◆−五大魔族と五人の部下達in神魔戦争−東琥珀 (2002/9/10 22:06:56) No.9107
 ┣第二十八話:冥王捜索隊−東琥珀 (2002/9/10 22:09:32) No.9109
 ┃┗うふふふふふふふ。〈ちょっぴり壊れてます。〉−ユア・ファンティン (2002/9/10 22:25:59) No.9110
 ┃ ┗あはははははははは。(張り合ってます)−東琥珀 (2002/9/11 21:45:03) No.9135
 ┣第二十九話:アテネ救護班−東琥珀 (2002/9/12 21:44:32) NEW No.9157
 ┃┗Re:第二十九話:アテネ救護班−闇竜翔 (2002/9/12 22:33:39) NEW No.9161
 ┃ ┗ライアナ:『好き』三票、『嫌い』八票(今までのレスで集計してみたらしい)−東琥珀 (2002/9/13 21:11:13) NEW No.9186
 ┗第三十話:精神破壊−東琥珀 (2002/9/13 21:15:39) NEW No.9187
  ┣Re:第三十話:精神破壊−闇竜翔 (2002/9/13 22:54:26) NEW No.9200
  ┗Re:第三十話:精神破壊−キツネノテブクロ (2002/9/14 13:57:39) NEW No.9220


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9107五大魔族と五人の部下達in神魔戦争東琥珀 E-mail 2002/9/10 22:06:56


なんか、最近ツリー落ちるの早い……(汗)

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9109第二十八話:冥王捜索隊東琥珀 E-mail 2002/9/10 22:09:32
記事番号9107へのコメント

「フィブリゾ様………」
はぁ、はぁ………
息を切らしながら。
廃墟の中を走り回る、大柄な女性が一人。
別に彼女は、疲労の為に息を切らしているワケではない。
彼女は魔族なのだから。
そんな彼女が息を切らしているのは………
心配と、心労、そして不安の為だった。

余りにも帰りの遅い主。
ヴェルダンディーとの想い出にでも浸っているのだろう………
軽い気持ちで迎えに出た。
しかし。
主がいるはずの街が無く、変わりに廃墟があるとなれば、
迎え人員の彼女の反応は大幅に変わって来ようと言うものである。
辺りに散らばる建物の残骸。
足下には多くの瓦礫が山を成す。
「……………………………」
すっ。
彼女は、地面から鉄製の棒を拾い上げた。
途中ですっぱりと切断されている鉄棒。
まじまじと切れ口を観察する。
見事な切れ口である。
「……………………………」
辺りに視線を移す彼女。
地面に転がる『かつて人だったもの』。
にこやかな笑みを顔に張り付かせたまま心臓を貫かれている者もいる。
『殺された事にも気付かなかった』と言う事だろうか。
ノリ的には『【死】を飛び越えて【魂】になった』と言う感じ。
がろげんっ!
不愉快そうに顔を歪めながら、鉄棒をほうり出す。
「こんな事ができるのは…私が知っている内では五人だけ………
………って、五人もいるんかい。
「こんな事をする必要があるのは一人だけだが」
憎々しげに言い、地面に転がる鉄棒をげしげし踏みつけて八つ当たり。
…アンタ、冥王神官ともあろうものがそんな事を。
モノに当たるな。モノは悪くない。
「王よ貴方は今何処に…ってかっ」
呟き、すぐ傍の瓦礫其の壱に手を掛ける。
「うにょんっ!」
……………………………………………………………
変な掛け声……………
しかし、その変な掛け声と共に。
瓦礫(屋根の一部)が空高く吹っ飛び………
……………………………………………………………
ぽちゃん。
遠く離れた海に落下する。
…………………怪力娘。
その調子で、瓦礫を次々と海に投げ込む。
冥王神官アテネ、火事場の馬鹿力。
ていうか海上不法投棄はやめませう。
関係ないけど、蒼穹の王の紋章が『海上不法投棄現場』に見えるのは私だけ?(本気で何の関係も無いな)
「………瓦礫の下でつぶれてジャムになってる姿なんか見たくありませんよ」
ぶつぶつぶつぶつ独り言。
どうせならぐるぐる廻ってバターになると良い。(このネタを理解できる人が何人いるのか謎だがな)
「ああ王よ、どうか御無事で!」
祈るように言い、再び必死で瓦礫排除作業に取り組む彼女。
常に全力投球一直線。
「フィブリゾ様、フィブリゾ様、いたら返事を………」
王の名前を呼びながら、必死で残骸をかき分ける。
「…………ぁ………………」
…………ん?
「…………て……………ね……………ぇ」
「今すぐ行きますからね………今すぐ私が助けますッ」
「………あ………て………ね………」
「うるさいっ!今それどころでは無いッ!」
どこからか聞こえてくる息も絶え絶えの呼び声に一喝を入れ。
次の瓦礫に手を掛け……………
硬直。
ぎぎぃっ、と後ろを振り向く彼女。
「………今のは………冥王様のお声………」
気付くの遅すぎ。
「あ……て……ね」
「何処ですかッ!?冥王様!」
「ぼ……く……は……こ……こ……だ……よ……ぅ………」
「今何処にッ!?」
「……キミ…の…真下」
「………………………へ?」
下を見るアテネ。
アテネが立っている瓦礫の下から。
白い、細い手が一本、にょっ、と突きだしている。
……………………………………………………………………………
「んにょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッッッッ!!!!???」
飛び上がるアテネ。
慌てて瓦礫の下からぼろぼろになった冥王を引っ張り出し平謝り。
「もーしわけございませんもーしわけございませんもーしわけございませんっ!
 気付かなかったとは言えなんと言う無礼をっつーかお怪我は!?」
「言いたい……事は……一つに……絞ってから……言おうね………」
言って。
にっこり、笑みを浮かべてVサイン。
「大丈夫………なんとか生きてるよ………多分………ねっ。」
言い終わるか言い終わらないかの内に。
ぽて。
冥王は、意識を失った。







時間が無いのであとがき略。(爆)
なんで冥王が瓦礫に埋まってたのかについては二十九話で説明。

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9110うふふふふふふふ。〈ちょっぴり壊れてます。〉ユア・ファンティン 2002/9/10 22:25:59
記事番号9109へのコメント

