◆−【BACK TO THE FUTURE 8】−空の蒼 (2002/9/15 14:37:32) No.9251 ┣わ〜い 続きだ〜−リナ&キャナ (2002/9/15 15:05:03) No.9254 ┃┗Re:わ〜い 続きだ〜−空の蒼 (2002/9/15 16:14:17) No.9259 ┣【BACK TO THE FUTURE 9】−空の蒼 (2002/9/15 15:56:49) No.9256 ┃┣とっても楽しみにしてる人間で〜す♪−リナ&キャナ (2002/9/15 16:09:31) No.9257 ┃┃┗ありがとうございます☆−空の蒼 (2002/9/17 19:39:27) No.9337 ┃┗Re:【BACK TO THE FUTURE 9】−猫楽者 (2002/9/16 23:21:01) No.9306 ┃ ┗卑怯は悪役の必須条件です(笑)−空の蒼 (2002/9/17 20:06:31) No.9340 ┗【BACK TO THE FUTURE 10】−空の蒼 (2002/9/18 18:22:01) NEW No.9375 ┣おおおおお。悪役Aが。−猫楽者 (2002/9/19 23:01:31) NEW No.9391 ┃┗Aのわりに頑張りました。−空の蒼 (2002/9/20 21:11:21) NEW No.9426 ┗!!いつの間にか続きが!!−リナ&キャナ (2002/9/20 20:23:47) NEW No.9416
9251 | 【BACK TO THE FUTURE 8】 | 空の蒼 | 2002/9/15 14:37:32 |
我が校の体育大会も終わり、時間に余裕ができたので、さっそく第8話です。 約2週間ぶりのうえ、ツリーが落ちてから結構時間が経ってしまっていますが、よろしければ読んでやってください。 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 【BACK TO THE FUTURE 8】 「あー、おいしかったぁvもうお腹いっぱいvv」 ニコニコ笑顔で満足げなリナ。あれだけ食べれば、そりゃあさぞ満足だろう。川の魚が全滅してしまわないか、心配である。 と、そこで突然、ガウリイが立ち上がった。そしておもむろに剣を抜き放つ。しかし、特に緊張した様子もなく、 「じゃ、ちょっと食後の運動をしないとな」 「・・・ヘ?」 言葉の意味がよく分からなかったのか、不思議そうに首を傾げるリナ。 そんなリナに、ミリーナが説明をしてやる。−−すなわち、“敵”が近くに潜んでいる、ということを。 「あぁーー!!」 それを聞き、ようやく事態を理解したらしいリナが大声をあげる。しかしそれは、恐怖心からくるものではないようだ。どちらかといえば、何か重大な事を忘れていた・・・という表情だ。 「ん?どーかしたのかよ?」 その表情に気づき、訝しげに尋ねるルーク。もちろんこちらも既に立ち上がり、剣を抜いている。 それに誤魔化し笑いをしつつ、 「・・・ぢつは、近くに誘拐犯達が、まだいるかも・・・ってこと忘れてた。てへっv」 リナは可愛らしくペロッと舌をだしてみせる。その姿はこのうえもなく愛らしいが、それで誤魔化せるものでもない。 −−−つまり、彼女の犯した過ちとはこういうものだ。近くにまだ誘拐犯達がいる可能性があるということを言い忘れ、火を焚き・・・。結果、相手に狼煙をあげ、自らの居場所を教えてしまった・・・ということだ。 「てへっ、じゃねぇてへじゃ!!ったく」 思わずぼやいてしまうルーク。 それに、グサァッと何かが刺さったかのような動作をした後、しゅんとするリナ。 ちょっと俯き加減で一言。 「・・・ごめんなさい・・・」 そのまま、まるで気落ちしたような幼い少女。そんな姿を見ていると、なぜかこちらが全面的に悪いような錯覚に陥ってしまうから不思議だ。 「うっ・・・・」 そのあまりにも素直な反応に、言葉をつまらせるルーク。 そんな彼にまるで追い打ちをかけるように。ガウリイの非難するような白い視線と、いつもにも増して冷たいミリーナの視線が突き刺さる。 「・・・・・・・」 「・・・・・・・」 「・・・・・・・」 −−−−しばしこうちゃく状態で、気まずい沈黙が続く。 そんな沈黙に耐えられなかったのか、はたまた二人分の冷たい視線(とくにミリーナの)に負けたのか。 「スミマセン・・・。言イ過ギマシタ」 ガクゥッとうなだれながら、敗北宣言をするルーク。やはり、この手の勝負(?)で小さな女の子が相手では、さすがの彼でも分が悪いらしい。 それを聞いて、パッと顔を上げるリナ。ちなみに、すでに笑顔だ。それがさっきのが嘘泣き(というか演技)だったからなのか、それともただ単に、表情がクルクルとよく変わるからなのかは、判断に困るところだ。 そんな中、ミリーナがポツリと一言。 「そろそろ囲まれているんじゃない?」 『あ・・・』 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx なんか凄い中途半端なとこで終わっちゃいました・・・(汗) 本当は、誘拐犯達を出したかったのですが・・・無理でした。 でも次こそはちゃんと出しますっ!きっと!! それでは、また。 |
