◆−序曲〜彼らの月と太陽〜(薔薇短編)−ザズルア=ジャズルフィードゥ (2002/9/11 14:44:53) No.9122


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9122序曲〜彼らの月と太陽〜(薔薇短編)ザズルア=ジャズルフィードゥ 2002/9/11 14:44:53





                    序曲


熱く輝く太陽よ 近づくことも許されるはずのない太陽よ

眩しいくらい明るい太陽よ 愛しき太陽よ

お前はおれの手を取ったことを後悔しないのか?

この汚れた手を取ったことを後悔しないのか?

そんなことを言ってもお前は首を横に振るだけだろう

その瞳と同じ色の天空(そら)で輝く太陽よ

願わくば ずっとおれだけの太陽でいてほしい







冷たく優しい光を放つお月様 寂しい顔の三日月様

そんな寂しい顔をしないでください

いつだってわたし達がいます いつだってわたしがいます

だから お願いです

わたしに満点の笑顔の満月になってください







手の届かないところにある愛しき月よ

貴方はわたくしの気持ちも知らずにこれから幸せに生きていくのでしょう

わたくしはそれを望んでいる わたくしはそれを望まない

わたくしの本心はどっち?







美しき月よ 悲しみで姿を隠す新月よ

あなたが持っているはずの素敵な笑顔を見せてください

その瞳と同じ色に汚れても その肌のように美しく輝いても

オレでよければどちらのあなたも抱きしめましょう







眩しく輝き何よりも熱いものを持っている太陽よ

罪を背負いし太陽よ あたしの気持ちも知らぬ太陽よ

あなたはそのままでいてください すれ違う月を追い続けてください

あなたがいつか月を捕まえるその日まで あたしはあなたを見つめ続ける

たとえ あなたが眩しすぎて姿が見えなくても







手が届きそうで届かない愛する月よ

俺は一度あなたを裏切った

でも もう裏切らない

裏切りの代償は大きすぎると気付いたから

もし この俺を許してくれるのならば

月よ 今一度この俺の前に姿を現してくれ





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あとがき

 いやぁ、書いた書いたv
「何寝ぼけたこと言ってるボケ!」(とある方のところから勝手に拝借した混沌ハンマーをザズルアに振り下ろす)
 ぐはぁッ!
 い・・・、痛いじゃないの歌娘!!
「うあ、痛いで済ませちゃってるよこの人。」
 ふっ、あたしをこの程度で殺れると思ったら大間違いよ!
「・・・ただ単にギャグだから生きてただけでしょ。」
 うわっ!NEXT最終話のリナみたいなツッコミ!ひどい!!
「ひどいのはそっちでしょ!?どんぐらい停滞してると思ってるのよ薔薇シリーズ!!」
 んっと・・・、最後に書いたのが六月頃だったから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3ヶ月?
「ほんっとあんたはルーズなんだから!!」
 うぅっ、ごめんよ娘・・・。
 っと、話は変わりまして詩の内容のご説明を!
「話の代わりが急すぎるぞ。」
 仕方ないじゃん、時間圧してるんだから。
 えーと、この詩はいつものメンバー五人+αの詩ってところかなー?どれが誰なのかは容易に想像付くだろうからあとは自分で考えてねv
 って事でこの辺で!!
「早っ!?」
 言ったでしょ、時間圧してるって。
 それではみなさん、次の短編で!!