東琥珀さんは No.9109「第二十八話:冥王捜索隊」で書きました。

おひさです。二十七話から変わってません。
むしろ悪化中。
>
>「フィブリゾ様………」
>はぁ、はぁ………
>息を切らしながら。
>廃墟の中を走り回る、大柄な女性が一人。
>別に彼女は、疲労の為に息を切らしているワケではない。
>彼女は魔族なのだから。
>そんな彼女が息を切らしているのは………
>心配と、心労、そして不安の為だった。
>
>余りにも帰りの遅い主。
>ヴェルダンディーとの想い出にでも浸っているのだろう………
>軽い気持ちで迎えに出た。
>しかし。
>主がいるはずの街が無く、変わりに廃墟があるとなれば、
>迎え人員の彼女の反応は大幅に変わって来ようと言うものである。
>辺りに散らばる建物の残骸。
>足下には多くの瓦礫が山を成す。
アノヒトデスネ・・・・。
>「……………………………」
>すっ。
>彼女は、地面から鉄製の棒を拾い上げた。
>途中ですっぱりと切断されている鉄棒。
>まじまじと切れ口を観察する。
>見事な切れ口である。
>「……………………………」
>辺りに視線を移す彼女。
>地面に転がる『かつて人だったもの』。
>にこやかな笑みを顔に張り付かせたまま心臓を貫かれている者もいる。
>『殺された事にも気付かなかった』と言う事だろうか。
>ノリ的には『【死】を飛び越えて【魂】になった』と言う感じ。
ノリって・・・。
>がろげんっ!
>不愉快そうに顔を歪めながら、鉄棒をほうり出す。
>「こんな事ができるのは…私が知っている内では五人だけ………
>………って、五人もいるんかい。
>「こんな事をする必要があるのは一人だけだが」
>憎々しげに言い、地面に転がる鉄棒をげしげし踏みつけて八つ当たり。
>…アンタ、冥王神官ともあろうものがそんな事を。
>モノに当たるな。モノは悪くない。
>「王よ貴方は今何処に…ってかっ」
>呟き、すぐ傍の瓦礫其の壱に手を掛ける。
>「うにょんっ!」
なんか親しみが、・・。
>……………………………………………………………
>変な掛け声……………
>しかし、その変な掛け声と共に。
>瓦礫(屋根の一部)が空高く吹っ飛び………
>……………………………………………………………
>ぽちゃん。
>遠く離れた海に落下する。
>…………………怪力娘。
そんな、問題でもないし。
>その調子で、瓦礫を次々と海に投げ込む。
>冥王神官アテネ、火事場の馬鹿力。
親を思う子の気持ち・・・。
それを・・・あのアマは・・・・。
>ていうか海上不法投棄はやめませう。
>関係ないけど、蒼穹の王の紋章が『海上不法投棄現場』に見えるのは私だけ?(本気で何の関係も無いな)
>「………瓦礫の下でつぶれてジャムになってる姿なんか見たくありませんよ」
>ぶつぶつぶつぶつ独り言。
>どうせならぐるぐる廻ってバターになると良い。(このネタを理解できる人が何人いるのか謎だがな)
懐かしいですね。〈ある漫画で見た〉
>「ああ王よ、どうか御無事で!」
>祈るように言い、再び必死で瓦礫排除作業に取り組む彼女。
>常に全力投球一直線。
>「フィブリゾ様、フィブリゾ様、いたら返事を………」
>王の名前を呼びながら、必死で残骸をかき分ける。
>「…………ぁ………………」
>…………ん?
>「…………て……………ね……………ぇ」
>「今すぐ行きますからね………今すぐ私が助けますッ」
>「………あ………て………ね………」
>「うるさいっ!今それどころでは無いッ!」
>どこからか聞こえてくる息も絶え絶えの呼び声に一喝を入れ。
>次の瓦礫に手を掛け……………
>硬直。
>ぎぎぃっ、と後ろを振り向く彼女。
>「………今のは………冥王様のお声………」
>気付くの遅すぎ。
それが、彼女のいい所☆
>「あ……て……ね」
>「何処ですかッ!?冥王様!」
>「ぼ……く……は……こ……こ……だ……よ……ぅ………」
>「今何処にッ!?」
>「……キミ…の…真下」
>「………………………へ?」
>下を見るアテネ。
>アテネが立っている瓦礫の下から。
>白い、細い手が一本、にょっ、と突きだしている。
>……………………………………………………………………………
>「んにょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッッッッ!!!!???」
>飛び上がるアテネ。
お茶目になったもんだ。
>慌てて瓦礫の下からぼろぼろになった冥王を引っ張り出し平謝り。
>「もーしわけございませんもーしわけございませんもーしわけございませんっ!
> 気付かなかったとは言えなんと言う無礼をっつーかお怪我は!?」
>「言いたい……事は……一つに……絞ってから……言おうね………」
>言って。
>にっこり、笑みを浮かべてVサイン。
>「大丈夫………なんとか生きてるよ………多分………ねっ。」
>言い終わるか言い終わらないかの内に。
>ぽて。
>冥王は、意識を失った。
ライアナ・・・・・・。
ユルサヘン。
>
>
>
>
>
>
>
>時間が無いのであとがき略。(爆)
>なんで冥王が瓦礫に埋まってたのかについては二十九話で説明。

キレ気味のユアです。

質問。
転生4人組+サリアナの髪と瞳の色なんですか。


オルのは、一応おまけも合わせて、20話ぐらいです。



お互いがんばりましょう。


支離死滅ですが、それでは、


質問は、〈答え〉オルエンの方に入れてください。
ついでにレスもね。




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9135あはははははははは。(張り合ってます)東琥珀 E-mail 2002/9/11 21:45:03
記事番号9110へのコメント

ユア・ファンティンさんは No.9110「うふふふふふふふ。〈ちょっぴり壊れてます。〉」で書きました。
>
>東琥珀さんは No.9109「第二十八話:冥王捜索隊」で書きました。
>
>おひさです。二十七話から変わってません。
>むしろ悪化中。
うあう。
大丈夫っスか。(汗)
>>
>>「フィブリゾ様………」
>>はぁ、はぁ………
>>息を切らしながら。
>>廃墟の中を走り回る、大柄な女性が一人。
>>別に彼女は、疲労の為に息を切らしているワケではない。
>>彼女は魔族なのだから。
>>そんな彼女が息を切らしているのは………
>>心配と、心労、そして不安の為だった。
>>
>>余りにも帰りの遅い主。
>>ヴェルダンディーとの想い出にでも浸っているのだろう………
>>軽い気持ちで迎えに出た。
>>しかし。
>>主がいるはずの街が無く、変わりに廃墟があるとなれば、
>>迎え人員の彼女の反応は大幅に変わって来ようと言うものである。
>>辺りに散らばる建物の残骸。
>>足下には多くの瓦礫が山を成す。
>アノヒトデスネ・・・・。
アノヒトデス………
>>「……………………………」
>>すっ。
>>彼女は、地面から鉄製の棒を拾い上げた。
>>途中ですっぱりと切断されている鉄棒。
>>まじまじと切れ口を観察する。
>>見事な切れ口である。
>>「……………………………」
>>辺りに視線を移す彼女。
>>地面に転がる『かつて人だったもの』。
>>にこやかな笑みを顔に張り付かせたまま心臓を貫かれている者もいる。
>>『殺された事にも気付かなかった』と言う事だろうか。
>>ノリ的には『【死】を飛び越えて【魂】になった』と言う感じ。
>ノリって・・・。
感じ的には。
>>がろげんっ!
>>不愉快そうに顔を歪めながら、鉄棒をほうり出す。
>>「こんな事ができるのは…私が知っている内では五人だけ………
>>………って、五人もいるんかい。
>>「こんな事をする必要があるのは一人だけだが」
>>憎々しげに言い、地面に転がる鉄棒をげしげし踏みつけて八つ当たり。
>>…アンタ、冥王神官ともあろうものがそんな事を。
>>モノに当たるな。モノは悪くない。
>>「王よ貴方は今何処に…ってかっ」
>>呟き、すぐ傍の瓦礫其の壱に手を掛ける。
>>「うにょんっ!」
>なんか親しみが、・・。
そ、そんなものに親しみを感じてどうするんですか(汗)
>>……………………………………………………………
>>変な掛け声……………
>>しかし、その変な掛け声と共に。
>>瓦礫(屋根の一部)が空高く吹っ飛び………
>>……………………………………………………………
>>ぽちゃん。
>>遠く離れた海に落下する。
>>…………………怪力娘。
>そんな、問題でもないし。
でも間違っては無いと思うわよ。(ずず、と茶をひとすすり)
>>その調子で、瓦礫を次々と海に投げ込む。
>>冥王神官アテネ、火事場の馬鹿力。
>親を思う子の気持ち・・・。
>それを・・・あのアマは・・・・。
何も考えて無い所ありますしー。ライアナー。
何がタチ悪いって罪の意識が無いのが悪い。
>>ていうか海上不法投棄はやめませう。
>>関係ないけど、蒼穹の王の紋章が『海上不法投棄現場』に見えるのは私だけ?(本気で何の関係も無いな)
>>「………瓦礫の下でつぶれてジャムになってる姿なんか見たくありませんよ」
>>ぶつぶつぶつぶつ独り言。
>>どうせならぐるぐる廻ってバターになると良い。(このネタを理解できる人が何人いるのか謎だがな)
>懐かしいですね。〈ある漫画で見た〉
絵本。
『ちびくろサンボ』で。
差別的だっつーんで販売停止になりましたが。
>>「ああ王よ、どうか御無事で!」
>>祈るように言い、再び必死で瓦礫排除作業に取り組む彼女。
>>常に全力投球一直線。
>>「フィブリゾ様、フィブリゾ様、いたら返事を………」
>>王の名前を呼びながら、必死で残骸をかき分ける。
>>「…………ぁ………………」
>>…………ん?
>>「…………て……………ね……………ぇ」
>>「今すぐ行きますからね………今すぐ私が助けますッ」
>>「………あ………て………ね………」
>>「うるさいっ!今それどころでは無いッ!」
>>どこからか聞こえてくる息も絶え絶えの呼び声に一喝を入れ。
>>次の瓦礫に手を掛け……………
>>硬直。
>>ぎぎぃっ、と後ろを振り向く彼女。
>>「………今のは………冥王様のお声………」
>>気付くの遅すぎ。
>それが、彼女のいい所☆
なのかなッ!?(聞くな)
>>「あ……て……ね」
>>「何処ですかッ!?冥王様!」
>>「ぼ……く……は……こ……こ……だ……よ……ぅ………」
>>「今何処にッ!?」
>>「……キミ…の…真下」
>>「………………………へ?」
>>下を見るアテネ。
>>アテネが立っている瓦礫の下から。
>>白い、細い手が一本、にょっ、と突きだしている。
>>……………………………………………………………………………
>>「んにょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッッッッ!!!!???」
>>飛び上がるアテネ。
>お茶目になったもんだ。
キャラ変わってきまシタッ☆(爆)
>>慌てて瓦礫の下からぼろぼろになった冥王を引っ張り出し平謝り。
>>「もーしわけございませんもーしわけございませんもーしわけございませんっ!
>> 気付かなかったとは言えなんと言う無礼をっつーかお怪我は!?」
>>「言いたい……事は……一つに……絞ってから……言おうね………」
>>言って。
>>にっこり、笑みを浮かべてVサイン。
>>「大丈夫………なんとか生きてるよ………多分………ねっ。」
>>言い終わるか言い終わらないかの内に。
>>ぽて。
>>冥王は、意識を失った。
>ライアナ・・・・・・。
>ユルサヘン。
何故関西弁。
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>時間が無いのであとがき略。(爆)
>>なんで冥王が瓦礫に埋まってたのかについては二十九話で説明。
>
>キレ気味のユアです。
>
>質問。
>転生4人組+サリアナの髪と瞳の色なんですか。
>
>
>オルのは、一応おまけも合わせて、20話ぐらいです。
>
>
>
>お互いがんばりましょう。
>
>
>支離死滅ですが、それでは、
>
>
>質問は、〈答え〉オルエンの方に入れてください。
>ついでにレスもね。
>
>
>
>
はいはいはいっ。いつもいつもありがとですよっ♪
ではレスいれておきますねん♪