9254 | わ〜い 続きだ〜 | リナ&キャナ | 2002/9/15 15:05:03 |
記事番号9251へのコメント こんにちわです。 楽しみにしていたので、続きが読めてうれし〜〜いです〜〜〜!! しかし・・・リナ・・・ 結局何匹食べたんだ・・・ 3人の知る、いつもの『リナ』と同じくらい食べているだったら・・・めちゃくちゃ凄いですね・・・ どこにそんな量が入るんだか・・・ それにしても、相変わらずかわいそうなルーク・・・ いえ、あたしも相当彼にはかわいそうなことやりますけど・・・ あと。↓のセリフ。 >「スミマセン・・・。言イ過ギマシタ」 カタカナですか・・・思わず笑ってしまった・・・ 何か、こういう言い方をされると、反省しているのかいないのか、とっても微妙なんですが・・・(苦笑) では、相変わらず短いレスですが、この辺で失礼致します。 これからも頑張ってくださ〜い! |
9259 | Re:わ〜い 続きだ〜 | 空の蒼 | 2002/9/15 16:14:17 |
記事番号9254へのコメント >こんにちわです。 はい、こんにちは。いつもどうもです。 >楽しみにしていたので、続きが読めてうれし〜〜いです〜〜〜!! そう言っていただけると嬉しいですv >しかし・・・リナ・・・ >結局何匹食べたんだ・・・ >3人の知る、いつもの『リナ』と同じくらい食べているだったら・・・めちゃくちゃ凄いですね・・・ いつもの『リナ』よりはすくないハズです。きっと。・・・たぶん。 >どこにそんな量が入るんだか・・・ きっと、胃袋に入った瞬間に消化されるんだと思います。凄すぎ。 >それにしても、相変わらずかわいそうなルーク・・・ >いえ、あたしも相当彼にはかわいそうなことやりますけど・・・ >あと。↓のセリフ。 >>「スミマセン・・・。言イ過ギマシタ」 >カタカナですか・・・思わず笑ってしまった・・・ >何か、こういう言い方をされると、反省しているのかいないのか、とっても微妙なんですが・・・(苦笑) 反省しているのかどうかは分かりませんが、精神的に大敗北してしまったルークは、言語回路が正常に機能しなかったのではないかと。 ゆえにセリフが棒読み。 このイメージとしては、両手を地面についている彼に、スポットライトが当たってるようなかんじで書きました。 本当はルークをいじめたい訳ではないんですが、どうしても、私のルークのイメージでいくと、いつも一言多くなってしまうのです。 なぜでしょう? >では、相変わらず短いレスですが、この辺で失礼致します。 いえ、どうもありがとうございました。 >これからも頑張ってくださ〜い! はい!全力を尽くします! |
9256 | 【BACK TO THE FUTURE 9】 | 空の蒼 | 2002/9/15 15:56:49 |
記事番号9251へのコメント えーと、前回があまりにも中途半端な終わり方だったため、急いで続きを投稿させていただきました。 それでは、第9話です。 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 【BACK TO THE FUTURE 9】 「そろそろ囲まれているんじゃない?」 『あ・・・』 ミリーナがポツリとこぼした一言に、“そういえば”と顔を見合わせる一同。 その様子からして、どうやらみんな、完全にそのことを忘れていたようだ。 そういえば、周囲の草むらから、敵意だの殺気だのがビンビンに伝わってきている。 ・・・まぁ確かに、あれだけ第三者が見たらかなり楽しいだろう会話を一通り続けていたのだ。そろそろ囲まれていたとしても少しもおかしくない。 しかし、相手はおそらく雑魚だろう。気配や、敵意を放っているのがまる分かりなあたり、間違いない。なので、ガウリイ、ルーク、ミリーナの三人もとくに緊張した様子はない。ついでにいえば、なぜかリナも落ち着いていた。 「そこの子供を渡してもらおうか」 ガサリ・・・と、気配のする草むらのうちの一カ所から、草を踏みならしつつ、大柄な男が一人出てきて、やたらと偉そうに凄んで言ってきた。人相が悪いので、そういった表情がサマになる。 が、ここにいる4人にはあまり効果はないようだ。