◆−春降る雪 (初投稿です)−星月伊与 (2002/9/13 21:31:15) No.9188 ┣Re:春降る雪 (初投稿です)−ドラマ・スライム (2002/9/13 21:43:30) No.9189 ┃┗Re:春降る雪 (初投稿です)−星月伊与 (2002/9/13 21:54:05) No.9191 ┣Re:春降る雪 (初投稿です)−闇竜翔 (2002/9/13 22:10:47) No.9194 ┃┗Re:春降る雪 (初投稿です)−星月伊与 (2002/9/13 22:20:27) No.9196 ┗はじめまして−空の蒼 (2002/9/15 22:14:20) NEW No.9265 ┗Re:はじめまして−星月伊与 (2002/9/16 21:25:14) NEW No.9295
9188 | 春降る雪 (初投稿です) | 星月伊与 E-mail | 2002/9/13 21:31:15 |
こんばんわ‥‥になるのかな、 星月伊与です! 今回やっと、小説を書くことが出来ました〜。 読んでくれたら、嬉しいかぎりです。 「ん〜〜、あったかい♪」 そう言ってあたしは背伸びをした。 今の季節は春。 あたしの嫌いな さむ〜い冬は過ぎてって、空は青く澄み渡っていた。 「ごきげんだな、リナ」 後ろでガウリイが笑いながら言った。 「あったり前でしょ。 あたしのだいっきらいな冬が過ぎたんだから」 「お前さんて、ほんと寒いの嫌いだよな 特に寒い日なんかダルマストーブになる‥‥」 ――ぎろり あたしがにらむと彼はおとなしくなった。 「しょ〜がないじゃない、寒いもんは寒いんだから」 「だからってなあ、雪なんてきれいじゃないか」 そういう彼に向かってあたしは指を突きつけながら言う。 「あのねぇ。私は別に雪が嫌いなわけじゃあ無いのよ。 ただ単に寒いのが嫌いなだけで、あったかい部屋ん中で 雪が降ってるのを見るのは好きよ」 「ふ〜ん」 納得したのか、彼は頭の後ろで手を組み、歩き出した。 「お〜い、リナ」 そう言ってガウリイがあたしの部屋のドアをたたいたのは 夕食を食べてしばらくしてからのことだった。 「どしたの、ガウリイ?」 そう言ってドアを開けると、 !!!? いきなし目の前が真っ暗になった。 どうやら、ガウリイがその手であたしの目をふさいだらしい。 「なっ、何すんのよ!?」 慌てて振り払おうとしたが、思ったよりも力が強く無理だった。 「い〜から、ちょっとこのまま移動するぞ」 「はぁ?このままって、目を隠したまま?」 「あぁ」 「あのねえ、そんなことしたら目立つじゃない!」 声を張り上げたあたしに向かって彼が言った。 「大丈夫だって、今はもう暗いから人もほとんど出歩いてないし」 「そういう問題じゃ‥‥」 なおも言い募ろうとするあたしの言葉を無視し 「それじゃぁ、行くぞ」 無理やりあたしの手を引っ張って歩き出した。 「ちょっと‥‥」 抗議するものの片手でちゃんと目がふさがれているので けっこう怖いものがある。 しょうがないか‥‥ ため息をついてあたしは彼の手に誘導されるまま進んでいった。 「ちょっとガウリイまだなの〜?」 あれからけっこうな距離を歩いているものの 彼はいっこうに止まる気配を見せない。 「もうちょっとだ」 このやり取りを何回しただろうか‥‥ も〜疲れた!! 「ちょっとガウ‥」 あたしがいいかげんむかついてきた時、 いきなりガウリイが止まった。 「もういいぞ」 そういわれて目を開けると、 思ったよりも明るい月の光に一瞬目がくらんだ。 1度目をつぶって、もう1度開くと そこには、雪が降っていた‥‥ 「驚いたか?」 事態が飲み込めないあたしに向かってガウリイが言った。 「これはな、ここいらにしか咲いていない 『春の雪』と呼ばれてる花なんだ。」 「春の、雪‥‥?」 確かに、よく見るとそれは雪ではなく白い花びらだった。 「あぁ、春になると枝いっぱいに白い花を咲かせるんだ。 その花びらの舞い落ちるところが雪に似てたんでそういわれているらしいが‥」 「へぇ、よく知ってたわね」 「あ、いや、宿屋のおばさんから聞いたんだ。 今夜みたいに月がきれいに出てる日はこの花を見てみるといいってな」 「あぁ、夕食の時ね‥‥」 ガウリイは夕食を食べ終わった後、 宿屋のおばちゃんとなにやら話していたのだが‥‥ ‥‥このことだったんだ 「どうだ、感想は?」 「かんそう?」 「お前さん、あったかいところで雪見るの好きなんだろ? どうだった?」 あぁ、あの時の会話の‥‥覚えていてくれたんだ‥‥ 今のはちょっと嬉しかったぞ、ガウリイ でも、 「ふん、こんなの雪じゃないじゃない」 心を悟られたくなくてわざとそっぽを向く。 「気に入らなかったか?」 後ろからガウリイが尋ねてくる。 残念そうに。 それには答えずこういった。 「でも‥‥ありがとう。」 見えるはずがないのに、 後ろで、ガウリイが微笑んでいるのが分かった‥‥‥ なんでしょうね‥‥これは‥‥ 我ながら何かいてるのかさっぱり‥‥ なにはともあれ、読んでくださった方(いるかなぁ) 本当にありがとうございました。 |