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9157第二十九話:アテネ救護班東琥珀 E-mail 2002/9/12 21:44:32
記事番号9107へのコメント

作:なんかさーぁ。この話の事、作者の私が一番解ってないような気がしてきた。
覇:ほう……
  って待て!何故我がこのような場に喚び出されておるのだッ!?
作:ライアナ騒動に巻き込まれてない方の中で、一番私の好きな方だから。
覇:……………………………………………

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪

ばしゃんっ。
冥王は、顔に冷たいモノが当たったのを感じ、飛び起きた。
「………ん………あ………」
目に入る、優しい女性の顔。
「お気づきになられましたか、我が王」
「………あてね………」
安堵した様な声を出す。
顔に乗せられた、濡れた布を手に取り、身を起こす冥王。
「僕が気絶したから、水を掛ければ起きると思ったんだね?」
「はい」
こっくり。
頷くアテネ。
「でも、水差しがなかったから、布に水を含ませて、僕の顔の上に置いたんだね?」
「はい」
またこっくり。
「ありがとう」
素直にお礼を言う。
「どういたしまして」
嬉しそうに返すアテネ。
冥王は少し視線を落とし、
「でもね、アテネ」
「はい」
「この布、何処から持ってきたの?」
「壊れた家の近くに落ちていたのを、一度原子レベルまで分解し、
 汚れの分子を取り払い再結合しました」
「物理的には清潔なんだね」
「それは保証します」
「………ところで、アテネ」
「はい」
「この布、なんて名前で、人間にはどういう風に使われてるか知ってる?」
「いいえ」
正直に答える。
にこにこ笑いつつ。
立ち上がる冥王。
布をくるくると丸め。
大きく振りかぶり。
「雑巾っつーて床の掃除とかに使う布なんだよぉぉぉぉぉぉッッ!!!!!」
全力投球。
ひゅおおおおおおおおおお。
ぽちゃん。
何処かへ飛んでいき、先ほどの瓦礫と同じく海中へ。
よく布をそんな遠くまで投げられるもんである。
実は豪腕?
ぜぇはぁ荒い息を付き、袖で顔をぬぐう彼。
例え清潔だとわかっていても、雑巾を顔に乗せられたと聞いていい気はしない。
「………………………」
くらり。
酸欠。
寝起き(?)に大声で叫ぶのはやめましょう。
もう一度その場にへたり込む。
「………………………」
「私、何か不手際でも?」
「いや……いーんだ、もう」
「………それから………この街に、何があったんです?」
兼ねてからの疑問を口に出す。
ぴくっ。
冥王の方が細かく震えたのを、アテネは見逃さなかった。
ゆっくりとこちらを振り向き。
「とってもヤな事」
「……そうですか」
深くは追求しないアテネ。
冥王が明言を避けるときは、何かとても言いたくない事がある時。
そんな時には………聞くだけムダ。
あっさりと引き下がるのが得策である。
「では……どうして、貴方程の者が瓦礫の下に?」
冥王の運動神経は、人間の身に封じられている間でも衰えてはいなかった。
瓦礫の雨が降り注いだとしても、そう簡単には埋まるまい。
「………………………」
苦笑する冥王。
「笑わない?」
「笑いません」
「ヴェルダンディーの事をふっと思い出して………
 ぼーっと立ってて、ふと辺りがうるさいなー…と想ったら、瓦礫の下だった」
「なんですかそれ」
冥王の言葉は、真実全てではない。
しかし、ウソでもない。
「………それより………帰ろう、アテネ。
 こんな廃墟の中で話し込むのも何だし」
「………そうですね」
冥王に背中を向けるアテネ。
ぴょこん、と飛び乗る冥王。
夕日の中を、冥王とアテネは、歩き始めた。
「今日の御飯はなに?」
「エイルが当番ですから……きっとおさかなさんです」
「塩焼き食べたい……」
「俗世間にハマってますね」
「これはこれでいーもんだよ」





神界。
…………………………………………………………………………
「………ふふ…………………………………………」
微笑みを浮かべながら。
「………やっぱり………裏切ってくれちゃいましたか……お姉様」
ライアナは、報告書に目を通していた。
「ま、大体予想はしていましたけどねぇ………」
はふぅ。
タメ息を付く。
「いかがいたしましょうか、ライアナ様」
ライアナの部下。
切れ長の目の美男子だが、その瞳には冷たい光が宿っている。
「そですね………やっぱり従来の方法で行きますか」
「従来の?」
ライアナは、一際明るい笑みを浮かべ………
「裏切り者には死を」






言い訳あんど言い逃れ。


覇:今回は短かったのだな………
作:学校始まっちゃいましたから。
  そう長いのを連打するワケにもいかないのです。
  ……東琥珀は十四歳の苦学生v
覇:でも十一月で十五。
作:……………言うな。(イヤなよーだ)
覇:十五歳くらいなんだとゆーのだ………
作:そりゃアンタらにはそーでしょうよ……
  ああ、そろそろお肌も荒れてくるし………
覇:………人間というものはわからぬ…………
作:とにかく大変なんですッ!
  では今回はこの辺でv
覇:また次回〜…



                                      幕。

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9161Re:第二十九話:アテネ救護班闇竜翔 2002/9/12 22:33:39
記事番号9157へのコメント

東琥珀さんは No.9157「第二十九話:アテネ救護班」で書きました。

闇:どうも始めまして、同じ小説2の新参者の闇竜でございます。いつも楽しみに  読ませてもらっています。

>
>作:なんかさーぁ。この話の事、作者の私が一番解ってないような気がしてきた。

闇:大丈夫ですか?