まぁ、彼らにしてみれば(リナはどうだかしらないが)、男の格好や行動・セリフなどが月並みであり、三流のようにしか見えないから、というのが理由だろう。 そんな男の言うことは無視して、ガウリイがリナに尋ねる。 「リナ、あいつお前の知り合いか?」 「名前は知らないけど、顔に見覚えがある」 「・・・つまり、誘拐犯のうちの一人」 確認を取るようなミリーナの言葉に頷くリナ。 男−−仮に悪役Aと名付けよう−−は、なおも高圧的に、 「ケガをしたくなかったら、おとなしくその子供を渡せ」 が、そんな陳腐な脅しに屈する彼らではない。 「へっ!誰がてめぇらの要求なんか呑むかよ!!」 中指をおっ立てつつ、自信満々言い切るルーク。もちろん、これはあからさまな挑発だ。 しかし、それにいとも簡単に乗せられる悪役A。 「でけぇ口叩きやがって!後悔させてやる!やれっ!!」 青筋を立てつつ叫び、片手を高らかに挙げるA。 と、その瞬間。 ヒュヒュッ!! 風を切る音とともに、木々の間から、十数本の矢が4人に襲いかかった。 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 打ち込み終わってから気づいたんですが、とっても短いですね、第9話。 でも、こういう続き方って一回やってみたかったんですよ。 『主人公達に襲いかかるさまざまな出来事!!一体この先彼らはどう切り抜けるのかっ!?以下次号。』みたいなノリ。 実現できて嬉しいです(^0^) 次回、やっと登場した誘拐犯達が雑魚なりに活躍(?)する予定です。 お楽しみに!(っていっても、『お楽しみに』してくださる方がはたしているのかどうか、不安なところですが・・・) |
9257 | とっても楽しみにしてる人間で〜す♪ | リナ&キャナ | 2002/9/15 16:09:31 |
記事番号9256へのコメント こんにちわです。 早いですね・・・続き・・・ いえ、今からあたしも、大至急2話を打ち込む予定ですが・・・ >・・・まぁ確かに、あれだけ第三者が見たらかなり楽しいだろう会話を一通り続けていたのだ。そろそろ囲まれていたとしても少しもおかしくない。 第三者が見たらかなり楽しい会話・・・(笑いをこらえている) >しかし、相手はおそらく雑魚だろう。気配や、敵意を放っているのがまる分かりなあたり、間違いない。なので、ガウリイ、ルーク、ミリーナの三人もとくに緊張した様子はない。ついでにいえば、なぜかリナも落ち着いていた。 こういう盗賊とかって、普通の小説とかならまだしも、スレイヤーズじゃ本気で『雑魚その一』ですからね。皆まとめて『その一』(爆) ってかリナ、あんたは一体・・・ >男−−仮に悪役Aと名付けよう−−は、なおも高圧的に、 >「ケガをしたくなかったら、おとなしくその子供を渡せ」 悪役Aに告ぐ。 いまどき、幼稚園児でも言えるぞ。そんな脅し文句。 >「へっ!誰がてめぇらの要求なんか呑むかよ!!」 >中指をおっ立てつつ、自信満々言い切るルーク。もちろん、これはあからさまな挑発だ。 自信過剰の二乗(ぼそ) >しかし、それにいとも簡単に乗せられる悪役A。 >「でけぇ口叩きやがって!後悔させてやる!やれっ!!」 ばかの三乗(さらにぼそ) >青筋を立てつつ叫び、片手を高らかに挙げるA。 >と、その瞬間。 >ヒュヒュッ!! >風を切る音とともに、木々の間から、十数本の矢が4人に襲いかかった。 をを!! 単なるばかと思っていたら、実は脳みそがちゃんと生きてたのか! でも・・・それ、数の暴力って言うんじゃ・・・ それに、たとえ大群で来ても、このメンバーには絶対かないっこないでしょーに・・・ おもしろいです〜〜〜 ぜひぜひ、次も頑張ってください!! あたし、絶対待ってます!! |
9337 | ありがとうございます☆ | 空の蒼 | 2002/9/17 19:39:27 |
記事番号9257へのコメント こんにちは。 いつもわざわざ感想をくださりありがとうございます。 >こういう盗賊とかって、普通の小説とかならまだしも、スレイヤーズじゃ本気で『雑魚その一』ですからね。皆まとめて『雑魚その一』(爆) そうですねぇ・・・原作で戦闘シーンがあったとしても数行で終わりますもんねぇ(笑) >ってかリナ、あんたは一体・・・ それはもちろん、誰もが恐れる『盗賊殺し(ロバーズ・キラー)』!!(爆) >悪役Aに告ぐ。 >いまどき、幼稚園児でも言えるぞ。そんな脅し文句。 きっと、悪役をやるような人間の脳みそではこれが限界なのだと思います。 >をを!! >単なるばかかと思っていたら、実は脳みそがちゃんと生きてたのか! はい。一応は(笑) >でも・・・それ、数の暴力って言うんじゃ・・・ >それに、たとえ大群で来ても、このメンバーには絶対かないっこないでしょーに・・・ かないっこないでしょうねー絶対。 でも、悪役Aだけは、一度だけ見せ場があります。今のところ予定ですし、一瞬だけですが。 >おもしろいです〜〜〜 >ぜひぜひ、次も頑張ってください!! >あたし、絶対待ってます!! そう言って頂けるとありがたいですし、何より、とても嬉しいです!! 期待ハズレにならないよう、頑張るので、よろしくお願いします。(ペコリ) |