9189 | Re:春降る雪 (初投稿です) | ドラマ・スライム | 2002/9/13 21:43:30 |
記事番号9188へのコメント 感想が下手なので詳しくは書けませんが 素晴らしい作品でしたよ。 ガウリナ感も出てたし これからもがんばってくださいね。 あと僕の書いた「カオティック・レジェンド」気が向いたら読んでください。 1の方に本編、2の方に外伝があります。 それではこれからもよろしくお願いします。 |
9191 | Re:春降る雪 (初投稿です) | 星月伊与 E-mail | 2002/9/13 21:54:05 |
記事番号9189へのコメント 読んでくださって本当にありがとうございます。 これを投稿した後、しばらくしたら もう感想が書かれていたので驚きました! ドラマ・スライムさんの小説、 早速読んでみようと思います!! 感想ありがとうございました。 |
9194 | Re:春降る雪 (初投稿です) | 闇竜翔 | 2002/9/13 22:10:47 |
記事番号9188へのコメント 星月伊与さんは No.9188「春降る雪 (初投稿です)」で書きました。 闇:始めまして、ついこの間入ったばっかの闇竜です。気が向けば読んでください。 > >こんばんわ‥‥になるのかな、 >星月伊与です! >今回やっと、小説を書くことが出来ました〜。 >読んでくれたら、嬉しいかぎりです。 > > > > > >「ん〜〜、あったかい♪」 >そう言ってあたしは背伸びをした。 > >今の季節は春。 >あたしの嫌いな さむ〜い冬は過ぎてって、空は青く澄み渡っていた。 > >「ごきげんだな、リナ」 >後ろでガウリイが笑いながら言った。 > >「あったり前でしょ。 >あたしのだいっきらいな冬が過ぎたんだから」 闇:俺は・・・・暑いほうが嫌いだ。 L:夏生まれなのに? 闇:冬は、ラグビーの試合があるから楽しい L:あっそ >「お前さんて、ほんと寒いの嫌いだよな >特に寒い日なんかダルマストーブになる‥‥」 > >――ぎろり >あたしがにらむと彼はおとなしくなった。 > >「しょ〜がないじゃない、寒いもんは寒いんだから」 >「だからってなあ、雪なんてきれいじゃないか」 闇:おお、くらげに感性というものが会ったとは・・・・ ガ:感性てなんだ? > >そういう彼に向かってあたしは指を突きつけながら言う。 >「あのねぇ。私は別に雪が嫌いなわけじゃあ無いのよ。 >ただ単に寒いのが嫌いなだけで、あったかい部屋ん中で >雪が降ってるのを見るのは好きよ」 闇:なかなか面白いですね >「ふ〜ん」 >納得したのか、彼は頭の後ろで手を組み、歩き出した。 > > > >「お〜い、リナ」 >そう言ってガウリイがあたしの部屋のドアをたたいたのは >夕食を食べてしばらくしてからのことだった。 > >「どしたの、ガウリイ?」 >そう言ってドアを開けると、 > >!!!? > >いきなし目の前が真っ暗になった。 >どうやら、ガウリイがその手であたしの目をふさいだらしい。 > >「なっ、何すんのよ!?」 >慌てて振り払おうとしたが、思ったよりも力が強く無理だった。 > >「い〜から、ちょっとこのまま移動するぞ」 >「はぁ?このままって、目を隠したまま?」 >「あぁ」 >「あのねえ、そんなことしたら目立つじゃない!」 >声を張り上げたあたしに向かって彼が言った。 >「大丈夫だって、今はもう暗いから人もほとんど出歩いてないし」 >「そういう問題じゃ‥‥」 >なおも言い募ろうとするあたしの言葉を無視し >「それじゃぁ、行くぞ」 >無理やりあたしの手を引っ張って歩き出した。 >「ちょっと‥‥」 >抗議するものの片手でちゃんと目がふさがれているので >けっこう怖いものがある。 闇:確かに目をつぶっていると怖い所がありますね L:階段から落ちたりね・・・・ 闇:うっ > >しょうがないか‥‥ >ため息をついてあたしは彼の手に誘導されるまま進んでいった。 > > > >「ちょっとガウリイまだなの〜?」 >あれからけっこうな距離を歩いているものの >彼はいっこうに止まる気配を見せない。 >「もうちょっとだ」 >このやり取りを何回しただろうか‥‥ > >も〜疲れた!! > >「ちょっとガウ‥」 >あたしがいいかげんむかついてきた時、 >いきなりガウリイが止まった。 > >「もういいぞ」 >そういわれて目を開けると、 >思ったよりも明るい月の光に一瞬目がくらんだ。 >1度目をつぶって、もう1度開くと >そこには、雪が降っていた‥‥ 闇:?春じゃないんですか? > >「驚いたか?」 >事態が飲み込めないあたしに向かってガウリイが言った。 >「これはな、ここいらにしか咲いていない >『春の雪』と呼ばれてる花なんだ。」 > 闇:へ〜、ガウリイが知っていたとは・・・・ >「春の、雪‥‥?」 >確かに、よく見るとそれは雪ではなく白い花びらだった。 >「あぁ、春になると枝いっぱいに白い花を咲かせるんだ。 >その花びらの舞い落ちるところが雪に似てたんでそういわれているらしいが‥」 >「へぇ、よく知ってたわね」 >「あ、いや、宿屋のおばさんから聞いたんだ。 >今夜みたいに月がきれいに出てる日はこの花を見てみるといいってな」 闇:長時間くらげがものを覚えていた・・・・奇跡だ ガ:あのな〜 >「あぁ、夕食の時ね‥‥」 >ガウリイは夕食を食べ終わった後、 >宿屋のおばちゃんとなにやら話していたのだが‥‥ > >‥‥このことだったんだ > >「どうだ、感想は?」 >「かんそう?」 >「お前さん、あったかいところで雪見るの好きなんだろ? >どうだった?」 >あぁ、あの時の会話の‥‥覚えていてくれたんだ‥‥ >今のはちょっと嬉しかったぞ、ガウリイ >でも、 >「ふん、こんなの雪じゃないじゃない」 >心を悟られたくなくてわざとそっぽを向く。 > 闇:顔は、真っ赤? >「気に入らなかったか?」 >後ろからガウリイが尋ねてくる。 >残念そうに。 >それには答えずこういった。 > >「でも‥‥ありがとう。」 > > > >見えるはずがないのに、 >後ろで、ガウリイが微笑んでいるのが分かった‥‥‥ > > > > >なんでしょうね‥‥これは‥‥ >我ながら何かいてるのかさっぱり‥‥ >なにはともあれ、読んでくださった方(いるかなぁ) >本当にありがとうございました。 > > > > 闇:いや〜、長く書く人もいるんだ。初回から、 L:あんたのは、1ページにも満たなかったしね 闇:まあ、ガウリナの文を読むのは・・・・久々のような気がする L:一時期ノーマルカップリングが読めなかったもんね 闇:ああ、ゼロリナのような文を読んでいたときがあったな L:まあ、魔族小説が好きなんでしょうけど 闇:(無視)とても素敵な文でした。また書いてもらえる事を楽しみにしています。それでは・・・・(ざしゅ) L:さようなら〜(右手に鎌をもちつつ) ざしゅぞしゅぐしゃ・・・・・ぷー |
9196 | Re:春降る雪 (初投稿です) | 星月伊与 E-mail | 2002/9/13 22:20:27 |
記事番号9194へのコメント コメントをありがとうございました。 たしかに、そういわれてみれば ガウリイに感性ってあるのでしょうか‥‥? まぁ、細かいことは気にしないで下さい。(だめですか?) なにはともあれ、感想ありがとうございました!!! |
9265 | はじめまして | 空の蒼 | 2002/9/15 22:14:20 |
記事番号9188へのコメント はじめまして。 最近こちらに顔を出させていただいています、空の蒼というものです。 読んだ後、なんだか暖かくなるようなお話ですね。 私はこういう雰囲気って好きです。 私はシリアスもギャグも好きですが、やっぱりほのぼのも好きです。 それに、別にベタベタしてるワケじゃないんだけど・・・っていう、微妙なガウリナっぽいところに惹かれました。 それでは。短いですが、このへんで。 |
9295 | Re:はじめまして | 星月伊与 E-mail | 2002/9/16 21:25:14 |
記事番号9265へのコメント 初めまして! コメントありがとうございます。 初めて書いたガウリナで ほのぼのを目指して書いていたので そう言ってくださるととても嬉しいです。 こちらこそ 短くてすみません。 それでは‥‥‥ |