>覇:ほう……
>  って待て!何故我がこのような場に喚び出されておるのだッ!?
>作:ライアナ騒動に巻き込まれてない方の中で、一番私の好きな方だから。
>覇:……………………………………………
>
>☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪
>
>ばしゃんっ。
>冥王は、顔に冷たいモノが当たったのを感じ、飛び起きた。
>「………ん………あ………」
>目に入る、優しい女性の顔。
>「お気づきになられましたか、我が王」
>「………あてね………」
>安堵した様な声を出す。
>顔に乗せられた、濡れた布を手に取り、身を起こす冥王。
>「僕が気絶したから、水を掛ければ起きると思ったんだね?」
>「はい」
>こっくり。
>頷くアテネ。
>「でも、水差しがなかったから、布に水を含ませて、僕の顔の上に置いたんだね?」

闇:窒息しません?
L:一度やってみる?
闇:くは・・・・

>「はい」
>またこっくり。
>「ありがとう」
>素直にお礼を言う。
>「どういたしまして」
>嬉しそうに返すアテネ。
>冥王は少し視線を落とし、
>「でもね、アテネ」
>「はい」
>「この布、何処から持ってきたの?」
>「壊れた家の近くに落ちていたのを、一度原子レベルまで分解し、
> 汚れの分子を取り払い再結合しました」
>「物理的には清潔なんだね」

闇:物質的?精神的には?

>「それは保証します」
>「………ところで、アテネ」
>「はい」
>「この布、なんて名前で、人間にはどういう風に使われてるか知ってる?」
>「いいえ」
>正直に答える。
>にこにこ笑いつつ。
>立ち上がる冥王。
>布をくるくると丸め。
>大きく振りかぶり。
>「雑巾っつーて床の掃除とかに使う布なんだよぉぉぉぉぉぉッッ!!!!!」

闇:なかなかやなものですね。

>全力投球。
>ひゅおおおおおおおおおお。
>ぽちゃん。
>何処かへ飛んでいき、先ほどの瓦礫と同じく海中へ。

闇:おお、やりますね

>よく布をそんな遠くまで投げられるもんである。

闇:空気抵抗はないんですか?

>実は豪腕?
>ぜぇはぁ荒い息を付き、袖で顔をぬぐう彼。
>例え清潔だとわかっていても、雑巾を顔に乗せられたと聞いていい気はしない。
>「………………………」
>くらり。
>酸欠。
>寝起き(?)に大声で叫ぶのはやめましょう。
>もう一度その場にへたり込む。
>「………………………」
>「私、何か不手際でも?」
>「いや……いーんだ、もう」
>「………それから………この街に、何があったんです?」
>兼ねてからの疑問を口に出す。
>ぴくっ。
>冥王の方が細かく震えたのを、アテネは見逃さなかった。
>ゆっくりとこちらを振り向き。
>「とってもヤな事」
>「……そうですか」
>深くは追求しないアテネ。
>冥王が明言を避けるときは、何かとても言いたくない事がある時。
>そんな時には………聞くだけムダ。
>あっさりと引き下がるのが得策である。
>「では……どうして、貴方程の者が瓦礫の下に?」
>冥王の運動神経は、人間の身に封じられている間でも衰えてはいなかった。
>瓦礫の雨が降り注いだとしても、そう簡単には埋まるまい。

闇:さすがに、あれだけあれば埋まるだろう・・・・(一回目から読んでます。た  だ、読み逃げ常習犯なだけです)

>「………………………」
>苦笑する冥王。
>「笑わない?」
>「笑いません」
>「ヴェルダンディーの事をふっと思い出して………
> ぼーっと立ってて、ふと辺りがうるさいなー…と想ったら、瓦礫の下だった」
>「なんですかそれ」

闇:?

>冥王の言葉は、真実全てではない。
>しかし、ウソでもない。
>「………それより………帰ろう、アテネ。
> こんな廃墟の中で話し込むのも何だし」
>「………そうですね」
>冥王に背中を向けるアテネ。
>ぴょこん、と飛び乗る冥王。
>夕日の中を、冥王とアテネは、歩き始めた。
>「今日の御飯はなに?」

闇:もう飯の事に行くんですかい

>「エイルが当番ですから……きっとおさかなさんです」
>「塩焼き食べたい……」
>「俗世間にハマってますね」
>「これはこれでいーもんだよ」
>
>
>
>
>
>神界。
>…………………………………………………………………………
>「………ふふ…………………………………………」
>微笑みを浮かべながら。
>「………やっぱり………裏切ってくれちゃいましたか……お姉様」
>ライアナは、報告書に目を通していた。
>「ま、大体予想はしていましたけどねぇ………」
>はふぅ。
>タメ息を付く。
>「いかがいたしましょうか、ライアナ様」
>ライアナの部下。
>切れ長の目の美男子だが、その瞳には冷たい光が宿っている。
>「そですね………やっぱり従来の方法で行きますか」
>「従来の?」
>ライアナは、一際明るい笑みを浮かべ………
>「裏切り者には死を」

闇:俺は、まずあんたに死を与えたいわい。このくそやろうが。いっぺん神でも死  んでき―や。関西人怒らすと怖いで(滋賀県民)

>
>
>
>
>
>
>言い訳あんど言い逃れ。
>
>
>覇:今回は短かったのだな………
>作:学校始まっちゃいましたから。
>  そう長いのを連打するワケにもいかないのです。
>  ……東琥珀は十四歳の苦学生v

闇:ちなに、僕も14で、中二です。・・・・一学年下か・・・・

>覇:でも十一月で十五。

闇:おお、おめでとうございます。

>作:……………言うな。(イヤなよーだ)
>覇:十五歳くらいなんだとゆーのだ………
>作:そりゃアンタらにはそーでしょうよ……
>  ああ、そろそろお肌も荒れてくるし………

闇:?
L:男には、分からないものなのよ

>覇:………人間というものはわからぬ…………

闇:賛成

>作:とにかく大変なんですッ!
>  では今回はこの辺でv
>覇:また次回〜…
>
>
>
>                                      幕。

闇:いや〜良かったですね
L:ちなみに闇竜は、東琥珀さんのファンです。
闇:いつも楽しみにしています。未熟者ですが・・・・
L:もうちょい長い文章書こうね
闇:はい(しくしく)
L:じゃあ、ここら辺で、
闇&L:さようなら〜


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9186ライアナ:『好き』三票、『嫌い』八票(今までのレスで集計してみたらしい)東琥珀 E-mail 2002/9/13 21:11:13
記事番号9161へのコメント

