◆−植物という奴ら1(オールキャラ)−ろき (2002/8/31 20:42:54) No.8942
 ┣植物という奴ら2(オールキャラ)−ろき (2002/8/31 21:22:50) No.8943
 ┃┣Re:植物という奴ら2(オールキャラ)−キツネノテブクロ (2002/9/1 18:37:08) No.8954
 ┃┃┗Re:植物という奴ら2(オールキャラ)−ろき (2002/9/1 18:58:54) No.8956
 ┃┗植物という奴ら3(オールキャラ)−ろき (2002/9/1 19:33:03) No.8957
 ┃ ┣にょぽーーんvvv(何語?!)−雷甲子 (2002/9/2 16:47:51) No.8964
 ┃ ┃┗にょへろーーーんvvv(食べ物?!)−ろき (2002/9/2 18:36:36) No.8971
 ┃ ┗Re:植物という奴ら3(オールキャラ)−キツネノテブクロ (2002/9/2 17:39:30) No.8966
 ┃  ┗かんしゃーーーっ。−ろき (2002/9/2 18:41:00) No.8972
 ┣植物という奴ら4(オールキャラ)−ろき (2002/9/2 19:17:20) No.8975
 ┣植物という奴ら5(オールキャラ)−ろき (2002/9/3 14:17:02) No.8988
 ┃┣ははは!!!!すげ!!−雷甲子 (2002/9/3 20:24:41) No.8996
 ┃┃┗Re:ははは!!!!すげ!!−ろき (2002/9/3 20:31:30) No.8997
 ┃┗Re:植物という奴ら5(オールキャラ)−キツネノテブクロ (2002/9/4 16:31:03) No.9002
 ┃ ┗ああ、ありがたやありがたや。−ろき (2002/9/5 17:36:15) No.9019
 ┣植物という奴ら6(オールキャラ)−ろき (2002/9/5 18:00:18) No.9020
 ┃┗く、苦じぃ…−Laytear (2002/9/6 11:52:54) No.9025
 ┃ ┗Re:く、苦じぃ…−ろき (2002/9/6 17:02:35) No.9033
 ┗植物という奴ら7(オールキャラ)−ろき (2002/9/6 20:50:25) No.9035
  ┗Re:植物という奴ら7(オールキャラ)−キツネノテブクロ (2002/9/7 09:48:51) No.9040


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8942植物という奴ら1(オールキャラ)ろき 2002/8/31 20:42:54


ギャグです。(笑)


植物という奴ら




全ては、四人が再び出合ったその時に始まった。

リナはガウリイと二人の旅に理由を探すこともなくなり
ガウリイは新たな剣を腰に相変わらずリナの保護者として
ゼルガディスは人間になるという目的を果たしただ気ままに旅を
アメリアはもう数えるのも馬鹿馬鹿しくなってきた諸国漫遊世直し道中の真っ只中

彼らは出会った。

街道の三叉路でそれはそれはあっさりばったり。

彼らは再び出会った。


「なっ・・・お前たちなんで・・・?」
「やだアメリアじゃな・・・・・・え、その声、ゼルガディスーーーー!!??」
「ゼルガディスさん、人間になれたんですかっ!?」
「それよりも何だってこんなところでばったり出くわしたりなんか・・」
「ゼル、何で人間になったのよっ!?どうやって!?」
「ゼルガディスさん、肌がやわらかーーーい」
「こら、触るなっ。そうじゃなくて俺が言いたいのは」
「やだゼル、あたしより髪が綺麗ってどういうことよっ!?」
「待ってくださいっ!!ゼルガディスさん、私より若くありませんかっ!?」
「ああ、キメラの時は年をとるのが遅くて・・・ってそうじゃなくてっっ」
「なんてことっっ、あたし今からキメラになってくるっ」
「リナさんずるいっ。じゃああたしもーーーっっっ」
「やーーよっっ。若いのは一人だけっ、あたしだけっ」
「待ってーーー」
「おいっっ!!人の話を聞けーーーー」
「・・・・・・・なあなあ」
「何だっ!?マントを引っ張るな、旦那っ」
「あのさ、言いにくいんだけどな」
「あ?」
「・・・・・・・・・お前ら誰?」

『会話の流れで知れーーーーーーーーーーーっっっっ!!!!』

「ぎょわああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・」



そんなこんなで、彼らの旅は再び始まるのであった。





ちょっと長くなるかもー。とりあえず導入。
むちゃくちゃなギャグを予定しております。



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8943植物という奴ら2(オールキャラ)ろき 2002/8/31 21:22:50
記事番号8942へのコメント

なんか暇なんで続き。


植物という奴ら2


「で、どういうことなの?ゼル」
いつかの光景。懐かしい食卓。
あの頃は毎日のように繰り広げられていた地獄の食事風景を久々に目の当たりにして、ゼルガディスは大きくため息をついた。
「・・・どうした、とは?」
「だーかーらー、その体よ。一体なんでいきなり戻って・・・あっ!!ガウリイ、それあたしのプッチョコの蒸し茶漬けよっっ」
「早いもの勝ちだぞ。何ならお前のそのペニョンロンパの栗おこし、食ってやろうか?」
「だーーめーーー!!!これは楽しみに残してあるのよっっ!!あんたはそのパッコロパンにしときなさいっ!!」
「えーー、これ苦しょっぱいんだぜ?」
・・・・・・・・・・・・・・。
料理の内容についての細かい説明は避けよう。
「で・・・あんた、なんでいきなり戻ってんのよ」
「あー・・・それな」
もこもこと口に詰め込み続ける二人と、わくわくとした瞳でこちらを見ている姫に少しだけ優越感を感じながら、ゼルガディスはもったいぶって続けた。
「ちょっと行きがかり上のことなんだがな」
『うんうん』
「光合成が・・」
『は?』
「あっ!!これは言っちゃまずいんだった」
『え?』
壮絶な料理争奪の音がぴたりと止まる。
注目の中心であるゼルガディスは、無意味に爽やかに笑っていた。
「ああ、忘れてくれ。今のは」
無理!!
全員の心中が(ガウリイでさえ)一致した瞬間だった。
「なっ、何なんですか!?こ・・光合成って」
「アメリアっっ!!!!」
言葉を遮って叫ぶゼルガディスにアメリアの身がびくりとすくむ。
ゼルガディスはくわっっ、とさせた表情を途端に戻し、ふわりと笑った。
「考えてみろ。俺は戻ったんだ。それでいいじゃないか。これでお前とのこともなんら問題ない」
「や・・やだもう、ゼルガディスさんったら・・」
「こらそこーーっっ!!ラブラブねたで懐柔されるんじゃないっ」
はっと我に帰るアメリアに舌打つゼルガディス。
「どういうことなの!?何で戻ってんのっ!?っていうか光合成って何っ!?」
「植物が酸素を使用し二酸化炭素を作る一連の・・」
「それは知ってるからっっ、そうじゃなくてあんたが今言った光合成ってのは何って聞いてんのよっっっ」
なぜだか。
唐突にゼルガディスの目が遠くに向けられ、ふ・・と自嘲気味な息を漏らす。
「じゃあ・・・・・・行くか」
『どこへだーーーーーーーっっっっ!!??』
ハモった三人の台詞は、どことなく涙声だった・・・。




