◆−龍皇奇譚−キツネノテブクロ (2002/9/15 14:24:23) No.9248 ┣龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第一回−キツネノテブクロ (2002/9/15 14:32:06) No.9249 ┃┗Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第一回−ドラマ・スライム (2002/9/15 16:11:19) No.9258 ┃ ┗Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第一回−キツネノテブクロ (2002/9/16 10:05:39) No.9270 ┣龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第二回−キツネノテブクロ (2002/9/16 09:47:59) No.9268 ┃┣Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第二回−Yuppy (2002/9/16 21:53:24) No.9300 ┃┃┗Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第二回−キツネノテブクロ (2002/9/17 09:15:58) NEW No.9313 ┃┗Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第二回−ドラマ・スライム (2002/9/17 13:45:48) NEW No.9321 ┃ ┗Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第二回−キツネノテブクロ (2002/9/17 14:28:50) NEW No.9324 ┣龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第三回−キツネノテブクロ (2002/9/17 14:18:52) NEW No.9322 ┃┗Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第三回−ドラマ・スライム (2002/9/17 15:24:12) NEW No.9328 ┃ ┗Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第三回−キツネノテブクロ (2002/9/18 08:48:19) NEW No.9352 ┣龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第四回−キツネノテブクロ (2002/9/18 09:47:39) NEW No.9353 ┃┗Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第四回−ドラマ・スライム (2002/9/18 11:18:54) NEW No.9354 ┃ ┗Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第四回−キツネノテブクロ (2002/9/18 15:00:37) NEW No.9365 ┗龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 最終回−キツネノテブクロ (2002/9/18 14:49:33) NEW No.9363 ┗Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 最終回−ドラマ・スライム (2002/9/18 17:00:19) NEW No.9369 ┗Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 最終回−キツネノテブクロ (2002/9/19 13:39:10) NEW No.9380
9248 | 龍皇奇譚 | キツネノテブクロ | 2002/9/15 14:24:23 |
ツリー落ちしてるので、新規ツリーを。 第一話は「カテゴリー別検索」と「著者別」に登録してありますので、まだ読まれていない方は、先に第一話をお読みください。 では、「龍皇奇譚」の第二話の始まりです。 |
9249 | 龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第一回 | キツネノテブクロ | 2002/9/15 14:32:06 |
記事番号9248へのコメント ――龍皇奇譚―― 第ニ話「破壊神」 第一回 ―――――全ての世界の浄化だ――――― ・・・・かつて、『闇を撒くもの』と同化したヴァルガーヴの言葉・・・・・ 「ヴォルフィードの闇の皇子よ、我らの下へ・・・」 闇色の光に包まれた女が、ヴァルの向け手を伸ばす。 「どういうことだ?」 「貴方は我らの皇の残せし皇子・・・・さあ、我らの下へ・・・」 さらに手を伸ばしてくる。 「ちょっと待ちなさいよ!! あんた何者で、何しに来たのよ!?」 大声を上げるリナに女は向き直る。 「・・・・・我はモイラ、我が皇に仕えしシビュレ(巫女)・・・我が皇はかつて、闇を撒くものと呼ばれ、黒の竜神ヴォルフィードと一つになりし存在(もの)・・・」 モイラと名乗った女の言葉に、その場に重苦しい空気が流れる。 「・・・ダークスターか・・・」 その呟きは誰のものだったか・・・ 「で、何企んでのよ!?」 リナはイラついた様に声を荒げる。 「君達が知る必要はないよ」 どこか聞き覚えのある声が上からする。 その声の主を確かめるように上を見上げ、息を呑む。 「何で生きてんのよ」 「てめー、滅んだはずだろ」 リナとガーヴは声が掠れている。 そこに居たのは、いたずらっほい笑みを浮かべた美少年。 既に滅び、混沌に帰ったはずの・・・ ―――――――――――――冥王フィブリゾ―――――――――――― 「久しぶりだね、リナ=インバース、それにガーヴも。 それより良いの?そこの赤毛のおじさん、早く助けてあげないと死んじゃうよ」 フィブリゾはそれだけ言うと、虚空に消えた。 「ちっ! フレイ、おいフレイ!」 「火竜王!しっかりしなさい火竜王!」 ガーヴとルナがフィブリゾの言葉で、慌ててフレイに呼びかける。 「おい!あの女いないぞ!? ガウリイに言われて、女の方を見ると、既に姿を消していた。 「何しにきたのよ、あいつらって・・・」 「新たな混沌が生まれようとしてるのだ」 「え?あんたシーリウス!?フィリアまで」 「久しぶりだな、スィーフィード世界の者達よ」 「リナさん、皆さんお久しぶりです」 「どっから出てきた?・・・」 思わず呟いてしまうヴァルだった。 倒れていたフレイも気がつき、改めて場を移す。 かなり広い会議場に、移った一同は今回の事を話し始める。 が、その前に知らない顔同士のものは、簡単に自己紹介をしてからだったが・・・ 「シーリウスが何でこの世界に来てるわけ?」 「あのシビュレたちを追ってきたのだ。 あの者たちは、ダークスターとヴォルフィードの融合体を復活させようとしているのだ」 「何でまた」 「ダークスターがヴォルフィードを吸収し、破壊神と化した為、この世界に召喚倒した。 ここまではいいな?」 ダークスターの一軒に関わった者たちは頷く(ガウリイを除く)。 「だが、この破壊神は自らの分身たる、卵をこの世界に残した。 神と魔の力をあわせ持つ、混沌に近き存在(もの)として・・・それを、我らはこう呼ぶ『闇色の混沌(カオティック・メシア)』と・・・」 「闇色の混沌(カオティック・メシア)」 「カオティック・メシアは未だ完全な状態ではなく、意識と力のエネルギーの塊のような、状態にある。 そのため、この世界の力ある者の魂の食らい、力をつけ様としているのが、まず一つ」 「一つ?まだあるの?」 「もう一つは自らを受け入れられる器・・・つまり、自由になる肉体を捜している。 そして、奴が目をつけているのが・・・」 シーリウスはそこまで言うと黙ってしまった。 「俺なんだろ?」 そう言ったのはヴァルだった。 「どういうことだ?」 「そういう事か・・・」 ガーヴがヴァルに聞こうとした時、フレイは何かに気がつきため息をつく。 「ヴァルの中に感じていた力は、ヴォルフィードのものだったのだな?」 ヴァルはその言葉に頷く。 「ヴァルが、再生された時、ヴォルフィードは自らの一部を使って再生させた。 そのため、ヴァルはヴルフィードの分身の一人となったが・・・同時にダークスターの一部も混じってたらしいな。 じっさい、その力は使えないみたいだが、カオティック・メシアとやらの器に成りうるだろうな」 その意味を知ると、顔を青ざめさせるものもいる。 ヴァル本人は、寂しげな表情を浮かべている・・・ 「なあ、リナ。 どういう意味なんだ?」 どべぇっ! 余りにのほほんとした声と、場を無視しまくった質問に、何人かがでっかい会議用の円卓に突っ伏す。 すぱぱぱぁーん!!! 「こんのくらげええええ!!!! 大変なの!!とにかく大変なの!!!!」 ぷちきれたリナが、スリッパの往復びんたを食らわせ、ガウリイを怒鳴りつける。 「大丈夫なんだろうか(滝汗)」 誰の呟きかは解らないが、その場の殆どが思った事だった・・・ <続> ――あとがき―― 第二話が始まりました。 ヴァル:やっと第二話か 大変な目にあうだろうね、君は ヴァル:おまえ、俺を化け物にしたいのか?(怒) そんなつもりはありません。 とことん不幸なだけですよ。 ヴァル:・・・・・そうか(地を這う声) げっ! ヴァル:ノヴァ・フレア!! いやあああああ!!! ヴァル:おお焦げてる焦げてる(笑) ・・・・・・(物言わぬ骸) ヴァル:じゃあな。 気が向いたら、読んでやってくれ。 |
9258 | Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第一回 | ドラマ・スライム | 2002/9/15 16:11:19 |