闇竜翔さんは No.9161「Re:第二十九話:アテネ救護班」で書きました。
>
>東琥珀さんは No.9157「第二十九話:アテネ救護班」で書きました。
>
>闇:どうも始めまして、同じ小説2の新参者の闇竜でございます。いつも楽しみに  読ませてもらっています。
それはそれは有り難うございまするんっっ♪
お名前は…なんと読むのでしょうか?
『やみりゅう かける』さん……?違ったらすみません。
>
>>
>>作:なんかさーぁ。この話の事、作者の私が一番解ってないような気がしてきた。
>
>闇:大丈夫ですか?
なんとかかんとか。
>
>>覇:ほう……
>>  って待て!何故我がこのような場に喚び出されておるのだッ!?
>>作:ライアナ騒動に巻き込まれてない方の中で、一番私の好きな方だから。
>>覇:……………………………………………
>>
>>☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪
>>
>>ばしゃんっ。
>>冥王は、顔に冷たいモノが当たったのを感じ、飛び起きた。
>>「………ん………あ………」
>>目に入る、優しい女性の顔。
>>「お気づきになられましたか、我が王」
>>「………あてね………」
>>安堵した様な声を出す。
>>顔に乗せられた、濡れた布を手に取り、身を起こす冥王。
>>「僕が気絶したから、水を掛ければ起きると思ったんだね?」
>>「はい」
>>こっくり。
>>頷くアテネ。
>>「でも、水差しがなかったから、布に水を含ませて、僕の顔の上に置いたんだね?」
>
>闇:窒息しません?
>L:一度やってみる?
>闇:くは・・・・
すぐに起きたから大丈夫。(何が)
>
>>「はい」
>>またこっくり。
>>「ありがとう」
>>素直にお礼を言う。
>>「どういたしまして」
>>嬉しそうに返すアテネ。
>>冥王は少し視線を落とし、
>>「でもね、アテネ」
>>「はい」
>>「この布、何処から持ってきたの?」
>>「壊れた家の近くに落ちていたのを、一度原子レベルまで分解し、
>> 汚れの分子を取り払い再結合しました」
>>「物理的には清潔なんだね」
>
>闇:物質的?精神的には?
>
精神的にはかなりヤ。
>>「それは保証します」
>>「………ところで、アテネ」
>>「はい」
>>「この布、なんて名前で、人間にはどういう風に使われてるか知ってる?」
>>「いいえ」
>>正直に答える。
>>にこにこ笑いつつ。
>>立ち上がる冥王。
>>布をくるくると丸め。
>>大きく振りかぶり。
>>「雑巾っつーて床の掃除とかに使う布なんだよぉぉぉぉぉぉッッ!!!!!」
>
>闇:なかなかやなものですね。
すごくヤなものです。
>
>>全力投球。
>>ひゅおおおおおおおおおお。
>>ぽちゃん。
>>何処かへ飛んでいき、先ほどの瓦礫と同じく海中へ。
>
>闇:おお、やりますね
目指せプロ選手。(違)
>
>>よく布をそんな遠くまで投げられるもんである。
>
>闇:空気抵抗はないんですか?
空気抵抗無視してv(爆)
>
>>実は豪腕?
>>ぜぇはぁ荒い息を付き、袖で顔をぬぐう彼。
>>例え清潔だとわかっていても、雑巾を顔に乗せられたと聞いていい気はしない。
>>「………………………」
>>くらり。
>>酸欠。
>>寝起き(?)に大声で叫ぶのはやめましょう。
>>もう一度その場にへたり込む。
>>「………………………」
>>「私、何か不手際でも?」
>>「いや……いーんだ、もう」
>>「………それから………この街に、何があったんです?」
>>兼ねてからの疑問を口に出す。
>>ぴくっ。
>>冥王の方が細かく震えたのを、アテネは見逃さなかった。
>>ゆっくりとこちらを振り向き。
>>「とってもヤな事」
>>「……そうですか」
>>深くは追求しないアテネ。
>>冥王が明言を避けるときは、何かとても言いたくない事がある時。
>>そんな時には………聞くだけムダ。
>>あっさりと引き下がるのが得策である。
>>「では……どうして、貴方程の者が瓦礫の下に?」
>>冥王の運動神経は、人間の身に封じられている間でも衰えてはいなかった。
>>瓦礫の雨が降り注いだとしても、そう簡単には埋まるまい。
>
>闇:さすがに、あれだけあれば埋まるだろう・・・・(一回目から読んでます。た  だ、読み逃げ常習犯なだけです)
ふ。
私も読み逃げしまくってるぞー。
…できるだけ感想入れたいんですけどねー…時間が…(言い訳)
>
>>「………………………」
>>苦笑する冥王。
>>「笑わない?」
>>「笑いません」
>>「ヴェルダンディーの事をふっと思い出して………
>> ぼーっと立ってて、ふと辺りがうるさいなー…と想ったら、瓦礫の下だった」
>>「なんですかそれ」
>
>闇:?
ごまかしたいのね。
>
>>冥王の言葉は、真実全てではない。
>>しかし、ウソでもない。
>>「………それより………帰ろう、アテネ。
>> こんな廃墟の中で話し込むのも何だし」
>>「………そうですね」
>>冥王に背中を向けるアテネ。
>>ぴょこん、と飛び乗る冥王。
>>夕日の中を、冥王とアテネは、歩き始めた。
>>「今日の御飯はなに?」
>
>闇:もう飯の事に行くんですかい
育ち盛りですから。(違)
>
>>「エイルが当番ですから……きっとおさかなさんです」
>>「塩焼き食べたい……」
>>「俗世間にハマってますね」
>>「これはこれでいーもんだよ」
>>
>>
>>
>>
>>
>>神界。
>>…………………………………………………………………………
>>「………ふふ…………………………………………」
>>微笑みを浮かべながら。
>>「………やっぱり………裏切ってくれちゃいましたか……お姉様」
>>ライアナは、報告書に目を通していた。
>>「ま、大体予想はしていましたけどねぇ………」
>>はふぅ。
>>タメ息を付く。
>>「いかがいたしましょうか、ライアナ様」
>>ライアナの部下。
>>切れ長の目の美男子だが、その瞳には冷たい光が宿っている。
>>「そですね………やっぱり従来の方法で行きますか」
>>「従来の?」
>>ライアナは、一際明るい笑みを浮かべ………
>>「裏切り者には死を」
>
>闇:俺は、まずあんたに死を与えたいわい。このくそやろうが。いっぺん神でも死  んでき―や。関西人怒らすと怖いで(滋賀県民)
>

うあお。
なんかウチの担任思い出したわ。(汗)
ちなみに私は和歌山県民です。
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>言い訳あんど言い逃れ。
>>
>>
>>覇:今回は短かったのだな………
>>作:学校始まっちゃいましたから。
>>  そう長いのを連打するワケにもいかないのです。
>>  ……東琥珀は十四歳の苦学生v
>
>闇:ちなに、僕も14で、中二です。・・・・一学年下か・・・・
おおっ。
このサイト、年上の方が多いので……
ちょっぴり嬉しい様な気分?(聞くな)
>
>>覇:でも十一月で十五。
>
>闇:おお、おめでとうございます。
ありがとほござひまふ。(滝汗)
>
>>作:……………言うな。(イヤなよーだ)
>>覇:十五歳くらいなんだとゆーのだ………
>>作:そりゃアンタらにはそーでしょうよ……
>>  ああ、そろそろお肌も荒れてくるし………
>
>闇:?
>L:男には、分からないものなのよ
>
うにゅ。
>>覇:………人間というものはわからぬ…………
>
>闇:賛成
賛成されても。
>
>>作:とにかく大変なんですッ!
>>  では今回はこの辺でv
>>覇:また次回〜…
>>
>>
>>
>>                                      幕。
>
>闇:いや〜良かったですね
>L:ちなみに闇竜は、東琥珀さんのファンです。
>闇:いつも楽しみにしています。未熟者ですが・・・・
>L:もうちょい長い文章書こうね
>闇:はい(しくしく)
>L:じゃあ、ここら辺で、
>闇&L:さようなら〜
>
>
うう………ごほごほ………すまないねぇ………(お前は病気のおとっつぁんか)
こんな作者の書くもんよんでもらって………うう………
……………………………………………………………………
まぁ、ワケのわからんノリは置いといて。
ありがとうございますですv
これからも喚んで頂けたら幸せですv(字が違うよ)
それでは、またお目にかかれる日まで…vv

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9187第三十話:精神破壊東琥珀 E-mail 2002/9/13 21:15:39
記事番号9107へのコメント