9306 | Re:【BACK TO THE FUTURE 9】 | 猫楽者 | 2002/9/16 23:21:01 |
記事番号9256へのコメント 空の蒼さんは No.9256「【BACK TO THE FUTURE 9】」で書きました。 > こんにちは、空の蒼さん。 お元気ですか、猫楽者です。 > >それでは、第9話です。 > はい、毎回楽しく読ませて頂いております。 あまりレスしておりませんでした、ごめんなさい。 > >「そろそろ囲まれているんじゃない?」 >『あ・・・』 >ミリーナがポツリとこぼした一言に、“そういえば”と顔を見合わせる一同。 > ミリーナさん、流石に冷静ですね。 > >「へっ!誰がてめぇらの要求なんか呑むかよ!!」 >中指をおっ立てつつ、自信満々言い切るルーク。もちろん、これはあからさまな挑発だ。 > あああああ、ルークさんらしい行動です。 > >しかし、それにいとも簡単に乗せられる悪役A。 >「でけぇ口叩きやがって!後悔させてやる!やれっ!!」 >青筋を立てつつ叫び、片手を高らかに挙げるA。 >と、その瞬間。 >ヒュヒュッ!! >風を切る音とともに、木々の間から、十数本の矢が4人に襲いかかった。 > 飛び道具とは、卑怯なり! 皆さん、大丈夫でしょうか? > > >打ち込み終わってから気づいたんですが、とっても短いですね、第9話。 >でも、こういう続き方って一回やってみたかったんですよ。 >『主人公達に襲いかかるさまざまな出来事!!一体この先彼らはどう切り抜けるのかっ!?以下次号。』みたいなノリ。 >実現できて嬉しいです(^0^) > わかります。 自分も、そのノリ、やってみたかったですから。 > >次回、やっと登場した誘拐犯達が雑魚なりに活躍(?)する予定です。 >お楽しみに!(っていっても、『お楽しみに』してくださる方がはたしているのかどうか、不安なところですが・・・) > 毎回、とても楽しく読ませて頂いております。 なかなか感想を書き込みしていなくて、すみません。 続きを、とても楽しみにしております。 誘拐犯達が、どんな目に合わされるのか♪ 楽しみです♪ いきなり寒くなって来ましたが、お体にお気をつけて、お元気で。 短い上に、訳分からない感想になってしまいました。 ごめんなさい。 では、失礼します。 |
9340 | 卑怯は悪役の必須条件です(笑) | 空の蒼 | 2002/9/17 20:06:31 |
記事番号9306へのコメント こんにちは。感想ありがとうございます。 >お元気ですか、猫楽者です。 はい、元気です。ご気遣い有り難うございます。 >はい、毎回楽しく読ませて頂いております。 そう言って頂けると嬉しいです〜! >あまりレスしておりませんでした、ごめんなさい。 いえ、そんなことないです。 >ミリーナさん、流石に冷静ですね。 私が持っているミリーナさんのイメージがそういう感じなので、私が書くミリーナさんはこういう感じにしかならないかも・・・。 >あああああ、ルークさんらしい行動です。 私の持っているルークさんのイメージが(以下略) >飛び道具とは、卑怯なり! そりゃぁもう。悪役ですから。 卑怯は悪役の必須条件です。 >皆さん、大丈夫でしょうか? もちろん大丈夫です。 むしろ心配なのは、誘拐犯の皆さんの安否かと。 >わかります。 >自分も、そのノリ、やってみたかったですから。 分かってくれますか! やっぱロマンですよね!!(ちょっと違うかも) ご感想、ありがとうございました。 暇ができ次第、投稿したいと思っているので、その際はよろしくお願いします。 それでは、また。 |
9375 | 【BACK TO THE FUTURE 10】 | 空の蒼 | 2002/9/18 18:22:01 |