記事番号9249へのコメント キツネノテブクロさんは No.9249「龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第一回」で書きました。 > >――龍皇奇譚―― > 第ニ話「破壊神」 第一回 > > > > > >―――――全ての世界の浄化だ――――― > >・・・・かつて、『闇を撒くもの』と同化したヴァルガーヴの言葉・・・・・ > >「ヴォルフィードの闇の皇子よ、我らの下へ・・・」 >闇色の光に包まれた女が、ヴァルの向け手を伸ばす。 >「どういうことだ?」 >「貴方は我らの皇の残せし皇子・・・・さあ、我らの下へ・・・」 >さらに手を伸ばしてくる。 >「ちょっと待ちなさいよ!! >あんた何者で、何しに来たのよ!?」 >大声を上げるリナに女は向き直る。 >「・・・・・我はモイラ、我が皇に仕えしシビュレ(巫女)・・・我が皇はかつて、闇を撒くものと呼ばれ、黒の竜神ヴォルフィードと一つになりし存在(もの)・・・」 >モイラと名乗った女の言葉に、その場に重苦しい空気が流れる。 > >「・・・ダークスターか・・・」 > >その呟きは誰のものだったか・・・ >「で、何企んでのよ!?」 >リナはイラついた様に声を荒げる。 > >「君達が知る必要はないよ」 > >どこか聞き覚えのある声が上からする。 >その声の主を確かめるように上を見上げ、息を呑む。 > >「何で生きてんのよ」 > >「てめー、滅んだはずだろ」 > >リナとガーヴは声が掠れている。 >そこに居たのは、いたずらっほい笑みを浮かべた美少年。 >既に滅び、混沌に帰ったはずの・・・ > > > >―――――――――――――冥王フィブリゾ―――――――――――― > > > >「久しぶりだね、リナ=インバース、それにガーヴも。 >それより良いの?そこの赤毛のおじさん、早く助けてあげないと死んじゃうよ」 >フィブリゾはそれだけ言うと、虚空に消えた。 >「ちっ! >フレイ、おいフレイ!」 >「火竜王!しっかりしなさい火竜王!」 >ガーヴとルナがフィブリゾの言葉で、慌ててフレイに呼びかける。 >「おい!あの女いないぞ!? >ガウリイに言われて、女の方を見ると、既に姿を消していた。 >「何しにきたのよ、あいつらって・・・」 > >「新たな混沌が生まれようとしてるのだ」 > >「え?あんたシーリウス!?フィリアまで」 >「久しぶりだな、スィーフィード世界の者達よ」 >「リナさん、皆さんお久しぶりです」 > >「どっから出てきた?・・・」 >思わず呟いてしまうヴァルだった。 > > > >倒れていたフレイも気がつき、改めて場を移す。 >かなり広い会議場に、移った一同は今回の事を話し始める。 >が、その前に知らない顔同士のものは、簡単に自己紹介をしてからだったが・・・ > >「シーリウスが何でこの世界に来てるわけ?」 >「あのシビュレたちを追ってきたのだ。 >あの者たちは、ダークスターとヴォルフィードの融合体を復活させようとしているのだ」 >「何でまた」 >「ダークスターがヴォルフィードを吸収し、破壊神と化した為、この世界に召喚倒した。 >ここまではいいな?」 >ダークスターの一軒に関わった者たちは頷く(ガウリイを除く)。 >「だが、この破壊神は自らの分身たる、卵をこの世界に残した。 >神と魔の力をあわせ持つ、混沌に近き存在(もの)として・・・それを、我らはこう呼ぶ『闇色の混沌(カオティック・メシア)』と・・・」 おお凄い名前! >「闇色の混沌(カオティック・メシア)」 >「カオティック・メシアは未だ完全な状態ではなく、意識と力のエネルギーの塊のような、状態にある。 >そのため、この世界の力ある者の魂の食らい、力をつけ様としているのが、まず一つ」 >「一つ?まだあるの?」 >「もう一つは自らを受け入れられる器・・・つまり、自由になる肉体を捜している。」 寄生虫? >そして、奴が目をつけているのが・・・」 >シーリウスはそこまで言うと黙ってしまった。 > >「俺なんだろ?」 > >そう言ったのはヴァルだった。 >「どういうことだ?」 >「そういう事か・・・」 >ガーヴがヴァルに聞こうとした時、フレイは何かに気がつきため息をつく。 >「ヴァルの中に感じていた力は、ヴォルフィードのものだったのだな?」 >ヴァルはその言葉に頷く。 >「ヴァルが、再生された時、ヴォルフィードは自らの一部を使って再生させた。 >そのため、ヴァルはヴルフィードの分身の一人となったが・・・同時にダークスターの一部も混じってたらしいな。 >じっさい、その力は使えないみたいだが、カオティック・メシアとやらの器に成りうるだろうな」 >その意味を知ると、顔を青ざめさせるものもいる。 >ヴァル本人は、寂しげな表情を浮かべている・・・ >「なあ、リナ。 >どういう意味なんだ?」 > >どべぇっ! > >余りにのほほんとした声と、場を無視しまくった質問に、何人かがでっかい会議用の円卓に突っ伏す。 > >すぱぱぱぁーん!!! > >「こんのくらげええええ!!!! >大変なの!!とにかく大変なの!!!!」 >ぷちきれたリナが、スリッパの往復びんたを食らわせ、ガウリイを怒鳴りつける。 > >「大丈夫なんだろうか(滝汗)」 >誰の呟きかは解らないが、その場の殆どが思った事だった・・・ > > ><続> > > > >――あとがき―― > >第二話が始まりました。 > >ヴァル:やっと第二話か > >大変な目にあうだろうね、君は > >ヴァル:おまえ、俺を化け物にしたいのか?(怒) > >そんなつもりはありません。 >とことん不幸なだけですよ。 > >ヴァル:・・・・・そうか(地を這う声) > >げっ! > >ヴァル:ノヴァ・フレア!! > >いやあああああ!!! > >ヴァル:おお焦げてる焦げてる(笑) > >・・・・・・(物言わぬ骸) > >ヴァル:じゃあな。 >気が向いたら、読んでやってくれ。 気が向いたので読みました。 僕の作品も読んでくださいね(こればっかり |
9270 | Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第一回 | キツネノテブクロ | 2002/9/16 10:05:39 |
記事番号9258へのコメント >> >>――龍皇奇譚―― >> 第ニ話「破壊神」 第一回 >> >> >> >> >> >>―――――全ての世界の浄化だ――――― >> >>・・・・かつて、『闇を撒くもの』と同化したヴァルガーヴの言葉・・・・・ >> >>「ヴォルフィードの闇の皇子よ、我らの下へ・・・」 >>闇色の光に包まれた女が、ヴァルの向け手を伸ばす。 >>「どういうことだ?」 >>「貴方は我らの皇の残せし皇子・・・・さあ、我らの下へ・・・」 >>さらに手を伸ばしてくる。 >>「ちょっと待ちなさいよ!! >>あんた何者で、何しに来たのよ!?」 >>大声を上げるリナに女は向き直る。 >>「・・・・・我はモイラ、我が皇に仕えしシビュレ(巫女)・・・我が皇はかつて、闇を撒くものと呼ばれ、黒の竜神ヴォルフィードと一つになりし存在(もの)・・・」 >>モイラと名乗った女の言葉に、その場に重苦しい空気が流れる。 >> >>「・・・ダークスターか・・・」 >> >>その呟きは誰のものだったか・・・ >>「で、何企んでのよ!?」 >>リナはイラついた様に声を荒げる。 >> >>「君達が知る必要はないよ」 >> >>どこか聞き覚えのある声が上からする。 >>その声の主を確かめるように上を見上げ、息を呑む。 >> >>「何で生きてんのよ」 >> >>「てめー、滅んだはずだろ」 >> >>リナとガーヴは声が掠れている。 >>そこに居たのは、いたずらっほい笑みを浮かべた美少年。 >>既に滅び、混沌に帰ったはずの・・・ >> >> >> >>―――――――――――――冥王フィブリゾ―――――――――――― >> >> >> >>「久しぶりだね、リナ=インバース、それにガーヴも。 >>それより良いの?そこの赤毛のおじさん、早く助けてあげないと死んじゃうよ」 >>フィブリゾはそれだけ言うと、虚空に消えた。 >>「ちっ! >>フレイ、おいフレイ!」 >>「火竜王!しっかりしなさい火竜王!」 >>ガーヴとルナがフィブリゾの言葉で、慌ててフレイに呼びかける。 >>「おい!あの女いないぞ!? >>ガウリイに言われて、女の方を見ると、既に姿を消していた。 >>「何しにきたのよ、あいつらって・・・」 >> >>「新たな混沌が生まれようとしてるのだ」 >> >>「え?あんたシーリウス!?フィリアまで」 >>「久しぶりだな、スィーフィード世界の者達よ」 >>「リナさん、皆さんお久しぶりです」 >> >>「どっから出てきた?・・・」 >>思わず呟いてしまうヴァルだった。 >> >> >> >>倒れていたフレイも気がつき、改めて場を移す。 >>かなり広い会議場に、移った一同は今回の事を話し始める。 >>が、その前に知らない顔同士のものは、簡単に自己紹介をしてからだったが・・・ >> >>「シーリウスが何でこの世界に来てるわけ?」 >>「あのシビュレたちを追ってきたのだ。 >>あの者たちは、ダークスターとヴォルフィードの融合体を復活させようとしているのだ」 >>「何でまた」 >>「ダークスターがヴォルフィードを吸収し、破壊神と化した為、この世界に召喚倒した。 >>ここまではいいな?」 >>ダークスターの一軒に関わった者たちは頷く(ガウリイを除く)。 >>「だが、この破壊神は自らの分身たる、卵をこの世界に残した。 >>神と魔の力をあわせ持つ、混沌に近き存在(もの)として・・・それを、我らはこう呼ぶ『闇色の混沌(カオティック・メシア)』と・・・」 >おお凄い名前! >>「闇色の混沌(カオティック・メシア)」 >>「カオティック・メシアは未だ完全な状態ではなく、意識と力のエネルギーの塊のような、状態にある。 >>そのため、この世界の力ある者の魂の食らい、力をつけ様としているのが、まず一つ」 >>「一つ?まだあるの?」 >>「もう一つは自らを受け入れられる器・・・つまり、自由になる肉体を捜している。」 >寄生虫? ちょっと違うんですが・・・ >>そして、奴が目をつけているのが・・・」 >>シーリウスはそこまで言うと黙ってしまった。 >> >>「俺なんだろ?」 >> >>そう言ったのはヴァルだった。 >>「どういうことだ?」 >>「そういう事か・・・」 >>ガーヴがヴァルに聞こうとした時、フレイは何かに気がつきため息をつく。 >>「ヴァルの中に感じていた力は、ヴォルフィードのものだったのだな?」 >>ヴァルはその言葉に頷く。 >>「ヴァルが、再生された時、ヴォルフィードは自らの一部を使って再生させた。 >>そのため、ヴァルはヴルフィードの分身の一人となったが・・・同時にダークスターの一部も混じってたらしいな。 >>じっさい、その力は使えないみたいだが、カオティック・メシアとやらの器に成りうるだろうな」 >>その意味を知ると、顔を青ざめさせるものもいる。 >>ヴァル本人は、寂しげな表情を浮かべている・・・ >>「なあ、リナ。 >>どういう意味なんだ?」 >> >>どべぇっ! >> >>余りにのほほんとした声と、場を無視しまくった質問に、何人かがでっかい会議用の円卓に突っ伏す。 >> >>すぱぱぱぁーん!!! >> >>「こんのくらげええええ!!!! >>大変なの!!とにかく大変なの!!!!」 >>ぷちきれたリナが、スリッパの往復びんたを食らわせ、ガウリイを怒鳴りつける。 >> >>「大丈夫なんだろうか(滝汗)」 >>誰の呟きかは解らないが、その場の殆どが思った事だった・・・ >> >> >><続> >> >> >> >>――あとがき―― >> >>第二話が始まりました。 >> >>ヴァル:やっと第二話か >> >>大変な目にあうだろうね、君は >> >>ヴァル:おまえ、俺を化け物にしたいのか?(怒) >> >>そんなつもりはありません。 >>とことん不幸なだけですよ。 >> >>ヴァル:・・・・・そうか(地を這う声) >> >>げっ! >> >>ヴァル:ノヴァ・フレア!! >> >>いやあああああ!!! >> >>ヴァル:おお焦げてる焦げてる(笑) >> >>・・・・・・(物言わぬ骸) >> >>ヴァル:じゃあな。 >>気が向いたら、読んでやってくれ。 >気が向いたので読みました。 いつも有難う御座います。 読んでもらえて嬉しいです。 |