ゼルがおかしくなってる・・・こんな予定じゃなかったのに・・・。
取り敢えず続きます。

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8954Re:植物という奴ら2(オールキャラ)キツネノテブクロ 2002/9/1 18:37:08
記事番号8943へのコメント


こんにちはキツネノテブクロです、ゼル人間の体に戻ってるんですね。
凄い笑えておもしろいです。

>なんか暇なんで続き。
>
>
>植物という奴ら2
>
>
>「で、どういうことなの?ゼル」
>いつかの光景。懐かしい食卓。
>あの頃は毎日のように繰り広げられていた地獄の食事風景を久々に目の当たりにして、ゼルガディスは大きくため息をついた。
>「・・・どうした、とは?」
>「だーかーらー、その体よ。一体なんでいきなり戻って・・・あっ!!ガウリイ、それあたしのプッチョコの蒸し茶漬けよっっ」
>「早いもの勝ちだぞ。何ならお前のそのペニョンロンパの栗おこし、食ってやろうか?」
>「だーーめーーー!!!これは楽しみに残してあるのよっっ!!あんたはそのパッコロパンにしときなさいっ!!」
>「えーー、これ苦しょっぱいんだぜ?」
>・・・・・・・・・・・・・・。
>料理の内容についての細かい説明は避けよう。
でもちょっと知りたいかも・・・
>「で・・・あんた、なんでいきなり戻ってんのよ」
>「あー・・・それな」
>もこもこと口に詰め込み続ける二人と、わくわくとした瞳でこちらを見ている姫に少しだけ優越感を感じながら、ゼルガディスはもったいぶって続けた。
>「ちょっと行きがかり上のことなんだがな」
>『うんうん』
>「光合成が・・」
>『は?』
>「あっ!!これは言っちゃまずいんだった」
>『え?』
>壮絶な料理争奪の音がぴたりと止まる。
>注目の中心であるゼルガディスは、無意味に爽やかに笑っていた。
>「ああ、忘れてくれ。今のは」
>無理!!
同感!!
>全員の心中が(ガウリイでさえ)一致した瞬間だった。
>「なっ、何なんですか!?こ・・光合成って」
>「アメリアっっ!!!!」
>言葉を遮って叫ぶゼルガディスにアメリアの身がびくりとすくむ。
>ゼルガディスはくわっっ、とさせた表情を途端に戻し、ふわりと笑った。
>「考えてみろ。俺は戻ったんだ。それでいいじゃないか。これでお前とのこともなんら問題ない」
>「や・・やだもう、ゼルガディスさんったら・・」
>「こらそこーーっっ!!ラブラブねたで懐柔されるんじゃないっ」
>はっと我に帰るアメリアに舌打つゼルガディス。
仲良いっすねえ、懐柔されんなやアメリア(苦笑)
>「どういうことなの!?何で戻ってんのっ!?っていうか光合成って何っ!?」
>「植物が酸素を使用し二酸化炭素を作る一連の・・」
えーと、逆じゃないですかゼルガディスさん?植物が二酸化酸素を取り込み、酸素に変えるのが光合成で・・・それじゃ単なる呼吸ですよあんた(-_-;
>「それは知ってるからっっ、そうじゃなくてあんたが今言った光合成ってのは何って聞いてんのよっっっ」
>なぜだか。
>唐突にゼルガディスの目が遠くに向けられ、ふ・・と自嘲気味な息を漏らす。
>「じゃあ・・・・・・行くか」
>『どこへだーーーーーーーっっっっ!!??』
>ハモった三人の台詞は、どことなく涙声だった・・・。
いや、ホントに何処行くんですか??
気になる事を言いまくってますね、ゼル。


>ゼルがおかしくなってる・・・こんな予定じゃなかったのに・・・。
>取り敢えず続きます。
続き楽しみにしてますvv

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8956Re:植物という奴ら2(オールキャラ)ろき 2002/9/1 18:58:54
記事番号8954へのコメント

レスありがとうございますー。
そしておわびです。
光合成、素でやっちってました。
ですよねー、逆ですよねーーーっっっっ。
あほやん、自分っっっ!!!!