記事番号9251へのコメント こんにちは。空の蒼です。 遂に第10話です。なんとこれで二桁です。 あ〜・・・でもまだダラダラ続きそうです。 よろしかったら読んでやってください。 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 【BACK TO THE FUTURE 10】 十数本の矢が、風を切る音とともに4人に降りそそぐ。 が、そんなものをまともにくらう彼らではない。 「魔風(ディム・ウィン)!」 そうくるであろうことを先に読んでいたミリーナの放った呪文により、すべての矢があさっての方向へと飛ばされる。 それを目にして焦りの表情を浮かべる悪役A。それでもめげずに、木々の間に潜んでいる仲間達へと号令をとばす。 「くそっ!テメェら、やっちまえ!!」 Aの叫びに応え、十数人の男達が飛び出してくる。その手にはそれぞれ、剣や短剣(ダガー)が握られている。(ついでに言うと、全員人相が悪い悪役顔だ。)そして、その目は皆一様に殺気立っている。 「おもしれぇ!相手してやるよ!!」 −−−−こうして、4人VS誘拐犯達の戦いの火ぶたが切って落とされた。 勝敗はあっという間に決まった。時間は約2分と少し・・・といったところだろうか。(スレイヤーズの世界に分という単位があるかどうかは不明だが。) 幼い少女を庇いながらだったため普段よりも少し時間がかかったが、勝ったのはもちろん4人の方だ。 「ったく。やっぱ弱っちかったな。コイツら」 剣を鞘に納めつつ、少し不満気に、ルークが言う。彼としては、もう少し手応えがあった方がよかったらしい。 一方ミリーナは、少し心配そうな眼差しをリナへと向ける。 今の出来事は、彼らにとっては日常茶飯事であり、事件とも呼べないような些細なものだった。それでも、やはり今のはれっきとした『戦闘』である。幼い少女には酷だっただろう。心の傷にならなければいいのだが・・・。 同じようなことを思ったのか、ガウリイが少女へと声をかける。 「リナ、大丈夫か?」 しかし、彼女はそれに答えない。顔は俯いたままだ。 「リナ・・・?」 もう一度呼びかけると、ようやく顔を上げた。 しかし、その顔に浮かんでいた表情は、恐怖や怯えなどではなく・・・なぜか不満だった。 『???』 予想外の反応に対し、怪訝そうな表情をするガウリイ・ルーク・ミリーナ。そんな3人に、リナは不満を口にする。 「あたしだって、戦えたのに。自分の身くらい自分で守れるもん」 ぷうっと頬を膨らませ、不満を主張する表情は紛れもなく子供のものだというのに、その言葉の内容はかなり殺伐としている。どうやら少女は、戦闘の間中守られっぱなしだったのが不満のようだが・・・。 「・・・はぁ?遊びじゃねぇんだぞ。そう簡単にいくかよ」 面食らったように頭をポリポリかきながら、呆れたように言うルーク。 ガウリイも困ったような顔で、言い聞かせるように 「そうだぞ。下手したらケガじゃすまないんだからな?」 さらにはミリーナまで 「確かに、今の誘拐犯達は弱かったですが、普通の人達にとっては十分驚異になりうる存在です。甘く見ては命に関わります」 一斉に3人に言いかえされたリナは拗ねたように 「違うもん!確かにあれだけ全部はムリだけど、二人ぐらいなら平気だもん!!」 怒っているのか、その顔は赤い。 −−−−と、その時。 「リナ!!」 何かに気づいたらしいガウリイが叫ぶと同時に。 ガバァッ!! 今まで気絶していると思っていた男が突然起きあがり、すぐそばにいたリナの細い手を掴んだ。 そして、懐から取り出した短剣(ダガー)をその細い首筋に当てつつ、その小さな体を抱き上げ、叫ぶ。 「テメェら!このガキの命が惜しかったら動くんじゃねぇ!」 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx またやってしまいました。『以下次号』。 一つ付け足すと、このリナちゃんを人質にとっているのは、なにを隠そう悪役Aなんです。 前回、『活躍する予定です』と言ったのは、これのことです。 今後の悪役Aの運命やいかに!?(ちょっと違う) ちなみに、次回のサブタイトルは『強いぞリナちゃん!!』です。 |
9391 | おおおおお。悪役Aが。 | 猫楽者 | 2002/9/19 23:01:31 |
記事番号9375へのコメント 空の蒼さんは No.9375「【BACK TO THE FUTURE 10】」で書きました。 > >こんにちは。空の蒼です。 > こんにちは、空の蒼さん。 お元気ですか、猫楽者です。 > >遂に第10話です。なんとこれで二桁です。 >あ〜・・・でもまだダラダラ続きそうです。 >よろしかったら読んでやってください。 > はい、お待ちしていました。 > >十数本の矢が、風を切る音とともに4人に降りそそぐ。 >が、そんなものをまともにくらう彼らではない。 >「魔風(ディム・ウィン)!」 >そうくるであろうことを先に読んでいたミリーナの放った呪文により、すべての矢があさっての方向へと飛ばされる。 > 流石、ミリーナさん。 冷静ですね。 なるほど、ディム・ウィンには、そういう使い方もあるんですね。 > >それを目にして焦りの表情を浮かべる悪役A。