9268 | 龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第二回 | キツネノテブクロ | 2002/9/16 09:47:59 |
記事番号9248へのコメント ――龍皇奇譚―― 第ニ話「破壊神」 第二回 「何をすべきか考えるか」 しばし重い沈黙が続いた後、発言したのはラダマンティス。 「そうね・・・ねえ、シーリウス、奴らが狙いそうな奴わかる?」 「・・・まず、四体の竜王と、その血に連なる竜神二体。 後は、北の魔王と他の魔王のかけらに、腹心達、ぐらいだな」 「結構大物ばっかね」 「魔族が減るのは構わんが、そのせいで敵さんが力をつけるのは困るな」 「あの、ゼルガディスさん、困ってるように聞こえないんですが(汗)」 ゼルガディスの言葉に、つっこむゼロス。 「まあ、魔族だし」 「そうですね」 追い討ちをかける、リナとアメリア。 それを聞いて、へやの隅で何やらぶちぶち言いながら、ゼロスはいぢける。 「まあ、あれはほっといて、話を続けましょう」 「陛下、目通りを願うものが来ております。 リナ殿か、ゼロス殿、もしくはガーヴ殿に、取り次いで欲しいとかですが・・・」 会議室に取り次ぎ役の兵士らしきものが、女王に伺いをたてに来る。 「名は何と言っていた?」 「は、ゼラスとか・・・」 ぶぶぅっ!! 何人かが、用意されていたお茶を吹き出す。 「と・・通していいわよ(汗)」 「は、ではこちらにお通しします」 兵士はいったん退室すると、ゼラスを連れきた。 「よお、ゼラス」 「一年ぶりだな、ガーヴ。 変わりないか?」 「俺がそう簡単にどうにかなると思うか?」 「いや(笑)」 「あのー、獣王様。 こちらに来られるとは、伺ってなかったと思いますが・・・」 「ああ、言ってない。 急に決まった事だ」 「・・・」 あっさり獣王に言われ、いぢけモードに入るゼロス。 「グラウとダルフィンはどうしてる?」 「覇王は、力に使いすぎで、アストラルサイドから出てこない。 で、海王は覇王や北の魔王様の側に居ると言って、残ってる。 そう言えば、最近魔王様は寝不足らしい・・・」 「はあ??」 「氷をかち割る音で安眠できんとか・・・」 「どんな魔王よ!?」 思わず、ガーヴとゼラスの会話につっこむリナ。 「その、安眠妨害してる奴ってのは、親父のことだろ(呆)」 「おれかあ?」 息子のセリフに聞き返すラダマンティス。 「カタートの氷を取りに行くのが趣味だろうが」 「どんな趣味よ(汗)」 「週に何回行ってるんだ?」 「・・・・3・4回かな」 「それだけ行ってて、よく氷が減らないな」 「そこがアクア特製の封印だからろう」 「ぜるぅ・・・ラダさんて、何者?」 「この国の王国騎士団騎士団長で筆頭騎士、バスターソードの二刀流で、人間離れしまくりの親父。 ちなみに母さんは、あの赤法師レゾを平然とタコ殴りにするし、『視える』場所なら何処にでも呪文をぶち込める」 「・・・・(滝汗)」 ここに来て、リナはゼルガディスが家族の事を、人外魔境と評した意味が解った気がした。 ゼラスが加わり、落ち着いたところで、再び話し合いに戻る。 「つまり、カオティック・メシアは神にとっても魔族にとっても、共通の的なわけね。 それで、協力し合うという事でいいのね?」 「そうだ。 今回の事に限り、神側と協力する必要があると判断した」 「フレイはどうなんだ?・・・・って、お前何してんだ(汗)」 フレイは目を閉じ、何やらぶつぶつ呟いている。 かなり怪しい光景に、何人かは引いている。 「天竜王バールウィンと、地竜王ランゴードの両者は、その意見に同意した。 水竜神ディアと、火竜神ザードが我らと行動を共にする事になるだろう」 「お前、何やってたんだ?」 「意識を飛ばして、それぞれに話をしていただけだが?」 「・・・ああそう(汗)」 力の大半を封じられているとは言っても、そこは神だけあって、かなり常識はずれな力があるようだ。 「奴らと、どう戦うかよね・・・」 <続> ――あとがき―― 獣王様の登場ですね。 リナ:それにしても、寝不足になる魔王って何かヤね・・・ そうですなあ・・・ リナ:ところで、ゼルの両親って・・・ 気にしてはいけません。 リナ:で、この話ちゃんと終れるの? さあ・・・ リナ:さあって;;; ま、気長に行きましょう。 リナ:読んでくれる人がそこまで、気長に呼んでくれるかしらね(遠い目) ・・・;;; この辺で、失礼(逃) |
9300 | Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第二回 | Yuppy | 2002/9/16 21:53:24 |
記事番号9268へのコメント キツネノテブクロさんは No.9268「龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第二回」で書きました。 > どうも。Yuppyです。 >――龍皇奇譚―― > 第ニ話「破壊神」 第二回 > > > > > >「何をすべきか考えるか」 >しばし重い沈黙が続いた後、発言したのはラダマンティス。 >「そうね・・・ねえ、シーリウス、奴らが狙いそうな奴わかる?」 >「・・・まず、四体の竜王と、その血に連なる竜神二体。 >後は、北の魔王と他の魔王のかけらに、腹心達、ぐらいだな」 >「結構大物ばっかね」 >「魔族が減るのは構わんが、そのせいで敵さんが力をつけるのは困るな」 >「あの、ゼルガディスさん、困ってるように聞こえないんですが(汗)」 >ゼルガディスの言葉に、つっこむゼロス。 >「まあ、魔族だし」 >「そうですね」 >追い討ちをかける、リナとアメリア。 >それを聞いて、へやの隅で何やらぶちぶち言いながら、ゼロスはいぢける。 人魂と縦線のオプション付きだったりして・・・・・・ >「まあ、あれはほっといて、話を続けましょう」 > > >「陛下、目通りを願うものが来ております。 >リナ殿か、ゼロス殿、もしくはガーヴ殿に、取り次いで欲しいとかですが・・・」 >会議室に取り次ぎ役の兵士らしきものが、女王に伺いをたてに来る。 >「名は何と言っていた?」 >「は、ゼラスとか・・・」 きゃあああ!!ゼラス様登場〜〜〜vvvv!!!! >ぶぶぅっ!! >何人かが、用意されていたお茶を吹き出す。 >「と・・通していいわよ(汗)」 >「は、ではこちらにお通しします」 >兵士はいったん退室すると、ゼラスを連れきた。 > >「よお、ゼラス」 >「一年ぶりだな、ガーヴ。 >変わりないか?」 >「俺がそう簡単にどうにかなると思うか?」 >「いや(笑)」 私も思いません(コラ) >「あのー、獣王様。 >こちらに来られるとは、伺ってなかったと思いますが・・・」 >「ああ、言ってない。 >急に決まった事だ」 >「・・・」 >あっさり獣王に言われ、いぢけモードに入るゼロス。 また人魂と縦線の・・・・・・ >「グラウとダルフィンはどうしてる?」 >「覇王は、力に使いすぎで、アストラルサイドから出てこない。 >で、海王は覇王や北の魔王様の側に居ると言って、残ってる。 >そう言えば、最近魔王様は寝不足らしい・・・」 >「はあ??」 >「氷をかち割る音で安眠できんとか・・・」 >「どんな魔王よ!?」 私もそうつっこみました。心の中で。 >思わず、ガーヴとゼラスの会話につっこむリナ。 >「その、安眠妨害してる奴ってのは、親父のことだろ(呆)」 >「おれかあ?」 >息子のセリフに聞き返すラダマンティス。 >「カタートの氷を取りに行くのが趣味だろうが」 >「どんな趣味よ(汗)」 >「週に何回行ってるんだ?」 >「・・・・3・4回かな」 >「それだけ行ってて、よく氷が減らないな」 >「そこがアクア特製の封印だからろう」 >「ぜるぅ・・・ラダさんて、何者?」 >「この国の王国騎士団騎士団長で筆頭騎士、バスターソードの二刀流で、人間離れしまくりの親父。 >ちなみに母さんは、あの赤法師レゾを平然とタコ殴りにするし、『視える』場所なら何処にでも呪文をぶち込める」 >「・・・・(滝汗)」 >ここに来て、リナはゼルガディスが家族の事を、人外魔境と評した意味が解った気がした。 > > >ゼラスが加わり、落ち着いたところで、再び話し合いに戻る。 >「つまり、カオティック・メシアは神にとっても魔族にとっても、共通の的なわけね。 >それで、協力し合うという事でいいのね?」 >「そうだ。 >今回の事に限り、神側と協力する必要があると判断した」 >「フレイはどうなんだ?・・・・って、お前何してんだ(汗)」 >フレイは目を閉じ、何やらぶつぶつ呟いている。 >かなり怪しい光景に、何人かは引いている。 >「天竜王バールウィンと、地竜王ランゴードの両者は、その意見に同意した。 >水竜神ディアと、火竜神ザードが我らと行動を共にする事になるだろう」 >「お前、何やってたんだ?」 >「意識を飛ばして、それぞれに話をしていただけだが?」 でも端から見たらあやしいおっさん? >「・・・ああそう(汗)」 >力の大半を封じられているとは言っても、そこは神だけあって、かなり常識はずれな力があるようだ。 > > >「奴らと、どう戦うかよね・・・」 > > > ><続> > > >――あとがき―― > >獣王様の登場ですね。 やったああああああぁぁぁぁぁ!!! > >リナ:それにしても、寝不足になる魔王って何かヤね・・・ > >そうですなあ・・・ > >リナ:ところで、ゼルの両親って・・・ > >気にしてはいけません。 > >リナ:で、この話ちゃんと終れるの? > >さあ・・・ > >リナ:さあって;;; > >ま、気長に行きましょう。 > >リナ:読んでくれる人がそこまで、気長に呼んでくれるかしらね(遠い目) > >・・・;;; >この辺で、失礼(逃) がんばってください!私もプレステ復活したんでFFZ書けます!書きます! |