ある初秋の夜。
人間界で。
海王は、夢を見ていた。
とても、哀しい夢。
ある日、ぴょっこりオルエンが帰ってくる。
喜んで迎える自分に、オルエンはにっこりと微笑みかけ、
『ただ今戻りました』と敬礼する。
『お帰りなさい』と、オルエンを抱き締める。
オルエンは、そんな自分にこう言った。
『海王様、もう一度歌を聴かせて下さい』
勿論、と海王は返す。
『オルエン…生きていたのですね…死んだなどと、やはり夢だったのですね」
海王は。
オルエンに微笑みかけながら、そう言った。
『いいえ』
『え?』
同じく微笑みながら言うオルエン。
『私は、死にました』
『え………!?』
 あの日、海王様が私を行かせたから。
 殺されちゃったんです』
オルエンが言うと同時に。
どふぅっっ!!
四方から刃が飛来し、オルエンの躰が切り刻まれる。
オルエンの唇から血が噴き出し、瞳からは血の涙が零れる。
みるみる内に辺りに血の泉ができ…………
オルエンが、スローモーションのにゆっくりとその中に倒れ込む。
倒れ、血塗れに成りながら。
オルエンは、弱々しく微笑み、海王に言葉を掛ける。
『…………………………海王様………………………………
 …………………………………………海王様の………為なら…………………………
 ………………私……………………………は……………………………………………』
『…………………………っ』
がくがく…
膝の震えが止まらない。
『オルエ……っ』
駆け寄ろうとして。
海王は、ふと自らの手を見る。
深紅の液体に染まった、自らの手を。
……………………………………………………………………………………………………っ……
『いやあああああああああああああああああああああああああああああああッッ!!!!!!』


哀しい、嫌な夢。
これが、神術によって、ライアナが見せているものだと言う事など。
海王は、知るよしもなかった。


海王は、もはや廃人と変わりなかった。
ほんの少しのものしか口にせず、小屋から、全く出てこない。
そして、リノアンがほんの片時でも自分の元から離れる事を拒んだ。

海王が、オルエンの死を自分の所為だと思っている。

「それは明白だな」
獣王が、難しい顔をして言った。
「…それを言うなら、フィブリゾも同じだぜ」
魔竜王も顔をしかめている。
「ヴェルが死んだのを、『自分が目を離したからだ』と思っている。
 ……だから……あの、フィアナとかいう…ヴェル似の女をわざわざ匿ったんだ。
 今度こそ、自分の監視下に置く為に…
 いくら似てるったって、ヴェルダンディーとあの女は違うってのにな」
「ライアナは…私たちの『心』を壊す気でいるのだな…」
「確かに…そうだろうな。
 肉体の傷は、私たちが魔族に戻れば関係が無くなる。
 だが、精神と心の傷は深く深く残り続ける。
 あの女は、私たちとの長期戦に備えている………という事だ」
オルエンも、ヴェルダンディーも。
ライアナにとっては、ただの『エサ』に過ぎなかったのだ。
冥王と海王の心を傷つける為と、ライアナ自身が愉しむ為の、エサ。

王の精神破壊。
それは軍全体の士気の低下に繋がる。
例え冥王軍のように数が多くても。
指揮する者がいないのだから、皆動くに動けない。
確かに、ライアナの狙ったとおり。
冥王軍も海王軍もほぼ崩壊状態。
しかし、冥王には、まだ多くの守るべき存在がいる。
冥王は、時間さえ有れば立ち上がって来るだろう。
………ライアナが、時間を与えてくれれば、だが。
もしこの状況で、矢継ぎ早に残りの神官、将軍抹殺を敢行されれば。
冥王は、今度こそ自動的に滅ぶ。
人間は、肉体だけでは生きられない。
人間は、心だけでも、失えば死ぬ。
獣王は、そうも考えた。
「………残りの冥王神官、将軍に、絶対に一人に成らない様伝える。
 あと、何らかの結界を破る方法を考案した方が良いな」
「うむ」
納得する覇王。
何も考えて無さげな魔竜王。
そして。
獣王の顔が。
再び、沈痛な表情に戻る。
「………問題は………」
「………海王…………」
「………だ……………」
顔を見合わせる三人。
「………オルエンの幽霊でも出てきて、『恨んでませーん』とでも言ってくれねーかな」
「馬鹿、そんな都合良く死んだヤツが出てくるかッ」
ジト目で言う獣王。
「わかってる、冗談だ」
「貴様が言うと冗談に聞こえんわッ」
同僚からの人望無いのね魔竜王。
「まぁ…実際…オルエンが海王を恨む事など無いだろう」
『うん』
声をハモらせ頷く一同。
それくらい、オルエンの海王への入れ込みっぷりは有名だったのだ。
「もし………百歩譲って………少しでも、海王を恨んだとしても………
 オルエンなら、その何百倍も自分を責める」
オルエンは、そんな女だった。
命令を無視した自分を。
海王を置いて逝った自分を。
帰れなかった自分を。
行かせた海王を責めるよりも、自分を責める、そんな女。
「………そっとしておく………しか、無いのだろうか」
「………少なくとも………今の私たちにはそれくらいしかできぬ」
『…………はああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ……………』
三人は。
三人揃って。
ついでにエクトプラズムでも吐いちゃいそうな。
盛大なタメ息をついたのだった。







言い訳あんど言い逃れ。


冥王が、『復讐』に全てを賭けると決意して……………
さて、海王は?………って所でしょうか。
…………実際どうなるんでしょうねぇ…………
…………つーか、この話いつまでつづくんだろうね………
『短くて四十話宣言』したけど………
すんません。
余裕で四十話越えます。
大体、まだ『神魔戦争』だし。
降魔戦争はどぉなったっ、て感じ。
なんかすっかり忘れられてるけど、赤眼の魔王と赤の竜神はまだ大乱闘中だし。
…………………でっ。
今迷ってるのがっ。
ライアナとの『決着の時』。
いつかは来る来る決着の時。
初め。
神魔戦争内で決着着ける予定でした。
神魔戦争が魔族VS神族幹部何人か、
降魔戦争が魔族VS水竜王あーんど配下の方々…………
にするつもりでした。
ライアナとの決着………
降魔戦争(注、神魔戦争より三千年後)まで引き延ばされるかも(滝汗)
………うう。
なんとか完結はさせたいにゃー…
それでは、今回はこの辺で。
しーゆあげいん。



                                         幕。

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9200Re:第三十話:精神破壊闇竜翔 2002/9/13 22:54:26
記事番号9187へのコメント

東琥珀さんは No.9187「第三十話:精神破壊」で書きました。

闇:こんにちわv闇竜です
L:こんばんわの間違いじゃないの?
闇:うっ、それは置いといて、僕の名前の事ですが、やみりゅうしょうと読んでもらえたらうれしいな〜と思っています。通常時は、闇竜でいいです。ではでは感想に行きましょうか。

>
>ある初秋の夜。
>人間界で。
>海王は、夢を見ていた。
>とても、哀しい夢。

闇:大体予想ついた・・・・

>ある日、ぴょっこりオルエンが帰ってくる。
>喜んで迎える自分に、オルエンはにっこりと微笑みかけ、
>『ただ今戻りました』と敬礼する。
>『お帰りなさい』と、オルエンを抱き締める。
>オルエンは、そんな自分にこう言った。
>『海王様、もう一度歌を聴かせて下さい』
>勿論、と海王は返す。
>『オルエン…生きていたのですね…死んだなどと、やはり夢だったのですね」
>海王は。
>オルエンに微笑みかけながら、そう言った。
>『いいえ』
>『え?』
>同じく微笑みながら言うオルエン。
>『私は、死にました』
>『え………!?』
> あの日、海王様が私を行かせたから。
> 殺されちゃったんです』

