◆−勧誘−あや (2002/9/6 13:50:53) No.9026 ┗Re:勧誘−葵 麻耶 (2002/9/9 22:49:38) NEW No.9085 ┗Re:勧誘−あや (2002/9/10 11:20:41) NEW No.9090
9026 | 勧誘 | あや | 2002/9/6 13:50:53 |
はじめまして。 私、ゼルアメ好きなあやと申します。 皆様の作品を読んでいるうちに自分でも何か書きたいなぁ・・・と 今回初執筆させていただきました。(ドキドキ) お目汚しとは思いますがどうか少しの間付き合ってやってください。 注意>このお話にはゼルとアメしか出てきません。 お嫌いな方はごめんなさい。でも、好きなんです。ゼルアメ。 ********************************** 勧誘 ピンポーン 2LDKのアパートの一室。 久しぶりの休日だというのにいつもは起きないはずなのにチャイムの音で青年は目が覚めた。 眠い目をこすりながらベットから起き上がる。 ピンポーン 催促するかのようにまたチャイムが鳴る。銀髪の髪に寝癖がついたままドアに近寄った。 「どちらさんで?」 「こんにちはぁ!!私、正義新聞の者です!!読んでもらえませんかぁ??」 若い女の子の元気な声がドア越しに聞こえてくる。 「間に合ってるんだ。他をあたってくれ。」 「あ、でも、良い新聞なんで!ちょっとだけでも、試しに読んでいただけませんか?」 「帰れ。」 冷たくドア越しの勧誘員に答える。 「私、今日から正義新聞で働くことになって、あの、一生懸命頑張りますから!あの、読んでもらえませんか?」 健気に明るい声で勧誘してくる。 「しつこいぞ!さっさと帰れ!!」 さらに冷たく怒鳴った。 さすがにドアの向こうも静かになり、しばし沈黙のときが流れた。 勧誘とはいえ、女の子相手にちょっと言い過ぎたか? するとドアの向こう側からしゃくりあげるような声が聞こえてくる。 「そ、そんなに怒んなくってもっ・・・良いじゃ・・・ですかっ・・・わたっ私・・・ふっ・・。」 後悔しても、もう遅い。 「ふぇぇぇぇぇぇん!!!」 これには青年も焦った。 「だぁぁぁぁ!!こんな所で泣くなぁぁああ!!」 そういうとドアを開け、勧誘員の腕をひっぱり、中へ入れてしまった。 勧誘員は驚いて泣くのを止め、大きなその眼をぱちぱちしている。 つい、勢いで中にひっぱりいれてしまった青年は勧誘員の顔に魅入ってしまう。 ぱたん ドアがしまる音で我に返った青年は顔をぷいっとそらした。 「まったく!あんな所で泣かれたんじゃ近所の奴らに変に誤解されるだろ!」 怒った横顔は少し赤くなっている。 「ごめんなさい・・・。」 高校生位だろうか、その平均身長にも及ばない小柄な彼女が更に小さくなって俯き、その顔に 黒い髪がかかる。 そんな彼女の目の前に青年は手を出した。 「ほら、契約書だしてみろ。一ヶ月位ならとってやるから!」 小さな勧誘員は顔を上げ、青年の顔を見つめた。 「ほ、本当ですか?」 「あぁ・・・。」 「あ、ありがとうございます!!凄く、凄くうれしいです!!ありがとうございます!!私、私、頑張りますんで! 一生懸命!毎朝お客様のポストに愛を運びに来ますから!!」 そういうとガシッと青年の手を握る。青年は思わず口の端がゆるむ。 「毎朝って、あんたが配達するのか?」 青年はその手に力が入った。 「はい!もちろんです!明日の朝から張り切って参ります!あ、そうでした、えーと洗剤とか、ビール券とか あるんですけど・・・・んもう!全部つけちゃいますね!!それからお客様第一号なんで特別サービス! モーニングコールなんかもいかがですか???」 青年から手を離し、ニコニコ顔で契約書を渡す。 青年はそれにサインをし、にやりと笑う。 「あぁ。宜しく頼む。」 「えぇっと・・・ゼルガディスさんですね!私アメリアと申します!明日の朝から参りますので今日はこれで 失礼いたします。本日はご契約ありがとうございました。」 「俺が第一号だとするとこの後も勧誘か?」 「あ、はいそうですけど?」 「ちょっと待ってろ。」 ?アメリアを玄関に残し、ゼルガディスは部屋の中へ戻っていき、再び姿を見せたときは着替えを済ませていた。 「ほら、行くぞ。」 「え?どこへ行くんですか?」 「あんたが勧誘なんかやってたらちゃんとした契約なんか出来るわけないだろう。だから俺も行く。」 「え???えぇぇぇえええ???」 「あーそれからモーニングコールは第一号のみだろうな?」 「ええ・・・第一号様、ゼルガディスさんだけのサービスです!」 「(///)・・・そうか。」 寝癖もきれーに直したゼルガディスと勧誘員アメリアのコンビは新たな客を目指して住宅街へ消えていった。 新人勧誘員アメリアの顧客は一人を除けば全員女性というずいぶん偏ったものとなっていた。 おわり |
9085 | Re:勧誘 | 葵 麻耶 URL | 2002/9/9 22:49:38 |
記事番号9026へのコメント はじめましてv葵 麻耶と言います。 ↑の方の私の書いた小説にレスしてくださって ありがとうございましたv あやサンはゼルアメ好きと・・・・・・ 私も大好きなのです!! 小説の方もちゃんと読みましたよvv うふふ〜ゼルやんアメりんに一目惚れですね(違) いきなり近所迷惑だからって自分の部屋に入れちゃうなんて かなり萌えます!! しかも自分以外は、全員女性・・・・ ゼルらしいです。 ステキ小説ありがとうございました〜。 またゼルアメ小説まってますよ!!(待) (私も書かないとね・・・) では!失礼します。 |
9090 | Re:勧誘 | あや | 2002/9/10 11:20:41 |
記事番号9085へのコメント 葵 麻耶さんは No.9085「Re:勧誘」で書きました。 > >はじめましてv葵 麻耶と言います。 >↑の方の私の書いた小説にレスしてくださって >ありがとうございましたv こちらこそレスありがとうございます。 >あやサンはゼルアメ好きと・・・・・・ >私も大好きなのです!! 私も同士が出来て嬉しい限りでございますvvv > >小説の方もちゃんと読みましたよvv >うふふ〜ゼルやんアメりんに一目惚れですね(違) はい。一目惚れです。 アメリアの瞳には弱いと思われるゼルガディスさんです。 >いきなり近所迷惑だからって自分の部屋に入れちゃうなんて >かなり萌えます!! >しかも自分以外は、全員女性・・・・ >ゼルらしいです。 アメリアが他の男の家に行くなんて許せない!の結果です。 まぁ、ポストに入れるだけなんですが・・・それでも嫌なのでしょう。 > >ステキ小説ありがとうございました〜。 こんな駄文を褒めていただけるなんて・・・感激です!(滝涙) >またゼルアメ小説まってますよ!!(待) >(私も書かないとね・・・) 葵さんも頑張ってくださいね! >では!失礼します。 これからもお互い頑張りましょうね!! レス本当にありがとうございました。 |