9313 | Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第二回 | キツネノテブクロ | 2002/9/17 09:15:58 |
記事番号9300へのコメント >> >どうも。Yuppyです。 > >>――龍皇奇譚―― >> 第ニ話「破壊神」 第二回 >> >> >> >> >> >>「何をすべきか考えるか」 >>しばし重い沈黙が続いた後、発言したのはラダマンティス。 >>「そうね・・・ねえ、シーリウス、奴らが狙いそうな奴わかる?」 >>「・・・まず、四体の竜王と、その血に連なる竜神二体。 >>後は、北の魔王と他の魔王のかけらに、腹心達、ぐらいだな」 >>「結構大物ばっかね」 >>「魔族が減るのは構わんが、そのせいで敵さんが力をつけるのは困るな」 >>「あの、ゼルガディスさん、困ってるように聞こえないんですが(汗)」 >>ゼルガディスの言葉に、つっこむゼロス。 >>「まあ、魔族だし」 >>「そうですね」 >>追い討ちをかける、リナとアメリア。 >>それを聞いて、へやの隅で何やらぶちぶち言いながら、ゼロスはいぢける。 > >人魂と縦線のオプション付きだったりして・・・・・・ 付いてるでしょうね(笑) > >>「まあ、あれはほっといて、話を続けましょう」 >> >> >>「陛下、目通りを願うものが来ております。 >>リナ殿か、ゼロス殿、もしくはガーヴ殿に、取り次いで欲しいとかですが・・・」 >>会議室に取り次ぎ役の兵士らしきものが、女王に伺いをたてに来る。 >>「名は何と言っていた?」 >>「は、ゼラスとか・・・」 > >きゃあああ!!ゼラス様登場〜〜〜vvvv!!!! > >>ぶぶぅっ!! >>何人かが、用意されていたお茶を吹き出す。 >>「と・・通していいわよ(汗)」 >>「は、ではこちらにお通しします」 >>兵士はいったん退室すると、ゼラスを連れきた。 >> >>「よお、ゼラス」 >>「一年ぶりだな、ガーヴ。 >>変わりないか?」 >>「俺がそう簡単にどうにかなると思うか?」 >>「いや(笑)」 > >私も思いません(コラ) 右に同じ(おいおい) > >>「あのー、獣王様。 >>こちらに来られるとは、伺ってなかったと思いますが・・・」 >>「ああ、言ってない。 >>急に決まった事だ」 >>「・・・」 >>あっさり獣王に言われ、いぢけモードに入るゼロス。 > >また人魂と縦線の・・・・・・ > >>「グラウとダルフィンはどうしてる?」 >>「覇王は、力に使いすぎで、アストラルサイドから出てこない。 >>で、海王は覇王や北の魔王様の側に居ると言って、残ってる。 >>そう言えば、最近魔王様は寝不足らしい・・・」 >>「はあ??」 >>「氷をかち割る音で安眠できんとか・・・」 >>「どんな魔王よ!?」 > >私もそうつっこみました。心の中で。 いえ、ここに居る全員がつっこんでますよ。 心の中で(笑) > >>思わず、ガーヴとゼラスの会話につっこむリナ。 >>「その、安眠妨害してる奴ってのは、親父のことだろ(呆)」 >>「おれかあ?」 >>息子のセリフに聞き返すラダマンティス。 >>「カタートの氷を取りに行くのが趣味だろうが」 >>「どんな趣味よ(汗)」 >>「週に何回行ってるんだ?」 >>「・・・・3・4回かな」 >>「それだけ行ってて、よく氷が減らないな」 >>「そこがアクア特製の封印だからろう」 >>「ぜるぅ・・・ラダさんて、何者?」 >>「この国の王国騎士団騎士団長で筆頭騎士、バスターソードの二刀流で、人間離れしまくりの親父。 >>ちなみに母さんは、あの赤法師レゾを平然とタコ殴りにするし、『視える』場所なら何処にでも呪文をぶち込める」 >>「・・・・(滝汗)」 >>ここに来て、リナはゼルガディスが家族の事を、人外魔境と評した意味が解った気がした。 >> >> >>ゼラスが加わり、落ち着いたところで、再び話し合いに戻る。 >>「つまり、カオティック・メシアは神にとっても魔族にとっても、共通の的なわけね。 >>それで、協力し合うという事でいいのね?」 >>「そうだ。 >>今回の事に限り、神側と協力する必要があると判断した」 >>「フレイはどうなんだ?・・・・って、お前何してんだ(汗)」 >>フレイは目を閉じ、何やらぶつぶつ呟いている。 >>かなり怪しい光景に、何人かは引いている。 >>「天竜王バールウィンと、地竜王ランゴードの両者は、その意見に同意した。 >>水竜神ディアと、火竜神ザードが我らと行動を共にする事になるだろう」 >>「お前、何やってたんだ?」 >>「意識を飛ばして、それぞれに話をしていただけだが?」 > >でも端から見たらあやしいおっさん? 見た目は渋い美形中年なんですけどね(苦笑) ただし。かなり、天然さんですから・・・(ため息) > >>「・・・ああそう(汗)」 >>力の大半を封じられているとは言っても、そこは神だけあって、かなり常識はずれな力があるようだ。 >> >> >>「奴らと、どう戦うかよね・・・」 >> >> >> >><続> >> >> >>――あとがき―― >> >>獣王様の登場ですね。 > >やったああああああぁぁぁぁぁ!!! > >> >>リナ:それにしても、寝不足になる魔王って何かヤね・・・ >> >>そうですなあ・・・ >> >>リナ:ところで、ゼルの両親って・・・ >> >>気にしてはいけません。 >> >>リナ:で、この話ちゃんと終れるの? >> >>さあ・・・ >> >>リナ:さあって;;; >> >>ま、気長に行きましょう。 >> >>リナ:読んでくれる人がそこまで、気長に呼んでくれるかしらね(遠い目) >> >>・・・;;; >>この辺で、失礼(逃) > >がんばってください!私もプレステ復活したんでFFZ書けます!書きます! 有難う御座います。 Yuppy様もFFZ頑張ってください。 |
9321 | Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第二回 | ドラマ・スライム | 2002/9/17 13:45:48 |
記事番号9268へのコメント キツネノテブクロさんは No.9268「龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第二回」で書きました。 > >――龍皇奇譚―― > 第ニ話「破壊神」 第二回 > > > > > >「何をすべきか考えるか」 >しばし重い沈黙が続いた後、発言したのはラダマンティス。 >「そうね・・・ねえ、シーリウス、奴らが狙いそうな奴わかる?」 >「・・・まず、四体の竜王と、その血に連なる竜神二体。 >後は、北の魔王と他の魔王のかけらに、腹心達、ぐらいだな」 >「結構大物ばっかね」 >「魔族が減るのは構わんが、そのせいで敵さんが力をつけるのは困るな」 >「あの、ゼルガディスさん、困ってるように聞こえないんですが(汗)」 >ゼルガディスの言葉に、つっこむゼロス。 >「まあ、魔族だし」 >「そうですね」 >追い討ちをかける、リナとアメリア。 >それを聞いて、へやの隅で何やらぶちぶち言いながら、ゼロスはいぢける。 >「まあ、あれはほっといて、話を続けましょう」 > > >「陛下、目通りを願うものが来ております。 >リナ殿か、ゼロス殿、もしくはガーヴ殿に、取り次いで欲しいとかですが・・・」 >会議室に取り次ぎ役の兵士らしきものが、女王に伺いをたてに来る。 >「名は何と言っていた?」 >「は、ゼラスとか・・・」 >ぶぶぅっ!! >何人かが、用意されていたお茶を吹き出す。 >「と・・通していいわよ(汗)」 >「は、ではこちらにお通しします」 >兵士はいったん退室すると、ゼラスを連れきた。 > >「よお、ゼラス」 >「一年ぶりだな、ガーヴ。 >変わりないか?」 >「俺がそう簡単にどうにかなると思うか?」 >「いや(笑)」 >「あのー、獣王様。 >こちらに来られるとは、伺ってなかったと思いますが・・・」 >「ああ、言ってない。 >急に決まった事だ」 >「・・・」 >あっさり獣王に言われ、いぢけモードに入るゼロス。 >「グラウとダルフィンはどうしてる?」 >「覇王は、力に使いすぎで、アストラルサイドから出てこない。 >で、海王は覇王や北の魔王様の側に居ると言って、残ってる。 >そう言えば、最近魔王様は寝不足らしい・・・」 >「はあ??」 >「氷をかち割る音で安眠できんとか・・・」 こっこれは・・・ >「どんな魔王よ!?」 >思わず、ガーヴとゼラスの会話につっこむリナ。 >「その、安眠妨害してる奴ってのは、親父のことだろ(呆)」 >「おれかあ?」 >息子のセリフに聞き返すラダマンティス。 >「カタートの氷を取りに行くのが趣味だろうが」 >「どんな趣味よ(汗)」 >「週に何回行ってるんだ?」 >「・・・・3・4回かな」 >「それだけ行ってて、よく氷が減らないな」 >「そこがアクア特製の封印だからろう」 >「ぜるぅ・・・ラダさんて、何者?」 >「この国の王国騎士団騎士団長で筆頭騎士、バスターソードの二刀流で、人間離れしまくりの親父。 >ちなみに母さんは、あの赤法師レゾを平然とタコ殴りにするし、『視える』場所なら何処にでも呪文をぶち込める」 >「・・・・(滝汗)」 >ここに来て、リナはゼルガディスが家族の事を、人外魔境と評した意味が解った気がした。 > > >ゼラスが加わり、落ち着いたところで、再び話し合いに戻る。 >「つまり、カオティック・メシアは神にとっても魔族にとっても、共通の的なわけね。 >それで、協力し合うという事でいいのね?」 >「そうだ。 >今回の事に限り、神側と協力する必要があると判断した」 >「フレイはどうなんだ?・・・・って、お前何してんだ(汗)」 >フレイは目を閉じ、何やらぶつぶつ呟いている。 >かなり怪しい光景に、何人かは引いている。 >「天竜王バールウィンと、地竜王ランゴードの両者は、その意見に同意した。 >水竜神ディアと、火竜神ザードが我らと行動を共にする事になるだろう」 なぜ子の名前が偉そうなのですか。 >「お前、何やってたんだ?」 >「意識を飛ばして、それぞれに話をしていただけだが?」 >「・・・ああそう(汗)」 >力の大半を封じられているとは言っても、そこは神だけあって、かなり常識はずれな力があるようだ。 > > >「奴らと、どう戦うかよね・・・」 重破斬→暴走 > > > ><続> > > >――あとがき―― > >獣王様の登場ですね。 > >リナ:それにしても、寝不足になる魔王って何かヤね・・・ > >そうですなあ・・・ > >リナ:ところで、ゼルの両親って・・・ > >気にしてはいけません。 > >リナ:で、この話ちゃんと終れるの? > >さあ・・・ > >リナ:さあって;;; > >ま、気長に行きましょう。 > >リナ:読んでくれる人がそこまで、気長に呼んでくれるかしらね(遠い目) > >・・・;;; >この辺で、失礼(逃) それではがんばってください。 |