闇:こんなのオルエンじゃないぞ

>オルエンが言うと同時に。
>どふぅっっ!!
>四方から刃が飛来し、オルエンの躰が切り刻まれる。
>オルエンの唇から血が噴き出し、瞳からは血の涙が零れる。
>みるみる内に辺りに血の泉ができ…………

闇:うげ・・・・

>オルエンが、スローモーションのにゆっくりとその中に倒れ込む。
>倒れ、血塗れに成りながら。
>オルエンは、弱々しく微笑み、海王に言葉を掛ける。
>『…………………………海王様………………………………
> …………………………………………海王様の………為なら…………………………
> ………………私……………………………は……………………………………………』
>『…………………………っ』
>がくがく…
>膝の震えが止まらない。
>『オルエ……っ』
>駆け寄ろうとして。
>海王は、ふと自らの手を見る。
>深紅の液体に染まった、自らの手を。

闇:人間でなくても自我が崩壊しますね
L:あんたは?
闇:いろいろな事があった。

>……………………………………………………………………………………………………っ……
>『いやあああああああああああああああああああああああああああああああッッ!!!!!!』
>
>
>哀しい、嫌な夢。
>これが、神術によって、ライアナが見せているものだと言う事など。
>海王は、知るよしもなかった。

闇:らいあな〜・・・・見つけたら・・・・・・・・
L:見つけたら?(少し引き気味)
闇:L様秘伝お仕置きフルコース3千年続けてやる!(バックに黒い炎)
L:・・・・

>
>
>海王は、もはや廃人と変わりなかった。
>ほんの少しのものしか口にせず、小屋から、全く出てこない。
>そして、リノアンがほんの片時でも自分の元から離れる事を拒んだ。

闇:そりゃ〜そうなりますって、普通の人間だったら、自殺してますよ。
L:死神って・・・・創ったっけ?

>
>海王が、オルエンの死を自分の所為だと思っている。
>
>「それは明白だな」
>獣王が、難しい顔をして言った。
>「…それを言うなら、フィブリゾも同じだぜ」
>魔竜王も顔をしかめている。
>「ヴェルが死んだのを、『自分が目を離したからだ』と思っている。
> ……だから……あの、フィアナとかいう…ヴェル似の女をわざわざ匿ったんだ。
> 今度こそ、自分の監視下に置く為に…
> いくら似てるったって、ヴェルダンディーとあの女は違うってのにな」

闇:しかし、その心は、癒されないんですよバガーヴ(バカガーヴの略)

>「ライアナは…私たちの『心』を壊す気でいるのだな…」
>「確かに…そうだろうな。
> 肉体の傷は、私たちが魔族に戻れば関係が無くなる。
> だが、精神と心の傷は深く深く残り続ける。
> あの女は、私たちとの長期戦に備えている………という事だ」

闇:いじめっ子は、いじめられる物の気持ちを理解してやる・・・・一番たち悪いですねL様
L:どうでもいいから、バックの炎とって〜

>オルエンも、ヴェルダンディーも。
>ライアナにとっては、ただの『エサ』に過ぎなかったのだ。
>冥王と海王の心を傷つける為と、ライアナ自身が愉しむ為の、エサ。
>
>王の精神破壊。
>それは軍全体の士気の低下に繋がる。
>例え冥王軍のように数が多くても。
>指揮する者がいないのだから、皆動くに動けない。
>確かに、ライアナの狙ったとおり。
>冥王軍も海王軍もほぼ崩壊状態。
>しかし、冥王には、まだ多くの守るべき存在がいる。
>冥王は、時間さえ有れば立ち上がって来るだろう。
>………ライアナが、時間を与えてくれれば、だが。
>もしこの状況で、矢継ぎ早に残りの神官、将軍抹殺を敢行されれば。
>冥王は、今度こそ自動的に滅ぶ。
>人間は、肉体だけでは生きられない。
>人間は、心だけでも、失えば死ぬ。
>獣王は、そうも考えた。
>「………残りの冥王神官、将軍に、絶対に一人に成らない様伝える。
> あと、何らかの結界を破る方法を考案した方が良いな」
>「うむ」
>納得する覇王。
>何も考えて無さげな魔竜王。
>そして。
>獣王の顔が。
>再び、沈痛な表情に戻る。
>「………問題は………」
>「………海王…………」
>「………だ……………」
>顔を見合わせる三人。
>「………オルエンの幽霊でも出てきて、『恨んでませーん』とでも言ってくれねーかな」

闇:・・・・L様〜
L:だめ!気が向いたらやるかもしれないけど・・・・

>「馬鹿、そんな都合良く死んだヤツが出てくるかッ」
>ジト目で言う獣王。
>「わかってる、冗談だ」
>「貴様が言うと冗談に聞こえんわッ」
>同僚からの人望無いのね魔竜王。
>「まぁ…実際…オルエンが海王を恨む事など無いだろう」
>『うん』
>声をハモらせ頷く一同。
>それくらい、オルエンの海王への入れ込みっぷりは有名だったのだ。
>「もし………百歩譲って………少しでも、海王を恨んだとしても………
> オルエンなら、その何百倍も自分を責める」
>オルエンは、そんな女だった。
>命令を無視した自分を。
>海王を置いて逝った自分を。
>帰れなかった自分を。
>行かせた海王を責めるよりも、自分を責める、そんな女。
>「………そっとしておく………しか、無いのだろうか」
>「………少なくとも………今の私たちにはそれくらいしかできぬ」
>『…………はああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ……………』

闇:活を入れると言う手がありますね
L:で?暴れだした海王は、誰が止めるの?
闇:うっ

>三人は。
>三人揃って。
>ついでにエクトプラズムでも吐いちゃいそうな。
>盛大なタメ息をついたのだった。
>

闇:えくとぷらずむ?

>
>
>
>
>
>
>言い訳あんど言い逃れ。
>
>
>冥王が、『復讐』に全てを賭けると決意して……………
>さて、海王は?………って所でしょうか。
>…………実際どうなるんでしょうねぇ…………
>…………つーか、この話いつまでつづくんだろうね………
>『短くて四十話宣言』したけど………
>すんません。
>余裕で四十話越えます。

闇:頑張ってください。この際ですから、100話ぐらい・・・・
L:他人事だと思って無理な注文しない
闇:はい

>大体、まだ『神魔戦争』だし。
>降魔戦争はどぉなったっ、て感じ。
>なんかすっかり忘れられてるけど、赤眼の魔王と赤の竜神はまだ大乱闘中だし。
>…………………でっ。
>今迷ってるのがっ。
>ライアナとの『決着の時』。
>いつかは来る来る決着の時。
>初め。
>神魔戦争内で決着着ける予定でした。
>神魔戦争が魔族VS神族幹部何人か、
>降魔戦争が魔族VS水竜王あーんど配下の方々…………
>にするつもりでした。
>ライアナとの決着………
>降魔戦争(注、神魔戦争より三千年後)まで引き延ばされるかも(滝汗)

闇:ここは、冥王様に仇を討たせて上げないと・・・・

>………うう。
>なんとか完結はさせたいにゃー…
>それでは、今回はこの辺で。
>しーゆあげいん。
>
>
>
>                                         幕。
>

闇:いや〜、腹が立ちましたね
L:なんで?
闇:ライアナに対してv
L:で?どうしたいの?いや、あんたならどうする?
闇:人間でいられる内に重破斬をとなえて殺す
L:・・・・あんた酷いわね〜
闇:ふっ、なんとでも言え、
L:まあ、次も楽しみね
闇:ああ、そうですね。では、琥珀さん次回も楽しみにしてますので、暇になったら僕のも読んでみてください。
L:では、体調に気をつけて
闇&L:さようなら〜
##################################
闇:闇よりなお暗きもの 夜よりなお・・・・
L:なにやってるの?
闇:ライアナに食らわそうとしている重破斬の試し撃ち
L:あっそ、勝手にやっていて