続き楽しみにしていただいてありがとうございますっ。
頑張って続きかきますっ。おかしくなっていくゼルをお楽しみください。(笑)

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8957植物という奴ら3(オールキャラ)ろき 2002/9/1 19:33:03
記事番号8943へのコメント

読んでくださっている方を発見すると筆がのる現金なろきくんでした。


植物という奴ら3


山を登った。
谷を降りた。
森を抜けた。
湖を泳いだ。
町はなぜか避けられていた。


「・・・・・・・・・・どこまで行くのよー」
最早棒切れに全体重をかけているリナが、息も絶え絶えに言っている。向かう先がどことも知れぬと、人間の疲れは倍化するらしい。
それはアメリアも同様で、鋼鉄体力娘をもってしても限界はあるようだ。さっきから自分の足にリカバリィをかけまくっている。
ちなみにガウリイはけろっとしてる。最強かもしれない。
そんなぼろぼろのパーティーの先頭で、ゼルガディスは相変わらず爽やかに笑っていた。
「全く、だらしのない奴らだ」
「・・・・一週間も歩き詰めで・・・だらしないって言われても」
拷問だ。これは拷問だ。
リナの脳裏にちらっと殺意が浮かぶ。人間となったゼルガディスならば殺し方は千差万別・・・・。
「リナさん・・・・それは最後の手段です」
ぼそっと言ってくるアメリアに我に帰るリナ。
心が読まれたか?いや、余程恐ろしげな顔をしていたのだろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・最後の手段?
「・・・・・・・・アメリア?」
「はい。そのときはお手伝いします」
躊躇なく言っている。疲労が理性をぶちきりつつあるらしい。
「おい、ゼルー。出来ればお前が殺される前に着きたいけど?」
「旦那もさらっと言うな・・・・。何、もうすぐだ」
ゼルガディスが言いながら指した場所は。
空だった。
『・・・・・・・・・・・』
「ほら、もうすぐだろう?」
「・・・・・・・・・・それはさ・・・つまり・・・」
こめかみを抑えつつ、リナが言う。
「死ねと?」
「はっはっはっはっはっ」
爽やかに笑うゼルガディスに、最後の手段が執行された。
「いっ・・・・・いや待て・・・・・よく見ろ・・・・・ほら、あれっ、あれっ」
ぎちぎちと二人がかりで首をしめられ、うめき声とともにゼルガディスが人差し指を一点に向ける。
その方角を全員が見つめ。
見つめ。
見つめ。
『・・・・・・・・・・・』
見つめるが・・・・。
「なんもないじゃないのよーーーーーーっっっっ」
ぎりぎりぎりぎり。
「・・・っぐっ・・・・だっ・・・・旦那は・・・?」
徐々に蒼白になっていくゼルガディスの顔色。それが土気色になりかけた頃、ようやくガウリイが明るい声を出した。
「ああ、見えた。あの山の洞窟だろ?」
なんで見えるのか。
そんな疑問はさておいて、ようやく見えたゴールの存在に、二人の手がゼルガディスの首から離れる。
「何よもう。だったら最初から口で説明しなさいって」
言いつつリナはガウリイの言う洞窟を見て。
見て。
見て・・・・。
「・・・・・・・・・・どこ?」
「え?見えないか?ほら、あれ」
妙ににこにこして言っているガウリイに視線を合わせてじっと目をこらすも、山の影が見えるのみ。
「・・・・・・んー・・・なんか雲に隠れた山みたいのは見えるけど?」
「あ、私にもそれしか見えませんー」
「何だ、見えてるんじゃないか。そこの中腹にほら、洞窟が・・」
べきっっっ。
唐突に殴り倒されるガウリイ。
「常人に見える範疇で物を言えーーーーーーっっっっ」
がしっっ。
アメリアに襟首つかまれるゼルガディス。
「・・・どこが・・・もうすぐですか?」
二人の怖い笑みにガウリイとゼルガディスの血の気がすーっと引く。
『覚悟ーーーーーーっっっっ』
「ぎゃゃゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・」

その後、女性二人の気の済むまでぼこられる男性二人の姿があった。
リナ、アメリア。・・・・体力余ってんじゃん。





続きますー。あははははは。(汗)

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8964にょぽーーんvvv(何語?!)雷甲子 2002/9/2 16:47:51
記事番号8957へのコメント

にょははっははっははっははっはははっははっは!!!!!!
オチがよかったよ!!!はっはっはーーー!!!!!!!!
って言うかゼルやん何処へ・・・?
ふふ、光合成といふ単語も気になるし・・・・。
まさかゼル植物化?!!!!(無い無い無い)
うふーーーろきやんナイスっす!!!次回たのしみーーーvvv

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8971にょへろーーーんvvv(食べ物?!)ろき 2002/9/2 18:36:36
記事番号8964へのコメント

さんくすでーーっす。
オチ良かったっすかっ。おっしゃーーーーっっ。
どんどんがんばるぞーーっ。おーーっし。

>まさかゼル植物化?!!!!(無い無い無い)

あ。それもいいな。(おいおいおい)
でもとりあえずラストは決まってるんでそれに向かって突っ走るぞーーっ。
がんばーーっ。

実は雷はんに前回、「次回作楽しみ」って言われて書く気がふくれあがりました。むくむくっと。
ですので雷はんには大感謝。ありがとーーっ。こんな駄文しか書けないのに「楽しみ」と言ってくれて。
全力で頑張らせていただきますっっ!!!よっしゃーーっ。
本当に感謝。いつも素敵なコメントありがとう。これからもよろしくっ。

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8966Re:植物という奴ら3(オールキャラ)キツネノテブクロ 2002/9/2 17:39:30
記事番号8957へのコメント