9324 | Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第二回 | キツネノテブクロ | 2002/9/17 14:28:50 |
記事番号9321へのコメント ドラマ・スライムさんは No.9321「Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第二回」で書きました。 > >キツネノテブクロさんは No.9268「龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第二回」で書きました。 >> >>――龍皇奇譚―― >> 第ニ話「破壊神」 第二回 >> >> >> >> >> >>「何をすべきか考えるか」 >>しばし重い沈黙が続いた後、発言したのはラダマンティス。 >>「そうね・・・ねえ、シーリウス、奴らが狙いそうな奴わかる?」 >>「・・・まず、四体の竜王と、その血に連なる竜神二体。 >>後は、北の魔王と他の魔王のかけらに、腹心達、ぐらいだな」 >>「結構大物ばっかね」 >>「魔族が減るのは構わんが、そのせいで敵さんが力をつけるのは困るな」 >>「あの、ゼルガディスさん、困ってるように聞こえないんですが(汗)」 >>ゼルガディスの言葉に、つっこむゼロス。 >>「まあ、魔族だし」 >>「そうですね」 >>追い討ちをかける、リナとアメリア。 >>それを聞いて、へやの隅で何やらぶちぶち言いながら、ゼロスはいぢける。 >>「まあ、あれはほっといて、話を続けましょう」 >> >> >>「陛下、目通りを願うものが来ております。 >>リナ殿か、ゼロス殿、もしくはガーヴ殿に、取り次いで欲しいとかですが・・・」 >>会議室に取り次ぎ役の兵士らしきものが、女王に伺いをたてに来る。 >>「名は何と言っていた?」 >>「は、ゼラスとか・・・」 >>ぶぶぅっ!! >>何人かが、用意されていたお茶を吹き出す。 >>「と・・通していいわよ(汗)」 >>「は、ではこちらにお通しします」 >>兵士はいったん退室すると、ゼラスを連れきた。 >> >>「よお、ゼラス」 >>「一年ぶりだな、ガーヴ。 >>変わりないか?」 >>「俺がそう簡単にどうにかなると思うか?」 >>「いや(笑)」 >>「あのー、獣王様。 >>こちらに来られるとは、伺ってなかったと思いますが・・・」 >>「ああ、言ってない。 >>急に決まった事だ」 >>「・・・」 >>あっさり獣王に言われ、いぢけモードに入るゼロス。 >>「グラウとダルフィンはどうしてる?」 >>「覇王は、力に使いすぎで、アストラルサイドから出てこない。 >>で、海王は覇王や北の魔王様の側に居ると言って、残ってる。 >>そう言えば、最近魔王様は寝不足らしい・・・」 >>「はあ??」 >>「氷をかち割る音で安眠できんとか・・・」 >こっこれは・・・ >>「どんな魔王よ!?」 >>思わず、ガーヴとゼラスの会話につっこむリナ。 >>「その、安眠妨害してる奴ってのは、親父のことだろ(呆)」 >>「おれかあ?」 >>息子のセリフに聞き返すラダマンティス。 >>「カタートの氷を取りに行くのが趣味だろうが」 >>「どんな趣味よ(汗)」 >>「週に何回行ってるんだ?」 >>「・・・・3・4回かな」 >>「それだけ行ってて、よく氷が減らないな」 >>「そこがアクア特製の封印だからろう」 >>「ぜるぅ・・・ラダさんて、何者?」 >>「この国の王国騎士団騎士団長で筆頭騎士、バスターソードの二刀流で、人間離れしまくりの親父。 >>ちなみに母さんは、あの赤法師レゾを平然とタコ殴りにするし、『視える』場所なら何処にでも呪文をぶち込める」 >>「・・・・(滝汗)」 >>ここに来て、リナはゼルガディスが家族の事を、人外魔境と評した意味が解った気がした。 >> >> >>ゼラスが加わり、落ち着いたところで、再び話し合いに戻る。 >>「つまり、カオティック・メシアは神にとっても魔族にとっても、共通の的なわけね。 >>それで、協力し合うという事でいいのね?」 >>「そうだ。 >>今回の事に限り、神側と協力する必要があると判断した」 >>「フレイはどうなんだ?・・・・って、お前何してんだ(汗)」 >>フレイは目を閉じ、何やらぶつぶつ呟いている。 >>かなり怪しい光景に、何人かは引いている。 >>「天竜王バールウィンと、地竜王ランゴードの両者は、その意見に同意した。 >>水竜神ディアと、火竜神ザードが我らと行動を共にする事になるだろう」 >なぜ子の名前が偉そうなのですか。 一応、彼らも神ですので(^^; 神に仕える竜族ではなく、神々でもあるので、属性を示す名前をつけています。 >>「お前、何やってたんだ?」 >>「意識を飛ばして、それぞれに話をしていただけだが?」 >>「・・・ああそう(汗)」 >>力の大半を封じられているとは言っても、そこは神だけあって、かなり常識はずれな力があるようだ。 >> >> >>「奴らと、どう戦うかよね・・・」 >重破斬→暴走 重破斬は使いませんよ。 その分苦労しますけどね、いろんな方達が;; >> >> >> >><続> >> >> >>――あとがき―― >> >>獣王様の登場ですね。 >> >>リナ:それにしても、寝不足になる魔王って何かヤね・・・ >> >>そうですなあ・・・ >> >>リナ:ところで、ゼルの両親って・・・ >> >>気にしてはいけません。 >> >>リナ:で、この話ちゃんと終れるの? >> >>さあ・・・ >> >>リナ:さあって;;; >> >>ま、気長に行きましょう。 >> >>リナ:読んでくれる人がそこまで、気長に呼んでくれるかしらね(遠い目) >> >>・・・;;; >>この辺で、失礼(逃) >それではがんばってください。 > はい、頑張ります。 有難う御座いました。 |
9322 | 龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第三回 | キツネノテブクロ | 2002/9/17 14:18:52 |
記事番号9248へのコメント ――龍皇奇譚―― 第ニ話「破壊神」 第三回 話し合いを一時中断し、気分転換をするために外に出る一同。 庭に置かれたテーブルで、お茶など飲みつつ、ある一点に目を向ける。 そこには、何時持ち込んだのか、ツルハシを片手に持ったラダマンティス、そしてその周りに転がっているのは、この国の騎士達・・・ 気分転換ついでに、騎士たちの訓練に付き合っていたのだが・・・加減したにもかかわらず、あっさりぷち倒してしまったのだった(汗) 「ツルハシに負けるのって・・・(汗)」 「なんか・・・ヤですね(汗)」 リナとアメリアはポツリと呟く。 「そこの兄ちゃん、相手する気は無いか? 結構、腕が立ちそうに見えるけど・・・俺から一本とれるか?」 「そう言って、ツルハシで相手すんのか?」 何と無く困ったような、表情でガウリイは聞き返す。 「俺に本気を出させればいい」 そういって、不敵な笑みを浮かべるラダマンティス。 「後悔するなよ」 「はあぁぁぁ!!!」 最初に動いたのはガウリイ。 横から薙ぐるように、剣を振るうが機動を変え、したからすくい上げる様に剣を流す。 が、それをツルハシに引っ掛けて、機動を変えていなすラダマンティス。 それにより体勢が崩れた、ガウリイの腹に柄の部分で当身をくらわせる。 「やるなあ、ツルハシでここまでやるとは・・・舐めてかかれないか・・・」 「そう言う事だ、真面目にやらんと大怪我するぞ」 何処までも不敵な笑みを崩さず、言い切るラダマンティス。 さらに打ち込んでくるガウリイの剣を、手首のひねりで回転させたツルハシで、受け流していく。 「!!」 受け流したはずのガウリイに剣が、ラダマンティスの頬を掠めていく。 それまで浮かべていた笑みは消え、表情が消える・・・ 「この俺に、掠っただけとはいえ、当てるとはな・・・」 両手を前に突き出すような形にし、ツルハシを振り上げると、一振りのバスターソードに変わり、そのまま両手を広げると、もう一振りの、バスターソードが現れる。 「うわ、手品みてー」 それを見たガウリイが言う。 「本気で相手をしてやる」 言うなり動くラダマンティス。 ガウリイもとっさに反応する・・・ ギイイイイィィィィン!!!! かろうじて受け止め、何とか受け流すガウリイ。 「はえぇ!!」 バシィィィィィィッ!! ガウリイが打ち込むタイミングに合わせて、剣の腹で背中を打ちつけるラダマンティス。 どごおっ! さらに勢いを殺さず、蹴りを叩き込む。 「しゃ、洒落にならん(汗)」 その様子を見ていたリナが、冷や汗を浮かべて呻く。 アメリアも同じような状態で、二人の勝負を見ている。 ギャラリーと化した騎士団員も、呆然とした面持ちをしてる、自分達の上司の力量に今更ながら、恐れを感じているものもいるようだ。 ガギィッ!!!! 何時の間に剣を抜いていたのか、ゼルガディスがラダマティスに切りかかっていた。 それをきっちりとラダマンティスは防御している。 「お前も参戦か?」 「あんたから一本取るにはこのくらいはしないとな」 不敵な笑みの父と、冷たい笑みの息子・・・ ゼルガディスも加わり、さらに激しさを増す三人の動きに、目がついて行けず目が点になるものも居る。 延々続くと思われた打ち合いも、終わりが来る・・・ ラダマンティスは、左手でガウリイの剣を受け、右手てゼルガディスの剣を受け止める。 そのまま、絡め取るように二人に剣を飛ばすと、両者の首筋に剣を当てる。 「俺の勝ちだな」 「化けモン」 そう呟くとゼルガディスはそのまま、後ろに倒れこむ。 ガウリイのほうも同じように倒れこんでいる。 そして、聞こえてきたのは二つの寝息・・・・ 「おやすみ・・・」 <続> 実験的に書いてみた、戦闘シーン。 ガウリイ:なあ、おれでてる割りにセリフが少ないんだけど・・・ あ、そう言えばそうですな。 ガウリイ:しかし何でまたこんな本筋と関係ない話なんだ? どうもガウリイのセリフが少なくて、影が薄くなりかけてるから、ちょっと見せ場になればと思ったんだけど・・・ ガウリイ:ふーん で、ラダさんと手合わせしてみて感想は? ガウリイ:もう戦いたくない(キッパリ) ・・・・・そんなに強かったかなあ? ガウリイ:うん そっか・・・まあ、敵じゃないから、気が向いたら稽古の相手になってもらえば? ガウリイ:・・・・やだ ・・・(汗) 他になんか言う事ある? ガウリイ:えーと??? (これは有っても忘れてるな;;) じゃあこの辺で。 次回はまたの講釈で。 |