それでもめげずに、木々の間に潜んでいる仲間達へと号令をとばす。 >「くそっ!テメェら、やっちまえ!!」 >Aの叫びに応え、十数人の男達が飛び出してくる。その手にはそれぞれ、剣や短剣(ダガー)が握られている。(ついでに言うと、全員人相が悪い悪役顔だ。)そして、その目は皆一様に殺気立っている。 > いや、悪役Aさん。 仮にも指揮官なんですから、敵味方の戦力を考えて 一時引く事も大切なのでは・・・・・・・まあ、ガウリイさん達が相手では 既に逃げる事も出来ないでしょうけど。 > >「おもしれぇ!相手してやるよ!!」 >−−−−こうして、4人VS誘拐犯達の戦いの火ぶたが切って落とされた。 > > >勝敗はあっという間に決まった。時間は約2分と少し・・・といったところだろうか。(スレイヤーズの世界に分という単位があるかどうかは不明だが。) > 2分・・・その2分間に何があったかを考えると・・・・・(汗) まさか・・敵の悪役さん・・・全員・・・死んでたり・・・・しませんよね(滝汗) > >幼い少女を庇いながらだったため普段よりも少し時間がかかったが、勝ったのはもちろん4人の方だ。 >「ったく。やっぱ弱っちかったな。コイツら」 >剣を鞘に納めつつ、少し不満気に、ルークが言う。彼としては、もう少し手応えがあった方がよかったらしい。 >一方ミリーナは、少し心配そうな眼差しをリナへと向ける。 >今の出来事は、彼らにとっては日常茶飯事であり、事件とも呼べないような些細なものだった。それでも、やはり今のはれっきとした『戦闘』である。幼い少女には酷だっただろう。心の傷にならなければいいのだが・・・。 >同じようなことを思ったのか、ガウリイが少女へと声をかける。 >「リナ、大丈夫か?」 >しかし、彼女はそれに答えない。顔は俯いたままだ。 >「リナ・・・?」 > ミリーナさんとガウリイさん、優しいです。 たしかに小さな女の子には、ショックだったかもしれませんね。 > >もう一度呼びかけると、ようやく顔を上げた。 >しかし、その顔に浮かんでいた表情は、恐怖や怯えなどではなく・・・なぜか不満だった。 >『???』 >予想外の反応に対し、怪訝そうな表情をするガウリイ・ルーク・ミリーナ。そんな3人に、リナは不満を口にする。 >「あたしだって、戦えたのに。自分の身くらい自分で守れるもん」 >ぷうっと頬を膨らませ、不満を主張する表情は紛れもなく子供のものだというのに、その言葉の内容はかなり殺伐としている。どうやら少女は、戦闘の間中守られっぱなしだったのが不満のようだが・・・。 > なんか、話している内容は・・・・・別にして。 怒っている姿、とても可愛いですね。 > >「・・・はぁ?遊びじゃねぇんだぞ。そう簡単にいくかよ」 >面食らったように頭をポリポリかきながら、呆れたように言うルーク。 >ガウリイも困ったような顔で、言い聞かせるように >「そうだぞ。下手したらケガじゃすまないんだからな?」 >さらにはミリーナまで >「確かに、今の誘拐犯達は弱かったですが、普通の人達にとっては十分驚異になりうる存在です。甘く見ては命に関わります」 >一斉に3人に言いかえされたリナは拗ねたように >「違うもん!確かにあれだけ全部はムリだけど、二人ぐらいなら平気だもん!!」 >怒っているのか、その顔は赤い。 > 子供は、顔だけではなくて全身を使って、精一杯伝えたい事 自分の主張を表そうとしてくれます。 たとえ自分が間違っていても、納得するまでは一歩も引かない その姿勢には、ある意味感心させられますね。 > >−−−−と、その時。 >「リナ!!」 >何かに気づいたらしいガウリイが叫ぶと同時に。 >ガバァッ!! >今まで気絶していると思っていた男が突然起きあがり、すぐそばにいたリナの細い手を掴んだ。 >そして、懐から取り出した短剣(ダガー)をその細い首筋に当てつつ、その小さな体を抱き上げ、叫ぶ。 >「テメェら!このガキの命が惜しかったら動くんじゃねぇ!」 > えええええええええ!、悪役さんが活躍してる(失礼) あっさりと倒されて終わるのかと、思っていたら、びっくりです。 > >xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx > >またやってしまいました。『以下次号』。 >一つ付け足すと、このリナちゃんを人質にとっているのは、なにを隠そう悪役Aなんです。 >前回、『活躍する予定です』と言ったのは、これのことです。 >今後の悪役Aの運命やいかに!?(ちょっと違う) > 悪役Aさん。 相手が悪すぎました・・・・まあ、迷わず成仏してください。 > >ちなみに、次回のサブタイトルは『強いぞリナちゃん!!』です。 このタイトル。 もしかして、リナちゃんの大活躍ですか。 楽しみです〜。 なんか今回も変な感想になってしまって、すみません。 猫楽者の周りで、風邪が流行ってきています。 空の蒼さんも、お体に気を付けて、お元気で。 では、失礼します。 |