モニターの前で笑うのこらえつつ読んでおります(笑うと上手く文字が打てないので)
>
>読んでくださっている方を発見すると筆がのる現金なろきくんでした。
>
>
>植物という奴ら3
>
>
>山を登った。
>谷を降りた。
>森を抜けた。
>湖を泳いだ。
>町はなぜか避けられていた。
>
>
>「・・・・・・・・・・どこまで行くのよー」
>最早棒切れに全体重をかけているリナが、息も絶え絶えに言っている。向かう先がどことも知れぬと、人間の疲れは倍化するらしい。
>それはアメリアも同様で、鋼鉄体力娘をもってしても限界はあるようだ。さっきから自分の足にリカバリィをかけまくっている。
>ちなみにガウリイはけろっとしてる。最強かもしれない。
>そんなぼろぼろのパーティーの先頭で、ゼルガディスは相変わらず爽やかに笑っていた。
爽やかな笑顔って;;
>「全く、だらしのない奴らだ」
>「・・・・一週間も歩き詰めで・・・だらしないって言われても」
>拷問だ。これは拷問だ。
ゼル・・・人間の体に戻ってから元気だね;;
>リナの脳裏にちらっと殺意が浮かぶ。人間となったゼルガディスならば殺し方は千差万別・・・・。
>「リナさん・・・・それは最後の手段です」
>ぼそっと言ってくるアメリアに我に帰るリナ。
>心が読まれたか?いや、余程恐ろしげな顔をしていたのだろう。
>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・最後の手段?
>「・・・・・・・・アメリア?」
>「はい。そのときはお手伝いします」
>躊躇なく言っている。疲労が理性をぶちきりつつあるらしい。
あめりあ、こわい。
>「おい、ゼルー。出来ればお前が殺される前に着きたいけど?」
>「旦那もさらっと言うな・・・・。何、もうすぐだ」
>ゼルガディスが言いながら指した場所は。
>空だった。
>『・・・・・・・・・・・』
>「ほら、もうすぐだろう?」
>「・・・・・・・・・・それはさ・・・つまり・・・」
>こめかみを抑えつつ、リナが言う。
>「死ねと?」
>「はっはっはっはっはっ」
>爽やかに笑うゼルガディスに、最後の手段が執行された。
>「いっ・・・・・いや待て・・・・・よく見ろ・・・・・ほら、あれっ、あれっ」
>ぎちぎちと二人がかりで首をしめられ、うめき声とともにゼルガディスが人差し指を一点に向ける。
>その方角を全員が見つめ。
>見つめ。
>見つめ。
>『・・・・・・・・・・・』
>見つめるが・・・・。
>「なんもないじゃないのよーーーーーーっっっっ」
>ぎりぎりぎりぎり。
>「・・・っぐっ・・・・だっ・・・・旦那は・・・?」
>徐々に蒼白になっていくゼルガディスの顔色。それが土気色になりかけた頃、ようやくガウリイが明るい声を出した。
>「ああ、見えた。あの山の洞窟だろ?」
>なんで見えるのか。
>そんな疑問はさておいて、ようやく見えたゴールの存在に、二人の手がゼルガディスの首から離れる。
>「何よもう。だったら最初から口で説明しなさいって」
>言いつつリナはガウリイの言う洞窟を見て。
>見て。
>見て・・・・。
>「・・・・・・・・・・どこ?」
>「え?見えないか?ほら、あれ」
>妙ににこにこして言っているガウリイに視線を合わせてじっと目をこらすも、山の影が見えるのみ。
>「・・・・・・んー・・・なんか雲に隠れた山みたいのは見えるけど?」
>「あ、私にもそれしか見えませんー」
>「何だ、見えてるんじゃないか。そこの中腹にほら、洞窟が・・」
>べきっっっ。
>唐突に殴り倒されるガウリイ。
>「常人に見える範疇で物を言えーーーーーーっっっっ」
鷲、鷹級の視力じゃないと見えませんて(^^;
>がしっっ。
>アメリアに襟首つかまれるゼルガディス。
>「・・・どこが・・・もうすぐですか?」
>二人の怖い笑みにガウリイとゼルガディスの血の気がすーっと引く。
>『覚悟ーーーーーーっっっっ』
>「ぎゃゃゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・」
合掌(-_-;
>
>その後、女性二人の気の済むまでぼこられる男性二人の姿があった。
>リナ、アメリア。・・・・体力余ってんじゃん。
そしてぶっ倒れるんですね・・・
>
>
>
>
>
>続きますー。あははははは。(汗)
ゼルたちが生きてるうちに、辿り着けると良いですねえ・・・目的地。
次を楽しみに待っております。

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8972かんしゃーーーっ。ろき 2002/9/2 18:41:00
記事番号8966へのコメント

毎度のコメントありがとうございます。
笑っていただけること以上の幸せはございません。感謝感激雨あられ降りまくり。

確かにゼル人間に戻ってから異様に元気です。まあ、それも伏線なんですが。
うふふ。
アメリアとリナは攻撃のおりには元気になるのが常っ!!
そんなわけで今日も男どもをどつき続けるのですよ・・ふふふ。

次もギャグ全開でいきますっ。どうぞ笑い悶えてくださいませっ。そうしていただけると幸せだーーっ。
さあ、目指せ爆笑悶絶殺人犯!!(謎)

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8975植物という奴ら4(オールキャラ)ろき 2002/9/2 19:17:20
記事番号8942へのコメント