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9220Re:第三十話:精神破壊キツネノテブクロ 2002/9/14 13:57:39
記事番号9187へのコメント

初めまして、キツネノテブクロです。
すみません今まで、読み逃げしてました(汗)
>
>ある初秋の夜。
>人間界で。
>海王は、夢を見ていた。
>とても、哀しい夢。
>ある日、ぴょっこりオルエンが帰ってくる。
>喜んで迎える自分に、オルエンはにっこりと微笑みかけ、
>『ただ今戻りました』と敬礼する。
>『お帰りなさい』と、オルエンを抱き締める。
>オルエンは、そんな自分にこう言った。
>『海王様、もう一度歌を聴かせて下さい』
>勿論、と海王は返す。
>『オルエン…生きていたのですね…死んだなどと、やはり夢だったのですね」
>海王は。
>オルエンに微笑みかけながら、そう言った。
>『いいえ』
>『え?』
>同じく微笑みながら言うオルエン。
>『私は、死にました』
>『え………!?』
> あの日、海王様が私を行かせたから。
> 殺されちゃったんです』
>オルエンが言うと同時に。
>どふぅっっ!!
>四方から刃が飛来し、オルエンの躰が切り刻まれる。
>オルエンの唇から血が噴き出し、瞳からは血の涙が零れる。
>みるみる内に辺りに血の泉ができ…………
>オルエンが、スローモーションのにゆっくりとその中に倒れ込む。
>倒れ、血塗れに成りながら。
>オルエンは、弱々しく微笑み、海王に言葉を掛ける。
>『…………………………海王様………………………………
> …………………………………………海王様の………為なら…………………………
> ………………私……………………………は……………………………………………』
>『…………………………っ』
>がくがく…
>膝の震えが止まらない。
>『オルエ……っ』
>駆け寄ろうとして。
>海王は、ふと自らの手を見る。
>深紅の液体に染まった、自らの手を。
>……………………………………………………………………………………………………っ……
>『いやあああああああああああああああああああああああああああああああッッ!!!!!!』
キツネ:・・・・(絶句)
ガーヴ:ひでえ・・・
>
>
>哀しい、嫌な夢。
>これが、神術によって、ライアナが見せているものだと言う事など。
>海王は、知るよしもなかった。
キツネ:ろくな神ではないな
L:・・・あんた時々きついよね(汗)
キツネ:神は助けず、ただ見下すのみ・・・ですか?ライアナの場合。
L:・・・・(汗)
>
>
>海王は、もはや廃人と変わりなかった。
>ほんの少しのものしか口にせず、小屋から、全く出てこない。
>そして、リノアンがほんの片時でも自分の元から離れる事を拒んだ。
>
>海王が、オルエンの死を自分の所為だと思っている。
>
>「それは明白だな」
>獣王が、難しい顔をして言った。
>「…それを言うなら、フィブリゾも同じだぜ」
>魔竜王も顔をしかめている。
>「ヴェルが死んだのを、『自分が目を離したからだ』と思っている。
> ……だから……あの、フィアナとかいう…ヴェル似の女をわざわざ匿ったんだ。
> 今度こそ、自分の監視下に置く為に…
> いくら似てるったって、ヴェルダンディーとあの女は違うってのにな」
キツネ:解っていても置いておきたいのでしょう・・・
>「ライアナは…私たちの『心』を壊す気でいるのだな…」
>「確かに…そうだろうな。
> 肉体の傷は、私たちが魔族に戻れば関係が無くなる。
> だが、精神と心の傷は深く深く残り続ける。
> あの女は、私たちとの長期戦に備えている………という事だ」
>オルエンも、ヴェルダンディーも。
>ライアナにとっては、ただの『エサ』に過ぎなかったのだ。
>冥王と海王の心を傷つける為と、ライアナ自身が愉しむ為の、エサ。
>
>王の精神破壊。
>それは軍全体の士気の低下に繋がる。
>例え冥王軍のように数が多くても。
>指揮する者がいないのだから、皆動くに動けない。
>確かに、ライアナの狙ったとおり。
>冥王軍も海王軍もほぼ崩壊状態。
>しかし、冥王には、まだ多くの守るべき存在がいる。
>冥王は、時間さえ有れば立ち上がって来るだろう。
>………ライアナが、時間を与えてくれれば、だが。
>もしこの状況で、矢継ぎ早に残りの神官、将軍抹殺を敢行されれば。
>冥王は、今度こそ自動的に滅ぶ。
>人間は、肉体だけでは生きられない。
>人間は、心だけでも、失えば死ぬ。
>獣王は、そうも考えた。
>「………残りの冥王神官、将軍に、絶対に一人に成らない様伝える。
> あと、何らかの結界を破る方法を考案した方が良いな」
>「うむ」
>納得する覇王。
>何も考えて無さげな魔竜王。
>そして。
>獣王の顔が。
>再び、沈痛な表情に戻る。
>「………問題は………」
>「………海王…………」
>「………だ……………」
>顔を見合わせる三人。
>「………オルエンの幽霊でも出てきて、『恨んでませーん』とでも言ってくれねーかな」
>「馬鹿、そんな都合良く死んだヤツが出てくるかッ」
>ジト目で言う獣王。
>「わかってる、冗談だ」
>「貴様が言うと冗談に聞こえんわッ」
>同僚からの人望無いのね魔竜王。
キツネ:無いのか人望(涙)
ガーヴ:バカにされてる様に聞こえるぞ(怒)
>「まぁ…実際…オルエンが海王を恨む事など無いだろう」
>『うん』
>声をハモらせ頷く一同。
>それくらい、オルエンの海王への入れ込みっぷりは有名だったのだ。
>「もし………百歩譲って………少しでも、海王を恨んだとしても………
> オルエンなら、その何百倍も自分を責める」
>オルエンは、そんな女だった。
>命令を無視した自分を。
>海王を置いて逝った自分を。
>帰れなかった自分を。
>行かせた海王を責めるよりも、自分を責める、そんな女。
>「………そっとしておく………しか、無いのだろうか」
>「………少なくとも………今の私たちにはそれくらいしかできぬ」
>『…………はああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ……………』
>三人は。
>三人揃って。
>ついでにエクトプラズムでも吐いちゃいそうな。
>盛大なタメ息をついたのだった。
キツネ:大変だな・・・・
L:救いがあんのかしらね・・・
キツネ:貴方が救うわけには行かないのか?
L:・・・・
>
>
>
>
>
>
>
>言い訳あんど言い逃れ。
>
>
>冥王が、『復讐』に全てを賭けると決意して……………
>さて、海王は?………って所でしょうか。
>…………実際どうなるんでしょうねぇ…………
>…………つーか、この話いつまでつづくんだろうね………
>『短くて四十話宣言』したけど………
>すんません。
>余裕で四十話越えます。
>大体、まだ『神魔戦争』だし。
>降魔戦争はどぉなったっ、て感じ。
>なんかすっかり忘れられてるけど、赤眼の魔王と赤の竜神はまだ大乱闘中だし。
>…………………でっ。
>今迷ってるのがっ。
>ライアナとの『決着の時』。
>いつかは来る来る決着の時。
>初め。
>神魔戦争内で決着着ける予定でした。
>神魔戦争が魔族VS神族幹部何人か、
>降魔戦争が魔族VS水竜王あーんど配下の方々…………
>にするつもりでした。
>ライアナとの決着………
>降魔戦争(注、神魔戦争より三千年後)まで引き延ばされるかも(滝汗)
>………うう。
>なんとか完結はさせたいにゃー…
>それでは、今回はこの辺で。
>しーゆあげいん。
>
>
>
>                                         幕。
>
続きを楽しみにしております。
魔族であれ、神族であれ救いが有れば良いのですが。

気が向いたらで、かまいませんので、「腹心漬」タイトルはふざけてますが、中身はシリアスなので、読んでみてください。
では、この辺で。