9426 | Aのわりに頑張りました。 | 空の蒼 | 2002/9/20 21:11:21 |
記事番号9391へのコメント >こんにちは、空の蒼さん。 >お元気ですか、猫楽者です。 こんにちは。いつも丁寧に有り難うございます。 >>十数本の矢が、風を切る音とともに4人に降りそそぐ。 >>が、そんなものをまともにくらう彼らではない。 >>「魔風(ディム・ウィン)!」 >>そうくるであろうことを先に読んでいたミリーナの放った呪文により、すべての矢があさっての方向へと飛ばされる。 >> > >流石、ミリーナさん。 >冷静ですね。 >なるほど、ディム・ウィンには、そういう使い方もあるんですね。 ええと、これは以前すぺしゃるの方でこういう使い方をしていたので、それを参考にして書きました。 っていうか文もほとんどそのまま使用してしまいました。 >>それを目にして焦りの表情を浮かべる悪役A。それでもめげずに、木々の間に潜んでいる仲間達へと号令をとばす。 >>「くそっ!テメェら、やっちまえ!!」 >>Aの叫びに応え、十数人の男達が飛び出してくる。その手にはそれぞれ、剣や短剣(ダガー)が握られている。(ついでに言うと、全員人相が悪い悪役顔だ。)そして、その目は皆一様に殺気立っている。 >> > >いや、悪役Aさん。 >仮にも指揮官なんですから、敵味方の戦力を考えて >一時引く事も大切なのでは・・・・・・・まあ、ガウリイさん達が相手では >既に逃げる事も出来ないでしょうけど。 引き際を見極めることができる程度の実力があれば、もっと出世したんでしょうが・・・。所詮悪役A。 やっぱ冷静な判断能力は内蔵されていないんでしょうね。 >>勝敗はあっという間に決まった。時間は約2分と少し・・・といったところだろうか。(スレイヤーズの世界に分という単位があるかどうかは不明だが。) >> > >2分・・・その2分間に何があったかを考えると・・・・・(汗) >まさか・・敵の悪役さん・・・全員・・・死んでたり・・・・しませんよね(滝汗) たぶん全員生きてます。一応。 ・・・ちょっぴり再起不能っぽい人はいるかもしれませんが。 >>幼い少女を庇いながらだったため普段よりも少し時間がかかったが、勝ったのはもちろん4人の方だ。 >>「ったく。やっぱ弱っちかったな。コイツら」 >>剣を鞘に納めつつ、少し不満気に、ルークが言う。彼としては、もう少し手応えがあった方がよかったらしい。 >>一方ミリーナは、少し心配そうな眼差しをリナへと向ける。 >>今の出来事は、彼らにとっては日常茶飯事であり、事件とも呼べないような些細なものだった。それでも、やはり今のはれっきとした『戦闘』である。幼い少女には酷だっただろう。心の傷にならなければいいのだが・・・。 >>同じようなことを思ったのか、ガウリイが少女へと声をかける。 >>「リナ、大丈夫か?」 >>しかし、彼女はそれに答えない。顔は俯いたままだ。 >>「リナ・・・?」 >> > >ミリーナさんとガウリイさん、優しいです。 >たしかに小さな女の子には、ショックだったかもしれませんね。 なんだかんだ言っても、やっぱり、ミリーナさんは優しい人だと思うので。 ガウリイさんの場合、やっぱり過保護気味っぽいのでは・・・という感じで。 >>もう一度呼びかけると、ようやく顔を上げた。 >>しかし、その顔に浮かんでいた表情は、恐怖や怯えなどではなく・・・なぜか不満だった。 >>『???』 >>予想外の反応に対し、怪訝そうな表情をするガウリイ・ルーク・ミリーナ。そんな3人に、リナは不満を口にする。 >>「あたしだって、戦えたのに。自分の身くらい自分で守れるもん」 >>ぷうっと頬を膨らませ、不満を主張する表情は紛れもなく子供のものだというのに、その言葉の内容はかなり殺伐としている。どうやら少女は、戦闘の間中守られっぱなしだったのが不満のようだが・・・。 >> > >なんか、話している内容は・・・・・別にして。 >怒っている姿、とても可愛いですね。 でも、だからってあんまり怒らせると後が怖そうなので注意が必要かもしれません。 >>「・・・はぁ?遊びじゃねぇんだぞ。そう簡単にいくかよ」 >>面食らったように頭をポリポリかきながら、呆れたように言うルーク。 >>ガウリイも困ったような顔で、言い聞かせるように >>「そうだぞ。下手したらケガじゃすまないんだからな?」 >>さらにはミリーナまで >>「確かに、今の誘拐犯達は弱かったですが、普通の人達にとっては十分驚異になりうる存在です。