前回のはツリーの仕方が間違ってましたね・・・。
今回は訂正して。続きでーす。


植物という奴ら4


左頬。腫れ上がり。
右頬。痣。
口。血がにじむ。
目。かすみ。
耳。反響中。
全身。  痛い。

ガウリイとゼルガディスの目下の状況である。
「・・・・いてぇよーーっ」
「うう・・・人間は・・・つらい」
朦朧とする頭を振りつつ、ゼルガディスはとにかくリカバリィをかけ続けていた。(自分だけ)
恨めしげなガウリイは意識的に眼中に入れない。
「で、ゼル。あとどんくらい?」
口の間から、きしゃーーーーってな牙が見えるリナに逆らうことも出来ず、震える指先を目の前の森に向けてみる。
「こ・・・これを抜けてすぐだ」
「おっし。行くわよっ、アメリア」
「はいっ。ここまで来たら何が何でも辿り着いてみせましょうっ」
気づいたら隣の山を登っていた富士登山者がようやく富士山の頂上にさしかかった瞬間のような、無意味に意気込んだ台詞を吐いて、二人は大またで森に入っていく。
それを座り込んだまま、なんとなく静観する男性二名。
「・・・・ゼルー」
「ん?」
「行かないのか?」
ふいっと。
ゼルガディスは明後日に視線をやって、深めのため息をつく。
「なあ・・・旦那」
「あー?」
「ここまでされると、ちょっとした復讐心ってわかないか?」
虚ろな目のまま、かくかくと頷くガウリイ。
それを見て、ゼルガディスは再び(少し嬉しげに)ため息をついた。
「じゃあ少し待とうぜ」
「・・・・ん?・・・ああ」
よくわからないまま返事したガウリイの、犬の300倍はあろうかという嗅覚が(人外)唐突にとても形容しがたい香りをとらえた。
「・・・?」
何と言っていいかもわからないそのにおいに、思わず隣のゼルガディスの顔をじっと見る。
ゼルガディスは。
何だか幸せそうな顔をしていた。
「・・・・ゼル」
「ん?」
「お前・・・人間になる時さ、手段選んだか・・・・?」
「・・・・・」
答えがない。
答えて欲しいけど答えがない。
ゼルガディスがほんわーと微笑んでいるのがとても怖い。
ガウリイの野生の感が、本能的ともいえる危険を察知しようかという、その時。
『にょわあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ』
「リナ!?アメリア!?」
森の奥から聞こえた悲鳴は紛れもなく彼女らのもの。
思わず走り出そうかとしたガウリイの目前で!!
「いぃぃぃぃやあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「の゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛・・・・・・・・」
どぱーーーーーん。
全力ダッシュで飛び出してくる二人の姿。宙を舞い、スローモーションでも見るが如くゆっくりと地に足をつけ・・・・。
再び猛ダッシュ。
『たすけてえええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ』
叫び声もハモった二人の後ろからは・・。
赤。
白。
黄。
ガウリイの頭の中に、突如流れてくる甘酸っぱさを含んだメロディ。
♪さ〜い〜たぁ〜 さぁ〜い〜たぁ〜 チューリップ〜の〜は〜な〜
・・・・・・・・・・・。
「ちゅーりっぷーーーーーーーーっっっっっっ!!!!!???」
それが凶悪な液体を花びらの間から滴らせつつ、葉を足の如くにしてリナたちを追いかけている。
なぜか花の前方(と思われる)部分にえっらくつぶらな瞳とか描かれているが、それは果たして本当に目なのか!?
あのガウリイですら、一瞬全思考をストップさせて大口を開いて固まった。もう敵がどうとか攻撃がどうとかは一切抜けている。
時間にして五分ほど、辺りを駆けずり回るチューリップをBGMつき(歌:さいたさいた)で眺めて。
「はっ!?」
我に帰った。
「お、おい、ゼルっ。二人を助け・・」
剣に手をかけつつ、ゼルガディスのほうを見て。
「・・・・・・・・・」
そこに合ったのは。
「ぜっ・・ゼルが植木鉢にーーーーーーっっっっ」
もちろん球根が植えてある。くっついてるカラーテープからして、どうやら紫色の花が咲くらしい。まあ、ゼルガディスらしい。
ってそうでなくてっ。
「ゼルっ。ゼルはどこいったーーーーっっっ」
『いぃぃぃぃやあああああぁぁぁぁぁぁぁ、花ぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁ』
『きしぇしぇしぇしぇしぇしぇしぇ・・・』
あ。最後のはちゅーりっぷの鳴き声である。謎だ。
「ぜるっ。ぜるーーーっっっっっ!!!!!」
絶叫するガウリイの手におさめられた植木鉢に、異常なほど達筆な筆で「ぜらす組 一番 ぜろす♪」と書いてあることに三人が気づくのは、ちゅーりっぷをファイアーボールでこんがりさせた後のことであった。



あははははは。どうなってしまうんだ?この話。(書いてる本人にも不明)
とりあえず次回へ続く。

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8988植物という奴ら5(オールキャラ)ろき 2002/9/3 14:17:02
記事番号8942へのコメント

ふあー。長くなってきましたねー。
っつーか、いつ終わるんだ?これ。


植物という奴ら5



「が・・・ガウリ・・・・ここで間違いないわね?」
「おう。遠くから見た感じで言うとここだと思うぞ」
にぱっと笑いながら言っているガウリイからゆっくりと視線を洞窟へ持ってくる。確かに、見間違いのない洞窟ではあった。
なんたって花だ。
どうしようもなく花なんだ。
いかにも幼稚園児がクレヨンで描き殴りそうな造詣の単純極まりない花が大量に咲いて、洞窟の入り口に張り付いている。
リナはもう逃げたくなってきた気持ちを「うんしょっ」と奮い立たせて、洞窟へ一歩踏み出し・・。
「リナさああああああんっっ」
「何よ、アメリアっ」
ぴたっと片足出したまま硬直して、ぐるんっと後ろに振り向く。
出鼻をくじかれた憤怒の表情が、一瞬で蒼白に変わった。
そこは一面の。
蔦。
蔦。
わさわさわさわさわさわさ・・・・。
『あ・・・』
わさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさっっっ!!!!
『あさがおーーーーーーーーーーーーーっっっっっ!!!!』
それが凄まじい勢いでこちらに向かってくる。ぱかっと開いたらっぱ型の花びらがこちらを向いて。
笑った。
『のええええええええええええ・・・・・・』
最早出鼻がどうとか言っていられない。三人ともが一斉に足並み揃えて洞窟に飛び込む。
なぜか、あさがおは洞窟に入れないようだった・・・。入り口の辺りでわさわさしている。
「・・・・・・・・・た・・・助かった」
「でも出られなくなっちゃいましたねー・・・・」
「すごいとこだなー、ここは」
森に入って洞窟に抜けるまでだけでもチューリップに追われたりホウセンカにアサルトミサイル(種飛ばし)食らったりした。
更にあさがお。もうこの洞窟の中の状況も不安の塊でしかない。
「ゼロスの奴が一枚かんでるのだけはわかったけどね・・」
横目で、ガウリイが抱えている植木鉢を見る。
『ぜらす組 一番 ぜろす♪』
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ゼロスさん・・・・・今度は何がしたいんでしょうねぇ・・・・」
「・・・・知らないわよ」
疲れきった表情のまま、じーーっと植木鉢を見る二人にはっとするガウリイ。
「なんだっ、ゼルは食っちゃ駄目だぞっ、リナっ」
「・・・違うって」
「ガウリイさーん・・・その植木鉢はゼルガディスさんじゃありませんから・・・」
「・・・え?けど、これが咲くと中からゼルガディスが・・」
『出てこないから』
なんか壮絶な勘違いをしているガウリイに、余計に増してしまった疲れを抱え、リナとアメリアは洞窟の奥へと向かうのだった・・・。
「あ。おーーい、待ってくれよー」