9328 | Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第三回 | ドラマ・スライム | 2002/9/17 15:24:12 |
記事番号9322へのコメント キツネノテブクロさんは No.9322「龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第三回」で書きました。 > >――龍皇奇譚―― > 第ニ話「破壊神」 第三回 > > > > > >話し合いを一時中断し、気分転換をするために外に出る一同。 >庭に置かれたテーブルで、お茶など飲みつつ、ある一点に目を向ける。 >そこには、何時持ち込んだのか、ツルハシを片手に持ったラダマンティス、そしてその周りに転がっているのは、この国の騎士達・・・ >気分転換ついでに、騎士たちの訓練に付き合っていたのだが・・・加減したにもかかわらず、あっさりぷち倒してしまったのだった(汗) > > >「ツルハシに負けるのって・・・(汗)」 >「なんか・・・ヤですね(汗)」 >リナとアメリアはポツリと呟く。 > > >「そこの兄ちゃん、相手する気は無いか? >結構、腕が立ちそうに見えるけど・・・俺から一本とれるか?」 >「そう言って、ツルハシで相手すんのか?」 >何と無く困ったような、表情でガウリイは聞き返す。 >「俺に本気を出させればいい」 >そういって、不敵な笑みを浮かべるラダマンティス。 > >「後悔するなよ」 > > >「はあぁぁぁ!!!」 >最初に動いたのはガウリイ。 >横から薙ぐるように、剣を振るうが機動を変え、したからすくい上げる様に剣を流す。 >が、それをツルハシに引っ掛けて、機動を変えていなすラダマンティス。 >それにより体勢が崩れた、ガウリイの腹に柄の部分で当身をくらわせる。 > >「やるなあ、ツルハシでここまでやるとは・・・舐めてかかれないか・・・」 > >「そう言う事だ、真面目にやらんと大怪我するぞ」 >何処までも不敵な笑みを崩さず、言い切るラダマンティス。 > >さらに打ち込んでくるガウリイの剣を、手首のひねりで回転させたツルハシで、受け流していく。 > > >「!!」 > >受け流したはずのガウリイに剣が、ラダマンティスの頬を掠めていく。 >それまで浮かべていた笑みは消え、表情が消える・・・ > >「この俺に、掠っただけとはいえ、当てるとはな・・・」 > >両手を前に突き出すような形にし、ツルハシを振り上げると、一振りのバスターソードに変わり、そのまま両手を広げると、もう一振りの、バスターソードが現れる。 ツルハシ専門じゃないんだ。 >「うわ、手品みてー」 >それを見たガウリイが言う。 > > >「本気で相手をしてやる」 > > >言うなり動くラダマンティス。 >ガウリイもとっさに反応する・・・ > >ギイイイイィィィィン!!!! > >かろうじて受け止め、何とか受け流すガウリイ。 >「はえぇ!!」 > >バシィィィィィィッ!! > >ガウリイが打ち込むタイミングに合わせて、剣の腹で背中を打ちつけるラダマンティス。 >どごおっ! >さらに勢いを殺さず、蹴りを叩き込む。 > >「しゃ、洒落にならん(汗)」 >その様子を見ていたリナが、冷や汗を浮かべて呻く。 >アメリアも同じような状態で、二人の勝負を見ている。 > >ギャラリーと化した騎士団員も、呆然とした面持ちをしてる、自分達の上司の力量に今更ながら、恐れを感じているものもいるようだ。 > > >ガギィッ!!!! > > >何時の間に剣を抜いていたのか、ゼルガディスがラダマティスに切りかかっていた。 >それをきっちりとラダマンティスは防御している。 > >「お前も参戦か?」 > >「あんたから一本取るにはこのくらいはしないとな」 本当に一本取る気なら竜破斬くらい使わないと > >不敵な笑みの父と、冷たい笑みの息子・・・ > >ゼルガディスも加わり、さらに激しさを増す三人の動きに、目がついて行けず目が点になるものも居る。 >延々続くと思われた打ち合いも、終わりが来る・・・ > >ラダマンティスは、左手でガウリイの剣を受け、右手てゼルガディスの剣を受け止める。 >そのまま、絡め取るように二人に剣を飛ばすと、両者の首筋に剣を当てる。 > >「俺の勝ちだな」 > > > > >「化けモン」 >そう呟くとゼルガディスはそのまま、後ろに倒れこむ。 >ガウリイのほうも同じように倒れこんでいる。 >そして、聞こえてきたのは二つの寝息・・・・ > > >「おやすみ・・・」 > > ><続> > >実験的に書いてみた、戦闘シーン。 戦闘シーンが書けるとは・・・ > >ガウリイ:なあ、おれでてる割りにセリフが少ないんだけど・・・ なぜクラゲのくせに覚えてる? > >あ、そう言えばそうですな。 > >ガウリイ:しかし何でまたこんな本筋と関係ない話なんだ? > >どうもガウリイのセリフが少なくて、影が薄くなりかけてるから、ちょっと見せ場になればと思ったんだけど・・・ > >ガウリイ:ふーん > >で、ラダさんと手合わせしてみて感想は? > >ガウリイ:もう戦いたくない(キッパリ) > >・・・・・そんなに強かったかなあ? > >ガウリイ:うん > >そっか・・・まあ、敵じゃないから、気が向いたら稽古の相手になってもらえば? > >ガウリイ:・・・・やだ > >・・・(汗) >他になんか言う事ある? > >ガウリイ:えーと??? > >(これは有っても忘れてるな;;) >じゃあこの辺で。 >次回はまたの講釈で。 ではがんばってください |
9352 | Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第三回 | キツネノテブクロ | 2002/9/18 08:48:19 |
記事番号9328へのコメント >> >>――龍皇奇譚―― >> 第ニ話「破壊神」 第三回 >> >> >> >> >> >>話し合いを一時中断し、気分転換をするために外に出る一同。 >>庭に置かれたテーブルで、お茶など飲みつつ、ある一点に目を向ける。 >>そこには、何時持ち込んだのか、ツルハシを片手に持ったラダマンティス、そしてその周りに転がっているのは、この国の騎士達・・・ >>気分転換ついでに、騎士たちの訓練に付き合っていたのだが・・・加減したにもかかわらず、あっさりぷち倒してしまったのだった(汗) >> >> >>「ツルハシに負けるのって・・・(汗)」 >>「なんか・・・ヤですね(汗)」 >>リナとアメリアはポツリと呟く。 >> >> >>「そこの兄ちゃん、相手する気は無いか? >>結構、腕が立ちそうに見えるけど・・・俺から一本とれるか?」 >>「そう言って、ツルハシで相手すんのか?」 >>何と無く困ったような、表情でガウリイは聞き返す。 >>「俺に本気を出させればいい」 >>そういって、不敵な笑みを浮かべるラダマンティス。 >> >>「後悔するなよ」 >> >> >>「はあぁぁぁ!!!」 >>最初に動いたのはガウリイ。 >>横から薙ぐるように、剣を振るうが機動を変え、したからすくい上げる様に剣を流す。 >>が、それをツルハシに引っ掛けて、機動を変えていなすラダマンティス。 >>それにより体勢が崩れた、ガウリイの腹に柄の部分で当身をくらわせる。 >> >>「やるなあ、ツルハシでここまでやるとは・・・舐めてかかれないか・・・」 >> >>「そう言う事だ、真面目にやらんと大怪我するぞ」 >>何処までも不敵な笑みを崩さず、言い切るラダマンティス。 >> >>さらに打ち込んでくるガウリイの剣を、手首のひねりで回転させたツルハシで、受け流していく。 >> >> >>「!!」 >> >>受け流したはずのガウリイに剣が、ラダマンティスの頬を掠めていく。 >>それまで浮かべていた笑みは消え、表情が消える・・・ >> >>「この俺に、掠っただけとはいえ、当てるとはな・・・」 >> >>両手を前に突き出すような形にし、ツルハシを振り上げると、一振りのバスターソードに変わり、そのまま両手を広げると、もう一振りの、バスターソードが現れる。 >ツルハシ専門じゃないんだ。 ツルハシはラダ氏の便利アイテムなだけで、武器じゃないです(^^; 本来はバスターソードの二刀流です。 >>「うわ、手品みてー」 >>それを見たガウリイが言う。 >> >> >>「本気で相手をしてやる」 >> >> >>言うなり動くラダマンティス。 >>ガウリイもとっさに反応する・・・ >> >>ギイイイイィィィィン!!!! >> >>かろうじて受け止め、何とか受け流すガウリイ。 >>「はえぇ!!」 >> >>バシィィィィィィッ!! >> >>ガウリイが打ち込むタイミングに合わせて、剣の腹で背中を打ちつけるラダマンティス。 >>どごおっ! >>さらに勢いを殺さず、蹴りを叩き込む。 >> >>「しゃ、洒落にならん(汗)」 >>その様子を見ていたリナが、冷や汗を浮かべて呻く。 >>アメリアも同じような状態で、二人の勝負を見ている。 >> >>ギャラリーと化した騎士団員も、呆然とした面持ちをしてる、自分達の上司の力量に今更ながら、恐れを感じているものもいるようだ。 >> >> >>ガギィッ!!!! >> >> >>何時の間に剣を抜いていたのか、ゼルガディスがラダマティスに切りかかっていた。 >>それをきっちりとラダマンティスは防御している。 >> >>「お前も参戦か?」 >> >>「あんたから一本取るにはこのくらいはしないとな」 >本当に一本取る気なら竜破斬くらい使わないと >> >>不敵な笑みの父と、冷たい笑みの息子・・・ >> >>ゼルガディスも加わり、さらに激しさを増す三人の動きに、目がついて行けず目が点になるものも居る。 >>延々続くと思われた打ち合いも、終わりが来る・・・ >> >>ラダマンティスは、左手でガウリイの剣を受け、右手てゼルガディスの剣を受け止める。 >>そのまま、絡め取るように二人に剣を飛ばすと、両者の首筋に剣を当てる。 >> >>「俺の勝ちだな」 >> >> >> >> >>「化けモン」 >>そう呟くとゼルガディスはそのまま、後ろに倒れこむ。 >>ガウリイのほうも同じように倒れこんでいる。 >>そして、聞こえてきたのは二つの寝息・・・・ >> >> >>「おやすみ・・・」 >> >> >><続> >> >>実験的に書いてみた、戦闘シーン。 >戦闘シーンが書けるとは・・・ 書いてみて戦闘シーンって、難しかったです。 戦闘シーンが上手く書ける方が、羨ましくなりますね・・・ >> >>ガウリイ:なあ、おれでてる割りにセリフが少ないんだけど・・・ >なぜクラゲのくせに覚えてる? >> >>あ、そう言えばそうですな。 >> >>ガウリイ:しかし何でまたこんな本筋と関係ない話なんだ? >> >>どうもガウリイのセリフが少なくて、影が薄くなりかけてるから、ちょっと見せ場になればと思ったんだけど・・・ >> >>ガウリイ:ふーん >> >>で、ラダさんと手合わせしてみて感想は? >> >>ガウリイ:もう戦いたくない(キッパリ) >> >>・・・・・そんなに強かったかなあ? >> >>ガウリイ:うん >> >>そっか・・・まあ、敵じゃないから、気が向いたら稽古の相手になってもらえば? >> >>ガウリイ:・・・・やだ >> >>・・・(汗) >>他になんか言う事ある? >> >>ガウリイ:えーと??? >> >>(これは有っても忘れてるな;;) >>じゃあこの辺で。 >>次回はまたの講釈で。 >ではがんばってください > はい、がんばります。 |
9353 | 龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第四回 | キツネノテブクロ | 2002/9/18 09:47:39 |
記事番号9248へのコメント ――龍皇奇譚―― 第ニ話「破壊神」 第四回 ガーヴはゼラスと共に、北の魔王のもとを訪れていた。 「久しいな、ガーヴ」 そこには、覇王グラウ=シェラーと、海王ダルフィンがすでに待っていた。 「ふっ、こんな事でもなけりゃ、あんたらのとこなんかこねえけどな」 「相変わらずですわね、口の悪さは」 ガーヴのふてぶてしい態度に、笑を滲ませた声をかけるのはダルフィン。 「率直に聞く、今回の事、何処まですれば終わりだと思う?」 「何処までとは?」 「とぼけるか・・・?」 グラウ=シェラーの問いにとぼけるガーヴ・・・ 「・・・・『奴が死ぬまで』だろ?・・・」 「・・・・・そうか」 どこか、はぐらかすような答えに、グラウ=シェラーは何か思うところはあるものの、あえて訊かなかった。 「そう簡単には死なないよ」 不意に聞こえた声に、その声の主を確認した時、ガーヴ以外の者は凍りつく。 何故なら、滅びたはずの冥王フィブリゾがそこに居たから・・・ 「やあ、久しぶりだね皆。 ルビーアイ様もお久しぶりです」 「フィブリゾ・・・生きていたのか?」 声を搾り出す様にして、訊くのはグラウ=シェラー。 「いや、僕は一度滅んでる。 その僕を蘇らせたのは、『混沌の夢(カオティック・メシア)』さ」 「何のためにだ?」 「僕の手で、君達の魂を狩らせるためさ」 『!!?』 ヴァルは一人、城の裏手に来ていた。 「居るんだろ?出て来い」 その声に呼ばれ出てきたのは、モイラと名乗った女。 「聞きたいことがある。 俺が『混沌の夢(カオティック・メシア)』の器の適正が、高い事は解る。 だが、俺じゃ「完全なるもの」にはなれねえ筈だ」 「・・・貴方は何処まで知っている?皇子よ」 「さあな・・・それは、教えてやらねえ。 異界の者であるシーリウスとやらは、奴を『闇色の混沌(カオティック・メシア)』と呼んでたな・・・」 ヴァルの浮かべる昏い笑みに、モイラは恐怖を感じる。 「・・・・恐ろしい方だ・・・知っていながら、何をなさろうとして・・!?」 ――それ以上何も言うな、モイラ・・・ 「ほう、今のが<奴>か・・・フッ、さてどうなるか・・・」 闇色の女は目の前の男に、更なる恐怖をつのらせる・・・ ―――ガキの我侭に振り回されるか・・・それとも・・・ 「もう行け! この場で塵になりたくなかったらな・・・」 そこに居たのは、ただの竜族ではなく・・・得体の知れぬ恐怖を与える者だった・・・ 「我らを『狩る』だと?」 グラウ=シェラーは大剣を構えつつ、問いかける。 「そう、今の僕の主はカオティック・メシア。 作られたモノは主の命に従うものだろ、グラウ=シェラー」 「おい、止めとけ。 本当の狙いを話せ、フィブリゾ」 そう言ったのはガーヴ。 「・・・・何のこと?」 「惚けんな、幾らお前でもここに居る全員は相手に出来ねえだろ」 「ふーん、意外と状況見てたんだねえ・・・まあ、今日は挨拶に来ただけだよ」 と、言って虚空に消えようとするフィブリゾ。 「おい、元同僚の縁で忠告してやる。 気づいてると思うが・・・奴がお前の創造主だと思うな」 ――・・・・解ってるさ・・・ 「どう言う事だガーヴ!? 説明しろ!」 「ああ、俺の解る範囲でな・・・最も一番この事態を理解してる奴が、どっか行かなきゃいいがな・・・」 ――――俺は今回傍観者さ・・・・ <続> ――あとがき―― ・・・・謎? グラウ:何だ今回の話は さあ? グラウ:お前が書いた話だろうが(怒) いや、何かヴァルを始めとして何人かが暴走してるなあっと思って・・・ グラウ:ガーヴも何か知ってるみたいだな まーね、その辺は次で書こうかと思ってたり グラウ:ところで『闇色の混沌』と『混沌の夢』の違いはなんだ? どっちも『カオティック・メシア』という呼び方のようだが・・・ ネタばれさせたいのか?あんたは(怒) グラウ:そういうわけではないが(汗) じゃあ、気長に待ちなさい グラウ:う、うむ(弱気) でこの辺で、次回は次の講釈で。 |
9354 | Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第四回 | ドラマ・スライム | 2002/9/18 11:18:54 |
記事番号9353へのコメント キツネノテブクロさんは No.9353「龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第四回」で書きました。 > >――龍皇奇譚―― > 第ニ話「破壊神」 第四回 > > > > > >ガーヴはゼラスと共に、北の魔王のもとを訪れていた。 >「久しいな、ガーヴ」 >そこには、覇王グラウ=シェラーと、海王ダルフィンがすでに待っていた。 >「ふっ、こんな事でもなけりゃ、あんたらのとこなんかこねえけどな」 >「相変わらずですわね、口の悪さは」 >ガーヴのふてぶてしい態度に、笑を滲ませた声をかけるのはダルフィン。 >「率直に聞く、今回の事、何処まですれば終わりだと思う?」 >「何処までとは?」 >「とぼけるか・・・?」 >グラウ=シェラーの問いにとぼけるガーヴ・・・ >「・・・・『奴が死ぬまで』だろ?・・・」 >「・・・・・そうか」 >どこか、はぐらかすような答えに、グラウ=シェラーは何か思うところはあるものの、あえて訊かなかった。 > >「そう簡単には死なないよ」 > >不意に聞こえた声に、その声の主を確認した時、ガーヴ以外の者は凍りつく。 >何故なら、滅びたはずの冥王フィブリゾがそこに居たから・・・ >「やあ、久しぶりだね皆。 >ルビーアイ様もお久しぶりです」 >「フィブリゾ・・・生きていたのか?」 >声を搾り出す様にして、訊くのはグラウ=シェラー。 >「いや、僕は一度滅んでる。 >その僕を蘇らせたのは、『混沌の夢(カオティック・メシア)』さ」 >「何のためにだ?」 >「僕の手で、君達の魂を狩らせるためさ」 おお凄い >『!!?』 > > > >ヴァルは一人、城の裏手に来ていた。 >「居るんだろ?出て来い」 >その声に呼ばれ出てきたのは、モイラと名乗った女。 >「聞きたいことがある。 >俺が『混沌の夢(カオティック・メシア)』の器の適正が、高い事は解る。 >だが、俺じゃ「完全なるもの」にはなれねえ筈だ」 >「・・・貴方は何処まで知っている?皇子よ」 >「さあな・・・それは、教えてやらねえ。 >異界の者であるシーリウスとやらは、奴を『闇色の混沌(カオティック・メシア)』と呼んでたな・・・」 格好いい♪ >ヴァルの浮かべる昏い笑みに、モイラは恐怖を感じる。 >「・・・・恐ろしい方だ・・・知っていながら、何をなさろうとして・・!?」 >――それ以上何も言うな、モイラ・・・ >「ほう、今のが<奴>か・・・フッ、さてどうなるか・・・」 >闇色の女は目の前の男に、更なる恐怖をつのらせる・・・ >―――ガキの我侭に振り回されるか・・・それとも・・・ >「もう行け! >この場で塵になりたくなかったらな・・・」 >そこに居たのは、ただの竜族ではなく・・・得体の知れぬ恐怖を与える者だった・・・ > > > >「我らを『狩る』だと?」 >グラウ=シェラーは大剣を構えつつ、問いかける。 >「そう、今の僕の主はカオティック・メシア。 >作られたモノは主の命に従うものだろ、グラウ=シェラー」 >「おい、止めとけ。 >本当の狙いを話せ、フィブリゾ」 >そう言ったのはガーヴ。 >「・・・・何のこと?」 >「惚けんな、幾らお前でもここに居る全員は相手に出来ねえだろ」 >「ふーん、意外と状況見てたんだねえ・・・まあ、今日は挨拶に来ただけだよ」 >と、言って虚空に消えようとするフィブリゾ。 >「おい、元同僚の縁で忠告してやる。 >気づいてると思うが・・・奴がお前の創造主だと思うな」 > >――・・・・解ってるさ・・・ このあたりいい > >「どう言う事だガーヴ!? >説明しろ!」 >「ああ、俺の解る範囲でな・・・最も一番この事態を理解してる奴が、どっか行かなきゃいいがな・・・」 > > > >――――俺は今回傍観者さ・・・・ > > > > ><続> > > >――あとがき―― > >・・・・謎? > >グラウ:何だ今回の話は > >さあ? > >グラウ:お前が書いた話だろうが(怒) > >いや、何かヴァルを始めとして何人かが暴走してるなあっと思って・・・ > >グラウ:ガーヴも何か知ってるみたいだな > >まーね、その辺は次で書こうかと思ってたり > >グラウ:ところで『闇色の混沌』と『混沌の夢』の違いはなんだ? >どっちも『カオティック・メシア』という呼び方のようだが・・・ 『金色の魔王』と『悪夢の王』みたいなものじゃないんですか。 > >ネタばれさせたいのか?あんたは(怒) > >グラウ:そういうわけではないが(汗) > >じゃあ、気長に待ちなさい > >グラウ:う、うむ(弱気) > >でこの辺で、次回は次の講釈で。 それでは〜 |