甘く見ては命に関わります」 >>一斉に3人に言いかえされたリナは拗ねたように >>「違うもん!確かにあれだけ全部はムリだけど、二人ぐらいなら平気だもん!!」 >>怒っているのか、その顔は赤い。 >> > >子供は、顔だけではなくて全身を使って、精一杯伝えたい事 >自分の主張を表そうとしてくれます。 > >たとえ自分が間違っていても、納得するまでは一歩も引かない >その姿勢には、ある意味感心させられますね。 そいいえば、私の親戚の小さい子なんかは、たとえ原因が自分にあったとしても、絶対認めなかったです。(実話) >>−−−−と、その時。 >>「リナ!!」 >>何かに気づいたらしいガウリイが叫ぶと同時に。 >>ガバァッ!! >>今まで気絶していると思っていた男が突然起きあがり、すぐそばにいたリナの細い手を掴んだ。 >>そして、懐から取り出した短剣(ダガー)をその細い首筋に当てつつ、その小さな体を抱き上げ、叫ぶ。 >>「テメェら!このガキの命が惜しかったら動くんじゃねぇ!」 >> > >えええええええええ!、悪役さんが活躍してる(失礼) >あっさりと倒されて終わるのかと、思っていたら、びっくりです。 実は私もビックリでした。 当初の予定では、ここまで見せ場があるなんて全然全く考えていなかったので。 >>xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx >> >>またやってしまいました。『以下次号』。 >>一つ付け足すと、このリナちゃんを人質にとっているのは、なにを隠そう悪役Aなんです。 >>前回、『活躍する予定です』と言ったのは、これのことです。 >>今後の悪役Aの運命やいかに!?(ちょっと違う) >> > >悪役Aさん。 >相手が悪すぎました・・・・まあ、迷わず成仏してください。 そうですね・・・。 この場合、貧乏くじを引いてしまったと諦めるしかないでしょうね・・・。 >>ちなみに、次回のサブタイトルは『強いぞリナちゃん!!』です。 > >このタイトル。 >もしかして、リナちゃんの大活躍ですか。 >楽しみです〜。 『大活躍』ってほどではないですが、ちゃんと活躍します。 あと、すぺしゃるでお馴染みのある凶器も登場します。 >なんか今回も変な感想になってしまって、すみません。 いえ、全然変なんかじゃないです。本当に有り難うございます。 >猫楽者の周りで、風邪が流行ってきています。 >空の蒼さんも、お体に気を付けて、お元気で。 せいぜい早寝して体調を崩さないように気をつけようと思います。 >では、失礼します。 ありがとうございました。 |
9416 | !!いつの間にか続きが!! | リナ&キャナ E-mail | 2002/9/20 20:23:47 |
記事番号9375へのコメント こんばんわです。 ・・・いつの間にか続きが投稿されていた!!!!(←気付かなかった。どじ) >「魔風(ディム・ウィン)!」 >そうくるであろうことを先に読んでいたミリーナの放った呪文により、すべての矢があさっての方向へと飛ばされる。 さすがミリーナ♪ >勝敗はあっという間に決まった。時間は約2分と少し・・・といったところだろうか。(スレイヤーズの世界に分という単位があるかどうかは不明だが。) 2分・・・粘りましたね(笑) ちなみに、たぶん分って単位はないと思います。 スレイヤーズVSオーフェンで、リナは秒という単位を知りませんでしたから。 >「ったく。やっぱ弱っちかったな。コイツら」 >剣を鞘に納めつつ、少し不満気に、ルークが言う。彼としては、もう少し手応えがあった方がよかったらしい。 >一方ミリーナは、少し心配そうな眼差しをリナへと向ける。 >今の出来事は、彼らにとっては日常茶飯事であり、事件とも呼べないような些細なものだった。それでも、やはり今のはれっきとした『戦闘』である。幼い少女には酷だっただろう。心の傷にならなければいいのだが・・・。 相変わらず対照的な2人(笑) >「あたしだって、戦えたのに。自分の身くらい自分で守れるもん」 ・・・ウォルグレーという前例からも、ちびリナの実力はわかりますからね(笑) >今まで気絶していると思っていた男が突然起きあがり、すぐそばにいたリナの細い手を掴んだ。 >そして、懐から取り出した短剣(ダガー)をその細い首筋に当てつつ、その小さな体を抱き上げ、叫ぶ。 >「テメェら!このガキの命が惜しかったら動くんじゃねぇ!」 ををを!! たかが悪役その1の癖に!! ・・・原作なら、一瞬の躊躇もなくリナは吹っ飛ばすんでしょうが・・・ いつものことながら、テンポの良い展開には脱帽です。 あたし、どうしても話が間延びがちなので・・・ では、この辺で失礼いたします。 続きも楽しみにしてます〜〜〜 |