「ふふふ、面白くなってきましたね。ね、ゼルガディスさん」
「・・・・・・・・」



ははははーーーーっ。短いなー。
お昼ごはんなのです。ではまたーーっ。
タブレットが買えるかもしれなくてうきうきのろきでしたーーっ。

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8996ははは!!!!すげ!!雷甲子 2002/9/3 20:24:41
記事番号8988へのコメント

ろっきぃ・・・・。書くの早いよ・・・・。
自ゼ「お前が遅いんじゃあ!!!!!!リターンどおしたああああ!!!」
げは!!!!
だ・・・だって自分学校あるし忙しいんだもん!!!!
自ゼ「ダレンシャン読んでるくせによく言うわ!!!!!」
た・・たのしいよ、ダレン・・・。って話が脱線してしもた・・・。

今回、1番気になるとこ。
>「ふふふ、面白くなってきましたね。ね、ゼルガディスさん」
>「・・・・・・・・」

これ。これだよ。
ゼルやんがゼロスと!!!!ゼロスと!!!!!!
はは、ゼロゼルマニア(?!!)の心をくすぐるね!!!(何で?!)
ってかゼロス・・・。今回のはユーモアあふれてるネエ・・・。(ふ)
ふふ、楽しみさあ、次が!!!!!次が!!!!!!
じゃねじゃねえええええええんvvvvvvvv

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8997Re:ははは!!!!すげ!!ろき 2002/9/3 20:31:30
記事番号8996へのコメント

ふふふん。学校ないのよん、わたくし。別の学校はあるけど。しくしくしく。(爆涙)

ダレンシャン読んでらっしゃる。私も結構読みましたさー。可愛いよねー、ダレンくん。後はハリポタ。ハリーっていうよりウィーズリー双子ーーーーーーーーーーーっっっ。かっこいいーーーーーーーーーっっっ。
それにシリウス。好きだーーーーーーーっっっっ。
次回・・・・の次くらいかなぁ。ゼロスとゼルがメインの予定。頑張りまーーす。ゼロゼル風味になるかなぁ・・・。
よし。しよう。(決定)
がんばるぞーーっ。

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9002Re:植物という奴ら5(オールキャラ)キツネノテブクロ 2002/9/4 16:31:03
記事番号8988へのコメント

ろきさんは No.8988「植物という奴ら5(オールキャラ)」で書きました。
>
>ふあー。長くなってきましたねー。
>っつーか、いつ終わるんだ?これ。
>
>
>植物という奴ら5
>
>
>
>「が・・・ガウリ・・・・ここで間違いないわね?」
>「おう。遠くから見た感じで言うとここだと思うぞ」
>にぱっと笑いながら言っているガウリイからゆっくりと視線を洞窟へ持ってくる。確かに、見間違いのない洞窟ではあった。
>なんたって花だ。
>どうしようもなく花なんだ。
>いかにも幼稚園児がクレヨンで描き殴りそうな造詣の単純極まりない花が大量に咲いて、洞窟の入り口に張り付いている。
(想像中)・・・・・嫌過ぎ・・・;;
>リナはもう逃げたくなってきた気持ちを「うんしょっ」と奮い立たせて、洞窟へ一歩踏み出し・・。
逃げたくなる気持ち解らんでもない。
>「リナさああああああんっっ」
>「何よ、アメリアっ」
>ぴたっと片足出したまま硬直して、ぐるんっと後ろに振り向く。
>出鼻をくじかれた憤怒の表情が、一瞬で蒼白に変わった。
>そこは一面の。
>蔦。
>蔦。
>わさわさわさわさわさわさ・・・・。
>『あ・・・』
>わさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさっっっ!!!!
>『あさがおーーーーーーーーーーーーーっっっっっ!!!!』
>それが凄まじい勢いでこちらに向かってくる。ぱかっと開いたらっぱ型の花びらがこちらを向いて。
>笑った。
こえぇぇぇ!!
>『のええええええええええええ・・・・・・』
>最早出鼻がどうとか言っていられない。三人ともが一斉に足並み揃えて洞窟に飛び込む。
>なぜか、あさがおは洞窟に入れないようだった・・・。入り口の辺りでわさわさしている。
>「・・・・・・・・・た・・・助かった」
>「でも出られなくなっちゃいましたねー・・・・」
>「すごいとこだなー、ここは」
>森に入って洞窟に抜けるまでだけでもチューリップに追われたりホウセンカにアサルトミサイル(種飛ばし)食らったりした。
痛そう・・・
>更にあさがお。もうこの洞窟の中の状況も不安の塊でしかない。
>「ゼロスの奴が一枚かんでるのだけはわかったけどね・・」
>横目で、ガウリイが抱えている植木鉢を見る。
>『ぜらす組 一番 ぜろす♪』
>「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
>「ゼロスさん・・・・・今度は何がしたいんでしょうねぇ・・・・」
>「・・・・知らないわよ」
>疲れきった表情のまま、じーーっと植木鉢を見る二人にはっとするガウリイ。
>「なんだっ、ゼルは食っちゃ駄目だぞっ、リナっ」
ガウリイ・・・球根の類は毒を持ったのもあるから、食わないほうがいいよ;;
>「・・・違うって」
>「ガウリイさーん・・・その植木鉢はゼルガディスさんじゃありませんから・・・」
>「・・・え?けど、これが咲くと中からゼルガディスが・・」
でてきたら怖いです;;
>『出てこないから』
>なんか壮絶な勘違いをしているガウリイに、余計に増してしまった疲れを抱え、リナとアメリアは洞窟の奥へと向かうのだった・・・。
>「あ。おーーい、待ってくれよー」
>
>
>「ふふふ、面白くなってきましたね。ね、ゼルガディスさん」
>「・・・・・・・・」
ゼロスと一緒なのか?ゼルガディス。
>
>
>
>ははははーーーーっ。短いなー。
いや、面白いです。
ますます続きが楽しみになってきます。