9365 | Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 第四回 | キツネノテブクロ | 2002/9/18 15:00:37 |
記事番号9354へのコメント ども、キツネノテブクロです。 >>グラウ:ところで『闇色の混沌』と『混沌の夢』の違いはなんだ? >>どっちも『カオティック・メシア』という呼び方のようだが・・・ >『金色の魔王』と『悪夢の王』みたいなものじゃないんですか。 それこそ、ネタバレになるので余り言えませんが、呼び名の違いとかじゃないです。 >>でこの辺で、次回は次の講釈で。 >それでは〜 > 毎度、有難う御座います。 |
9363 | 龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 最終回 | キツネノテブクロ | 2002/9/18 14:49:33 |
記事番号9248へのコメント ――龍皇奇譚―― 第ニ話「破壊神」 最終回 「まず、何から聞きたい?」 ガーヴ表情は硬い・・・ 「カオティック・メシアの事。フィブリゾに向かって言ったお前のセリフ」 「その前に、どの程度知ってる?」 「ダークスターとヴォルフィードの融合体の残した欠片が『闇色の混沌』では無いのか?」 「まあ、それがベースだな。 で、力あるもの・・・・つまり、この世界の神々や魔族なんかの高位の存在を食らおうとしてる。 こんなところだろ、お前らが知ってるのは」 「ああ、そうだ」 ゼラスが頷く。 「カオティック・メシアに関しては俺より詳しい奴が居るが・・・答えちゃくれねえだろうな・・・」 「で、フィブリゾは?」 「フィブリゾの創造主はあくまで、そこの氷付けにされてる奴さ。 ただな、今のフィブリゾは正確に言うと本人じゃねえ、説明しろといわれても俺もそこまで把握し切れてねえ状態で、確かめようがねえが・・・・」 「亡霊か?」 「・・・・かもな・・・」 「ねえ、モイラ」 「何です?フィブリゾ」 「本当に必要なの、『魂』が・・・」 「・・・・王に逆らう気ですか?・・・」 ――さあ、どうでる・・・赤い神と魔を持つ世界よ・・・ 「お嬢さん」 「ヴぁる!?」 声をかけられ、つい声がひっくり返るフィリア。 「どうしたんですか、ヴァル。 私に何か用ですか?」 「ああ、ちょっと出て来る・・・・何時戻るかは解らねえけどな」 「皆さんに伝えて置けばいいんですか?」 「いや、伝えなくていい。 聞かれても知らないと言っといてくれ」 「え?でも・・・」 「じゃあな、お嬢さん」 そういうとさっさと行ってしまう。 「どうしたんでしょう?ヴァルは・・・」 ちょっとした休憩を終え、会議室に戻ってきた時何人かの姿が無かった。 「あれ、ガーヴとかは?」 「さあ、解りませんが・・・」 「そう・・・って、何時の間に来たのよ?」 まさしくいつの間にか、フレイの子供のディアとザードが来ていた。 「先に自己紹介は済ませてある。 話を再開するか」 「ちょっと待って、いいの?ガーヴ達待たなくて」 リナがストップをかける、この場にはガーヴとゼラス、そしてヴァルの姿が無い。 「ガーヴ達なら私が後から話す。 話を始めよう」 ぉぉぉぉぉん! 「何今の音!?」 「城の外のようだな」 城の外に居たのは・・・闇色の光を纏ったもの・・・ 「・・・まぢ・・・」 ――さあ・・・どうする・・・? 聞こえてきた言葉に、子供の笑い声が重なる。 「・・・・・・いい加減にしな・・・ガキが・・・」 「ヴァル!??」 それは白と黒の翼を幾重にも広げたヴァル・・・ 「・・・・いい加減眠りな『破壊神・カオス』・・・」 <第二話・終> ――あとがき―― さらに謎が増えたような・・・・・(遠い目) ゼロス:あのぉ〜、現実逃避しないで下さい;; ・・・・なんでぇぇぇぇぇぇ? ゼロス:話が進まないですよ;;; ああそうね。 ゼロス:投げやりですね はははははははは・・・・ 自分で書いてて、収拾つけられるか怪しくなってきたからのう。 ゼロス:まあ、頑張ってください。 はあ〜、頑張りますよ。 投げ出すのは癪に障るからな ゼロス:ところで、僕の出番は? ・・・・・・・・・さあ? ゼロス:僕にもちゃんと出番下さいよおぉぉぉぉぉ!!!(泣) ゼロス泣いてるけどほっといて、このへんで。 次回は次の講釈で。 ゼロス:しくしくしくしく・・・・・(涙) |
9369 | Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 最終回 | ドラマ・スライム | 2002/9/18 17:00:19 |
記事番号9363へのコメント キツネノテブクロさんは No.9363「龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 最終回」で書きました。 > >――龍皇奇譚―― > 第ニ話「破壊神」 最終回 > > > > > >「まず、何から聞きたい?」 >ガーヴ表情は硬い・・・ >「カオティック・メシアの事。フィブリゾに向かって言ったお前のセリフ」 >「その前に、どの程度知ってる?」 >「ダークスターとヴォルフィードの融合体の残した欠片が『闇色の混沌』では無いのか?」 >「まあ、それがベースだな。 >で、力あるもの・・・・つまり、この世界の神々や魔族なんかの高位の存在を食らおうとしてる。 >こんなところだろ、お前らが知ってるのは」 >「ああ、そうだ」 >ゼラスが頷く。 >「カオティック・メシアに関しては俺より詳しい奴が居るが・・・答えちゃくれねえだろうな・・・」 >「で、フィブリゾは?」 >「フィブリゾの創造主はあくまで、そこの氷付けにされてる奴さ。 >ただな、今のフィブリゾは正確に言うと本人じゃねえ、説明しろといわれても俺もそこまで把握し切れてねえ状態で、確かめようがねえが・・・・」 >「亡霊か?」 >「・・・・かもな・・・」 > > > > >「ねえ、モイラ」 >「何です?フィブリゾ」 >「本当に必要なの、『魂』が・・・」 >「・・・・王に逆らう気ですか?・・・」 王?・・・ > > > >――さあ、どうでる・・・赤い神と魔を持つ世界よ・・・ > > >「お嬢さん」 >「ヴぁる!?」 >声をかけられ、つい声がひっくり返るフィリア。 >「どうしたんですか、ヴァル。 >私に何か用ですか?」 >「ああ、ちょっと出て来る・・・・何時戻るかは解らねえけどな」 >「皆さんに伝えて置けばいいんですか?」 >「いや、伝えなくていい。 >聞かれても知らないと言っといてくれ」 >「え?でも・・・」 >「じゃあな、お嬢さん」 >そういうとさっさと行ってしまう。 >「どうしたんでしょう?ヴァルは・・・」 > > > >ちょっとした休憩を終え、会議室に戻ってきた時何人かの姿が無かった。 >「あれ、ガーヴとかは?」 >「さあ、解りませんが・・・」 >「そう・・・って、何時の間に来たのよ?」 >まさしくいつの間にか、フレイの子供のディアとザードが来ていた。 >「先に自己紹介は済ませてある。 >話を再開するか」 >「ちょっと待って、いいの?ガーヴ達待たなくて」 >リナがストップをかける、この場にはガーヴとゼラス、そしてヴァルの姿が無い。 >「ガーヴ達なら私が後から話す。 >話を始めよう」 > >ぉぉぉぉぉん! > >「何今の音!?」 >「城の外のようだな」 > >城の外に居たのは・・・闇色の光を纏ったもの・・・ > >「・・・まぢ・・・」 > >――さあ・・・どうする・・・? > >聞こえてきた言葉に、子供の笑い声が重なる。 > >「・・・・・・いい加減にしな・・・ガキが・・・」 > >「ヴァル!??」 > >それは白と黒の翼を幾重にも広げたヴァル・・・ > >「・・・・いい加減眠りな『破壊神・カオス』・・・」 > > ><第二話・終> > > > >――あとがき―― > >さらに謎が増えたような・・・・・(遠い目) > >ゼロス:あのぉ〜、現実逃避しないで下さい;; > >・・・・なんでぇぇぇぇぇぇ? > >ゼロス:話が進まないですよ;;; > >ああそうね。 > >ゼロス:投げやりですね > >はははははははは・・・・ >自分で書いてて、収拾つけられるか怪しくなってきたからのう。 > >ゼロス:まあ、頑張ってください。 > >はあ〜、頑張りますよ。 >投げ出すのは癪に障るからな > >ゼロス:ところで、僕の出番は? > >・・・・・・・・・さあ? > >ゼロス:僕にもちゃんと出番下さいよおぉぉぉぉぉ!!!(泣) > >ゼロス泣いてるけどほっといて、このへんで。 >次回は次の講釈で。 > >ゼロス:しくしくしくしく・・・・・(涙) がんばってください。 僕の書いたものもよろしくお願いしまーす♪ |
9380 | Re:龍皇奇譚 第ニ話「破壊神」 最終回 | キツネノテブクロ | 2002/9/19 13:39:10 |
記事番号9369へのコメント >>「ねえ、モイラ」 >>「何です?フィブリゾ」 >>「本当に必要なの、『魂』が・・・」 >>「・・・・王に逆らう気ですか?・・・」 >王?・・・ モイラの言う王は「混沌の夢(カオティック・メシア)」の事です。 >>ゼロス泣いてるけどほっといて、このへんで。 >>次回は次の講釈で。 >> >>ゼロス:しくしくしくしく・・・・・(涙) >がんばってください。 >僕の書いたものもよろしくお願いしまーす♪ > 有難うございます。 がんばります。 それにしても、どんどん風呂敷が広がってくな、この話・・・(汗) |