 >「いえ、なんでもありません」 >スクルドの表情は。 >また、明るい少女のものへと戻っていた。 > > > > > > > > > > >ヴァルキリー > > > > >北欧の運命神 >別名『魂を喰らう者』『導き手』とも呼ばれる >死す運命にある戦士の息の根を止めようと、戦車に乗って戦場の上空を駆ける >美しい輝きを持つ戦車の軌跡を人間は『オーロラ』と呼んだ ワルキュ−レか・・・・。(某漫画のものと・・・・バックに、炎) >頂点には『ノルン』と呼ばれる三姉妹が君臨 >即ち長女ウルド次女ヴェルダンディー三女スクルドなり >ウルドは『過去』の象徴『運命』の女神 >ヴェルダンディーは『現在』の象徴『必然』の女神 >スクルドは『未来』の象徴『存在』の女神 >ウルドは人間の寿命の長さを計算 >ヴェルダンディーはその長さに合わせた糸を紡ぐ >そしてスクルドはその糸を断ち切り、魂を神界へ送る >彼女らは世界を支える大樹を守る神でもあり >彼女らが滅びるとき世界も滅びる >彼女らの命令には何者も逆らう事ができず……………… 世界は、終末へ・・・・。(by混沌の双子) > > >彼女らは時に死神と同一視される > > > > > > > > > > > > > > > >言い訳あんど言い逃れ。 > > > > >五大魔族裏話其の弐(今回かなり長い) > > > > >実は。 >この話、ほぼ作者の気紛れによって構成されている。 >つまり……………………… >ふとした事で気が変わり、話の展開が変わる。 >例えば……………………………………………………… > > > >某月、某日。 >inチャット。 >『ライアナは琥珀さんの悪役の最高傑作ですね』 >…………とは、藤原さんの弁。(あの藤原清貫さんでする) >『そう…【るろ剣】の志々雄のような』 >(注、セリフはうろ覚え) >……………………………………………………………………………… >画面の前で。 >思わず硬直。 >続いて。 > >びす。 > >パソコンの画面にチョップ。 >多分、チャットだったら良かったもんの……… >直接話してたら藤原さんの額に一発入れてたんでは無いかと(笑) >『そんなたいそーなもんと比べんなぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!』 >と、どれほど叫んでやろうと思ったか(汗) >………………………………………………………………………………………… >いえ、別に藤原さんに何か恨みがあったワケでは無く。(笑) >この出来事の所為で……… >私は、ライアナを描く為に労力の大半をつぎ込む事になりまひた。 >そぉ。 >ライアナの鬼畜っぷりは。 >裏でこっそり藤原さんの操縦があったと言っても過言では無いっ! >……………………………………………………………… >俺の人生人任せっスね。 > > >……………まぁ何はともあれ。 >私は…………………………………………… >お世話になったヒトにすぐ懐きます。(笑) >藤原さんも例外ではなく………………… >懐きました。見事に(笑) >気が付いたら…………………………………………………… >玲奈共々かなりお世話になっているというか迷惑掛けてる状況がッ! >そして、藤原さんが私たち二人のすっかりお馴染みさんになった頃…… >(ええもう。普段の会話に名前が出てくる程のお馴染みさん) > > >「琥珀」 >「ん?」 >ある日。 >玲奈が琥珀に語りかける。 >「ふと思ったんだけどさぁ」 >もったいぶった口調に、苦笑する琥珀。 >「何?」 >「フィブリゾと藤原さんとどっちが好き?」 >……………………………………………………………………………………… >脳ガ、コノ質問ノ意味ヲ把握スルマデニ、十五秒ノ時間ヲ要シマシタ >……………………………………………………………………………………… >「なにょぉおぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっ!!!!!????」 >「うあ。反応遅ッ」 >「て言うかなんで架空の存在と実在の人間を比べるッ!アンタはッ!」 >「いやなんとなく。ってかはぐらかさずに答えろ」 >「……………………………ッ」 >「どっち取る?」 >「………………………………」 >「をーい。もしもし。こ・は・く・ちゃぁ〜ん」 >琥珀は、大きく息を吸い込み……………………… >「知るかッッッ!!!!!」 >中等部練じゅうに響くような大声で怒鳴り返したのでした………(実話) > > >…………藤原サン。 >コンナ事ガアッタノデスヨ。 >イヤ実際イツモ迷惑掛ケテマス。 >アレダケオ世話ニナッテルノニ、私ハ暑中見舞イヤラくりすますかぁどヤラ >年賀状ヤラばぁすでぇかぁどヲ送リツケル事シカ思イ付カナイノデスネ。 >テ言ウカ私ノ混乱シタ頭ハ一体イツ元ニ戻ルンダ(汗) > > >………………………藤原さんだけじゃ無くて……………………… >今まで私の駄文に感想くれた方………本当に感謝してます。 >一番お世話になっているであろう、一坪さん。 >私の処女作をHPに載っけてくださった723さん。 >書き殴りに初めて投稿した駄文に、初めてレス下さったかおさん。 >砂緒さん、ねんねこさん、あられさん、らんさん、Diracさん、圭吾さん、ロケつとさん、ユアさん、璃緒さん、猫楽者さん、有秋さん、Laytearさん、まいさん。 >(……これで…全員だよな?今までレスくれたヒト(汗) > 私が覚えてるのはこれだけですが…他にいらっしゃったらごめんなさい) >↑過去ログ調べろよ >もし、今でもまだ読み続けてくださってましたら……… >もう少し、この駄文にお付き合いくださいませ。(ヲイ) >この話は、まだ続きます。 >それでは今回はこの辺で……… > > > > 幕。 ライアナは、私の方では、 サリアナの格好したミリルに、 人の身に、封じた上で、 オルエン殿と同じ方法で、 死ぬまでやる。 そんな、私は【悪役】と言われた・・。 がんばって下さいね。 |