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9019ああ、ありがたやありがたや。ろき 2002/9/5 17:36:15
記事番号9002へのコメント

レスいつもありがとうございますーっ。

いろいろと凄い感じのギャグになってきましたが許していただければ幸い。
それに続きを楽しみにしていただけるなんて・・・ああ、幸せだよー。
もう頑張ります。頑張りまくります。
ありがとうでしたっ。

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9020植物という奴ら6(オールキャラ)ろき 2002/9/5 18:00:18
記事番号8942へのコメント

続いてますー。


植物という奴ら6



幸いというか何というか、洞窟内に怪しげな植物はいなかった。
そのかわり・・・。
「・・・・何・・・これ」
短剣の先に、松明代わりに灯したライティングが薄ぼんやりと怪しげなブツを照らしている。
「何なんでしょう・・・ね」
「何だろなぁ・・・・」
三人して並んで、じーーーっとそれを見つめる。
直径にして50センチほど。よく磨かれた鏡のようにきらきらと光を反射する球体である。
色は黒と茶の中間くらい。
それが半分ほど土に埋まっている。傍らには大量の瓶が飲み口を下にして土の中に挿してあった。
「・・・・・・何なのよ・・・ほんとにー」
言って、リナが挿してあった、既に中身のなくなった瓶の一本をずぽっと抜き取る。
「あ、何か書いてありますねぇ・・」
「んー?」
覗き込んだそこに書かれていたのは・・。
「有機リン・・・チッソ・・・・・カルシウ・・・・」
ぶつぶつと読みつらねていたリナの言葉がぴたりと止まる。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「り・・・リナさん・・・これって・・・」
「・・・・・・・うん・・」
じりじりと後ずさりする二人を、何だかわかってない顔で眺めるガウリイ。
「なあ、この瓶、何が入ってたんだ?」
「液体アンプルよっっ」
「・・・・なんだ?その・・・・一気大安プルプルって」
「さっぱり合ってないです、ガウリイさん」
「液体アンプルっっっ。植物の肥料よっっ!!!!」
洞窟にこだまするほどの音量でリナが叫んだ。
そのとき。
ぴしっ
『!?』←びくぅっ
『・・・・・・・・・・・・・・・』
ぴしぴしっ
『!!??』←びくびくぅっ
三人の顔にさーーーっと縦線が落ちる。
「お・・・おい、リナ」
「な・・・何よ・・」
「な・・・何の音だ?」
「・・・何って・・・・そりゃあ」
ゆっくりと。
視線が先ほどの黒い球体にずれる。
ぴしぴしぴしっ
「わ・・・・割れてますね」
「割れてるわね・・・」
「割れてるなぁ・・・」
すなわちそれは。
「発芽です、リナさんっ!!」
「わわ、わかってるわよっっ!!そんで何が生えてくるのっ!?」
ぽんと手を打つガウリイ。
「ゼルガディスだなっっ!!」
『なんでじゃああああああああ!!!!!!!!!』
めこっっ。
「ぐぼはああぁぁぁぁぁ・・・・」
そんなボケとツッコミ(ダブルドロップキック)の間にも、順調に球体にはひびがいっている。
「り・・リナさん、これはもう・・・」
「・・・ええ」
二人はくるりときびすを返すと。
思いっきり駆け出した。
「何か出てくるまで待ってられるかああああああ」
「右に同じですぅぅぅぅぅぅぅ」
もちろんのことなのだが。
ぶっ倒れたガウリイは立派に置いていかれていた・・・・。

そして。
「・・・・・・い・・・てててて・・・あー、酷い目にあったぜ」
「あははは。置いていかれちゃいましたねぇ」
「・・・・お前は・・」



続きまーす。いいところで。
うふふふふふ。

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9025く、苦じぃ…Laytear 2002/9/6 11:52:54
記事番号9020へのコメント

初めまして、コメント初めてですね。楽しいです。笑い過ぎて苦しいです。ゼロス達ほんとーに何をしたいんでしょうか

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9033Re:く、苦じぃ…ろき 2002/9/6 17:02:35
記事番号9025へのコメント

ありがとうございますっ。笑えたというコメントいただけると至福を味わっちゃいますっ。
ゼロス・・・・何したいんでしょーねー。
書いている小説が収拾不可になるのは私の悪いくせでございます。

にしてもどこまで長くなるやら・・。
ツリーが落ちるまでには決着したいと思っているのですがねー・・・。

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9035植物という奴ら7(オールキャラ)ろき 2002/9/6 20:50:25
記事番号8942へのコメント

まだ続くのかー。この話。
がんばっ。


植物という奴ら7



「はあ・・はあ・・はあ・・」
「ぜえ・・ぜえ・・ぜえ・・」
どのくらい走ったかわからない。
ただ言えること、それは・・。
「アメリア・・・」
「何ですか・・・?リナさん・・・」
「ここ・・・・どこ?」
「・・・・・・・わかりません〜」
いきなり道に迷ったということだけだった。


一方その頃。
「・・お前・・」
「お久しぶりですねぇ、ガウリイさん」
黒いマントに黒い服。おかっぱ髪のお茶目な男。
ガウリイの目の前に立つのは、実際道で出会ったらまずどついてやりたくなるようなニコ目を顔に張り付かせた例のプリーストであった。
「・・・な、なんでこんなとこに?」
ニコ目男ゼロスは質問には答えず地面に手を伸ばす。
先にあるのは相変わらずひびがぴしぴしいっている球体。
それはゼロスが触れると、途端に殻を大きく破いた。
「おおっ」
「ああ、よかった。思った以上に育ってますよ」
言いつつ、ゼロスは最後に残った殻のかけらを引き剥がす。
と。
うにょん
「お?」
にょにょにょん
「・・・・・おお?・・」
・・・・・・・・・・・・・・。
何と言えばいいだろうか。
まず青い。
そしてどことなく銀色に光る。
しかし軟体動物くさい。
たこっぽい体の、頭と思われる部分に銀色の葉が生えている。
生まれ方は植物なのだから植物といわれればそれっぽいが・・・。
「・・・・・・えーっと・・」
頬に冷や汗などたらしつつ、ガウリイは目の前で起こっていることを眺めていた。物体は生まれた途端、『うわー』などとやけに甲高い声を上げてガウリイのほうに動こうとし・・・。
がしっ。
あっさりゼロスに捕まった。
「駄目ですよ、逃げたりしちゃ。もう少しなんですから♪」
「・・・・・・はあ・・・」
いまだ状況がつかめず、呆然としているガウリイ。
それに気がつき、ゼロスが小さく苦笑をもらす。
「どうしました?ガウリイさん。何か聞きたそうな顔ですけど」
「・・・あ・・ああ・・・一つ気になることがあるんだが・・」
「ええ」
「・・・・ああ・・でもこんなこと聞いていいのか・・・」
「いいですよ。何でもお答えします」
「・・・そ・・・そうか?・・じゃあ聞くけど」
「はい」
にっこり笑顔の前で二、三度呼吸をし、ガウリイは何かを振り切るような顔をして。
思い切って聞いた。

「お前さん・・・・誰?」
ずどがあああああああんんんん

「おいっ、大丈夫か?そんな何もないところで転んでっっ」
「・・・・・・・・・・・・・」
地面に突っ伏して返事をしなくなったゼロスの傍らで慌てるガウリイ。
それを静かに見つめる目が一対。
ゼロスにつかまれたまま、何だか諦めた雰囲気をかもしだしていた。



あははははは。
オチばればれですねぇ。
しかし、まだ続くのです。

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9040Re:植物という奴ら7(オールキャラ)キツネノテブクロ 2002/9/7 09:48:51
記事番号9035へのコメント

ろきさんは No.9035「植物という奴ら7(オールキャラ)」で書きました。
>
>まだ続くのかー。この話。
>がんばっ。
頑張ってください。
>
>
>植物という奴ら7
>
>
>
>「はあ・・はあ・・はあ・・」
>「ぜえ・・ぜえ・・ぜえ・・」
>どのくらい走ったかわからない。
>ただ言えること、それは・・。
>「アメリア・・・」
>「何ですか・・・?リナさん・・・」
>「ここ・・・・どこ?」
>「・・・・・・・わかりません〜」
>いきなり道に迷ったということだけだった。
闇雲に走ってましたしね。
>
>
>一方その頃。
>「・・お前・・」
>「お久しぶりですねぇ、ガウリイさん」
>黒いマントに黒い服。おかっぱ髪のお茶目な男。
>ガウリイの目の前に立つのは、実際道で出会ったらまずどついてやりたくなるようなニコ目を顔に張り付かせた例のプリーストであった。
どついて良いですか?(おい)
>「・・・な、なんでこんなとこに?」
>ニコ目男ゼロスは質問には答えず地面に手を伸ばす。
>先にあるのは相変わらずひびがぴしぴしいっている球体。
>それはゼロスが触れると、途端に殻を大きく破いた。
>「おおっ」
>「ああ、よかった。思った以上に育ってますよ」
>言いつつ、ゼロスは最後に残った殻のかけらを引き剥がす。
>と。
>うにょん
>「お?」
>にょにょにょん
>「・・・・・おお?・・」
>・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・(汗)
>何と言えばいいだろうか。
>まず青い。
>そしてどことなく銀色に光る。
>しかし軟体動物くさい。
>たこっぽい体の、頭と思われる部分に銀色の葉が生えている。
>生まれ方は植物なのだから植物といわれればそれっぽいが・・・。
>「・・・・・・えーっと・・」
>頬に冷や汗などたらしつつ、ガウリイは目の前で起こっていることを眺めていた。物体は生まれた途端、『うわー』などとやけに甲高い声を上げてガウリイのほうに動こうとし・・・。
>がしっ。
>あっさりゼロスに捕まった。
>「駄目ですよ、逃げたりしちゃ。もう少しなんですから♪」
ぜろす???
何がもう少しなのかな???
>「・・・・・・はあ・・・」
>いまだ状況がつかめず、呆然としているガウリイ。
>それに気がつき、ゼロスが小さく苦笑をもらす。
>「どうしました?ガウリイさん。何か聞きたそうな顔ですけど」
>「・・・あ・・ああ・・・一つ気になることがあるんだが・・」
>「ええ」
>「・・・・ああ・・でもこんなこと聞いていいのか・・・」
>「いいですよ。何でもお答えします」
>「・・・そ・・・そうか?・・じゃあ聞くけど」
>「はい」
>にっこり笑顔の前で二、三度呼吸をし、ガウリイは何かを振り切るような顔をして。
>思い切って聞いた。
>
>「お前さん・・・・誰?」
>ずどがあああああああんんんん
あああああああああああああああ!!!!!!!
ガウリイのおおぼけえええええええええええ!!!!!
っは!取り乱してます・・・よし、落ち着いた。
そう言えば、ゼルとアメリアのこと忘れてたから、ゼロスを忘れててもおかしくないかな・・・情けないけど;;
>
>「おいっ、大丈夫か?そんな何もないところで転んでっっ」
君のせいだよ、がうりい君
>「・・・・・・・・・・・・・」
>地面に突っ伏して返事をしなくなったゼロスの傍らで慌てるガウリイ。
>それを静かに見つめる目が一対。
>ゼロスにつかまれたまま、何だか諦めた雰囲気をかもしだしていた。
>
>
>
>あははははは。
>オチばればれですねぇ。
>しかし、まだ続くのです。
ひたすら続きを気にしつつ、楽しみに待っておりますね。
ではこの辺で。